No | カテゴリ | イメージ | イベント | 説明 |
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#1 | メインプロット 向けイベント |
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メリットがないのに優しくする | 主人公はある日、傷つき苦しんでいる相手と出会い、助けて世話をするようになります。 一方、その相手は厄介者やお尋ね者として社会から疎外された存在です。 この出会いを通じて、主人公は思いやりや理解の重要性を学び、二人の関係が深まっていきます |
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無害な相手を恐れる | 主人公は、本来無害なものや人物に対して非合理的な恐怖や苦手意識を抱いています。 しかし、皮肉にも主人公が恐れているそのものや人物から、好意を寄せられるという展開になります。 この設定は、主人公の内面的な成長や、恐怖心の克服、そして他者との関係性の変化を描くのに適しています。 また、コメディ要素を含んだ物語や、心理的な葛藤を描く作品にも応用できます | ||
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見下される | 主人公は社会の競争に敗れ、落ちこぼれてしまいます。 しかし、彼は力を得て、戦いを通じて次第に成長し、勝ち上がっていくという物語です。 追放ものや復讐劇、無能者が英雄になる、といった構造と共通点があります | ||
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恨みを持つ | 主人公は悪によって家族や愛する人、未来といった大切なものを失います。 その後、彼は悪に対抗する力を手に入れ、人々の幸せのために戦う決意をします | ||
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恨みを持つ (恋人が敵になる) | 「恨みを持つ」の派生バージョン。主人公と恋人役は互いに惹かれ合い、恋愛関係を築いていきます。 しかし、物語が進むにつれて恋人役が実は敵であることが明らかになります。 二人は深い愛情で結ばれているにもかかわらず、状況や立場の違いにより、互いに戦わざるを得なくなります。 この展開は、愛と義務の葛藤、信頼と裏切りのテーマを探求し、主人公たちの感情的な苦悩を描く物語となります。 | ||
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恨みを持つ (敵に養われる) | 「恨みを持つ」の派生バージョン。 主人公は敵に助けられ、養育されます。その結果、主人公は敵に対して憎しみを抱きながらも、 同時に育ててくれた恩や愛情も感じるという複雑な感情を持つことになります。 この状況は、主人公の内面に深い葛藤を生み出します | ||
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罪を背負う | 主人公は自分の行動が原因で周囲の人々に大きな苦しみを与えてしまいます。 その結果、彼は罪人として扱われることになり、苦しい生活を強いられることになります。 | ||
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人間以外のものが意志を持つ | 主人公は特別な出来事をきっかけに、通常ではコミュニケーションが不可能な相手と意思疎通できるようになります。 その結果、主人公は相手の抱える問題や願望に巻き込まれていくことになります。 この展開は、主人公に新たな視点や経験をもたらし、予期せぬ冒険への道を開くきっかけとなります。 | ||
サブプロット 場つなぎ向け イベント |
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権威者に否定される | 「スランプからの脱出」というテーマで主人公の成長と自己発見を描きます。 これは典型的な「英雄の旅 (ヒーローズ・ジャーニー)」のパターンを踏襲しています | |
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助けたことで不調を抱える | 主人公が相手を助けたことで不調を抱えるという展開を中心に、 主人公と対立する相手との関係性の変化を描くイベント | ||
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上機嫌になりすぎる | 「上機嫌」の暴走によって引き起こされる具体的な問題をユーモラスに描きます。 思いがけない幸運によりキャラクターの意外な一面が見られると、印象的なイベントにできます | ||
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ハッタリをかます | 主人公が自分や仲間に降りかかった脅威に対して、 実際にはできないことを勢いで言い放つことで危機を回避する展開を描きます | ||
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好きになる | 主人公や他のキャラクターが誰かに対して好意を抱くことで展開する物語構造です。 恋愛物語では基本的なイベントですが、家族愛、友情、仲間意識、師弟愛など幅広い感情にも応用可能です。 | ||
