殺意リュウ 変更点 - SUPER STREET FIGHTER IV ＆AE & ULTRA Wiki

殺意リュウは前作スパ４にはいなかったので、
これまでのシリーズ作品からの変更点を記載する。

■公式ブログの 記事 より転載

■キャラクターの概要
「殺意の波動に目覚めたリュウ」は、
近・中距離の攻めが強く、守りに弱いキャラクターとなっています。
一気に相手に勝つ事もあれば、
一気にあっさりと負けてしまうような事もあるかと思います。
体力値やスタン値は豪鬼と同じ低めの値となっており、
ジャンプの性能はリュウと同じですが、
移動やダッシュの性能はリュウとちがった性能になっています。

■通常技について
通常技の構成はリュウをベースに、
豪鬼の通常技に似た技と新規の技を合わせた内容となっています。
豪鬼の通常技に似た技としては、
前ジャンプ強K、遠立ち強P、しゃがみ強P、しゃがみ強Kなどが該当し、
新規の技には、近立ち強P、遠立ち中K、しゃがみ中Kなどが該当します。
攻撃動作のフレームは調整をかけていますので、
動作が同じだからといってフレームが同じとは限らない事もあります。
ただし、キャンセルやスーパーキャンセルの可能な技はリュウと同じですので、
戸惑う事はないと思います。

よく使うであろうしゃがみ中Kについて少し紹介しますと、
動作はストIII 3rdでのリュウのしゃがみ中Kをベースにしています。
発生が7Fとなっているので、どの通常技からも繋がりませんが、
リーチがリュウのしゃがみ中Kより長い為、下段牽制として活躍する場面は多いでしょう。

■特殊技・ターゲットコンボについて
特殊技は、頭蓋破殺、旋武脚(センブキャク)、天魔空刃脚を持っています。
旋武脚は、ZEROシリーズにありました旋風脚と同じような技です。
脚払い系の低い攻撃をかわしつつ相手に攻撃できますが、
しゃがみガード可能な技で、ガードされると不利がつきます。
この技は、相手に当てず、
通常投げが届く間合いまでの移動を目的として使っていくと効果的です。
ターゲットコンボには、近立ち中P→立ち強Pがあります。
ダメージがそれほど高くはないので使いどころは少ないかもしれませんが、
操作が簡単である事、ややディレイをかける事が出来る事、
ガードされた時に相手と間合いが開き反撃を受けづらい事などの特徴があります。

■必殺技について
必殺技のラインナップは、
波動拳、灼熱波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚、空中竜巻旋風脚、
阿修羅閃空、竜爪脚(リュウソウキャク)となります。
この中で、竜爪脚は完全新規の技となります。制作初期は、
上段足刀蹴りにしようかという意見もあったのですが、
殺意リュウのイメージに合う動作の方がよいだろうという事で
新規に用意する事となりました。
単独で使用するには出が遅い技ですが、
キャンセルからの状況に応じた弱中強の使い分けで強烈な攻めを継続できるところが
魅力的な技となっています。
ちなみにSCゲージがあれば、竜爪脚をからめることで、
全キャラ中トップクラスの強烈コンボを行う事も可能です。

■スーパーコンボについて
殺意リュウのスーパーコンボは、瞬獄殺となります。
EX必殺技にSCゲージを使う事が多い為、
瞬獄殺を使う事は少ないかもしれませんが
特殊技の旋武脚と絡めて使うと非常に強力な戦術となります。

■ウルトラコンボについて
ウルトラコンボⅠは、滅・波動拳、ウルトラコンボIIは滅殺豪昇龍となります。
殺意リュウの滅・波動拳は基本的にはリュウのものと同じ性能ですが、
ダメージがやや少ないものとなっています。
ただしボタンの押しっぱなしで溜めることが出来、
最後までためるとダメージがアップします。
そして、最後まで溜めた状態で相手に密着してヒットさせると
ダメージが更にアップします。
当てる状況を作ることはなかなか難しいですが、ぜひ狙ってみてください。

ウルトラコンボIIの滅殺豪昇龍は、横方向に移動しながら昇龍拳を行うので、
対空として使うのはやや難しいですが、
EXSCを利用する事でコンボとして組み込む事が出来ます。
また、ダメージも大きく単独で当ててロック演出まですべて当たれば、
リュウの滅・昇龍拳と同じダメージ値を与える事が出来ます。

■最後に…
ボスとして登場する殺意リュウは、プレイヤー版のそれと性能が大きく異なります。
難易度設定のレベルが高いと、それは目を疑うような凄まじい攻めを繰り出してきます。
もし機会がありましたら、この殺意リュウと闘っていただけますと開発冥利に尽きます。