神話的存在

  • 女神: 女性の姿を持つ神
  • 運命の女神: 「時間」「運命」「生命」を象徴する存在
  • 地母神: 大地の豊穣や生命力を象徴する女神
  • 太陽神: 太陽を神格化し、信仰の対象とした神々
  • 光の神: 光をつかさどる神、または雷神
  • 火の神: 火を象徴し、司る神々
  • 水の神: 水に関する神々の総称
  • 海の神: 海洋の力や恩恵を象徴する重要な存在
  • 月の神: 月を神格化した存在
  • 夜の神: 夜を司る神で人々を眠りにいざない、安眠や、夜間の安全を司ります
  • 死の神: 死を司る神
  • 守護霊: 個人を見守り、保護し、導く霊的な存在
  • 精霊: 精霊とは、草木、動物、無生物、人工物など、あらゆるものに宿るとされる超自然的な存在
  • 魔神: 神話や伝承、フィクションに登場する超自然的な存在で、「魔」の力を持つ神や悪魔的存在
  • 邪神: 人間に災いをもたらす神や霊的存在

日本神話

  • 日本神話の概要: 主に『古事記』や『日本書紀』といった古代の文献に記録された、神々や英雄たちの物語
  • アニミズム: 自然界のあらゆる存在や現象に霊魂や生命力が宿っていると信じる思想や信仰
  • 八百万の神: 日本の神道における基本的な概念であり、自然界や生活のあらゆるものに神が宿るという思想
  • イザナギ (伊邪那岐命): 日本神話に登場する創造神であり、国生みと神生みを行った重要な男神
  • イザナミ (伊邪那美命): 日本神話に登場する女神で、創造神の一柱です。彼女は夫であるイザナギとともに、日本列島や多くの神々を生み出しました
  • カグツチ (迦具土神): 日本神話に登場する火の神であり、イザナギイザナミの子供
  • アマテラス (天照大神): 日本神話における太陽神であり、最高神の一柱。主に光、真実、豊穣を司り、皇室の祖神としても崇拝されています
  • ツクヨミ (月読命): 日本神話における月の神であり、夜を司る重要な神
  • スサノオ (須佐之男命): 日本神話に登場する重要な神であり、荒々しい性格と英雄的な一面を持つ
  • クシナダヒメ (櫛名田比売、奇稲田姫) : 日本神話に登場する女神で、特に農業や稲作の豊穣を象徴する存在として信仰されています
  • ニニギノミコト (邇邇芸命): アマテラスの孫で「天孫降臨」の主役
  • コノハナサクヤヒメ (木花咲耶姫): 日本神話に登場する美しい女神で、桜の花に象徴される存在
  • タケミカヅチ (武甕槌神、建御雷之男神): 最強の武神であり、剣の神や雷神としても知られる存在
  • 鬼神: 恐ろしく荒々しい神格を持つ存在や、超自然的な力を持つ霊的存在
  • 夜叉: 恐怖の象徴でありながら、仏法守護者という二面性を持った鬼神
  • 羅刹: 人間を食べる悪鬼だが、仏法守護者という二面性を持った鬼神
  • ワタツミ (綿津見神): 海の神であり、海そのものを象徴する存在
  • 稲荷神社: 日本全国に約3万社以上存在する神社で、主に五穀豊穣、商売繁盛、家内安全などを祈願する場として広く信仰されています
  • 三日夜の餅 (みかよのもち): 平安時代に婚礼後3日目の夜に新郎新婦に食べさせた祝い餅、またはその儀式
霊獣・神獣
  • 不死鳥: 死と再生を象徴する伝説上の鳥
  • 白い動物: 白い動物を神聖化する傾向は、古代からの「白色信仰」に基づいており、白色が清浄や神聖さを象徴する色として特別視されてきたことに由来します
  • オオクチノマカミ (大口真神): 神格化された狼(ニホンオオカミ)で、農業の守護神、または魔除けの神
  • 白狼: 守護や道案内、災厄除けなどの役割を持つ神聖な存在の狼
  • 白狐: 日本の伝承や信仰において特別な意味を持つ白い毛色の狐で、特に稲荷信仰と深く結びついています
  • 八咫烏 (ヤタガラス): 三本足の神聖なカラスで、導きの神として重要な役割を果たす存在
  • 因幡の白兎 (いなばのしろうさぎ): 正直さや優しさ、正しい行動の重要性を伝える教訓的なエピソード
  • 夜刀神 (ヤトノカミ): 農耕や水源を守護する蛇神
  • 白蛇: 白い色の蛇。金運や繁栄、災難除けの象徴
  • 白鹿: 白い体毛の鹿。その希少性と美しさから、神の使いや吉兆の象徴として扱われています
怪物

