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天の神々たち

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天の神々たち

その日山岳地方の村々から数多くの人々がソーサリアンの国へやって来た。
『神が天罰を下された』彼らは口々に叫んだ。この事を調べようと幾人かの冒険者が村へ向かった。

3人までしか参加できません。


入手アイテム

PC-8801 / MSX2

アイテム名 種類 かかっている星 魔法
葡萄酒 × 0 0 0 0 0 0 0 なし
赤い種 × 0 0 0 0 0 0 0 なし
炎の種 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
黄金の酒 (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし
赤い果実 × 0 0 0 0 0 0 0 なし
銀の竪琴 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
神の腕輪 RING 0 1 0 1 1 0 1 BARRIER

PC-9801 / X1Turbo / PC-88VA / IBM-PC

アイテム名 種類 かかっている星 魔法
葡萄酒 × 0 0 0 0 0 0 0 なし
赤い種 × 0 0 0 0 0 0 0 なし
炎の種 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
黄金の酒 (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし
赤い果実 × 0 0 0 0 0 0 0 なし
銀の竪琴 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
神の腕輪 RING 0 1 0 1 1 0 1 BARRIER
戦士の盾 SHIELD 0 0 4 0 0 0 0 なし


プロローグ

 10代の冒険。自分では何もできなかった。経験をつんだ年上の冒険者の後ろをついて歩き、ただ、がむしゃらに剣を振り回していた。
 20代の冒険。初めて人間を殺した。『貴様が倒したのはモンスターじゃない、貴様と同じ人間なのだ』、夢の中でそんな声にうなされていた。
 30代の冒険。ペンタウァを後にした。大海原を幾日も波に揺られて進み、視界に入った異国の町並みを見て世界の広さを実感した。
 40代の冒険。ドラゴンと遭遇した。闇より黒い翼を広げた巨大な竜の姿は、私に本当の恐怖と畏怖の感情を教えてくれた。
 50代の冒険。自らの過ちで仲間を死なせてしまった。戦士として戦い続けてきた私は、この年ではもうこれ以上戦えないと思った。
 最後の冒険。神を見た。この冒険を最後に引退しようと考えていた私には、つらく厳しい戦いだったものの、その見返りは人生最高の体験だった。
 その冒険は、ペンタウァの王都に辺境の村からの避難民がきた事から始まった。行列は暗く、疲れきっていた。私は泣きじゃくる少女をなだめ、何があったのか尋ねた。泥のついた手で涙を拭き、顔を真黒にしながら少女は言った。
 「神様がお怒りになったの。お酒や食べ物をあげたのに怒ったままなの。巫女さんは、あたし達の心が曇ってるからお怒りになったんだって言うの……」。
上を目指す人々 神が怒った理由など、どうでもよかった。村人の心が曇っていたとしても、こんな小さな子供にまで罰を与えるなんて、いくら神と言えども私には許せなかったのだ。神に直談判しなくては、そう決意した私は、昔からの仲間を引き連れて、人間が足を踏み入れた事のない領域である。気高き神々の住む山へと向かった。その時の私は大きな誤解をしていたのだが、それを後悔してはいない。その誤解も結局は解けたのだし、誤解をしたおかげで、一生忘れる事はできないような、すばらしい最後の冒険を、私は体験できたのだから……。

冒険の目的


 父なる神ユイター。太陽の神フェリス。鍛冶の神ペスト。酒の神デュオン。門の神ノーネーム。美の女神ビヌス。ペンタウァの名高き神々たちである。彼らは、山岳地方にあってなお天高くそびえる、『神々の庭園』と呼ばれる神峰の頂きに住むと言われていた。
 その『神々の庭園』のふもとにある小さな村で、多くの異変が起きていた。豪雨の後でもないのに川が氾濫したり、空は晴れあがっているのに雷が落ちたり、収穫の季節なのに麦が枯れてしまったり……。村のシャーマンに言わせれば、『人々の心が汚れてしまったから神々お怒りになった』、のだそうだ。戦士
 しかし、村人達が多くの供物や深い祈りを捧げても、神々の怒りは静まらなかった。満足な生活ができなくなった村人達は、しかたなくペンタウァの王都に逃げ出してきたのだ。神々の怒りに不安と疑問の心を抱いた王は、すぐに、『神々の庭園』に登り神に直談判せよという苛酷な布令を出したのだが……。

参加NPC

ANNA
AGE LV HP MP MAX STR INT PRT MGR VIT DEX KRM
15 2 100 25 5 0 3 20 8 3 3 9
装備品
  • 木の竪琴
  • 木綿のローブ
  • 象牙の指輪

登場アイテム

  • 葡萄酒(ワイン)
 神々が怒って以来、村では酒が手に入らなかった。この葡萄酒は隣村から久しぶりに入荷した、希腐葡萄酒(注)である。
(注)
百年に一度、収穫するかしないかの、希腐葡萄で作られた酒。希腐葡萄には、通常の葡萄の数倍もの糖分が含まれており、それで作ったワインは最高級とされている。その味は、繊細かつ大胆な甘さを持ち、絶妙の風味と香りをかもしだしている。
  • 赤い種
 村のある空家に散らばっていた、赤くて大きな種。ペンタウァの王都では見られない種類であり、どんな植物の種なのかは不明である。
  • 炎の種
 太陽神によって生み出された、神聖な炎を起こす種。この種が、植物に育っていくものなのか、そうでないのかは知られていない。
  • 黄金の酒
 『神々の庭園』には黄金のリンゴのなる木があり、そのリンゴから作られる酒は、とても言葉では表現できないほど美味だという。
  • 赤い果実
 雲を突き破り、天まで届くほどの巨木に生える真紅の果実である。その味は、人間がいまだ味わった事のない、すばらしいものらしい。
  • 銀の竪琴
 心の澄んだ者がつま弾くと、それを聞いた人々の心させ澄んでしまうような、美しい音色を奏でる琴。神々の元にあると言われている。
  • 神の腕輪
 世界をコントロールする絶大な力を持つ、重要な神器。天上界に置かれていたが、何者かによって奪われた。

登場モンスター

ペリュトン 翼の生えたカモシカ。岩を落としてくる。
アラコッラ 空から襲い掛かり、ダメージを与えると逃げる。
流星 めったに あたらない。
エビル・シャーマン 巨大になったシャーマン。勝たなければここから出られない。EXP : 250

  • ペリュトン
 カモシカの頭と、鳥の体を持つモンスター。
その姿とはうらはらに、性格は好戦的で残酷である。
 このペリュトンが多数出現する時、ペンタウァの国は破滅への道を歩みだす、と言われている……。
  • アラコッラ
 人間のようにも見えるが、その顔は鳥そのもの、鳥人の一種である。侵入を発見すると高空から舞い降りてきて鋭いくちばしと爪で襲いかかってくる。

  • エビルシャーマン
 暗き世界の神に魂を売り渡した忌まわしき巫女である。忠誠を誓ったはずの天界の神々の元から大切な神器を盗み出し、天界を支配しようと企んでいる。悪しき力により、常人の倍の身体を持っている。
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