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  • セブンスカラー 外伝 Cross Story 後編

創作女児小学生ズ@wiki

セブンスカラー 外伝 Cross Story 後編

最終更新:2021年03月07日 21:19

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だれでも歓迎! 編集
セブンスカラー 外伝 Cross Story 後編
更新日:2021/03/07 Sun 21:19:25

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セブンスカラー 紫水龍香 魔龍少女


どこかの採石場。カノープスが言う龍香がいると思わしき場所に五人が集まる。皆その瞳は熱意に満ちており、士気は充分、と言った具合か。
愛歩、のじゃロリ猫、雪花、エフィ、むらサメ。
《よく寝れたか?》
「まぁ、支障がない程度には。」
「ウチはドキドキして眠れんかったわ!」
「自信満々に言うことじゃないと思うけど。」
自信満々に喋るむらサメに雪花がツッコミを入れる。
「ま、皆揃ったしボチボチ行くかの。」
「...うん!」
「あ、そうじゃ。」
のじゃロリ猫が思い出したようにポンと手を叩くと皆に言う。
「せっかくじゃからなんか作戦名決めんか?」
「は?作戦名なんてどーでも良いでしょ。」
「まま、決めた方が気分も上がるしええじゃろ。」
「ええやん。ウチが良いの考えたるで!」
雪花が突っ込むがのじゃロリ猫は全く意に介す気は無いらしく、話を進める。
これ以上ゴネても仕方ないと感じたのか、雪花も突っ込むのはやめる。
「じゃあまずはエフィからじゃ。はい!」
「龍香ちゃん救出作戦。」
「まんま過ぎ!次!むらサメ!」
「女の子なめとったらあかんで作戦!」
「長い!次!雪花!」
「アホ奪還作戦」
「お主は龍香が嫌いなんか...?次、愛歩!」
「えっ、思い付かないなぁ...」
「なんじゃつまらんのォ....次!そこのヘアアクセ!」
《カノープスだ。そうだなぁ、この作戦の鍵は愛歩の時を止める能力が握ってることにちなんでストップタイム作戦なんてどうだ?》
「...まぁ一番マシじゃしそれ採用しようかのォ。」
そう言うとのじゃロリ猫は右手を出す。それを見て頭に?マークを浮かべる全員に彼女は頭を抱えながら言う。
「円陣じゃよ!円陣!気合い入れんと!」
「随分と縁起を担ぐ猫ね...」
「縁起大事やしなぁ。」
「まぁ、妖怪だし...」
「どんな理由よ。」
のじゃロリ猫の右手にエフィが、雪花が、むらサメが、愛歩が手を置く。それを見てのじゃロリ猫がニヤリと笑う。
「よーし、それじゃストップタイム作戦!いくぞー!!」
「「「「おー!!」」」」
「ヨシッ!!これで完璧じゃ。」
「ったく、アンタが余計なことさせるせいで。」
満足げに笑うのじゃロリ猫に雪花が顎で前を指す。
「“手厚い歓迎”が来てるじゃない。」
雪花が指した先には無数の黒い影、楽器、狼人間がぞろぞろと徒党を組んでこちらへと向かって来ていた。
「多いわね。数百はいるわよ。」
「ええやん、燃えてきたわ!」
「取り敢えずアンタは私達の後ろに隠れてなさい。」
既に“デイブレイク”を装着した雪花が愛歩の前に出る。
「この作戦、アンタが要なんだからね。ヘマすんじゃないわよ。」
「は、はい!」
《心配すんな。俺もサポートしてやる。》
「まずは私が道を拓く!」
そう言うとエフィは右手に符号によって作り出した雷の槍、“ナルカミ”を敵陣のど真ん中に向かって投擲する。
投擲された雷の槍は凄まじい速度で敵を蹴散らし敵陣に大きく穴を空ける。
「うっしゃウチもやったるでー!!」
そう言うとむらサメは頭についている蟹のヘアアクセを噛んで能力を発現させ、巨大化するとその脚で敵陣に空いた穴を広げるように大きく敵達を蹴り飛ばす。
「今じゃ!行くぞ二人共!」
「ええ!離れるんじゃないわよ!」
「はい!」
三人はエフィとむらサメが空けた穴を突き進む。だが、穴を空けられても健在の敵達が三人を先に進ませないと襲い掛かる。
「おっとォ!」
のじゃロリ猫は正拳突きで狼人間を吹っ飛ばすと、続いて襲い掛かる楽器を後ろ回し蹴りで迎撃し、黒い影も飛び蹴りで粉砕する。
「はぁ!」
雪花も取り出した“モルゲン”バーストライフルを取り出し、黒い影と楽器に銃弾を撃ち込んで倒す。だがそんな雪花に狼人間が襲い掛かる。
《そいつらは元人間だ!殺すなよ!!》
「分かってるっつーの!!」
狼人間の腕をしゃがんで避けると脚払いでバランスを崩し、倒れさせるとその首後ろを“モルゲン”で叩く。痛烈な当て身に狼人間は気を失う。
「戦いにくいわね!」
「うわ、わわっ!」
勿論だが愛歩にも黒い影や楽器、狼人間達が襲い掛かる。喧嘩馴れしていない愛歩が猛攻に戸惑っていると。
《しゃがめ!》
「はい!」
カノープスの指示通り愛歩がしゃがむと目測を誤った黒い影同士がぶつかる。
《右に避けろ!》
言われた通り避けるとさっきまで愛歩がいた所に楽器の音波攻撃が炸裂し、大きく砂煙を巻き上げる。
《砂を掴んで目の前の奴の顔面にぶつけろ!》
愛歩は地面の砂を掴むと目の前に迫る狼人間の顔に投げつける。投げつけた砂は狼人間の視界を塞ぎ、一瞬怯ませる。
《ソイツの背を使って跳び箱みたいに跳べ!》
「うん!」
愛歩は怯んで屈む狼人間の背を使って跳び箱のように狼人間を飛び越える。
そして立ち直った狼人間が起き上がった瞬間愛歩を追い掛けていた楽器が狼人間と激突し、両者もんどり打って倒れる。
《やるじゃないか》
「へへ。カノープスさんの指示のお陰です。」
と話していると一瞬愛歩の影が蠢く。と同時に影から鋭い爪が現れ愛歩を襲う。
「ッ!?」
だがその爪が愛歩を貫くより先に横から猛スピードで跳んできたのじゃロリ猫が愛歩を抱えて横へと動かす。
目標を失った爪は空を切る。のじゃロリ猫は身を捻って愛歩を庇うために自分をクッションにするようにして地面を転がる。
「大丈夫か愛歩?」
「う、うん。のじゃロリ猫さんも」
「仕留め損ねたか。」
影から沸き立つように黒い人影、シャドウマンが現れる。
「愛歩。ここはワシに任せて先に行け。あやつには借りがあるんでの。」
「勝算はあるの...?」
不安げに尋ねる愛歩にのじゃロリ猫は笑って返す。
「任せとけ。おい、雪花や!愛歩を頼んだぞ!」
「急に何!こっちも忙しいんだけど!」
雪花は右腰に搭載された微細振動刃カッター“アルバ”を引き抜くと黒い影の顔を切り裂く。
そして頭を掻くと愛歩の元へと向かい、のじゃロリ猫の指示通り愛歩の周りの楽器を“モルゲン”で撃ち抜くと愛歩の手を取る。
「ソイツ任せるわよ!!」
「おうとも。お主から“秘密兵器”も借りとるしの。」
「そ。行くわよ愛歩。」
「うん、のじゃロリ猫さん気をつけて!」
のじゃロリ猫がそう言うと雪花は愛歩を連れて戦線を離脱する。愛歩の言葉にのじゃロリ猫は手を振って返す。
そんなのじゃロリ猫をシャドウマンは鼻で笑う。
「良かったのか。俺は三対一でも構わんが。」
「いや?お主はワシ一人で充分じゃよ。何せ」
のじゃロリ猫は笑みを浮かべシャドウマンに言う。
「“お主の不死身のカラクリを見破ったからの”。」
「.....。」
のじゃロリ猫の発言にシャドウマンは警戒する。その警戒する様を見てのじゃロリ猫は内心ホッとする。
(警戒するとこを見るにやっぱり何かあるんじゃの、“不死身のカラクリ”。)
さっきの発言はのじゃロリ猫のシャドウマンを揺さぶるハッタリだ。そして警戒するところを見ると種も仕掛けもない再生能力ではないらしい。
(さて。アヤツにああは言ったものの....実はカラクリ全然分からんのじゃなぁコレが。)
軽く何パターンか考えたもののどれも確証を持つには至らなかったのだ。けれど分からなくても龍香救出のための足止め位はしなくてはならない。
「...そうか。では。」
そんな風にのじゃロリ猫が考えを巡らせる中シャドウマンはそう呟くと爪を構える。あの厄介な伸びる爪を。
「見せて貰おうか!!」
鋭い爪が一斉に伸びてのじゃロリ猫に襲い掛かる。その爪をのじゃロリ猫は真っ正面から見据える。
(とにかく見つけるしかないのォ!奴のカラクリを!)