ギリシア神話

ティターン神族
ティターン神族は天空神ウラノスと大地母神ガイアの間に生まれた12柱の兄弟姉妹です。
  • ウラノス: 原初の天空神であり、宇宙の秩序を象徴する存在
  • ガイア: 大地の女神であり、宇宙の創造における重要な存在
  • クロノス: ティターン神族の一柱で、農耕の神
  • ニュクス: 夜の女神で、夜そのものを象徴し、深い闇や神秘的な力を司る存在
  • プロメテウス: 人類の創造者であり、人類に火を与えた文明の恩人として知られています
オリュンポス十二神
オリュンポス十二神はオリュンポス山に住む神々です。
モイライ: 運命を司る三柱の女神 (運命の女神) たち
  • クロト: 「紡ぐ者」として運命の糸を紡ぎ出す役割を担っています
  • ラケシス: 運命の糸の長さを測り、個々の人間に寿命や運命を割り当てる役割を担っています
  • アトロポス: 「運命」と「死」の最終決定者として重要な役割を果たす存在
冥界
冥界は死後の魂が行く死後の世界です。
怪物

北欧神話

  • 北欧神話の概要: 北ゲルマン民族によって共有されていた信仰や物語の集まり
概念
  • ラグナロク: 終末の日であり、神々と巨人族との最終戦争
  • ルーン魔術: ルーン文字を用いて自然界や宇宙の力を引き出し、様々な目的を達成するための魔術的手法
ユグドラシル
ユグドラシルとは、「世界樹」または「宇宙樹」とも呼ばれる世界を体現する巨大な木です。
アース神族
戦争、権力、秩序、法などを司る北欧神話における中心的存在。
ヴァン神族
農業や航海、富、繁殖、愛など、人々の日常生活に密接に関わる事柄を司ります。
  • ニョルズ: 船乗りや漁師たちの守護者として信仰され、豊穣と富をもたらす存在
  • フレイ: 豊穣、平和、繁栄の神
  • フレイヤ: 愛と美、豊穣を司る女神
アース神族やヴァン神器のどちらにも属さない神々
  • ソール: 太陽の女神であり、太陽そのものを象徴する存在
  • スルト: 火と破壊を象徴する巨人
  • ヘル: 死者の国を支配する冥界女神
  • ウートガルザ・ロキ: 幻術や策略を駆使して、訪れる者を試すことを得意する巨人
  • ノルン三姉妹: ノルン三姉妹(ウルズ、ヴェルザンディ、スクルド)は、北欧神話における運命の女神たちであり、特に過去・現在・未来を象徴する存在
  • エーギル: 海を象徴する巨人族の神であり、神々と友好的な関係を持つ特異な存在
  • ヴァルキリー: 女性的な戦士であり「戦死者を選ぶ者」として知られています
神器
怪物

ケルト神話

インド神話

三大神

エジプト神話

  • エジプト神話の概要: 古代エジプトの宗教と文化を反映した壮大な物語体系
  • ベンヌ: 不死鳥として知られる神聖な霊鳥であり、創造、再生、太陽信仰と深く結びついた存在
  • ラー: 太陽神であり、宇宙の創造者、全ての生命の源とされる重要な神
  • ファラオ: 古代エジプト全土を統治する最高権力者であり、「二つの土地の所有者」として上下エジプトを統一する象徴
  • アテン: 古代エジプト神話では珍しい唯一神となる太陽神でしたが、あまり信仰が得られず短命で終わったとされます
  • オシリス: 冥界の王であり、死と復活、豊穣を象徴する重要な神
  • イシス: 愛、母性、魔法、再生を象徴する女神
  • ホルス: オシリスイシスの子で、天空、太陽、月、そして王権を象徴する存在
  • セト: 嵐、砂漠、混沌、戦争、破壊を象徴する存在
  • トート: 知恵、書記、月、魔法、時間を司る重要な神
  • ハトホル: 愛、美、母性、豊穣、音楽、踊り、治癒などを司る多面性を持つ女神
  • アヌビス: 冥界の神で、特に死者の守護神として知られています
  • ウロボロス: 自らの尾を噛んで環状となった蛇または竜を象徴する古代から伝わるシンボル

