集うは御子の旗の下 プレイログ:インターミッション5 その2
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第5話:5-A(戦闘前半1 戦闘前半2 戦闘中盤 戦闘後半 イベント1 イベント2) 5-B(第1戦前半 第1戦後半 第2戦)<<前 インターミッション5(その1 その2 その3 その4) 挿話3 次>>
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その1
- 「帰るもの、帰らざるもの」 GM主導 イリューシャ・レギーナ・カナタ
- 「燎原の火の如く」 GM主導 NPCオンリー
- 綯い交じらない思い出を カナタ・メテオライト・沙華
その2
- 次の“私”のために 沙華・クロシドライト
- カムパネルラの依頼 カムパネルラ・クーロン
- 「ポスト・エレミアン・ヒストリオグラフィ」 GM主導 イリューシャ・沙華
- 「もう一つの未来」 GM主導 ブランシュ・ヤン・レギーナ・クロシドライト+PC全員
- デュアルストール キャメラ・カムパネルラ
その3
- 「世界の最果ての部屋で」 GM主導 アレクセイ・キャメラ
その4
- キャメラとカナタの恋バナ キャメラ・カナタ
- 「『影として』ではなく」 GM主導 ガストン・クロシドライト・ロバート・クーロン・カムパネルラ・カナタ
文字色説明
GM PC発言、描写など PL発言・雑談など
ノルン PC発言 PL発言・雑談など
クーロン PC発言 PL発言・雑談など
沙華 PC発言 PL発言・雑談など
キャメラ PC発言 PL発言・雑談など 配下:カムパネルラ
ロバート PC発言 PL発言・雑談など
カナタ PC発言 PL発言・雑談など 配下:メテオライト
次の“私”のために
沙華・クロシドライト
[雑談] 状況どうします?
[雑談] クロさんの部屋にいくか、沙華の部屋に招くか、二人きりの空間でお話ししたいっすね……
[雑談] 二人きりか 了解
[雑談] そっちの部屋に行った方がいいかもしれない?
[雑談] かもですね。部屋に来てもらったらもてなします。レーキも抜きで二人きりがいいと言いますかと
[雑談] それならどういう名目で行こうかなー
[雑談] こっちから呼び出します?
[雑談] 食べ物があれば釣られそう
[雑談] お茶でもしようよ、ってお茶菓子とか用意はすると思いますよ。足りるかはわかりませんが
[雑談] それじゃそういう感じで行きますか
……ある日の午後。沙華はクロシドライトさんに手紙を書き、お茶に誘った。
お菓子類はたっぷりと用意して、紅茶も淹れ、いつ客人が来てもいいように準備を整えている。
その振る舞いは従姉妹のレーキがいれば「わたくしの仕事が」と一言差し挟んでしまうような出来栄えだったが、
彼女にとっては「久しぶりだけどうまくできたな」程度のものであった。
今日はどの“私”もなかなか経験したことのない経験をする日。彼女が自らの前世を明かし、来世への縁を作ろうとする日。
そんな目的で自らの魔法を明かすのは、同族以外では初めてだった。
しばらくして、客人が訪れる。従姉妹のレーキが訓練で不在のタイミングを狙い、設定した時間の通りに。
沙華は笑って「いらっしゃい、いきなりごめんなさいね?」と彼女を出迎えた。
クロシドライト:「こっちこそ、呼んでもらって悪いわね。久しぶり」 と言いながら入ります
沙華:「ええ、久しぶり。一応それなりに用意してみたの、ゆっくりしていってね」
クロシドライト:「ありがとう」 遠慮なく勝手に座ります
沙華:「今日は、あなたと沙華で話がしたくって呼んじゃったの」 と紅茶を飲みながら言います
クロシドライト:「そりゃ光栄。沙華に目を付けられるとは大したものだわ」 半分冗談めかして
沙華:「目をつけるって……沙華のこと、どう思っているのかしら?」 と首を少しかしげます
クロシドライト:「少なくとも、普通の人間ではないでしょ」
沙華:「ふうん、どんなふうに?」 と話を聞く態勢
クロシドライト:「表向きは歴史小説家ってことになっているけど……」 いったん切る
沙華:目で続きを促します
クロシドライト:「実は歴史を操作する側じゃない?」
[雑談] かっこいいんだけど >歴史を操作する側
[雑談] MIBかな?
沙華:「どのへんでそう思ったの?」
クロシドライト:「いや、冗談のつもりで言ったんだけど……
どことなく、いつも『生』というものを超越しているところがあるのよねえ。
だから、一種の『神』みたいなものじゃないのかって冗談のつもりだった」
沙華:「ふむふむ、なるほど……」 と今のセリフをメモ取ってます
クロシドライト:「……だから、そういうところだってのよ」
沙華:「そうかしら?」
クロシドライト:「前に私の寿命の話をしたことがあるじゃない。そのとき、『嬉しい』って言ってたのが未だに引っかかってる」
[雑談]
クロシドライト:「あと87年? 順当に行けば」
沙華:「87年……うん、そうだね、もしかしたら。あぁ、嬉しいなあ……」
クロシドライト:「……あんたはなんか生きてそうねえ」
[雑談] ここのところ [編注:第3話オープニングより]
沙華:「あ、その話覚えててくれたの?」
クロシドライト:「そりゃあね。普通に考えたら意味が分からないもの。
だから、実は沙華はずうっと昔から生きていて、その経験を歴史小説にして一儲け……とかじゃないかなあと」
沙華:「んふふー、惜しい。沙華はまだまだよ。今日はその辺の話を、死ぬ前にしておきたかったの。それで呼び出したんだ」
クロシドライト:「……? 『惜しい』なの?」 冗談のつもりだったのにという顔
沙華:「……ソル・シエールに、“テル族”という種族はいる?」
クロシドライト:「いたらしいわね。よくは知らないけど」 よく知らないので過去形
沙華:「こっちにはそこそこいるんだけどね。
角と尻尾が生えていて、レーヴァテイルとも違う魔法を使い、ふしぎなことができる種族なのよ」
クロシドライト:「うん。それで?」 続きを促す
沙華:「私、その“テル族”と人間の混血の血筋でね。ほら、角もこうやって生えてる」 とフードを取って角を見せやすくします
「よかったら触ってみる?」 とも聞いておこう
クロシドライト:「いいなら」 角ではあまり驚きはなかった模様 普通にべたべた触ります
沙華:「人間よりはちょっとだけ長生きなのよ」 角には普通に触られてます
クロシドライト:「なるほど。じゃあ私よりも長生きってこと?」 座り直します
沙華:「うーん、150年には負けるかもしれない。今までほとんど寿命をまっとうしたことないけど」
クロシドライト:「? ちょっと待って」 カップを置いて腕組み
「今までほとんどもなにも、寿命は何度も全うするようなものじゃないでしょ」
沙華:「だから、“惜しい”って言ったのよ。テル族が一人ひとつ持つ、ふしぎな力があるの。
“私”の正確な年齢はわからないわ。もうとっくに忘れてしまった。
けれど死んだらまた新しい“私”になる。それが“私”の魔法」
クロシドライト:「うん?」 もう一度カップに手を伸ばす
「えーと、つまり、今の沙華は、何度目かの人生を生きている、ってこと?」
沙華:「そういうこと。前の“私”は3303年に生まれて、20歳にもならないで死んだ。
それから今の“沙華”として生まれ、育ち、今に至る」
クロシドライト:「で、その前の前も、前の前の前も、あったと」
沙華:「そう。私が覚えているのは5回。でもそれより“前”があったことも覚えている」
クロシドライト:「5回……何年くらい前になるのかしら」
沙華:「死んでから生まれるまではまちまちだから……かなり前から?」
クロシドライト:「なるほどね。で、その前世たちの記憶も残っていると」
沙華:「そう。それで小説を書いているの」
クロシドライト:「『一儲け』の部分は合ってたのね」 ちゃかすように
沙華:「そういうこと」 と笑います
クロシドライト:「それじゃ、『嬉しい』ってのは」
沙華:「死んでからまた生まれるまで時間もかかるし、そのあと記憶を取り戻すまでもそれなりにかかるのよ。
同族も死んでる人が多くてね。でも、運がよかったら、また会えるかもしれないって」
クロシドライト:「ようやく合点がいった。そういうこと」 笑顔で
沙華:「この“沙華”が死んでもう一度生まれた時、孤独ではなくなる。それってとってもすごいことだから」
クロシドライト:「分かった。そういうことなら沙華の葬式にわざわざ顔を出す必要はないってことね」
シエール式ジョークかなんか
[雑談] シエール式ジョークは草
沙華:「そうね。“私”は死んでも死ねないともいうから」
クロシドライト:「まあいいや」 肩を竦める
クロシドライト:「それなら、次の沙華はどういう人になるのかしらね。今からではそういうのは分からない感じ?」
沙華:「今からはわからないけど、同族にはなるのは確定ね。
体感としては、子孫になることが多いかな。このままだと難しいけど」
クロシドライト:「このままだとって……ああ、そういうことね。そりゃそうだ」
沙華:「結婚はねー。もう何回もやってるから。男にも女にもなったことあるし、
なんというか、他の人ほど夢見れてないというか」 とクロさんなら大丈夫だろうとぶっちゃけます
クロシドライト:「私に結婚とかいう人間の風習の話を振られても困るんだけど」 笑顔で返す
沙華:「βのレーヴァテイルだと、そういう“一緒にいようとする約束”とかはない感じなの?」
クロシドライト:「そういうのはあるわよ、誠に残念ながらね。ただ、私に限ってはないわね。人間はあくまで敵」
沙華:「なるほど。ああ、レーヴァテイルは女性しかいないから……」
クロシドライト:「しかし、男にもなったことがあるってのが面白いわねえ」
沙華:「性別を選べるわけでもないからね。男になったらなったの苦労があったり、普通の女には女で思うところがあったし、
レーヴァテイルになれば詩魔法を謳うのにあれこれ考えてたし、
誰も彼も拒否して一人ぼっちで死んだときは結構後悔した」
クロシドライト:「後悔するものなんだ」
沙華:「……誰も彼も私を置いて逝ってしまうのなら、誰も彼も関わらないようにすればいいと思ったのよ。
けれどね、そんなこと無理だって死んだ後に分かったの」
クロシドライト:「……あー、なんとなく分かる。いるのよ、私にもめんどくさいのが」
沙華:「ちなみに死因は、後ろ暗い仕事とこじれた人間関係により後ろからめった刺しね」
[雑談] ひどい死因だw
クロシドライト:「……何をしでかしたのよ一体」
沙華:「いやぁ孤高を気取るもんじゃないね。
変に目立って妬みを買ってたし、仕事の依頼人が真っ黒だった情報はぼっちだったから回ってこなかったし、
ついでにいつの間にか袖にしていた子が依頼人の娘だったとかでグサッと。
後から資料が出てくる程度には、後でちゃんと逮捕とかされてたみたいだけどね」
クロシドライト:「……そういう経験が今に生きていればいいわね」 呆れ顔
沙華:「うん、だからこうして人に関わっているわけだ。俺ももうあんな目は勘弁だしな」
クロシドライト:「俺」 思わず復唱
沙華:「ん? ああ、今は女だから私に戻しておかないとね」
クロシドライト:「いちいちそこを確認しなきゃならないのも相当なめんどくささだと思う……」
沙華:「普段は平気なんだけどね。ある程度大きくなってから記憶を取り戻すから、
それまでの人格はこうして培われているわけだから」
クロシドライト:「じゃあ、いま沙華が探している結婚相手は、男のほう? それとも女?」
沙華:「今の体は女だから男、ってくらい」
クロシドライト:「当てはあるの?」
沙華:「うーん、微妙……」
[雑談] 今のところこういう認識
クロシドライト:「あることはある?」
沙華:「男の人がここにいないわけではないけど、結婚できるかというと、ほら、相手の意思もあるでしょう?」
クロシドライト:「なんだ、いないのか、そりゃそうよね……えっ、いるの? 本気で? 妄想じゃなくて?」
[雑談] 沙華さんのお相手、一体何者なんだ……
沙華:「いないけど? 今戦闘のパートナーはいるけど、そういうのとは話が別だし」
