用語集



コンセプト

  • コンセプトの概要: コンセプトとは、作品の根幹を成す中心的なアイデアや設定を簡潔に表現したもの
  • アイデア: 創作の初期段階で浮かぶ発想や着想。コンセプトの核となりますが、それ以外は抽象的な存在です
  • ログライン: 脚本や物語の内容を1文で簡潔に表現したもの
  • テーマ: 物語全体を通じて書きたいメッセージや問いかけ
  • プレミス: コンセプトにキャラクターや状況を加えて具体化したもの。物語の前提条件や基本設定
  • プレミスの創作: 良いプレミスを書くための10ステップについてまとめています
  • プロット: ストーリー内で起こるイベントの順序と因果関係。物語全体の骨組みとして機能します
  • モチーフ: 作品内で繰り返し登場する象徴的な要素や題材。テーマやキャラクターと関連付けられることが多いです
  • 世界観: ストーリーが展開される舞台設定
  • 三幕構成: ストーリーを「序盤」「中盤」「結末」の3つに分けた構成
  • クライマックス: 物語で最も緊張感が高まる場面。主人公が最大の困難に直面する瞬間
  • カタルシス: 読者に感情的な開放感を与える場面。クライマックス後によく描かれます
  • ソフィーの選択: 登場人物が解決不可能なジレンマに直面し「究極の選択」を迫られる状況は、ハリウッド脚本術でも重要な概念として活用されています
  • コンセプトを強力にする12の方法: 弱いコンセプトを強力にするための12のテクニック
  • 魅力的なタイトルをつける12の方法:

ジャンル

基本ジャンル

  • ミステリー: 謎解きや犯罪捜査を中心とした物語
  • サスペンス: 緊張感や不安感を持続させる物語
  • バディもの: 2人の主人公が組んで行動し、冒険や事件解決などに挑む物語
  • ラブロマンス: 恋愛を中心テーマとした物語ジャンル
  • ホラー: 観客や読者に恐怖や不安を与えることを主な目的とするジャンル
  • 人の繋がりや絆
    • 成長物語: 主人公の成長過程に焦点を当てた物語のジャンル
    • 人情もの: 人々の絆や思いやり、情に厚い行動の物語です
    • ヒューマンドラマ: 人間の内面的な成長や葛藤、人生の変化を描く物語
    • 行きて帰りし物語: 人間の成長や自己発見のプロセスを象徴的に表現する物語
    • 日常系: 登場人物の平穏な日常生活を描いたり、明確な目標設定がない情景描写や会話が行われる物語
  • デスゲーム: 命を賭けた極限状況下でのサバイバルを描く創作ジャンル
  • 能力バトル: 特殊な能力を持つキャラクター同士の闘争を描くジャンル
  • クライムもの: 主人公が犯罪に手を染める要素が含まれるジャンルです
    • フィルム・ノワール: 犯罪、詐欺、裏切りなどの暗いテーマを扱った閉塞感や絶望感の漂う雰囲気の作品を示すジャンル
    • 泥棒もの: 盗みを行う物語は、主人公が社会的な不正や不平等に立ち向かうために盗みを行うことが多いです
    • 逃亡もの: 主人公が何かから逃げることを中心に展開するストーリー
    • 脱獄もの: 幽閉された主人公が閉鎖空間からの脱出を目指すストーリー
    • 復讐劇: 復讐を主たるモチーフとする演劇作品や物語
    • 追放もの: 主人公が何らかの理由で組織や社会から追放されるストーリー。追放された組織への復讐劇として描かれることがあります
  • 学園もの: 学校を舞台とした創作作品のジャンル
  • ファンタジー
  • SF (サイエンス・ファンタジー): SFは科学技術や未来社会を題材にした創作ジャンルです

ブレイク・スナイダーによるジャンルの10分類

ブレイク・スナイダーの『SAVE THE CATの法則』では、より本質的な10のジャンル分類を提唱しています。
ジャンル 説明 相性が良いジャンルの要素 作品例
家のなかのモンスター 脱出不能な閉鎖空間に、か弱い主人公と恐ろしいモンスター
閉じ込められる。(モンスターは人間の醜い欲望から生まれる)
ホラー, SF, アクション,
サスペンス, ミステリー, ヒューマンドラマ
『ジョーズ』『エイリアン』『スクリーム』
『エクソシスト』『パニックルーム』
金の羊毛 何かを求めて旅に出て成長する。
重要なのは主人公が旅の前と後でどのように変化するか
アクション, 成長物語, 泥棒もの
行きて帰りし物語, 失ったものを取り戻す旅
『スターウォーズ』『オズの魔法使い』
『バックトゥーザ・フューチャー』
魔法のランプ 喉から手が出るほど欲しかった願いが叶うことで人生が大きく変わる。
(願いの代わりに致命的な呪いをかけられるバージョンもある)
ファンタジー, コメディ 『マスク』『ラブポーションNo.9』
『ライアーライアー』
難題に直面した平凡な奴 普通の人が突然の危機に直面する物語 アクション, サスペンス 『ダイ・ハード』『アルマゲドン』
人生の節目 人生の重要な転機を描く物語 ドラマ, 青春もの, 成長物語 『普通の人々』『アメリカン・パイ』
バディとの友情 対照的な二人の関係性の変化を描く物語 コメディ, バディもの, ラブロマンス 『レインマン』『トイ・ストーリー』
なぜやったのか? 謎解きや動機の探求を描く物語 ミステリー, サスペンス 『羊たちの沈黙』『シックス・センス』
バカの勝利 過小評価された主人公が勝利する物語 コメディ, スポーツもの 『デーヴ』『天国から落ちた男』
『フォレスト・ガンプ/一期一会』
組織のなかで 集団への忠誠と個人の価値観の葛藤を描く物語 ドラマ, サスペンス
スーパーヒーロー 特別な力を持つ主人公の物語 アクション, ファンタジー 『マーベル』シリーズ

物語の結末

  • ハッピーエンド: 主人公が目標を達成し、幸福な結末を迎える
  • ハーレムエンド: 主人公が複数のヒロインや恋愛対象全員と良好な関係を築いたまま終わります
  • マルチエンディング: 主にゲームやインタラクティブな物語で用いられるシステムで、プレイヤーの選択や行動によって物語の結末が複数に分岐する仕組み
  • トゥルーエンド: 物語の結末の中でも「真実の結末」や「最良の結末」とされるエンディング
  • 夢オチ: 物語全体が夢だったという衝撃的な終わり方
  • マジックリアリズム: 現実的な日常と非現実的な幻想を融合させる表現技法
  • ご都合主義的展開: 物語の進行において、作者の都合で不自然または強引に展開が進むこと
  • オープンエンディング: 明確な結末を提示せず、読者や観客に解釈を委ねる形で終わる手法
バッドエンド
バッドエンドとは、物語の目的は達成されるが、主人公や重要なキャラクターが死ぬなどの悲劇的な結末を迎えることです
  • 悲劇的な結末: 物語の終わりにおいて主人公や主要な登場人物が望んでいた目標を達成できず、失敗、破滅、死、または大きな喪失を経験する結末
  • 鬱エンド: 悲劇的な結末を迎え、観る者や読む者に深い憂鬱感や虚無感を与えるエンディング
  • 幻覚による結末: 登場人物が幻覚を体験していることが後に明らかになる展開や結末。広義の夢オチに含まれます
  • デッドエンド: 主に主人公や主要キャラクターが死亡することで物語が終わる結末
  • ビターエンド: 主要な目的は達成されるが、同時に別の重要な目的が果たせず、虚しさやもどかしさが残る結末
  • メリーバッドエンド: 登場人物にとっては幸せな結末である一方で、周囲の人々や読者・視聴者から見ると不幸な結末に見えるような形式
  • 世界再編成エンド: 登場人物の行動や選択によって作品内の世界そのものが改変・再構築されるエンディング
  • バウムクーヘンエンド: 主に恋愛作品やゲームにおいて、一見すると主人公とヒロイン(または恋愛対象)が結ばれるように思われながら、最終的に主人公が別の相手と結ばれる、またはヒロインが別の人物と結ばれるという意外性のある結末
その他
  • 爆発オチ: 物語の結末を「爆発」によって強引に締めくくる手法
  • 捕食エンド: 物語の結末において「捕食」という行為が象徴的または決定的な役割を果たすこと

シナリオ技法

物語の構造の技法
  • 劇的アイロニー: 観客が物語の進行において登場人物よりも多くの情報を持っている状況を指す演劇技法
  • 情報の非対称性: 登場人物やプレイヤー、読者・観客などの間で持っている情報量や質に差がある状況
  • サスペンス: 観客に不安や期待、緊張感を抱かせる手法。またはそれを目的としたジャンル
  • 劇中劇: 物語や演劇の中にさらに別の物語や演劇が挿入される「入れ子構造」を指します
  • メンターの死: 主人公の師匠であるメンターの死亡により物語を前に進める
  • テンプレ展開: 物語においてよく見られる「型どおりの展開」や「お約束」となるストーリー構造や設定を指します。批判の対象になりやすいですが、使い方を間違えなければその物語への親しみやすさを表現できます
  • ランプシェーディング: 物語内の不自然さや矛盾をキャラクターやナレーションが直接指摘することで、読者や視聴者の違和感や批判を和らげる手法。セルフツッコミ
  • プロットホール: フィクション作品におけるストーリーの論理的な欠陥や矛盾
  • シャレード: セリフや直接的な説明を避け、映像や動作、小道具を用いて意味や感情を伝える間接技法
  • シュガーコート: 物語や脚本において、難解なテーマやメッセージを直接的に伝えるのではなく、比喩や象徴的な表現を用いて観客に間接的に伝える手法
物語内のルールと一貫性
  • 内部論理: 物語内で設定されたルールや因果関係が一貫性を持ち、矛盾なく展開されること
  • 因果関係: ある出来事が次の出来事の原因となり、連続的な流れを生み出すこと
  • テーマの一貫性: 物語全体を貫く中心的なメッセージや問いかけが、一貫して維持されること
  • ストーリーの一貫性: 物語内で提示される出来事やキャラクターの行動が、因果関係によって論理的につながり、矛盾なく展開されること
  • キャラクターの一貫性: キャラクターの性格や行動、価値観が物語全体を通じて矛盾せず、一貫した論理で描かれること
  • 不信の停止: 観客や読者が物語に没入するために一定のルールで物語を作ること。またはそのルール
  • 不信の停止の喪失: 読者や観客がフィクション作品に対して抱く不信の停止 (「一時的な信頼感」や「物語への没入感」) が失われる現象
キャラクターのシナリオ技法
  • キャラクターの一貫性: キャラクターの性格や行動、価値観が物語全体を通じて矛盾せず、一貫した論理で描かれること
  • ギャップ: 意外な一面による驚きで関心を引き寄せたり、キャラクターの内面の複雑さや葛藤の表現、ネガティブ要素の解消によるヘイト管理など様々な効果が得られる技法です
  • ヘイト管理: キャラクターに対する読者の不快感や嫌悪感 (ヘイト) を制御すること
  • カタリスト: 物語の中で主人公に変化をもたらす出来事や人物
  • アーキタイプ: キャラクターの役割や性質を表す普遍的な型
  • キャラクター・チェンジ: 物語の進行に伴いキャラクターが内面的な成長や変化を遂げるプロセス
パワーバランスの調整
パワーバランスの調整とは、物語の勝敗を予測不能にするためのシナリオ技法です。
  • デバフ効果: ゲームにおいて敵やキャラクターの能力を一時的に低下させる効果
  • 弱体化: ゲームや物語の中でキャラクター、敵、アイテム、または組織などの能力や力が低下する状態
  • ハンディーキャップ: 実力差を調整し公平な競争を実現するために設けられる条件や設定
パワーデモンストレーション
  • パワーデモンストレーション: キャラクターの強さを明確化するためにバトルもので頻繁に使われます
  • 強キャラ感: 物語や作品内で圧倒的な強さや存在感を持っていると読者や視聴者に感じさせる雰囲気や演出
  • 噛ませ犬: 他キャラクターの強さや存在感を引き立てるために敗北するキャラクター
  • 雑魚狩り: 強者が自分より格下の相手を一方的に倒す行為
  • サクリファイス・スロー(Sacrificial Throw): 特定のキャラクター (噛ませ犬) や要素を「犠牲」として利用し、物語全体の進行や他キャラクターの成長、強さを際立たせる手法
  • ストロングマン・テクニック(Strongman Technique): 物語内で強者(ストロングマン)の力や能力を直接的に描写することで、そのキャラクターの存在感や威圧感を際立たせる演出手法
演出技法
  • ジャンプスケア: ホラージャンルにおいて恐ろしいものが突然目の前に出ることで観客を驚かせる手法
  • ゴア表現: 血糊や流血など、べっとりとした血液を表現すること
裏切りや意外な展開を作るための技法
  • 伏線: 裏切りや意外な展開を作るためには、伏線の適切な配置が不可欠です
  • 逆転劇: 劣勢や不利な状況から一転して勝利や成功を収める劇的な展開
  • どんでん返し: 物語の展開において、読者や観客の予想を大きく裏切るような意外な展開や結末となる構造
  • プロットツイスト (どんでん返し): 物語の途中で予想外の展開を起こし、読者や観客の期待を裏切る技法
  • 視点操作: 語り手や視点キャラクターが意図的に情報を隠したり歪めたりすることで、裏切りが突然明らかになる手法 (→信頼できない語り手)
  • 意外な真実の発覚: 物語の中で登場人物や読者/視聴者が信じていた事実が実は違っていたことが明らかになる展開
  • 超展開: 物語やストーリーの進行において、視聴者や読者の予想を大きく裏切るような、突拍子もない展開が突然起こること
  • ジャンル・スイッチング: 物語のジャンルが途中で切り替わること、またはその手法
メタフィクション
メタフィクションとは、物語の中でその作品が「フィクションであること」を意図的に示し、虚構と現実の境界を曖昧にする文学や表現技法
トロープ
トロープとは、創作作品で繰り返し使用される常套的な表現や要素のことです

プロット・デバイス

  • プロット・デバイスの概要: プロット・デバイスとは、物語のプロット(筋書き)を進行させるために用いられるシナリオ技法や仕掛けのことです
  • 伏線: 将来の展開や結末を予感させるために、物語の中でさりげなく配置される要素
  • マクガフィン: その登場人物にとって重要だが具体性がなく代替可能なアイテム
  • チェーホフの銃: 物語の中で提示された要素が後に必ず意味を持ち、物語全体に貢献しなければならないという原則
  • プロット・バウチャー: 登場人物(特に主人公)が後に直面する障害を解決するために、事前に与えられる物体や要素
  • レッド・ヘリング: 「偽の手がかり」や「ミスリード」を通じて読者や観客を惑わせ、本筋から意図的に目を逸らさせるプロット・デバイス
  • ミスリード: 読者や視聴者を意図的に誤った方向へ導き、誤解を招くシナリオ技法
  • 肩の上の天使: キャラクターの片方の肩に「良い天使(良心)」が現れ、もう片方の肩には「悪魔(誘惑や悪意)」が現れることで、善悪の選択を象徴的に描きます
  • フレーミング・デバイス(Framing Device): 物語を始める導入部分と締めくくる結末部分に配置され、物語全体を統一する枠組みを提供します
  • 劇中劇: 物語の進行を促進したり、テーマやメッセージ性の強調、キャラクターの関係性の補完の手段としても使うことができます
  • プロフェシー(Prophecy [予言]): 主に預言者が神の啓示予知能力によって登場人物や読者に未来の出来事を示唆すること
  • 自己成就型予言: あるプロフェシー (予言) が語られることで登場人物がその予言を意識し、それに基づいて行動した結果として予言が実現してしまう現象
ミッション型プロット・デバイス
ミッション型プロット・デバイスとは、物語の中心に「特定の目的や課題(ミッション)」を設定し、その達成に向けて主人公やキャラクターたちが行動する形式のプロット・デバイスです。
  • タイムリミット (Ticking Clock): タイムリミットが設定されることで、登場人物が制限された時間内で目標を達成しなければならない状況が作られます
  • レース・アゲインスト・タイム (Race Against Time): 主人公やキャラクターが時間制限内に特定の目標を達成しなければならない状況を作り出すこと
  • 時限爆弾: 緊張感とスリルの演出、キャラクターの行動を促す目的として使用されます
  • デス・トラップ(Death Trap): 登場人物が命の危険に直面する状況(トラップや罠)から脱出することを目的とする物語の仕掛け
  • 脱出劇: 主人公や登場人物たちが危険な状況、閉じ込められた空間、または敵対的な環境から逃れることを目的とするシチュエーション
  • ヒロインの救出劇: ヒロインが捕らえられることで、主人公に明確な目的(救出)が与えられ物語を先に進める力が生まれます
  • プロット・クーポン: 主人公が物語の過程で収集し、最終的に目標達成や問題解決のために使用するアイテムや情報のこと
  • クエストの受注: 異世界ファンタジー作品におけるクエストの受注は典型的な目標設定となるプロット・デバイスです
  • 復讐劇: 主人公が特定の人物や組織に対して復讐を果たすという明確な目的を持ちます。この目標が物語全体の推進力となります
ご都合主義的展開
  • ご都合主義的展開: 物語の進行において、作者の都合で不自然または強引に展開が進むこと
  • デウス・エクス・マキナ: 物語の展開が行き詰まった際に、絶対的な力を持つ存在(通常は神)が突然現れ、救済 (問題を解決) して物語を収束させる演出技法
  • 逆デウス・エクス・マキナ: 絶対的な存在によって救済ではなく、あえて悲劇的な結末や救いのない状況を描く手法
  • 魔法は一回だけ: 魔法や特別な力を使う場面を一度だけに制限すること。これは、観客が物語のリアリティに対して共感しやすくするため
クィブル
クィブルとは、物語の中で契約や予言などの文言を厳密に解釈し、意図された意味を回避したり抜け穴を見つけることで、ストーリーを展開させるもの
  • クィブル的キャラクター: 物語において契約やルール、設定の曖昧さや抜け穴を巧みに利用し、自分の目的を達成する知略型のキャラクター
  • クィブル的状況: 物語の中で契約やルール、設定などが重要な役割を果たし、その曖昧さや抜け穴がストーリー展開に影響を与える場面
  • クィブル的逆転劇: 物語内の契約やルール、設定の曖昧さや抜け穴を利用した、知略や心理戦、頭脳戦による逆転劇

伏線

  • 伏線の概要: 将来の展開や結末を予感させるために、物語の中でさりげなく配置される要素
伏線の貼り方
  • 簡単な伏線の貼り方: 初心者でも簡単にできる伏線作りには「ストーリー完成後に追加」「小さな違和感」「キャラクター行動」「お約束」などの方法があります
  • 伏線の配置: 伏線は物語全体との整合性を保ちつつ、さり気なく配置するのがポイントです
  • 伏線の提供者: 物語の中で伏線を提示する役割を果たす存在。提供者には登場人物、語り手、背景や小道具などがあります
伏線の種類
  • 先行型伏線: 物語の中で後に起こる重要な出来事や展開をあらかじめほのめかしておく伏線の一種
  • 回収型伏線: 物語の中であらかじめ仕込まれた要素(伏線)が後の展開で明らかになり、読者や視聴者に驚きや納得感を与える技法
  • 暗示的伏線: 物語の中で後の展開に重要な意味を持つヒントや手がかりを、直接的には示さずにほのめかす手法
  • 伏線回収: 物語の中であらかじめ仕込まれた要素やヒント(伏線)を、後の展開や結末で明らかにし、読者や視聴者に驚きや納得感を与える技法
  • 多層的な伏線: 語の中で複数の伏線が絡み合い、異なるレベルや視点から物語を支える仕掛け
裏切りに関する伏線
  • 小さな嘘: 序盤で小さな嘘をつき、それが後半で大きな嘘となる伏線。曖昧な表現にして誤魔化したり、意見に同意するふりをするなどがあります
  • サンクコスト錯覚: 伏線ではないですが、長い間信頼されていたキャラの裏切りは読者に大きなインパクトを与えます
  • ミスリード: 厳密には伏線ではないですが、読者や視聴者を意図的に誤った方向に導き、本当の裏切り者裏切りの意図を隠すことができます
死に関する伏線
  • 死の予兆: 特定のキャラクターの死亡を「予感」させるもの
  • 死の宣告: 特定のキャラクターの死亡を「明確」に物語内で伝えること
  • 死亡フラグ: 映画やゲーム、漫画などで登場人物が死ぬ前によく見られる行動やセリフを指す概念
ジャンル別のお約束伏線
ジャンル お約束伏線のまとめ 伏線の例
ラブコメディ ラブコメディのお約束伏線 「最悪の出会い」「勘違い」「隠された秘密」
異世界ファンタジー 異世界ファンタジーのお約束伏線 隠された能力」「伝説的アイテム」「世界観の謎」
冒険ジャンル 冒険ジャンルのお約束伏線 「古びた地図」「神話」「仲間キャラの特技」「敵との因縁」
バトルもの・アクション バトル・アクションジャンルのお約束伏線 「主人公の隠された能力」「敵キャラとの因縁」「特殊アイテム」
ミステリー, サスペンス ミステリー・サスペンスジャンルのお約束伏線 「一見無関係な小道具」「矛盾する証言」「時間軸操作」「ミスリードキャラクター」
ホラー, スリラー ホラー・スリラージャンルのお約束伏線 「一見無害な小道具」「謎めいたルール」「ミスリードキャラクター」
伏線の失敗
  • 伏線の不足: 物語の中で重要な展開や結末を支えるための伏線が十分に張られていない状態
  • 不自然な伏線: 物語の中で伏線が不自然に目立ったり、物語の流れやキャラクターの行動と整合性が取れていない形で配置されること
  • 未回収の伏線: 物語の中で提示された要素やヒントが、最終的に解決されずに終わる状態
  • 過剰な伏線: 物語の中で伏線が多すぎたり、過度に複雑で不自然な形で張られること
伏線の関連用語

SAVE THE CATの法則

  1. SAVE THE CAT: 悪い面を持つ主人公に感情移入させるために自己犠牲や共感できる日常会話のイベントを挟みこむ
  2. プールで泳ぐローマ教皇: 視覚的にインパクトのあるシーンを利用して、物語の背景や設定を説明する方法
  3. 魔法は一回だけ: 魔法や特別な力を使う場面を一度だけに制限すること。これは、観客が物語のリアリティに対して共感しやすくするため
  4. パイプの置きすぎ: ストーリーの導入部分や背景説明に時間をかけすぎることで、観客が退屈したり、物語のテンポが崩れる問題
  5. 黒人の獣医: 設定や肩書きが多すぎることを指摘するための比喩。アイデアに固執して捨てられない状況に陥ったときに守るべきルール
  6. 氷山、遠すぎ!: 物語の展開が遅すぎること
  7. 変化の軌道: 物語の中で主人公がどのように変化するかを示す概念
  8. マスコミは立入禁止!: 物語においてマスコミを登場させないことで、観客が物語の世界に没入しやすくなるという考え方