エフィは次々と襲い掛かる楽器や狼人間、影達を打ち倒して行く。
襲い掛かる楽器を“シロタヘ”で作り上げた氷の剣で楽器や黒い影達を切り裂き、迫ってきた狼人間の振るわれた腕を身を屈んでかわすと鳩尾を剣の柄頭を叩き込む。そして顔面に思い切り蹴りを入れて狼人間を倒す。
「わぁ!わぁ!」
エフィが声がした方が見ると狼人間や黒い影や楽器に追われる元のサイズに戻ったむらサメがいた。
「ちょちょ!自分ら多過ぎ!能力が追い付かん!」
楽器の振動波をむらサメは右へ跳んでかわすが、目の前に狼人間が立ちはだかる。
「ええ加減に...せぇ!」
そう言うとむらサメは狼人間の股間を蹴り上げる。蹴られた狼人間は悶絶してうずくまる。
「うわぁ....」
エフィが若干蹴られた狼人間に同情する。そして黒い影や狼人間がドン引きしつつ股間を押さえる。
「!」
エフィは後ろから直感的に何かを感じ、風の符号“ルフト”を使って一気にその場から離れる。
そしてさっきまでエフィがいた場所に音符や振動波が炸裂し、爆発が起こる。
「ってことは。」
見れば後ろに楽器で身体が構成された巨人がいた。
「やっぱり!」
「Mische seinen Jubel ein!(その喜びを共にしよう!)」
巨人は身体中の楽器を鳴らし、エフィへと攻撃する。エフィは“ルフト”を使い、空中を自在に移動しながら攻撃をかわす。
「“ナルカミ”!!」
エフィは巨人に向けて雷の槍を飛ばす。だが巨人は左手を構成するベルを構える。するとベルから強烈な音波が放たれ、雷の槍はグニャリと歪んで巨人には当たらず、横へと反れ、近くの岩山に着弾する。
「遠距離は無理、か。」
巨人は右腕のホルンでエフィを殴り付けようとする。その攻撃をエフィはかわしながら腕を斬りつける。
だが、斬られた部分な楽器が集まり、瞬く間に再生してしまう。
「お!デカイのが現れたやん!ここはいっちょウチが...」
むらサメが巨人に立ち向かおうと頭の蟹のアクセサリーを噛もうとした瞬間だった。
むらサメの足元に何処からか飛んできた鱗が突き刺さる。
「!」
「そうはさせないかも。」
むらサメの前にギョロ目の青い少女、かもロリピラニアが降り立つ。
「ウチの前に来るなんてええ度胸やん。」
「フフッ。強がれるのも今の内かも。」
かもロリピラニアはそう言うとむらサメへと駆け出す。むらサメは蟹のアクセサリーを一早く噛むと巨大化して、かもロリピラニアへ自分の背丈程もある拳を叩きつける。
拳が地面にぶつかり、砂煙が巻き上がる。
だが砂煙を切り裂いて中からピンピンした状態のかもロリピラニアが現れ、むらサメの腕を足場に駆け上がる。
「ッ!」
かもロリピラニアを捕らえようともう片方の手を伸ばすが、かもロリピラニアは跳躍してその手をかわす。
「遅いかも!」
「ちょこまかしおってぇ~!」
今度は両手を使ってかもロリピラニアを捕まえようとするが、ヒョイヒョイと機敏に動くかもロリピラニアを捕らえることは出来ない。
そしてかもロリピラニアが大きく跳躍してかわすのを見たむらサメは着地に合わせて踏み潰してやろうと足を上げる。
「これで終いや!」
むらサメの足が着地しようとするかもロリピラニアを捕らえようとした瞬間だった。
脚に衝撃が走り、続いてガクン!とむらサメの体勢が崩れる。
「んなッ」
体勢を立て直せずむらサメは地響きを立てながら倒れ込み、砂煙を大きく巻き上げる。予期せぬ場所からの衝撃にむらサメは目をパチクリさせる。
「フフッ。気付かないかも?」
右から声がする。むらサメは反射的に右に拳を見舞うが、今度はチクッと左手に痛みが走る。
「痛ッ!?」
見れば左手にかもロリピラニアの鱗が刺さっている。
「?ッ!?」
「まだまだ!」
見ればかもロリピラニアがいつの間にか眼前に迫っている。思わず手をクロスさせて防御の構えを取るが、今度は背中に衝撃が走る。
「ッ...!?なんやなんや!?」
むらサメはこの場に止まるのは危険だと直感的に判断すると土煙が舞うその場から離れる。
その時風が吹き、砂煙が風によって剥がされる。砂煙が晴れたその場には“四体”のかもロリピラニアがいた。
「なッ...自分...!」
「種がバレちゃったかも。そう、俺は」
「四ツ子か!?」
「違うかも!私の能力で分裂してるかも!」
調子狂うかも...と嘯きながらかもロリピラニアは笑みを浮かべる。
「四体いればお前の足止めは充分。そして俺はもう一体を“カッカブと共にあのガキ二人の追撃”に行かせてる。分裂すれば戦闘能力は落ちるが、時止めの方は一人でも充分。」
「んなッ!」
むらサメはかもロリピラニアの狙いを聞かされ青ざめる。コイツはあの黒い影や狼人間よりか強い。そんな奴に愛歩がどれだけ持つことか。
「お、お前!」
一刻も早く倒さなければと突っ込むむらサメを嘲笑うようにかもロリピラニア達は散開して、むらサメに狙いを定めさせない。
かもロリピラニアは口角を吊り上げ、邪悪な笑みを浮かべながら言う。
「チェックメイト、かも。」