クロシドライト:「あー、なるほど。つまり、こいつを罠に嵌めてもらっていこうと一方的に思っているだけ、と」 また謎ジョーク
沙華:「従姉妹とかが結婚しろってうるさいのよね。奥様って呼ばせろって」
クロシドライト:「沙華自身は、結婚することに対しては乗り気なの? それとも、仕方なく結婚するとかそういう感じなの?」
沙華:「うーん、なんというかその辺はフラットなのよね。
そういう流れになって、あちらから乞われたりしたら多分するし、そういうめぐり合わせがなかったら多分しない」
クロシドライト:「ああ、そういう程度ならいいわよね。結婚は縛るものというあのア……
いや、それもまた一面的な考え方に囚われちゃってると思うし」
[雑談] 例のあのア
沙華:「? ……そうね、本当に縁次第だと思っているわ」
クロシドライト:「縁、ねえ……こだわらないのであれば、その小説で一山当てるのがいちばん手っ取り早いけど」
沙華:「あはは、お金が欲しい人がたくさん来そうだ」
クロシドライト:「そりゃ来るわよ。お金が尽きたら離れていくところまでワンセットで」
沙華:「地元がド田舎だし、たぶんあそこに帰るからね。軌道車の駅から日単位で歩く覚悟のある人じゃあないと……」
クロシドライト:「前にも言ってたわね、そういえば。その、……なんだっけ、テル族?の村なの? もしかして」
沙華:「そうそう」
クロシドライト:「へー……一度遊びに行きたいわね。違う文化のところには違う食べ物があるだろうし」
沙華:「うーん、でも田舎だから大した食べ物は出せないよ? くるるくしかないし」
クロシドライト:「くるるくにもいろいろ料理法があるでしょ?」
沙華:「でも三食くるるくだしねえ。他の食材は限られてるし」
クロシドライト:「そっか」 ちょっと残念そう
沙華:「だから、こっちのほうが食べ物は豊かなのよ」
クロシドライト:「なるほどね……食材についてはソル・シエールのほうがもっといろいろあったから、
やっぱりこの狭い土地ではなかなかうまくいかないところね」
沙華:「掘ったら金属になっちゃうしねー」
クロシドライト:「芋とかよく育つわよね」
沙華:「おいもかぁ」
クロシドライト:「ねえ、沙華。もうすぐ、この戦争が終わったら――
やっぱり、書くんでしょ? 歴史小説家として、いつかは、この戦いのことを」
沙華:「もちろん」
クロシドライト:「それなら、敵の情報も必要でしょ?
エレミア人のこと、ソル・シエールのこと、少しは教えてあげられるわよ」
沙華:「聞きたい!」
クロシドライト:「じゃ、その情報料は料理でもらったということで。
こっちもちゃんとまとめといたほうがいいかもしれないし、また今度ね」
沙華:「ええ。楽しみだなぁ」
クロシドライト:「私も沙華についてもうちょい知っておかないとね。
そうしないと生まれ変わったあとの沙華を見分けられないから」
沙華:「その時のために、私から声をかける合言葉でも決めておかないとね」
クロシドライト:「世代を超えて覚えてられればいいわね」
沙華:「大丈夫。一人前なら、結構しっかり覚えていられるから」
[雑談] ひとりまえを間違えていちにんまえと読んでしまったw
[雑談] わかる
[雑談] www
[雑談] (言われるまでずっといちにんまえだと思ってた)
クロシドライト:「OK。じゃあ遺書にでも書いておいてね?」
沙華:「うん、そうしておくよ」
カムパネルラの依頼
カムパネルラ・クーロン
[雑談] とりあえずクーロンくん カムパネルラで話に行っていい?
[雑談] (状況わからなくてもちょっと話すくらいならどうにかなるっしょ)
[雑談] いくらでも殴っていいよ
[雑談] りょ 戻ってきたら適当に話す感じで 場面とかわからないからどう転んでも良い感じにふわっとさせとく
ある日。カムパネルラはクーロンの元を訪ねていた。
カムパネルラ:「ちょっと今、良いかい? クーロン」
クーロン:「お、確かキャメラ姉ちゃんとこの……いいぜ。どうした?」
カムパネルラ:「ありがとう。実は一つ、頼みごとがあってね」 首に提げた銀色のペンダントを示す
「……これの修繕を頼めないか、と」
クーロン:「なるほど。とりあえず、ちょっと見せてもらってもいいか?」
カムパネルラ:「ああ」 ペンダントを外し、クーロンに差し出す
クーロン:写真とか入ってたりします?
ペンダントトップは元々ロケットだったと思われるが、今は損壊し見る影も無い。
写真は入っていないが、小さなオルゴールだったと思しき部品が残っている……
クーロン:「……んー、ドラムは死んでなさそうだな……
直せなくはないけど、壊れたパーツが多すぎるからほとんどすげかえみたいになるな。それでもいいならやっとくぜ」
カムパネルラ:「直せるのかい? 殆どダメ元だったんだが」 ちょっと驚いた顔
クーロン:「あぁ、オルゴールの方はパーツが小さくて面倒なだけで構造自体はシンプルだ。
どっちかって言うとロケットの方が面倒かな……
しかしこんなボロボロなのを修理ってことは、結構大事なものなんじゃないか?」
カムパネルラ:「……ああ。『昔』の僕を証明する、唯一の手がかりで……宝物なんだ」 頷く
クーロン:「わぁ……」 ロケットを丁重に扱い始める
カムパネルラ:「ははは、そう畏まらずとも。ロケットは、元はハート形をしていたんだ。
高望みはしないが……できれば、戻れば嬉しい」
クーロン:「いやいや、ぞんざいには扱えねぇよ。モノの価値ってのは素材とかデザインだけじゃないんだ。
そういう“想い”こそ、小さなロケットにだって価値をつける。その分大切にしなくちゃ、バチが当たる。
完全に元に戻るかと言われると保障はできないけど、尽力はするぜ」
カムパネルラ:「……くくっ、由来も正体も知らぬ『想い』を、大事にしてくれてありがとう」 不敵な笑みを浮かべ
「そうだな、タダ働きをさせるのは申し訳ない。君は何か、好きな食べ物はあるだろうか?」
[雑談] 敏い人にしかわからないゲススマイルしてそうなカムパネルラ氏
[雑談] ゲスい顔してないよw
クーロン:「好きな食べ物? んー……オレンジ、りんご……果物は割と好きだけど」
カムパネルラ:「ふむ。では、それらを熱した物も好みかい? 具体的には、ケーキやパイに入っているものとか」
クーロン:「滅多にありつけないけど、普通にいけるかなぁ」
[雑談] この世界の環境考えると果実はそれなりに貴重だと思われるから
[雑談] クーロンはその貴重性を以て好きだと言ってる節はある
[雑談] おいしいとかではなく珍しいから好きな奴か
カムパネルラ:「よし。では、情勢が安定した暁には、アップルパイとオレンジのケーキをご馳走しよう。
まぁ、情勢が安定するまで僕が生きていたらの話だけどね」 寿命が近いβテイル流ジョーク
クーロン:「あぁ。まぁ……戦況も煮詰まってきてる感じはするし、この戦争も、あっさり終わってほしいとこはあるな」
にかっとスマイル
カムパネルラ:「……そうだね。最後の一年くらいは、穏やかに過ごしたいしね」 遠いところを見るように
[雑談] で、第六話の頃には無事直りましたって感じかな
[雑談] あとは流石に今の段階じゃひねり出せないかな
[雑談] 無事修理します
[雑談] うまく話を聞く流れに持ってけなかった節はある こいつ話聞くの苦手だから……
[雑談] まぁそこはええんやで
[雑談] ネルラも語りたがりな性格じゃないし なのでネルラについては後ほどなんやかんやする
[雑談] 闇のシナジーが濃い組み合わせなら出てきそうな気がする
[雑談] 闇を探そう
[雑談] 草
「ポスト・エレミアン・ヒストリオグラフィ」
GM主導 イリューシャ・沙華
[雑談] 「ポスト・エレミアン・ヒストリオグラフィ」沙華さん単独指定です
[雑談] イリューシャからある依頼が入ります あとはやってのお楽しみということで
[雑談] がんばる!!! (きんちょうしてきた
BGM:伝説は始まる
from ロマンシング サ・ガ2(スクウェア, 1993)
Composed by 伊藤賢治
何度目かのラクシャクの戦線から無事帰還を果たしての休暇、の四日目。
戦闘で疲れた兵たちの身体がようやく癒えてきて、休暇を楽しむ余裕が出てきた頃合いであり、
好天も相まって朝から出かける人の姿も目立つ。
そんな朝、沙華の部屋の扉がノックされる。
ノックの音に気付いて女性の姿をしたahihが沙華を起こし、ahihが消えたのを確認してから彼女はドアを開けます。
沙華:「何か用ですかぁ?」
ジャド:「おはようございます。突然すみません、沙華さんですね?」
現れたのは御子付き女官――レギーナが復帰したので2人になったが、その片方――のジャドだ。
[雑談] ジャドのことを知ってるかどうかは自由に
[雑談] 顔は知ってるくらいのぼんやりしたのだったと思う ということにした
[雑談] まあ実際ジャドの今回の出番は呼びに来ただけなので大丈夫
沙華:「うん……? 沙華は、沙華ですけど」 と不思議そうにしています
ジャド:「御子様がお呼びです。宮殿までお越しいただけますか?」
沙華:「あー…… 支度する時間もらってもいー、ですか?」 まだちょっとぼーっとしている
ジャド:「はい、分かりました。急なことで申し訳ありません」 いったんドアから離れます
沙華:手早く身支度して顔も洗ってきます 「お待たせ」 と
ジャド:「では、ご案内いたします」
沙華:後ろをついていきます

ジャドに導かれた行き先は、謁見室や会議室ではなく、御子の私室だ。
イリューシャ:「休みの日の朝から呼び立てして、悪いわね。
今日は、御子としてというよりは、やや個人的な頼みがあって来てもらった。まずは座ってちょうだい」
沙華:「御子様のお呼びとあればいつでも。……失礼します」 と椅子に座ります
ジャドが客人に茶を用意し、退室する。
それを見てからイリューシャはいったん席を立ち、一冊の本を取ってきてテーブルに置いた。
『血塗られた御子と庭師』とタイトルにはある。
[雑談] あっ
[雑談] 拾っていく
[雑談] はい タイトル決めてもらってたし
[雑談] ほほー
BGM:遺された感情の中
from シャリーのアトリエ(ガスト, 2014)
Composed by 浅野隼人
イリューシャ:「これは沙華の本よね」
沙華:「沙華が前に書いた本ですね」
イリューシャ:「読ませてもらった。第5代御子、メタファリカを強行しようとした政権の御子の話。
その時代のことは、同じ御子であるとはいえ、私もさすがに歴史としてしか知らないけど――
それにしては、まるで見てきたように書いているじゃない。パスタリアの宮殿の描写もかなり正確だし。
やっぱり、書く時にはけっこう調べたの?」
沙華:「えぇ。当時の私が手を伸ばせる範囲の資料をかき集めました。
先祖がパスタリアの宮殿に勤めていたので、日記とかも残していたんで」 と、まずは表向きの話をします
イリューシャ:「へぇ、先祖が……人間ではないとは前に聞いたけど、先祖はやっぱりいるものなのねえ」
沙華:「別に、不老不死というわけではないですから。寿命はちょっとヒトより長いですけど、
死ぬときはあっさり死にますよ」 とさらっと語ります
イリューシャ:「そういうものなのね」
沙華:「えぇ。私の本、どうでした?」
イリューシャ:「そうね。歴史ものとはいえ、物語としてちゃんと読ませるようになっているし、
率直な感想としては、面白かったし興味深かった」
沙華:「ふふ、ありがとうございます」 と素直にうれしそうです
イリューシャ:「実は、この本を読んで、やっぱり沙華に頼もうと思ったことがあるんだけど……
ひとまず、聞いてくれないかしら」
沙華:「えぇ、聞きましょう」 とまじめに聞く姿勢になります
イリューシャ:「ありがとう」
イリューシャ:「頼みっていうのは――
戦争が私たちの勝利に終わったときには、先代、南朝様の伝を、沙華に書いてほしい」
沙華:「あなたではなく?」
イリューシャ:「ええ。というのは……もし万一大鐘堂が負けてしまったならば、南朝様は
故郷を失ったエレミア人たちに手を差し伸べた御子としてきっと語られるようになることでしょう。
だけどそれなら、逆に、大鐘堂が勝ったときにはどうなるか?
