男ことば
役割語としての男ことばは、男性らしさを表現することに向いています。
男言葉の主な特徴
- 人称代名詞
- 一人称:「おれ」「ぼく」
- 二人称:「おまえ」「きみ」「あんた」
- 文末表現
- 終助詞:「ぜ」「さ」「な」「ぞ」
- 命令形:「〜しろ」「〜やれ」
- 助動詞
- その他の特徴
- 副助詞:「なんか」
- 感動詞:「おい」「へい」
- 程度副詞:「くそ〜」「ぶん〜」
男言葉の役割
- キャラクターの性別を示す
- 話者の男性らしさや荒々しさを表現する
- フィクション作品で特定のキャラクターを印象付ける
使用例
- 「おい、おまえ、何やってんだよ」
- 「くそ、やりやがったな」
- 「腹減ったぜ」
注意点
- 現実の言語使用とは必ずしも一致しません。特に荒々しい表現は、フィクションでより誇張されて使用されることがあります
- 社会的な立場や場面によって、使用される男言葉の強さが異なります
- 現代では、男女の言葉遣いの差が減少傾向にあり、従来の男言葉とされていた表現を女性が使用することもあります
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最終更新:2025年01月17日 09:40