ラゲッティ
概要
ラゲッティは木の義眼をつけた男。
エピソード
ブラックパール号の船員であった
ピンテルとラゲッティは、一等航海士であった
ヘクター・バルボッサの
ジャック・スパロウ船長への氾濫に加担し、彼を
ラムランナー島へ置き去りにした。その後、船員たちは
死の島（イスラ・デ・ムエルタ）で手に入れた
アステカの金貨で豪遊するが、金貨を盗んだことで不死の呪いにかかってしまっていた。バルボッサはジャックへの裏切りに反対していた
ビル・ターナーを海中に沈めるが、呪いを解くためには金貨をすべて島に戻し、持ち出した者の血が必要だった。つまりビルが持っていた金貨1枚とターナーの血が必要であることに気づいた時には既に手遅れであった。
ジャックへの裏切りから10年後、
ポート・ロイヤルを襲撃したバルボッサ一味。ピンテルとラゲッティはターナーという偽名を名乗った
エリザベス・スワンを誘拐し、彼女が持っていた最後の金貨を乗せてブラックパール号は死の島へと向かう。
死の島でエリザベスがターナーではないと判明すると、海賊たちは揉め始める。しばらくすると、かつてバルボッサが追放した元船長
ジャック・スパロウが気絶している姿が発見される。ジャックはターナーの血を持つ者を紹介する代わりにブラックパール号の乗組員にしてほしいと交渉する。ブラックパール号は
ウィル・ターナーの乗る
インターセプター号を追い、ウィルを捕らえると、ジャックとエリザベスをラムランナー島へ追放した。
海賊たちは呪いを解くためにウィルを連れて死の島に上陸した。そこへラムランナー島から脱出したジャックが現れ、「この島は海軍に包囲されている。奴らを全滅させてから不死の呪いを解いたほうがいい」と助言する。海賊たちと海軍の戦いが始まり、ピンテルとラゲッティも戦闘に参加する。戦いは不死の海賊側が圧倒していたが、ジャックがバルボッサに銃弾を撃ち込んだタイミングでウィルが呪いを解いたため、バルボッサは血を流して絶命する。海賊の呪いは解け、ノリントン提督は勝利を宣言した。ピンテルとラゲッティら生き残った海賊たちは刑務所に収容されることになった。
『呪われた海賊たち』から3年後。ピンテルとラゲッティは脱獄に成功し、
鍵犬とともにボートを漕いで
イスラ・デ・ペレゴストスに上陸する。
ペレゴストス族*はジャックを人の姿をした神として崇め、ギブスら乗組員を捕獲し、その中の一部は既に犠牲になっていた。神のふりをして脱出の機会をうかがうジャックのもとに彼のコンパスを求めてウィルが訪れるが、ジャックはウィルを生贄にしようとする。やがて、ペレゴストス族がジャックの肉体から神を解放するために丸焼きにしようとすると、ジャックとウィルは乗組員たちや、刑務所から脱走してきたピンテルとラゲッティとブラックパール号に飛び乗り、島を脱出した。
ピンテルとラゲッティは
デッドマンズ・チェストを探すジャックの冒険に同行することになる。
十字架島に上陸し、ジャック、ウィル、エリザベスはデイヴィ・ジョーンズの心臓を入手し、
ジェームズ・ノリントンをおとりにしてその場を立ち去る。デイヴィ・ジョーンズは海の魔物クラーケンを召喚してブラックパール号を襲撃する。ジョーンズの心臓を使って反撃しようとするジャックだが、心臓は既に持ち去られた後だった。ブラックパール号を諦めたジャックはクラーケンを怯ませた隙に、乗組員にボートに乗るように命じた。エリザベスによると、ジャックは船と共に残ると言ったらしく、クラーケンに呑み込まれてしまう。
ティア・ダルマのもとへ戻った乗組員たちに、彼女は「ジャックを連れ戻す覚悟はあるか」と訊ねる。全員があると答えると、彼らの前に死んだはずのバルボッサが現れ、「俺の船はどうなったんだ？」と訊ねるのであった。
元の世界に戻ったピンテルとラゲッティは海賊の殲滅を企むベケット卿の一味との決戦に参加し、戦闘中のウィルとエリザベスの結婚式を目撃した。ピンテルとラゲッティは
マッカスに攻撃されたウィルを助け、さらにブラックパール号の沈没を防ぐ貢献をした。
戦いが終わった後、バルボッサがブラックパール号をジャックから奪った際にはバルボッサに同行した。しかし、次の目的地を示す海図は最も大事な部分がジャックによって切り取られていた。
ゲーム
2022年6月8日に開始したクローズドβ版から登場した、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のレーサーが装備できるレアリティ「レア」のクルー。名称は「
ピンテル＆ラゲッティ」。
装備したレーサーの加速、ハンドリングと、スキル「クローク」の性能を向上させる。また、戦利品ポイントボーナスも付与する。
登場作品
2000年代
2010年代
2020年代
実写キャスト
声
最終更新：2024年09月08日 17:08