エレミア人を助けようとした結果、反乱を起こされ、長い戦乱の発端を作ってしまった御子、
という評価になってしまう懸念がある。それは私の――おそらく南朝様にとっても、本意ではない」
イリューシャ:「もちろん私としても、勝った暁には“正史”を編纂したい。ただ、それだけでは足りないとも思う。
例え詳細で正確で網羅的な戦史ができたとしても、それが多くの人に読まれることは期待できないし、
そして読まれないことには南朝様の評価という面では全く効果がない。
だから、『読まれるための』南朝様の本を書いてほしい。この『血塗られた御子と庭師』のようにね」
[雑談] 歴史修正の裏側が垣間見える
[雑談] まあ、“詳細で正確で網羅的な戦史”の時点で割と怪しかったりするので……
[雑談] しょうがないね 人間は主観交えちゃうから……
[雑談] まぁ意図して作らない限りそこまできっちり記録されませんからにゃー
[雑談] 主観は別にしても、戦争犯罪の責任を戦死した部隊長に押しつけるよう
[雑談] 口裏合わせしたものが記録に残るとか……
[雑談] まずは生き残った方がいいかな一応?と思ってそう 「一応」だけど
[雑談] しっかり生き残って!w
[雑談] 生き残らんとロバートさんの気持ちが宙ぶらりんになっちゃうでしょ! w
[雑談] だって知らないもんw
[雑談] w
[雑談] www
[雑談] 戦争が終わる前に準備は進めても絶対に伝えないぞ
[雑談] 「付き合うのが決まった後で戦死報告なんて最悪だろう 戦時下なんて命の危険が付き纏う、
[雑談] それこそ保存本能が多少なりと顔を出す時に詰めるのはフェアじゃない
[雑談] そういう意味では本当は戦争終わってしばらく置いて平和になってからが一番だろうが、
[雑談] 流石にそこまで遅らせるのはなんかダメな気がする
沙華:「なるほど」 と一つ頷き、 「わかりました。その役目、引き受けましょう」 と大げさなほどにテル式で一礼します
イリューシャ:「“正史”とは別の扱いで、大鐘堂の事業として書くわけじゃないから、資金的な援助はほとんどできない。
資料の提供については、ある程度は便宜を図れるかもしれないけど、当然限界はある。
あまり良い条件を提示できなくて申し訳ないのだけど、それでも、引き受けてくれるかしら」
沙華:「大鐘堂の資料を見ながら書けるのなら、それだけで万金より価値がありましょう」
イリューシャ:「ありがとう、本当に……」
沙華:「……まずは、あなたにとっての南朝様がどのようなお方だったかを取材しないといけませんね」
イリューシャ:「もちろん、私の話でいいなら協力はする」
沙華:「ふふ……では、ノートをとってこなくては」
イリューシャ:「すぐに取ってくる?」
沙華:「イリューシャ様にお時間があるなら、すぐに」
イリューシャ:「時間は大丈夫。頼むのにもうちょっと時間が掛かるかなと思ってたし……それなら、待ってる」
沙華:「では少々お待ちください」 と一礼して、ノートとペンをとりに行きたいですね
取りに行きながら 「話した方が面白いかしら? 死んでも終わらないって。
でもそうすると他のテルのこともあるし……」 とかぶつぶつ言ってます
沙華:「言うかどうかは話の流れにしようかな?」 って思いながら戻ってきます
イリューシャ:「おかえり」
沙華:「ただいま戻りました」
イリューシャ:「それじゃあ、聞きたいことがあるなら聞いてちょうだい」
沙華:「うーん……イリューシャ様がお小さい頃の南朝様とかから、お話聞いていきたいですね。
南朝様は出会ったときにはもうご高齢でしたが……どのようなお方だったんですか?」
イリューシャ:「私にとっては……私が最初に会った時は、南朝様は30歳だったわね。
30歳までレーヴァテイルの娘が生まれなかったから、後継者を別のところから選ぶことになって、
私に白羽の矢が立ったってことになる。そのとき、私は4歳だった。
だから、実の親のことはもう全然覚えていなくて――まあ、つまりは、私にとっては“母親”だった」
[雑談] そういえばこのタイミングでそれとなく唄が継がれてるか確かめられるのでは? 沙華は思いついた
[雑談] うまくやればやれそう
沙華:「ふむふむ」 とメモを取りながら 「“お母様”としての南朝様はどのようなお方だったのですか? 眠るときに……」
少し考え込むようにして 「沙華の母は読み聞かせとかをしてくれたのですが、
御子様のところではさすがにないでしょうか」 とあいまいに言います
イリューシャ:「いえ、私が小さいときはあったわよ。
童話やラプランカ伝承を読み聞かせてくれたり、子守唄を歌ってくれたり」
沙華:「子守歌、ですか……どんな歌ですか? パスタリアの子守歌には興味がありますね」
イリューシャ:「んー……パスタリアの子守唄、というわけじゃないのよね。
何代か前に御子だった人が作ったのを受け継いでいるらしくて、他では聞いたことがないのよ。
もしかしたら、沙華なら知っているのかしら……なんてね」
沙華:「……どんな歌、なんですか?」 声が震えそうになるのを隠しつつ
イリューシャ:「聞いてみたい?」
沙華:ぶんぶん首振ってうなづきます
イリューシャ:「そう。それじゃ……」
BGM:聆紗の子守唄~Whistle~
from アルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
Composed by 中河健
イリューシャ:『ねんねころりや夜空の月よ、いずこへ行く――』
[雑談] レイシャさーーーーーん
[雑談] あぁああああああああああああああ
沙華:その歌を聴きながら顔を伏せています。多分泣きそう。
手は歌詞を書きとっている。正式に伝わっているのか確かめるために。
イリューシャ:『―― Was yea ra sonwe』
BGM:遺された感情の中
イリューシャ:「おそまつさまでした。なんか、この唄、変なふうに途切れているのよね」
沙華:「……そう、ですね。その続きについては……?」
イリューシャ:「分からない。私も『続きは』って聞いたことはあるのだけれど、南朝様も知らなかった」
沙華:「そ、う……でしたか」 という彼女は顔を伏せたままです
イリューシャ:「? どうしたの、沙華?」
沙華:「いえ……こういうの、いいなって。御子様の間で歌い継がれる子守歌、って。
その……直接の親子でなくても、つながりがある、と思いまして」
イリューシャ:「かもしれない。……実は、一時期、私と南朝様の仲が悪くなったことが――
いや、私が一方的に嫌っていたときがある」
沙華:「……っ、くわしく聞かせてください」 感情を切り替えながら促します
イリューシャ:「とは言っても、よくある話よ。
ずっと本当の母親だと思っていたのに血のつながりがないってことを知らされたときのよくある反応」
沙華:「なるほど……」 メモメモ
イリューシャ:「結局、何を以てして『私は南朝様を母親と認めるか』と考えたときに、
子守唄もそうだけど、そういう『つながり』をいくつ築いてきたか、ということじゃないのかなと」
沙華:「なるほど……ほかには、そういう『つながり』はありましたか?」
イリューシャ:「そうね。それで言うなら……あれはいつのことだったかな、確か――
――ということもあった。こうやって話していると、いろいろ思い出すものね」
沙華:「えぇ……」
沙華:「そうだ、イリューシャ様。南朝様と過ごされて……貴女は幸せでしたか?」 と聞いてみよう
イリューシャ:「それはもちろん」 とまで答えて、なぜかいったん考えている
沙華:「? どうされましたか?」
イリューシャ:「その……私個人についてならば、今は幸せだったとはっきり言える。
ただ、南朝様の治世について世の人がどう思っているのか……そこは、なんとも言えない。
彼女は慈愛に溢れた人だった。だからこそ、エレミア人にも手を差し伸べたのでしょうけど……」 言葉に詰まる
イリューシャ:「いえ、そこは私が答えるところではないわね。そういうところも含めて、沙華に任せたい。
特に締め切りなどを決めるつもりもないし――というか、まずは戦争が終わってからの話ね。
私だけじゃなく、たくさんの人に話を聞いてほしい。大変だと思うけど、沙華ならできるはず。
どうか、よろしくお願いします」 丁重に頭を下げる
沙華:「まぁ! “この世で最も尊い命”たる御方に頭を下げられてしまったら、
これはしっかりしたものを書かないといけませんね。
……歴史の評価は後世が下すもの。当事者でないものが判断するものです。
けれど、沙華が書く小説が助けになると頼られたのなら、きっちりこなしてみせます」 とこちらも頭を下げます
イリューシャ:「……ありがとう」 『この世で最も尊い命』の言葉には思うところがあるようだが反応はしない
沙華:「では、いったん小説のプロット……あらすじを決めたりして、
必要な情報があれば頼らせていただく感じになると思います」
イリューシャ:「分かった。そのときは遠慮なく言ってちょうだい、時間を取るから」
沙華:「ありがとうございます。長居してしまいましたし、いったん今日は失礼させていただきます」 と一礼しますね
イリューシャ:「よろしくね。それじゃ」
BGM:伝説は始まる
御子イリューシャの部屋から自室に戻り、鍵をかける。誰も入らないように。誰にも見られないように。
沙華:「ふっ、ふふっ……あははぁ……」
口からは笑いが、目からは涙が零れ落ちて止まらない。
いつの間にか少女の姿で実体化していたahihもまた、同じ状態だった。
沙華:「……誰もかれもが、やめようとしていたのに。私もリタも沙華も、諦めようとしていたのに」
沙華:「ねぇ、どうしようか。そうと知らなくても、鍵は歌い継がれていたわ。
イリューシャ様は歌えていた。歌詞も間違っていない。これじゃあ、諦めたくても諦められないじゃない……」
彼女は膝を抱えてしばらく泣いていた。
[雑談] 以上です!
