ソーサリアン @ ウィキ

紅玉の謎

最終更新:

sorcerian

- view
メンバー限定 登録/ログイン

紅玉の謎

静かな森に、血のように赤く輝く宝石が降ってきた。
森の生き物たちは紅玉の光に惑わされた。
紅玉を破壊し再び森に平和を取り戻すのだ。

入手アイテム

PC-8801 / MSX2

アイテム名 種類 かかっている星 魔法
手紙 (枯葉) 0 0 0 0 0 0 0 なし
紅玉 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
妖精の雫 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
妖精の雫 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
妖精の雫 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
黄色い宝石 × 0 0 0 0 0 0 0 なし

PC-9801 / X1Turbo / PC-88VA / IBM-PC

アイテム名 種類 かかっている星 魔法
手紙 (枯葉) 0 0 0 0 0 0 0 なし
紅玉 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
妖精の雫 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
妖精の雫 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
妖精の雫 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
光の杖 ROD 0 0 0 2 0 10 0 LIGHTNING
魔法の鎧 ARMOR 1 0 8 0 0 2 1 SUPERSONIC
天女の衣 ROBE 0 0 0 6 1 4 3 なし
勇者の盾 SHIELD 2 0 10 1 1 0 0 なし
黄色い宝石 RING 0 0 6 2 0 6 0 なし

プロローグ

親愛なるニフトへ
 用件のみ書きます。いく日か前、空から赤く輝く石が降ってきて、森のはずれに落ちました。石を見た者達が言うには、石はまるで血のように赤くとても怪しげな光を放っていたそうです。もちろん、あなたも知っての通り私は目が見えないので、それを確かめたわけではありませんが。
 最初は皆、石を気味悪がっていました。しかし、次第に石に魅せられていき、いつしかそれを敬うようになったのです。石は紅玉と名付けられ、森一番高い木のてっぺんに作られた、大きな天瓶の中に奉じられました。そうして、この紅玉は日に日に森の仲間達を虜にしていったのです。
 つい先日の事だったと思いますが、あるいはもっと前だったかもしれません。その日は朝から、飼っている蚕達が騒がしかったのです。蚕の部屋に行ってみると、蚕達が扉を破らんばかりに暴れているのが、目が見えなくともわかりました。今までそんな事が起きた事は一度もなかったのです。
 初めての出来事に私は驚き、皆にどうしたらいいか、聞きに行こうと思いました。外に出ようと扉に歩み寄った時、私は森に訪れた恐怖を知ったのです。扉越しに、森の仲間達が私の家の蚕と同じ様に、かん高い叫びをあげながら暴れまくっている、そんな気配を私はまざまざと感じました。
 あの紅玉のせいだ、私はそう思いました。しかし、非力な私には何もできず、ただ森の皆が正気に戻るのを、家に閉じ篭もり待っていました。しかし今日、ペンタウァの王国からの救援者が来ました。彼らは、この事態を打破するにはあなたの力が必要だと言っています。いつも、地下にある機械のそばを離れないあなたなら、紅玉の光を見ていないだろうと信じて筆を取りました。私からお願いします。彼らに協力してあげて下さい。
蚕職人のテトより

冒険の目的


 天にも届こうかという大木が林立する、とある森。この森には、自然を愛する温和なエルフ達が、古くから住んでいた。彼らは、木の幹をくり抜いて家を造ったり、木々の間に橋を渡したりして、この森をひとつの町として機能させていた。彼らの生活は平和そのもので、それが永遠に続くだろうと誰もが信じていた。しかし、ある日森に落ちた石によって、平和な日々に終止符が打たれてしまった。その石が放つ赤い光は、それを見た全ての生き物を狂わせてしまう、恐ろしい魔力を持っていた。諸々の事情で石を見ずにすんだ少数を除いて森のエルフ達は皆、心を冒され狂暴化してしまった。森に住む他の生き物達にも石の魔力は振りかかり、彼らを半ばモンスター化してしまった。エルフや他の生き物達を正気にし、この森に再び平和を取り戻す為には、石の持つ魔力を奪わなくてはならない。しかし、この石の力を封じる方法を知る者は誰ひとりとしていないのだ……。

登場アイテム

  • 紅玉
 天から降ってきた赤い宝石。それを見た全ての生き物を狂わせてしまうという、恐ろしい魔力を持った怪しい光を放つ。
  • 黄色い宝石
 紅玉の持つ魔力を奪い去ると、光が消え黄色い宝石になるという。しかし、その方法を知る者は誰ひとりとしていない。
  • 妖精の雫
 古き妖精の流した涙が、宝石と化したもの。これを使うと、妖精にしか見えなかったものが見えるようになると言われている。
  • 手紙
 蚕職人テトから地下の機械の番人、ニフトに送られた、羊皮紙にしたためられた手紙。その内容はプロローグを参考にして欲しい。

登場モンスター

クロウ 普段は大人しいが、巣を荒らす者は鋭く攻撃する。
スコーピオン・ジャイアント 体は小さいが尻尾には牛さえも殺す毒を持つ。
シルクウォーム 糸を取るために飼っていたが狂暴になった。
ポルキュパイン 紅玉の光で気が狂ったモグラの仲間
ダークエルフ 誇り高きエルフの一族も紅玉に狂わされた。
ビー・ジャイアント 人間の大きさにまで成長した毒蜂。
スパイダー・ジャイアント 豊富な食料と魔法の力で大きくなった蜘蛛。
モスジャイアント 紅玉の光を卵のうちに受けたため巨大化した。
EXP : 1000

  • クロウ
 森の木々に巣を作っているカラス。紅玉の魔力によって狂暴化ていて、巣に近づく者には無差別に攻撃してくる。クロウは石や小さな物を自分の巣に運ぶ習性を持っている。

  • スコーピオン
 かつてこの森にはスコーピオン(サソリ)などいなかった。しかし、紅玉の魔力によって森の周辺から、尻尾に毒針を持つ狂暴なスコーピオンが、森に集まってきたのである。
  • シルクウォーム
 森に住む蚕職人テトの飼っていた蚕(シルクウォーム)も、紅玉の魔力によって狂暴化してしまった。紅玉の魔力は生き物の姿にまで影響を与えるらしく、この蚕は人ほどの大きさに巨大化している。
  • ポルキュパイン
 やはり、以前からこの森にいたポルキュパイン(ハリネズミ)もまた、紅玉の魔力によって狂暴化してしまった。今では、本来身を守る為にある鋭い針を、敵を倒す為に用いる、荒々しい動物である。
  • ダークエルフ
 森の住民であったエルフ達が、紅玉の魔力を受けて狂暴化して、半ばモンスターと化した姿がダークエルフだ。誰でも、彼らに刃を向け命を奪うのには、ためらいを感じるだろう。
  • ビー
 森に巣を作るミツバチである。紅玉の魔力で攻撃的な性格になったビーは、自分の巣に入れなくなってしまい、森中を飛び回っている。
  • スパイダー
 森の木の枝に巣を張り、虫などを餌にして生きていた。しかし、紅玉の魔力を受け巨大化してしまい、虫だけでは物足りなくなったスパイダーは、巣から出て、小動物やエルフを喰らうようになった。
  • モスジャイアント
 想像を絶する大きさの蛾である。侵入者を発見すると彼らの前に舞い降り、大きく鋭い針を口から発射する。また、その時まき散らされるりん粉は毒を帯びており、侵入者にとって二重の打撃となる。
記事メニュー
ウィキ募集バナー