青の地平のトーラ プレイログ C組:導入

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    文字色説明

  GM : トーラ  PC発言 行動説明、PL発言など  ナレーション、状況説明  雑談、システム文など
  PL1: 沙羅紗 PC発言 行動説明、PL発言など
  PL2: アミューレ PC発言 行動説明、PL発言など
  見学者 ただし、A組利禰のPLB組沙紗のPLD組アレットのPL




  セッションC-1-1 2016/12/20




    [見学用] ところで今日は奇しくもアミューレさんの誕生日ですね はぴばです
    [見学用] なんと おめでとうございます
    [見学用] おめでとうございますです
    [見学用] わーーー!!気づいてもらえたうれC
    [見学用] ありがとうございます!!
    [見学用] えっえっおめでとうございます!




  BGM:協想曲
    from レクタンドール戦記 レヴォラシオン~紋章の記憶~(AniSeed, 2006)
    Composed by bassy(Barbarian on the Groove)
    Vocal/Chorus by 霜月はるか



A.D. 3782 ソル・シエール

アルシエル再生から6年。
そして、第三塔消滅の日から1年あまりが過ぎた。


一夜にして難民と化した第三塔の住人たちは、その大部分が
ソル・シエールやメタ・ファルスによって保護され、少しずつ落ち着いた生活を取り戻そうとしていた。
しかし、この思わぬ形での融和を快く思わないものも、また一定数存在していた。


そんな中でつい先日発表されたティリア復活計画は、世界に衝撃を以て受け止められた。
ティリア復活の是非、あるいはその代償について、
計画から最も遠いはずのこのソル・シエールでも噂話が途絶えることはない。


見かけ上は平和になった世界。
しかしその現実は安定とは程遠いものであることを、人は思い知ることとなった。
それでも、心を通わせ喜びを分かち合った日の想いを胸に、
人々は今日も生きている――




  アルトネリコTRPG コスモスフィアキャンペーン

  青の地平のトーラ
     Tora won nnoini dor




    [見学用] ちょっとこきゅう止まってました
    [見学用] なにこれ……すごい
    [見学用] わかる>呼吸が止まる


  BGM:空の街
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 中河健




――天空都市プラティナ――


かつてミュールを封印していたエレミアの使徒たちの住む町。
エレミア誓約書により下の世界と断絶されていたのも、もう10年以上前の話だ。


ウィルスの発生が治まり平和な時を迎えたこの町は、ほかの場所と比べれば
時代の歩みはやや遅いようだ。それでも、少しずつではあるが、変化は始まっている。


3782年の年の瀬のある日のこと。
この町で行政職の仕事をしている元星詠・沙羅紗は、塔の管理者シュレリアから相談を持ちかけられていた。



シュレリア:「わざわざお呼び立てしてすみません、沙羅紗」
沙羅紗:「シュレリア様から、お呼び出し……珍しい、です。御用は一体……?」
シュレリア:「突然ですが、ダイブに興味はないでしょうか? ダイブされるのではなく、する側ですが」
沙羅紗:「ダイブする……? でも確か、β純血種はダイブできないって……」
   むかーしの知識を掘り起こして困惑してます
シュレリア:「はい、普通のダイブマシンではそうですね。
     沙羅紗は、塔の上の方に『天文台』という場所があるのはご存知でしょうか?」

沙羅紗:「名前だけ、聞いたことなら……」
シュレリア:「その天文台には、昔のダイブマシンがあります。
     波動科学を封印するよりも前の時代に作られたものですので、
     天覇が作っているダイブマシンよりもずっと高性能なものなのです。
     ただダイブをするだけではなく、塔のシステムのメンテナンスにも使えるようなものなのですが……」


シュレリア:「いま、私たちと天覇で、その昔のダイブマシンを複製する計画が進んでいます。
     私の介入なしに塔のシステムにアクセスできる機械が一つしかないと、もし私に何かあった時に
     困りますからね。そのダイブマシンなら、β純血種でもダイブできる、というわけなのです」

沙羅紗:「シュレリア様に、緊急事態……想像、しづらい…… でも、できるなら……興味は、あります」
シュレリア:「……ほんの10年ほど前にもありましたよね? 緊急事態」
沙羅紗:「あれ、10年でしたっけ……もっと前だった、ような……?」
シュレリア:「えーと……確か……3771年だから……そうです、10年ちょっと前です!」
沙羅紗:「そういえばレアードが、何か言ってたような……」


    [見学用] シュレリア様に何かあった時isSo恐ろしい
    [雑談] アルトネ1当時とか引きこもってたからサスペンド事件はあんまり知らないんだと思う
    [雑談] やっぱり引きこもりかw
    [雑談] おひきこもり……w
    [雑談] 時間感覚がアレな人たち
    [雑談] しょうがないよ老けないんだもん


シュレリア:「ともかく、興味はあるのですね?」
沙羅紗:「一応……」
シュレリア:「ダイブマシン自体はもう完成していて、今はテストをしている段階なのです。
     ところが、『β純血種がダイバーになる』という機能を試してみてくださる人が見つけられなくて……
     ただでさえソル・シエールにはβが少ないのに、彌紗には断られてしまいまして。
     亜里紗やミュールは肝心な時にどこかに行っちゃって連絡がとれませんし……」



    [見学用] 音信不通な亜里紗w
    [見学用] 設定聞いた限りでは「断られた」よりもこっちの方がいいかなと
    [見学用] そういえば、みんなにとって亜里紗って誰?状態だと思うのでちょっと補足をば
    [見学用] 亜里紗は29代目星詠で沙羅紗の後継にあたるβです。
       任期終わって、疲労、心労共に回復してからは
       ホルスの翼に降り立ってうろうろしてるから音信不通になってる感じです



沙羅紗:「クラスタのβ……はいない、の?」
シュレリア:「はい、そちらでも当たっています。一人見つかったとの連絡は来ていますよ」
沙羅紗:「受けてもいい、ですけど……一つ、条件、つけても?」
シュレリア:「はい、なんでしょうか?」
沙羅紗:「星詠、なのは……あまり、言わないでほしい。
   昔は、知ってほしかったけど……いざ知られると、なんだか、恥ずかしい」