天使

天使は神と人間の間をつなぐメッセンジャーとして描かれ、神聖さや守護、導きを象徴します。
  • 天使の概要: 天使の存在についての概要
  • 守護天使: 個人を保護し、導くために神によって派遣される天使
  • 堕天使: 神に創造された天使でありながら、反逆などを理由に堕落し、天界から追放された存在
  • 悪魔: 宗教や文化において「悪」を象徴する超自然的存在であり、神や人間に敵対する力を持つとされます
  • 悪霊: 人間に災害、不幸、病気などの災厄をもたらすと考えられる邪悪な霊的存在
  • グリム・リーパー: 役割としては死神ですが、しばしば魂をあの世へ導く役割を持つとされ「死の天使」とも呼ばれることがあります
天使の階級
  • セラフィム(熾天使): 最高位に位置する天使の階級であり、神に最も近い存在。神聖さを象徴し、人間や他の存在を浄化する力を持ちます
  • ケルビム(智天使): 天使の階級で上位に位置する存在。最高度の知恵を持ち、それを他者に分け与え、神聖な場所を守る役割
  • スローン(座天使): 神の玉座を支えたり運ぶ役割を担い、神の尊厳と正義を体現する存在
  • ドミニオン(主天使): 神聖な秩序と調和を体現し、それを宇宙全体に広げる役割を担う天使です。「理想的な統治」と「公正なリーダーシップ」のモデルとしても解釈されています
  • ヴァーチャー(力天使): 神の力を地上にもたらし、人々に恩寵や勇気を授ける重要な役割を担う天使です。その存在は奇跡や希望と結びつき、人間界と神聖な領域をつなぐ象徴的な存在として描かれています。
  • パワー(能天使): 天界と物質世界の秩序を守りながら悪魔との戦いに挑む戦士的な天使です。彼らは神聖な力によって宇宙全体の調和を支えていますが、その過酷な任務ゆえに堕落するリスクも抱えています
  • プリンシパリティー(権天使): 国家や文明、人間社会全体を守護し、正義と信仰を擁護する重要な役割を担う天使
  • アークエンジェル(大天使): 人々へのメッセージ伝達や守護、悪との戦いなど、多岐にわたる活動を行います
  • エンジェル(天使): 彼らは個々人を守護し、導きながら、神聖な力や意志を伝える重要な役割を果たしています
四大天使 (アークエンジェル)
四大天使は、通常ミカエル、ウリエル、ラファエル、ガブリエルの4人の天使を指します。
  • ミカエル: 「神のごとき者」として善と悪の戦いで中心的な役割を果たし、人々を守護し導く存在
  • ガブリエル: 「神意の伝達者」として人間界と神聖な領域をつなぐ重要な役割を果たす天使で、特に受胎告知や啓示伝達といった場面で重要視されています
  • ラファエル: 「癒し」と「守護」を象徴する天使であり、人々の心身や霊的な健康を助ける存在
  • ウリエル: 「知恵」と「神聖な光」を象徴する天使で、裁きと救いという両面性を持ちながら、人間界における調和と成長を支えています
  • アズラエル: 「死」や「変化」を象徴する天使で彼は魂の移行や人生の転換期に寄り添い、人々に安らぎと希望を与えます
堕天使
堕天使とは、神に創造された天使でありながら、高慢や嫉妬、自由意志による反逆などを理由に堕落し、天界から追放された存在です。
  • ルシファー: 明けの明星。高慢によって堕落しサタンとなった。悪魔の頭として描かれることが多い
  • サマエル: 元々熾天使(セラフィム)でしたが預言者モーセの魂を奪うことに失敗したことで堕天したと言われています。またルシファーであるとの説もあります
  • ベリアル: 嫉妬による反逆者。地上で人間を誘惑する役割を担う
  • アザゼル: 地上で人間に知識や技術を授けた。『エノク書』では特に重要視される
  • ベルゼブブ: 「蝿の王」とも呼ばれる悪魔。サタンの右腕的存在として描かれることもある
  • ネフィリム: 堕天使と人間女性との間に生まれた巨人との説がありますがその存在は不明です