テーマ

概念的テーマ

人間の心理・感情
  • 自己実現: 自分の潜在能力や可能性を最大限に発揮し、自分らしく生きること
  • 自己犠牲: 自分の利益や幸福を犠牲にして他者や大義のために行動すること
  • 抑えきれない感情: 自分の内面にある感情を制御できず、行動や運命に影響を与える様子
  • 失ったものを取り戻す旅: 主人公が何か大切なものを失うことから始まる物語のテーマです
  • 記憶喪失: 過去の経験を部分的または完全に想起できなくなること、または原因となる出来事以降に新しい記憶を保持できなくなること
  • 洗脳: 強制力を用いて他者の思想や信念を根本的に変える行為
  • 疑心暗鬼: 心理状態が不安定になり、些細な出来事も大きな意味を持つように感じてしまう状況
  • 絶望的な状況下での日常と希望: 困難な環境でも日常生活を維持し、小さな希望を見出す力
  • 逃れられない運命: 抗おうとしても避けられない、あらかじめ定められた結末や出来事
  • 人間性の喪失: 人間らしい特質を失い、冷酷さや暴力性、無感情な存在へと変わること
  • 闇堕ち: 善良な人物が悪の側に転じること
倫理・道徳
試練・困難
  • 災厄: 自然災害や社会的混乱などがキャラクターに試練を与えること
  • 厄災: 個人的な不幸や運命的な出来事
  • パンデミック: 感染症が国や地域を超えて世界的に広がり、多くの人々に影響を及ぼす現象
  • 天罰: 悪事や不道徳への自然の報い
  • 極限状態: 人間が危機やストレスに直面する状況
  • 特別な血統と神聖な使命: 特別な血統によるカリスマ性や特殊な能力を持ち、世界を救うなどの大きな使命を持つキャラクターのテーマ
生死や運命
  • 死と再生: 生命の循環や変容、再生を象徴するテーマ
  • 死の宣告: 死が避けられないと判断される状況や特殊能力として描かれるもの
  • 不治の病: 根本的治療が困難で慢性的な疾患
  • 人類代表: 地球や人類を代表して何らかの目的を達成する宿命を背負うテーマ
  • 人生やり直しセット: 過去の失敗や困難を乗り越え、新たな人生を築くための象徴的な概念や手段を指します
  • 因果律: 原因と結果の法則
  • 世代を超えた因縁: 血縁や家系、あるいは思想や使命による長年の対立やしがらみをテーマとする作品
  • 世代間継承: 親や先祖などの前世代から次世代へと、文化、価値観、知識、技術、資産などを引き継ぐプロセスや概念
  • 終活: 「人生の終わりに向けた活動」の略で、自分の最期を迎える準備を行うこと
恋愛・人間関係
  • 少年と犬: 問題を抱えた人物(多くの場合は孤独や心の傷を抱えた主人公)が、人間以外の存在(動物、異種生命体、または象徴的なキャラクター)との出会いを通じて変化し、成長する物語の一つの形式
  • 報われない愛: 成就しない、または受け入れられない恋愛の形
  • 友情と恋愛: 友情から恋愛への移行や三角関係などのテーマ
  • 信頼と裏切り: 信頼していた人から裏切られるショック
  • 裏切り: 約束や期待を破る行為
  • 男性不信: 男性を信頼できないと感じたり、男性とのコミュニケーションが苦手になったりすること
  • 宿命の対決: 運命的な因縁や避けられない衝突が中心に据えられます
  • いじめっ子との和解: いじめっ子とその被害者が「対話」「反省」「赦し」といった過程を経て、二人の対立を解消させること
  • 孤立した環境で力を蓄え復讐する: 「苦難から立ち上がり、自分自身と向き合う」という人間存在が試されるテーマ
  • 秘密の契約による関係性: 物語において特定の契約や取り決めを基盤にした関係性が描かれるテーマ
  • 正体を隠して生活する: キャラクターが自分の本来の姿や秘密を隠しながら日常生活を送ること
  • 人間ドラマ: 人間の感情、関係性、葛藤、成長などを中心に描いた物語や作品
  • ズッ友: 「ずっと友達」を略した日本の若者言葉で、特に2000年代前半に流行したギャル語の1つ
  • 推し活の連鎖: ある人が「推し活」を行うことで、その影響が他者に広がり、新たなファン層や推し活を誘発していく現象
社会・集団
  • 親からの自立: 他人からの支配や援助を受けずに、自分自身で選択・決断できるようになることです
  • 家族間の対立: 家族内で意見対立や確執が発生する状況
  • 家族愛: 家族間で感じられる愛情や助け合いの関係性
  • 師弟愛: 師匠(メンター)と弟子の間に生まれる深い絆や愛情
  • 社会的弱者: 社会の中で他の多くの人々と比較して、著しく不利な状況や不利益な立場に置かれている個人または集団
  • スクールカースト: 学校内における生徒間の序列や階層構造を指す言葉
  • 貧困家庭: 生活に困窮し、最低限度の生活を維持することができない状態
  • ヤングケアラー: 18歳未満の子どもが、病気や障害、高齢などでケアを必要とする家族に代わり、大人が担うべき家事や介護、感情面のサポートなどを日常的に行っている状況
  • 疑似家族: 血縁関係がない者同士が共同生活や絆を通じて家族のような関係を築く物語
  • 偽装家族: 「本当の家族ではない関係性」が設定されることで、家族の本質や絆を問い直す構造を持つテーマ
  • 偽りから始まった家族: 物語において特定の状況や秘密がきっかけで形成された家族関係が、次第に本物の絆や感情を育んでいく過程を描くもの
  • 同調圧力: 個人が集団意見に合わせる無言の圧力
  • 女性の社会進出: ジェンダー平等や社会的偏見克服を描く要素
  • ブラック企業: 労働者を劣悪な環境で酷使し、心身に過重な負担を強いる企業
  • メンターの死: 主人公が独立し、自分の力で問題を解決するためのきっかけとなります
社会問題・政治
  • 権威主義: 権威を絶対視し、それに従うことを重視する思想や態度、またはそのような政治体制
  • 権力と腐敗: 権力保持による腐敗現象
  • 平和主義と政治的リアリズム: 政治的なテーマを扱った作品で見られるテーマで、理想主義現実主義の対立が描かれます
  • 民主主義: 国民が主権を持つ政治制度および思想
  • 独裁政治: 特定個人または少数集団による国家権力集中型政治体制
  • 恐怖政治: 権力者が暴力的な手段を用いて反対者を弾圧し、国民に恐怖を与えることで自身の権力を維持しようとする政治形態
  • 人種差別: 人種や肌の色などによる不平等扱いや偏見
  • 種族間の対立: 異なる種族・民族・文化を持つ集団同士の摩擦や葛藤を通じて、個人や社会が抱える問題を浮き彫りにします
  • 異質性への不寛容: 他者の価値観や文化、信念、外見など、自分とは異なる特徴を持つ存在を受け入れられない態度や行動
  • 異文化交流: 文化や価値観の違いを乗り越え、共存と成長をテーマとするもの
  • 異種族との共存: 異なる種族や文化が共存する中での課題や価値を描き、多様性や共生の重要性を強調するテーマ
  • 環境保護と技術発展: 自然保護や環境問題をテーマとした作品で対立構造として用いられます
  • 負の遺産: 相続や歴史的背景において、引き継ぐ側にとって負担や問題となるもの
哲学・心理学的概念
  • 永劫回帰: 人生のあらゆる出来事が、全く同じ順序で永遠に繰り返される、という概念
  • パラドックス: 一見すると矛盾しているように見えるが、深く考えると真理を含む命題や状況
  • クオリア: 主観的で個人的な感覚や意識の質感
  • ゲインロス効果: ネガティブ印象後のポジティブ印象が強調される心理現象
  • カリギュラ効果: 禁止されることで逆に対象への欲求が高まる心理現象
  • サンクコスト錯覚(サンクコスト効果): 過去に費やした回収不可能なコスト(埋没費用)に囚われ、その影響で合理的な判断ができなくなる心理的現象
  • 透明性の錯覚: 自分の感情や思考が、実際には他者にそれほど伝わっていないにもかかわらず、相手に見透かされていると過大評価してしまう心理的傾向
  • ツァイガルニク効果: 未完了または中断されたタスクが、完了したタスクよりも記憶に残りやすいという心理現象
技術・科学技術
  • 人工知能 (AI) : 知能模倣技術で問題解決や意思決定を行う分野
  • 自然言語処理 (NLP) : コンピュータによる人間言語理解・生成技術
  • 仮想現実 (VR) : コンピュータ技術によって作り出された人工環境
  • MMORPG: 大規模なプレイヤーが同時参加するオンラインRPGの一種
ストーリー構造・舞台装置
  • 契約による代償: 願望実現のため代償を支払う構造
  • 悪魔との契約: 登場人物が悪魔と取引を行うことで力や願望を得る代わりに、何らかの代償を支払うという設定
  • 無実の罪: 実際には罪がないにもかかわらず罪を着せられること
  • スケープゴート: 他人の罪や責任を押し付けられ、不当な扱いを受ける人や集団を指す言葉
  • 人間関係の再構築: 過去の対立を乗り越え新たな絆を築くプロセス
文学や美学
  • ペーソス: 感情的な共鳴や感動を引き起こす要素を指す言葉でギリシャ語に由来し、「感情」や「苦しみ」を意味します
  • ロゴス: 古代ギリシャ語に由来する概念で、「言葉」や「理性」を意味します
  • エートス: 古代ギリシャ語に由来する概念で、「性格」や「習慣」を表す言葉
  • パトス: ギリシャ語に由来する概念で、「感情」や「心の動き」を意味します
  • ユーモア: 笑いや楽しみを引き起こす要素を指します
  • アイロニー: 表面的な意味と本質的な意味の間に意図的な不一致を生み出す修辞技法や表現方法

モチーフ

  • 生贄: 神や霊的存在に捧げられる人間や動物、食物、飲料、物品など
  • 封印: 封じ目におした印。また、その印をおすこと
  • アポカリプス: 宗教的な文脈では「黙示」や「啓示」を指し、現代では「世界の終末」や「文明の崩壊」といった概念とも結び付けられます
  • ヤコブの梯子: 神と人間をつなぐ架け橋としての象徴
  • 赤い糸: 運命によって結ばれた人々が見えない赤い糸でつながれているという伝説
  • 三種の神器: 日本神話と皇室文化に深く根ざした象徴的な宝物
  • 七つの大罪: 人間を罪へ導く根源的な7つの欲望や感情
教訓的モチーフ
  • ミイラ取りがミイラになる: 人を探しに行った者が戻ってこなくなり、今度は自分が探される立場になること。またはそれをモチーフとした物語
  • 人を呪わば穴二つ: 他人に害を与えようとすると、結局は自分にも同じような害が返ってくるという意味
  • ことわざ: 物語創作に使えそうなことわざ
物語のモチーフ
  • パンドラの箱: 「災いを引き起こす原因」や「触れてはいけないもの」の比喩
  • ノアの方舟: 旧約聖書『創世記』に記された大洪水の物語で、神が堕落した人類を滅ぼすために起こした洪水から、ノアとその家族、そして動物たちを救うための巨大な船
  • 神話的存在: 古代の人々が自然現象や社会の成り立ち、文化の起源などを説明するために作り上げた物語に登場する神や人物
  • 村正伝説: 徳川家に災いをもたらす「妖刀」の物語
  • オイディプス王: 古代ギリシャの三大悲劇詩人の一人であるソフォクレスによって書かれたギリシャ悲劇で、テーバイの王オイディプスの運命的な破滅を描いた物語
  • モンテ・クリスト伯: 無実の罪で脱出困難な無人島の洞窟に閉じ込められた主人公が、脱出後に復讐を果たしていく物語
  • 指輪物語: J.R.R.トールキンによるハイ・ファンタジー作品であり、物語のモチーフとして多くの特徴を持っています
  • アーサー王伝説: アーサー王と彼の円卓の騎士たちを中心にした物語
  • ピグマリオン伝説: 理想の女性像を追い求める彫刻家ピグマリオンの物語であり「愛」「創造」「理想化」というテーマを扱っています
  • とりかへばや物語: 平安時代末期から鎌倉初期にかけて成立したとされる擬古物語で、性別を逆転させた兄妹を中心に展開する異色の物語
怪奇現象

キャラクター的テーマ

性格的テーマ
  • ギャップ: キャラクターの「ギャップ」とは、外見や性格、行動などの要素が一見矛盾しているように見える差異や意外性を指します
  • 二面性: 表と裏の性格を持ち、時折異なる側面を見せる
  • セクハラ: 他者に対する性的な言動や行動を通じて、不快感や不利益を与える行為
  • パワハラ: 職場において立場を利用した言動によって、受け手に身体的・精神的苦痛や就業環境の悪化を与える行為
  • ゲーム脳: ゲームの世界観やルールを現実生活に持ち込んでしまう独特な思考や行動パターンを持つ人
  • 舐めプ: 主に対戦ゲームやスポーツで使われるスラングで、相手を軽視し、わざと手加減したり、不真面目な態度でプレイする行為
  • 中二病: 思春期の子どもにありがちな言動や態度を表す俗語
  • オタバレ: オタクであることが周囲に知られること
役割のテーマ
  • 裏切り者: 信頼や約束、同盟関係などを破り、相手を裏切る行為を行った人物
  • トラブルメーカー: わざとトラブルを起こす人、もめごとをよく起こす人
  • サークルクラッシャー: 大学のクラブやサークルなど、所属するコミュニティで恋愛や人間関係を壊してしまう人
  • ハーフ: 「二つの異なる文化や種族を持つ存在」として描かれます
  • 長命種族: 一般的に人間と比較して非常に長い寿命を持つ種族を指します
  • 寿命差: 異なる寿命を持つ存在同士の関係性や葛藤を描き、人間の有限な命の価値や儚さを問いかける作品でよく扱われます
  • 不殺の殺し屋: 人殺しをしない殺し屋、または過去に人殺しをしたものの、現在は「不殺」という成約を実行する人物
  • 戦闘狂: 戦うことが何よりも好きであり「強い敵と戦う」ことや「戦いの中で自分の腕を磨く」ことを病的なまでに楽しむ性格
  • 鎖に繋がれた怪物: 力の抑圧や制御、恐怖の象徴として多くの作品で描かれています
  • オタサーの姫: 主に男性が多いオタクサークル(オタサー)において、特別扱いされる女性を指す言葉
  • アリス: 童話「不思議の国のアリス」の主人公
  • おねショタ: 年上の女性(年上ヒロイン)と年下の少年(ショタ)との関係性を描いたジャンルやシチュエーションを指す俗語
  • ハニートラップ: 特定の目的を達成するために異性を利用して相手を誘惑し、罠にはめる手法
  • 邪悪なマスコットキャラ: かわいらしさと不気味さの融合、冷酷で非人道的な倫理観を持っているという特徴を持ったキャラクター
  • 傀儡の王: 外部勢力や他者に操られ、形式的には権力者として振る舞っているものの、実質的な統治権や決定権を持たないキャラクター
英雄的テーマ
  • 選ばれし者: 特別な運命や使命を持つ主人公
  • 神々の子孫: 神の血筋を継承している人物。特に王族特別な血統によって支配の正当性を得ているケースが多いです
  • 特別な血統: 特定の家系や血筋に由来する特別な特徴や能力、使命を持つこと
  • 隠された血筋: 主人公や重要なキャラクターが自分の出生や血統に秘められた特別な運命や力を持っていることを物語る構造
  • 英雄の子孫: 伝説的な英雄や偉大な人物の血筋を受け継ぐ存在として描かれるキャラクターやテーマ
  • 伝説の勇者: 圧倒的な力や使命を持ち、世界を救う役割を果たします
  • 古代英雄の末裔: 神話や伝説、歴史に登場する偉大な英雄たちの血筋を受け継ぐ存在
  • 王族の末裔: 歴史的に王族の血筋を受け継ぐ人々
  • 身体欠損: 単なる「弱さ」の象徴ではなく、多くの場合その困難を乗り越える強さや個性、そして人間性を際立たせる役割を果たします
才能的テーマ
  • ダイヤの原石: 未完成ながらも大きな可能性を秘めた存在
  • 特別な存在: 普通と異なる、格別な存在を指します
  • 天性の才能: 生まれながらに備わっている才能や性質を指します
  • 隠された能力: 普段は表に現れず、自分や他人が気づいていない潜在的な力や才能
家族的テーマ
  • 妹想いの兄: 多くの少年漫画で使われているキャラクター的テーマで、妹を危険や困難から守り、また妹の成長を促す存在で家族愛や絆を象徴する要素です
  • シスコンの兄: 妹に対して非常に過保護で、妹に近づく男に嫌がらせをします
  • 双子: 1回の妊娠で2人の子どもが生まれる現象を指し、生物学的には「一卵性双生児」と「二卵性双生児」の2種類に分類されます
  • 溺愛パパ: 娘に過剰な愛情を注ぐ父親。親バカ。娘に近づく男を敵視する、シスコンの兄の父親バージョン
  • ブラコンの妹: 兄に対して家族愛以上の感情を持つ妹
  • 二重生活: 同一人物や家族が異なる性質を持つ2つの生活を同時に営むこと
  • 望まれない子供: 一般的に、親や周囲から妊娠や出産が歓迎されなかったり、計画外であったために十分な愛情や支援を受けられない状況に置かれる子供を指します
  • 加害者の家族: 犯罪を犯した加害者と親族や親密な関係にある人々を指します
  • 犯罪被害者の遺族: 犯罪によって愛する人を失うという深刻な状況に直面し、精神的、経済的、社会的に大きな影響を受けます
  • 母子家庭: 配偶者のいない母親が未成年の子供を扶養している家庭
  • 迷惑な居候: 明確な了承を得ずに他人の家に住んで食わせてもらっている人。主にコメディ作品でトラブルメーカーの役割を果たします
  • 押しかけ女房: 招かれずに男の家に押しかけて妻となった女性を指します
  • 武家の娘: 忍耐力と自己抑制を試されたり、責任感や使命感を抱えることがあります

内面的葛藤

対人関係に関する葛藤
  • 孤独感: 自分はひとりぼっちだという感覚。心の通じ合う人がなく寂しいという気持ち
  • 孤立感: ひとりぼっちで心の通じ合う人がない状態
  • 疎外感: 仲間がいなくて孤独だと感じたり、嫌われている、避けられていると感じたりする感覚のこと
  • 共依存: 特定の相手との関係に過剰に依存する状態
  • 社会不適合: 社会の中で期待される役割や行動を果たせず、社会生活において困難や不安を感じる状態
自己認識に関する葛藤
  • 劣等感: 自分が他者より劣っていると感じること
  • 自己嫌悪: キャラクターが自分自身に対して否定的な感情を抱く状態
  • 自己否定: 自己評価や自尊心の低下に関連し、個人の精神的健康に深刻な影響を及ぼすこと
  • 自己不信: 自分自身を信じられない状態や、自分の価値や能力に疑念を抱く心理
  • 自己喪失: 自分が「誰であるか」や「何を求めているか」が分からなくなる状態
  • アイデンティティの探求: 個人の内面的な成長や社会との関係性を深く掘り下げるもの
感情に関する葛藤
  • 喪失感: 失ったものに対する深い悲しみや空虚感から生じる葛藤です
  • 無力感: 失敗を繰り返したり、他者から否定され続けることで無気力になることです
  • 失望感: 期待や希望がはずれてがっかりする気持ち
  • 絶望感: 未来への希望を失い、深い悲しみや無力感に苛まれる状態
  • 不安感: 未来への漠然とした恐れや心配から生じる感情
  • 罪悪感: 過去の行動や決断に対する後悔や自己非難から生じる感情です
  • サバイバーズ・ギルト: 危機的状況で生き残った人が、助からなかった他者に対して感じる罪悪感
  • 嫌悪感: 人や物に対して感じる強い不快感や嫌悪の感情を意味する言葉
  • 恐怖心: 危険や脅威を感じたときに生じる心理的・生理的な反応
  • 虚無感: 人生や存在そのものに意味を見出せない状態や、何をしても満たされない感覚
行動や態度に関する葛藤
  • 復讐心: 強い怒りや恨みから生じ、複雑な心理状態を引き起こします
  • 虚栄心: 自分を実際以上に良く見せようとする心のこと
  • 自己破壊: 自己否定や過去のトラウマ、感情の抑圧などから生じる感情
  • 現実逃避: 困難な状況や感情から逃れたいという欲求
  • 自由の奴隷: 「自由」という言葉や概念に囚われすぎると、本来の意味での自由から遠ざかってしまう可能性があるということ

恋愛感情

恋愛の形や状況
  • 初恋: 初めての恋愛経験のこと。純粋で甘酸っぱい感情、経験不足からくる戸惑いや不安といった感情を描きます
  • 一目惚れ: 初対面で見ただけで相手に恋に落ちてしまうこと。運命の出会い
  • 片思い: 一方だけが恋い慕い、相手は何とも思わないこと。自分を思ってくれない人を恋い慕うこと
  • すれ違い: キャラクター同士の心理的・物理的距離感を強調し、読者・視聴者に切なさと期待感を与える重要な要素
  • 失恋: 恋する相手への気持ちが成就しないこと。また、恋愛感情が何らかの形で終止符を打たれること
  • 叶わぬ恋: 実現することが難しい、あるいは不可能な恋愛
  • 報われない愛: 愛する相手への感情や行動が何らかの理由で成就しない、もしくは相手に受け入れられない恋愛の形
  • 遠距離恋愛: 地理的に離れている二人の恋愛
  • 禁断の恋: 年の離れた教師と生徒、上司と部下などの恋愛関係や不倫近親相姦など
  • 不倫: 一般的に既婚者が配偶者以外と性的関係を持つことを指し、道徳に外れる行為とされています
  • 三角関係: 三人の人間が同時に恋愛関係に陥った状況、人間関係のこと
  • ハーレム: 一人の男性が複数の女性から好意を寄せられる状況
  • 逆ハーレム: 一人の女性が複数の男性から好意を寄せられるシチュエーション
  • 友情と恋愛: 友情と恋愛の境界、友情と恋愛の両立というテーマは多くの作品で用いられます
特定のテーマやシチュエーション
特定ジャンルや表現
  • 百合: 女性同士の恋愛や友情を描いたジャンル
  • 異種間ロマンス: 人間と異種族(妖怪、動物、エイリアンなど)の恋愛を描くジャンル
  • あざとかわいい: 計算された言動で魅力的に見せるだけでなく、自然と好かれる外見や雰囲気を兼ね備えている様子
特殊なテーマ
  • 思春期の性: 十代の男女の性や恋愛事情というテーマ
  • 恋愛感情における独占欲: 相手への愛情が高じて、相手が他者との接触や共有を行うことを嫌う感情
  • AIと人間の恋愛: 人間が人工知能(AI)に対して恋愛感情を抱く、またはAIが人間に恋愛的な関係性を提供するというテーマ
  • 婚約破棄もの: 婚約破棄や契約結婚から始まる恋愛物語。特に乙女ゲーム原作作品で人気の設定で悪役令嬢もの作品で用いられる設定です

神話・伝承

  • 異類婚姻譚: 人間と異なる種類の存在が結婚する物語の総称
  • 異常出生譚: 神話や伝説、昔話において、通常では考えられない形で生まれた人物の物語
  • 忌み子伝説: 特定の文化や地域において、通常とは異なる出生や外見を持つ子供が不吉な存在とされ、社会から排除されたり捨てられたりする物語
  • 動物報恩譚: 人間から恵みや恩を受けた動物が、恩返しとしてその人に幸福や名声をもたらすという昔話の一類型
  • ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅): 神話の共通パターンを17の段階に分けたもの。「行きて帰りし物語」という基本的な物語パターンを形成しさまよえる跛行者などの派生が存在します
  • 神話の法則: 12の構成から成り立ち、ストーリー作りのテンプレートとして利用されます
  • 創造神話: 宇宙や世界の起源を説明する物語
昔話・童話
  • 浦島太郎: 亀を助けたことで竜宮城へ招待される物語
  • 鶴の恩返し: 罠にかかった一羽の鶴を助ける物語
  • 羽衣伝説: 天女が羽衣を隠されて天に戻れなくなるという物語
  • 七夕伝説: 織姫(織女)と彦星(牽牛)の切ない恋物語
  • 雪女: 吹雪の中で雪女に出会い、命を助けられる物語
  • 人魚姫: 海底に住む人魚の王の末娘が人間の王子に一目惚れする報われない愛と自己犠牲の物語
  • 不思議の国のアリス: 幼い少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議な世界に迷い込む物語
  • 三匹の子豚: イギリスの昔話で、貧しいこぶたの3兄弟がオオカミに襲われる物語
  • みにくいアヒルの子: 外見や周囲の評価に苦しむ主人公が、困難を乗り越え、本来の自分を見つける過程を描いています
  • アラビアンナイト: 中東を中心とした民話や伝説を集めた説話集で、イスラム文化圏の文学的遺産の一つ
グリム童話
  • シンデレラ (灰かぶり姫): 主人公のシンデレラが困難を乗り越え幸せを掴む物語
  • 白雪姫: グリム兄弟による『グリム童話』に収録された有名な物語で、邪悪な継母や魔法の鏡、毒リンゴ、そして七人の小人など、象徴的な要素を持つファンタジー
  • 死神の名付け親(Godfather Death): 死神を名付け親としたことで展開する物語

宗教

  • キリスト教: イエス・キリストを救い主(メシア)として信じる宗教
    • カトリック教会: イエス・キリストの教えに基づいたキリスト教の最大宗派で、全世界に約12億人の信者がいる教会
    • イエス・キリスト: キリスト教の中心人物であり、神の子とされる存在
    • 旧約聖書: 天地創造からイスラエル民族の歴史、律法、預言を記したユダヤ教キリスト教の聖典
    • 天地創造: 神が6日間で世界を創り、7日目に休んだとされている物語
    • ノアの箱舟: 神が大洪水から正しい人ノアとその家族、動物たちを救うために命じた巨大な船の物語
    • 新約聖書: イエス・キリストの生涯、教え、死と復活を通じて、人類に救いの道を示した書物
    • ヨハネの黙示録: 新約聖書の最後に位置する書物で、キリスト教の終末論を描いた預言的な文書
    • 最後の審判: キリスト教における終末論の一部であり、世界の終わりに神が全人類を裁くという信仰で
    • バビロン: ヨハネの黙示録におけるバビロンは、霊的堕落、不正な富、偶像崇拝を象徴し、最終的に神の裁きによって滅びる存在
    • ハルマゲドン: ヨハネの黙示録における終末の善と悪の最終決戦を象徴する場
    • 黄金律: キリスト教の聖書であるマタイによる福音書第7章12節に記されている「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」という教え
    • ソドム: 旧約聖書『創世記』に登場する都市で、倫理的堕落と罪深さの象徴
    • 受肉: 神が人間の形を取ってこの世に現れること
    • エデンの園: 神が最初の人間であるアダムとイブを住まわせた場所
    • プロテスタント: 16世紀の宗教改革を通じてカトリック教会から分離したキリスト教の一派であり、ローマ・カトリック教会、東方正教会と並ぶキリスト教の三大潮流の一つです
  • イスラム教: 唯一神「アッラー」への信仰を中心とし、預言者ムハンマドが神から啓示を受けたことを基盤とする宗教
    • ムハンマド: イスラム教を創始した最後の預言者であり、宗教的指導者であると同時に、政治的・軍事的指導者としても重要な役割を果たしました
  • ユダヤ教: 唯一神「ヤハウェ」を信仰し、神とユダヤ民族との契約を重視します
  • 死海文書: パレスチナの死海北西部にあるクムラン洞窟を中心とした複数の場所で発見された古代の文書群
  • ヒンドゥー教: インドを起源とする世界最古の宗教の一つであり、現在も約11億人の信者を持つ世界第3位の宗教
  • 断食: 一定期間飲食を制限または完全に断つ行為であり、宗教的、健康的、あるいは政治的な目的で行われます
  • 仏教: 約2500年前にインドで釈迦(ゴータマ・シッダールタ)によって創始された世界三大宗教の一つ
    • ブッダ: 仏教の開祖であり、「悟りを開いた者」や「真理に目覚めた人」を意味する称号として「ブッダ」と呼ばれています
  • ゾロアスター教: 古代ペルシア(現在のイラン)で成立した宗教で、紀元前6世紀頃にザラスシュトラ(ゾロアスター)によって創始
  • 終末論: 歴史や世界の終わりに関する宗教的な教義や哲学的な考え方
  • 善悪二元論: 世界や事象を「善」と「悪」という二つの対立する概念で解釈する思想や認識の枠組み