シュレリア:「そのくらいならきっと大丈夫ですよ。私からは言わないようにしますね」
沙羅紗:「……ん、なら、いい」


    [雑談] 顔合わせとかでふと思ったんです……
       「あの星詠様なんですね!」みたいに言われるとおそらく沙羅紗は恥ずかしいと

    [雑談] 「」←言っちゃった人
    [雑談] 昔は知ってほしい知ってほしいと思ってたのに、いざ知られるとはずかしいというジレンマ
    [雑談] どっかで自分で言うと思います……


シュレリア:「では、依頼を受けるということでいいでしょうか、沙羅紗? 報酬はそれなりの額が出るようですよ」
沙羅紗:「余計、断る理由が、ない……本屋に行ける」
シュレリア:「ありがとうございます、助かります。
     報酬の一部が前渡しになっていますので、レアードから受け取ってくださいね」

沙羅紗:「ん、わかった」

シュレリア:「あっそうそう、忘れていました。ダイブする時の条件なのですが、
     できればダイバーは二人にしてほしいと言われていまして。
     もう一人はβ純血種でなくても構いませんので、沙羅紗と仲のいい人を
     誰か一緒に誘っていただけませんか?」

沙羅紗:ピシ、と固まります
シュレリア:「……沙羅紗?」
沙羅紗:「仲の……いい人……」
沙羅紗:「…………いない。一人いる、けど、今、メタ・ファルス……
   あー、今、メタファリカの、どこだかに旅行って」

シュレリア:「うーん、どうしましょうか……」

シュレリアは少し考えてから、天覇の担当者に連絡をとった。

シュレリア:「はい……はい、ではやっぱり……うーん、そうすると……」

シュレリア:「……やはりどうしても二人でダイブしてほしいとのことです、が。
     仲の良い友達でなくても大丈夫みたいです。
     相手の方はダイブにそこそこ慣れているらしいので、この場合でも受け容れはできるだろう、と」

沙羅紗:「……誰か、当たって、みます」
シュレリア:「はい、お願いしますね……ちょっと配慮が足りなかったようですみません、沙羅紗」
沙羅紗:「仲良くなるの……苦手な、だけです」


    [雑談] (沙羅紗さんかわいい……)


沙羅紗:「珍しい体験、楽しみにしてます……では、私はこれで。シュレリア様」
   と、一礼して出て行きます。まじめに知り合いがいないなあと思いながら







  BGM:Airport Paradise
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 中河健




――空港都市ネモ――


2か月ほど時は遡り、ホルスの翼の中心都市・ネモ。
この街のとある雑貨屋の娘・アミューレに、一通の手紙が届いた。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 アミュレさんへ

 お元気ですか? お変わりなく過ごしてますか?
私は元気です。ずっと忙しい日が続いてるけど、世界中の人に
私の歌を届けるためなら、と思って頑張ってます!

 さて、今年の年末に、プラティナでコンサートを開くことになりました。
 久しぶりに会ってお話ができるといいなと思って、チケットを送ります。
 もし都合が良かったらぜひ来てくださいね!

              リーア
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


このような手紙に、本文の通り、年の暮れの日付けが書かれたチケットが同封されている。



アミューレ:「わっ、リーアちゃんからの手紙! えーと、なになに……コンサート!?
     嬉しい、行かなきゃ! ……でも、プラティナ、かあ」

アミューレ:「うーん……。行ったこと、ないからなあ……」 としばし悩んでから、
アミューレ:「おかあさん!」 と店番中の母親に話しかけます

母親:「どうしたの?」
アミューレ:「えっとね……」 
     と手紙を見せながら、年末に友人であるリーアのコンサートがあること、プラティナへ行きたい旨を話します。
アミューレ:「ということなので、プラティナに行く許可、くださいっ!」


    [見学用] メタファリカとは誰も縁がないC組だけど、
       「かつて役目があった人」、「今役目を負ってる人」、「これから役目を担う人」っていう
       対比みたいなのはできそうだなあとアミュさん見ながら思いました

    [見学用] ああ~
    [見学用] なるほど~……
    [見学用] トーラさんは一時期退役してたとはいえ、今は復帰してますし


母親:「プラティナ……私達のころには行けなかった場所にも、手が届くようになったんだねえ……」
  示された手紙を読んでみて、感慨を見せてから
母親:「地表ほど危険はないだろうし……そうね、かわいい子には旅をさせろ。
  行ってらっしゃい。お父さんには私からも話しておいてあげるから」

アミューレ:「ほんとっ!? やったあ!! おかーさん大好き!」 と満面の笑みで抱きつきます
母親:「ちょっ……こらこら、店番中よ」 アミューレを振りほどいて
母親:「そうそう。いつも手伝ってもらっているから、こういうときこそお小遣いをあげないとね」
  そう言って何やら指折り数えている
アミューレ:「……?」 と首をかしげながら眺めています
母親:「飛空艇と泊まるところと、食事代くらいはなんとかなりそうね。
  あとのお小遣いは……もうちょっとお手伝いをしてくれたら、かな?」

アミューレ:「!! 何でも言って、私頑張る!!」 とやる気満々な様子
母親:「はいはい。じゃあまずは……」


    [見学用] かわいいなあ
    [見学用] ぴっちぴちの16さい……
    [見学用] なんというか空気の色が違いますね
    [見学用] ただし顔合わせの時に事故った模様
    [見学用] >事故<
    [見学用] そう、あれは、事故……
    [見学用] あれは……悲しい事故でした……






  BGM:空の街



迎えた当日。アミューレはお昼すぎにプラティナに到着した。
夜に行われるコンサートまでにはまだ時間がある。ちょっと観光をする時間もありそうだ。



 どこへ行きますか?
  ・アプサラニカ広場
  ・デパートメント
  ・プラティナ大聖堂 (コンサートの会場)
  ・宿屋「リンケージ」 (予約している宿泊施設)


アミューレ:「あ、本屋発見!!」 といってデパートメントへ直行します。


    [雑談] この子絶対この日のために本貯金とかしてる
    [雑談] 好きなものは最初に食べる派です


  BGM:ひといき
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 阿知波大輔




町の中央近くには、一際大きな店がある。プラティナ唯一のデパートメントだ。
中には食料品店、ファンシーショップや書店など、様々な店が並んでいる。


アミューレは書店を見てみることにした。



店頭の平台には、ネモでも見かけるような小説や漫画本が並んでいる。
おそらくは最近になって下の世界から持ち込まれたものだろう。

その一方で、棚に並んでいる本はネモでは見かけないものばかりだ。
科学技術関連の本はごく一部が天覇などによって下の世界にもたらされているようだが、
文芸関係などはまだまったくの手つかずのようで、知っているタイトルは一つもない。




