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盗賊たちの塔

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sorcerian

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盗賊たちの塔

誰も訪れなくなった古城に盗賊たちが住み着き強奪を重ねている。
そこに囚われている人たちが戦士たちに助けを求めて来た。囚われの人々を救い出し盗賊たちを倒せ。

入手アイテム

PC-8801 / MSX2

アイテム名 種類 かかっている星 魔法
(一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし
酒の入った壷 (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし
通行証 (枯葉) 0 0 0 0 0 0 0 なし
(枯葉) 0 0 0 0 0 0 0 なし
(木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
ガラティーン ARMS 0 1 0 1 1 0 0 なし
赤い玉 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
青い玉 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
ペンダント (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし

PC-9801 / X1Turbo / PC-88VA / IBM-PC

アイテム名 種類 かかっている星 魔法
(一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし
酒の入った壷 (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし
通行証 (枯葉) 0 0 0 0 0 0 0 なし
(枯葉) 0 0 0 0 0 0 0 なし
(木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
ガラティーン ARMS 10 0 3 0 6 3 0 SUN RAY
赤い玉 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
青い玉 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
ペンダント (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし


プロローグ

「助けてくれ……」
 私はその言葉にがっかりしました。扉を開けて店に入ってきた男は、くたびれてはいたものの、とても高そうなシルクの服を着ていたのです。男の身なりを見た私は、久し振りに指輪が売れるのではないかと期待していました、なのに、男の口から発せられたのは、店一番豪華な指輪の注文ではなく、場違いな『助けてくれ』という言葉。いくら何でも、がっかりせずにいられませんでした。
 とりあえず彼を介抱し、その話を聞いた私は、すぐに彼を国王の元に連れていきました。彼は、あの『青い風』の城から逃げてきた囚われの人だったのです。
 ……ペンタウァの王国では風が吹きまくっていました。いえ、風というより、嵐と呼んだほうが正しいかもしれません。その風の吹いた町や村には多くの血の雨が降り、破壊と殺戮の生々しい爪あとが必ず残されているのですから。
 『青い風』、それが風の名前でした。名前すら知れぬ頭領と、有能な彼の片腕ゾーク。このふたりに率いられた、冷酷で悪逆な卑しき盗賊達の集団が、国に不安と恐怖の影を落としている。忌わしい邪風の正体だったのです。
 彼らは、国はずれにある廃墟となった古城に住みつき、そこを根城としていました。幾百年もの昔に主をなくし、それ以来住む者もおらず、次第に妖気を漂わせながら崩れていった城は、彼らに似合いの場所と言えるでしょう。
古城とドラゴン 私の店に助けを求めて入ってきた男は、敏捷な盗賊達のすきをついて、命からがら逃げ出してきたのでした。しかし、古城の中には彼の仲間がまだ囚われているのだそうです。王はただちに、盗賊達の城から囚われ人を救い出すよう、王都に布令を出しました。「ペンタウァの冒険者達は皆、正義感が強く腕も確かだから、仲間の心配をしなくてもだいじょうぶ」。王は男にそう言って、彼を安心させようとしました。その言葉に、男は初めて笑顔を見せてくれたのですが、私には彼のその笑みが冷ややかで不気味なものに見えたのです……。

冒険の目的


 ペンタウァの国のはずれに、すでに廃墟と化した古城の姿がある。その城はいつの頃からか、多くの奇怪な噂を囁かれるようになっていた。ひとつの噂が人々の話題にのぼり、次第に忘れられ、そしてまた新たな噂がといった具合に。
 城の地下にはトードという名の怪僧が住んでおり、出会った者に謎をかけ、その謎を解けなければ相手を殺してしまう、そんな噂が流れた事もあった。
 また、城の地下深くには巨大な湖があり、そこには遥か昔、時の王によって封印された黒きドラゴンが潜んでいる、という話が持ち上がった事さえあった。
 だが、今ペンタウァの王都を騒がせている噂は、もっと現実的なものだ。しばらく前から活発な動きを見せている盗賊団『青い風』の一味が、その古城を拠点としているらしい。しかも、そこには罪なき人が囚われているという。一刻も早く囚われ人を救出し、彼らの許しがたき殺戮と破壊の活動を阻止しなければならない。盗賊達は皆、あなどれない能力を持っている事を忘れるな……。

登場アイテム

 古城のなかには、何が祭られているのか知れぬ礼拝堂がある。その祭壇には、この古ぼけた壷が今でも置かれているらしい……。
  • 通行証
 『青い風』の盗賊達の何人かは、この通行証を持っている。これがないと通れない所があるようだ。
  • ガラティーン
 魔法の力を有する剣で、その銀の刃身に神聖なる文字が刻み込まれている。鞘もまた銀で造られており、古城のどこかにあるらしい。
  • 赤い玉、青い玉
 古城の扉には巧妙なしかけがあって、侵入者を悩ませるという。このふたつの玉は、そんな扉をたやすく開けてしまうらしいが……。
  • ペンダント
 鮮やかな色の宝石がはめ込まれた美しいペンダント。これには強力な守護の魔法が秘められている。どこにあるのかは知られていない。

登場モンスター

衛兵 塔を守っている盗賊。扉を開けて出てくる。
ガル 鋭い牙を持った魚の怪物。
メジャーデーモン ゾークに化けていた悪魔。特定の武器でしか倒せない。
シャドードラゴン 地底に閉じ込められたドラゴン。口から炎を吐く。
EXP : 2000
  • ガル
 古い城の地下深くにある、巨大な地底湖に生息する怪魚である。さほど大きい魚ではないものの、その発達したあごには鋭い歯が並んでおり、獲物の大きさを問わず噛みついてくるので注意すべきだ。
  • メジャーデーモン
 古代より人間に忌み嫌われてきた邪悪な小神。その姿を見ただけで、気の弱い者なら虜にされてしまう。人間に姿を変えて、人間を騙し、そして惨殺するのが至上の喜びという、残酷なデーモンだ。
  • シャドードラゴン
 ダンジョンに生息する、闇のごとき体を持った夜行性の竜である。狭い洞窟に住んでいた為、翼は退化し、空を飛ぶ事もできない。
 しかし、その攻撃力は衰えておらず、長い炎のブレスを吐き出す。
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