悪魔

悪魔は、悪を象徴する超越的存在です。
  • 悪魔の概要: 悪魔の基本的な事項について
  • ルシファー: キリスト教における悪魔や堕天使を指す名前。堕天使の長であるサタンの別名
  • 明けの明星: 主に金星を指し、夜明け前に最も明るく輝く天体
  • サタン: かつては神に仕える高位の天使でありながら、傲慢や反逆によって堕落し、地獄の支配者として悪魔の象徴となった存在
  • アザゼル: 禁じられた知識を人間にもたらしたことで戦争や堕落、破滅を招いた存在
  • ベルゼブブ: 「ハエの王」として知られる悪魔
  • ベリアル: ヘブライ語で「無価値なもの」や「邪悪なもの」を意味する悪魔。「傲慢」の罪の象徴やソロモン72柱の一柱として記されることがあります
  • アスモデウス: ゾロアスター教の悪神アエーシュマ・デーヴァ(Aēšma-dēva)に由来し、「激怒」や「情欲」を象徴する存在とされています
  • マモン: 強欲を象徴し、物質的な富や金銭への執着を象徴する悪魔
  • サマエル: 「死の天使」として機能し、死者の罪を弾劾し刑罰を執行する存在
  • サキュバス: 中世の伝説や民間伝承において、男性を誘惑するために夢の中に現れる女性の悪魔として知られています。

精霊

  • 精霊の概要: 精霊とは、草木、動物、無生物、人工物など、あらゆるものに宿るとされる超自然的な存在
  • エーテル: 精霊たちは「第五元素」であるエーテルという霊的な物質で構成されています。また超自然的な力のエネルギーとして扱われます
  • サテュロス: ギリシア神話における自然と快楽の精霊
四大精霊
  • サラマンダー: 「火の精霊」として知られる存在
  • ウンディーネ: 水そのものを象徴する精霊であり、美しさや癒し、愛情深さなどポジティブな側面とともに、裏切りへの厳しさや悲劇性も併せ持つ存在
  • シルフ: 「風」を司る精霊
  • ノーム: 「土」を司る精霊として、大地との結びつきや自然界との調和を象徴する存在
ニンフ
ジン
  • イフリート: 炎を操る能力を持ち、変身能力や魔法を使うことができるとされています
  • マーリド: 精霊「ジン」の一種で、特にその中でも最上位の存在とされています
  • シャイターン: 善に対抗し、人間を誘惑して罪を犯させる邪悪な精霊

妖精

  • 妖精の概要: 自然界との深いつながりを持つ超自然的存在であり、美しさと神秘性、不気味さを兼ね備えています
自然の妖精 (≒精霊)
家庭や人間社会の妖精
  • ブラウニー(Brownie): 家付き妖精で、家事や農作業を手伝う善良な存在
  • シルキー: イングランドの伝承に登場する家事を手伝う妖精であり、特定の家に住み着いてその家庭を助ける存在として知られています
  • ホブゴブリン(Hobgoblin): 善良で親切な家付き妖精
  • レプラコーン(Leprechaun): 小柄な靴職人として知られる妖精
動物の妖精
  • ケット・シー(Cait Sith): 人語を話し、二足歩行が可能な猫の妖精
  • クー・シー(Cu Sith): 妖精たちの番犬とされる犬の妖精
悪意や恐怖の妖精 (≒悪霊)
  • バンシー(Banshee): 死を予告する存在
  • デュラハン(Dullahan): 「首無しの騎士」として知られる妖精
いたずら好きな妖精
  • ピクシー(Pixie): 非常に小柄で、赤い髪や尖った耳の少女で羽を持つ妖精です
  • スプリガン(Spriggan): 醜くずんぐりしたドワーフのような姿をしており、小柄ですが、戦闘時には巨大化して巨人のような姿になる能力を持っています
特定の文化や伝承に基づく妖精
  • リャナンシー(Leannán-Sídhe): 人間の男性に愛を求め、恋人となった相手に特別な才能やインスピレーションを与える一方で、その代償として相手の精気や寿命を吸い取る存在
  • セルキー(Selkie): アザラシと人間の二つの姿を持つ海の精霊
  • ジャック・フロスト(Jack Frost): 氷河や雪を作り出す小人の妖精