図鑑はあまり数がないが、いくつか真新しいものがある。
科学関連はさすがの充実度で、ネモとは比べものにならない。


アミューレ:(わあああ……知らない本がいっぱいある……!) と入口でひとしきり感動してから
     図鑑・科学コーナーに向かい、とりあえず見たことのない本を手に取ってぱらぱらとめくってみたり、
     読んでみたりしているうちに、左手には本がだんだんたまっていきます。
     (ちょっと重くなっちゃった……) と顔をしかめながら、物語、小説コーナーへと進んでいきます。



小説コーナーに並んでいるタイトルは、下の世界では見たことのないものばかりだ。
いくつかのジャンルに分かれていて、ファンタジーのところには女性の先客もいるようだ。

沙羅紗そこには、全巻大人買いしたシリーズ物の小説を台車に載せている人影が1つ
   「本屋の人に、借りれて、よかった……」
   と言いながら、さらに数冊台車に載せていきます


    [雑談] 台車www
    [雑談] もうほんとすき沙羅紗さんwww
    [見学用] >>台車<<
    [見学用] 台車(真顔)
    [雑談] βの細腕にハードカバー9巻は重かったのです
    [雑談] 手で持てないだろうからと思ったらその通りだったw
    [雑談] ハ○ポタ一気買いを想定してください
    [見学用] 更にタラダンカンシリーズをプラスした量ではないでしょうか……
    [見学用] トーラさんはレイブンクローかグリフィンドールみある(ハリ■タときいて)
    [雑談] 絶対店員に顔覚えられてるよね
    [雑談] 老店員には「あの人は変わらないなあ」とか言われてそう


アミューレ(わあ、すごいなあ、あの量……) と女性の方をよそ見をして歩いていると、
     
「……あっ!」 と足元に置いてあったミニ脚立に足を引っ掛けて、危うく転びかけます。そして、
     持っていた本が一冊、ばさりと落ちてしまいました。女性の視界の範囲内です。



    [雑談] ちなみに落とした本のジャンルは?
    [雑談] 文芸、物語系ですね


沙羅紗それを拾い上げて 「この本、あなたの……?」 と首を傾げます
アミューレ:「あ、ありがとうございます! 私の、っていうか、これから私のものになる予定の本です!」
     
とちょっとテンパりながらお辞儀をします。
沙羅紗:「これから買う、のね……うん、この人は、いいお話を書いて、くれる……」
   
と、好きな作家の本だったためニコニコしてます
   「好きな本を、買って……一人でこもって、じっくりと楽しむ……そういう時に、夢中にさせて、くれる」
   
多分この人の既刊全部そろえてます
アミューレ:「へえ、そうなんですか? 気になるなあ……。でもプラティナには来る機会もなさそうだし……」
     
と、ぽつりとこぼします。
沙羅紗それを聞いて、パチパチとまばたきをしてから
   
「下の人……珍しい」 とびっくりしたように言います
アミューレ:「あ、やっぱりそうですよね。私、ネモから来たんです。空港都市ネモから」
沙羅紗:「ネモ……あんまり、行ったこと、ない。いいところなの?」
   
と、興味はあるので聞きます
アミューレ:「私は大好きです。ここもたくさん人がいるけど、にぎやかで、みんなやさしくて」


    [雑談] 動きたくない時はとことん動かないけど、興味はあります


アミューレ:「……そういえばここ、本屋でした。周りの人に悪いですし、よかったら外でお話しませんか?」
沙羅紗:「……ん、お会計してから、ね」
   
と言いながら (ダイバー仲間として拉致って……) とか考えてます
アミューレ:「よかった! それじゃあ、少し待っててもらってもいいですか? 見てないコーナーがあるので!」
     
と意気揚々とその他回り切っていない場所に足をむけます
沙羅紗:「時間、かかるし……」
   
と言って自分の台車をチラリと見、アミュさんが見に行ってる間に本のお会計をしに行こうときめます
アミューレ:「それじゃあ、入り口で会うのでいいですか?」
沙羅紗:「ん、それで、いい」







  BGM:つむじかぜ
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 阿知波大輔




二人は店を出て、落ち着いて話せる公園にやってきた。


アプサラニカ広場は、プラティナの端の半ば空中に突き出た場所にある小さな広場だ。
手前にはオボンヌや関連商品を売るお土産屋があり、
中央には「謳姫と守護者の像」、その向こうには展望台がある。
展望台から下を覗くと、ホルスの翼は足元の遥か下、雲の合間に霞んで見える。



アミューレ:「わあ……風が気持ちいい」 と少し微笑みながら周りを見渡しています
沙羅紗:「この辺りは……景色も、綺麗」 とちょっと得意げです
   
「話の出来る、場所……」 と辺りをきょろきょろしてから、「謳姫と守護者の像」の方へ案内します
   
「こっちなら、ちょっとは、落ち着ける」
アミューレ:「本当、高いところが怖くてあんまり近づけないのがもったいないなあ……」
     
と言ってから、沙羅紗についていき、隣にすわります。
沙羅紗:「私は、怖くないけど……そういう人、最近多い」 と言って沙羅紗も腰かけます


    [雑談] そういえば、オボンヌはいける口ですか?
    [雑談] 沙羅紗はよく食べます
    [見学用] なんでオボンヌがくさや的なイロモノ扱いされているのか、ライナーの罪は深い
    [雑談] プラティナ民の平均的なレベルです
    [見学用] オボンヌが地雷みたいな……
    [雑談] まさかオボT持ってたりしないでしょうね……?
    [雑談] 持ってませんw そこまでではないかとw
    [見学用] いやライナーでもオボTはない的なニュアンスだし……
    [見学用] オボンヌそのものはおいしいから……推しが強すぎて悪影響受けてる人がいるくらいで……
    [見学用] 実際オボンヌっておいしい餡子まんじゅうなわけだから、
       そこまで好き嫌いが出るような代物じゃないと思うんですよね……