[雑談] ありがとうございました!
[雑談] おつでした
[雑談] おつかれさまです
[雑談] おつでした~
[雑談] 以上で「ポスト・エレミアン・ヒストリオグラフィ」終了です
[雑談] 沙華さんはお付き合いいただきありがとうございました
[雑談] 「戦争が終わったら」の話でした 聆紗の子守唄のところは完全に予定外だったけどよかった
[雑談] やっぱこの時期になると戦争が終わったらトーク多くなるんですかねぇ
[雑談] 実際のところ、2本編の時代では南朝の評判ってどうなんでしょうねー
[雑談] イリューシャについては賛否両論と言われているけど
[雑談] 資料とかには事実以上かかれてませんしねえ 脚色のしがいがある
[雑談] 個人的には否の可能性を推したい
[雑談] 今回のイリューシャの依頼 歴史を歪める行為だとの指摘ももっともだけど
[雑談] 往々にして後世に残るのはこっちなんですよね……
[雑談] そっすねぇ……
[雑談] しょうがない キャッチーなのの方が広まりが良い…… 本当……(色々なものに飛び火する)
[雑談] イリューシャの願いとしては間違ってない 依頼は依頼として“正史”もやろうとしているし
[雑談] そして今回のタイトルに「ヒストリオグラフィ」という単語を入れたのもこの辺が理由
[雑談] イリューシャの時代、メタ・ファルスの社会にとってはおそらく「神との戦争」よりもずっと大きな転換点となっている
[雑談] 当然、さまざまな分野でパラダイムシフトが起こる
[雑談] それは「歴史」という面でも同じかな、と なのでhistoriography=史学史 ということで
[雑談] なるほどねえ
「もう一つの未来」
GM主導 ブランシュ・ヤン・レギーナ・クロシドライト+PC全員
[雑談] 「もう一つの未来」ですが、
[雑談] ブランシュは結局除隊することになりました 怪我とかではないのでその意味では幸運
[雑談] で、ヤンとレギーナが中心になって、除隊おつかれさまでした会を開くことになりました
[雑談] 生きてるのでヨシ!
[雑談] ほんと
[雑談] というところで参加者募集しています
[雑談] 参加します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[雑談] はいw
[雑談] 2話からお世話になった先輩を見送らなくてどうする……!
BGM:光浴びて
from ラストストーリー(任天堂/ミストウォーカー, 2011)
Composed by 植松伸夫
3434年も最後の月に入ったころ。ラクシャクとパスタリアでは絶え間なく戦闘が続いているが、
ここエナでは小規模で散発的な攻撃を受けるに留まっていて、ここしばらくはそれすらも起こっていない。
戦争の最中であるとはいえ、町は一定の落ち着きを取り戻していた。
エナ宮殿の謁見室では、ささやかな式典が行われている。
大鐘堂軍において特に功績を残したものの、それぞれの事情で――
ただし負傷などによる場合はまた少し別の扱いとなる――除隊する者への表彰である。
イリューシャの前には男女3人が並んでいる。その3人目の名前が呼ばれる。
レギーナ:「ブランシュ・ルクレール、前へ」
ブランシュ:「はい」
[雑談] レギーナさんが復帰している
[雑談] ついでに髪も元に戻りました
呼ばれたブランシュが御子の前に進み出る。
御子は感謝状の定型文を読み上げたあと、前の二人にそうしたように、さらに付け加える。
イリューシャ:「ブランシュは、まだ軍としてちゃんとした募集を始める前から勤めてくれていて、
特に回復魔法を習得してからは皆を癒すためにずっと頑張ってくれた。
傷ついた仲間を見続けるのは辛かったでしょうに、それでも」
ブランシュ:「そんな、勿体ないお言葉を……」
イリューシャ:「それに、ブランシュは、大鐘堂がいちばん苦しい状況に置かれていたときに支えてくれた。
生活必需品の調達すらままならない地下暮らしを乗り切れたのはあなたのおかげだと言っても過言ではない。
……個人的には、ときどき差し入れてくれた料理がとてもおいしかったのを覚えてる。
今はこういう立場だからなかなか難しいけれど、またいつか、あなたの料理を食べてみたい」
ブランシュ:「ありがとうございます。私の料理でいいならいつでも」
イリューシャ:「戦いが終わって平和になったならば、そのときにでも伺うわ」
ブランシュはイリューシャと握手を交わし、今度はレギーナから花束と各種の物品を――
いずれ何らかの優遇措置を受けられるようになったときのための軍役証明を含む――受け取った。
レギーナ:「ひとまず、おつかれさま。食料の仕入れのほうはこれからもよろしくね」
ブランシュ:「はい」
レギーナ:「それで、この後のことだけど――」
BGM:Sunset Town
from サガ フロンティア(スクウェア, 1997)
Composed by 伊藤賢治

その日の午後、エナ宮殿の一室。
有志により、この日限りで除隊するブランシュへのささやかな慰労会が開かれることになった。
テーブルには軽食や菓子類が乗った皿が並び、部屋の入口には花が飾られ、
集まった者たちは準備万端で主賓が来るのを待っている。
予定の時間を少し過ぎたところで、ドアの外から話し声が近づいてくる。
足音がいったん止み、先にレギーナがドアを開けて顔を出す。
レギーナ:「来たよ。準備してね」
キャメラ:「はい」 クラッカーを構える
沙華:「はーい」 と普通に構えます
クーロン:電飾の準備をしておきます
ノルン:「はい!」 鼻眼鏡を装備する
[雑談] なんでやねんwww
[雑談] 鼻眼鏡www
[雑談] エッ、ああいうのは一発芸だから入場したと同時にインパクト与えるのがいいんじゃないんですか
[雑談] 別名:出オチ
[雑談] きっと抱腹絶倒してくれるはず
カナタ:「おっしゃ!」 手持ち花火に点火
[雑談] こっちは花火w
[雑談] 困るんだよなあ、ネタに走られると同じように走りたくなるからさあ!
[雑談] クラッカーは兎も角 花火なんてガチ目に火は大丈夫なの???
[雑談] さぁ……
[雑談] 大丈夫な火なんじゃないですかねわかんないけど
[雑談] きっと沙華さんあたりに消火剤ぶっかけられるんでしょう
[雑談] wwwwww
[雑談] ギャグ時空の世界に入ったって思ったから弾けるぞ
皆の様子をすばやく確認し、すぐにレギーナはドアの向こうに引っ込んだ。
二十秒ほど後、改めてドアが開かれ、ブランシュとレギーナが入ってきた。
レギーナ:「はーい、おつかれさまー。おめでとー!!」
沙華:「お疲れ様ー!」
ノルン:「お疲れさまでしたー!」 ひげがピコピコ動く
キャメラ:「おつかれさまでした、おめでとうございます!」 クラッカーがぱんぱかぱーん
カナタ:「おめでとう! Let's Parrrrrrrrrrrrrrty!」 迷惑にならない程度にぶんぶん
クーロン:「おめでとーっ!!」 スイッチつけて電飾ぴっかぴか
ブランシュ:「あ、ありがとうございます……?」 何かに気付いて 「ちょ、ちょっと、なにそれ」 笑い出す
レギーナ:「ノルン、そんなの用意してたんだ」
ノルン:「パーティと聞いて笑いの準備も必要かと思いまして!」 どやぁ
[雑談] withひげ眼鏡
カナタ:「インパクトあるよなそれ……」 ジュッっと近くに置いてあったバケツで消火
沙華:「インパクトありすぎ……」
キャメラ:「よくそんな仕掛けのある鼻眼鏡を見つけてきますよねえ。もしかして手作りだったり?」
ノルン:「もともとひげのついた眼鏡ではあったんですが、ちょっと動かせるように手直ししてみました!」
カナタ:「あ、それ動かせるようにしたのノルンなのか……」
[雑談] もうねw
[雑談] 草of草
[雑談] やはりド安定の宴会アイテムだよね鼻眼鏡
[雑談] 一人だけ出てないとなるとなんか少し寂しいな()
[雑談] 遅れて参加します?
[雑談] 途中で乱入するにも…… 道化師か奇術師かどっちがいいと思う? ()
[雑談] 響きがいいから道化師の方がよさそう()
[雑談] まぁクラウンかマジシャンか
[雑談] なんとなくよさげなタイミングはどこだろう 乾杯した直後か?
