ポーカー
ポーカーとは、トランプを使ってプレイヤーが最も強い役(ハンド)を揃えることを目指す
カジノゲームの一種です。
カードの強さだけでなく、チップを賭けて他のプレイヤーをフォールド(参加を諦めさせる)させたり、相手の表情や仕草を読んで
心理戦を制することもゲームの重要な要素です。
概要
- ポーカーとは
- 基本ルール:手札の組み合わせ(役)を作り、他のプレイヤーより強い役を持つか、心理戦で降ろして勝つカードゲーム
- 特徴:運だけでなく、戦略・心理戦・確率計算・「ブラフ(嘘の賭け)」など頭脳戦の要素が強い
- 世界中で最も人気のあるカードゲームの一つで、プロリーグ(WSOP: World Series of Poker)も存在します
- ポーカーの役(ハンド)の強さ
- 強い順に並べると以下のようになります(一般的なルールの場合):
- ロイヤルフラッシュ:10, J, Q, K, A が同じスート(最強)
- ストレートフラッシュ:連続する数字が同じスート
- フォーカード:同じ数字が4枚
- フルハウス:同じ数字3枚+別のペア
- フラッシュ:同じスートが5枚
- ストレート:5枚が連続した数字
- スリーカード:同じ数字が3枚
- ツーペア:ペアが2組
- ワンペア:同じ数字が2枚
- ハイカード:役なし、一番高いカード勝負
- カジノで主流のポーカー
- テキサス・ホールデム: 世界的に最も人気。2枚の手札+場の5枚のカードで役を作る。大会でも定番。
- オマハ: 4枚の手札を持ち、必ず2枚を使って役を作るルール。戦略性が増す
- カリビアンスタッド: プレイヤー同士ではなくディーラーと勝負するカジノ向けルール
- ゲームの流れ(テキサス・ホールデム例)
- ブラインドベット(強制ベットでポットを作る)
- 手札配布(各プレイヤーに2枚)
- ベッティングラウンド(賭けや降りるを選ぶ)
- フロップ(場に3枚オープン)。→ ベット
- ターン(さらに1枚オープン)。→ ベット
- リバー(最後の1枚オープン)。→ ベット
- ショーダウン(役を公開して勝者決定)
- ポーカーの魅力と戦略
- 心理戦:「強いカードを持っていなくても、ブラフ(はったり)で勝てる」
- 確率計算:残りの山札や相手の動きから、勝率を推定する
- 読み合い:相手のベットの仕方や表情から情報を読み取る
- 大逆転:弱い手から強気の賭けで勝つ「ドラマ」が生まれる
- 文化と映画
- 『ラウンドers』:ポーカー映画の代表作、若きマット・デイモンが出演
- 『007 カジノ・ロワイヤル』:テキサス・ホールデムの心理戦シーンが有名
- 実際の大会(WSOP)はテレビ放送されるほどの人気
- ポーカーと法律
- 日本では「賭博」に該当するためカジノでのみ合法
- ただし、アミューズメントバーなどでは「チップ=現金に換金できない」形でプレイ可能
関連ページ
最終更新:2025年10月01日 10:53