    [見学用] ただしオボン又は除く
    [見学用] アレはマジであかんやつ
    [見学用] ただことあるごとに食わされたら飽きもくるだろうし、それでも押し付けられたら嫌いになるのもやむなし
    [見学用] ライナーェ……
    [見学用] だからあれほど一日一個にしろと(言ってない)


アミューレ:「あ、そうだ、私たち、お互いの名前も知りませんよね?」
     私の名前はアミューレ・エストリアです。今日、空港都市ネモからはじめてプラティナにきましたっ」

沙羅紗:「私は、沙羅紗……沙羅紗・アーシュズ。プラティナで、役人みたいなこと、してる……よろしく」
   
と、軽く頭を下げます
アミューレ:「はい、よろしくお願いしますねっ!」
     
とこちらも頭を下げながら (すごい偉い人(多分)だった……!?) と内心焦るアミュレ。
沙羅紗:「ここには、何の用、で……? 観光するなら、下の、イム・フェーナとかの方が……向いてる。
   ここは、人が見に来るような町じゃなかった、から……」 
と、若いお嬢さんが来る理由に首を傾げてます
アミューレ:「大切な友達が、今日ここのプラティナ大聖堂、ってところでコンサートをするんです。
     それで来ました。本当に目新しいものがいっぱいでわくわくしてます」 
とはにかみながら言います。
沙羅紗:「大聖堂で……」 と、びっくりした顔で見ます
アミューレ:「……?」 


    [雑談] 引きこもってるから自分の勤め先の状況すら把握していない可能性
    [雑談] いえす把握してません
    [雑談] 文官と言ってもほぼ名前だけ、普通の人なら間違いなくさっくりクビになる引きこもりっぷり


沙羅紗:「時代は、変わった……あそこが、そんな素敵なことに、使われるなんて。滞在は、いつまで?」
アミューレ:「明日までです。明日のお昼頃にここを発ちます」
沙羅紗:「その、次の日……ちょっと、手伝ってほしいことが、あるんだけど。
   報酬は、出すって言ってた……ダイブマシンの、テスト。動くかどうか、確認……って」

アミューレ:「……ダイブですか? 私、が? え、というか、なんで私に……!?」 と慌てて答えます
沙羅紗:「私……知人が、いない。頼める、明日の空いてる人が、誰も、いなくて……」
アミューレ:「……えーっと」 としばし悩んでから、

アミューレ:「いいですよ、引き受けます」 とけろっと答えます
沙羅紗:「……うん、よかった。私も、一緒に潜る相手は……知ってる人が、よかったから」
アミューレ:「あれ? 沙羅紗さんにダイブするのではなく、ですか?」
沙羅紗:「ち、違う……別の、人……会ったことは、ないけど」
アミューレ:「なるほど……? うん、事情はなんとなくわかりました。
     それでも、引き受けますよ。聞いちゃいましたし。
     それに……沙羅紗さん、いますっごく悲痛そうな顔、してますよ?」

沙羅紗:「うー……知り合いが全滅するとは、思わなくて……」
   しゅん、としておりますが、引き受けてくれると言われただけあってちょっと嬉しそうです
アミューレ:「大丈夫ですよ、ほら、私がいますから! 悲しい顔しないでください、ね?」
     
とすこし笑みをこぼしながら言います


    [雑談] なんだろう……?口説いている気分……!
    [雑談] 間違いではないと思う
    [雑談] 人が悲しそうにしてるのが好きじゃないんですよね……だからこうしていってしまう


沙羅紗:「安心……これで、おこられないで済む……」 と、にこっと笑いながら言います
アミューレ:「うん、よかった。そうだ、そのマシンのテストはどこでやるんですか?
     ダイブする人も、わからないんですよね。……引き受けてくれる人が、いるんでしょうか?」

沙羅紗:「そっちは、もう決まってるらしい……慣れてる、って。
   ネモって、言ってたから……あなたの帰り便に、ついてく形、になる」

アミューレ:「そうなんですか!? びっくり……。ネモについて、夕方くらいに集まるって感じですか?」
沙羅紗:「多分、そうなるんだけど……ネモはさっぱり、で」
アミューレ:「それなら、私に任せてください! 案内しますよ!」
沙羅紗:「ん、お願い……プラティナの案内なら、できる」
アミューレ:「それじゃあ、お願いしてもいいですか? コンサートの時間までどうしようか、ちょっと困ってたんです」
   
と照れ隠しのように笑っていいます。
沙羅紗:「わかった……どこに行く?」 と、不慣れなことに「おすすめスポット」が思いつかない沙羅紗です


    [雑談] 一般人立ち入り禁止のところに連れて行く可能性ならあります
    [雑談] やばい(確信)


アミューレ:「うーん、沙羅紗さんのおすすめの場所とか、お土産も見てみたいです!」
沙羅紗:「おすすめ……あるけど……」 と言い淀みます。 「部外者、立ち入り禁止で……」
アミューレ:「……えっ?」
沙羅紗:「景色はキレイ、だけど……機密事項、たくさん……
   だから、下から来た人、を……連れていける、場所がない……」

アミューレ:「あの、待ってください。沙羅紗さん、何者なんですか……?」
沙羅紗:「ああ、えっと……下から来た人、にはあまり、見せづらいってだけ……プラティナの人なら、入れる……
   結構高いし、隠せても、危ないし……うん」

アミューレ:「なんだかちょっとよくわからないけど、すっごく気になってきた……! 案内お願いします、沙羅紗さん!」
沙羅紗:「ん、わかった……なら……どこがいいのかな……」






    [雑談] あっそうだ、せっかくなので 雑貨屋ってどんな感じの物を扱ってます?
    [雑談] 日用品からちょっとした小物まで、あ、回復系アイテムを多種揃えてます
    [雑談] なるほど 逆に食料品とかはあまりないような感じですか?
    [雑談] あんまりないです。保存のきくものなら多少……ってかんじですね
    [雑談] 妙なものに目をつけて買うと思います。メカナリアみたいな。
    [雑談] 残り50年を連れ添える耐久性があるとなおよし
    [雑談] 食料じゃない回復アイテムというと薬系が多いかな……? 小物とかもあるようなので
    [雑談] なくはない、感じです。薬系は多い……