思考実験

  • 思考実験の概要: 現実世界で実際に行うことが難しい、または不可能な状況や条件を仮定し、それについて頭の中で論理的に考えたり議論したりする方法
哲学的思考実験
  • 洞窟の比喩: 人間の認識や真実の本質について深く考察するための重要な道具
  • 中国語の部屋: 機械が本当に「理解」することができるのか、それとも単にシンボルを処理しているだけなのかを問うもの
  • チューリング・テスト: 「機械(コンピュータ)が知的であると見なせる条件」を考えるための基準を示したもので、人工知能(AI)の発展における重要な概念
  • テセウスの船: 船のすべての部品が新しいものに置き換えられたとき、その船は元の「テセウスの船」と同じものと言えるのか、というテーマで物体や存在の同一性について問いかけるパラドックス
  • スワンプマン: 突然雷に打たれて死亡した人物と同時に分子レベルで完全に同一の存在かつ同じ記憶と性格を持つ「スワンプマン」が生成されたとしたら、それは同じ存在と言えるのか
  • ビュリダンのロバ: 理性や合理性が行き過ぎると、選択が不可能になることを示唆しています
  • 世界五分前仮説: 「この世界は本当は5分前に始まったのかもしれない」という仮説
  • 哲学的ゾンビ: 主観的な意識(クオリア)を持たない人間のような存在を想定する思考実験であり、意識の本質や心身問題についての問いを提起するもの
  • ヘンペルのカラス: 「すべてのカラスは黒い」という命題の対偶である「黒くないものはカラスではない」を証明することで命題が正しいことを立証してしまう奇妙な問いかけ
  • メアリーの部屋: 色覚に関するすべての物理的事実を知っている科学者メアリーが、生まれて初めて「赤いバラ」などの色を直接目にしたとき「メアリーは新しい知識を得たと言えるか?」という問い
  • コウモリであるとはどのようなことか: コウモリの反響定位という特殊な感覚を人間は持ち得ないため、その感覚を理解することができない人間の限界を指摘するもの
  • 逆転クオリア: 「自分と他人が同じ経験をしても、その感じ方や質感が異なるのではないか?」という問いを探求する思考実験
科学的思考実験
  • ラプラスの悪魔: 「私たちには本当に自由意志があるのか?」という哲学的な問いを引き起こす決定論と因果律を象徴する思考実験
  • シュレディンガーの猫: 「観測されるまで状態が確定しない」という量子力学の特性を説明するためにエルヴィン・シュレディンガーが提案した思考実験
  • モンティ・ホール問題: 確率論の問題で、直感で正しいと思える解答と、論理的に正しい解答が異なることで知られています
倫理的思考実験
  • トロッコ問題: ある状況下で多くの人を助けるために少数の人を犠牲にすることが許されるかどうかという倫理的ジレンマを問う有名な思考実験
  • ギュゲスの指輪: プラトンの哲学的思考実験で登場する指輪で「透明化能力を手に入れても人間は正義を守るのか?」というテーマを問いかけるもの
  • 経験機械: 「人生で最も幸せな体験だけをシミュレーションできる機械に一生接続できるとしたら、それでも現実世界で生きることを選ぶだろうか?」という幸福と現実との関係性についての問いかけです
  • カルネアデスの板: 極限状況における生存の選択を問う倫理的ジレンマ
  • ザ・バイオリニスト: 有名なバイオリニストの命を救うために9カ月間、身体の自由がなく輸血を強要するのは正しいことなのか
  • 功利の怪物: ある架空の存在「功利の怪物」が、他の誰よりもはるかに多くの幸福を感じることができる場合、その存在に幸福を与えることを優先するのが最大の功利を得られるという問い
  • 無知のヴェール: 個人が自分の社会的地位や能力、性別、年齢などに関する情報を全く知らない状態、いわゆる「無知のヴェール」に覆われた状態で社会の原則を選ぶというもの
ゲーム理論
ゲーム理論とは、複数の意思決定主体が互いに影響を与え合う状況を分析するための数学的手法です。

倫理的ジレンマ

  • 倫理的ジレンマの概要: どちらかが正しくてどちらかが間違っているとはいえず、どちらも大切だったり必要だったりするような微妙な倫理的な価値の対立が生まれること
  • ギュゲスの指輪: プラトンの哲学的思考実験で登場する指輪で「透明化能力を手に入れても人間は正義を守るのか?」というテーマを問いかけました
  • 禁断の恋: 年の離れた教師と生徒、上司と部下などの恋愛関係や不倫近親相姦など
  • 禁断の愛: 一般的に社会的な規範や倫理に反する恋愛関係
  • 道徳的ジレンマ: 登場人物が二つ以上の相反する道徳的価値や倫理的選択肢の間で葛藤し、どちらを選んでも完全には正解がない状況に直面すること
  • 人体実験: 研究者たちが科学の名の下に人権を無視する姿勢や、被験者の苦しみが強調されることがあります
  • 略奪による蓄積: 資本主義が新たな資本を生み出すために、既存の資源を暴力的に再配分するプロセス
  • 契約による代償: 登場人物が何らかの願望や力を得るために「契約」を結び、その結果として「代償」を支払うという構造
  • 死者蘇生: 人間の根源的な感情である「愛する者を失いたくない」という願望に基づいており、その過程で試練や代償が描かれるテーマ
  • 不老不死: 不老不死の能力を持ったキャラクターは、自らの死を望む傾向があります
  • 安楽死: 自己決定権の行使と生命の尊厳のジレンマが存在します
  • モラルのパラドックス: 道徳的逆説。高い道徳心や善意が意図せずして非道徳的な結果をもたらす現象
  • 善意の死神: 純粋な善意や他者を助けたいという意図が裏目に出て、結果的に不幸や悲劇を招いてしまう存在や事象
  • 善意の暴力: 善意や良かれと思って行った行動が、結果的に相手の自由や尊厳を侵害し、不幸や問題を引き起こしてしまう現象
誰かを犠牲にする選択
誰かを犠牲にする選択」とは、ある目的や状況を達成・解決するために、他者の利益や生命を犠牲にすることを余儀なくされる状況を指します。
  • トロッコ問題: 暴走するトロッコを傍観して5人を犠牲にするか、積極的に行動して1人を犠牲にするのかという思考実験
  • カルネアデスの板: 極限状況における生存の選択を問う倫理的ジレンマ
  • ノアの方舟: 神による一部のみの救済という選択は、不平等や特権について考えさせられる要素があります
  • デスゲーム: ゲーム感覚で殺し合いをするルールを強いられる作品のジャンル。生存者たちが自分以外の誰かを犠牲にしなければならない極限状態が描かれています
  • ソフィーの選択: 登場人物が解決不可能なジレンマに直面し「究極の選択」を迫られる状況は、ハリウッド脚本術でも重要な概念として活用されています

タブー

  • 犯罪行為: 現代社会におけるタブーを明文化して罰則規定を設けたもの
  • 近親相姦: 近い親族関係にある者同士による性的行為
  • 禁断の恋: たとえお互いに愛し合っていたとしても道徳的な批判の対象となります
  • 不倫: 一般的に既婚者が配偶者以外と性的関係を持つことを指し、道徳に外れる行為とされています
  • カニバリズム: 人間が人間の身体及び肉体を食べる行動、あるいは習慣
  • 人体実験: ヒトを対象とする研究
  • 薬物投与: 薬をさまざまな手段(経路)を使って体内に与えること
  • 遺伝子操作: 遺伝子を人為的に組み換えたり、生細胞に移入したりして操作すること
  • ナノマシン: ナノメートル(nm)程度の大きさの分子機械
  • 生命創造: 生命に関するさまざまな現象や特徴、定義などを創造すること。フランケンシュタインホムンクルスといったモチーフが有名です
  • 科学実験: 人知を超えた科学技術
  • 死者への冒涜: 墓を荒らしたり、遺体を不適切に扱うなど、死者に対する不敬な行動は怪異悪霊を呼び出すとされておりホラー作品での定番の導入となります
  • 神の領域: 「人間を超えた何か」によってタブーへ踏み込むこと
  • 禁忌の儀式: 悪魔の召喚など「してはいけない」儀式のこと
  • 自殺: 自ら命を断つこと
  • 自殺未遂: 自殺を試みたものの死に至らなかったこと
見るなのタブー
見るなのタブーとは、神話や民話において「決して見てはいけない」と禁止される行為を指すモチーフです。
  • 鶴の恩返し: 機織りしている姿を見てはいけないというタブー
  • 羽衣伝説: 秘密の存在により関係性が継続する、という異種間ロマンスでよく見られる物語の構造です
  • パンドラの箱: 「災いを引き起こす原因」や「触れてはいけないもの」の比喩として登場する箱
  • 浦島太郎: 開けてはいけない箱として玉手箱が登場します
  • ロトの妻: 神の命令に背き、逃げる途中で振り返ったために塩の柱に変えられた物語
  • 振り返ってはいけないのタブー: (振り返ることや見ること)を禁止され、それを破ることで悲劇的な結果がもたらされるという物語の構造
  • カリギュラ効果: 禁止や制限をされることで、逆にその対象への関心や欲求が高まる心理現象

心の病

  • 精神疾患: キャラクターの「心の病気」を指す
  • トラウマ: 心理学的に「心的外傷」として知られ、個人が経験した衝撃的な出来事やストレスフルな状況によって心に刻まれる深い傷
  • 人格否定: 個人の人格や人間性を否定する行為
  • 自傷行為: 自分自身に意図的に身体的なダメージを与える行為
  • インポスター症候群: 成功を収めたり高い評価を得たりしても、自分自身の能力を過小評価し、まるで自分が詐欺師であるかのように感じる心理状態を指します
  • 被害妄想: 自分が他人から攻撃や迫害を受けていると信じ込む状態
虐待
虐待とは繰り返しあるいは習慣的に、暴力をふるったり、冷酷冷淡な接し方をすること
  • いじめ: 児童生徒や学生など一定の人間関係のある者に対して、心理的または物理的な影響を与える行為で、対象者が心身の苦痛を感じていること
  • 毒親問題: 子供に対して過度な干渉や支配、心理的虐待身体的虐待を行う親により発生する問題
  • 身体的虐待: 蹴る殴るといった暴力により虐待を行うこと
  • 心理的虐待: 暴言や侮辱、無視などによって相手の自尊心を傷つける虐待行為
  • 教育虐待: 教育の名のもとに子どもに過剰な負担を与え、心身のバランスや心理社会的発達を阻害する行為
  • 性的虐待: 上位の者がその力を濫用もしくは悪用して、下位の者の権利・人権を無視して行う、性的な虐待行為
  • 動物虐待: 動物に苦痛や危害を与える行為
  • 児童虐待: 18歳未満の子どもに対して保護者や養育者が行う行為のうち、子どもの心身の健全な成長を妨げる行為
  • ネグレクト: 育児放棄。親が子どもや社会的弱者に対する保護や世話を怠る行為
  • 過干渉: 親が子どもの行動や人生に対して過度に干渉することを指します
現代の社会不適合者
  • ニート: 15歳から34歳までの、家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていない者
  • ひきこもり: 外部との接触を避け、長期間にわたり自宅に閉じこもる状態
  • 子供部屋おじさん: 実家の子供部屋に暮らし続けている独身の中高年の男性のこと
  • ホームレス: 都市公園や河川、道路、駅舎などの施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる人
  • コミュ障: 他人に自分の意志を伝えたり、相手の意志を理解することが困難となる障害
  • 対人恐怖症: 他人との交流や評価を恐れる心の障害
  • 男性恐怖症: 男性に対して強い不安感や恐怖を感じる状態
  • 女性恐怖症: 女性との交流を極度に恐れたり、女性と話す際にひどく赤面したり、不快感を覚える状態
  • ひきこもり: ひきこもりは、外部との接触を避け、長期間にわたり自宅に閉じこもる状態を指します

超能力

  • 共通事項
  • ESP(超感覚的知覚)
    • テレパシー: 他者の心を読む能力。読心術
    • 透視能力(クレヤボヤンス): 通常の視覚に頼らずに物を見る能力
    • 千里眼: 通常の視覚を超えて、遠く離れた場所や障害物の向こう側を見ることができる能力
    • 予知能力(プレコグニション): 未来の出来事を予見する能力
    • 過去視(ポストコグニション): 過去の出来事を知る能力
    • サイコメトリー: 物体や空間に残された残留思念や記憶を読み取る能力
  • PK(念力、サイコキネシス)
  • その他の超能力
    • 空中浮揚(レビテーション): 自分や物体を空中に浮かせる能力
    • 念写(ソートグラフィー): 思考を画像として具現化する能力
    • 治療能力(ヒーリング): 通常の医学的方法によらず病気を治す能力
    • 発火能力(パイロキネシス): 火を発生させる能力
    • 瞬間移動(テレポーテーション。テレポート): 自分自身が瞬間的に別の場所へ移動する能力
  • 忍術: 忍者が扱う超自然的な技
  • 霊視: 肉体的な感覚器を用いずに霊的な存在や情報を視覚的に捉えること
  • アカシックレコード: 宇宙の始まりから未来に至るまでのすべての出来事、感情、想念が記録された「宇宙的データベース」
  • 催眠術: キャラクターが他者の意識や行動に影響を与えることができる力
  • 占星術: 星や惑星の動きが人間の運命や性格に影響を与えるという考えに基づいている魔術
    • 星辰: 星や天体を指す言葉で、特に夜空に輝く星々やそれらが形成する星座を表現する際に用いられます
    • 星辰崇拝: 太陽、月、星などの天体を神秘的な力を持つものとして崇拝し、それに伴う儀礼を行う信仰のこと
  • 錬金術: 物質の変化や変成を追求し、特に卑金属を貴金属に変える試みや、不老不死の薬(エリクサー)の調合を目的とする学問
  • 呪術: 神や精霊などの神秘的な力に働きかけることで、さまざまな願望を叶えようとするもの
  • 神の啓示: 神や超越的な存在が人間に対して通常では知り得ない真理や知識を開示すること
  • マインドコントロール: 個人の思考や行動を外部から操作し、特定の信念や行動を強制的に植え付けること
  • 透明化能力: 自分の姿を完全に見えなくする能力で透明人間のように振る舞うことができます
    • ステルス装備: 敵から自分の姿を隠すための科学的な特殊装備
    • 存在感を消す能力: 完全に姿を消すわけではありませんが、人の認知から意識をそらすことによってあたかも姿が消えているかのように振る舞う能力です
  • 分身能力: 1つの存在が複数に分裂・増殖する能力
  • 捕食進化: 主人公やキャラクターが対象を「捕食」することでその能力や特性を吸収し、自らの力を強化・進化させる能力
  • 爆発能力: 爆弾のような爆発を起こすことができる能力
  • 石化能力: 人や動植物を石に変える力
  • 偽装能力: キャラクターが自分の外見や姿を変えることで他者を欺く能力
  • 能力の偽装と誤認: 能力を偽装して別の能力と誤認させることについてまとめています
  • 寿命を見る力: 対象の死期を知覚できる特殊な能力
体内物質の変化
概念操作系
変身能力
変身能力とは、本来の姿とは異なる別のものに変身する能力です

魔法道具(アイテム)

神器

日本神話
ギリシア神話
北欧神話
ケルト神話

時間移動

  • タイムトラベル: 通常の時間の流れから独立して過去や未来へ移動する概念
  • タイムマシン: 時間を超えて過去や未来に移動することができる架空の装置
  • タイムワープ: 時間を超えて過去や未来に移動することを指す概念
  • タイムスリップ: 現実の時間や空間を超えて、瞬時に過去や未来へ移動する現象
  • タイムリープ: 個人が意識や身体を特定の過去や未来の時点に飛ばすこと
  • タイムループ: 同じ時間や日を何度も繰り返し体験する現象。ループから抜け出すためには「特定の条件」をクリアする必要がある
  • 過去改変: タイムリープなどの時間操作能力を使って、都合の悪い状況を変更するための手段
  • 未来改変: 未来に起こる出来事や状況を意図的に変えること
  • タイムパラドックス: タイムトラベルに伴って生じる矛盾や変化のこと
  • 親殺しのパラドックス: 過去に干渉することで自分の存在そのものが否定されるような矛盾が生じる状況
  • 並行世界: 過去改変やタイムパラドックスの解消などの要因により作られる異なる世界線
  • 時間操作能力: タイムリープなどの時間移動を行う能力。またはその能力を持つキャラクター
  • コールドスリープ: 人体を低温状態に保つことで、代謝を極端に落とし、老化を遅らせる技術
  • 死に戻り: 一般的にキャラクターが死亡することで時間が巻き戻り、過去の特定の地点(セーブポイント)からやり直すことができる能力や現象

異世界ファンタジー

ジャンルと構造
  • 中世ヨーロッパ風: 異世界ファンタジーは中世ヨーロッパ風世界観が舞台となることが多いです
  • 異世界転生: 現実世界で死亡した主人公が、剣と魔法のファンタジー世界やSF的な異世界などに新たな姿(人間やモンスター、無機物など)で生まれ変わり、そこで新しい人生を始める物語のジャンル
  • 異世界転移: 現実世界(または元の世界)にいた人物が、何らかの理由で別の世界(異世界)に移動することをテーマとした物語ジャンル
  • 異世界召喚: 現実世界にいる主人公が、異世界の住人や存在によって意図的に呼び出される物語の形式
  • 異世界内政: 主人公が領地や国家の運営・発展に関わる要素を描いたジャンル
  • 異世界での共同体運営: 多様な種族や価値観の垣根を超えた共同体の運営というテーマ
  • 勧善懲悪: 善行を推奨し悪行を罰するという倫理的な原則
  • 成り上がりの物語: 低い地位や困難な状況からスタートし、努力や才能、時には幸運を通じて高い地位や成功を収める過程を描いたストーリー
  • バカの勝利: 周囲から「バカ」や「まぬけ」として見下される主人公が、体制側の本質的な問題を見抜いて勝利する物語の構造。チート能力主人公との共通点がいくつかあります
  • 無能者が英雄になる: 主人公が一見役に立たない才能や特性を持ちながらも、それが特定の環境や状況では大きな力を発揮し、最終的に英雄へと成長する過程を描く物語の構造
  • 追放もの: 主人公が現在の所属(例えばパーティ、組織、国、地位)から何らかの理由で追放されることから始まる物語の類型
  • 復讐劇: 主人公がいじめ虐待を受け、その復讐心モチーフとした物語です。ダークファンタジーアンチヒーローとして描かれます
  • 逆転劇: 劣勢や不利な状況から一転して勝利や成功を収める劇的な展開
  • 孤立した環境で力を蓄え復讐する: モンテ・クリスト伯 (巌窟王) の影響を受けた復讐劇にて多用されるモチーフです
  • 悪役令嬢もの: 乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公が、前世の記憶や知識 (知識チート) を駆使して、破滅や断罪といったバッドエンド (死亡フラグ, 破滅フラグ)を回避する物語のジャンル
  • 異世界スローライフ: 異世界を舞台となり、主人公が穏やかでゆったりとした生活を送ることを主題とした物語ジャンル
  • ご都合主義的展開: 異世界転生・転移ものはご都合主義的展開が比較的許容されやすいジャンルです
  • テンプレ展開 物語においてよく見られる「型どおりの展開」や「お約束」となるストーリー構造や設定を指します
  • 異世界ファンタジーのお約束伏線: 「隠された能力」「伝説的アイテム」「世界観の謎」などのお約束的な伏線が多用されます
  • 冒険ジャンルのお約束伏線: 異世界ファンタジーと類似する冒険ジャンルでは「古びた地図」「神話」「仲間キャラの特技」「敵との因縁」などのお約束的な伏線が多く使われています
  • バトル・アクションジャンルのお約束伏線: 異世界ファンタジーとよく組み合わされるバトル・アクションジャンルでは、「主人公の隠された力」「敵キャラとの因縁」「特殊アイテム」などのお約束的な伏線が多用されます
  • ダンジョン経営: ファンタジーの世界観に基づき、ダンジョンを運営・管理する設定を中心にした物語やゲームのジャンル
  • 異世界グルメ: 異世界ファンタジーという非日常的な舞台で「食」をテーマとする物語ジャンル
  • ループ無双: 時間や人生のループ(繰り返し)を利用して、圧倒的な力や知識を得て無敵の存在となることを描いた物語のジャンルや要素
  • 強くてニューゲーム: 主にコンピュータゲーム(特にロールプレイングゲーム)で採用されるシステムで、ゲームクリア後にクリア時点のステータスやアイテムなどを引き継いで最初からプレイをやり直すことができる仕組み
  • 2週目無双: 物語の中で過去の経験やスキルを引き継ぎ、再び挑戦することで圧倒的な力を発揮し、困難を乗り越えていくジャンルや展開
  • 友達キャラ不在の物語: 主人公が対等な友人関係を築く描写が少ない、または存在しない作品
要素
  • パワーデモンストレーション: チート能力を演出するために必要な要素です
  • 噛ませ犬: 優れた噛ませ犬キャラは主人公の魅力を引き立てます
  • MMORPG: 大規模なプレイヤーが同時参加するオンラインRPGの一種
  • 集団転移: 複数人が一斉に異世界へ移動する現象やその設定
  • ステータスオープン: キャラクターが自分や他者の能力値やスキルを確認するために用いるコマンドや行動
  • 俺TUEEEE: 主人公やプレイヤーが圧倒的な強さを誇示する状況やそのような作品・展開
  • 異世界無双: 異世界を舞台に主人公が圧倒的な強さを発揮して活躍する物語のジャンルや展開
  • トラック転生: 主人公がトラック事故に遭い死亡し、その後異世界に転生するというシチュエーション
  • ざまぁ展開: 物語の中で主人公が不当な扱いや困難な状況に陥った後、成功や逆転劇を通じて加害者や見下していた人々に報復する、またはその立場を覆す展開
  • 因果応報: 仏教をはじめとする東洋思想に基づく概念で、「行動の結果が必ず自分に返ってくる」という法則
  • 死亡フラグ: 異世界転生やループ系作品において、そのキャラクターが死亡する原因や死に戻りするイベントとして扱われることがあります
  • 破滅フラグ: 特に乙女ゲームや恋愛シミュレーションゲームの世界に転生したキャラクターが、物語の設定上避けられない悲劇的な結末(没落、追放、死亡など)を指します
  • 厄災: 異世界ファンタジーでは、しばしば厄災による世界的脅威への対処という使命が目的とされることがあります
  • 願望充足: 多くの異世界転生ものでは現実で満たされない「社会的欲求」や「承認欲求」が満たされるような展開が描かれます
  • 種族間の対立: 異なる種族・民族・文化を持つ集団同士の摩擦や葛藤を通じて、個人や社会が抱える問題を浮き彫りにします
  • 異種族間の相互理解: 異なる種族が対立を乗り越えて対話により共存を目指すこと
  • モンスターへの転生: 人間ではなく異形の存在(モンスタースライムドラゴンなど)として異世界で新たな人生を始める設定
  • 弱小モンスターへの転生: 一般的に弱いと思われている雑魚モンスター (スライムなど) に転生すること
  • 変わり者に嫁がされる: 王太子皇后や聖女など婚約により得るはずだった大きな地位を失い、変わり者と婚約させられる展開
  • クソゲー: ゲームとしての完成度が低く、プレイする際に不快感やストレスを感じる要素が多い作品を指します
スキル・能力
  • チート能力: ゲームやフィクションの世界で使われる際には常識外れの強さや万能性を指します
  • チート能力付与: 主にファンタジー作品やゲームの設定で登場する概念で、特定の人物や物に特別な能力や強化を付与する力
  • 転生チート: 主人公が現実世界から異世界に行く際、特別な能力や知識を得る設定
  • 知識チート: 主人公が現代の知識や技術を駆使して異世界で成功を収めたり、問題を解決したりする展開
  • 内政チート: 異世界や過去の時代を舞台に、主人公が現代の知識や技術を活用して、支配地や共同体の内政を劇的に改善・発展させる行為や物語の展開を指します
  • レベルアップシステム: 主にRPG(ロールプレイングゲーム)やファンタジー作品でキャラクターの成長を表現するための基本的な仕組み
  • レベルアップによる覚醒: 弱者から強者への成長という王道展開を支える重要な仕掛け
  • 外れスキル: 主人公や登場人物が獲得する能力のうち、一見すると役に立たないか使いづらいと思われるスキル
  • スキルツリー: ゲームや物語の中でキャラクターの能力やスキルを強化・成長させるためのシステムや概念を指します
  • モンスターテイム: ゲームやファンタジー作品において、敵モンスターや野生生物を手懐けて仲間にし、共に戦ったりサポートさせたりするシステムや能力
  • バク技: ゲーム内のプログラムの不具合(バグ)を利用して、通常ではできない動作や現象を引き起こすテクニック
  • 鑑定スキル: 対象の隠された情報を収集したり、現在の能力や潜在能力を可視化する能力
  • 採取スキル: 自然界から素材や資源を収集するための特殊な能力や技術
キャラクター・恋愛要素
  • V字型アーク: 追放もの弱小モンスターへの転生ではV字型の成長をする主人公が用いられます
  • ハーレム要素: 特定のキャラクターが複数の異性から恋愛感情を抱かれる状況や設定
  • 逆ハーレム: 一人の女性が複数の男性から好意を寄せられるシチュエーション
  • 人たらし: 周囲の人々を無意識に惹きつけ、愛される性質を持つ人。悪役令嬢ものにおける女性主人公はこの属性を持っていることが多いです
  • 好感度初期値MAX: 主にゲームやフィクションの文脈で使用される俗語的な用語であり、特定のキャラクターが物語開始時点から主人公に対して非常に高い好意を抱いている状態
  • ちょろイン: 主人公や男性キャラクターに対して簡単に好意を抱き、恋愛感情を示すヒロイン
  • 従魔: 主人公や特定のキャラクターが契約を結び、自分に従わせる魔物やモンスター
  • 従魔契約: モンスターや幻獣などの存在を「従魔」として従わせるために結ぶ契約
  • 奴隷: 奴隷とは、自由を奪われ、他者の所有物として扱われる人々
  • 奴隷ヒロイン: 貧困や戦争の影響で奴隷となったり、家族に売られたりした背景を持つヒロインで、主人公がその境遇を救います
  • 奴隷契約: 魔法的な手段によって主人に逆らえないようにしたり、命令を強制できる仕組み。「隷属の首輪」や「魔法契約書」などが典型的な道具として登場します
  • 魔王ロールプレイ: 物語やゲームの中でキャラクターが「魔王」として振る舞うこと
  • またオレ何かやっちゃいました?: 主人公の規格外な能力と無自覚さ、そしてそれによる周囲との常識の乖離を象徴するフレーズ
ファンタジーの職業・役割
  • 勇者: 困難や危機に立ち向かい、人々を救う役割を担う存在
  • 聖女: 宗教的背景を基にした神聖さと、創作独自のチート能力成長物語を組み合わせたキャラクター
  • 王族: 異世界ファンタジーにおける王族は、主人公に目的を与えたり特殊な能力を持つ選ばれた血筋として活躍します。または勇者に使命を与える役割を果たします
  • 魔王: 古典的な役割としては、圧倒的な力を持ち世界を支配する悪役として描かれます。近年では主人公の親友や主人公自身が魔王となることもあります
ギルド
ギルドとは、冒険者や職人、商人などが所属する組織
  • 冒険者ギルド: 冒険者たちを支援し、依頼主と冒険者の仲介を行う機関。多くのファンタジー作品でクエストを受けるための舞台として使われます
  • 冒険者ランク: 冒険者の実力や信頼度を示す階級制度
  • クエスト: 冒険者ギルドで受注できる依頼の総称で、冒険者が報酬を得るために遂行する多様な任務
  • クエストの受注: RPGやオンラインゲームにおいてプレイヤーが課題やミッションを引き受けるプロセス
  • ギルドマスター: ファンタジー作品やオンラインゲームにおける、ギルド(組織や集団)のリーダー
  • 商人ギルド: 同業者が集まり市場を管理する組織
  • 裏社会系ギルド: 盗賊暗殺者など非合法活動を行う組織
  • 悪徳ギルド: 権力を濫用し、暴力や不正、犯罪行為によって支配を行うギルド
種族・モンスター
  • エルフ: 長寿で美しい容姿を持つ森の住人。弓術や精霊魔法に長けており、ヒロインとして描かれることが多いです
  • ハイエルフ: エルフの上位種族で、特に高い知性と魔力を持つ
  • ダークエルフ: 肌が黒または褐色で、影や闇と結びついた種族。排他的で攻撃的な性格として描かれることが多い
  • ハーフエルフ: エルフと人間の血を引く混血種族
  • ドラゴニュート(竜人): 竜やドラゴンの特徴を持つ半人半竜の種族や存在
  • ドラゴン: 翼やたてがみ、爪を持った巨大な爬虫類で、口から火を吐き、トカゲやヘビに似た姿で、コウモリのような翼で空を飛ぶ伝説上のモンスター
  • 精霊, 妖精: 小柄で魔力に優れた種族。自然との調和を重視し、人間に助言や導きを与える役割もある
  • 半人半獣: 身体の一部が人間で、他の部分が動物の特徴を持つ存在
  • 猫人族ケット・シー): 猫耳や尻尾を持つ俊敏な種族で、夜目が効く設定が多い
  • 狼男(ワーウルフ): 狼に変身する能力を持つ獣人。戦闘能力が高い
  • スライム: ゼリー状、ゲル状、またはアメーバ状の不定形生物で、基本的に弱いモンスターとして描かれます
  • ゴブリン: 小柄で知能は低いが、集団行動や策略を用いることもある一般的な敵キャラクター
  • オーク: 力強く粗暴な豚顔の人型モンスター。戦闘狂として描かれることが多い
  • 吸血鬼 (ヴァンパイア): 夜間に活動し、高貴で美しく、不老不死や超人的な能力を持つ
  • ケンタウロス: 上半身が人間、下半身が馬の半人半獣。知能が高く弓術に優れる場合が多い
  • ハーピー: 上半身が人間、下半身と翼が鳥という姿の亜人型モンスター。空中戦に長ける
  • ゴーレム: 石や金属など無機物でできた巨大な人型モンスター。防御力が高く、魔法耐性を持つ場合もある
  • 召喚獣: 召喚士や魔術師が魔法によって異世界や霊的な存在から呼び出し、使役する超常的な存在