邪神

  • 邪神の概要: 邪神とは人間に災いをもたらす神や霊的存在
  • アンラ・マンユ: この神は、善悪二元論の世界観に基づき、善の神アフラ・マズダーに対抗する絶対悪として描かれています
  • ティアマト: メソポタミア神話においては「塩水」を象徴する女神、D&Dにおいては五つの頭を持つ巨大で邪悪なドラゴンとして描かれます
  • セト: エジプト神話に登場する複雑な性格を持つ神で、嵐、砂漠、混沌、戦争、破壊を象徴します
  • ロキ: 役割としてはトリックスターですが、邪神に入れられることがあります
  • ロルス: ダークエルフ(ドラウ)の主神であり、「蜘蛛の女王」として知られる存在です
  • クトゥルフ神話: クトゥルフ神話に登場する神々はほとんどが邪神です

クトゥルフ神話

  • クトゥルフ神話の概要: アメリカの作家H.P.ラヴクラフトによって創造された架空の神話体系
  • 宇宙的恐怖 (コズミック・ホラー): 人間の理解を超えた広大で無慈悲な宇宙に直面した際に感じる恐怖や孤独感を描くもの
  • H.P.ラヴクラフト: アメリカの怪奇小説作家であり、「クトゥルフ神話」の創始者として知られています
  • オーガスト・ダーレス: H.P.ラヴクラフトの遺稿を整理し、「クトゥルフ神話」を体系化した人物として評価される一方、その解釈やアプローチに対して批判も受けています
  • 邪教徒: 一般的に「邪教」とみなされる宗教や信仰を信じる人々を指します
旧支配者
旧支配者は、人類の歴史以前に地球を支配していたとされる神々の総称です。
  • クトゥルフ: 3億5千万年前に暗黒のゾス星系から地球に飛来した宇宙生物
  • ハスター: 旧支配者(Great Old Ones)の一柱であり、「名状しがたいもの(The Unspeakable One)」や「黄衣の王(The King in Yellow)」などの異名を持つ謎めいた存在
  • ツァトゥグァ: 土星(サイクラノーシュ)から地球に飛来し、古代大陸ヒューペルボリアのヴーアミタドレス山の地下洞窟に住む温厚だが怠惰な存在
  • クトゥグア: 「生ける炎」の姿を持つ神格であり、燃え盛る炎の塊として描かれ、ニャルラトホテプの天敵とされます
  • ダゴン: 深海に住む「深きものども(ディープワンズ)」の指導者であり、クトゥルフに仕える従属的な存在
  • ヒュドラ: 粘着質な海に浮かぶ無数の頭部
外なる神
外なる神とは、宇宙の起源、あるいはそれ以前から存在する最高神格の存在です。
  • アザトース: 「盲目白痴の神」「混沌の核」「万物の王」などと呼ばれ、宇宙的恐怖の象徴的な存在
  • ニャルラトホテプ: 「這い寄る混沌(Crawling Chaos)」や「千の貌を持つ者」として知られ、他の神々と異なり積極的に人間社会に干渉し、混乱と狂気をもたらす存在
  • ヨグ=ソトース: 時間と空間を司る存在であり、「過去・現在・未来」をすべて同時に認識し、超越した存在
  • シュブ=ニグラス: 「千の仔を孕みし森の黒山羊」という二つ名で、生命の創造や増殖と結びつけられた存在
旧神
その他・宇宙的存在
場所
  • ルルイエ: 南太平洋の海底に沈んでいるとされる邪神クトゥルフが眠る都市
  • アーカム: ニューイングランド地方に位置し、特にマサチューセッツ州に属するとされる都市
  • インスマス: 周囲を湿地帯に囲まれた寂れた漁村
  • ダニッチ: 『ダニッチの怪(The Dunwich Horror)』に登場する架空の村。貧困と迷信に支配され、閉鎖的かつ退廃的な風習がある
  • キングスポート: アメリカ・マサチューセッツ州に位置し、アーカムの東にある港町
