盗賊たちの塔
誰も訪れなくなった古城に盗賊たちが住み着き強奪を重ねている。
そこに囚われている人たちが戦士たちに助けを求めて来た。囚われの人々を救い出し盗賊たちを倒せ。
そこに囚われている人たちが戦士たちに助けを求めて来た。囚われの人々を救い出し盗賊たちを倒せ。
入手アイテム
PC-8801 / MSX2
アイテム名 | 種類 | かかっている星 | 魔法 | ||||||
火 | 水 | 木 | 月 | 太 | 金 | 土 | |||
壷 | (一握りの砂) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
酒の入った壷 | (一握りの砂) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
通行証 | (枯葉) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
印 | (枯葉) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
鍵 | (木の棒) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
ガラティーン | ARMS | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | なし |
赤い玉 | (小石) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
青い玉 | (小石) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
ペンダント | (小石) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
PC-9801 / X1Turbo / PC-88VA / IBM-PC
アイテム名 | 種類 | かかっている星 | 魔法 | ||||||
火 | 水 | 木 | 月 | 太 | 金 | 土 | |||
壷 | (一握りの砂) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
酒の入った壷 | (一握りの砂) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
通行証 | (枯葉) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
印 | (枯葉) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
鍵 | (木の棒) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
ガラティーン | ARMS | 10 | 0 | 3 | 0 | 6 | 3 | 0 | SUN RAY |
赤い玉 | (小石) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
青い玉 | (小石) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
ペンダント | (小石) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | なし |
プロローグ
「助けてくれ……」
私はその言葉にがっかりしました。扉を開けて店に入ってきた男は、くたびれてはいたものの、とても高そうなシルクの服を着ていたのです。男の身なりを見た私は、久し振りに指輪が売れるのではないかと期待していました、なのに、男の口から発せられたのは、店一番豪華な指輪の注文ではなく、場違いな『助けてくれ』という言葉。いくら何でも、がっかりせずにいられませんでした。
とりあえず彼を介抱し、その話を聞いた私は、すぐに彼を国王の元に連れていきました。彼は、あの『青い風』の城から逃げてきた囚われの人だったのです。
……ペンタウァの王国では風が吹きまくっていました。いえ、風というより、嵐と呼んだほうが正しいかもしれません。その風の吹いた町や村には多くの血の雨が降り、破壊と殺戮の生々しい爪あとが必ず残されているのですから。
『青い風』、それが風の名前でした。名前すら知れぬ頭領と、有能な彼の片腕ゾーク。このふたりに率いられた、冷酷で悪逆な卑しき盗賊達の集団が、国に不安と恐怖の影を落としている。忌わしい邪風の正体だったのです。
彼らは、国はずれにある廃墟となった古城に住みつき、そこを根城としていました。幾百年もの昔に主をなくし、それ以来住む者もおらず、次第に妖気を漂わせながら崩れていった城は、彼らに似合いの場所と言えるでしょう。
古城とドラゴン 私の店に助けを求めて入ってきた男は、敏捷な盗賊達のすきをついて、命からがら逃げ出してきたのでした。しかし、古城の中には彼の仲間がまだ囚われているのだそうです。王はただちに、盗賊達の城から囚われ人を救い出すよう、王都に布令を出しました。「ペンタウァの冒険者達は皆、正義感が強く腕も確かだから、仲間の心配をしなくてもだいじょうぶ」。王は男にそう言って、彼を安心させようとしました。その言葉に、男は初めて笑顔を見せてくれたのですが、私には彼のその笑みが冷ややかで不気味なものに見えたのです……。
私はその言葉にがっかりしました。扉を開けて店に入ってきた男は、くたびれてはいたものの、とても高そうなシルクの服を着ていたのです。男の身なりを見た私は、久し振りに指輪が売れるのではないかと期待していました、なのに、男の口から発せられたのは、店一番豪華な指輪の注文ではなく、場違いな『助けてくれ』という言葉。いくら何でも、がっかりせずにいられませんでした。
とりあえず彼を介抱し、その話を聞いた私は、すぐに彼を国王の元に連れていきました。彼は、あの『青い風』の城から逃げてきた囚われの人だったのです。
……ペンタウァの王国では風が吹きまくっていました。いえ、風というより、嵐と呼んだほうが正しいかもしれません。その風の吹いた町や村には多くの血の雨が降り、破壊と殺戮の生々しい爪あとが必ず残されているのですから。
『青い風』、それが風の名前でした。名前すら知れぬ頭領と、有能な彼の片腕ゾーク。このふたりに率いられた、冷酷で悪逆な卑しき盗賊達の集団が、国に不安と恐怖の影を落としている。忌わしい邪風の正体だったのです。
彼らは、国はずれにある廃墟となった古城に住みつき、そこを根城としていました。幾百年もの昔に主をなくし、それ以来住む者もおらず、次第に妖気を漂わせながら崩れていった城は、彼らに似合いの場所と言えるでしょう。
古城とドラゴン 私の店に助けを求めて入ってきた男は、敏捷な盗賊達のすきをついて、命からがら逃げ出してきたのでした。しかし、古城の中には彼の仲間がまだ囚われているのだそうです。王はただちに、盗賊達の城から囚われ人を救い出すよう、王都に布令を出しました。「ペンタウァの冒険者達は皆、正義感が強く腕も確かだから、仲間の心配をしなくてもだいじょうぶ」。王は男にそう言って、彼を安心させようとしました。その言葉に、男は初めて笑顔を見せてくれたのですが、私には彼のその笑みが冷ややかで不気味なものに見えたのです……。
冒険の目的