その他

犯罪行為

  • 詐欺: 他人をだまして金や品物を奪ったり、損害を与えたりすること
  • 脅迫: 相手やその親族の生命、身体、自由、名誉、財産に対して害を加える旨を告知し、恐怖を与えること
  • 強盗: 暴行・脅迫して財物を奪うこと
  • 盗賊: 盗みを生業とする人物または組織
  • 海賊: 海上で他の船舶や沿岸地域を襲撃し、略奪や強奪を行う者たち
  • ストーカー: 特定の人に対する恋愛感情やその感情が満たされなかったことへの怨念から、つきまといや待ち伏せ、無言電話などの行為を繰り返し行う人
  • ストーキングストーカー行為): 特定の人物に対して執拗に付きまとい、監視、待ち伏せ、無断での接触などを繰り返す行為を指します
  • 殺人: 殺人をテーマにする際、登場人物の倫理的ジレンマや心理的葛藤を描くことが多いです
  • 快楽殺人: 殺人そのものを目的として行われ、殺人行為自体やそれに伴う遺体損壊などから快楽を得る殺人
  • 動物虐待: 動物に苦痛や危害を与える行為
  • 冤罪: 無実であるにもかかわらず犯罪者として扱われ、有罪判決を受けること
  • 監禁: 身体の自由を拘束し、一定の場所にとじこめて外に出さないこと
  • 窃盗: 他人が所有または占有している財物を、その人の意思に反して自己の占有下に置く行為
  • ローンオフェンダー: 組織に属さずに単独で犯罪行為を行う個人
  • テロリスト: 政治的、宗教的、イデオロギー的な目的を達成するために、暴力や脅迫を用いて恐怖を広める個人や集団
  • ホロコースト: 第二次世界大戦中にナチス・ドイツが主導し、ユダヤ人を中心とする約600万人の人々が組織的に虐殺された歴史的な出来事
  • 未成年の飲酒: 20歳未満の者の飲酒のことで、法律により規制されています
  • 闇バイト: 匿名・流動型犯罪グループによる強盗の実行役や支援役、およびその募集

死後の世界

  • 死後の世界の概要: 死後に魂が行くと考えられている場所
  • 奈落: 仏教における地獄。また地獄に落ちること
  • 無間地獄: 仏教における地獄の中で最も苛烈で恐ろしい場所とされる地獄であり「八大地獄」の最下層に位置します
  • エリュシオン: 神々に愛された英雄たちや善良な人々が死後に住むとされる楽園
  • 黄泉の国: 日本神話における死後の世界であり、死者の魂が行く場所として描かれています
  • 黄泉比良坂: 現世と黄泉の国を隔てる境界として知られる場所
  • 千引の石: 死者の国と現世を隔てる象徴的な存在
  • 三途の川: 現世(此岸)と死後の世界(彼岸)を隔てる境界
  • 振り返ってはいけないのタブー: 振り返ることや見ることを禁止され、それを破ることで悲劇的な結果がもたらされるという物語で、現世の境界や、死後の世界でのルールとして用いられます
  • ドゥアト: エジプト神話における死後の世界で、死者の魂が旅をし、裁きを受ける場所とされています
  • メメント・モリ: ラテン語で「死を想え」「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」という意味を持つ警句
  • 死神: 生命の終わりを司るとされる神 (→死の神)
  • 寿命を見る力: 対象の死期を知覚できる特殊な能力
冥界
冥界とは、冥府、冥土、あの世のことで、死後に行くとされている世界
死生観
死生観とは、死と生に関する考え方や価値観、判断や行動の基盤となる考えです。
  • 円環的死生観: 死を循環や再生を伴う永続的なサイクルとして理解する考え方
  • 臨死体験: 死に瀕した際や臨死状態から蘇生した際に経験される、非常に鮮明で個人的な体験
  • 輪廻転生: 生命が死後に新たな形で再生されるという概念
  • 終活: 「人生の終わりに向けた活動」の略で、自分の最期を迎える準備を行うこと
  • 永劫回帰: 人生のあらゆる出来事が、全く同じ順序で永遠に繰り返される、という概念

都市伝説

異形の存在
  • 口裂け女: 日本の通学路などでマスクをした女性が現れ「私、きれい?」と問いかけ、どう答えても危害を加えるというもの
  • カシマレイコ: 過去に起きた悲惨な事件の被害者で、死後、霊として現れ、人々に危害を加える
  • テケテケ: 下半身が欠損した女性の亡霊や妖怪として語られています
  • トイレの花子さん: 学校のトイレに現れる少女の霊
  • 赤マント: 赤いマントを身に着けた怪人が登場する恐怖譚
  • 人面犬: 犬の体に人間の顔を持つ不気味な存在
  • トンカラトン: 日本刀を持ち、全身に包帯を巻いたミイラ姿で現れ、「トン、トン、トンカラ、トン」と歌いながら、自転車に乗って夕暮れ時や夜道に現れるとされています
降霊術・情報通信にまつわる都市伝説
交通・移動手段にまつわる都市伝説
  • ターボババア: 高速移動する老婆の怪異
  • 首なしライダー: 首を失ったバイクライダーの亡霊にまつわる怪談
  • 幽霊バス: 通常のバスとは異なる不気味な特徴を持ち、乗客や目撃者に恐怖を与える話
  • きさらぎ駅: 2004年にインターネット掲示板「2ちゃんねる」のオカルト板で語られた都市伝説に基づく架空の鉄道駅
  • 東京地下秘密路線説: 東京の地下には一般に公開されていない政府専用の地下鉄やトンネル網が存在するという話
世界の都市伝説
  • エリザベート・バートリー: 彼女は史上名高い連続殺人者とされ、女吸血鬼としてその残虐性や伝説的なエピソードが後世に語り継がれています
  • ロズウェル事件: アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェル近郊で発生した未確認飛行物体(UFO)に関する出来事で、世界で最も有名なUFO事件の一つ
  • エリア51: 「ロズウェル事件」で回収されたとされるUFOや異星人の遺体が、エリア51に運び込まれたという噂があります
  • レイライン: 古代の遺跡や神聖な場所が直線的に配置されているという仮説
  • グレイフライアーズ・カークヤード: スコットランドのエディンバラ旧市街にある歴史的な墓地で、心霊現象が多い場所としても知られており「世界で最も呪われた墓地」と呼ばれています
  • ブギーマン: 欧米の昔話に登場する想像上の怪物や幽霊で、悪い子どもをさらっていくといわれています

世界観

  • 客観的相関物: 特定の感情を表現するために、外部の具体的な物事や状況、世界観などを用いる方法

舞台

  • 単一アリーナの原則: 物語やドラマの舞台となる空間を1つに限定することで、ストーリーの集中性と自然な展開を保つための重要な構造的ルール
  • 複数のアリーナを用いた4つのパターン:
  • 現代
    • 学園もの: 学校を舞台とした創作作品のジャンル
    • 学校の舞台: 学校でイベントが発生しやすい場所について
    • 現代都市: 主に第二次世界大戦後に発展した都市
    • 職場: 社会人を主人公とした作品では、会社や職場が物語の中心となることがあります。職業ドラマやビジネス小説などでよく見られます
    • 閉鎖空間: 外部の世界へのアクセスが制限・遮断された空間
    • 無人島: 人が住んでいない島。未知なものへの冒険やサバイバル、閉鎖空間であることからミステリー作品で使われます
    • クローズド・サークル: 外界との往来や連絡が断たれた閉鎖的な空間
    • 研究施設: 特定の分野や領域に関する研究を行うための施設や機関
    • メイド喫茶: メイドの扮装をした店員が接客する飲食店
    • 高セキュリティの施設: 施設の重要度や脆弱性、想定されるリスクに応じて、適切なセキュリティ対策が講じられている施設
  • SF・ファンタジー
    • SF: 科学的な要素や想像力を駆使して、現実とは異なる世界や状況を描くフィクション
    • タイムトラベル: 通常の時間の流れから独立して過去や未来へ移動する概念
    • 学園ファンタジー: 学校を舞台にしたファンタジー作品のジャンル
    • 終末世界 (ポスト・アポカリプス): 文明が崩壊した後の世界を舞台とするフィクションのジャンル
    • 神秘的な遺跡: 遺跡には古代文明や財宝が隠されていることがあります
  • アビス: 「深淵」や「奈落」を意味する言葉
  • シーン
    • 食事シーン: 登場人物が食事を行うシーン
    • お茶会: 客を招いて茶を供する会合の総称
    • 神社: 神道の神を祀り、祭祀や参拝を行うための施設、またはその建物
  • 時代劇

中世ヨーロッパ風

  • 中世ヨーロッパ風の概要: 剣と魔法、騎士や城といった特徴を持っています
  • 剣と魔法の世界: 中世ヨーロッパ風の社会構造に魔法や幻想的な要素を融合させた架空の世界観
  • ナーロッパ: 中世ヨーロッパの雰囲気を基調としつつも、現代的な要素やファンタジー的要素を取り入れた独自の世界観
  • 中世ヨーロッパの森: 広大な森は中世ヨーロッパの雰囲気を出すのに役立ちます
  • 中世の騎士: 中世ヨーロッパ風の世界観における騎士は、フルプレートアーマーを身にまとった勇ましい姿や高貴な身分として描かれます
  • 中世ヨーロッパの城: 軍事設備であり、軍事拠点、領主や王族の権威を示すシンボル
  • 魔王の城: 魔王が住む城。巨大で荘厳かつ不気味な外観を持つことが多いです
  • 古代文明: 「失われた高度な技術」「神秘的な遺跡」「壮大な歴史」といった要素があります
  • 竜言語: 神秘的で強大な力が宿り、魔法や儀式に使用されることが多いです
  • 空中都市: 魔法や特殊な鉱石によって空中に浮かぶ都市です
  • 中世の牢屋: 剣と魔法世界の牢獄は、魔法による結界や呪縛具など、現実にはない要素を取り入れられています
  • 中世の酒: 中世ヨーロッパ風の世界でもエールや蜂蜜酒が定番のお酒となります
  • 航路の発見: 大航海時代のロマンと冒険心をベースにしながら、魔法や異世界独自の要素を加えたもの
  • 冒険者ギルド: 冒険者たちを支援し、依頼主と冒険者の仲介を行う機関
ドイツ風の世界観
中世ヨーロッパ風の世界観は、ドイツ風の世界観モチーフとして描かれることが多いです。
  • ドイツ風のキャラクター名: ドイツ風の名前は、その響きと意味によってキャラクターに力強さ、高貴さ、知性、素朴さなど多様な印象を与えることができます
  • 魔法や呪文におけるドイツ語: 日本の創作における魔法や呪文は、響きの重厚感と荘厳さからドイツ語が選ばれるケースがいくつか存在します
ダンジョン
ダンジョンとは、ファンタジー作品やゲームの世界で、危険で冒険的な地下迷宮洞窟を指す言葉です。
  • 地下迷宮: 複雑な通路や部屋が連続する迷路のような構造を持ち、探索者が迷いやすい設計
  • 洞窟: 洞窟内は暗く湿気が多いことが一般的で、不気味さや閉塞感を演出します
  • 鉱山: 鉱山は魔石や武器や防具の製造に必要なレアメタルといった資源採取、魔物の巣窟であるのが定番です
  • 呪われた森: 呪いによる不気味な雰囲気を持った森
  • 古代文明の遺跡: 失われた歴史や文化、そして未知の技術や魔法を象徴する舞台
  • 地下都市: 地下という環境から外部との交流が限られ、独自の文化や価値観が発展していることが多いです
  • アビス:「深淵」や「奈落」を意味する言葉です
  • 魔物の牢獄: 外界から隔絶された場所に設置される、危険な魔物やモンスターを閉じ込める牢獄または監獄
政治・社会制度
  • 封建制度: 中世ヨーロッパを中心に発展した社会・政治システムで、土地を媒介とした主従関係に基づく分権的な社会構造が特徴
  • 封建社会: 土地を基盤とした主従関係を中心に構築された社会制度であり、中世のヨーロッパや日本、中国などで見られた社会形態
  • 絶対王政: 国王が絶対的な権力を持ち、国家の全ての政策を決定する仕組み
  • 独裁政治: 特定の個人や少数の集団が国家権力を集中し、恣意的に統治を行う政治体制
  • 魔女狩り: 主に15世紀から17世紀のヨーロッパで行われた、魔術を使用すると疑われた人々 (→魔女) に対する迫害のこと
  • 王族: 国の君主(王や皇帝など)の一族を指し、国の歴史や政治体制において重要な役割を果たしてきた存在
  • 貴族: 特権を持つ上流階級の社会的集団
  • 爵位制度: 貴族や功績者に与えられる称号で、社会的地位や序列を示す制度
  • 傀儡の王: 外部勢力や他者に操られ、形式的には権力者として振る舞っているものの、実質的な統治権や決定権を持たない国王
  • 傀儡政権: 形式的には独立しているように見えるものの、実際には他国の支配下にあり、その指示に従って行動する政府や国家

組織一覧

  • 組織: 物語創作における組織の概要
公的な組織
  • 学校の組織: 学園を舞台にした学園ものには生徒会風紀委員がよく登場します
  • 警察: 国民の生命・身体・財産の保護、犯罪の捜査、被疑者の逮捕、公安の維持など、社会秩序を保つため、国家の統治権に基づいて国民に命令・強制する、行政上の作用。また、その仕事を担当する組織
犯罪組織
  • 盗賊: 盗みを生業とする人物または組織
  • ヤクザ: 暴力を背景に組織的な犯罪活動 (犯罪行為) に従事し、不法な手段で収入を得る集団
  • マフィア: イタリアのシチリア島を発祥とする組織犯罪集団であり、犯罪行為・犯罪活動を通じて社会や経済に深く関与する秘密結社的な組織
  • ギャング: 一般的に「集団」を指す言葉ですが、特に犯罪行為を目的とした組織やその構成員を意味します
  • テロリスト: 政治的、宗教的、イデオロギー的な目的を達成するために、暴力や脅迫を用いて恐怖を広める個人や集団
  • 秘密結社: 主に敵対勢力として主人公に立ちはだかり、ミステリーの源泉となり、世界観を豊かにします
  • カルト宗教: 主にカリスマ的指導者を中心とした閉鎖的な集団として描かれ、敵対勢力や社会批評の手段として活用されます
  • 裏社会系ギルド: 異世界ファンタジーやゲーム作品において、盗賊暗殺者など非合法活動を行う組織
その他の組織
  • SCP財団: 自然法則に反する存在や物品、場所を取り扱う架空の組織、およびそれに関する共同創作を行うコミュニティサイト

構成

三幕構成

三幕構成とは物語を3つの主要な部分に分ける脚本構成の手法。

プロット

プロットとは物語や創作物の構想や筋書きを指す言葉。筋書き。

シーン

イベント

  • 採用面接: アルバイトの採用面接、就職試験の面接などがあります
  • 誕生日パーティ: ホームパーティか友人との集まりかどうかで意味が変わってきます
  • お葬式: 故人を悼み、冥福を祈り、弔う儀式です
  • 店員と客のやり取り: コントでよく使われるシチュエーション。コンビニやレストランなどが多いです
  • お花見: 美しい桜を眺めながら食事や飲み物を楽しむ
恋愛
  • 片思い: 一方だけが恋い慕い、相手は何とも思わないこと。自分を思ってくれない人を恋い慕うこと
  • 三角関係: 三人の人間が同時に恋愛関係に陥った状況、人間関係のこと
  • 遠距離恋愛: 登場人物が地理的に離れていることで生じる感情の葛藤や絆の強さを描くことができ、読者や視聴者に深い共感を呼び起こします
  • お見合い: 出会うことがなかった二人の出会いの場、内気な友人を応援する場、片思いしている人物が見守る場などとして利用されます
  • 結婚式: ラブロマンスにおけるゴール、ホームドラマにおける関係性を描くイベント・シーンとして利用されます
学校行事
  • 入学式: 学校に入学することを許可し、そのお祝いをする式典のこと
  • 始業式: 新学期の始まりを告げる式典で、全校生徒が参加します。通常、入学式と同時期に行われます
  • 卒業式: キャラクターの成長や別れ、新たな旅立ちを象徴する重要な場面
  • 新入生歓迎会: 部活動やサークル、学科で新しいメンバーを迎えるための重要なイベント
  • クラス替え: 仲の良い友達と一緒のクラスになって喜んだり、違うクラスになって悲しむことがあります
  • 身体測定: 新学期の初めに、生徒の健康状態を確認するために実施されます
  • 部活動への勧誘: 生徒たちが新しい部活動に参加する機会となります
  • 家庭訪問: 教師が生徒の家庭を訪問し、保護者とコミュニケーションをとる機会です
  • 三者面談: 生徒とその親、教師による面談です。進路や学業の成績などが主な話題です

キャラクター設定

キャラクターアーク

  • キャラクターアークの概要: キャラクターアークは、物語を通じて主人公が経験する内面的な成長や「変化」のことを指します。キャラクターチェンジとも呼びます
ポジティブなアーク
ポジティブなアークとは、物語の中でキャラクターが内面的に成長し、より良い人物になる過程を描いたキャラクターアークです
  • 成長型ヒーロー: 物語の中で内面的な成長や変化を遂げる主人公
  • 贖罪型ヒーロー: 過去の過ちや罪を償うために行動し、その過程で内面的に成長し、自己赦免や道徳的再生を果たすキャラクター
  • 勇気発見型ヒーロー: 語の中で恐怖や不安、自己不信に直面しながらも、それを克服して自分の中にある勇気や力を発見し、成長していくキャラクター
  • 巻き込まれ型ヒーロー: 物語の冒頭で自分の意志とは関係なくトラブルや大きな出来事に巻き込まれるものの、その過程で内面的な成長を遂げ、最終的には積極的に状況を変える存在へと変化するキャラクター
  • 道徳的上昇型ヒーロー: 物語の中で主人公が道徳的に未熟であったり、誤った信念や価値観を持っていた状態からスタートし、試練や他者との関わりを通じて倫理観や価値観を向上させるキャラクター
  • V字型アーク: 物語の中で主人公が一度大きな低迷や挫折を経験した後、それを乗り越えて成長し、より強い人物へと変化するキャラクターアーク
フラットなアーク
フラットなアークとは、物語の中で主人公自身が大きく変化や成長を遂げることはなく、一貫した価値観や信念を持ち続けるタイプのキャラクターアークです。
  • 影響型ヒーロー: 物語の中で主人公自身が変化するのではなく、主人公が持つ確固たる信念や価値観によって周囲や世界に変化をもたらすキャラクター
  • 成熟型ヒーロー: 物語の中で主人公自身が大きく変化するのではなく、すでに成熟した人格や信念を持ち、それを維持しながら周囲に影響を与えるキャラクター
  • 不屈型ヒーロー: どんな困難や逆境にも屈せず、自分の信念や目標を貫き通すキャラクターアーク
  • 道徳的模範型ヒーロー: 物語の中で高い倫理観や道徳的価値観を持ち、それを揺るがせることなく貫き通すキャラクターアーク
  • 静かな救世主型ヒーロー: 目立たない存在ながらも、自分の信念や行動によって周囲や世界に大きな変化をもたらすキャラクターアーク
  • ナルシスト型ヒーロー: 自分自身に対する強い愛情や自信を持ちながらも、物語の中で重要な役割を果たすキャラクター
悲劇的な結末アンチヒーロー悪役向きのキャラクターアーク
  • ネガティブなアーク: 物語の中でキャラクターが悪い方向に変化し、堕落、破滅、または悲劇的な結末を迎えるキャラクターアーク
  • V字型アーク: 物語の中で主人公が一度大きな低迷や挫折を経験した後、それを乗り越えて成長し、より強い人物へと変化するキャラクターアーク
  • 逆V字型アーク: 物語の中で主人公が成功や栄光を手に入れるものの、その後、誤った選択や欠点によって失敗や破滅へと転落していくプロセスを描いたアーク
  • フォーリング・アーク: キャラクターが自身の誤った信念や欠点に固執し続けることで、破滅や孤立へと向かっていく過程を描いた物語の構造です
  • ディスイルージョンメント・アーク: キャラクターが物語を通じて自分の理想や信念に疑問を抱き、それらを失っていく過程を描くアーク
  • コラプション・アーク: キャラクターが物語を通じて徐々に腐敗や堕落していく過程を描くアーク