    [雑談] アミュさんの口説きスキルはやばい。
    [雑談] うっ(顔を覆う顔文字)
    [雑談] なんで口説きだす方向に行くんだろう……

    [雑談] しかし沙羅紗さんはほんと相変わらず安定してた 常人とはちょっと違う感覚で安定
    [雑談] あれでいいんでしょうかw
    [雑談] たぶんw ダイブしたりされたりしても価値観そんな変わらなさそうだなー、と
    [雑談] 確かに変わらなさそうですわ……沙羅紗



  セッションC-1-2 2016/12/22




  BGM:Airport Paradise



翌日の午後、アミューレは沙羅紗と連れ立ってネモに戻ってきた。
ダイブ相手との待ち合わせまでにはまだ少し時間があるようだ。



アミューレ:ぐー、とのびをしてから
     
「たった一日だけなのに、なんだか久しぶりな気分」
沙羅紗:「ここが……ネモ」
アミューレ:「どうですか、沙羅紗さん? ネモの町は!」
沙羅紗:「すごく……にぎやか。人も、たくさん。プラティナは、とても静かだったって、わかる」
   
と、雑踏に圧倒されかけてます
アミューレ:「ふふ、そうですね。でもプラティナもとても楽しいところでしたよ? ……さて、
     一旦荷物を置きに戻りたいので、すみません、私の家までついてきてもらってもいいですか?」

沙羅紗:「ん……平気。案内、任せた」
アミューレ:「それじゃあ、行きましょう! 途中で寄ってみたいところがあったら、遠慮なく言ってくださいねっ」
沙羅紗:「わかった……楽しみ」 と頑張ってついていきます







  BGM:マッタリビング
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 中河健




アミューレはまず、沙羅紗を連れて自宅の雑貨屋に戻ってきた。



アミューレ:「ここが私の家です。雑貨屋を家族で経営しているんです」 とすこし照れたようにいいます
沙羅紗:「お店……小物、たくさん」 ときょろきょろしてます
アミューレ:「荷物おいてきますから、少し中を見ていてください」
     
といって母親に駆け寄り、二言三言話すと店の奥に消え、また戻ってきました。そして、
     母親と少し話をしてから、二人一緒に沙羅紗のもとにもどってきました。

沙羅紗:「かわいいもの……たくさん……買い物…………レアードに、また文句、言われる」 とかぶちぶち呟いてます

アミューレ:「沙羅紗さん、お待たせしました。こちらが私の母です」
母親:「はじめまして、アミューレの母です。あら可愛らしい女の子じゃない」
沙羅紗:「はじめ、まして……沙羅紗・アーシュズ、です。……か、かわ……ぁう」
   
と、そんなこと言われたの十年単位で久しぶりなので照れています
アミューレ:「この人がね、さっき言った……」
母親:「プラティナの人って、間近に見るのは初めてね……見た目は全く変わらないように見えるけど。
  この後なにかを一緒にするとか。うちのアミュをよろしくお願いしますね」

沙羅紗:「ん、わかり、ました……あまり、ネモの人とは、変わらないはず……
   私も、ネモの人と同じような、普通の人間」

母親:「せっかくのお友達ですし、お土産に何か一つ持っていきませんか?
  あまりネモらしいものがなくてお恥ずかしいですが」

アミューレ:「プラティナにはないもの……も、あるかも?」
沙羅紗:「こういう、もの、プラティナには少ない……面白い」 と言って、万華鏡的なものを一個手に取ります
アミューレ:「へえ、そうなんですか……。子どものころは飽きないで見てたなあ……」
沙羅紗:「中は……星空? うん、星は、好き……嫌いだったけど、好き……」 と覗き込んでクルクルしてます
アミューレ:「……気に入りました?」
沙羅紗:「……うん」


    [雑談] 「嫌いだったけど好き」はやっぱりあれだろうか
    [雑談] 元の職業が職業だから、星を見るとついつい思い出す時期もあったようです


アミューレ:「よかった! じゃあ、これは取り置き……と。こっちもみてみませんか?」
     
と隣のラインナップがすこしだけごちゃっとしている棚を指さします
沙羅紗:「……? 見てみる……」 とついていきます

アミューレ:その棚には主に日用品とガラスの小物、それと端に怪しげな薬の瓶がならんでいます。
     ほかにも少量の菓子など、いろいろ詰め込んである模様。

沙羅紗:「色々ある……!」 と目を輝かせて見て回ってます
沙羅紗:「これ、は、何?」 とアヤシイ薬の1つを指さします
アミューレ:「これはですねー、すっごく、いかにも、あやしい色をしてるんですけど、回復アイテムの一つなんですよ。
     効果は抜群なんですよ? けどその……色と、味が」 
とどこか遠い目をして言います。
沙羅紗:「味は、大事……でも、味があれなら……
   私じゃなくて、レアードとか、そのバカ息子とかに……」 
と、小さくぼそっと呟きます
アミューレ:「しかも、味が、人によって違うんですよね。わたしが味見した時は……
     なんていうんでしょう、例えるなら、彩度のない虹の味でした。驚かせたい人がいるなら、おススメですよ?」

沙羅紗:「……買ってく。仕込みたい、相手、いるから」
アミューレ:「せっかくですから、プレゼントしますよ。こっちは私から、ということで」
沙羅紗:「……!! ありがとう」
アミューレ:「それじゃあこれは店においておいて、帰りにまた取りに来ましょう」
沙羅紗:「……ん、わかった」







  BGM:鼓動~エレミアアレンジ~
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 中河健




エル・エレミア教会は、市街地からやや外れた静かな緑地帯の中に立地している。
教会とはいえ治安維持活動を行っているのは世界が平和になった後も相変わらずで、
所属する神官戦士やレーヴァテイルが時々出入りしている姿が見える。



沙羅紗:「謳姫と守護者の像……ここにも、こんな風にある、なんて」 と、興味津々な顔で見ています
アミューレ:「ここはエル・エレミア教会です。
     三謳神を降臨させ、人々を幸福に導くことを掲げて活動して……いた、になるのかな」

沙羅紗:「三謳神……? ええと、エオリア、フレリア、ティリア……だっけ」
   
エオリアにはついこないだも会ったなんて、ここの人たちには言えないなぁと内心で思ってます
アミューレ:「そうです。三姉妹の神話の。まあ、実は私はあまり来たことはないんですが……」
沙羅紗:「上には、ずっとなくて……最近、一軒できたと、聞いてる。
   ……下の人は、みんな熱心に、信仰している、のだとばかり」