のじゃロリ猫と離れた雪花と愛歩の二人は目的である龍香を探して走り回っていた。
「あのアホ何処にいんのよ!全く...!」
雪花は毒づきながら楽器や影達を打ち倒す。そんな様子を見ながら愛歩はカノープスに言う。
「...雪花さん口悪いけど、龍香ちゃんのこと大切に思ってるんだね。」
《あぁ。何せ初めての友達らしいからな。口悪いのは照れ隠しだ。》
「何か言った!?」
《いや、何も?》
カノープスはそう言った瞬間何かに気付く。
《二人とも避けろ!》
「え!」
「は!?」
次の瞬間二人に牙が襲い掛かる。そして牙が飛んできた方を見るとそこには当たり前と言うか、狼のような怪物カッカブがいた。
「よう。来たかカノープス。」
《カッカブ...!龍香は何処だ!!》
カノープスが叫ぶとカッカブはククッと嘲笑う。
「そう焦んな。お前らの探し物はここにいる。」
カッカブがそう言うと、カッカブの後ろから龍香がユラリと現れる。耳と尻尾が生え、牙を剥き出しにし、二人に敵意を剥き出しにする赤い瞳をした変わり果てた龍香にカノープス、雪花は苦虫を噛み潰したような顔をする。
愛歩も思わず口を手で覆う。
「龍香ちゃん...!」
「中々のアバレっぷりだったがこうなっちまったら可愛いもんだ。」
カッカブは龍香の顎を撫でる。龍香はくすぐったそうにしながらも反抗しない。
《貴様ッ...!》
「...作戦通り行くわよ。私があのシードゥスを食い止める。その間にあんた達が龍香を助ける。良いわね?」
「うん...!」
雪花は“モルゲン”、“アルバ”を構える。
「アイツをぶっ潰す...!」
雪花はカッカブに向けて駆け出す。カッカブも雪花を迎え撃つつもりのようで、雪花に対して胸の牙を放つ。
雪花は牙をかわし、撃ち落とし、切り払いながら、カッカブに肉薄する。
「ハハァ!またガキか!」
「舐めんじゃないわよ!」
雪花は“アルバ”を振るい、カッカブは爪を振るって互いに斬り合う。
「テメェら全員打ち倒して俺のコレクションにしてやるよ!」
「キモいのよシードゥスが!」
二人が激闘を繰り広げる中、龍香を射程内に入れるために愛歩も走る。
「龍香ちゃん...!今、助けるわ!」
愛歩がもう少しで龍香を射程内に入れる距離に近づこうとした瞬間。
《!右に避けろ!》
「え?」
カノープスがそう叫んだ瞬間、愛歩に刃のような鱗が襲い掛かる。
「わわっ!?」
カノープスの感知のお陰でいち早く気づいた愛歩は右へと避けたお陰で直撃は免れたが、足が止まる。
「鱗ってことは...!」
「ご名答、かも。」
愛歩の前にかもロリピラニアが降り立つ。これでは前に進めない。
「お前はこれ以上進ませない。ここであの金髪のガキが倒れる様を見学してるがいいかも。」
「うっ!」
「地面に這いつくばりながら!」
かもロリピラニアはそう叫ぶと愛歩に襲い掛かる。
《くっ、左だ!》
前回は一瞬で行動不能にさせられたが、今回はカノープスの指示と身体能力向上がある。愛歩は繰り出された蹴りを左へと身体を捻って避ける。
「お?」
《しゃがめ!》
続いて薙ぐように繰り出された右腕を、愛歩はしゃがんで避ける。だが。
「避けてばっかじゃ俺は突破出来ないかも!」
「くっ」
そう。避けは出来るがかもロリピラニアに対して有効打がない。これではジリ貧だ。愛歩とてまだ子供なのだ。いつまでも避け続けられる訳ではない。いつか体力の限界が来る。
「チッ!アイツ...!」
「他人を心配してる余裕があるのか!?」
かもロリピラニアに攻撃されている愛歩を見て、一瞬注意がそれた雪花に横から跳んできた龍香のドロップキックが炸裂する。
「ごッ...!?」
「ははッ!どうだ?元お仲間に攻撃される気分は?」
雪花も反撃に転じようとするが、龍香を見た瞬間動きが一瞬止まる。
「ガアァッ!」
龍香の拳が雪花に襲い掛かる。反応が遅れた雪花の顔面に拳が直撃する。
「このッ...!」
「戦い辛そうだなぁッ!ええッ!?」
カッカブは思い切り拳を地面に叩きつける。次の瞬間地面から次々と巨大な牙が生え、龍香ごと雪花へと襲い掛かる。
「その程度!」
雪花は避けようとして気付く。このままでは龍香が巻き添えを喰らってしまうと。カノープスの防御がない龍香がこの攻撃を耐えられるハズがない。
「チィッ!」
雪花は龍香を抱き締めるように捕まえると、カッカブの攻撃に背を向ける。次の瞬間雪花にカッカブの攻撃が炸裂する。
「ガッ...!?」
雪花は大きく宙を舞う。龍香は空中で雪花の拘束を振りほどくとクルッと一回転して地面に降り立つ。
雪花はそのまま地面へと叩きつけられる。
「雪花ちゃん!」
《雪花!》
「へぇ、あの金髪存外甘いのかも。」
「成る程なぁ。」
雪花の行動を見て、カッカブは口角を吊り上げる。そして“龍香に向けて牙を発射する”。
「コ、ンチキショォォォォォ!!」
そのことに気づいた雪花は立ち上がると龍香を庇うように前に立つ。そして雪花に牙が次々と襲い掛かり、耐えきれず、地面を転がる。それを見たカッカブは雪花を嘲笑う。
「ハハハ!こりゃいい!狙いをつけなくても向こうから当たりに来てくれるんだからな!」
「クソッ...タレ...!」
雪花の額を一筋の赤黒い液体が流れる。雪花はボロボロで、もはや立ち上がることもままならない。完全に戦闘不能にまで追いやられた。
「もはや、俺がやるまでもないな。」
カッカブがそう言った瞬間、龍香が雪花の目の前に現れる。
「グルル...」
「.....」
《やめろ龍香!友達を殺す気か!?》
「龍香ちゃん!」
「無駄無駄。お前らの声はコイツには届かねぇよ。」
「それに!」
かもロリピラニアの足払いが愛歩の足を薙ぎ、体勢を崩させ地面に倒れさせる。
「きゃっ」
「これでお前らも終わりかも!」
かもロリピラニアの手刀が愛歩を襲う。この体勢では避けることもままならない。思わず愛歩は目を瞑る。
そして手刀が愛歩の身体を貫く感覚が...来なかった。
「え...?」
いつまでも来ない攻撃に愛歩が目を開けて確認しようとすると、目の前には一本の刀があった。その刀がかもロリピラニアの手刀を受け止めていたのだ。
「な、なんだお前!?」
見ればその刀の持ち主は顔までボロを纏って隠している人物だった。謎のボロの人物は刀でかもロリピラニアの手刀を弾くと、一閃。かもロリピラニアに刀を振るう。
「チッ!」
かもロリピラニアは後ろへと跳躍してその斬撃をかわす。
「あ、貴方は...」
「ここは私が受け持つわ。早く友達の元へと急ぎなさい。」
《誰だか知らんが恩に着る!行くぞ愛歩!》
「う、うん。」
ボロの人物に促されるまま、愛歩達は龍香に向けて駆け出す。
「させるか!」
「そうはさせないわ。」
愛歩達を追いかけようとするかもロリピラニアにボロの人物は横から蹴りを入れて妨害する。
「ぐえっ!?」
蹴り跳ばされたかもロリピラニアは近くの砂利山に叩き付けられた後、転がり落ちる。
そしてその前にボロの人物が降り立つ。
「な、なんなの、お前!?」
「悪党に名乗る名前はないわ。」
ボロの人物はそう言うと、刀を構える。
「それに、今から消える者に言っても虚しいだけでしょう?」