ノルン:「というわけでブランシュさん、おめでとうございます!」
メテオライト:「オメデトー(ぱちぱちぱち)」 出遅れたので控えめ拍手
クーロン:(一人後ろで電飾の後始末をしています)
カナタ:「ブランシュ先輩、そこが主賓席だからどうぞ」
ブランシュ:「ありがとう。ほんとに、みんなわざわざ集まってくれて……」
レギーナ:「あとヤンがちょっと遅れてくるはず」
ヤン:「ごめん、遅くなった」
レギーナ:「ちょうど始まったばかりだよ。……って」
クロシドライト:「はい、こんにちは。無事除隊おめでとう」
レギーナ:「……来るって言ってたっけ?」
ヤン:「いや、ちょっとそこでたまたま会っただけだったんだけど……」
レギーナ:「これ、料理追加した方がいいかな……」
カナタ:「あや、クロさん。料理増やしたほうがよさそうだな、行ってくる」
ブランシュ:「……間違いなくそうしたほうがいい、ですね」
ノルン:「メグも連れてくるべきでしたかね……」
レギーナ:「とりあえず、みんな、座って座って。カナタ、お願いねー」
カナタ:b 厨房に行きました
キャメラ:「はい」 座りました
クーロン:「ふぃー、ちょっと凝りすぎたなこりゃ……あっ、もう色々進んでる感じ?」 さっさと座ります
沙華:適当なところに腰掛けます
ブランシュ:「……思ったより賑やかでしたね」 こっちも座ります
レギーナ:「それだけブランシュに助けられた人も多いってことでしょ。軍の中でも先輩中の先輩だし」
ヤン:「そうだよなあ……俺より上なんだから」
キャメラ:「そうそう」 うんうん頷く
ノルン:「ブランシュさんにはお世話になりっぱなしですしー」
クロシドライト:「私にとっても、最初の頃に実戦で味方になった相手だからね」 とりあえず椅子を1個取ってくる
レギーナ:「あ、おかえり。みんな待ってるよ」 飲み物のグラスを手に取っている
カナタ:「おっと、失礼したな。とりあえず2倍にしてもらった……と、これかな」 飲み物を手に取った
ヤン:「よし、それなら大丈夫だな」
キャメラ:「お疲れ様です、カナタくん」 手頃なジュースのグラス持ってる
沙華:「お酒もーらお」
[雑談] 酒乱がまた始まる……
[雑談] w
[雑談] 飲めぬゆえ 飲めるロールが したいんだ 在宅勤務も 飲めず眠れず
[雑談] 飲め!
[雑談] 寝酒ってやつは試したけど効果なかったよかなしいね
[雑談] アルコールで眠れるようになるってのは嘘よ あれは酔っ払って頭がおかしくなって気を失ってるだけ
[雑談] そうして頭をおかしくして気絶するのを行ってたのが、昔のキャメラチャンになります
[雑談] はい
キャメラ:「……沙華さん、自分の酒癖の悪さを自覚してくださいよ」
カナタ:「沙華さん、計画的に、飲んでも飲まれるな、という至言を送るぜ……」
沙華:「お酒はたのしーく飲むもんでしょ?」 ※無自覚
キャメラ:「ああ、ここにロバートさんがいれば……」
クロシドライト:「楽しく、で済めば全く問題ないんだけどね」
レギーナ:「ほんとにね……」
レギーナ:「さて、みんな大丈夫かな? それじゃ、ここはやっぱりブランシュに」
ブランシュ:「あ、えっ? はい。えーと、その……
無事に今日という日を迎えられたのも、ひとえにみなさんのおかげです。
正直に言ってしまうと、このタイミングで戦いを離脱するのも心苦しくはあるのですが」
ヤン:「大丈夫だー、そっちは心配しなくても」
ブランシュ:「ありがとうございます。事情についてはまた後で話しますね。
それでは、みなさん……乾杯!」
クロシドライト:「乾杯ー」
ノルン:「かんぱーい」
レギーナ:「おつかれー!」
キャメラ:「かんぱーい!」
ヤン:「かんぱーい!」
沙華:「かんぱーい!」
カナタ:「かんぱーい!!!!!」
クーロン:「かんぱーい!」
メテオライト:「乾杯」
[雑談] カナタくんこえでっか(幻聴)
[雑談] 一瞬照明落としていいですか
[雑談] おk
[雑談] 草
[雑談] 入場曲流れそう
[雑談] きっと軽快な曲が流れるんやろなあ Bon JoviのIt's My Lifeとか
[雑談] ここはやっぱオリーブの首飾りでは
[雑談] Death by Glamourでしょ。
[雑談] 20th Century Boyでしょ
[雑談] 全員違う曲挙げるのすこ
レギーナ:「ありがとうございましたー! ……!?」
乾杯をしたタイミングで照明が落ちました
カナタ:「な、なんだ!?」
クーロン:「お、停電か?」
キャメラ:「て、敵襲……!?」 一気に身構える
沙華:「hLYAmmrLYA!」 と咄嗟に一声謳って灯りをともそうとします
ロバート:「ふはははは! 怪我や病気も無く無事に戦場から去る一人の同胞への手向けは盛大に行こうではないか!」
照明が付いたら何故か空中に浮いてる灰色タキシードにモノクルをしているロバートさんがいた
BGM:怪盗デア・ヒメル参上!!
from マリーのアトリエ(ガスト, 1997)
Composed by 山西利治
[雑談] タキシード仮面で草
[雑談] この軽快な入場BGMは……ロバート仮面様!
[雑談] (ロバートによる蘊蓄解説)
[雑談] w
ブランシュ:「えっ? えっ?」
キャメラ:「……????」 背景に宇宙が広がっている
レギーナ:「ロバートさん!?」
ヤン:「すっげー」 小声
沙華:「??????」
カナタ:「ろ、ロバさん!! 来てくれたのか!」
ノルン:「な、なにごと!?」 激しくひげがぴこぴこしてます
クーロン:「あ、兄貴……」 冷めた目をしてます
[雑談] ノルンさんはそろそろ鼻眼鏡取りましょう?w
[雑談] パーティー中はつけておくつもりでござるうううううう
ロバート:「とはいえ食事時に盛大に出来る奇術もそうそうないんだよな、ということで」
浮いたまま素のテンションに戻りつつ空中でポージングをしたら
料理が乗っているテーブルを避けた床や壁のいたるところから色花の花が出ていき……
ロバート:「あっ」 バランスを崩してロバートは墜落した(器用初期値)
[雑談] www
[雑談] 生きてるナワでふんじばるか
[雑談] ww
[雑談] 詩魔法で飛ばすのありです?
[雑談] どうぞ とりあえずポージングした時にバランス崩して落ちるまでをやりたかっただけなので
ブランシュ:「あっ」
キャメラ:「あっ」 とっさに動こうとするが間に合わない(敏捷初期値)
ノルン:「おっ???」
クーロン:「あっ」 (察し)
ヤン:(目を逸らす)
沙華:「hYAmYAmYArYA!」 と謳って風を起こし、とりあえず空中に噴き上げて墜落を阻止。その後ゆっくり降ろしていきます
カナタ:「っと……」 踏み込みかけたけど止まっておこう
ロバート:「ありがとう助かった…… いや流石にリハ無し本番一発目は無理があったか」
レギーナ:「えーと、来るならできれば連絡してほしかったかな……? 普通に詩魔法用意している人があと1人ほどいるし」
クロシドライト:「攻撃魔法は当然でしょ」 詠唱はもう止めてる
ブランシュ:「……その、お祝いに来てくださったんですよね? ありがとうございます」
キャメラ:「冗談抜きで、息が止まるくらいびっくりしましたよ、もう……」
BGM:Sunset Town
ロバート:「確かにサプライズにもある程度は連絡しておくべきだったな、
どんな事をしでかそうかと考えてたら連絡を忘れていた」 頭を下げるのと共に灰色シルクハットを外して……
「期待に沿えず申し訳ないが、食べ物があるところに動物を持ち込むのはな」
シルクハットを振ったら羊毛フェルトのウサギが出てきた
[雑談] 鳩は出てこなかった
[雑談] かわいい
キャメラ:「あら、かわいい」
ブランシュ:「あ、かわいい」
沙華:「わぁ、かわいい」
ノルン:(あれ、超必殺技に使えないかな……)
[雑談] ほぼ異口同音
[雑談] どうして必殺技w
[雑談] つまり天空から落ちてくる系詩魔法
[雑談] ……タライ乱舞はもう見たぞ
[雑談] シルクハットからモアイが出てくるのかもしれない
[雑談] モアイ登場
ロバート:「割と重要なタイミングで脱退とか気にすんな。
ブランシュさんが居たからこその現状、重要なタイミングまでもってこれたんだ。
後は残った者たちに託してはくれないか」 フェルトのウサギを渡して離脱
レギーナ:「あれ、帰っちゃうの?」
ロバート:「着替えたい……タキシードなんてそうそう着るもんじゃないなこれ」
レギーナ:「あ、そういうこと。早くしないと全部誰かに食べられちゃうよ」
ロバート:「そう、か……」 離脱をやめてけっきょくそのまま参加する
沙華:「似合ってるんじゃない? タキシード」
クーロン:「兄貴にもおちゃめなとこあったんだな。……はい、椅子」 椅子を渡す
カナタ:「飲み物きたぜ、ロバさん」 コップを近くに置いておく
ロバート:「おう」
[雑談] 道化師を見送りにしたのは その衣装のまま留まることになった時のダメージが大きいからです
レギーナ:「とりあえず、乾杯は済んだし、始めよう。
この時間帯だから用意したのはあまり食事という感じじゃないけど、追加もできるし、どんどん食べて」
カナタ:「おう、頂くぜ」
キャメラ:「ありがとうございます。では、失礼して」 手近なところから取っていく
クロシドライト:「それで、どうして急に除隊を決心したの?」 とりあえず皿1枚分くらい持っていく
カナタ:(……あ、クロさんが先に聞いたか)
ブランシュ:「実はですね、前にエナが襲撃を受けたとき――」 中略
「ともかく、デクスさんに言われたとおり、レオはかなりショックを受けていたみたいで。
私にとって、大鐘堂のみんなももちろん大切なんだけど、その……」 かなり言いにくそうにして
「ほんと、ごめんなさいっ!」
[雑談] とまあ まず、戦争と配偶者を天秤にかけて後者を取ったと
[雑談] やはり推し 推す要素に溢れてる
カナタ:「命あっての物種っていうし。あと意外と人間、死って近くで見ないと感覚わかんないからなあ」
キャメラ:「謝るようなことじゃないと思いますよ。ブランシュさんがちゃんと自分で考えて決めたことなら、
誰にも文句言う権利なんてありませんし」
ヤン:「そうそう。みんながみんなこの世界のために生きなきゃいけないなんてことは絶対にないから」
クーロン:「逆にそんな理由でよかったよ。そこまで気を遣う必要もないし……」 言いながら飯を頬張り
ロバート:「謝るぐらいなら『任せた』って言えばいい。詫びられるより託された方が頑張れる」
沙華:「大丈夫、任された」
カナタ:「レオさんがそう思って、ブランシュ先輩が決めたならいいと思う。とやかく言う奴はトンファーキックだ」
レギーナ:「出たトンファーキック」 小声
[雑談] 詫びと託すって字よく似てるよねぇ……
[雑談] 出たってなんだ出たって
[雑談] この単語にピンときたら110番
[雑談] トンファーを持つことによって威力が増すんだぞ(当社比)
クロシドライト:「大丈夫。共和国もかなり追い詰められているのは間違いないから、遠慮なく任せなさい」
ノルン:「後輩がこんなに頼れるんだって自慢できるくらい働きますとも!」
ブランシュ:「ありがとう。そう言ってもらえると……それに、実は」
キャメラ:「実は?」
ヤン:「あー」 こっちはもう知っている模様
[雑談] なんだろう、おめでたとか?
