【システム名】 |
クロスシステム |
【読み方】 |
くろすしすてむ |
【分類】 |
用語 |
【登場作品】 |
ゲーム:『6』 アニメ:『BEAST+』 |
【詳細】
クロスシステムもしくは
クロスチェンジシステムとは、『6』にのみ登場した『
4』『
5』における
ソウルユニゾンに替わる新たな戦闘スタイル。
『6』の作中時間の少し前に研究され始めた、他のナビの能力をもう一体のナビが得るシステムであり、作中では
ロックマンが
リンクナビと呼ばれる仲間のナビの能力を引き継ぐ。
ロックマンのみが使用できるソウルユニゾンや
フォルテクロスロックマン、
ソルクロスロックマンとの関係性は不明。
それらとは
ロックマンの上半身のみが変化し、下半身は色が変わるだけなのが相違点である(ベースとなったナビが同じアクアやトマホークのソウルとクロスを見比べてみるとわかりやすい)。
ストーリーを進めると発生する
リンクナビの
オペレーターの「授業」を受けることでそのナビの特性を理解し、さらにそのリンクナビと戦う最終試験を経てナビの力が
ロックマンに宿ることで使用可能となる。
各クロスは戦闘中に一回ずつしか装備できず、解除されたり別のクロスに切り替えると前に使っていたクロスは一覧から消え使用不可能となる。
なお、このクロスシステムの採用のため前作まで
無属性だった
風、
ソード、
カーソル、
ブレイクの系統にも、新たに弱点の相関関係が追加された。
ソウルユニゾンから引き続き、自分で自由に解除することができず、また
ココロウィンドウがクロスの物で固定されるため、怒りや
フルシンクロになれない。
あちらはターン数制限があったが、こちらは弱点属性で攻撃されない限り解除されないため、ノーマル状態に戻りづらい。またクロスすると
チャージショットを上書きするので
改造カードでチャージショットを変更しているなら、それに自由に戻せなくなるため、よりいっそう変身するべきか考える必要がある。
総じて変身方法こそ簡単だが、考えなしに変身すると能力を生かしきれない、最終作にふさわしい奥深いシステムになっている。
ちなみにこのクロスを装備した状態で
獣化すると「クロスビースト」と呼ばれる形態に変身し、
無属性のチップをAボタンでため撃ちすることで強力な必殺技を使用することが可能。
その威力は、元となるチップではなくバスターのアタックLvに依存する為、アタックLvを最大化&
フォルダを
無属性で固める&コード統一すると火力の高い必殺技を乱発出来る。
ただし獣化が解ける際にクロスも解除されてしまう。
弱点攻撃を受けた場合、クロスだけが外れ、獣化は維持される。
【登場クロス一覧】
クロスビーストの各形態についても同リンク先で記述を行う。
基本的には、グレイガ版はチップ火力増強効果や、強力なチャージショット。
ファルザー版は強力なアビリティを追加してくれるクロスになっている。
【アニメ版】
最終作『BEAST+』にて登場し、初登場は第11話のアクアビースト。
特定のナビの
PETのデータを熱斗のPETに移す事で、
ロックマンがそのクロスを纏うという設定。
大抵の場合、その場で獣化チップも併用されてクロスビーストとなっており、クロス単体で出たのは
グランドクロスのみである(その時も最終的には獣化している)。
口調や性格も元のナビに似るようで、
アクアクロスでは
アクアマンの語尾である「~っぴゅ」がついたり、トマホーククロスでは
ロックマンが好戦的になったり口調も荒くなっている。
登場クロスビーストは下記。
- アクアビースト(第11話、第15話、第20話)
- トマホークビースト(第11話)
- エレキビースト(第12話)
- グランドビースト(第14話)
近くに
PETを持つ仲間がいることが条件であるためか、使用頻度はかなり少なく第15話以降は獣化単体で処理される場合が殆どだった。
【余談】
ロックマンの上半身のみが対応するナビと似たようなものに切り替わるという点では、続編シリーズ『
流星のロックマン』(流星3ブラックエース、レッドジョーカー)に登場した「ノイズチェンジ」も同じ特徴を持っている。
また、クロスシステムもノイズチェンジも、それぞれの作品の「最終作」で出てきたという点で共通している。
加えて、クロスが獣化と複合できることに対し、ノイズチェンジは別のノイズと複合できるという、これまた似た特徴も持つ。
【各言語版での名称】
言語 |
名前 |
日本語 |
クロスシステム(クロスチェンジシステム) |
英語 |
CrossSystem (The Cross Change System) |
中国語 |
繁体字 |
交錯系統(交錯更換系統) |
簡体字 |
交错系统(交错更换系统) |
最終更新:2025年04月01日 22:14