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ビビリ

名前:Fear
デビュー:『インサイド・ヘッド』(2015年)

概要

様々な人物の頭の中にそれぞれ存在している感情のひとつ。この記事ではライリー・アンダーセンの感情について扱う。

ビビリは紫色の感情。細長い身体は驚いたむき出しの神経を表現している。日常に潜む危険やリスクに驚くことで、ライリーを危険から守っている。ライリーが初めて電源プラグに遭遇した時、それにつまずく危険性を回避するように導くために誕生した。

ライリーの安全を守ることで結果的に彼女の幸せを守っている。平和主義な考え方の持ち主であり、感情間やライリーと両親の衝突においても平和的な解決を望んでいる。ただし臆病なあまりその選択を強く押し出せずにいることも。

ライリーが人生で下す選択についても人一倍気をかけている。人生の選択に関しては、思春期に生まれた感情であるシンパイはビビリ以上にリスク管理を徹底している。

ビビり屋の彼だが、皮肉屋な一面もあり、ライリーの夢を監視する夜勤の際には夢の出来に対して毒舌な感想を述べることもある。ライリーの悪夢に対してはビビることなく「陳腐」「筋書きが弱い」といった批評をするほど。

ヨロコビ(Joy)のようにすべての感情が実際の人間らしい名前に設定しようとされていた頃、ビビリの名前はフレディだった。また、当初は映画の悪役になる構想があり、ヨロコビを裏切り「ライリーは君がいないほうが幸せだ」と言い放つ場面が用意されていた。この対立な役割は続編でシンパイに引き継がれている。

ビビリの台詞は声を演じるビル・ヘイダーによるアドリブも多く採用されている。2作目ではギャラへの不満から降板となり、トニー・ヘイルが代役を担当した。

エピソード

インサイド・ヘッド

ミネソタ州*に住む11歳の女の子ライリー・アンダーセンがサンフランシスコ*に引っ越すことになった。狭い家、嫌いな具のピザ専門店、予定通りに来ない引越しのトラックなど、引っ越しの印象は最悪だった。

ライリーの5つの感情(ヨロコビ、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリ)は彼女の引っ越しを楽しいものにしようと感情の司令部で奮闘するが、カナシミは学校初日の自己紹介でライリーに悲しい思いをさせ、この日を悲しい思い出にしてしまう。悲しい思い出を処分しようとするヨロコビとそれを阻止しようとするカナシミは、揉み合ううちに司令室から思い出の保管場所に転送されてしまう。取り残されたイカリ、ムカムカ、ビビリはヨロコビの代わりにライリーの両親との会話に応じるが、ライリーの態度は悪くなりパパに叱られてしまう。ユーモアを失ったライリーの性格の島のひとつであるおふざけの島が崩壊した。

イカリ、ムカムカ、ビビリは今度はライリーのミネソタの親友メグとのビデオ通話をコントロールしようとするが、ライリーの代わりの新しい友達との話を楽しそうにするメグに苛立ったイカリがライリーを怒らせてしまい、友情の島も崩壊する。さらに三人はライリーの幸せのためにはミネソタに家出するしかないという結論に至る。切符のためにライリーはママの財布からクレジットカードを抜き取り、彼女の正直の島も崩壊する。

トランポリンを使って司令室に舞い戻ったヨロコビはカナシミに感情のコンソールを任せ、家出をやめたライリーは両親のもとへ帰り、カナシミの力で両親に本心を打ち明けた。家族の島は再生し、カナシミは今まで以上に役割を与えてもらえるようになった。しかしライリーは思春期を迎え、彼女の感情操作のパネルはより複雑になるのであった。

「インサイド・ヘッド」の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ

感情の司令部でライリー・アンダーセンの夢を見守る。ジル・アンダーセンから古いドレスを勧められた際には、ライリーが断ることで母親を怒らせるのではないかと心配する。

学校でダンスパーティーへ誰を誘うか尋ねられた際にも慌て、返事を急がせる。ポーラ・パーシモンとゼニの夢が暴走してライリーが夢遊病を起こすと、階段へ向かっていることに気付いて危険を知らせ、ほかの感情たちと成り行きを見守る。

インサイド・ヘッド2

ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、イカリとともにライリー・アンダーセンを感情の司令部から支えている。ホッケーでは防具や周囲の危険に注意してライリーを守ろうとする。思春期を迎えて操作盤が敏感になると混乱し、新たにシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れると、彼らの行動を警戒する。

親友のグレイス・シェ、ブリー・ヤングとの3日間を大切にしようとするヨロコビたちと、高校生活に備えてヴァル・オルティスやファイアーホークスへ近づこうとするシンパイたちの対立が激しくなると、ヨロコビたちとともに瓶へ詰められて秘密の保管庫へ送られる。ブルーフィー、ポーチー、ランス・スラッシュブレード、クライヒミツの協力で脱出し、カナシミと別れてヨロコビ、ムカムカ、イカリとともにジブンラシサの花を取り戻すため記憶の外れへ向かう。

一行は意識の川を下って進むが、ライリーがヴァルたちの前で本心と違うことを言ったことで皮肉の裂け目が生じ、先へ進めなくなる。裂け目越しの言葉がすべて皮肉に聞こえてしまうため助けを得られず、先行きが見えない状況に不安を募らせる。

その後はイマジネーションランドへ入り、シンパイがマインド・ワーカーたちにライリーの失敗する未来を大量に考えさせていることを知る。ヨロコビが彼らに楽しい未来を想像させると、ビビリも仲間たちとともにセキュリティから逃げ、ライリーの未来の職業を描いたパレードへ紛れ込む。

ようやく記憶の外れへたどり着き、元のジブンラシサの花を回収するが、シンパイがアイデアの嵐を起こしたことで司令部へ戻る道を失う。ポーチーから取り出したダイナマイトで記憶の山を崩すというヨロコビの作戦に加わり、大量の記憶とともに司令部へ帰還する。

最終日の試合ではシンパイによってライリーが追い詰められ、グレイス・シェを突き飛ばした末にパニック状態となっていた。ヨロコビたちとともにシンパイを止め、元のジブンラシサの花を戻そうとするが、ヨロコビがそれもライリーを一面的に決めつける行為だったと悟る。すべての感情とともに、ライリー自身から新たなジブンラシサが生まれるのを見守り、シンパイたちも仲間として受け入れる。

登場作品

2010年代



声


タグ:

キャラクター
最終更新:2026年10月07日 22:56