ブランシュ:「……できました。赤ちゃんが」 おなかに手を当てる
[雑談] はい
[雑談] やっぱかー
[雑談] 読まれたかw はい
[雑談] いやこの流れこの状況 誰もがそう予感する
[雑談] 寿退社か……末永く幸せになれ
[雑談] いや結婚はずっと前からだからw
カナタ:「……」 きょとん顔
ノルン:「……」 目がまんまるになってひげが上がりっぱなしになっている
キャメラ:「あらま」 驚いた顔
沙華:「あらまぁ」
クーロン:「……うん、今日はめでたいな!」 思考停止
ブランシュ:「だから今日はちょっとあまり食べられないかもしれない」
ロバート:「残り物への心配は大丈夫だろう」 クロシドライトさんとノルンを見つつ
ノルン:「……ロバートさん?」
ロバート:「というかそれだったら……嗚呼、驚かすような演出はダメだったか」
ブランシュ:「こっちも驚かせちゃったようで、ごめんなさいね」 笑顔で
キャメラ:「となると、ますます気合が入りますね。その子が生まれる頃には、平和な世の中にしとかないと」
ヤン:「もともとは、お金をしっかり貯めてから……って話だったと思うけど」
ブランシュ:「お金のほうはもう十分だったんです。ただ、やっぱり情勢が情勢だったから、なかなか」
クロシドライト:「へー」
カナタ:「おめでたい! 寿退社だな!」 ぱちぱちぱち
沙華:「結婚かぁ……しないとなぁ……レーキが後継ぎ云々とか言い出してうるさいし……」
[雑談] まあずれた回答で突っ込み入れてもらお
ヤン:「こっちも考えないとなあ……この戦争が終わったら……あっ」
キャメラ:「それって『死亡フラグ』ってやつですよね」 冗談めかして
カナタ:「ピピーッ! 死亡フラグ警察だ!」 突然笛を吹く
[雑談] 死亡フラグ警察www
ロバート:「今すぐ婚姻届けを出して来い」 ヤンに 真顔
ヤン:「勘弁してくれ……」
キャメラ:(死亡フラグジョークで場を和ませようとしたけど、私が言うと全部ブラックジョークになりそうだ……やめとこ……)
[雑談] 終わったら結婚がフラグなら現状で結婚してしまえばいい
[雑談] 既婚者もそれはそれでフラグなんだよなぁ
[雑談] それな
[雑談] 故郷に自分が死んだら悲しむ奴がいるのはだいたいフラグ
[雑談] 未来を語ることそのものがフラグになりかねないから何も語らず淡々と戦うのがフラグ折りの秘訣
[雑談] なおその場合はそもそもキャラにならない模様
[雑談] ブラックジョークの例「この戦いが終わったら、故郷で兄さんがミネストローネを作って
[雑談] 待っているはずなんです……なーんて、兄さんはもういないんですけどね!」
[雑談] 笑えねえ……
[雑談] いや、空気を読まずに死んでるじゃないっすか!って突っ込みをすればいいのか
[雑談] 草
レギーナ:「意外と、この中でも相手がいる人いるよね」
クーロン:「あー、確かに相手がいそうなのは……」 皆の顔を見ながら
沙華:「出会いってどうやってあるものなんだっけ?」 素の顔
カナタ:「出会いは……よく近場にあるとは聞きますけどね」
沙華:「家の後継ぎとか言われても、うち、ただの歴史家のつもりなんだよなぁ」
ロバート:「根無し草は卒業しないとなぁ……」
クーロン:「後継ぎか……そういや俺もそんなこと言われる歳になってるのか……」 沙華の話を聞いて考え込む
沙華:「がんばれ。星藍なんて弱小本の虫家よりおっきい家」 とクーロンさんの肩をぽんとします
クーロン:(でかい家にはでかい家なりのってのがあるんだぞ……沙華さんよ……) 心に押し留めて置きました
カナタ:「クーはメイランさんと良い感じだと思ってたけど、違うのか?」
クーロン:「仲は悪くないけどそんなのないぞ? 恋愛感情とか全然」
カナタ:(あっこれ知らぬは本人ばかり、のやつかもしれんの顔)
沙華:「まあ私も、実際一族の血が続かないとちょっとあれかなーという思いはあるけど……
うん……今のままだと行かず後家な気がする」
キャメラ:「なんというか、世知辛い立場の人もいるんですねえ」 恋愛結婚に割と夢見てる子
[雑談] 今んとこ子孫に転生しているから、転生先がないと楽かもしれないという思いと、
[雑談] それで転生したらめんどくささMAXでは?という思いがあるイメージ
ノルン:「カナタさん、結婚式には呼んでくださいね!」
カナタ:「え、なんで?? どゆこと??」 結婚式という単語に自分が結びついていない
クロシドライト:「……確かにあんたは早いかもね。相手の数がまず違う」
クーロン:「カナタなら引く手数多だろうな、間違いなく」
ノルン:「ええとクロシドライトさんに、めーさんに、レギーナさんに御子様に……」
[雑談] 相手の数ぅ
[雑談] イリューシャさんカウント入ってて冷や汗かく
レギーナ:「私がこっちにいなかった間にもいろいろあったのかな?」
クロシドライト:「そりゃもちろん。カナタもそうだけど、私的にいちばん意外だったのが……
いや、やっぱりこの話はまだ無しで」
レギーナ:「?」
キャメラ:「……」 クロシドライトさんの言いかけたことに対して冷や汗かいてる
沙華:「??」
カナタ:「……恋愛かあ、実際どうなんだろな、告白するってほど誰かに入れ込んでない……と、思うけど」
中学校の時もそんな感じじゃなかったしなあ、みたいにぶつくさ
[雑談] まぁ入れ込まれる側だよねカナタさん
[雑談] w
[雑談] 多分恋心を自覚したら鬱陶しいぐらい傾倒すると思うけどもね
[雑談] でも自覚するまでが多分遠い、博愛と恋愛は違うものだと思う
[雑談] まあそりゃあね?
ヤン:「戦争はいつか終わる。もちろん、俺たち大鐘堂が勝つとは思っているけど……
ともかく、そうなった暁には、元々の日々の営みを取り戻さなければならないってことだな。
ブランシュはちょっと早くそうする決断をした、それでいいんじゃないか?」
ブランシュ:「はい」
キャメラ:「元々の日々の営み、かぁ……、……」 考えるのをやめておいた 悲しくなりそうだと思ったので
カナタ:「……恋人なあ、募集してみるか……? 護る人がいればさらに強くなるのかね」
ノルン:「……募集する必要があるんでしょうか?」
メテオライト:「いや、強くなるために恋人を作らないでよ、気まずいから」
キャメラ:「恋とか愛って、そういうものじゃないと思うんですけど」
カナタ:「んー……だよなあ……燃えるような恋、とか」
クーロン:「そう言われると、いわゆる“惚れる”ってのが恋愛みたいなイメージあるな」
ノルン:「燃えるような……燃えるような……」
沙華:「恋も愛も……うーん、わかるのかなぁ、沙華には。経験ないし」
レギーナ:「あ、追加の料理が来たよ。……誰と誰? ラーメン2つ頼んだの」
クロシドライト:「両方とも私」
レギーナ:「……会場の匂いが変わりそう」
カナタ:「お、じゃあ良い感じのものを頼むか。ちょっと厨房行ってくる!」
ノルン:「うーんカレー大盛ください!」
沙華:「お酒のおかわりー」
カナタ:「あいよー、追加でほしいものあるかー!?」
キャメラ:「何か甘いデザートがあれば」
クーロン:「じゃあオレンジジュース追加で」
レギーナ:「こっちは大丈夫」
ノルン:「あ、餃子食べたいです!」
[雑談] ニンニクと背脂とカレーのにおいが充満する宮殿の一室
[雑談] 後の掃除が大変そう
[雑談] エビチリ食べたくなってきた
[雑談] 実際どうなんだよ奏多君
[雑談] 今現状恋愛的に考えられるのはノルン・レジィの二人な気がしてならないんじゃないのかい?
カナタ:「臭い変わんねーじゃねーか! ブランシュ先輩はー?」
ブランシュ:「大丈夫、ありがとう」
カナタ:「ヤン先輩も追加あるかー?」
ヤン:「もうこうなったら夕食にするか……? とりあえずビール追加」
ロバート:「……ポン菓子でも作るか? いや音が大きいからびっくりしてダメか」
会場の匂いを書き換えるのを必死に考えてる
ブランシュ:「ヤンはどう? ジネットさんとは順調なの?」
ヤン:「相変わらず、かな。でも、やっぱり最前線に行ってるときは恋しくなるよ。……お互いに」
[雑談] ヤンのほうは相変わらずのリア充
[雑談] 幸せそうでなによりです
ブランシュ:「……私たちみたいに、喧嘩になったりはしない?」
ヤン:「そりゃ、ちょっとした喧嘩ならしょっちゅうあるけどね。幸い、大事になるようなのは全然」
ブランシュ:「ヤンは一番危険なところに行ってるってこと、伝えているのでしょう?」
ヤン:「もちろん伝えたさ。……実は、伝えたとき、反応が意外と薄かったのが割とショックだった」
ブランシュ:「えー」
[雑談] 草
[雑談] 強がり説はある
[雑談] かー!!! 甘酸っぺぇなあ
[雑談] てぇてぇ
ヤン:「ま、なんとかなるさ」
ブランシュ:「彼女さんの強がりとかじゃなければいいんですけどね」
キャメラ:「それはありえそうですよねえ」
ヤン:「……そう言われるとちょっと心配になってくるんだが」
ブランシュ:「話せるときにちゃんと話した方がいいですよ? 本当に」
ヤン:「はい」
沙華:「死ぬときって案外あっさりですしねぇ」
クロシドライト:「人間は大変ねえ」
沙華:「言っておきたいことがあった、なんて最期に回想するのは、小説の中だけで充分」
キャメラ:「……本当ですね」 沙華さんに頷き
[雑談] これが……恋愛格差……!!