ペンタウァの国のはずれに、すでに廃墟と化した古城の姿がある。その城はいつの頃からか、多くの奇怪な噂を囁かれるようになっていた。ひとつの噂が人々の話題にのぼり、次第に忘れられ、そしてまた新たな噂がといった具合に。
城の地下にはトードという名の怪僧が住んでおり、出会った者に謎をかけ、その謎を解けなければ相手を殺してしまう、そんな噂が流れた事もあった。
また、城の地下深くには巨大な湖があり、そこには遥か昔、時の王によって封印された黒きドラゴンが潜んでいる、という話が持ち上がった事さえあった。
だが、今ペンタウァの王都を騒がせている噂は、もっと現実的なものだ。しばらく前から活発な動きを見せている盗賊団『青い風』の一味が、その古城を拠点としているらしい。しかも、そこには罪なき人が囚われているという。一刻も早く囚われ人を救出し、彼らの許しがたき殺戮と破壊の活動を阻止しなければならない。盗賊達は皆、あなどれない能力を持っている事を忘れるな……。
登場アイテム

- 壷
古城のなかには、何が祭られているのか知れぬ礼拝堂がある。その祭壇には、この古ぼけた壷が今でも置かれているらしい……。

- 通行証
『青い風』の盗賊達の何人かは、この通行証を持っている。これがないと通れない所があるようだ。

- ガラティーン
魔法の力を有する剣で、その銀の刃身に神聖なる文字が刻み込まれている。鞘もまた銀で造られており、古城のどこかにあるらしい。

- 赤い玉、青い玉
古城の扉には巧妙なしかけがあって、侵入者を悩ませるという。このふたつの玉は、そんな扉をたやすく開けてしまうらしいが……。

- ペンダント
鮮やかな色の宝石がはめ込まれた美しいペンダント。これには強力な守護の魔法が秘められている。どこにあるのかは知られていない。
登場モンスター
衛兵 | 塔を守っている盗賊。扉を開けて出てくる。 |
ガル | 鋭い牙を持った魚の怪物。 |
メジャーデーモン | ゾークに化けていた悪魔。特定の武器でしか倒せない。 |
シャドードラゴン | 地底に閉じ込められたドラゴン。口から炎を吐く。 EXP : 2000 |

- ガル
古い城の地下深くにある、巨大な地底湖に生息する怪魚である。さほど大きい魚ではないものの、その発達したあごには鋭い歯が並んでおり、獲物の大きさを問わず噛みついてくるので注意すべきだ。

- メジャーデーモン
古代より人間に忌み嫌われてきた邪悪な小神。その姿を見ただけで、気の弱い者なら虜にされてしまう。人間に姿を変えて、人間を騙し、そして惨殺するのが至上の喜びという、残酷なデーモンだ。

- シャドードラゴン
ダンジョンに生息する、闇のごとき体を持った夜行性の竜である。狭い洞窟に住んでいた為、翼は退化し、空を飛ぶ事もできない。
しかし、その攻撃力は衰えておらず、長い炎のブレスを吐き出す。
しかし、その攻撃力は衰えておらず、長い炎のブレスを吐き出す。