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夜の妖婆

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sorcerian

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夜の妖婆

山崩れが起きて以来、毎夜妖婆の声が聞こえ、村人が消えるとか・・・。
この悲劇の村の謎を解明して!


入手アイテム

DC

アイテム名 種類 かかっている星 魔法
長老の家の鍵 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
子どもの靴 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
火薬 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
導火線 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
ダイナマイト (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし
(木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
子どものかたみ (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
コウモリの牙 指輪 0 9 0 0 0 0 1 CON-FUSION
赤ワイン なし 0 0 0 0 0 0 0 なし
マントの切れ端 (枯れ葉) 0 0 0 0 0 0 0 なし

プロローグ

「おかあさん、どうしてもベッドに入らないとだめなの?」

枕元のランプを消そうとしていた母親は、少し困った顔をして、窓の外を眺めた。「夜は、伯爵様の時間だからね。静かにしていないと、伯爵様に気づかれて命を奪われてしまうよ」と、昔からこの村に伝わる言葉で子どもをいさめ、おやすみのキスをして、ランプを吹き消した。

その視線の先は、この村の裏にある小高い山の中腹に向けられていた。深い夜の闇の中で、伯爵様のお屋敷といわれる建物だけが、月明かりでぼんやり浮いてみえる、いや、見えるはずだった。ついこの間の山崩れまでは、確かにそこに建っていたのだから。

だが、今では伯爵様のお屋敷と呼ばれた、忌まわしい建物は消えてしまった。突然山崩れの後、屋敷は消えてしまい、代わりに巨大な湖のみが残ったのだ。「へんなの。もう、伯爵様のお屋敷は無くなったのに・・・」子どもはさらに不服そうに口を尖らせた。

だが、もう家の外に夕闇が迫り、夜が近づきつつある時間、母親は子どもの顔を見る事ができないでいた。後ろ手で子ども部屋のドアを閉めながら、ただこの呪われた村を怨む事しか出来なかった。代々伝えられた伯爵様の伝説、その源であったお屋敷が無くなった事で、古い戒めから開放されるはずだったのだが・・・。
「どうしてこんな事になってしまったの」と彼女は、子どもが起きて来ないよう、ドアを背にすすり泣いた。「おかあさん、おかあさん。どうしたの?」ドアの向こうから子どもの声がする。「大丈夫よ、何でもないから良い子で、おやすみなさい」、母親は自分に言い聞かせるよう子供部屋のドアを向いた。ガチャリとその時、子供部屋のドアノブがまわり、子どもが心配そうに顔を出そうとした。「ダメ!やめなさい!」子どもが、何をしようとしているのか気が付いた母親があわてて声を荒げたが、ドアは開いて子どもの顔をのぞかせた。「おかぁ・・・さ・・」
子どもと目を合わせた時、子どもの姿は霧となり視界から消えていった。

冒険の目的

吸血鬼伝説を持つ村の裏山が崩れて以来、この村では不思議な現象が立て続けに起こるようになった。その村に住む人々は、互いに目をそらせてよそ者に対し、重い口を開こうとはしない。ペンタウァの王は、呪われたというウワサのこの村に、ソーサリアンを派遣する事を決定し、事態の打開を図った。この村の呪いの元凶を見つけ出し、解決する事は出来るだろうか?村人達の口は重い。
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