ブランシュ:「他のみなさんもそうですよ? 思い、伝えてます?」
沙華:「レーキにはちょいちょい」
ロバート:「……根無し草の独り身なもんでな」 目をそらす
クーロン:「……あんましたことないかもな」 ブランシュの問いにぼそっと
キャメラ:「……さて」 表情を読まれないよう目を逸らす
レギーナ:「イリューシャ様になら」
ノルン:「みんな大好きです!!!」
キャメラ:「ノルンちゃんは癒しですねえ」
カナタ:「注文終わったぜ。……なんだこの空気」
クロシドライト:「あんたはむしろいなくてよかったかもしれない」
カナタ:「お、おう? それはよかった……?」
キャメラ:「確かに、さっきの場にカナタくんがいたら……」 ちょっと面白くはありそうだけど
カナタ:「なんだ、秘密のお話か……ちぇ」
沙華:「大切な人を作っても、ねぇ……」 遠い目
ブランシュ:「戦争中だと、やっぱり考えちゃいます?」
沙華:「ん……まぁ、そういうことにしておこうかな。そういう人ができても、失うかもしれないって、ねぇ」
ブランシュ:「? はい」
キャメラ:「……それでも、私は、想うものがあるなら、伝えてしまいたいと考える……と、思います、はい」
微妙にはぐらかすようにして
クロシドライト:「へー」 にんまりと
カナタ:(ああ、想いを伝えるって話か……?)
キャメラ:「……か、仮定の話ですから」 目をそらし
クロシドライト:「仮定の家庭の過程の話ね、了解」
キャメラ:(めっちゃ含みがある言い方だった……) クロシドライトさんの返答に対し
[雑談] 同音異義語ww
[雑談] こういうのすき
クロシドライト:「沙華、あんたはやっぱり含みがあるわね。本当はなにか隠してるんでしょ?」
沙華:「んー、色々オンナノコには秘密があるのよ? そういうのじゃだめ?」
クロシドライト:「まあいいけど」
[雑談] そう言えば沙華さん今回割と意識保ってるな
[雑談] 今日はまだそこまでペース上げてない
[雑談] 酒ばっかガバガバ開け始めたら酒乱になるけど、今は口は喋るのに使ってるから
沙華:「話すとしてもこんなところじゃだめだし」
クロシドライト:「じゃあどこならいいの?」
沙華:「二人きりになれる場所?」
クロシドライト:「確認だけど、二人きりなら言ってくれる、と取るわよ?」
沙華:「まったく短い付き合いでもないし。秘密を守れるなら、いいかなって」
クロシドライト:「それなら、そうしましょう。近いうちに」
沙華:「レーキも外させるから」
クロシドライト:「了解」
[雑談] というわけで後日クロさん予約します 前におかしくなった姿を見られてるし
[雑談] やったぜ
[雑談] クロシドライトさんと沙華さんお御話は転生後に突撃するのでお世話になる可能性もあるだろうし
[雑談] そうそう。転生前に話しておきたかった
[雑談] なるほどね
[雑談] ノルンに実際恋人できたらどうなん?って話を相談するシーンを作りたい
[雑談] 彼氏が大変そう()
[雑談] いやそれ必要か……?
[雑談] 草
[雑談] www
レギーナ:「まあ、年齢もいろいろだから、相手がいる人もいない人もいて当然でしょ。
さすがにブランシュみたいに結婚までしている人は少ないにしても」
ヤン:「ノルンなんかはまだ若いからなあ」
クーロン:「そういや、ノルンとカナタが同い年で……この中で一番下だったっけ?」
ノルン:「ヤンさん、なんかおっさんくさ……すいません口が滑りそうになりました」
ヤン:「は?」 微妙に威圧
ノルン:「申し訳ありませんでした」 直角
[雑談] 草
[雑談] 年齢順、クロシドライト>沙華>ロバート=ブランシュ>ヤン>レギーナ=キャメラ>クーロン>ノルン=カナタ
[雑談] ブランシュさんとロバートさんが同い年なのが意外
[雑談] RTとして活動できる年齢ギリギリをえらんだからなあ
[雑談] で今ノルンカナタが18
ヤン:「それならもっとおっさんくさいこと言ってやる。
戦争ってのは本当によくないよなあ。若くて未来のある人間の命ばかり散らされるんだから。
戦いが終わっても、影響は世代を超えて残ってしまうだろうし……」
クロシドライト:「はいはい」 とは言いつつ何か思う所はある模様
キャメラ:「……そう、かもしれません」
ブランシュ:「……」 お腹のほうをちょっと意識
ヤン:「難しいよなあ」
沙華:「年齢とか普段は意識してなかったなあ」
レギーナ:「ノルンちゃんは実際どうなんだっけ」
ノルン:「うーん?」 ひげがひょこ……っと力なく動く
クーロン:「そういや前にカナタと一悶着あったよな。あの後どうなったんだ?」 雑振り
カナタ:「ひともんちゃく」
[雑談] あったか?
[雑談] あったっけ??????
[雑談] すごいアツいシーンあったじゃん
[雑談] 5話最初の模擬戦のあとのやつ? それとももっと前?
[雑談] GM正解
[雑談] ノルン:「カナタさんがいいです。カナタさんじゃないと嫌です。嫌だったら嫌なんです。
[雑談] いなくなったらやだっつってるじゃないですか。いい加減腹決めてください」
[雑談] ここらへんから
[雑談] なんかそんなこと言った気がする
[雑談] どっかで又聞きしたってことにしといて
ヤン:「こういう性格は需要はありそうな気はするけど」 鼻眼鏡を指して
ノルン:「じゅよう」
ヤン:「でも喧嘩になるたびに謎の石像落とされるのは勘弁な」 からかうように
ノルン:「さすがにそんなことしませんよう」
ブランシュ:「そんなこともありましたね……謎の石像」
カナタ:「モアイな」
ノルン:「?????? おかしいなあ、カナタさんとは数えるほどしか喧嘩してないし
そんなものを紡いだ覚えもないんですが……」
カナタ:「あれか、居なくなるなよ、って話か」
ノルン:「あーそんな話もしましたねえ。いやあお恥ずかしい」
沙華:「??????」
クーロン:「あーそれそれ。誰から聞いたんだったっけかなぁ……」
レギーナ:「いなくなるなよ、って、例の能力を使い過ぎないでよってこと? それなら私も言ったけど」
カナタ:「……言われたな」
クーロン:「んでその後どうなのよ?」
ノルン:すみに照れモアイがこっそりできてる
キャメラ:(照れモアイ……)
[雑談] 待てw
[雑談] モアイは感情を表す道具だった……?
[雑談] どうかしたんですか? 何か不思議なことでも?
[雑談] 不思議じゃなかった
ノルン:「その後って言われても特に何もないですよ。……はっ、まさかこれコイバナってやつだったんですか!?」
カナタ:「実際、予定に組み込まれてる、って言われたらちゃんとここに居るとしか言えないしな……」
クーロン:「何もないのかよー。こういうのも何だけど、俺とメイランなんかよりずいぶんお似合いだと思うぜ?」
ノルン:「奇遇ですね。私もそう思います」
カナタ:「ううん、恋人か……パートナー、相棒みたいな存在だったからノルンをそういう対象に見たことがなかった……」
ノルン:「カナタさんと私は史上最高のパートナー! これ以上の相性の人なんて早々見つかりっこない!
ですよね、カナタさん!」
[雑談] もしやPL間の意識格差があるのかもしれないのでちょっとノルンさんに聞きたいけど
[雑談] うん?
[雑談] ノルンのいう「パートナー」は恋人とかそういうことを超越した存在? それとも恋人って感じで言ってる?
[雑談] パートナーはパートナーで恋人は恋人です。兼ねててもいいですが、別でも構わないって感じですね。分離してます
[雑談] おっけー 奏多にとって「家族」の分類みたいなもんだ
[雑談] そいでこれはノルンにとって予防線でもあります
[雑談] 恋人にするには歯車がかみ合わないのをCSで無意識に知ってしまっているので
[雑談] なるほどなぁ
[雑談] あとはノルン自身の資質の問題ですね。恋人という枠組みにカナタさんを入れたくないと感じている……のかな
[雑談] パートナーよりも恋人としての絆のほうがもろいと考えていそう
[雑談] 頭の中で成歩堂龍ノ介がうなずきまくってる
[雑談] カナタさんと恋人という関係になったら普段こうやって騒いでるノルンがめったに出てこなくなるんじゃないかな
[雑談] カナタさんが結婚するってなったら無意識でしょんぼりしながら満面の笑顔で花束を渡すと思う
[雑談] 逆もしかりだぞ、ノルン
[雑談] こっちも結構気にしてるからね、ノルンに恋人出来たら祝福するけど、さみしさは覚えるのは間違いない
[雑談] オレタチカミアワナイナ
沙華:「お熱いわねえ」
ヤン:「こういうのもありっちゃありか」
クーロン:「疲れそうだけどなくはないな……」
キャメラ:「ちょっと私にはよくわからないんですけど、それでノルンちゃんが楽しいのはいいことだと思います」
カナタ:「まあ、そうなんだけども。ノルンはオレにとって、家族みたいな相棒、パートナーって感じだしな」
ノルン:「へへっ……」
クーロン:「……ヤンさん。これ、どう思う?」 カナタとノルンを見ながら
ヤン:「フラグ警察だから自分自身ではフラグは立てないってことだろ、きっと」 すっとぼけ
レギーナ:「その割には立ててるような気もするけど」
ノルン:「とりあえず、カナタさんが周りの女の子に刺されないようにだけ気を配りたいと思います」
沙華:「一回刺されてこりたらいいんじゃない?」
キャメラ:「ほんと……人間関係のもつれには気をつけてくださいね……?」
クーロン:「夜道には気をつけろよ」
カナタ:「告白もされてないのに刺される覚悟をしないといけないのか、オレは……!?」 戦慄
ノルン:「逆にあんだけフラグ立てておいて無傷で逃げ切れるって思ってたんですか?」
カナタ:「……フラグフラグっていうけど、立っているならすでにオレはモテモテだったんじゃないか?」
[雑談] 実際告白もされてないし、言い寄られているシーンも演出してないから実質非モテ
キャメラ:(モテモテなのでは? という顔)
カナタ:「いや、まあ、そういう問題じゃないんだろうけど……恋人、恋心か。……ちょっと考えてみるかな」
クーロン:「これは生粋だな……なるほどなぁ……」 諦めた感じで
[雑談] ちょっと、PLも考えてみるか……こいつの恋愛を……
[雑談] 恋愛ポイント急上昇シーンはたくさんあった なろうほど閾値が低くないから見えてないだけで
[雑談] ニコポもナデポも嫌いな私が通ります
[雑談] w
[雑談] カナタくんはちゃんと言葉で刺してるから信頼が持てる鈍感系主人公
[雑談] まぁ恋心のきっかけが「あの人がふと見せた微笑む横顔」だったとかはいい
[雑談] そこから恋心を深める描写をしよう(ろくろを回す)
やがて夕刻になり、最初は少なかった料理の皿もいつの間にか積み上がったころ、
会は終わりの時間を迎えることになった。
レギーナ:「それじゃ、そろそろ時間かな。ブランシュ、あいさつを頼める?」
ブランシュ:「はい」 しばらく考えてから