アミューレ:「そう、ですね。私のような人、熱心に信仰している人、知っている限りだと半々くらいかな。
     ……理念があまり、好きにはなれなくて」

沙羅紗:「……理念?」
アミューレ:「『三謳神を降臨させ、ひとびとを幸福へ導く』。
     みんなが幸せになれるように行動を起こすのは素晴らしいことだと思います。
     でも……幸せをつくるのは、神様じゃない」 
とぽつりぽつりと言います。


    [雑談] エオリアってシュレリア様だよね、と思っちゃってるからほほえましいものを見る目になってしまう沙羅紗
    [見学用] アミューレさんの「神様じゃない~」のセリフいいなあ
    [見学用] ありがとうです~ できるかぎり自分で何とかしてみる彼女の性格もこれですこし出てきたかなあと


沙羅紗:「……そう、ね。この塔のカミサマは、幸せを願ったし、手段も作った、けど……
   幸せになるのは、人々に任せている。
   人が、自分の思った幸せを、自分の思った形で、掴めるようにって……
   私は、そう聞いた、から。その言葉も、間違いじゃない、と、思う」

   言ってから、「突っ込んだこと言いすぎたなぁ」 とちょっと後悔したような顔です
アミューレ:「……」 じっと沙羅紗の声に耳を傾けています。そして、
     「えへへ。ありがとうございます。うれしいです、そういってもらえると」
     
とはにかみをみせながら言います。
沙羅紗:「……どういたしまして」

沙羅紗:「町は、騒がしかった、けど、ここは、比較的静か……
   だから、考え事にも、向いてるのね」 
と自分でうんうん頷いてます
アミューレ:「静かに、ゆっくり考え事をするにはぴったりですよ。
     ……あ、さっきの、内緒ってことで……お願いしますね?」

沙羅紗:「……ん、わかった」
アミューレ:「ありがとうございます。もう少しゆっくりしたら、戻りましょうか」
沙羅紗:「……そう、ね。この静かな場所は、好き……昔いたところと、違って、同じ静けさなのに、苦しくない」
アミューレ:「……あの、沙羅紗さんって、……いえ、何でもないです」
     
そういって会話を終わらせると、あとは二人、静かな時間が流れてゆきました。


    [雑談] ここらへんで「もしや」と思い始めるアミュ






  BGM:Airport Paradise



ネモの真ん中を通り抜ける「ほしのせ通り」のそのまた半ばにあるのが「大唄石公園」だ。
平地の中に突き出た高台を利用した場所であるため、ネモの街や塔が一望できる。



アミューレ:「ここは大唄石公園です。景色のよさはいちばんですよ」
沙羅紗:「……すごい! これだけ大きな町なら、たくさんの人がいるのも……納得」
   
と、景色のよさににこにこしています
沙羅紗:「あの、大きな石は……唄石ね」
アミューレ:「そうです、この公園の……えーっと、目玉?
     ともかく、これだけの大きさのものはほかにないと思います。すごいですよねえ」

沙羅紗:「プラティナでも、見たこと、ない……ここで謳ったら、雨くらい、降らせられそう」
アミューレ:「……あれ? 沙羅紗さん、レーヴァテイルだったんですか?」
沙羅紗:「あ」という明らかに「しまった」という顔です
沙羅紗:「一応……でも、すごく、弱い。
   こういう唄石に、祈祷師が歌えば、雨が降ると、聞いたから……どうなるかな、って」

アミューレ:「てっきり、ダイバー側の人だから人間なのかなって思っちゃってました。
沙羅紗:「レーヴァテイルでも、ダイバーになれる、特別製のテスト……なの」


    [雑談] あれ第三世代ってできますよね
    [雑談] はい なのでこれは沙羅紗さんがまたちょっと個人情報こぼしてる
    [雑談] アミュさんがそれを知っていればβ純血種だとばらせますね
    [雑談] もうあの 確信してしまった……
    [雑談] 一回ダイブしてるから(一応予習した)知ってますね…
    [見学用] というか結構沙羅紗さんうっかりさんですね。いいと思います
    [見学用] 沙羅紗さんは意外とおっちょこちょい?
    [見学用] うっかりな沙羅紗さんカワイイナア
    [見学用] 地味におっちょこちょいと化している……!
    [雑談] これは沙羅紗が素で勘違いしてる感じになりそうです(してください)
       第三世代もダイバーになれないと……



アミューレ:「……? 第三世代のレーヴァテイルなら、ダイバーにはなれますよね?」
沙羅紗:「?? 私、ダメって聞いた、けど……」
アミューレ:「……あの、今日一緒に行動してて思ったんですけど、もしかして、沙羅紗さんって……」
沙羅紗:「な、何……?」と身構えてます
アミューレ:「――星詠、ですか?」
沙羅紗:ぴしっと固まります
アミューレ:「……やっぱり」


    [見学用] ピンポイントで狙い撃ちしていくのには驚いた
    [雑談] えいっ☆しちゃった……
    [見学用] 反応で分かってしまうやつ
    [雑談] 早天歌では大暴れした後だし、自分で言う気だったからよかったけど、指摘されると詰まるうっかりさん
    [雑談] 「第三世代でない」というのがやっぱり致命的
    [雑談] :まあ、βが星詠しかいませんしね!