「龍香ちゃん!」
愛歩は龍香に向かって駆け出す。だが、龍香は雪花に向けて、拳を振り下ろそうとする。
《龍香!》
「.....アホ龍香。」
雪花はそれを何処か受け入れるように目を瞑る。そして、ドンッ!と龍香は拳を振り下ろした。
「まずは一人だな。」
「雪花さん....!」
時間を巻き戻そうと愛歩は息を止めようとして、あることに気付く。
龍香が振り下ろした拳は雪花ではなく、雪花の横の地面を殴っていたのだ。見ればその瞳には涙が滲み、歯を食い縛っていた。まるで何かに耐えるように。
《龍香...!》
「何だと!?俺の支配に抵抗しているのか!?」
「射程距離に入った!時間よ、止まれ!!」
愛歩が息を止めた瞬間、愛歩以外の周りの全てが停止する。愛歩は息を止めながら走り、ついに龍香の前まで来る。自分を庇い、今も雪花のために頑張っている龍香の頭に愛歩はカノープスをつける。
「目覚めてーッ!」
愛歩が息を止めるのを止めると時間が動きだし、周りの全てが活動を再開する。
「グゥ!?」
《よくやった愛歩!!》
龍香の頭についたカノープスが構築したワクチンを龍香に流し込む。だが、カッカブもそれを黙って見逃すハズはない。
「チッ、させるかァッ!!」
カッカブは胸から三人に向けて牙を射出する。放たれた牙
は全て三人に向けて高速で飛んでいき、そして着弾。砂煙が巻き上がり、もうもうと辺りを包み込む。
「やったか!」
カッカブが勝利を確信した瞬間。咆哮と共に強烈な紫の光が放たれ、砂煙を切り裂き装甲に身を包んだ魔龍少女、“ティラノカラー・アトロシアス”に変身を完了した龍香がそこにいた。後ろの雪花と愛歩の二人も健在だ。
「何ィッ!?」
龍香は大剣、“タイラントブレイド”を構えつつ二人の方を見て、言う。
「...ありがとう。愛歩ちゃん、雪花ちゃん。」
「良かった...!」
「...遅いのよ、ったく。」
「カノープスもありがとうね。」
《俺達は相棒だ。気にすんな。》
「愛歩ちゃん。雪花ちゃんを頼むね。」
「うん。」
龍香は“タイラントブレイド”を構えてカッカブを見据える。
「友達を傷つけ、私達の友情を利用した貴方を絶対に許さない!」
「はっ!新しい姿になったところで!!」
カッカブは右手に着いた爪で龍香を攻撃しようと一気に近づく。龍香は左拳を握り締めると振るわれたカッカブの爪をかわし、カウンター気味にカッカブの顔面を思い切り殴り飛ばす。
「おおおおおおおおおおおお!!」
「グオアッ!?」
全力の一撃にカッカブは吹っ飛んで岩場に叩き付けられ、砂塵が舞う。
「す、スゴい...」
「ば、馬鹿な....!?」
困惑するカッカブに龍香は“タイラントブレイド”を突きつけて叫ぶ。
「勝負よ!カッカブ!」