アーキタイプ

安定/コントロール (安定追求)
  • キング: 知恵、洞察力、不屈の精神を持ち、国民や家族を導き守るリーダーとして秩序と成長を促進する存在
  • ファーザー: 保護者、指導者、そして権威の象徴で、家族やコミュニティを守り、育成し、秩序を維持する役割を果たします
  • クイーン: 慈愛、統率力、そして調和を象徴し、自らの領域を守り、他者を育み、コミュニティや家族の調和を保つ存在
  • マザー: 無条件の愛情、育成、そして保護を象徴し、子供や家族に安全な環境を提供し、成長を促す存在
  • ケアギバー (介護者): 無償の愛献身的で他者を支え、感情的な安定感を提供します
  • グレート・マザー: 生命の源、無条件の愛、育成、そして保護を象徴します。彼女は自然や宇宙そのものと結びつき、創造と破壊の両面を持つ存在です
  • 母なる地球: 生命を育み、保護し、調和を促進する象徴的な存在
支配/リスク (達成追求)
  • ヒーロー: 物語において勇気、自己犠牲、そして成長を象徴する存在
  • 戦士: 強さ、勇気、そして行動力を象徴する。目標達成のために全力を尽くし、困難や敵に立ち向かう存在
  • 反逆者: 既存の体制や抑圧に立ち向かい、変革を目指します。彼らは現状に満足せず、不正や不平等を正そうとする勇気を持つ存在です
  • アウトロー: 既存のルールや社会的規範に反抗し、自由と独立を追求する変革者であり、しばしば不正や抑圧に立ち向かう存在
  • 魔法使い: 知識、変革、そして創造力を象徴するアーキタイプであり、物事を新しい形で実現し、他者に影響を与える力を持っています
  • 魔女: 知恵、直感、変容を象徴するアーキタイプであり、自然や秘教的な力を通じて自己や他者を癒し、変化をもたらす存在
  • シャドウ: 主人公や他のキャラクターに内在する未解決の葛藤、恐怖、または否定された性質を具現化した存在。またはアーキタイプの「短所」のこと
  • タイラント (暴君): 権力と支配を象徴し、表面的には魅力的で効果的なリーダーシップの側面も見られます
  • ファム・ファタール: 美貌や知性、カリスマ性を持ち、それを武器に他者を引きつけ支配を行うキャラクター。他者に依存しない自立した (成長追求の) 存在としても描かれます
帰属/楽しみ (関係性追求)
  • トリックスター: ユーモア、変化の促進、新しい視点の提供。物語に活気や予想外の展開をもたらします
  • ラバー (恋人): 愛情、情熱、そして深い感情的なつながりを象徴し、他者への気づかいや理解を通じて、満足感や幸福を提供します
  • オーファン (孤児): 喪失感や孤独を経験しながらも、自己発見と成長を通じて他者とのつながりを求め、困難な状況に適応し、共感力や自己成長を促進する力を持ちます
  • イノセント: 物語に癒しや希望をもたらし、他者に対して信頼や愛情を示す存在
  • イノセント・チャイルド: 物事の良い面を信じ、希望を持ち続ける力があります
自立/自己実現 (成長追求)
  • 創造者: 美や未来のビジョンを形にし、人々に新しい可能性や価値観を提示します。彼らは創造的な力を通じて世界を変革し、機能しないものを改善する役割を果たします
  • 探検家: 自由、冒険心、そして未知への探求を象徴します。彼らは新しい場所や経験を求め、物語や人生において変化や発見を促す重要な存在です
  • セージ (賢者): 学びを通じて世界を理解し、他者に知恵を共有することで物語や人生に深みを与えます
  • シーカー (自分探し): 自己探求や真実の追求を象徴します。彼らは自分自身の本質や人生の目的を見つけるために旅を続け、成長と発見を目指します
  • メンター: 知恵、経験、導き。他者に必要な知識や助言を与え、成長を支えます。そして弟子から学び、自分もまた成長します
変化 / 流動性 (変容追求)

キャラクターの役割

ヒロイン

役割
  • 古典的ヒロイン: 伝統的な物語や文学作品に登場する、典型的な女性キャラクター
  • 囚われの姫君, 塔の中の姫君: 主に若く魅力的な未婚の女性が、危機的状況に陥るキャラクター
  • ファム・ファタール: 「運命の女性」や「魔性の女」を意味するフランス語で、関わった男性を破滅や悲劇に導きます
  • 悪役令嬢: 物語の中でヒロインの敵対者として描かれ、特に高貴な身分や財力を背景にヒロインを妨害する役割
  • 絶世の美女: 世に並ぶものがないほど美しく、優れた女性
  • ガラスの天井を破る女性: キャリアアップの妨げとなる「ガラスの天井」を突破して、昇進や活躍を成し遂げた女性
ジャンル
  • 魔法少女: 魔法や不思議な力を使う少女を主人公とするキャラクター類型およびそのジャンル
  • 武装戦闘少女: 物語において戦闘能力を持つ女性キャラクター。女騎士
  • ラブロマンス: 恋愛を中心テーマとした物語ジャンル
  • ラブコメディ: 恋愛をテーマにしたコメディ要素の強い作品を指すジャンル
  • バディもの: 男女のパディものは恋愛に発展することが多々あります
性格
  • ミステリアス: 謎めいた印象を与えるキャラクターは男女問わず人気です
  • ツンデレ: 性格や行動における二面性にあり、そのギャップによる魅力から萌え属性として人気があるキャラクター
  • クーデレ: クールさと内面の温かさとの対比による魅力を持ったヒロインキャラクター
  • ヤンデレ, ヤンデレ四天王: 愛する相手への感情が極端に強くなり、執着や依存の結果として精神的に不安定な状態になるキャラクター
  • メンヘラ: 一般的に精神的に不安定なキャラクター
  • お嬢様: 上流階級の生まれで、自己中心的傲慢な性格であることが多いです
  • 女王様: 普段から自信に満ち溢れ、自分を律して行動することが得意な性格のタイプ
  • 武家の娘: 武士階級に生まれ育った女性の価値観や教育、役割を持ったキャラクター
  • 妹キャラ: 甘えん坊明るく元気で素直。小柄で可愛いといった特徴があります
  • あざとかわいい: 計算された言動で魅力的に見せるだけでなく、自然と好かれる外見や雰囲気を兼ね備えている様子
  • 小悪魔: 男性の心を翻弄する、魅力的な若い女性
  • メスガキ: 相手を小馬鹿にするような生意気な言動や態度を特徴するキャラクター
  • 猫かぶり: 本性を隠しておとなしそうに見せる二面性を持ったキャラクター
  • 眼鏡っ娘: 眼鏡をかけることで知的で真面目な印象を与えます
  • 文学少女: 文学を愛好する少女。 また、文学的雰囲気や夢想・幻想の世界を好む少女
  • 完璧美少女: 容姿端麗かつ文武両道といった欠点のない美少女キャラ
  • 天然キャラ: 童顔や柔らかい表情を持ち、親しみやすさや無邪気さを感じさせるキャラクターです
  • ドジっ子: 簡単な作業でもよく失敗するキャラクターです
  • 不思議ちゃん: 普通の人とはちょっと違う、変わった言動や行動を繰り返す性格
  • 男勝り: 女性が男性に勝るほど気性が強く、しっかりしていることを指す言葉
  • ボクっ娘: 男性用一人称の「ボク」を使う少女
  • オレっ娘: 一人称に「オレ」を使用する女性キャラクター
  • 怪力娘: 通常の人間の力では到底考えられないパワーをもった女性
  • 好感度初期値MAX: 特定のキャラクターが物語開始時点から主人公に対して非常に高い好意を抱いている状態
  • ちょろイン: 主人公や男性キャラクターに対して簡単に好意を抱き、恋愛感情を示すヒロイン
  • 貧乳コンプレックス: 胸が小さいことを気にしていることに対して過剰反応すること、またはその特徴を持つ女性キャラクター
  • のじゃロリ: 外見が幼い少女(ロリ)でありながら、「わし」「~じゃ」といった古風な老人語を話すキャラクター
  • あがり症: 緊張しやすく、人前での行動や発言で失敗しがちな性質を持つキャラクター
  • 赤面キャラ: 感情が高ぶった際に顔を赤く染める描写が特徴的なキャラクター
  • 堅物ハレンチ: 表向きは真面目で厳格(堅物)な性格を持ちながら、意図せずセクシーな状況に巻き込まれたり、内面に隠れたハレンチな一面を持つキャラクター
年上ヒロイン
主人公よりも年上となるヒロインです
  • 姉キャラ: 面倒見がよく頼りがいがあってしっかり者。家庭内における先輩キャラとも言えます
  • 先輩キャラ: 経験豊富なメンターとして機能することもあります。学校や職場などの組織における姉キャラとも言えます
  • メンター, 教師: 主人公を導く存在ですが、恋愛対象となることもあります
  • 未亡人: 夫に死なれて再婚していない女性。若くして夫を失った女性は年上ヒロインとして登場することがあります
  • ロリババア: 見た目は幼い少女(ロリ)でありながら、実年齢が非常に高く、精神的には成熟した大人(ババア)であるという特徴を持ったキャラクター
  • 姉御肌: 頼れる存在でサバサバした性格のキャラクター。ただし、自立心があり責任感が強いなど人間として完成されているため、ヒロインにはなりにくい
ファンタジー
  • 女騎士: 騎士階級を持つ女性。 主にファンタジー作品に登場。 甲冑を身に纏い、剣や槍等武器を手に戦う女性
  • 姫騎士: 「姫」や「王女」といった高貴な身分を持ちながら、自ら武装して戦う女性
  • 聖女: 怪我や病気を治す「治癒魔法」や、邪悪な存在や瘴気を浄化する力、国家の危機を救う宿命を持つキャラクター
  • ハーフ: 異国情緒や異文化、孤高で謎めいた存在感
  • 駄女神: ポンコツな女神キャラクター
  • 奴隷ヒロイン: 物語の中で奴隷として扱われる女性キャラクター
学園もののヒロイン
  • 生徒会長: カリスマ性がありリーダーシップを発揮、学業優秀などの特徴を持ったキャラクターが選ばれることが多いです
  • 生徒会副会長: 生徒会長をサポートします
  • 委員長キャラ: 真面目で、規律を重んじる性格。クラス内の信頼を集めていることが多いです
  • 学園のアイドル: 容姿端麗で誰からも愛される存在。高嶺の花として描かれることも多い
  • お嬢様: 富裕層出身で品位ある振る舞いをするが、世間知らずな一面も魅力となる
  • ギャル: 明るく社交的で、流行のファッションを取り入れるなどの行動を通じ、感覚を共有しようとする若い女性を指す言葉
  • オタクに優しいギャル: オタクに対して友好的で優しく接するギャル
  • オタクのギャル: ギャルとしての外見やライフスタイルを持ちながら、自身も深いオタク趣味を持つキャラクター
  • 幼馴染: 幼い頃に親しくしていた友達のこと
  • 負けヒロイン: 『主人公の恋人の座』を勝ち取れなかったヒロイン及び女性キャラクターを指す言葉
BDSM
職業
  • アイドル: 多くの人を引き付ける魅力を持つ才能を持っています
  • ファッションモデル: 華やかなイメージを持ち、洗練された印象を与えます
  • 歌姫: 歌を通じて特別な役割を果たす女性キャラクター
  • 動画配信者: 現実での生活とのギャップを持ったキャラクターとして描かれることがあります

悪役

学園ものの悪役
権力者の悪役
権力者とは、社会や組織において他者や集団に対し、行動を強制する能力や影響力を持つ人
  • 悪代官: 領民を圧政で苦しめたり、不正を働いたりする代官
  • 政治家: 権力の象徴として描かれることが多いです
  • 悪徳社長: 倫理的に問題のある行動をとる企業のトップ
  • カルト宗教の教祖: 宗教の名を借りて私利私欲満たそうとする教団の教祖
  • 警察: 逮捕権限を悪用する存在として描かれることがあります
  • 独裁者: 絶対的な権力を持ち、国家や団体を支配する人物
  • ソフト老害: 30代から40代の職場で行う、善意からの行動が結果として若い世代にとって抑圧的に感じられる状況。またはそれを行う人物
犯罪行為をする悪役
  • マッドサイエンティスト: 倫理や常識を逸脱した研究を行い、その結果として社会に混乱や危険をもたらすことがあります
  • ローンオフェンダー: 組織に属さずに単独で犯罪行為を行う個人
  • テロリスト: 政治的、宗教的、イデオロギー的な目的を達成するために、暴力や脅迫を用いて恐怖を広める個人や集団
  • 詐欺師: 他人を騙して利益を得る者
  • 殺人鬼: 殺人そのものが目的であり、被害者の苦しむ姿を見ることで快感を得るタイプ
  • 快楽殺人: 殺人そのものを目的として行われ、殺人行為自体やそれに伴う遺体損壊などから快楽を得る殺人
性格的特徴
ファンタジーの悪役
悪霊
悪霊とは、人間に害を及ぼすとされる霊的存在。
  • 殺人鬼の憑依: 殺人鬼が死後もその魂を別の存在(人間や物体)に移して活動を続ける設定

役割語

役割語は、特定の人物像(年齢、性別、職業、階層、時代背景など)を想起させる特定の言葉遣いで、主にフィクションで使用されます。
No 分類 役割語 説明 一人称 二人称
1 性差によるもの 男ことば 男性キャラクターが使う言葉遣い 「おい、おまえ、何やってんだよ」
「腹減ったぜ」
「おれ」
「ぼく」
「おまえ」「きみ」
「あんた」
女ことば 女性キャラクターが使う言葉遣い 「〜かしら」「〜してよ」
「あら」「まあ」「うふふ」
「あたし」
「あたい」
「あなた」
オネエことば 女性的な話し方をする
男性キャラクターに使われる
「あら、素敵ねーーー」
「おーほっほ」
「あたし」 「〇〇ちゃん」
「アンタ」
2 年齢・世代
によるもの
少年語 若い少年が使う言葉 「うん、そうだよ。ぼくだよ」
「わーい」「ねえ」
「ぼく」 「きみ」
老人語 「わしは知っとるんじゃ」など、
老人キャラクターが使う言葉遣い
「〜じゃ」「〜ぬ」「〜ん」
「〜しておる」
「わし」 「おぬし」
おばあさん語 年配の女性キャラクターが使う言葉遣い 「〜じゃ」「〜ぬ」「〜ん」
「~かね」「~おくれ」
「わし」 「おぬし」
幼児語 幼児や子供が使う言葉遣い 「ぼく、おなかすいたー!」
「ねんねするー!」
自分の名前 特になし
ギャル語 ギャルが使う独特な言語スタイル 「あーし、今日マジきゃぱいんだけど!」
(私、今日は本当にキャパオーバーなんだけど!)
「あたし」「あーし」 あだ名呼びなど、
フランクな呼び方
3 職業や社会的地位
によるもの
書生ことば 学生や若者が使う古風な言葉遣い 「~たまえ」「~べし」 「僕」「吾輩」 「きみ」「◯◯くん」
武士ことば 侍や武士キャラクターに使われる 「ござる」「かたじけない」
「お主」
「拙者」「自分」
「それがし」
「おぬし」「そなた」
警察官ことば 警察官のキャラクターに使われる 「こちら〇〇署」
「ご協力お願いします」
「本官」 「◯◯さん」
上司語 職場での上司を表現するために用いられる
特定の言葉遣い
「これをお願いできるかな?」
「申し訳ないけれど」
「わたし」 「きみ」
廓言葉
(くるわことば)
江戸時代に遊郭や遊里で遊女などが使用していた
特色のある言葉で「花魁言葉」とも呼ばれる
「おいでなんし」
「あちきは、ここで待っておりんす」
「わっち」「わちき」
「あちき」
「主(ぬし)」
「主 (ぬし) さん」
博士語 科学者や学者などの「博士」キャラクターが
使う特有の言葉遣い
「わしの言うことを聞くのじゃ」 「わし」 「きみ」「◯◯くん」
「〇〇さん」
ヤクザ言葉 ヤクザキャラが使う言葉や口調 「お前さん、何してくれとんじゃワレ!」 「オレ」「ワシ」 「テメェ」「オノレ」
4 地域や文化
によるもの
田舎ことば 地方出身者や農民を表現する際に使用される 「〜だべさ」「だっぺ」 「おら」 「おめえさん」
大阪弁 商人や道化役としてのイメージで使われる 「あのおっさん、また変なこと言うてるわ」 「わし」「うち」 「自分」
ヤンキー語 特有の挨拶「夜露死苦」や「ガンをつける」など
挑発的なニュアンスを持つ言葉が多くあります
「イキガリ見せてねぇで
いいからかかってこいや」
「オレ」「わし」 「ワレ」
「テメェ」
5 特定の
キャラクター
タイプ
によるもの
お嬢様ことば 上品で高貴な女性キャラクターが使う 「〜ですわ」「~ございます」
「〜ございますわ」「〜てよ」
「わたくし」 「◯◯さま」
奥様ことば 主婦や上流階級の女性が使う丁寧な言葉遣い 「~ざます」「おほほほほ」
「~かしら」「~わ」「~ね」
「わたくし」
「あたくし」
「あなた」
6 人間以外 宇宙人語 宇宙人を表現する言葉遣い 「ワレワレハウチュウジンダ」 「われわれ」 特になし
ロボット語 ロボットや機械音声を表現する言葉遣い 「〜を実行します」
「〜を確認しました」
「私」 「あなた」「マスター」
「ユーザー」
幽霊語 幽霊を表現する言葉遣い 「うらめしや〜」
「〜じゃ」「〜ぞ」
「私」 「あなた」
「おぬし」
  • これらの役割語は、フィクションにおいて登場人物の性格や背景を効率的に伝えるために使用されますが、一方でステレオタイプを助長する可能性もあるため注意が必要です

キャラクターの職業

法の番人
  • 警察官: 警察法の定めにより警察庁、都道府県警察に置かれる公安職の警察職員。または警察組織
  • 刑事: 犯罪の捜査や犯人の逮捕を専門とする警察官
  • 検察官: 法務省に属する国家公務員で、刑事事件の捜査や裁判を遂行する役割を担っています
  • FBI捜査官: FBI(連邦捜査局。アメリカ合衆国の司法省に属する法執行機関)の捜査官
医療機関
  • 医師: 病気やけがの患者を診察・治療し、回復を促す専門家
  • 看護師: 厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者や妊産婦の療養上の世話や診療の補助を行う専門職
専門家
  • 科学者: 科学的な知識を探求し、新たな知見を生み出すことを職務とする専門家
  • 発明家: 一般に新しいアイデアや技術を生み出す個人
  • 考古学者: 発掘調査や出土品などの研究を通じて、古代の生活や文化像を明らかにする仕事
神職
  • 女教皇: 伝説の人物「女教皇ヨハンナ」とタロットカードの「女教皇」について
  • 陰陽師: 陰陽道を基盤とした占いや呪術、暦の作成などを行った専門職
  • 巫女: 巫女は神社において重要な存在として信仰と文化を支えています
  • シャーマン: 霊的な力を持ち、超自然的存在(神霊、精霊、死霊など)と交信する能力を持つ宗教的職能者
  • 眷属: 主君や主となる人物に仕える従者や家来、配下の者
危険な職業・裏社会
  • 探偵: 依頼者の要望に応じて情報を収集し、問題解決をサポートする専門職
  • 忍者: 日本の中世期・近世期のスパイに相当し、諜報や破壊工作、暗殺などを行うプロフェッショナルとして描かれます
  • 女忍者: 女性忍者のこと。くノイチ
  • スパイ: 敵国や競争相手などの機密情報をひそかに調べ、探り出すこと、またはそれをする人。諜報員
  • 女スパイ: 女性のスパイ
  • 二重スパイ: ある勢力が送り込んだスパイが、同時に相手側のスパイでもあること
  • 闇バイト: 犯罪グループが犯罪行為の実行者を募集する危険な手段
  • 詐欺師: 他人を騙して利益を得る者
  • 殺し屋: 殺人行為を行うことで金銭的報酬を得る者
  • 暗殺者: 人を密かに、あるいは不意に襲って殺害することを職業とした人物
  • バウンティハンター: 賞金稼ぎ。賞金首を狙う職業です
  • ボディガード: 要人などの身辺に付き添い、その身の安全を守る人。護衛。用心棒
  • マッドサイエンティスト: 彼らは倫理や常識を逸脱した研究を行い、その結果として社会に混乱や危険をもたらすことがあります
人の注目を集める職業
  • アイドル: 人を熱狂させる魅力を持ったタレント
  • ファッションモデル: ファッションショーや雑誌、広告などで活躍する職業
  • コスプレ: 漫画・アニメ・ゲームなどのキャラクターに扮装(ふんそう)すること
  • インフルエンサー: インフルエンサーは単なる情報発信者ではなく、共感と信頼を基盤にしたストーリーテリングの重要な担い手として機能しています
  • 動画配信者: 動画配信者はVTuberのように二面性やギャップの強調、エンターテインメント性、リアルタイムのインタラクションをもたらすキャラクターとして機能しています
時代劇
  • 遊女: 日本の歴史において、男性に対する性的サービスを職業とした女性を指します
その他
  • 政治家: 国や地域の政策を立案・実行し、人々の生活や社会全体に影響を与える役割を担う職業
  • 若手社長: 若くして社長になったキャラクター
  • 執事: 主に富裕層の家庭や高級施設で働き、主人やその家族の日常生活を支援する役職
  • メイド: 主に外国人家庭で家事や補助を行う女性の使用人
  • 武装メイド: 高い戦闘能力を持ったメイドキャラ

ファンタジーの職業

ファンタジーの職業の概要: ファンタジーにおける職業は戦闘、支援、特殊能力を活かした役割を持ちます。
  • 冒険者: 特定の職業やスキルを持ちながらも、自由に冒険を行う存在
選ばれし者
  • 勇者: 先天的または選ばれた存在で、特別な武器や魔法を扱う能力を持つことがあります
  • 聖女: 怪我や病気を治す「治癒魔法」や、邪悪な存在や瘴気を浄化する力、国家の危機を救う宿命を持つキャラクター
戦士系
  • 戦士: 剣、斧、槍などの武器を使用し、近接戦闘で高い攻撃力を発揮します
  • 剣士: 剣を主な武器として扱い、近接戦闘に特化した職業
  • バーサーカー (狂戦士): 「狂化」による圧倒的な攻撃力と破壊力を持つ一方で、防御力の低下や判断力を失うなど制御が難しい特徴を持ちます
  • 魔法戦士: 戦士としての戦闘能力と魔法使いとしての呪文能力を兼ね備えた職業
  • 傭兵 (マーシナリー): 金銭や報酬を受け取ることで戦闘や護衛などの任務を遂行する職業やキャラクター
  • 槍使い (ランサー): 槍はリーチの長さや刺突の威力から、攻守のバランスが良い武器とされており、槍使いはその特性を活かした戦闘スタイルを持っています
  • 武闘家 (モンク): 主に素手や徒手空拳の格闘技術を駆使して戦う職業として描かれることが多い戦士系職業
騎士系
  • 騎士 (ナイト): 高い戦闘能力だけでなく、名誉や忠誠心、騎士道精神といった高貴な要素を兼ね備えています
  • 聖騎士 (パラディン): 「神聖な力を持つ騎士」として描かれる職業。神聖魔法を使うこともあります
  • 暗黒騎士 (ダークナイト): 闇の力を操る騎士として描かれる職業
  • 竜騎士 (ドラゴンナイト): 主に「槍」を武器にし、ドラゴンや空をテーマとした能力を持つ職業
  • 女騎士: 騎士階級を持つ女性。 主にファンタジー作品に登場。 甲冑を身に纏い、剣や槍等武器を手に戦う女性
  • 姫騎士: 「姫」や「王女」といった高貴な身分を持ちながら、自ら武装して戦う女性
特化型戦士
魔法系
  • 魔法使い (ウィザード): 魔術を扱うことができる人
  • 召喚術師 (サモナー): 召喚魔法を駆使して幻獣や精霊悪魔などの存在を呼び出し、その力を借りて戦う職業やキャラクタ
  • 錬金術師 (アルケミスト): 「物質変換」「ポーション作成」「ホムンクルス人工生命体)の創造」など、多彩な能力を持つキャラクター
  • 陰陽師: 陰陽道を基盤とした占いや呪術、暦の作成などを行った専門職
  • 占い師: 特定の占術を用いて人々の運勢や未来、性格、相性などを占う専門家
  • 霊媒師: 霊的存在や高次の存在と交信する能力を持つ人物
  • 魔女: 超自然的な力を持つ女性
支援系
  • 僧侶 (ヒーラー): 「回復魔法」や「補助魔法」を使う支援職として描かれることが多いです
  • 吟遊詩人 (バード): 詩や音楽を通じて物語や情報を伝える役割を担った存在
  • 軍師: 戦場や政治の場で戦略や戦術を立案し、主君や指揮官を補佐する役割を担う人物
特殊系
  • 盗賊 (シーフ): 罠解除や宝箱の鍵開けなど探索に特化。素早さにも優れる
  • 忍者: 諜報や破壊工作、暗殺などを行うプロフェッショナル
  • 暗殺者 (アサシン): 暗殺術の使い手で高い攻撃力と隠密性で敵を迅速に排除する役割
  • 竜使い (ドラゴンテイマー): ドラゴンを調教・使役する職業やキャラクターを指します
  • 猛獣使い(ビーストマスター): 動物や魔獣を調教し、戦闘や支援に活用する職業やキャラクター
  • レンジャー: 自然環境や野生動物に精通し、戦闘や探索で高い機動力と多様なスキルを発揮する職業
  • 商人 (マーチャント): 物資の流通や経済活動を担う重要な職業