  BGM:声なき詩
    from イリスのアトリエ エターナルマナ(ガスト, 2004)

沙羅紗:「ええと、その……どこで、バレた?」
アミューレ:「大聖堂について話した時の『時代は変わった』って言葉と、
     プラティナから出たことがないってこと……。教会での発言も、ですね。
     そしてさっきダイブについてお話しした時に、確信しました」

沙羅紗:「発言、迂闊だった……ネモに来て、浮かれてた……反省。
   ……第三世代は、人間でもあるから、ダイブができると忘れてた……これも、反省」

アミューレ:「えっと……私は多少文献をみたりして、知識が少しあったからで。
   浮かれてたとか、そんなに気にすることじゃないと思いますよ!?」 
とあわてて言います。

沙羅紗:「……私は、第28代星詠。本当の名前は、沙羅紗・ジデオクタ・リューン。
   昔は知ってほしかったけど……いざ、みんなが星詠と言ってくると、なんだか恥ずかしくて」

アミューレ:「28代……。そう、なんですね。ありがとうございます。名前を打ち明けてくれて。
     そして、すみません……。無遠慮でしたよね」

沙羅紗:「ううん……どうせ、βとバレれば、他の可能性はほぼなくなる」


    [雑談] こんなに早くバラすつもりはなかったんだよなぁ……私の方も沙羅紗共々浮かれてたっぽい


沙羅紗:「ここは、景色がキレイと、聞いてた……こうして、町を見ると、あの日々が、無駄じゃなかったと思える」
アミューレ:「……よかった。世界再生が終わった後に星詠のことを知って。
     ずっと自由をなくして謳いつづけていたと聞いていたから、もしかしたら、
     歴代の星詠のひとたちは、私たちを恨んでいるかもしれないって、思っていましたから」



    [雑談] 実際星詠についての知識が薄かったらこう思うかなあとは思ったんですよね


沙羅紗:「そこは、星詠によると、思う……でも、私たちは一応、そのために、“造られた”。
   だから、恨んだり、怒ったりは、してない。
   謳わなければ、私たちだって、無事ではない……だから、自分のためでも、ある」



    [雑談] 少なくとも表層のサラシャはこう認識してます
    [雑談] 本来ならどこかで、トーラさんも交えてやろうと思ってた会話を今やってるから
       ダイブ本番どうしようかなーと思ってます

    [雑談] いや、問題ないですよ というかもしこのまま進んでた場合、
    [雑談] ちょっとエサで誘って引っ掛かったら即ゲロらせるという味気ない展開でしたから >星詠の話
    [雑談] エサ!?
    [雑談] なにそれこわい
    [見学用] ゲロらせる
    [雑談] たとえばβだという確認は速攻でやっちゃいますし、年齢もその時に
    [雑談] アミュさんは言っていた通り星詠に関する知識がありますから、もう逃げ場はない
    [雑談] この方がよかったのか……!
    [雑談] ちょっとした勘違いから思わぬ展開に


アミューレ:「『どうして私が』、と思ったことも?」
沙羅紗首を横に振って 「あの時は、謳うことに、疑問はなかった」
アミューレつい、と視線を少しだけ前に向けて 「……沙羅紗さんは、本当に、大人な方ですね」
沙羅紗:「ただ、年を取ってるだけ……一応、100歳超えてるし」
アミューレ:「28代、ですもんね。100歳かあ……なんだかすごく、遠いです。
     でも、すこし近づけた気がします。初めて会った時より」

沙羅紗:「……そっか。そう思って、もらえるなら、嬉しい……」
アミューレ:「話してくださって、ありがとうございました。あまり思い出したくない記憶も、ありましたよね。
     ……それでもこうして伝えてもらえて、嬉しかったです」

沙羅紗:「ううん……隠していた、のは、嫌な事があった、とかでなくて……
   面と向かって、言われるのが、恥ずかしいだけ、だから」

アミューレ:「そうなんですか? ……えと、大丈夫です、誰にも言ったりしませんから!」
沙羅紗:「うん、それなら、いい……」
アミューレにこ、と笑ってから 「はい、安心してください。……長くなっちゃいましたね、えっと、約束の時刻は……」
沙羅紗:「そろそろ、移動したほうがいい、かな……?」
アミューレ:「そうですね、行きましょう!」






    [見学用] 悲しいかな、この2人の仲が良くなってもコスモスフィアの難易度はほぼ変わらないという……
       どちらもダイブされる側では無いし

    [見学用] それなんですよね……!

    [雑談] 思わぬところでドラマが
    [雑談] 予想外の展開にしてしまった……



  セッションC-1-3 2017/01/05




  BGM:Little Sweet Cafe
    from 聖剣伝説3(スクウェア, 1995)
    Composed by 菊田裕樹




二人は待ち合わせ場所の喫茶店にやってきた。
仲介役になっている天覇職員の名前を告げると、奥まったところのテーブルに通された。
すでに男女が着席して待っているようだ。こちらに気付くと、立ち上がって挨拶をした。



フリッツ:「沙羅紗さんとアミューレさんですね?
    初めまして、こんにちは。天覇ほたる総合研究所ダイブマシン開発部のフリッツ・ゲーベルです」

トーラ:「初めまして、トーラと申します。
   私は天覇の所属ではなくただの協力者で、第三塔から避難してきているレーヴァテイルβ純血種です」

アミューレ:「初めまして、アミューレ・エストリアです」 とお辞儀をします
沙羅紗:「……私は、沙羅紗・アーシュズ」 と言って一礼します

フリッツ:「今日はダイブマシンの試験へのご協力、ありがとうございます。
    安全性には絶対の自信を持っていますが、それでも試験をしないわけにはいきませんから。
    とはいえ、ダイブをするということは、お互いに心構えは必要になります。
    こちらのトーラさんはクラスタニア出身ということで、ダイブを受け入れることには慣れているそうですが……」

トーラ:「はい。クラスタニアはそういう場所だったので」
フリッツ:「それでも、要らぬ危険を防ぐためには、事前にある程度の意思疎通を済ませておいたほうがいいでしょう。
    そのような理由でこの場所を設けさせていただきました。よろしくお願いします」

トーラ:「よろしくお願いします」
沙羅紗:「ダイブするの、初めてなので……ありがたい、です」
フリッツ:「私はダイブマシンの準備のために先に現地に行ってしまいますので、
    なにかご不明な点がございましたら今のうちにどうぞ」

アミューレ:「えっと、私は特には……」
沙羅紗:「私も、特には」
フリッツ:「わかりました。では、後ほど」

天覇のロゴが入った清算用のカードとダイブマシンがある場所の地図を置いて
フリッツは喫茶店を出ていった。


トーラ:「えーと、あまり変な世界は見せないよう努力しますので、肩ひじ張らず気楽にお願いしますね」
沙羅紗:まだ固まってます


    [雑談] ダイブはされるものであってするものでないの!という認識がまだありますw


アミューレ:「こちらこそよろしくお願いしま……沙羅紗さん?」
沙羅紗:「だだ、ダイブするって……するって……」 とまだびくびくしてますw
アミューレ:「沙羅紗さん、深呼吸、深呼吸」
沙羅紗:「すぅ……はぁ……すうー……はぁ……」
アミューレ:「……落ち着きました?」
沙羅紗:「は、はい……まだちょっと、緊張していたみたい、です」