「おっと!危ないのぅ!」
縦横無尽に動く黒い爪をのじゃロリ猫は身体を捻り、移動を繰り返しながらかわしていく。
試しに近くの石を蹴飛ばし、シャドウマンを攻撃するが、シャドウマンは飛んでくる石をお構い無しに攻撃を続ける。石はシャドウマンを貫くが、全く効いた様子は見られない。
「ふん。成る程さっきの言葉はハッタリか。」
影はそう言うと、攻撃の手をさらに強める。爪はさらに鋭く、速くのじゃロリ猫を追い詰める。
(まずいのうバレたか!)
「どうした、もう後がないぞ!」
黒い影の熾烈な攻撃にのじゃロリ猫は徐々に行動を制限されていく。攻撃も掠りはじめ、かすった部分に血が滲む。
(こうなりゃ一か八かじゃ!)
鋭い爪はとうとうのじゃロリ猫を追い詰め、そして一斉にその身体を貫いた、かのように見えた。
しかし貫かれたのはのじゃロリ猫が纏っていたジャージのみだ。
肝心の服を脱いだのじゃロリ猫は既に別の場所にいた。
「変わり身か!」
「それだけではないぞ?」
「何?」
次の瞬間切り裂かれたジャージから強烈な光が放たれる。そう。のじゃロリ猫が雪花から借りた“秘密兵器”、閃光弾の信号管が作動したためだ。
「ぬおっ、こ、これは!?」
強烈な光がシャドウマンを消し去る。そして、その閃光の中のある物にのじゃロリ猫は気付く。
「成る程!そういうことか!!」
のじゃロリ猫はすぐに形を取り戻したシャドウマン、ではなくその下、“影”の部分に石を投擲する。
石は“影”に直撃する。そして何故かシャドウマンが苦しみ始める。
「ぐおぉぉ!?き、貴様...!」
「ふふん、お主の正体見破ったりってとこじゃの。」
のじゃロリ猫はシャドウマンに向かって、言う。
「お主、“影”が本体、いや、その浮き出てる方が影、じゃったんじゃの。そりゃいくら影を攻撃しても意味はないわの。そして攻撃はお主の肉体ではなく妖術によるもの、か。シャドウマンとはよく言ったモンじゃ。」
「ぐっ...」
「降参せい。そうすれば命までは取らん。」
「誰がするものか!」
シャドウマンは両手を合わせて、最大の必殺技の構えを取る。
「そうか!」
のじゃロリ猫は大きく跳躍すると、丁度太陽を背にする形で蹴りの構えを取る。
「この一撃で殺してやる!」
シャドウマンの合わせた手がドリルのように回転しながら、のじゃロリ猫へと伸びる。そしてのじゃロリ猫の蹴りと必殺技が衝突する。
だが、のじゃロリ猫の後ろにある太陽の光がシャドウマンの必殺技の威力を削ぎ、蹴りの威力に押し負けて弾かれてしまう。
「な、」
「うおぅりゃああああああああああ!!!」
のじゃロリ猫渾身の一撃は影を貫き、シャドウマンの本体に炸裂する。地面と共に、シャドウマンの身体にもヒビが入り、そして砕け散る。
「な、こ、この私が....!?」
そして完全に砕け散ったシャドウマンを尻目にのじゃロリ猫は言う。
「....せっかくの一張羅が台無しになったのう。」













巨人の音楽の攻撃をかわしながら、“ルフト”で飛び回りつつエフィは巨人を切り裂いていく。
「!!」
巨人が右腕を振るい、身体中から音波を飛ばすが、エフィには当たらない。
「auch deises es ist zu zärtl. (これも甘美に過ぎる)」
巨人は斬られた先から再生していく。だが、エフィとて何の策もなく今まで攻撃していた訳ではない。
「ようやく、温まって来たかな。」
自分のボルテージを高めるためだ。そしてそれは今最高潮に達した。エフィは剣を構える。
「“私の心は夕焼けを焼き切る剣となる”!形成!アーベントレーテ!!」
そう叫ぶとエフィが構えた剣がオレンジ色に染まっていく。だが、巨人は構わず右腕をエフィに叩きつけようと、振るう。
「シャレム!!」
エフィが剣を振るう。次の瞬間数百の斬撃が巨人の右腕をみじん切りにスライスする。あまりの斬撃の激しさに光が乱反射する。
「!?」
今度は巨人は左手でエフィを叩き潰そうとするが、またまエフィが剣を振るうと同じように左手が切り刻まれる。
「トドメよ!」
こうも切り刻まれては再生が追い付かない。巨人は身体中からありったけの振動波、斬撃を放つが、エフィはそれを軽々と避け、斬り伏せながら距離を詰める。
「!ッ!」
「これで終わり!」
振るわれたアーベントレーテが巨人の頭を構成する指揮者ごと切り裂く。自身が真っ二つに切り裂かれた音を聞きながら、指揮者は指揮棒を振り上げる。
「Ha dieses ist es. Es ist nun gefunden(ははは、これだ、ついに見つけたぞ)」
切り裂かれた指揮者が絶命すると同時に巨人は結束を失い、ガラガラと崩れる。エフィが残心を残すとアーベントレーテは色を失い、元の氷の剣に戻る。
「...変な楽団だったわね。」