キャラクター分類

  • ロリババア: 見た目は幼い少女(ロリ)でありながら、実年齢が非常に高く、精神的には成熟した大人(ババア)であるという特徴を持ったキャラクター
  • 不老長寿: 老化をせずに長く生きること
  • 不老不死: いつまでも年をとらず、死なないこと
  • 人狼: 狼になる呪いをかけられた人間。または狼へ変身する能力を持った人間のこと
  • 心に傷を負った男: 幼少期や過去に経験したトラウマによって心に深い傷を負っているキャラクター
  • 変身と成長: キャラクターが物理的または精神的に変わり、成長していく過程を描いた作品
  • 毒親: 子に対して過度に支配的であったり無関心である親
  • 未亡人: 夫に死なれて再婚していない女性
  • 女体化: 女性の身体を持っていない存在を、女体に変化させること
  • 入れ替わりもの: 異なる人物の意識がお互いに入れ替わる物語
  • TS転生: 転生した際に生前と違う性別になること
  • 人造人間: 人間の代わりに行動や作業を自動的に行うように作られた人型の装置、ロボット
  • サイボーグ: 人工臓器などによって身体の一部を改造した人間、または改造人間を指します
  • アンドロイド: 人間に似せて作られたロボットや人工生命体
  • オートマタ: ゼンマイなどの仕掛けで自動的に動くからくり人形や、あたかも生命を持っているかの如く動くオブジェ。自動人形

怪異

  • 半人半妖: 妖怪・悪魔の血が流れている半人間のようなキャラクター
  • 半人半鳥: 上半身が人間の女性、下半身が鳥という形態を持つ存在
  • 半人半獣: 身体の一部が人間で、他の部分が動物の特徴を持つ存在
  • : 特に日本において悪を象徴する存在として描かれます
  • 鬼女: 日本の伝承や物語に登場する、怨念や業によってと化した女性
  • 酒呑童子: 日本の伝説において「最強の鬼」として広く知られています
  • 茨木童子: 平安時代に京都を荒らし回った酒呑童子の右腕的存在
  • 妖狐: 妖狐は、人間や他の動物に変身する能力を持つ狐の妖怪として知られています
  • 九尾の狐: 9本の尾を持つ妖狐
  • 八岐大蛇: 八岐の尻尾を持つ大蛇
  • 死神: 生命の終わりを司るとされる神
  • グリム・リーパー: 英語で「死神」を意味する言葉
  • 化け猫: 日本の妖怪の一種で、猫が妖怪に変化したもの
  • 屍人: ゾンビに似ていますか、赤い水による変異、不死性、知性の低下、生前の記憶や行動という特徴があります
  • 吸血鬼: ヴァンパイア。人間や動物の血を栄養源とし、耽美な容貌を持った不死の存在として老化せず永遠に生き続ける能力を持っているキャラクター
  • ダンピール: ヴァンパイアハーフ。東欧やロシアの伝説に登場する、ヒトと吸血鬼の混血

妖怪

  • 妖怪の概要: 日本の伝統的な民間伝承や神話に登場する、超自然的な力を持つ存在
  • 一目入道: 主に目が一つしかない大入道の姿をした存在
  • 一本だたら: 一本足で一つ目を持つ巨大な姿をしています
  • 海坊主: 巨大で禿頭の僧侶のような姿で描かれることが多いです
  • 送り犬: 夜間に山道を歩く人の後をついてくる犬や狼のような存在
  • キムジナー: 沖縄の伝承に登場する樹木の精霊または妖怪で、主にガジュマルの古木に住むとされています
  • ケサランパサラン: 日本の民間伝承や都市伝説に登場する謎めいた存在で、幸運をもたらすとされる白い毛玉のような物体
  • コロポックル: アイヌの伝承に登場する小人の種族で、「蕗(ふき)の葉の下に住む人」を意味するアイヌ語からその名が付けられています
  • 座敷童子: 5~10歳程度の子供の姿をしており、おかっぱ頭で赤い顔が特徴で、座敷童子が住む家は栄え、富や幸運をもたらすとされます
  • さとり: 山の妖怪で人の心を読む能力を持つことで知られています
  • 不知火: 九州地方の八代海や有明海にまつわる伝承で知られる怪火の一種
  • 死霊: 死者の霊魂で恨みを抱いて死んだ人の霊や、生者に害を及ぼす怨霊として描かれることが多いです
  • 怨霊: 日本の伝統的な霊魂観に基づく存在で、強い恨みや憎しみを抱えた死者の霊や、生きた人間の魂が特定の対象に害を及ぼす存在
  • ダイダラボッチ: 日本各地で伝承される巨人の妖怪や神格化された存在
  • 提灯お化け: 古い提灯が妖怪化した存在
  • 土蜘蛛: 巨大な蜘蛛の妖怪
  • : さまざまな動物の特徴を組み合わせた異形の怪物
  • ぬらりひょん: 「ぬらり」は滑らかな様子、「ひょん」は奇妙さや意外性を表す言葉とされ、これらを組み合わせて「つかみどころがない」妖怪として命名されたと考えられています
  • のっぺらぼう: 顔に目・鼻・口のない人型の姿をした妖怪
  • 般若: 額から2本の角が生え、口には上下に2本ずつの牙を持った般若面を持つ妖怪
  • 魍魎: 3~4歳の子供のような姿で、赤黒い皮膚、赤い目、長い耳、美しい髪を持つとされます
  • 物の怪: 人間に災厄をもたらす超自然的な存在
  • ろくろ首: 主に首が異常に長く伸びる特徴を持つ妖怪として知られています
  • 百鬼夜行: 夜間に多くの妖怪やが列をなして行進する様子を指す言葉
  • 鬼火: 神秘的な火の玉で、墓地や湿地、古戦場などに現れるとされています
日本三大妖怪
  • : 角が生えた頭、大きな口、牙、赤や青い肌など、恐ろしい姿を持つ妖怪
  • 河童: 水辺に住む水神やその化身
  • 天狗: 山伏姿で、鼻が高く、顔が赤く、翼があり、神通力を持って自由に飛行できる妖怪
  • 酒呑童子: 大江山に住むの頭領で最強とされる
  • 玉藻前 (たまものまえ): 平安時代末期の伝説上の美女であり、その正体は九尾の狐という大妖怪
  • 大嶽丸: 日本の伝承に登場する鬼神で、平安時代から語り継がれる伝説的な存在
  • 九尾の狐: 9本の尾を持つ狐
  • 殺生石: 正体を暴かれた九尾の狐が討伐された後、その怨念が石となり、毒気を放ち続けたとされています
日本三大怨霊
  • 菅原道真: 晩年には不遇の運命をたどり、その死後は怨霊として恐れられ、最終的には学問の神「天神様」として信仰される
  • 平将門: 将門の首塚は多くの怪異災厄を引き起こしたとされています
  • 崇徳天皇: 朝廷への恨みから「妖怪に生まれ変わって無念を晴らす」と言い残し、死後、京都では飢饉や疫病、大火などが続きました
  • 酒呑童子: 日本の伝説において「最強の鬼」として広く知られています
  • 茨木童子: 平安時代に京都を荒らし回った酒呑童子の右腕的存在
  • 鬼女: 日本の伝承や物語に登場する、怨念や業によってと化した女性
  • 牛鬼: 一般的には「牛の頭に鬼の胴体」または「鬼の頭に牛の胴体」を持つとされています
  • 食人鬼: 人型の存在でありながら人間を食べる恐ろしい妖怪
  • 百々目鬼: 腕に無数の目を持つ女性の姿をした存在として知られています
骸骨の妖怪
  • がしゃどくろ: 戦死者や無縁仏などへの恐れや敬意を背景に生まれた巨大な骸骨の妖怪
  • 狂骨: 骸骨の姿をしており、白い衣をまとった幽霊のような姿の妖怪
鳥の妖怪
  • 天狗: 山伏姿で、鼻が高く、顔が赤く、翼があり、神通力を持って自由に飛行できる妖怪
  • 烏天狗: 鳥のような鋭い嘴(くちばし)を持つ顔
  • 大天狗: 天狗の中でも特に強大な力を持つ存在
  • 八咫烏: 日本神話に登場する三本足の神聖なカラスで、導きの神として重要な役割を果たす存在
狐の妖怪
  • 妖狐: 妖力を持った狐
  • 九尾の狐: 9本の尾を持つ狐
  • 天狐: 狐が長い年月を経て霊力を得た結果、神や妖獣のような存在となったもの
  • 狐火: 日本各地に伝わる怪火で、特に夜間に山野や人里離れた場所で目撃される神秘的な現象
化け猫
化け猫は、日本の妖怪の一種で、猫が妖怪に変化したものを指します。
  • 火車: 炎を纏った巨大な猫の姿
  • 猫又: 長生きした猫が尻尾が二股に分かれ妖力を得た化け猫
  • 猫娘: 猫の特徴を持つ女性や妖怪として描かれる存在
化け狸
化け狸は日本の伝承や昔話に登場する狸の妖怪で、不思議な能力を持つ存在として知られています。
女性の妖怪
  • 雪女: 冬の寒さや雪の美しさ、儚さを象徴する存在。美しい女性として描かれることがあります
  • 鬼女: 日本の伝承や物語に登場する、怨念や業によってと化した女性
  • 猫娘: 猫の特徴を持つ女性や妖怪として描かれる存在
  • 人魚: 上半身が人間、下半身が魚という特徴を持つ伝説上の生物
  • 笑い女: 「不気味な笑い声」「精神的影響」「遭遇後の災厄」といった要素があります
  • ヨモツシコメ (黄泉醜女): 黄泉の国に住む怪物、または神
蛇の妖怪
  • 八岐大蛇 (ヤマタノオロチ): 八岐の尻尾を持つ大蛇
神格化した妖怪
  • 式神: 日本の陰陽道において陰陽師が使役する霊的存在や鬼神のこと
  • 貧乏神: 家庭や人に取り憑き、その家を貧しくしたり、不運を招いたりするとされています
  • 疫病神: 疫病をもたらすとされる妖怪や神の一種
  • 風神: 風を司る神で、自然の力を象徴する重要な存在です
  • 雷神: 雷を司る神
  • 蛇神: 畏怖と崇敬の対象でありながら、再生や生命力、水、豊穣をもたらす存在

モンスター

強さ別分類
未分類
  • スライム: 粘液状あるいはゼリー状の体を持った架空のモンスター
  • グール: 死体を食べる「屍食鬼」
  • ミミック: 冒険者を驚かせるトラップでもある宝箱型のモンスター
  • マンドレイク: 「悲鳴による恐怖」と「魔術的な価値」を象徴する植物型のモンスター
  • 毒蜘蛛: 毒針や噛みつきで敵に毒を注入し、継続的なダメージ(「毒状態」)を与える能力が一般的です
  • 吸血コウモリ: その群れで襲う習性や吸血能力は、多くのゲームや物語で冒険者たちにとって厄介な敵となっています
  • 巨大ムカデ: その多足構造と毒牙による攻撃性と、装甲の固さといった特徴を持ちます
  • ジャイアントラット (巨大ネズミ): 繁殖力、高い素早さ、大群による戦術的脅威などの特徴があります
小人族
  • コボルト: 小柄で醜い妖精または小人
  • ドワーフ: 小柄ながら力強い体格、高度な鍛冶技術、頑固で律儀な性格など、多面的な特徴を持つ種族です
  • ゴブリン: 小柄で醜い姿をしており、洞窟や暗闇を好む邪悪狡猾妖精として描かれます
  • ノッカー: 鉱山に住むとされる妖精
  • ホビット: J.R.R.トールキンが創造した架空の種族で陽気でパーティ好きな小柄な種族です
亜人種・半人半獣
アンデッド
  • 吸血鬼: 人間や動物の血を栄養源とし、耽美な容貌を持った不死の存在として老化せず永遠に生き続ける能力を持っているキャラクター
  • ゾンビ: 何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称
  • スケルトン: 剣と盾を持った動く骸骨のモンスター
  • スペクター: 死者の魂がこの世に留まった存在で、物理的な肉体を持たない非実体型アンデッド
  • リッチ: 高位の魔術師や神官がアンデッド化したもの
  • デュラハン: 「首無しの騎士」として知られる妖精または精霊の一種
  • バンシー: 近い将来に家族の誰かが亡くなることを予告するために現れるとされます
  • レイス: 魔術師が幽体離脱や魂を操る術に失敗した結果、肉体と魂が分離し、そのまま変貌した存在とされています
エルフ
  • エルフ: 美しさ、高貴さ、魔法能力などによって人間よりも優れた存在として描かれる一方、その長命ゆえの孤独感や他種族との摩擦など、人間とは異なる視点から物語に深みを与える重要なキャラクター
  • ハイエルフ: 通常のエルフ以上に美しい容姿を持ち、神秘的で芸術的な美しさが際立つ存在。王族など高貴な生まれで、妖精精霊に近い存在としても描かれることがあります
  • ダークエルフ: 肌が黒または褐色で、影や闇と結びついた種族。排他的で攻撃的な性格として描かれることが多い
  • ハーフエルフ: エルフと人間の血を引く混血種族
ドラゴン
ドラゴンは、翼やたてがみ、爪を持った巨大な爬虫類で、口から火を吐き、トカゲやヘビに似た姿で、コウモリのような翼で空を飛ぶ伝説上のモンスターです。
  • ワイバーン: は二足歩行で、後脚とコウモリのような皮膜の翼を持つ存在
  • サラマンダー: 火を司る存在とされ、炎の中で生きるトカゲや山椒魚の姿で描かれます
  • リヴァイアサン: 巨大な海の怪物で、神話的存在から悪魔的なイメージまで幅広い解釈を持っています
  • 八岐大蛇: 八岐に分かれた尻尾を持つ大蛇
  • 夜刀神: 蛇の姿をしており、頭に角を持つ
  • ティアマト: D&Dにおいては「五悲の穴」に幽閉され、悪魔的存在から崇拝されており、その圧倒的な力は恐怖と畏敬の対象となっています
  • ベヒモス: もともとはカバや象のような陸上の巨獣でしたが現代ではドラゴンと解釈されています
  • バハムート: D&Dにおいて、プラチナム・ドラゴン(天上界の竜神)として描かれたことが、ドラゴンとしてのイメージを広めるきっかけとなりました
  • ナーガ: 蛇の精霊または蛇神であり、特にコブラを象徴とする存在
  • ファフニール: 北欧神話に登場するドワーフ(小人族)で、呪われた財宝を巡る物語の中でドラゴン(竜)へと変貌する象徴的な存在
  • ヨルムンガンド: 巨大な蛇で、世界を取り巻く大海に住んでいるとされています
  • ニーズヘッグ: 「怒りに燃えてうずくまる者」や「嘲笑する虐殺者」といった意味を持つドラゴン
  • ヒュドラ: 九つの頭を持つ巨大な蛇。クトゥルフ神話では邪神とされています
  • エキドナ: 半人半蛇の姿を持ち「怪物たちの母」として知られる存在
  • バジリスク: 石化能力を持ち、毒やブレスを吐くトカゲまたはドラゴン
合成獣
馬型のモンスター
  • ケルピー: 主に湖や川などの水辺に住む美しい黒や灰色の馬の姿をした妖精で、人間を誘惑して水中へ引き込み溺死させる存在です
  • ユニコーン: 額に一本の螺旋状の角を持つ白馬で、神聖さと獰猛さを併せ持ちます
  • ペガサス: 翼を持ち空を飛ぶことができる馬
  • ナイトメア: 「悪夢」の象徴となる邪悪で恐ろしい馬のモンスター
  • スレイプニル: 北欧神話に登場する神馬で、主神オーディンの愛馬として知られています
悪魔
  • ベルゼブブ: 蝿の王として、巨大なハエや羽虫の姿で描かれます
  • アークデーモン: 多くのファンタジー作品で「最上位クラスの悪魔」として登場し、その圧倒的な力と威厳でプレイヤーや読者に強い印象を与えます
  • バフォメット: 神秘主義において象徴的な存在であり、悪魔や異教の神として描かれることが多い存在
  • ベリアル: 邪悪と罪を広める存在であり、闇の軍勢を率いるリーダーとされています
  • メフィスト: キリスト教文化圏における高位の悪魔であり、人間の欲望や堕落を象徴する存在
  • サキュバス: 中世の伝説や民間伝承において、男性を誘惑するために夢の中に現れる女性の悪魔として知られています
  • インキュバス: 男性型夢魔であり、女性を誘惑し生命力を奪う存在
  • リリス: 「夜」「誘惑」「反抗」の象徴とされ、特に性的な魅力や欲望を司る存在として描かれる女性形悪魔です
人工生命体人造人間

キャラクターの性格

ポジティブな性格

1. 社交性・外向性
  • 楽観主義; ポジティブ思考で行動力があり、気持ちの切り替えが早いためストレス耐性が高い性格です
  • 明るく元気: 楽観主義でエネルギッシュ、社交的で親しみやすいキャラです
  • 明朗快活: 明るくほがらかで生き生きしている様子を表す四字熟語です
  • 外向的: 活発な性格を持ち社交的で、他者との交流を楽しむことが多い
  • 社交的: コミュニケーション能力が高く親しみやすく明るく元気なキャラです
  • ムードメーカー: 場を盛り上げるのが得意で、自己表現が豊かなキャラクターです
  • 自己主張が強い: 自分の意見や考えが正しいと信じており、他人に対してもそれを強く主張します
  • 目立ちたがり屋: 他者からの注目や評価を常に求めており、それによって自分の存在価値を確認しようとします
  • 積極的: 物事に対して自ら進んで行ったり、活発に推進していく様子
  • オープンマインド: 自分自身をオープンに保ち、周囲の意見に耳を傾け、素直に受け止めることができるマインドを指します
  • 流行に敏感: 流行やトレンドをいち早くキャッチし、受け入れる柔軟さがあること
  • 愛妻家: 妻を人並み以上に大切にする人を指します
  • 癒し系: 見ている人や一緒にいる人に安心感や心の安らぎを与えるキャラクター
2. 感情・共感力
  • 正直: 嘘やごまかしをせず、自分の本心や事実を伝える性格
  • 素直: 思考や態度がひねくれていないこと
  • 誠実: 真面目で真心を持って人や物事に対すること
  • 優しい: 他人に対して思いやりや配慮を持ち、相手の立場や感情を尊重し、支える行動や態度を指す言葉
  • 慈悲深い: 愛情をもって人をあわれむ気持ちや、深い愛情で人をかわいがり、大切にする気持ちを表すこと
  • 博愛主義: 人種や国家、階級などの違いを越えて、人類は広く等しく愛し合うべきであるとする主義や考え方
  • 献身的: 物語において他者を優先し、自己犠牲を厭わない姿勢で描かれることが多いです
  • 母性的: 母親らしい性質を備えている
  • 利他主義: 自分自身の利益を超えて他者の幸福や利益を優先し、見返りを求めずに行動すること
  • 無償の愛: 見返りを求めずに相手のためを思う気持ちや行動
  • 愛情深い: 他者への思いやりや共感が強く、相手を大切にする気持ちが深いことを指します
  • 面倒見が良い: 周囲の人々に対して常に気を配り、困っている人を見過ごさない性格
  • 世話焼き: 他人の面倒を積極的に見たり、困っている人を放っておけない性格を持つキャラクター
  • 世話好き: 人の面倒をよく見てくれる性格
  • 兄貴肌: 頼りがいがあり、面倒見の良い性格を持つ人
  • 姉御肌: 思い切り頼りがいがあり、面倒見の良い性格を持つ人を指します
  • 共感力: 周囲の人々に対して強い興味を持ち、彼らの考えや感情を理解しようと努めます
  • 聞き上手: 相手の話をじっくりと傾聴し、相手の感情や意見を尊重する姿勢を持っています
  • 感受性が高い: 他人の感情や状況を深く理解する能力があります
  • 柔軟性: ルールや自身の主張などに固執しすぎず、その場の状況や変化に応じて適切な判断を下し、行動できること
  • 義理人情に厚い: 人間関係の義理を大切にして、おろそかにしないこと
3. 知的・探求心
4. 意志・決断力
  • 行動力: 目標や目的のために自ら考え、積極的に行動を起こす
  • 決断力: 問題や課題に対して責任を持って意思決定する能力
  • 判断力: 物事を正しく認識し、論理的に評価するスキルです
  • 分析力: 物事を論理的に考え、情報を整理して因果関係を見出す力です
  • 集中力: 一度物事に取り組むと、周囲の雑音や誘惑を完全に無視して作業に没頭する力です
  • 忍耐力: 困難な状況でも諦めずに努力し続けることができる力です
  • 洞察力: 物事の本質を見抜く力、見通す力
  • 観察力: 身の回りの状況や事象を注意深く観察することで、変化や違いに気付ける能力
  • 負けず嫌い: 非常に強い向上心を持ち、目標達成や勝利のために努力を惜しみません
  • 強気: 気が強いこと。積極的な態度に出ること
  • 競争心: 競争による勝ちたいという気持ちの強い人
5. リーダーシップ・戦略
  • リーダーシップ: 組織やチームを導く役割を果たします
  • カリスマ性: 多くの人を惹きつける魅力や、超人間的な資質や能力を備えていること
  • 計画的: 組織を構成する能力の高さと責任感から信頼される存在です
  • 野心的: 望みなどが身分不相応に大きいさま、試みなどが新しく大胆であるさま
  • 目標志向: 目標志向のキャラクターは、明確な目標を持ち、それに向かって努力することを重視する人物です
  • 戦略家: 情報を収集し、それを分析して最適な戦略を立てる能力に優れています
  • 戦略的思考: 競争に勝つための思考能力やスキル
  • 論理的思考: 物事を合理的に分析し、感情に左右されることなく冷静に判断します
  • 理性的: 論理的かつ合理的なキャラクターです
  • 合理的: 目的に合わせて論理的で無駄がないこと
  • エリートキャラ: 社会や集団の中で優秀とされる人間や、そういった集団に所属する人
6. 自己認識・自己評価
  • 自己肯定感が高い: 「ありのままの自分を受け入れる」「自分の存在自体を肯定する」という他者に依存しないポジティブな性格です
  • プライドが高い: 何事にも勝ち負けにこだわり、自分が優れていることを示したがります
  • 自信家: 自信に満ちている様子や、自信たっぷりに話す
  • マイペース: 自分のペースで物事を進めていく様子や、その人の性格
  • 自由奔放: 他人の思惑を気にせず、自分の思うままに振る舞うこと
  • 文武両道: 日本の伝統的な価値観を表す言葉で、「文」と「武」の両方に優れることを意味します
7. 信念・規律・責任感
  • 責任感が強い: 発言に一貫性があり強い信念を持っています
  • 使命感が強い: 明確な目標や使命を持ち、それに向かって計画的に行動し、自己犠牲を厭わないことがあります
  • 正義感が強い: 利害を顧みず、正義を重んじることを指します
  • 一貫性がある: 自分の価値観や信念に基づいて行動し、それを変えることが少ないため高い信頼を得られることが多いです
  • 忠誠心がある: 主人や組織に対する揺るぎない忠誠心を持ち、そのために尽力します
  • 強い信念がある: 自分の信念に基づいた行動を常に取り、周囲の影響に左右されにくいです
  • 情熱的: 感情を激しく燃えあがらせるさま
  • 理想主義: 高い理想や夢を持ち、それを実現するために努力します
  • 平和主義: 戦争や暴力に反対し、恒久的な平和を志向する思想的な立場
  • 現実主義: リアリスト。物事を現実的に捉え、感情よりも理性を重視する傾向があります
  • ロマンチスト: 理想や夢を大切にし、現実よりもロマンティックな理想を追い求めることがあります
  • 礼儀正しい: 礼儀をわきまえており、態度がきちんとしている様子を表す言葉
8. 美的感覚・外見
  • 容姿端麗: 顔や姿が整い、外見が美しいさま。主に美しい女性に対して使われますが、女性のような魅惑的な外見を持った男性にも使われます
  • 才色兼備: 「優れた才能(才)」と「美しい容姿(色)」を兼ね備えた人物を指す四字熟語。主に女性に対する褒め言葉として使用されます
  • ハンサム: 主に男性に対して使われる言葉で、外見が整っていることや魅力的な印象を与えることを指します
  • イケメン: 「いけてるメンズ」の略で、容貌や容姿が美しい、かっこいい男性を指す言葉ですが、男性的なカッコよさを持つ女性に対しても使われます
  • グラマラス: 魅力的な豊満な身体を持った女性を指す言葉
  • トランジスターグラマー: 低身長ながらグラマラスな女性のこと
  • 女子力: 女性が仕事や人間関係で生かせるような態度や身だしなみ、生き方を向上させる力、存在を示す力など
  • さわやか系: 爽やかな外見・雰囲気のあるキャラ。 中身は伴っていない場合も含む
  • 王子系: さわやかで気品があり、軽やかな印象を与えるイケメン男子。またはそういったキャラクターが登場する一つのジャンル
  • 子犬系: 明るく元気甘え上手人懐っこい性格を持ったキャラクターです
9. 慎重さ・安定性
  • 真面目: 誠実で嘘をつかず規則やルールを守ることを重視します
  • 慎重: 行動を起こす前に状況をよく観察し、慎重に考える傾向があります
  • 冷静: 物事を客観的に捉えることができ、感情に左右されずに的確な判断を下すことが得意です
  • 冷静沈着: 常に冷静な判断をするため頼りがいがあり、ときにはミステリアスに感じさせることもあります
10. 対人関係・魅力
  • 人たらし: 周囲の人々を無意識に惹きつけ、愛される性質を持つ人
  • 女好き: 女性といることを楽しむ傾向がある男性
  • 甘え上手: 人にいやらしくなく甘えることができる人のこと
  • 人懐っこい: 常に明るく、誰とでも気軽に話せる社交性を持っています
  • 神秘的: ふつうの理論や認識を超えた不思議な様子や、知識や理解を超越した説明できないような様子を表すキャラクター
  • ミステリアス: ミステリアスなキャラクターは謎めいた過去を持っていたり、控えめで観察力が鋭い傾向があります
  • 家事万能: 掃除、洗濯、料理など、家庭内のさまざまな家事を幅広くかつ上手にこなせる能力や、そのようなスキルを持つ人
11. 純粋さ・無邪気さ
  • 無邪気: 性質・気持などが不純でなく、素直なこと。あどけなく、かわいいこと。
  • 純真無垢: 子供のような純粋さとシンプルさを持ち、複雑な状況でも直感的に善悪を判断します
  • 天真爛漫: 天真爛漫なキャラクターは、子供のような無邪気さを持ち、感情をストレートに表現します
  • おっとりしている: 心がゆったりとしてこせこせしていないさま、穏やかでニコニコしているさま