    [雑談] 顔合わせの時のだw
    [雑談] 何気にお気に入りのシーンだったのでやりたかったやつですw


トーラ二人の様子を見ながら、
   「……ところで、沙羅紗さんとアミューレさん、どちらがβ純血種の方ですか?
   ダイバーのうちの1人がそうだと聞いているのですが」

アミューレ:「あ、それは……」
沙羅紗:「私の方、です。ちょっと、色々と面倒だから、さっきの人には黙ってました」
トーラ:「こちらの……ソル・シエールの出身なのですよね?」
沙羅紗:「そう、です。一族以外の、βは、トーラさんが初めて、会います」
トーラ:「私もクラスタニア出身以外のβ純血種の方に会うのは初めてなもので。
   見た目は私たちと変わりなさそうですね」

沙羅紗:「ええ……一応これでも、104歳です」
トーラ:「なるほど。私はちょうど110歳になったところです」
沙羅紗:「年上の人……!」 と目をキラキラさせてます
トーラ:「クラスタニアは人が多いですから、私よりもさらに上の人はいくらでもいるんですけどね」

トーラ:「ソル・シエールには……いえ、クラスタニア以外にはβ純血種はほとんどいないと聞いていましたが、
   こちらには沙羅紗さんの他にβの方はいるのでしょうか?」

沙羅紗:「シュレリア様、は違うから……ミュールと、私、それから亜里紗に、あの子に、ミシャ。5人だけ、ですね」
トーラ:「そうですか……」 ちょっと寂しそうに
   「いちばん若い方はおいくつくらいでしょうか?」
沙羅紗:「ミシャだから……20代です」
トーラ:「なるほど……」
沙羅紗:「トーラさんは、なぜダイブさせてくださるんです? 元はと言えば、縁もゆかりもない、のに」
トーラ:「天覇からの募集を見て……では多分答えになっていないですよね。
   ダイブさせることには慣れていますし、こちらに来て一年経って落ち着いてきたので、いい機会かな、と。
   もしかしたらこちらのβ純血種の人と会えるかもしれない、という思惑もありました」

沙羅紗:「……その目的は、こうして叶った」
トーラ:「はい」

アミューレ:「質問、いいですか? ソル・クラスタに住む者は、あらかじめ職業を決められていた……と
     聞いたことがあるんですけど、トーラさんは何をされていたのですか?」

沙羅紗:「……培養の時に、決められている……ふうん……」 と複雑な顔をしています
トーラ:「何をされていた、というより所属上は今でもそうなのですが、クラスタニアの軍人です。よくご存知で」
アミューレ:「ああ、これは本を読んだり、友達から聞いて。軍人さん……には、とても……」
トーラ:「とても……見えない、ですか?
   とはいえ、クラスタニアにはレーヴァテイルしかいませんから、荒事もレーヴァテイルがやるしかないんです」

アミューレ:「はい、落ち着いた雰囲気の人だなあと思って」
トーラ:「ありがとうございます。まあ、年齢が年齢ですからね」
沙羅紗:「レーヴァテリア……」 とぼそっと呟きます
トーラ:「……」 表情を崩さずあえて聞かなかったふりをします

トーラ:「アミューレさんは、お仕事は?」
アミューレ:「仕事、といえるかな……。親が雑貨屋を経営しているので、そのお手伝いをしています。
     将来的には、私が継ぐことになってます」

トーラ:「へー、雑貨屋さんなんですね」
沙羅紗:「すごく……お店、楽しかった、です」
アミューレ:「お時間があれば、トーラさんもぜひ寄ってみてください!」
トーラ:「はい、ぜひとも。ごきょうだいはいらっしゃるのですか?」
アミューレ:「いいえ。一人っ子だからか、結構自由に過ごさせてもらってますね」
トーラ:「沙羅紗さんはアミューレさんの雑貨屋に行ったことがあるんですよね、その言い方ですときっと。
   お二人はお友達なのでしょうか?」

沙羅紗:「昨日、なった」
アミューレ:「昨日、ですねえ」
トーラ:「……昨日? ですか?」
アミューレ:「うーん、説明すると少し長くなりますが……」
沙羅紗:「ダイバーしてくれる、知り合い、いなくて……いきなり、頼んでしまいました」
アミューレ:「ほんとにいきなりでしたからね……びっくりしました」
沙羅紗:「受けてくれて、よかった、です」
トーラ:「……ま、まあ、その点についてはどちらでもいいです」 ちょっと面食らった様子

トーラ:「お二人はどちらに住んでいらっしゃるのですか?」
沙羅紗:「私は、この上のプラティナに」 と天井を指さします
トーラ:つられて天井を見ます
アミューレ:「私はネモです」
トーラ:「ということはけっこう離れた場所に住んでいるのですね、それなら昨日というのも納得かもしれません。
   プラティナってかなり高いところですよね?」

沙羅紗:「そう、かつてあった塔の、上の方」
トーラ:「やっぱり遠くまで見えるのでしょうか? 例えば、他の塔とか」
沙羅紗:「うーん……私は、見たことない、です……もっともっと上なら……もしかしたら?」
トーラ:「そうですか……」 ちょっと考えて、
   「お二人は、ソル・クラスタに来たことはありますか?」
沙羅紗:「ないです……興味は、あります、けど」
アミューレ:「ないですね。見てみたいなあとは思います」
トーラ:「そうですか……ならそうするのがいいかもしれませんね」 後半は小声で

トーラ:「ではそろそろ……あ、そうだ。
   皆さんはダイブの経験はありますか? 沙羅紗さんはダイブされた経験も含めて」

アミューレ:「一度だけ、ダイブしたことがあります」
沙羅紗:「何十年前かに、何度か……」
トーラ:「それなら、アミューレさんのほうは心配なさそうですね。
   沙羅紗さんのほうは……なにぶんβ純血種がダイバー側になるのはちょっと分からないので、
   現地で聞いてみるしかなさそうですね」

沙羅紗:「それが、早そうです」
トーラ:「では、ダイブ屋に行ってみましょうか?」
沙羅紗:「……ん、わかった」
アミューレ:「そうですね、行きましょう」





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