「うおおおおおおおおおおおおお!!?」
次々と襲い掛かる四体のかもロリピラニアにむらサメは追い詰められる。拳を振るうも、かもロリピラニアはヒョイヒョイと避けてしまう。
(あ、アカン...)
徐々にむらサメの動きも鈍くなる。むらサメの巨大化は激しくエネルギーを消費する。エネルギーを完全に消耗し切ってしまうと能力は解除される上に酷い空腹感に苛まされる。
徐々に弱るその様子を見て、かもロリピラニア達はこれは好機とニヤリと笑う。
「そろそろ限界かも?」
「う...」
むらサメは思わず膝をついてしまう。立つのもやっとと言ったところだ。かもロリピラニア達が笑みを浮かべる。
「チャンス!」
「お前を倒して!」
「その五体を!」
「裂いてやろう!」
かもロリピラニア達が迫る。一瞬諦めかけたむらサメの脳裏に皆の顔がよぎる。
全員が全員必死で戦っている。ならば、自分だけここで負ける訳には行かない。それに。
「ここで、負けたら女が廃る....!!」
四方向からかもロリピラニアが飛んでくる。逃げ場はない。ある一方向を除けば。
「うおおおおおおお!!」
むらサメは立ち上がると、渾身の力を込めてある一方向、上空に向けて大きく跳躍する。
「な、」
「何ィ!?」
上空へと逃げられたことでかもロリピラニア達は身動きが取れない空中な上に一つに固まってしまう。むらサメにとってまたとないチャンスが訪れる。
「これがウチの最後の攻撃やァ!!むらサメ、フライングプレェース!!」
「ば、馬鹿な!?」
「俺がこんな」
むらサメ渾身のボディプレスがかもロリピラニア達に炸裂する。むらサメが地面に倒れた瞬間、地面が隆起し轟音と地響きが鳴り響き、そして砂塵が舞う。
砂煙が晴れると、そこには汚れまみれで、元のサイズに戻ったむらサメが倒れていた。
むらサメは地面に仰向けに寝っ転がりながらも、拳を天に掲げる。
「う...ウチも、勝ったどおおおおおおおお!!....お腹空いたなぁ。」

















「チィッ...!?」
「!」
ボロの人物が刀を振るい、かもロリピラニアを追い詰める。鋭く、正確無比な攻撃がかもロリピラニアを襲う。
今も突き出された一撃がかもロリピラニアの頬を掠める。
「コイツ!」
かもロリピラニアは後ろへと跳躍すると鱗の手裏剣を放つが、ボロの人物はそれを全て刀で弾くと、左太ももから3つの鉄の芯のようなものを取り出すと、かもロリピラニアに向けて投げつける。
「喰らうか!」
かもロリピラニアはその鉄芯を手刀で切り裂く。するとその鉄芯は爆発し、白い煙を大量に撒き散らす。
「煙幕か!けど!」
かもロリピラニアは目を閉じ、フィルターで目を覆うと煙幕の中でも視界を確保出来るようにする。
そして煙幕を突っ切ってボロの人物がかもロリピラニアに迫る。だが、その様子がくっきりと見えているかもロリピラニアはニヤリと笑う。
「見えてるかも!」
かもロリピラニアはそのボロの人物に向けて手刀を繰り出す。そして繰り出された手刀はボロの人物を貫いた。が。
「んなっ」
まるで手応えがない。そしてグニャリとその身体が歪む。
「これは...ッ!?」
次の瞬間後ろから衝撃が走る。視線を下に下ろすと胸から刀が生えている。
「幻よ。」
見れば後ろにボロの人物がいた。そしてかもロリピラニアに背中から刀を突き刺していたのだ。
「お、お前...」
かもロリピラニアは刀を引き抜かれると、ゴロゴロと地面を転がり落ちる。
ボロの人物はその様子を見下ろす。そして風が吹いて顔のボロが剥がれる。
そこには黒い長い髪をした右目に三つの目が付いた仮面を着けた少女だった。
少女は血振るいすると刀を鞘に収め、その場を後にした。
















