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失われたタリスマン

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sorcerian

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失われたタリスマン

この所ソーサリアンの街は奇妙な事件が数多く起こっていた。夏だと言うのに雪が降ったり、木が突然枯れてしまったり...
自然を操る石タリスマンに何かあったのではないだろうか、そんな噂が飛び交った。


入手アイテム

PC-8801 / MSX2

アイテム名 種類 かかっている星 魔法
樹液の入った壷 (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし
牢屋の鍵 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
神官の鍵 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
金の台座 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
タリスマン (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし

PC-9801 / X1Turbo / PC-88VA / IBM-PC

アイテム名 種類 かかっている星 魔法
樹液の入った壷 (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし
牢屋の鍵 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
神官の鍵 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
金の台座 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし
タリスマン (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし
エメラルドの指輪 RING 0 0 0 6 0 0 0 なし
ダイヤモンド入りの杖 ROD 0 5 0 0 2 0 0 なし
霧の衣 ROBE 0 3 0 4 0 0 0 FOG BANK

プロローグ

……ペンタウァの城下を彩る並木からは葉が落ち、寂しげになった枝には漂い落ちてきた小雪が積もっている。道ゆく人々はみんな身を縮めていて、王都はすっかり冬模様だった。しかし、季節は春である。本当なら、木々には緑があふれ、重い服を脱ぎ身軽になった人達の、明るい笑い声が聞こえる時期なのに。
 『タリスマンに異変が起きたのだ』。そんな噂が、いっそう増した寒さとともに、ペンタウァの国に広がっていった。自然を操る力を有するタリスマン。その不思議な石の力は計り知れないものがあり、金の台座に封じ込められていてさえ、その周囲に広大な森を造り出してしまうほどだった。
 その森はペンタウァの王都からそう遠くない場所にあった。タリスマンの置かれた森の話を口にした人々は、しばらく前に王都に流れた、ささいな噂を思い出していた。それは、『タリスマンの森に、邪神教の教祖と信者が住みついた』という、人々の心にわずかながら不安を与えるような噂であった。
 時の国王の対応は早く、ペンタウァに雪が降ったその日のうちに、実績ある冒険者達を召集して優秀なパーティーを編成した。そして彼らに、タリスマンの森に旅立ち、タリスマンにどんな異変が起こったのか調査するよう、命令を下したのである。
 ただちにペンタウァを出発したパーティーは、その翌日、めざすタリスマンの森に到着した。あふれんばかりに草木が生い茂る森は、以前と変わらぬように見えた。しかし突然、異変が起こった。首をかしげるパーティーの目前で、人の背丈ほどの潅木が、見るまに天に届かんばかりの巨木に変化したのだった。
 やはり自然のバランスが崩れている!はやる気持ちを押さえつつ、パーティーの者は皆、タリスマンが置かれている祭壇へと駆け出した。が、そこにはタリスマンはなく、彼らは呆然と立ち尽くした。そして、国を襲った危機をあらためて認識しながら、失われたタリスマンの行方を追うべく歩み始めた……。

冒険の目的


 いつの頃からか、自然を操る力を持つ魔法の石が、ペンタウァの国土にあった。『タリスマン』と呼ばれるその石の持つ力は、自らの周囲に広大な森を造り出してしまうほどのものだった。超自然的な謎に包まれたタリスマンは、その力を抑えるために金の台座に封じられ、森の奥深く祭られていた。ペンタウァの恵まれた自然は、この石の力に頼るところが大きかったのである。
 ある日、季節は春だというのに、ペンタウァの王都の木々が枯れ出し、小雪すらちらつき始めた。突然の異変にみまわれた人々の間には、『タリスマンに何かあったのだ』とか『邪神教の者達のしわざだ』といった不吉な噂が囁かれていた。ただちに、自然のバランスが崩れた原因を調査する為に、冒険者の一団が王の命によってタリスマンの森に派遣された。それを見送った人々は、ただ彼らの無事を祈るしかなかった。いったい、タリスマンにどんな異変が起こったのだろうか。そして、それは何者のしわざなのだろうか……。

登場アイテム

  • 大木の樹液
 森の中央にそそり立つ、大木の根から取れる。強い刺激臭を放つこの樹液は、邪神教徒が瞑想にふける際に用いると言われている。

  • 牢屋の鍵
 邪神教の神々のおぞましき姿が刻まれた鍵。邪心教徒の潜む場所にある。いくつかの扉のひとつを開くものらしい。

  • 神官の鍵
 邪神教の教祖がたずさえているらしい、邪神教のシンボルが彫り込まれた鍵である。だが、何に用いるものなのかは定かではない……。

  • 金の台座
 かつて、タリスマンが封じられていた台座。金には、想像を絶するタリスマンの力を抑える効力が、なぜか備わっているという。

  • タリスマン
 記録に残る歴史以前から、ペンタウァの地に存在する超自然的な石。自然を自在に操る、人知を越えた能力を秘めている。

登場モンスター

チャロナデーモン いきなりフッと現れ、魔法をかけてくる。
ヒルジャイアント 丘の上に住む巨人族。手に棍棒を持っている。
パープルウォーム 地面の中から突如現れ、また潜って行く。
デヒテル 光の玉となって襲い、時折実態を現す。
サンドマリボー 砂の中に住むジャンプ力の強いモンスター。
EXP : 500

  • チャロナデーモン
 邪神教徒が崇める邪神が、彼らによこした使い魔。真紅のローブから覗くその顔は、腐肉のこびりついた醜い頭蓋骨である。強力な攻撃の魔法を用いて、侵入者に死を与えようとする。

  • ヒルジャイアント
 人里離れた丘に住む、ジャイアントの一種族である。知能が低い為、邪神教の教祖にたやすく心を操られており、タリスマンに近寄る者を棍棒で叩き殺すよう、命令を受けている。

  • パープルウォーム
 人の背丈の2倍ほどもある、巨大なミミズの様なモンスター。人間の気配を感じると、突然地中から這い出して飛びかかってくる。その口には小さな牙がずらりと並んでおり、かなりの傷を与える。

  • デヒテル
 タリスマンの森で邪悪な活動をしている邪神教の教祖。タリスマンの力を利用して、ペンタウァはおろか、世界をも征服しようと企んでいる。噂では、変わり身の術を得意とするらしいが……。

  • サンドマリボー
 球形の甲羅と4本の足を持った、カニの様なモンスター。ふだんは砂の中に潜んでいるが、その上を気づかずに通り過ぎていくものに突然後ろから襲いかかり、その死骸を喰らって生きているのだ。
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