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嫌いになる | 「嫌いになる」は主人公が好意を寄せる相手に対して、嫌悪感を持つことで起こるイベントです。 前提として主人公は相手とは良好な関係 (→好きになる) ですが、主人公が相手に対して身の丈以上の要求します。 相手はそれを拒否して関係がこじれますが、最終的には主人公が謝ることでもとの関係に戻ります | ||
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気が変わる | あるキャラクターがこれまでの行動パターンとは真逆の行動を取り始めることで起こるイベントです。 キャラクターは「今までのやり方では目的を達成できない」と考え、意識的に行動を変えますが、 最終的には「やっぱり元のままのほうが良い」となり、キャラクターは本来の自分に戻ります | ||
#2 | メインプロット 向けのイベント |
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無能者が英雄になる | ジョーゼフ・キャンベルの「英雄の旅 (ヒーローズ・ジャーニー)」の三幕構造(出立、試練、帰還)と類似する部分が ありますが「無能者が英雄になる」特有の要素として、主人公の「無能」とされる才能がキーとなります。 この構造は「弱者から強者へ」「隠れた才能の開花」という普遍的テーマによって、 多くのジャンル・設定に応用可能です。そのため、多様な物語作りにおいて有効なフレームワークとなります |
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英雄が無能者になる | 主人公が元の世界で圧倒的な才能や地位を持つ存在でありながら、新たな環境や状況において それらが無力化されることで葛藤し、成長する過程を描いたものです。 この物語は、主人公の価値観の転換や人間的な成長をテーマとし、 最終的に両方の世界を橋渡しすることで問題解決を図るストーリーです | ||
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「二足のわらじ」を履く | 主人公が「才能を発揮できない元の世界」と「才能を発揮できる新たな世界」の間で葛藤しながら、 両方の世界を両立させる過程を描いたものです。 この物語は、自己実現や二面性のテーマを中心に展開され、 最終的には主人公が自分の才能を活かしながら新しい人生を歩むという成長と解放が描かれます | ||
サブプロット 場つなぎ向け イベント |
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生まれて初めてする状況になる | 未経験の主人公が初めての挑戦を通じて成長し、困難を乗り越える過程を描いたものです。 この物語は、読者を緊張感のある状況に引き込み、主人公が試練を乗り越えることでカタルシスを生み出します | |
無理にでも一緒にいざるを得ない状況になる | ||||
いないと思っている場所にいる | ||||
ひとりぼっちになる | ||||
相手が無防備な状況になる | ||||
「心象世界」を 用いるイベント |
心象世界に入る | |||
幻想の幸せに逃げる | ||||
「一人で過ごす世界」に触れる | ||||
その他のイベント | 何をやっても無駄な状況になる | |||
状況がわからない状況になる | ||||
相手に意外な反応をされる | ||||
キャラクター環境が変わる | ||||
#3 | メインプロット 向けイベント |
三角関係を持つ (願いが叶う) | 主人公が「実現すべきでない関係性」を求め、その間違いに気づかずに関係性を成立させます。 最終的には間違った関係性に気づくことでそれを放棄し、本来必要としていた形に戻ります | |
三角関係を持つ (願いが敗れる) | 三角関係を持つ (願いが敗れる)は三角関係を持つ (願いが叶う)の派生バージョンです。 主人公は「実現すべきでない関係性」を求めます。 その欲求は実現せず、またその間違いに気づくことで関係性を放棄し、あるべき形に戻ります | |||
敵になる | ||||
打算でつながる | ||||
サブプロット 場つなぎ向け イベント |
上下関係を持つ | |||
師弟関係になる | ||||
依存関係を失う | ||||
一方的に助けてもらう | ||||
息の合うパートナー関係になる | ||||
立場が入れ替わる | ||||
実力に差が出る | ||||
プロットを 補強するイベント |
約束をする | |||
願いを託される | ||||
悲劇に終止符を打つ | ||||
相手に恩を持つ | ||||
#4 | 悪意を持つ 駆け引きのイベント |
敵の巣窟に入る | ||
三つ巴になる | ||||
必殺技を頼りに敵と戦う | ||||
恋人役を奪われそうになる | ||||
特殊なゲームで勝利する | ||||
不必要な力を手に入れる | ||||
好意を持つ 駆け引きのイベント |
弱みを握って支配する | |||
相手の第約をする | ||||
相手の出生を隠す | ||||
相手の苦しみを肩代わりする | ||||
酒に酔う | ||||
ミステリーの イベント |
謎を持つ事件に巻き込まれる | |||
出生に謎を持つ | ||||
自分の苦しみを肩代わりしてもらう | ||||
「偽物の自分」が現れる |