ネガティブな性格

1. 自己中心的・利己的な性格
2. 冷酷・残虐な性格
  • 冷酷: 思いやりの気持ちがなくむごい。無慈悲
  • 冷酷非道: 思いやりがなく人の道にはずれてむごいこと
  • 冷淡: 相手に対して無関心。熱意を持って接しない
  • 残忍: 平気でむごたらしいことをしたり、無慈悲なことをしたりするさま
  • 残虐: 人や動物に対して無慈悲でむごたらしい扱いをする人
  • 残酷: 人や動物に苦しみを与えて平気なこと
  • サディスティック: 嗜虐的なさま、加虐的であるさま
  • 性的サディズム: 他者に身体的または心理的な苦痛を与えることで性的興奮や満足を得る性的嗜好の一種
3. 他者を見下す・攻撃的な性格
  • 毒舌家: ひどく辛辣な皮肉や悪口を言う人
  • 皮肉屋: 誰かの成功を素直に喜ぶことができず、嫉妬心を抱いてしまう人
  • 高飛車: 相手を頭から威圧するような態度を取る人
  • 腹黒: 一見温厚で優しそうに見えるのに、心の中では悪巧みをしていたり、人の悪口ばかり言っている人
  • 高圧的: 権力にものをいわせて一方的に相手をおさえつけ、従わせようとする様子
  • 上から目線: 上の立場の人が下の立場の人に対して、露骨に見下した態度や言動をすること
  • 他人を見下す: 自分の方が上だと考えて相手を軽く見ること
4. 軽薄・浮ついた性格
  • 軽薄: 態度に重みや慎重さがなく、軽々しいさま
  • チャラ男: 軽薄で浮ついた言動や態度が特徴的な若い男性
  • 女たらし: 女性を誘惑し、もてあそぶ人のこと
  • キザ: 気取っていて人に嫌な感じを与えること
5. 金銭や物質への執着
  • 守銭奴: お金に対して異常な執着を持ち、貯め込むことを目的とする人
  • 拝金主義: 金銭を最上のものとして崇拝する考え方や態度
  • 浪費癖: 金銭をむだに使う傾向がある人
  • 物質主義: 最新のガジェットや高価な持ち物に強い執着を持っています
6. 承認欲求・自己評価に関連する性格
7. 感情表現や行動に乏しい性格
  • 感情表現が乏しい: 自分の感情に気づきにくく、その表現が乏しい状態
  • 無口: あまりしゃべらない性格
  • 無表情: 表情の変化に乏しいこと
  • 無気力: 「気力」のないこと。 積極的に物事をしようとする意欲に欠けること
  • 無関心: 関心・興味が乏しく、気にもかけないこと
  • 無慈悲: 他者に対する思いやりや哀れみの心が全くないこと、またそのような態度や行動を指します
8. 倫理観や責任感の欠如
  • 無責任: 無責任とは、責任を自覚せず、果たすべき任務や義務を果たさないことを指します
  • 共感性の欠如: 相手の気持ちを理解しにくい、感情を自分事として捉えにくい、周囲の雰囲気や空気を読み取りにくい
  • 倫理観の欠如: 人として守るべき規範や善悪の判断基準が欠けている状態を指します
  • 虚言癖: プライドを守るためや同情を得るためなど、些細な見栄のために日常的に嘘をつく人です
  • クズ: 反社会的な性格や行動をするキャラクター
  • ヒモ男: 女性に経済的に依存して生活する男性
  • 羞恥心の欠如: 恥ずかしいと感じたり、他人の視線を意識したりする感情が乏しい状態
  • 貞操観念が低い: 性に関するさまざまなルールの遵守をしない、または性的純潔に近いレベルに達していないこと
  • セクハラ: 他者に対する性的な言動や行動を通じて、不快感や不利益を与えるキャラ
  • スピード狂: 速く走るのが好きな人
  • 家事能力ゼロ: 料理や掃除、洗濯などの日常的な家事が全くできない、または非常に苦手であるキャラクター
9. 嫉妬・執着心の強い性格
  • 嫉妬心: 嫉妬心の強いキャラは自信が欠如していたり、承認欲求が強い、思い込みが激しいという特徴があります
  • 執着心: 特定の物事や人に対して強いこだわりや執着心を持つ気持ち
  • 嫉妬深い: 他者の成功や幸福を羨んだり、自分の愛する人が他者に心を向けることを恐れ、それに対して強い不安や怒り、憎しみを抱く感情
  • 執念深い: 特定の対象に強いこだわりがあり、それに執着すること
  • 衝動的: 衝動的なキャラクターは、行動の結果を考えずに即座に行動する傾向があります
  • 自制心が弱い: 自分に甘く、目標を掲げてもいつも三日坊主で終わってしまう人
  • 独占欲が強い: 特定のものを独り占めしたいという欲求
  • 反抗的; 自分の考えや価値観を強く持ち、他者の意見や権威に従うことを嫌います
  • 地雷系男子: 表面的には魅力的に見えるものの、深く付き合うと内面に問題があり、トラブルや不快な思いを引き起こす可能性が高い男性
  • 地雷系女子: 外見は魅力的でありながら、内面においては扱いが難しい性格を持つ女性
10. 主義・主張
  • 完璧主義: 相手だけでなく自身に対しても非常に高い基準を設定し、それを達成しようとします
  • 快楽主義: 人生の楽しみや快楽を追求することを重視します
  • 刹那主義: 瞬間を重視し、今この瞬間を最大限に楽しむことを信条とする人物
  • 秘密主義: 何でも秘密にしておこうとする考え方や主張です
  • 結果主義: 最終的な結果だけを見て人柄や物事を判断すること
11. その他・未分類
  • 傍若無人: 周囲に人がいないかのように自分勝手に振る舞うこと
  • 短気: 怒りやすい性格
  • 生真面目: 融通が効かないほど真面目な性格
  • 内気: 内向的慎重感受性が高いため他人の感情や雰囲気に敏感です
  • 内向的: 他人との距離を取り、自分自身の内面に深く入り込む傾向があります
  • 臆病: ちょっとしたことにも恐れを抱くこと
  • 引っ込み思案: 気が弱く、消極的で、人前に出て物事を積極的に行う勇気がない性格
  • 人見知り: 主に見知らぬ人や新しい環境に対して不安や緊張を感じる心理的な状態
  • 恥ずかしがり屋: 慎重で思いやり深い一面も持ち合わせており、周囲への配慮や洞察力に優れているというポジティブな側面もあります
  • 控えめな態度: 謙虚で受け身ですが、優しく健気という側面があります
  • 世間知らず: 一般的に社会経験が浅く、世の中の事情や常識に疎い人を指します
  • お人好し: 周囲に対して悪意を持つことがないものの、その点を利用されやすい人のこと
  • のんびり屋: のんびり屋とは、時間がないのにゆっくりしていて遅れてしまったり、ほかの人より何でもやることが遅い人
  • 心配性: 物事に対して非常に慎重であり、リスクを最小限に抑えるために細心の注意を払います
  • 優柔不断: 決断力に欠け、物事を決めるのに時間がかかる性格
  • 寂しがり屋: 普通の人よりも寂しさを感じる度合いが高く、孤独をいやがる人
  • 泣き虫: ちょっとした事にもすぐ泣く人
  • 甘えん坊: 他人に甘える気持ちが強い人や、よく甘える子供を指す言葉です
  • かまってちゃん: 誰かにかまってもらわないと気が済まない人
  • 依存心: 人に頼ろうとする気持ち、または特定の何かに心を奪われてやめられない状態
  • 依存症: 依存症になりやすい人は、しばしば真面目で自己肯定感が低い、服従的な傾向があります
  • 八方美人: 誰からも嫌われないように要領よく付き合っていく人
  • 小心者: 気の小さい、臆病な人。または度量の狭い人
  • 過保護: 親が子どもを必要以上に大切にし、甘やかしたり、手を貸したりすること
  • 過干渉: 必要以上に干渉したり、自分の意のままにコントロールしたりすること
  • 仕事中毒: 仕事中心の生活でプライベートを犠牲にしがちな人です
  • 見栄っ張り: 周りの目を気にして自分をよく見せようと誇張すること
  • 虚栄心が強い: 自分を実質以上によく見せようとする心、うわべだけを飾ろうとする心を持つこと
  • 偽善的: うわべを善人らしく見せかける、またはそのような行為を行う人
  • 気分屋: その時の気分で行動する人
  • 料理が下手: 料理をすると食べることのできない食べ物を作ってしまう人
  • ぶりっ子: 主に女性が男性に対してわざとらしく甘える行動
  • あざとい: 恋愛において男性ウケがいい女性のしぐさや外見、自分をかわいく見せる言動。(→あざとかわいい)
  • いたずら好き: いたずらをすることを好む人のこと
  • 電波系: 独特で理解しがたい言動を示すキャラクター
  • 酒癖が悪い: 飲酒によって気分が激しく変化したり、興奮したり、暴れたりといった異常な酩酊状態になる人
  • 酒以外で酔う: 通常では酔わないような特定の成分に対して過剰に反応して酔っ払うキャラクター
  • 借金体質: 買い物や飲食代、ギャンブルなどにお金をつぎ込んでしまい、そのために借金を繰り返すような体質
  • むっつりスケベ: 人前では色事には興味がないふりをしているが、実際は色事を好むこと
  • 戦犯キャラ: 物語やゲームの中で失敗や判断ミスを犯し、結果的に仲間や組織、状況に大きな悪影響を与えるキャラクター

その他の性格

  • 小悪魔: 男性の心を翻弄する、魅力的な若い女性
  • ドS系: サディストの中でも極端にサドっ気のある人のこと
  • 俺様キャラ: 一人称が「俺様」の男。または尊大な態度のイケメン
  • ヤンキー: 学園ものに登場するキャラで、反抗的な性格と義理人情の厚さを持ちます。悪役の場合は小悪党として描かれます
  • 男装の麗人: 男子の格好をした容姿端麗な女性を指す言葉
  • 男の娘: 見た目や仕草が女性的な男性
  • ギャップ萌え: 期待と実際の間に生じる差異や不一致によるギャップをキャラクターの魅力に結びつけること
  • 夢女子: その豊かな想像力と感受性から、フィクションの中で理想の関係を築くことに喜びを見出しています
  • 歴女: 歴史に興味を持つ女性を指す言葉
  • 溺愛パパ: 娘に対して過剰な愛情を注ぎ、甘々な態度を取る父親
  • シスコンの兄: 妹を溺愛する兄で、妹に近づく男を毛嫌いします
  • ブラコンの妹: 兄に対して強い愛情を持つため、兄が他の女性と親しくすることに嫉妬心を抱きます
  • 女装: 女装とは、主として、それぞれの文化によって「女性用」と規定されている衣服・装飾品を「男性」が身につけること
  • 食パン少女: 街中でパンをくわえた少女とぶつかるシチュエーションから、典型的な少女漫画のパターンを持つキャラクターの1つ
  • 酒豪: 酒に強い人、大酒飲み
  • 下戸: 体質的にお酒を飲めない、または非常に弱い人を指す言葉
  • メガネキャラ: しばしば「頭脳派」や「冷静沈着」として描かれます
  • 二重人格: 一人の人間の中に二つ以上の全く異なる人格が存在し、交互に現れる状態
  • 多重人格: 一人の人間の中に、異なる性格や記憶を持つ複数の人格が存在すること
  • 隠れドS: 表面上は優しくて信頼されているが内面はドS系であるという二面性を持った性格
  • ポンコツキャラ: 能力やスキルが不足していること
  • ミーハー: 流行に敏感で、話題のモノや人にすぐに飛びつく人
  • 不幸体質: 恵まれず満足できない境遇にあり、不運な出来事や事件が起きやすい体質
  • 裸眼覚醒: メガネを外すことで何らかの変化が起きるキャラクター
  • オープンスケベ: 性的な話題や行動を公然と行うことで知られるキャラクター
  • 下ネタ好き: 性に関する話題を好んで話す人
  • キス魔: キスをすることが好きな人のこと
  • 恐妻家: 妻が夫よりも優位な立場にあり権力を持つといった夫婦関係にある夫、妻を恐れる夫、などの意味
  • 鬼嫁: 残酷で無慈悲な嫁
  • 受肉: 神が人間の形を取ってこの世に現れること
  • 大食い: 人並みを超えた食欲で大量の食料を食べることができる人
  • オタク: 特定の趣味や分野に対して強い熱意を持ち、深く没頭する人々を指す日本発祥の言葉
  • 隠れオタク: 表向きは一般的な生活を送りながら、実際にはオタク趣味を持ち、それを隠しているという特徴があります
  • 美容オタク: 美容に強い関心を持ち、積極的に美容関連の情報を収集し、製品を試し、美容に関する知識を深める人々を指します
  • 強キャラ感: 物語や作品内で「このキャラクターはただ者ではない」「圧倒的な強さや存在感を持っている」と読者や視聴者に感じさせる雰囲気や演出
  • 熟語口調: 特定の熟語(特に二字熟語や四字熟語)を多用する独特な話し方をするキャラクター
  • 文字制限会話: 使用する言葉に制限のあるキャラクター。またはその制限が自身の能力に結びつくキャラクター
  • 属性過多: 非常に多くの特徴や設定を持ち、それが過剰なまでに盛り込まれているキャラクター
  • 周囲にもてはやされすい要素

16タイプ性格診断

16タイプ性格診断(MBTIまたは16Personalities)は、以下の16種類の性格タイプに分類されます。
それぞれのタイプは、エネルギーの方向、情報の受け取り方、意思決定の方法、ライフスタイルの4つの指標に基づいています。
カテゴリ タイプ 説明 A/T 作品例
分析家 建築家 想像力が豊かな戦略家で、
計画的に行動することが得意
INTJ-A ルルーシュ・ランペルージ『コードギアス』
マキマ『チェンソーマン』
工藤新一『名探偵コナン』
INTJ-T クラピカ『HUNTER×HUNTER』
雪ノ下雪乃『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
四宮かぐや『かぐや様は告らせたい』
論理学者 革新的で知識欲旺盛
新しいアイデアを探求する
INTP-A L『デスノート』
キルア『HUNTER×HUNTER』
ミギー『寄生獣』
INTP-T フリーレン『葬送のフリーレン』
尾形百之助『ゴールデンカムイ』
指揮官 強い意志とリーダーシップを持ち、
目標達成に向けて行動する
ENTJ-A ロイ・マスタング『鋼の錬金術師』
ディオ・ブランドー『ジョジョの奇妙な冒険』
クシャナ『風の谷のナウシカ』
ENTJ-T 葛城ミサト『新世紀エヴァンゲリオン』
討論者 好奇心旺盛に議論を楽しみ、
柔軟な思考力を持つ
ENTP-A エドワード・エルリック『鋼の錬金術師』
蛇喰夢子『賭ケグルイ』
ENTP-T 五条悟『呪術廻戦』
外交官 提唱者 思いやりがあり、理想主義的で
他人を助けることに喜びを感じる
INFJ-A ナウシカ『風の谷のナウシカ』
INFJ-T 緑谷出久(デク)『僕のヒーローアカデミア』
柊ナナ『無能なナナ』
秋山澪『けいおん!』
仲介者 理想主義で価値観を大切にし、
創造的な自己表現を好む
INFP-A 北条時行『逃げ上手の若君』
INFP-T 乙骨憂太『呪術廻戦』
スレッタ・マーキュリー『水星の魔女』
死柄木弔『僕のヒーローアカデミア』
アルスラーン『アルスラーン戦記』
主人公 カリスマ性があり、
人々を励まし導くリーダータイプ
ENFJ-A 竈門炭治郎『鬼滅の刃』
オールマイト『僕のヒーローアカデミア』
上条当麻『とある魔術の禁書目録』
ENFJ-T モニカ『ドキドキ文芸部』
運動家 熱意があり社交的で、
新しい経験を求める
ENFP-A 涼宮ハルヒ『涼宮ハルヒの憂鬱』
ENFP-T アーニャ・フォージャー『SPY×FAMILY』
サヨリ『ドキドキ文芸部』
番人 管理者 実直で責任感が強い
規則や秩序を重んじる
ISTJ-A リザ・ホークアイ『鋼の錬金術師』
ミカサ・アッカーマン『進撃の巨人』
ISTJ-T 長門有希『涼宮ハルヒの憂鬱』
擁護者 献身的で他人を支えることが得意、
細かい気配りができる
ISFJ-A
ISFJ-T ヨル・フォージャー『SPY×FAMILY』
幹部 実務的で組織管理に優れ、
効率的な業務遂行を推進する
ESTJ-A ナミ『ワンピース』
ESTJ-T
領事 社交的で他人への配慮が得意、
人間関係を大切にする
ESFJ-A 毛利蘭『名探偵コナン』
タコピー『タコピーの原罪』
ESFJ-T 麗日お茶子『僕のヒーローアカデミア』
由比ヶ浜結衣『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』
探検家 巨匠 好奇心旺盛で問題解決が得意、
新しい技術や冒険を楽しむ
ISTP-A ロロノア・ゾロ『ワンピース』
一方通行(アクセラレータ)『とある科学の一方通行』
ISTP-T 流川楓『スラムダンク』
冒険家 柔軟性と審美眼を持ち、
美しいものに触れることを好む
ISFP-A 虎杖悠仁『呪術廻戦』
ISFP-T 黒崎一護『BLEACH』
起業家 行動力があり現実主義
新しい挑戦を楽しむ
ESTP-A 御坂美琴『とある科学の超電磁砲』
少佐『ヘルシング』
ESTP-T
エンターテイナー 明るく元気社交的
周囲を盛り上げることが得意
ESFP-A モンキー・D・ルフィ『ワンピース』
黒羽快斗『まじっく快斗』
喜多川海夢『その着せ替え人形は恋をする』
ESFP-T
  • 外向型(E: Extraversion) / 内向型(I: Introversion)
  • 直観型(N: Intuition) / 感覚型(S: Sensing)
  • 思考型(T: Thinking) / 感情型(F: Feeling)
  • 判断型(J: Judging) / 知覚型(P: Perceiving)
  • 自己主張型(A: Assertive) / 慎重型(T: Turbulent)

キャラクターデザイン

全般
  • イケメン: 基本的にルックスの良い男性を指す。文脈によっては強さや優しさを指すこともあります
  • 金髪碧眼: 金色の髪と碧い瞳をもつという意味の、欧米人のイメージとして語られやすい身体的特徴のこと
服装
  • 白いワンピース: 白いワンピースは純真無垢ヒロインを象徴します
  • フォーマルな服装: 冠婚葬祭や公式な行事など、格式の高い場面で着用される衣装
  • チェック柄のワンピース: フォーマルさと大人っぽさを兼ね備えたアイテム
  • 巫女装束: 神社での祭祀や神楽舞などの際に着用され、巫女としての役割を象徴する重要な要素です
  • ゴスロリ: ゴスロリファッションを好むキャラクターは、ミステリアスで個性的な性格として描かれることが多いです
  • メイド服: 19世紀末のイギリスで家事使用人やハウスキーパーが着用していた仕事着
  • ギャル風: 派手でトレンド感のある外見と、ギャル特有の明るく自信に満ちた雰囲気を持ったファッション
  • しいたけ目: 瞳に十字の切れ込みが入ったように見え、まるで飾り切りを施した椎茸(しいたけ)のような瞳を持つキャラクター
  • メガネ: 知的で勤勉、内向的・インドア派の印象を与えます
  • サングラス: サングラスはキャラクターにミステリアスでクール、スタイリッシュという印象を与えます
  • オッドアイ: 左右で色が違う瞳
  • 隻眼: 片方の目の視力や眼球そのものを失った状態
  • 眼帯: 現実では目の保護や治療目的、フィクションでは特殊な能力の封印として使われます
  • 黒いローブ: 神秘的で不気味な雰囲気を醸し出します
髪型 (男性・ボーイッシュ)
  • 七三分け: 前髪を7:3の割合で左右に分けたヘアスタイル。「サイドパート」とも呼ばれ、官僚やビジネスマンにお馴染みの髪型
  • ネオ七三分け: 従来の七三分けを現代風にアレンジしたヘアスタイルで、清潔感と洗練された印象を兼ね備えた髪型
  • スポーツ刈り: 「爽やか」「実直」「親しみやすい」といった印象を与える髪型
  • オールバック: 髪を後ろにすべて流すスタイルで、顔全体を見せることで清潔感と自信を演出します
  • アップバング: 前髪を上げたスタイルで、額を見せることでクールで爽やかな印象を作ります
  • ツーブロックショート: サイドを刈り上げてトップを残すスタイルで、清潔感と爽やかさが特徴です
  • 無造作ショート: 整いすぎていないラフな雰囲気が特徴で、自然体で飾らない印象を与えます
髪型 (女性)
  • ボブカット: 髪を顎から襟足のあたりまでの長さで切り揃えたヘアスタイル。全体に丸みを帯びたフォルムが特徴
  • 黒髪ロング: 長い髪が美しさと女性らしさを引き立てるため、しばしば清楚で上品なキャラクターとして描かれます
  • ロングウェーブ: ロングウェーブは柔らかな曲線が特徴で、女性らしさや優雅さを強調します
  • 姫カット: サイドの髪を頬からあごのあたりで短くカットした「姫毛」と呼ばれる毛束を含む髪型
  • ポニーテール: 元気で活発な性格を持ち、物語に活力と親しみやすさをもたらす印象を与えます
  • ローポニー: ポニーテールを低い位置で結ぶヘアスタイル
  • ツインテール: 活発で元気な性格で、少しわがままな性格を描くときに使われます
  • サイドテール: 側頭部の片側で髪をまとめて垂らしたスタイル
  • ルーズサイドテール: サイドテールのアレンジで髪を緩く一つにまとめ、肩の前に垂らすアレンジ
  • お団子ヘア: 束ねた髪を後頭部やサイドでお団子でまとめたスタイル。シニヨンとも呼ばれます
  • 三つ編み: 3本のひもや、3束に分けた髪を1つに組み合わせて編むこと、またはその編み方や髪形
  • ウルフカット: 髪の上部を丸みのあるマッシュカットで仕上げ、襟足や毛先にレイヤーを入れることで軽やかさと動きを持たせた髪型
頭部
  • ヘアアクセサリー
    • リボン: キャラクターに子供っぽさや可愛らしさを加える要素として機能します
    • 髪飾りリボン: 髪を結ぶのではなく、髪を装飾するために使用されるリボン
    • カチューシャ: 装飾を施すことでエレガントさを演出できます
    • ヘアピン: ヘアピンには髪型にアクセントを付ける装飾がされていることが多いです
    • シュシュ: ドーナツ状の布にゴムを通し、布が髪を包み込むように結ぶ髪飾りです
    • バレッタ: ヘアピンを大きくしたような金具にリボンやコサージュ、プレートなどの装飾が施されています
    • バンダナ: バンダナは冒険者や旅人、格闘家といった「アクティブ」なイメージを強調します
    • かんざし: 古風で気品や優雅さが強調されます
  • 帽子
    • トップハット: 貴族や紳士階級が着用していたため、キャラクターに高貴さや権威を付加することができます
    • シルクハット: 権力者やマジシャンを連想させるイメージがあります
    • ハンチング帽: 刑事や探偵のイメージとして使用されることがあります
    • 中折れ帽: 頭頂部の中央部分に縦に折り込まれたくぼみ(クリース)があるハット型の帽子
    • 魔女帽子: 魔女帽子は神秘的で知識豊富な存在、また魔法や古代の知識に精通していることを示します
    • 麦わら帽子: 夏を連想させたり明るく元気なキャラクターに見せる効果があります
    • スポーツキャップ: スポーツキャップは少年らしさや明るく元気な印象を与えます
  • 耳飾り
    • イヤリング: 耳を装飾するアクセサリーです。古代から利用されているため装飾のため、古風な印象を与えます
    • ピアス: イヤリングの一種で、耳たぶにピン止めしたアクセサリーです。イヤリングよりもおしゃれで洗練された印象を与えます
タバコ
その他
  • 骸骨: 歴史的に死の象徴として広く認識されているデザイン

