居合抜き
居合抜きとは、武術の居合術が見せ物化されたもので、長い刀を気合いとともに抜き放つ演武です。江戸初期から行われ、寛文(1661~1673)ごろから浪人者によって始められました。
居合とは、日本刀を鞘に納めたところから一気に抜刀し、初太刀(最初の一撃)または二の太刀(二回目の攻撃)で相手に勝つことを想定して構成された剣技です。元亀・天正(1570〜1591)ごろ、奥州の林崎甚助重信に始まるといわれています。
作品例
篁『SAKAMOTO DAYS』
篁(たかむら)は、漫画『SAKAMOTO DAYS』に登場するキャラクターで、日本刀を使った居合抜きの達人です。
- 1. 圧倒的な切断力
- 篁の居合抜きは、並外れた破壊力を持っています
- 作中では、人間だけでなく、車やビル、さらには東京タワーの塔脚までも一刀両断する描写があります
- そのため、彼の技は物理的な限界を超えた「万物を両断する力」として描かれており、常識外れの強さを誇ります
- 2. 超人的な戦闘技術
- 篁の戦闘スタイルは非常にシンプルでありながら強力で「居合」を駆使して敵や障害物を瞬時に斬り倒します
- また、彼は相手の弾丸で刀を研ぐという常識外れの技術をも持ち合わせており、さらには自分で腕を切断し、それを再びくっつけるという異常な身体能力も見せています
- 3. 圧倒的な存在感
- 篁は「ORDER」という特務部隊に所属しており、「殺連の亡霊」や「最凶の殺し屋」と呼ばれるほど恐れられています
- その強さは他のキャラクターたちからも圧倒的と認識されており、主人公・坂本ですら「この人には勝てない、全員死ぬ」と評しています
- 4. 謎に包まれた人物
- 篁は常に何かを呟いていますが、その言葉は誰にも理解されず、彼の性格や過去についてはほとんど謎に包まれています
- そのあまりにも規格外の強さから、一部では「人間ではなく、人々の念が作り出した空想上の存在ではないか」とも噂されています
篁は、『SAKAMOTO DAYS』において最強クラスのキャラクターであり、その居合抜きによる圧倒的な破壊力と超人的な技術が彼を特別な存在にしています。
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最終更新:2024年11月13日 09:25