もしも本当に聖戦が発動していたらどうなっていたのか、その顛末が高濱氏によって語られた。
1.天霆vs魔星戦開始
「思い出させてやろう───貴様らを殺すのが俺の役目だと言うことを」
本編のようにヴァルゼライドvs神星除く魔星の戦いがスタート。
性能差から何発かダメージを負うものの当然のように英雄無双は止められず、特に語ることも無く 鏖殺の雷霆は順当に勝利を掴むとのこと。
2.カグツチ 復活。 英雄vs 神星
魔星殲滅後、カグツチが復活。当初の約束通りふたりの戦いがスタートする。
この状態の神星は本編とは違い 極晃星を獲得する最終条件を満たしていないため 星辰天奏者には至っておらず、そのため恐らく この時点では本編よりも戦闘力は多少落ちていると思われる。
ただし星辰奏者であるヴァルゼライドよりも魔星であるカグツチの方がステータス的には変わらず圧倒している。
……のだが、そこは初代にしてトンチキ筆頭たるヴァルゼライドの面目躍如。宿敵相手でかつてないほど昂揚した 精神はあらゆる限界を薙ぎ払い、カグツチと互角の勝負を強引に成立させる……とのことである。
高濱氏「余波で政府中央棟が半壊しているものの、良い子の皆は気にするな。こんなものはまだまだ序の口。光と光の最終決戦、真の恐ろしさはここからだ。」
3.両雄、相打ち……からの覚醒
「否、否だ────こんなところで終われはしない! 涙を明日へ変えるためにッ」
「ああ、まだだ! 立ち上がれ、我が身体よ。見ろ、奴が待っている……あの素晴らしき英雄が、己を討つべく待っているのだ!」
と、どちらも 光の亡者らしく致命傷を刻まれながら奮起。
更に「唯一無二の宿敵を敬するからこそ、“勝つ” のは俺だ」と想いを同じくした二人は、敵対者を縁に 極晃星へ至る最終条件をなんと 同時に達成。
どちらもトンチキを超えたトンチキ、ウルトラトンチキとして 覚醒し、雄雄しい光を放ちながら見事に復活することとなる。 ちょっと英雄&神星いい加減にしろ。
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余談 |
ヴァルゼライドの至る極晃も集束性の極致にして 天霆の進化先でもあるため、トリニティにおいて 救世主が至った 第三極晃と基本性能はほぼ同様。
ただし英雄はあくまで「人類種」であり、救世主は「活動する 星辰光」という違いがあるため、不死性は英雄の方が幾らか落ちるようである。
しかしヴァルゼライドは「 悪を殺す」という方向性に魂を全振りしている人類最強の勇者にして怪物。邪悪を一掃出来るなら命など本気で要らないと考えている男のためか、因果を砕く“概念破壊”の性質は恐らくではあるがこちらの方がなんと一枚どころか 二枚は上。
救済者ならぬ 裁きを下す者。
星の裁断者としてより破滅的、壊滅的な極晃星となった星辰閃奏者が誕生する。
⇒その覚醒した能力の一端については、こちらの項目を参照。
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4.覚醒合戦。新西暦、完!
「出力無限上昇、無限進化、無限覚醒の神星」VS「対天体、対空間、対秩序、対万象の英雄」
というウルトラトンチキ合戦、新西暦最大の“聖戦”が本格的に幕を開く。
以下その内容
カグツチ「 まだだ!」→帝都吹っ飛ぶ→ヴァルゼライドは気合で耐える。犠牲になった民の悲しみを背負い、覚醒してレベルアップ。
ヴァルゼライド「 まだだ!」→帝国国土真っ二つ→カグツチが根性で耐える。宿敵の雄雄しさに並び立つべく、覚醒してレベルアップ。
カグツチ「 まだだ!」→軍事帝国アドラー消滅、焦土化→以下略。
ヴァルゼライド「 まだだ!」→聖教国と商国ごと、大陸両断→以下略。
「 まだだ!」→「 まだだ!」→「 まだだ!」→「 まだだ!」……(無限ループ)。
最終的に第二太陽ごと高位次元を巻き込みながら、より規模の膨れ上がった 大破壊まで死闘は発展。なんと帝都どころか 太陽系が丸ごと吹き飛ぶことが明らかになった。
現世界では受け止めきれない出力と、現世界を砕いてしまう因果崩壊。
この激突を前にして、ヴァルゼライドやカグツチ以前に シルヴァリオ世界の方が耐え切れなかった。
5.聖戦の終焉。新宇宙、誕生。
まさかの新宇宙誕生。
聖戦と呼ばれるたった二人の神々による大戦争は星を、銀河を、宇宙を巻き込み膨らみ続け、太古の秩序は欠片も残らず焼き尽くされてしまいましたとさ。おしまい。チャンチャン♪
なおその後、互いを討った彼らは互いを取り込み一つとなり、そして大いなる光そのものと化して新宇宙を優しく照らし続けているとのことである。
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新宇宙について |
彼らの遥かな星の英雄譚が御伽噺として新たな宇宙の、新たな星に、あらゆる民族で語り継がれている世界。
- 善行を積むと幸運アップ補正がつく
- 頑張る奴は報われやすくなる
- エネルギー効率もよくなっている
など、我々が住むこの世界よりあらゆる面でアップグレードされている。森羅万象の法則が人類の繁栄向きに幾らか寄った状態のため、間違いなくスター○ォーズ的なSF文明レベルまで人々は楽に到達可能。
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以上が聖戦の顛末であるとのことだが、予想を遥かに超えた超級規模の戦いが繰り広げられることが明らかとなった。
もしあのまま彼ら二人が誰にも止められず聖戦が発動していればこうなっていたのかと考えると、ゼファーの行った逆襲が実は世界を救っていたということになる。ゼファーさんまじありがとうございます
滅亡剣「さすが我が愛しの英雄だ(拍手)」
審判者「やはり貴方こそが英雄だ(感涙)」
大邪神「お前ら座ってろ」
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