役割語

  • 男ことば: 男性キャラクターが使う言葉遣い
  • 女ことば: 女性キャラクターが使う言葉遣い
  • オネエことば: ニューハーフや女性的な男性キャラクターを表現するために用いられる言葉遣い
  • 少年語: 若い少年が使う言葉
  • 老人語: 高齢者を表現するために用いられる特定の言葉遣い
  • 武士ことば: 武士階級が用いたとされる特有の言葉遣い
  • お嬢様ことば: 創作作品においてお嬢様キャラクターを表現するために使われる特有の言葉遣い

物語工学論

No 分類 説明
1 さまよえる跛行者 物語において欠如や偏りが克服される過程で成長や変化を遂げるキャラクター
2 塔の中の姫君 物理的または心理的に囚われているキャラクターです。
彼らは閉じ込められた場所から救出されるか、自ら脱出することで物語が進行します
3 2つの顔を持つ男 外見と内面に大きなギャップを持つキャラクター
4 武装戦闘少女 戦闘能力を持つ女性キャラクター。
女性の優しさや弱さを持ちつつ、戦う強い女性というギャップを持っています
5 時空を超える恋人たち 時間や空間を超えて愛を育む物語に関わるキャラクター
6 あぶない賢者 知恵や知識を持ちながらも、その力をどのように使うかによって物語に大きな影響を与える存在
7 造物主を亡ぼすもの 創造者と創造物の間における対立や葛藤を描くために用いられます

ギャップ萌え

性格・能力・趣味のギャップ
  • ツンデレ: 普段は冷たく素っ気ないが、時折優しさを見せる
  • 強面で優しい: 見た目は怖いが、実際には心優しい
  • 臆病だけど強い: 普段は臆病だが、特定の状況で驚異的な強さを発揮する
  • 隠れドS: 表面上は優しくて信頼されているが内面はドS系であるという二面性を持った性格
性別・年齢のギャップ
趣味のギャップ
性格・能力 趣味 (ギャップ) 説明
見た目が強面で怖い 可愛い生き物やアイテムが好き 強面で優しい
ヤンキー・不良キャラでよく使われる設定
筋肉質でスポーツが得意 お菓子作りが趣味 スポーツ万能だが意外な趣味を持つ
世界最強の格闘家 動物が大好きで優しい一面を持つ 強いけれど繊細
勉強もできて頼りがいがある 料理が全然できない 完璧に見えて弱点あり。
委員長キャラクーデレなど
能力のギャップ
性格・能力 能力 (ギャップ) 説明
普段は臆病で控えめ いざという時には驚異的な戦闘スキルを発揮 弱気な性格に対して高い戦闘能力
のんびりしているように見える 非常に高い知能を持ち、
複雑な問題を瞬時に解決できる
おっとりした性格に対して天才的な頭脳
日常生活ではドジっ子 絵画や音楽などの芸術分野では
天才的な才能を持っている
不器用な性格に対して卓越した芸術的才能
普段は頼りがいのある
冷静沈着先輩キャラ
学校や職場を離れるとドジっ子
酒癖が悪い 姫野『チェンソーマン』
普段は迷いやすい 緊急時には迅速かつ正確な判断を下す 優柔不断な性格に対して驚異的な決断力

戦闘技術

武術・武道・格闘技
  • 古武術: 主に日本の戦国時代や江戸時代以前に発展した武術の総称であり、戦場や実戦での使用を目的とした技術体系
  • 柔術: 武器を用いずに相手を捕らえたり身を守ったりするために、投げる、打つ、突くなどの技を用いる日本古来の武術
  • 柔道: 古武道である柔術を基に発展したもの
  • 空手: 日本の武道の一つであり、主に突きや蹴りなどの打撃技を用いて戦う格闘技
  • 空手家: 空手道を行う武道家、またはそれで生業としている者、修得している者
  • 合気道: 日本の武道の一つで、相手の力を利用して制することを基本とした武術
  • 中国拳法: 中国で発展した伝統的な武術を指す総称
  • ムエタイ: タイで発祥した伝統的な格闘技であり「立ち技最強」と称されるほど強力な打撃技を持つ格闘技
  • ボクシング: 拳にグローブを着用し、パンチのみを使って相手と戦う格闘技
  • キックボクシング: パンチとキックを組み合わせた全身運動の格闘技
  • テコンドー: 韓国で創始された武道であり、主に足技を中心とした打撃技術が特徴
  • プロレス: 格闘技を基本としたパフォーマンスアートやエンターテインメント
  • レスリング: 相手を組み伏せて両肩をマットに押し付けることを目指す格闘技
  • ブラジリアン柔術: 日本の柔術柔道を基礎に、ブラジルで発展した格闘技
  • 剣術: 剣術は、主に刀を用いて戦うための技術体系
  • 剣術の達人: 「剣豪(けんごう)」と呼ばれ、剣術や剣道に秀でた者
  • 居合術: 日本の伝統的な武術の一つであり、主に日本刀を鞘から抜き放つ動作を中心とした技術体系
  • 居合抜き: 武術の居合術が見せ物化されたもので、長い刀を気合いとともに抜き放つ演武
打撃技
打撃技とは、格闘技や武道において、自分の体の一部を相手にぶつけることでダメージを与える技術の総称です。
  • パンチ: 拳を使って相手に打撃を与える技術
  • アッパーカット: 下から上に向かって相手を攻撃するパンチ
  • 肘打ち: 肘の硬さを利用した短い距離での強烈な打撃技
  • キック: 足を使って何かを蹴る動作
  • 回し蹴り: 足を大きく振り回して相手に蹴りを加える技
  • 膝蹴り: 膝を使って相手に攻撃を加える技で、主に格闘技や武術で使用される強力な打撃技の一つ
  • 頭突き (ヘッドバッド): 頭部を使った攻撃方法であり、さまざまな状況やキャラクターによって異なる特徴を持ちます
絞め技
極め技とは、武術や格闘技において、相手の関節や首などを固定し、動きを封じることでダメージを与える技の総称です。
  • 関節技: 格闘技や武術において、相手の関節を逆方向に極めて動きを封じ、ダメージを与える技術
  • 絞め技: 相手の首を圧迫して呼吸や血流を制限し、相手を失神させたり降参させたりすることを目的とした技
  • グラウンド技: 相手を地面に倒してから行う技の総称
思想
  • 精神修養: 精神を鍛錬し、人格や意志を高めるための努力や修行
  • 武士道: 日本の武士階級における倫理的・道徳的な規範や精神
  • 騎士道精神: 中世の騎士たちが持つべきとされた倫理的・道徳的な価値観や行動規範
  • 活人剣: 日本の剣術において、相手を斬ることによって結果的に多くの人々を救うという思想を持つ剣技や武道の理想
  • 徒手空拳: 武器を用いず素手で戦うこと
未分類
  • 投げ技: 相手の体をつかんで押す・引く・ひねるなどの動作を加え、相手の体勢を崩して投げ倒す技術の総称
  • 護身術: 危険な状況や暴力的な攻撃から自分や他者を守るための技術や知識の総称
  • 暗殺術: 特定の対象を秘密裏に殺害するための技術や方法
  • 覇気: 他を圧倒するような威圧感や存在感

神話的存在

  • 女神: 女性の姿を持つ神
  • 運命の女神: 「時間」「運命」「生命」を象徴する存在
  • 地母神: 大地の豊穣や生命力を象徴する女神
  • 太陽神: 太陽を神格化し、信仰の対象とした神々
  • 光の神: 光をつかさどる神、または雷神
  • 火の神: 火を象徴し、司る神々
  • 水の神: 水に関する神々の総称
  • 海の神: 海洋の力や恩恵を象徴する重要な存在
  • 月の神: 月を神格化した存在
  • 夜の神: 夜を司る神で人々を眠りにいざない、安眠や、夜間の安全を司ります
  • 死の神: 死を司る神
  • 守護霊: 個人を見守り、保護し、導く霊的な存在
  • 精霊: 精霊とは、草木、動物、無生物、人工物など、あらゆるものに宿るとされる超自然的な存在
  • 魔神: 神話や伝承、フィクションに登場する超自然的な存在で、「魔」の力を持つ神や悪魔的存在
  • 邪神: 人間に災いをもたらす神や霊的存在

日本神話

  • 日本神話の概要: 主に『古事記』や『日本書紀』といった古代の文献に記録された、神々や英雄たちの物語
  • アニミズム: 自然界のあらゆる存在や現象に霊魂や生命力が宿っていると信じる思想や信仰
  • 八百万の神: 日本の神道における基本的な概念であり、自然界や生活のあらゆるものに神が宿るという思想
  • イザナギ (伊邪那岐命): 日本神話に登場する創造神であり、国生みと神生みを行った重要な男神
  • イザナミ (伊邪那美命): 日本神話に登場する女神で、創造神の一柱です。彼女は夫であるイザナギとともに、日本列島や多くの神々を生み出しました
  • カグツチ (迦具土神): 日本神話に登場する火の神であり、イザナギイザナミの子供
  • アマテラス (天照大神): 日本神話における太陽神であり、最高神の一柱。主に光、真実、豊穣を司り、皇室の祖神としても崇拝されています
  • ツクヨミ (月読命): 日本神話における月の神であり、夜を司る重要な神
  • スサノオ (須佐之男命): 日本神話に登場する重要な神であり、荒々しい性格と英雄的な一面を持つ
  • クシナダヒメ (櫛名田比売、奇稲田姫) : 日本神話に登場する女神で、特に農業や稲作の豊穣を象徴する存在として信仰されています
  • ニニギノミコト (邇邇芸命): アマテラスの孫で「天孫降臨」の主役
  • コノハナサクヤヒメ (木花咲耶姫): 日本神話に登場する美しい女神で、桜の花に象徴される存在
  • タケミカヅチ (武甕槌神、建御雷之男神): 最強の武神であり、剣の神や雷神としても知られる存在
  • 鬼神: 恐ろしく荒々しい神格を持つ存在や、超自然的な力を持つ霊的存在
  • 夜叉: 恐怖の象徴でありながら、仏法守護者という二面性を持った鬼神
  • 羅刹: 人間を食べる悪鬼だが、仏法守護者という二面性を持った鬼神
  • ワタツミ (綿津見神): 海の神であり、海そのものを象徴する存在
  • 稲荷神社: 日本全国に約3万社以上存在する神社で、主に五穀豊穣、商売繁盛、家内安全などを祈願する場として広く信仰されています
  • 三日夜の餅 (みかよのもち): 平安時代に婚礼後3日目の夜に新郎新婦に食べさせた祝い餅、またはその儀式
霊獣・神獣
  • 不死鳥: 死と再生を象徴する伝説上の鳥
  • 白い動物: 白い動物を神聖化する傾向は、古代からの「白色信仰」に基づいており、白色が清浄や神聖さを象徴する色として特別視されてきたことに由来します
  • オオクチノマカミ (大口真神): 神格化された狼(ニホンオオカミ)で、農業の守護神、または魔除けの神
  • 白狼: 守護や道案内、災厄除けなどの役割を持つ神聖な存在の狼
  • 白狐: 日本の伝承や信仰において特別な意味を持つ白い毛色の狐で、特に稲荷信仰と深く結びついています
  • 八咫烏 (ヤタガラス): 三本足の神聖なカラスで、導きの神として重要な役割を果たす存在
  • 因幡の白兎 (いなばのしろうさぎ): 正直さや優しさ、正しい行動の重要性を伝える教訓的なエピソード
  • 夜刀神 (ヤトノカミ): 農耕や水源を守護する蛇神
  • 白蛇: 白い色の蛇。金運や繁栄、災難除けの象徴
  • 白鹿: 白い体毛の鹿。その希少性と美しさから、神の使いや吉兆の象徴として扱われています
怪物

ギリシア神話

ティターン神族
ティターン神族は天空神ウラノスと大地母神ガイアの間に生まれた12柱の兄弟姉妹です。
  • ウラノス: 原初の天空神であり、宇宙の秩序を象徴する存在
  • ガイア: 大地の女神であり、宇宙の創造における重要な存在
  • クロノス: ティターン神族の一柱で、農耕の神
  • ニュクス: 夜の女神で、夜そのものを象徴し、深い闇や神秘的な力を司る存在
  • プロメテウス: 人類の創造者であり、人類に火を与えた文明の恩人として知られています
オリュンポス十二神
オリュンポス十二神はオリュンポス山に住む神々です。
モイライ: 運命を司る三柱の女神 (運命の女神) たち
  • クロト: 「紡ぐ者」として運命の糸を紡ぎ出す役割を担っています
  • ラケシス: 運命の糸の長さを測り、個々の人間に寿命や運命を割り当てる役割を担っています
  • アトロポス: 「運命」と「死」の最終決定者として重要な役割を果たす存在
冥界
冥界は死後の魂が行く死後の世界です。
怪物

北欧神話

  • 北欧神話の概要: 北ゲルマン民族によって共有されていた信仰や物語の集まり
概念
  • ラグナロク: 終末の日であり、神々と巨人族との最終戦争
  • ルーン魔術: ルーン文字を用いて自然界や宇宙の力を引き出し、様々な目的を達成するための魔術的手法
ユグドラシル
ユグドラシルとは、「世界樹」または「宇宙樹」とも呼ばれる世界を体現する巨大な木です。
アース神族
戦争、権力、秩序、法などを司る北欧神話における中心的存在。
ヴァン神族
農業や航海、富、繁殖、愛など、人々の日常生活に密接に関わる事柄を司ります。
  • ニョルズ: 船乗りや漁師たちの守護者として信仰され、豊穣と富をもたらす存在
  • フレイ: 豊穣、平和、繁栄の神
  • フレイヤ: 愛と美、豊穣を司る女神
アース神族やヴァン神器のどちらにも属さない神々
  • ソール: 太陽の女神であり、太陽そのものを象徴する存在
  • スルト: 火と破壊を象徴する巨人
  • ヘル: 死者の国を支配する冥界女神
  • ウートガルザ・ロキ: 幻術や策略を駆使して、訪れる者を試すことを得意する巨人
  • ノルン三姉妹: ノルン三姉妹(ウルズ、ヴェルザンディ、スクルド)は、北欧神話における運命の女神たちであり、特に過去・現在・未来を象徴する存在
  • エーギル: 海を象徴する巨人族の神であり、神々と友好的な関係を持つ特異な存在
  • ヴァルキリー: 女性的な戦士であり「戦死者を選ぶ者」として知られています
神器
怪物

ケルト神話

インド神話

三大神

エジプト神話

  • エジプト神話の概要: 古代エジプトの宗教と文化を反映した壮大な物語体系
  • ベンヌ: 不死鳥として知られる神聖な霊鳥であり、創造、再生、太陽信仰と深く結びついた存在
  • ラー: 太陽神であり、宇宙の創造者、全ての生命の源とされる重要な神
  • ファラオ: 古代エジプト全土を統治する最高権力者であり、「二つの土地の所有者」として上下エジプトを統一する象徴
  • アテン: 古代エジプト神話では珍しい唯一神となる太陽神でしたが、あまり信仰が得られず短命で終わったとされます
  • オシリス: 冥界の王であり、死と復活、豊穣を象徴する重要な神
  • イシス: 愛、母性、魔法、再生を象徴する女神
  • ホルス: オシリスイシスの子で、天空、太陽、月、そして王権を象徴する存在
  • セト: 嵐、砂漠、混沌、戦争、破壊を象徴する存在
  • トート: 知恵、書記、月、魔法、時間を司る重要な神
  • ハトホル: 愛、美、母性、豊穣、音楽、踊り、治癒などを司る多面性を持つ女神
  • アヌビス: 冥界の神で、特に死者の守護神として知られています
  • ウロボロス: 自らの尾を噛んで環状となった蛇または竜を象徴する古代から伝わるシンボル

天使

天使は神と人間の間をつなぐメッセンジャーとして描かれ、神聖さや守護、導きを象徴します。
  • 天使の概要: 天使の存在についての概要
  • 守護天使: 個人を保護し、導くために神によって派遣される天使
  • 堕天使: 神に創造された天使でありながら、反逆などを理由に堕落し、天界から追放された存在
  • 悪魔: 宗教や文化において「悪」を象徴する超自然的存在であり、神や人間に敵対する力を持つとされます
  • 悪霊: 人間に災害、不幸、病気などの災厄をもたらすと考えられる邪悪な霊的存在
  • グリム・リーパー: 役割としては死神ですが、しばしば魂をあの世へ導く役割を持つとされ「死の天使」とも呼ばれることがあります
天使の階級
  • セラフィム(熾天使): 最高位に位置する天使の階級であり、神に最も近い存在。神聖さを象徴し、人間や他の存在を浄化する力を持ちます
  • ケルビム(智天使): 天使の階級で上位に位置する存在。最高度の知恵を持ち、それを他者に分け与え、神聖な場所を守る役割
  • スローン(座天使): 神の玉座を支えたり運ぶ役割を担い、神の尊厳と正義を体現する存在
  • ドミニオン(主天使): 神聖な秩序と調和を体現し、それを宇宙全体に広げる役割を担う天使です。「理想的な統治」と「公正なリーダーシップ」のモデルとしても解釈されています
  • ヴァーチャー(力天使): 神の力を地上にもたらし、人々に恩寵や勇気を授ける重要な役割を担う天使です。その存在は奇跡や希望と結びつき、人間界と神聖な領域をつなぐ象徴的な存在として描かれています。
  • パワー(能天使): 天界と物質世界の秩序を守りながら悪魔との戦いに挑む戦士的な天使です。彼らは神聖な力によって宇宙全体の調和を支えていますが、その過酷な任務ゆえに堕落するリスクも抱えています
  • プリンシパリティー(権天使): 国家や文明、人間社会全体を守護し、正義と信仰を擁護する重要な役割を担う天使
  • アークエンジェル(大天使): 人々へのメッセージ伝達や守護、悪との戦いなど、多岐にわたる活動を行います
  • エンジェル(天使): 彼らは個々人を守護し、導きながら、神聖な力や意志を伝える重要な役割を果たしています
四大天使 (アークエンジェル)
四大天使は、通常ミカエル、ウリエル、ラファエル、ガブリエルの4人の天使を指します。
  • ミカエル: 「神のごとき者」として善と悪の戦いで中心的な役割を果たし、人々を守護し導く存在
  • ガブリエル: 「神意の伝達者」として人間界と神聖な領域をつなぐ重要な役割を果たす天使で、特に受胎告知や啓示伝達といった場面で重要視されています
  • ラファエル: 「癒し」と「守護」を象徴する天使であり、人々の心身や霊的な健康を助ける存在
  • ウリエル: 「知恵」と「神聖な光」を象徴する天使で、裁きと救いという両面性を持ちながら、人間界における調和と成長を支えています
  • アズラエル: 「死」や「変化」を象徴する天使で彼は魂の移行や人生の転換期に寄り添い、人々に安らぎと希望を与えます
堕天使
堕天使とは、神に創造された天使でありながら、高慢や嫉妬、自由意志による反逆などを理由に堕落し、天界から追放された存在です。
  • ルシファー: 明けの明星。高慢によって堕落しサタンとなった。悪魔の頭として描かれることが多い
  • サマエル: 元々熾天使(セラフィム)でしたが預言者モーセの魂を奪うことに失敗したことで堕天したと言われています。またルシファーであるとの説もあります
  • ベリアル: 嫉妬による反逆者。地上で人間を誘惑する役割を担う
  • アザゼル: 地上で人間に知識や技術を授けた。『エノク書』では特に重要視される
  • ベルゼブブ: 「蝿の王」とも呼ばれる悪魔。サタンの右腕的存在として描かれることもある
  • ネフィリム: 堕天使と人間女性との間に生まれた巨人との説がありますがその存在は不明です

悪魔

悪魔は、悪を象徴する超越的存在です。
  • 悪魔の概要: 悪魔の基本的な事項について
  • ルシファー: キリスト教における悪魔や堕天使を指す名前。堕天使の長であるサタンの別名
  • 明けの明星: 主に金星を指し、夜明け前に最も明るく輝く天体
  • サタン: かつては神に仕える高位の天使でありながら、傲慢や反逆によって堕落し、地獄の支配者として悪魔の象徴となった存在
  • アザゼル: 禁じられた知識を人間にもたらしたことで戦争や堕落、破滅を招いた存在
  • ベルゼブブ: 「ハエの王」として知られる悪魔
  • ベリアル: ヘブライ語で「無価値なもの」や「邪悪なもの」を意味する悪魔。「傲慢」の罪の象徴やソロモン72柱の一柱として記されることがあります
  • アスモデウス: ゾロアスター教の悪神アエーシュマ・デーヴァ(Aēšma-dēva)に由来し、「激怒」や「情欲」を象徴する存在とされています
  • マモン: 強欲を象徴し、物質的な富や金銭への執着を象徴する悪魔
  • サマエル: 「死の天使」として機能し、死者の罪を弾劾し刑罰を執行する存在
  • サキュバス: 中世の伝説や民間伝承において、男性を誘惑するために夢の中に現れる女性の悪魔として知られています。

精霊

  • 精霊の概要: 精霊とは、草木、動物、無生物、人工物など、あらゆるものに宿るとされる超自然的な存在
  • エーテル: 精霊たちは「第五元素」であるエーテルという霊的な物質で構成されています。また超自然的な力のエネルギーとして扱われます
  • サテュロス: ギリシア神話における自然と快楽の精霊
四大精霊
  • サラマンダー: 「火の精霊」として知られる存在
  • ウンディーネ: 水そのものを象徴する精霊であり、美しさや癒し、愛情深さなどポジティブな側面とともに、裏切りへの厳しさや悲劇性も併せ持つ存在
  • シルフ: 「風」を司る精霊
  • ノーム: 「土」を司る精霊として、大地との結びつきや自然界との調和を象徴する存在
ニンフ
ジン
  • イフリート: 炎を操る能力を持ち、変身能力や魔法を使うことができるとされています
  • マーリド: 精霊「ジン」の一種で、特にその中でも最上位の存在とされています
  • シャイターン: 善に対抗し、人間を誘惑して罪を犯させる邪悪な精霊

妖精

  • 妖精の概要: 自然界との深いつながりを持つ超自然的存在であり、美しさと神秘性、不気味さを兼ね備えています
自然の妖精 (≒精霊)
家庭や人間社会の妖精
  • ブラウニー(Brownie): 家付き妖精で、家事や農作業を手伝う善良な存在
  • シルキー: イングランドの伝承に登場する家事を手伝う妖精であり、特定の家に住み着いてその家庭を助ける存在として知られています
  • ホブゴブリン(Hobgoblin): 善良で親切な家付き妖精
  • レプラコーン(Leprechaun): 小柄な靴職人として知られる妖精
動物の妖精
  • ケット・シー(Cait Sith): 人語を話し、二足歩行が可能な猫の妖精
  • クー・シー(Cu Sith): 妖精たちの番犬とされる犬の妖精
悪意や恐怖の妖精 (≒悪霊)
  • バンシー(Banshee): 死を予告する存在
  • デュラハン(Dullahan): 「首無しの騎士」として知られる妖精
いたずら好きな妖精
  • ピクシー(Pixie): 非常に小柄で、赤い髪や尖った耳の少女で羽を持つ妖精です
  • スプリガン(Spriggan): 醜くずんぐりしたドワーフのような姿をしており、小柄ですが、戦闘時には巨大化して巨人のような姿になる能力を持っています
特定の文化や伝承に基づく妖精
  • リャナンシー(Leannán-Sídhe): 人間の男性に愛を求め、恋人となった相手に特別な才能やインスピレーションを与える一方で、その代償として相手の精気や寿命を吸い取る存在
  • セルキー(Selkie): アザラシと人間の二つの姿を持つ海の精霊
  • ジャック・フロスト(Jack Frost): 氷河や雪を作り出す小人の妖精

邪神

  • 邪神の概要: 邪神とは人間に災いをもたらす神や霊的存在
  • アンラ・マンユ: この神は、善悪二元論の世界観に基づき、善の神アフラ・マズダーに対抗する絶対悪として描かれています
  • ティアマト: メソポタミア神話においては「塩水」を象徴する女神、D&Dにおいては五つの頭を持つ巨大で邪悪なドラゴンとして描かれます
  • セト: エジプト神話に登場する複雑な性格を持つ神で、嵐、砂漠、混沌、戦争、破壊を象徴します
  • ロキ: 役割としてはトリックスターですが、邪神に入れられることがあります
  • ロルス: ダークエルフ(ドラウ)の主神であり、「蜘蛛の女王」として知られる存在です
  • クトゥルフ神話: クトゥルフ神話に登場する神々はほとんどが邪神です

クトゥルフ神話

#include plugin Error : includeは1ページに 70 個までしか使えません。
ローマ神話
ローマ神話: 古代ローマで信仰されていた神々や英雄にまつわる物語群

未分類の神話

  • バビロニア神話: シュメール神話を基盤に引き継がれた神話
  • インカ神話: インカ帝国の文化や信仰体系を反映した神話体系
    • インティ: インカ神話の太陽神であり、インカ帝国全体の政治・宗教・文化を支える中心的な存在
  • アステカ神話: 14世紀から16世紀にかけて現在のメキシコ中部で栄えたアステカ文明に根ざした神話体系
  • 中国神話: 古代中国における創世や自然現象、文化の起源を説明する物語群
  • ハワイ神話
    • ペレ: 火の女神であり、特にハワイ島のキラウエア火山に深く結びついた存在
  • イヌイット神話: 北極圏に住む先住民族イヌイットの間で語り継がれてきた伝承や信仰体系
    • セドナ: 海の女神であり、海洋生物や死者の世界を司る存在

その他

ミステリートリック分類

心理戦

#include plugin Error : includeは1ページに 70 個までしか使えません。
最終更新:2025年02月01日 14:43