振るわれた“タイラントブレイド”がカッカブを切り裂く。カッカブが怯むと、その顔面に拳が叩き込まれる。
カッカブが地面を転がる。龍香はジリジリと歩きながらカッカブを追い詰める。
「テメェ!」
カッカブは拳を振るうが龍香はその拳を左手で受け止めると“タイラントブレイド”でカッカブを殴り付ける。
「ぐはっ」
「はァッ!」
さらに痛烈な回し蹴りがカッカブを大きく吹っ飛ばす。
「な、何故こんなにも...!」
「これは私一人の力じゃない...皆の力だからよ!」
「ならば!」
カッカブは龍香ではなく雪花と愛歩に視線を向ける。
「!」
「喰らいやがれ!」
カッカブが二人に牙を発射しようとした瞬間、放たれた“シャハル”投擲装甲炸裂弾がカッカブの胸に突き刺さり、爆発する。
「ぐおっ!?」
「雪花さん!」
「あんたの...やることなんて見え見えなのよ。」
雪花の攻撃によってカッカブは胸を大きく損傷してしまう。そして雪花が作った隙に龍香はカッカブに近づくとドロップキックをお見舞いする。
「どあっ!?」
「これで終わりにする!カノープス!」
《おう!!》
龍香はそう言うと“タイラントブレイド”を構える。すると“タイラントブレイド”が一際大きく輝きを放ち始める。
カッカブもその一撃に脅威を感じたのか、身構える。
「ふざけるな...俺が!このカッカブが!テメェみたいなクソガキに良いようにやられっぱなしでたまるかァッ!」
カッカブは大きく地面を殴り付ける。すると先程雪花に放ったのとは比べ物にならない程大きな牙が龍香に向かって地面から生えながら向かっていく。
「大きい!」
「やりなさい!龍香!」
だが、龍香はその一撃を真っ正面から見据えると、カッカブに向けて“タイラントブレイド”を振り下ろす。
「ブレイジング!バスタァァァァァァァドッ!!」
龍香が振り下ろした一撃はカッカブの牙とぶつかり合う。二つの攻撃は互いに拮抗する。だが、徐々に龍香が押され始める。
《龍香!》
「この一撃は、雪花ちゃんが、愛歩ちゃんが、皆が必死になって作ってくれた一撃...!」
龍香の“タイラントブレイド”を握る手にさらに力が入る。
「無駄にしてたまるかぁッ!!」
次の瞬間、龍香の一撃がカッカブの牙を打ち破り、カッカブをそのエネルギーの奔流が襲い掛かる。エネルギーの奔流に呑み込まれながらカッカブは呟く。
「ま、負ける?この俺が、負ける...?この俺が...!?」
そして、エネルギーの奔流に呑み込まれたカッカブは耐えきれず大爆発を起こす。
その爆発を見て、愛歩が喝采を上げる。
「か、勝った!勝ったよ!雪花さん!私達勝ったの!」
「いてててて!揺さぶらないで!痛いから!」
「あ、ごめんなさい。」
その様子を見て、龍香もホッと一息をつくと“タイラントブレイド”を下ろす。
「おー!終わったみたいじゃの。」
声がする方を振り向くと、そこにはボロボロのむらサメをおんぶしているのじゃロリ猫とエフィがこちらに歩いてきてた。
「皆!勝ったんだ!」
「おう。勿論じゃ。」
「おー、自分。エラいボロボロやん。」
「...あんたに言われたかないわよ。」
「あら、助かったのね。良かったわね。」
「何とか。」
六人が合流して話す中で、ふと愛歩は疑問に思う。
「...そう言えばあのボロの人は一体...?」
愛歩が疑問に思っている時だった。
「まだ...終わりじゃないかも。」
「!」
見れば胸から血を流しながらもこちらを見据えるかもロリピラニアの姿があった。
「まだ生きて...!」
「...その様子じゃ、ワシらに勝つなんて無理じゃろう。ええ加減諦めたらどうじゃ?」
「ククッ...終わり?いや、終わりじゃないわ。」
かもロリピラニアはそう笑うと、手を広げる。そして不気味な呪文を唱え始める。すると徐々に空が曇っていき、彼女の周りに楽器の破片や影が渦を巻く。
「な、何...?」
「あなた、何を...!」
「俺の能力は分裂だけじゃない。分裂、結合が本来の能力!」
かもロリピラニアの身体を闇が覆う。そしてその闇は徐々に膨れ上がり、何かを形作っていく。
「地獄の底より未だ静まらぬ魂達に注ぐ怨嗟の呪紺!永久に響かせ世界を嗤え!」
次の瞬間闇の中から、鋭い牙を持つ狼の顔を、黒い影の爪を、ハープの翼を生やした巨大な怪物が現れる。
その怪物の頭に下半身を融合させたかもロリピラニアがいた。
「ヒャハハハハハハ!!アハ!アハハハハハ!!コイツでぶっ潰してやるよォ!!」
「...哀れじゃのォ。身の丈に合わない呪術で狂気に陥っとる。」
「ヒャハハハハハハ!」
《避けろ!》
狼の口から大量の牙が放たれる。六人はその攻撃を散開して避ける。
「ナルカミ!」
「ブレイジング!バスタード!」
エフィと龍香の一撃が怪物に直撃する。だがその一撃は怪物が腕を振るうと、簡単に弾かれてしまう。
「効くかよぉそんな攻撃ィ!!」
「嘘!」
怪物のハープによる爆音波による反撃が二人を襲い、二人は吹き飛ばされる。
「うあっ!?」
「くっ」
二人が足止めしている間に動けない雪花とむらサメを連れてのじゃロリ猫と愛歩は移動する。しかしちょくちょく飛んでくる流れ弾が辺りの地面を抉る。
「ええい、暴走してるとは言え戦闘はいっちょ前か!」
「弱点はないの!?」
「強いて言えば狼の頭にいるアヤツに一発喰らわせられれば行けると思うがの!」
「うわわっ、右!右!」
次の瞬間隣に牙が炸裂し、流石に体勢を崩したのじゃロリ猫はこれ以上は無理と判断し、岩陰に隠れる。
「お主らはここで待っておれ。ワシもあやつらの援護にいく。」
のじゃロリ猫が出ようとすると、雪花がのじゃロリ猫に話しかける。
「ッ...取り敢えず、あのギョロ目野郎に一発喰らわせればいいのよね。」
「?まぁそうじゃが。」
「なら一つ策があるわ。あんた、まだ巨大化出来る?」
「お、おう。言うてせいぜい五秒位しかもう持たないと思うけど。」
「それだけあれば充分よ。」
雪花はそう言うと右腰から“アルバ”を引き抜いて、愛歩に手渡す。
「え?」
「この作戦。あんたが決めなさい。」











