口裂け女
口裂け女は、1970年代後半に日本で広まった
都市伝説の代表例であり、子どもたちを中心に恐怖の対象として語られました。
その後、社会現象にまで発展し、現在でも怪談やフィクション作品で取り上げられることが多い存在です。
口裂け女の特徴
口裂け女は、日本初の本格的な
都市伝説として語り継がれています。
その背景には社会不安や文化的要素が反映されており、単なる怪談以上に日本人の心理や生活様式を映し出す存在とも言えます。
- マスク
- 裂けた口
- 服装
- 身体能力
- 100メートルを6秒で走る、空中浮遊するなど超人的な能力を持つとされる
- 行動
- 学校帰りの子どもなどに「私、きれい?」と問いかける
- 「はい」と答えると、マスクを外して裂けた口を見せ、「これでも?」と再度質問する
- 「いいえ」と答えると、鋏や包丁で襲われる
- 質問への返答次第で行動が変わり、逃れるには「それなりに」など曖昧な答えが有効とされる
- 弱点
- ポマード
- 3回唱えることで撃退可能。整形手術失敗時の執刀医がポマードを使っていたことが理由とされる
- べっこう飴
発祥地
- 最も有力な説は岐阜県発祥説。1978年末に岐阜県八百津町で「口が耳まで裂けた女性」を目撃したという話が始まりです
- 翌1979年には岐阜県内の新聞で報じられ、その後全国へと広まりました
起源に関する説
- 歴史的怨念説: 江戸時代の郡上一揆(1754年)で処罰された農民の怨念が妖怪化したという説
- 整形手術失敗説: 美容整形手術の失敗によって口が裂けた女性が恨みを抱いたという現代的な解釈
- 精神病患者説: 精神病院から脱走した患者がモデルになったという噂。1970年代の岐阜県では精神病患者の逸話が関連付けられていました
社会的影響
- 子どもたちへの恐怖
- 当時は学習塾通いが増加しており、夜道を歩く子どもたちの間で噂が広まりました
- 親や教師も心配し、集団下校や警察のパトロールが実施された地域もありました
- メディアの影響
- 当時はテレビや新聞などのメディアによって話題となり、一気に全国的な知名度を得ました
- その後も映画や漫画などさまざまなフィクション作品で描かれるようになりました
- 国際的な広がり
- 2000年代以降、インターネットを通じて海外にも広まりました
- 韓国や中国では文化的要素を取り入れたアレンジ版(例:角を曲がれない口裂け女)が登場しています
- また、韓国では赤いマスクをつけたバリエーションも知られています
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最終更新:2024年11月24日 01:52