  • ミスカトニック大学: マサチューセッツ州アーカムに存在し、膨大な図書資料の管理や独自の研究活動を行う総合大学
  • アーカム精神病院: 異常な精神状態や超自然的な影響を受けた人物が収容される場所
  • カルコサ: ヒヤデス星団近くにあるとされるハリ湖の岸辺にある黄衣の王に関連する都市です
  • ドリームランド: 夢を通じてのみ訪れることができる幻想的な異世界
  • クン=ヤン: 地底に広がる巨大な地下世界
人物
組織
  • ダゴン秘密教団: 海の邪神「父なるダゴン(Father Dagon)」と「母なるヒュドラ(Mother Hydra)」を崇拝し、人間と「深きものども(Deep Ones)」との交配を推進することで知られています
  • 星の智慧派: 「輝くトラペゾヘドロン」をもとに設立され、ニャルラトホテプを崇拝するカルト教団
関連する怪異
魔導書
  • ネクロノミコン(Necronomicon): 狂える詩人アブドゥル・アルハザードによって記された禁断の魔導書クトゥルフ復活の儀式や宇宙の真理が記されており、読むことで正気度を失う危険があります
  • エイボンの書(Book of Eibon): ハイパーボリアの魔導士エイボンが記した呪文や儀式の集大成
  • 無名祭祀書: 禁断の知識や邪神崇拝に関する記述が含まれており、クトゥルフ神話における重要な魔導書の一つとされています
  • 黄衣の王(The King in Yellow): 古代都市カルコサを舞台にした戯曲。最後まで読むと狂気に陥ると言われています
  • セラエノ断章(Celaeno Fragments): プレアデス星団セラエノの石碑を翻訳したもので、旧支配者に対抗する術が記されています
  • ルルイエ異本: 主に大いなるクトゥルフとその眷属、海との関わり、異界の存在を召喚する呪文、ムー大陸やルルイエ(クトゥルフの眠る都市)の沈没について記述されています
アーティファクト(遺物)
  • 銀の鍵(Silver Key): アラベスク文様と象形文字が刻まれた巨大な鍵。時間や空間を超越する力を持ち、「ウムル・アト・タウィル」なる存在に接触するために使用されます
  • 輝くトラペゾヘドロン(Shining Trapezohedron): ニャルラトホテプの化身「闇をさまようもの」を召喚するための宝石。このアイテムは闇の中でしかその力を発揮できません
  • ダゴンの宝冠: 魔神ダゴンのレリーフが彫られた楕円形の冠。持ち帰ると繁栄と破滅をもたらすと言われています
  • ニトクリスの鏡(Mirror of Nitocris): 古代エジプト第6王朝の女王ニトクリスが使用した青銅製の鏡。地獄めいた暗黒世界を映し出し、条件次第ではショゴスが鏡から現れることもあります
ローマ神話
ローマ神話: 古代ローマで信仰されていた神々や英雄にまつわる物語群

未分類の神話

  • バビロニア神話: シュメール神話を基盤に引き継がれた神話
  • インカ神話: インカ帝国の文化や信仰体系を反映した神話体系
    • インティ: インカ神話の太陽神であり、インカ帝国全体の政治・宗教・文化を支える中心的な存在
  • アステカ神話: 14世紀から16世紀にかけて現在のメキシコ中部で栄えたアステカ文明に根ざした神話体系
  • 中国神話: 古代中国における創世や自然現象、文化の起源を説明する物語群
  • ハワイ神話
    • ペレ: 火の女神であり、特にハワイ島のキラウエア火山に深く結びついた存在
  • イヌイット神話: 北極圏に住む先住民族イヌイットの間で語り継がれてきた伝承や信仰体系
    • セドナ: 海の女神であり、海洋生物や死者の世界を司る存在
最終更新:2025年01月16日 10:17