ブランシュ:「みなさん、今日はありがとうございます。やっぱり、ここにいてよかった。
どうしても、引け目がちょっとあったから……」
レギーナ:「そういうふうに思うことはないって」
クロシドライト:「ただでさえ情勢に振り回されそうなときに、ちゃんと自分の意志で決断できるのもすごいことだと思うわよ」
ヤン:「そうそう。未来を選べるってのはいいことだ」
ブランシュ:「ありがとう。私は兵士としては大鐘堂を離れるわけだけど……
でも食料の調達のほうは相変わらずなので、また宮殿の中で会うかもしれません。
それに、店のほうも営業はできる限り続けますので。ぜひ来てくださいね」
クロシドライト:「もちろん」
キャメラ:「はい。お邪魔させていただきたく」
クーロン:「おう。たまには寄らせてもらうぜ」
ノルン:「えへへ、いきますぅ」
沙華:「沙華も、食べに行こうかな」
ロバート:「食は疎かにしちゃいけないしな」
カナタ:「みんなで行かせてもらうさ!」
ブランシュ:「……クロシドライトさんは、気持ち控えめにしてくださいね?」
クロシドライト:「えー」
宮殿からの帰り道。行きがかり上、ヤンがブランシュを送ることになった。
BGM:語れぬ想い
from アルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
Composed by 中河健
ヤン:「おつかれさま。なんか俺たちだけで盛り上がってたようで悪かった」
ブランシュ:「そんなことないですよ」
ヤン:「料理もあまり食べてなかったようだし……」
ブランシュ:「すみません、それは、やっぱりこの時期は気分が」
ヤン:「さすがにちょっと自重すべきだった。ラーメンが出てきていろいろ崩れた。ごめん」
ブランシュ:「餃子はさすがに」
ヤン:「ほんとにごめん」
[雑談] 中華料理屋のにおいはさすがにダメだったか……気づかんですまぬ
[雑談] w
[雑談] こっちも配慮が足りてなかったなあ
ブランシュ:「いいですよ。だって、本当に無理なら店のほうも続けられないから」
ヤン:「でも、今は子どもがいるんだから、身体はちゃんと労わってくれよ?」
ブランシュ:「大丈夫。……そういう意味では、ヤンのほうがずっと心配」
ヤン:「俺が? ……まあ、そうだよな」
ブランシュ:「そりゃそうですよ。パスタリアなんて、敵地のど真ん中じゃないですか」
ヤン:「まあ、そりゃあなあ……」
ブランシュ:「ヤンは私の赤ちゃんのことを指して『未来』と言ったのかもしれないけれど、
……忘れないで下さいね? ヤンにも、もちろん他のみんなにも、生きている限りは『未来』は平等にあるってこと」
ヤン:「……俺自身の、未来か」
ブランシュ:「はい」
ヤン:「そうだったな。つい、戦っていると、『みんなのために』が
いつの間にか『みんなのためなら』になってしまいそうなときがある。
俺だって彼女を悲しませるつもりはないからな。改めて、肝に銘じておくよ」
ブランシュ:「そうしてくださいね」
ヤン:「……部隊は違うことが多かったけど、俺にとってもブランシュは
一番最初の頃にできた仲間だったし、このエナで早い頃にできた知り合いだった。
だから、ブランシュも、自分の『未来』をぜひ掴んでほしい。
そして、その『未来』ができたときには……ぜひ、俺にも見せてくれよな」
ブランシュ:「はい」
ヤン:「……長い間、おつかれさま。俺たちも頑張るよ」
ブランシュ:「私も願っています。近い将来、ヤンにもこうして『おつかれさま』と言える日が来ることを」
ヤン:「ああ。それじゃあ、また」
[雑談] ああ^~いいですねぇ
[雑談] あったけえ
[雑談] クロシドライトの「共和国もかなり追い詰められている」の台詞
[雑談] 冒頭の描写にあった「エナへの直接攻撃が途絶えている」などのあたりから、
[雑談] なんとなくそういう雰囲気は広まってきています もちろん軍の人なら戦線の位置とかでもうちょい詳しく分かる
[雑談] 大鐘堂側も台所事情は苦しいので、「そう遠くないうちに戦いの決着がつく」というのが
[雑談] 意識として出てきた という時期になる感じです
[雑談] 決戦の時が、近い
[雑談] ラストがたのしみでもあり終わりが惜しくもあり
[雑談] 物語はいつかは終わるもの……ラストが楽しみというのは自分もそうだし
[雑談] 長かったような短かったような
[雑談] 計画自体は最初から全6話で変わっていないけど
[雑談] 細かいところでは変化がない所がないというレベルで変わった気がする
[雑談] それもこれもみなさんがいたからですねー キャラができてくるとそれに合わせてシナリオも変わったりする
[雑談] このキャラを活かしたいと思ってイベント入れたりとか
[雑談] キャラに合わせたくなるよね わかる キャンペーンだと
[雑談] 変えられたのはうれしいこと
デュアルストール
キャメラ・カムパネルラ
デュアルストール。
デュアスリノ結晶と呼ばれる大きな結晶体を浮かべた湯船に、2名以上のレーヴァテイルが浸かることで、
その波動を身の内に取り込み、詩の力を増大させる行為を、そう呼ぶ。
キャメラとカムパネルラがその行為に挑むのは、色々とハードルが高かった。
まず、二人とも重度の身体障碍者である。キャメラには片腕がなく、カムパネルラは片脚を始めとして
あちこちを欠損している。デュアルストールはおろか、通常の沐浴ですら色々と苦労する有様なのだ。
それに、カムパネルラはれっきとしたレーヴァテイルだが、ぱっと見は男性にしか見えない。
なら、互いに事情を知っていて、装身具の制限される状態を介助し合える同士が良いと、二人は結論づけた。
ちなみに、デュアルストールを行わないという選択肢はなかった。力を強める手段があるなら、行わない理由はない。
キャメラ:「あぁ? ……」 髪を洗われてる
カムパネルラ:「どうかな、先輩。かゆいところはない?」 髪を洗ってる
キャメラ:「大丈夫です……あぁ、何だか眠く……」
カムパネルラ:「寝落ちないでくれよ……泡を流すから、目を瞑ってて」
キャメラにとって、ここまで丁寧に髪を洗ってもらったのは、本当に久々のことだった。
普段は片腕でどうにかしているが、他人にやってもらうと気持ちよさが違う。
泡を洗い流してさっぱりして、軽く髪の水気を拭う。
キャメラ:「ありがとうございました、カムパネルラさん」
カムパネルラ:「こっちも洗ってもらったからね。さて、本題に移ろうか」
キャメラ:「はい」
身体を一通り流し終えてから、湯船にデュアスリノ結晶を浮かべる。
そして二人は互いの身体を支え合いながら、ゆっくりと湯に浸かった。
キャメラ:「……これで良いんでしたっけ」
カムパネルラ:「インストールポイントを湯の中に入れる必要があるんじゃないか?
となると、僕は頭まで浸からないとだが……」
キャメラ:「それって大丈夫なんですか?」
カムパネルラ:「時々息継ぎをすれば大丈夫さ」 言うや否や、頭まで湯船に浸かる
キャメラ:「あっ……」
カムパネルラ:*ブクブク……*
カムパネルラ:「──ぷはぁっ!」
キャメラ:「やっぱり苦しそうじゃないですか」
カムパネルラ:「いいや? ただ、じっと浸かっているだけというのは、中々退屈でね。
せっかくゆっくりできるんだから、少しくらい雑談を楽しんでみないか?」
キャメラ:「……とはいっても、私の話はもっと退屈かもしれませんよ?」
カムパネルラ:「退屈かどうかは僕が決めるさ」 笑みを浮かべ
カムパネルラ:「さて、言い出しっぺが最初の話題を用意するべきか……
そうだ、この前の……ブランシュさんのお疲れ様会はどうだったんだい?」
キャメラ:「ええ、せっかくなのでお邪魔させていただいて……楽しかったですよ。料理も美味しかったですし」
カムパネルラ:「それは何より。食べ物を美味しく楽しめるのは良いことだよ」
キャメラ:「はい、最近は何だか食事が美味しくて。少し体重が増えてしまいました……」
話し出してしまえば、意外に会話は弾んだ。戦いに関係のない、普段の生活のこと、思うこと。
だがそうして話が流れていけば、時には思わぬところに辿り着くもので。
カムパネルラ:「なるほど、日々の営みねぇ……先輩も、そういうものを取り戻すのが目標なのかい?」
言って、地雷を踏んだと気づく
キャメラ:「……とりあえず、私は実家に……生まれ育った家に帰るため、戦うことを決めました。
さて、それで何が取り戻せるのか……」 少し黙り込んでから
「……まぁ、隠すようなことでもありませんし。私、天涯孤独なんです。……戦争で、兄を失いました」
カムパネルラ:「……」 しばらく、重く押し黙って 「すまない。妙なことを聞いた」
キャメラ:「いいえ、気にしないでください。……兄さんの死も、やっと受け入れられてきましたから」
カムパネルラ:「……先輩は、よくやっているんだな。身内の死を受け入れるのは、本当に難しいことだ。
僕も……家族を失った。事件で、病で、テロで、戦争で……僕だけが生き延びてしまったよ」 目を閉じ
「……彼女らの死を、まだ納得出来ていない。おそらく、一生納得出来ないだろう。
今更考えを変えるには、些か年をとりすぎた」
キャメラ:「……すみません。何と言葉をかければいいのか」
カムパネルラ:「そう言葉を探してくれた事実自体が、僕にとっての慰めになるよ。
目標らしい目標がないのは、僕もそうさ。……生きて終戦を迎えたとして、もう数年も生きることはない。
それでも戦うことに決めたのは──そうだな。言葉にするのは難しいんだが。
いつか僕らが死んでから、ずっとずうっと時が過ぎて……その時に、僕らではない誰かが生きている。
その誰かが生きるための場所を、僕は守っておきたい。遠い遠い過去の誰かが、僕らのためにそうしてくれたように」
キャメラ:「……なんというか、壮大ですね。視野が広いなぁ」
カムパネルラ:「まぁ、これは受け売りだけどね。
……そろそろだいぶ浸かったが、上がった方がいいんじゃないかい? 先輩、顔が真っ赤だ」
キャメラ:「そういえば、だいぶ喉が渇いてきました……」 ややへんにょりしてる
[雑談] こう 既存作品の概念輸入なんだけど 『碑』になることを受け入れたって感じなんですよね カムパネルラ
[雑談] あー
[雑談] いしぶみ
[雑談] 多くの死を見送り、背負い、それでも彼らの命と死には意味があったと、生きている者たちに示すための
[雑談] まぁカムパネルラを『碑』として見てる奴はもうこの世に居ないので、
[雑談] 単に彼の決意の在り方でしかないんですが……
[雑談] ふーむ
第5話:5-A(戦闘前半1 戦闘前半2 戦闘中盤 戦闘後半 イベント1 イベント2) 5-B(第1戦前半 第1戦後半 第2戦)<<前 インターミッション5(その1 その2 その3 その4) 挿話3 次>>
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