怪物と融合したかもロリピラニアは龍香とエフィの二人を圧倒する。
「ヒャハ!ヒャハハハハハハ!」
「コイツ...!」
両手の爪が地面を薙ぎ払う。二人は何とか避けるが、龍香は着地すると同時にガクリと膝をついてしまう。
《龍香!?》
「ご、ごめん。ちょっと...」
「大丈夫?」
先ほどまで龍香は敵に操られていたのだ。しかもアトロシアスはかなり体力を消耗する。龍香も限界に近い。
《これ以上長引かせるのはマズイな...》
「そろそろ終わりかァッ!?」
怪物が右腕を二人に叩きつけようと振り上げた瞬間だった。
どこからともなく飛んで来たエネルギーの塊が怪物にぶち当たる。怪物の体勢は崩れ、地面を舐めるように倒れる。
「何!?」
「この攻撃は...!」
見ればそこにはボロボロになりながらも小型のエネルギー砲“ヘオース”を構えた雪花がいた。
「雪花ちゃん!」
「あんた達!最大火力でその怪物を足止めしなさい!」
「?よく分からないけど、了解!」
雪花の指示に二人は従う。
「カノープス!全部出しきるよ!」
《ああ。どのみちこれが最後の一撃だ!》
龍香は“タイラントブレイド”を構え、その“タイラントブレイド”から強烈な光が放たれる。
エフィもオレンジ色の光を放つアーベントレーテを構え、雪花も“ヘオース”を構える。
「ブレイジング!バスタァァァァァァァドッ!」
「シャレム!」
「くたばりなさい!」
三人の最大火力がかもロリピラニアと融合した怪物に向かっていく。それぞれの一撃が両手、右羽根に直撃し、その動きを鈍らせる。
「ぐぉぉおおおおおお!?これしきの力ァッ...!」
「行きなさい!」
雪花の叫びと共にのじゃロリ猫が愛歩とむらサメの二人を抱えて、一気に怪物の懐へと駆け出す。
「させるかァ!」
三人に向けて狼の口から大量の牙が発射される。だがのじゃロリ猫は牙をかわし続けると二人を怪物の頭に向けて投げ飛ばす。
「頼んだぞ!」
「もう、一踏ん張り!!」
むらサメは蟹のヘアアクセを噛んで一気に巨大化する。そして拳をアッパーカットのように怪物の顎目掛けて振るう。
「喰らうかよォッ!!」
怪物は顔を反らしてその一撃をかわす。
「残念だったなァッ!最後の一撃も無駄に」
「頼んだで!愛歩!」
むらサメが叫ぶと同時に振るわれた右手が開き、中から愛歩が現れる。
「なっ」
「私を!皆を!舐めないでよね!!」
落下しながら愛歩は雪花から受け取った“アルバ”を構えると、怪物の頭と融合したかもロリピラニアに向かっていく。
そして愛歩が振り下ろした一撃が、かもロリピラニアの胸に突き刺さり、致命傷を負わせる。
「こ、このガ、キ」
「これで、終わりよ!!」
「愛歩、こっちじゃ!」
見ればすぐ側にのじゃロリ猫がいた。愛歩はかもロリピラニアを蹴って、のじゃロリ猫へと跳ぶ。
のじゃロリ猫は愛歩を受け止めると力を使い果たしたむらサメも掴んですぐにその場を離れる。
「ごっ、ゴボボボッ!?こ、この俺が!お前エラナンかにいぃぃぃぃぃぃ!?」
かもロリピラニアの断末魔と共に怪物は崩れ落ち、一拍置いて、大爆発を引き起こす。
「こ、今度こそ終わった...」
《正直まだあります言われてももう戦えんぞ。》
龍香がヘニャリとへたりこむと同時に変身が解除され、元の姿に戻る。
「く、空腹で目が回る....」
「大丈夫?」
「後で何か食わせてやるから我慢しなさい。」
大の字に転がるむらサメにエフィと変身を解除した雪花が話し掛ける。
「こ、怖かった...!」
「よく決めたの愛歩。」
今も興奮冷めやらぬと言った愛歩の肩をのじゃロリ猫は叩きながら笑みを浮かべる。
そんな愛歩に雪花がふと思い出したように愛歩に尋ねる。
「あ、そう言えば私の“アルバ”は?」
「あ。そ、その...あの人に刺しっぱだったから...」
「つまり?」
「爆発に巻き込まれちゃった...と思う。」
「えええええええええ!?あ、あれ試作品だから大切に使えって...ヤバい風花に怒られる...!!」
《まぁ。今回はしゃーないだろ。俺からも口添えしといてやるから。》
「ホント頼むわよ...」
「な、なんかごめんね...」
「それより早く帰らない?私もう疲れちゃった。」
エフィがそう言うと、他のメンバーも確かに。と言うような顔をする。
「ウチもお腹空いたからさっさと帰りたいわ。」
「あ、それならオススメのお店があるよ!ラーメン屋なんだけど。」
「龍香ちゃん。そのお店は昨日行ったから、今日はやめとこ?ね?」
「別に二日続けても良くない?」
「い、いや!ホントあそこは勘弁して...」
「そんなに。」
「と言うかまずお主怪我の治療が先決じゃ、血まみれで言ったら店主ビックリするじゃろ。」
六人はそう言いながら帰路につく。太陽は沈もうとし、オレンジの夕焼け色が皆を明るく照らしていた。











数日後。いつものごとく愛歩は学校に向かっていた。
「あ、愛歩ちゃん。」
声をかけられ、振り返るとそこにはあちこちに絆創膏を貼った龍香と、頭を包帯で巻いた雪花がいた。
「龍香ちゃん、雪花さん。怪我、大丈夫?」
「私はちょっとした怪我と衰弱だったから大丈夫。」
「...ったく。どっかの馬鹿が噛まれてなけりゃ私はミイラみたいにならずに済んだんだけど。」
「ご、ごめんって。でも良かったよ、眼帯は取れて。」
「まぁね。」
「おーす!皆元気そうやなぁ。」
三人で話しているとむらサメも現れる。龍香と同様に所々に絆創膏を貼ってるが、大したことはないようだ。
「むらサメちゃんおはよう。怪我は大丈夫?」
「おう!このくらい全然ヘーキヘーキ!何せ昨日は一日中サッカーやったりゲームで遊んだ位元気やからなぁ!」
「おー、すっかり元気だね。」
「...一日中?」
むらサメの言葉に雪花が怪訝な顔をする。
「どうかしたん?」
「いや、今日提出の作文の宿題あんたやったの?結構量あった気がしたんだけど。」
「あ。」
その言葉にむらサメが固まる。そして、ちょっと黙った後手を合わせて雪花に言う。
「一生のお願い!宿題見せて!」
「はぁ?作文なんだから丸写ししたら私まで怒られるじゃない。」
「そんな殺生な!ウチら放課後教室で野球する位親友やん!マブダチやん!お願いしますってー!」
「雪花ちゃん教室で野球するんだ、へー、意外。」
「だ、余計なこと言うなって!!」
「見せてくれたらもう言わんから!見せへんかったらあることないこと言うケド!」
「お、脅してる...。」
なんて四人がわちゃわちゃしているのを遠くから見つめる二人の人物がいた。
「元気になったみたいね。」
「じゃのー。」
エフィとのじゃロリ猫だ。
「今回は結構焦ったの。妖怪やら何やら手を組むとは想像しなかったわ。」
「そうね。結構興味深いことだったかも。彼女達がいて助かったわ。」
「お主もあやつらの中に加わったらどうじゃ?」
「遠慮しとくわ、私騒がしいの苦手だから。」
そう言うとエフィはのじゃロリ猫から離れる。その様子をフッと笑いながらのじゃロリ猫は四人を見て、それから空を見つめる。
「雲一つない綺麗な青空じゃのー。」
澄みきった青色の空は視界一杯にどこまでも、どこまでも広がっていた。












~END~





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