「俺のスピードについてこれるわけない!」
【詳細】
元ネタは本家『
ロックマン2』に登場する同名のロボット。
デザインの変更点はほとんどなく、頭身が伸びて腰のベルトとアームガードが追加された程度。
後述するが、エグゼシリーズで
序盤のトラウマメーカーとして立ちはだかるのもまた本家と同様である。
【ロックマンエグゼ2】
それを阻止しようとする
ロックマンとの戦いの末に敗れるが、クイックマンそのものが最後の起爆プログラムであり、
デリートされれば自動的に爆弾の起爆スイッチが入るように仕掛けを施していた。
しかし爆弾はすでに解体されており、クイックマンも自爆寸前に
ブルースに切り裂かれデリートされた。
【戦闘】
序盤ボスでありながら、
(特にV3は)『2』屈指の強敵。
戦闘においては圧倒的なスピードを持ち味とし、敵エリア内を残像が発生するほどの高速で動き回る。
また、何の行動も取っていない立ち状態では両腕のアームガードを高速で振り回すことであらゆる攻撃を無効化する。
射撃やソードはわかるが、爆風やプリズムの反射はどうやっていなしているのか…プリズムコンボすら超高速で捌く姿は必見
そのため、攻撃を当てられるタイミングは高速移動中か攻撃を行っている最中に限られる。
基本的には攻撃前後の隙を狙い打つことになるが、ヒートスタイルの
チャージショットのように攻撃時間が長いものを置いておくと勝手に当たってくれることがある。
バランスブレイカーが多数ある『2』でもこのタイミングで使えるものは流石にないので、真剣勝負をせざるを得ない。
まだまだ物語序盤でロックマンのHPも低く、強力な
バトルチップも碌に揃っていない状態での戦闘になる為、非常に手ごわい相手。
亡霊ナビの出現・徘徊場所は
コトブキエリア。攻撃可能タイミングが限定されるというシナリオで戦った際の特徴も勿論そのまま。
次のシナリオで不用意に徘徊させて不意のエンカウントでデリートされたロックマンが多数居るようで、上記の強さも含めてネット上では本作のトラウマボスとして有名。
しかも出現する位置(マス)は、袋小路の一番奥というよりも、
やや寄り道気味な場所の行き止まり少し手前。
「この位置にはいないだろう」といった場所でいきなり出てくるのも、厄介さに拍車がかかっている。
しかし本人の強さに反してナビチップは火力が物足りず、
チップコードも使いにくいQで正直微妙。
高速移動の後にブーメランを投げつけて攻撃する。
「ブーメラン」の名の通りに往復するため、一度避けたあとも帰りのブーメランに当たらないように。
実は投げてくるブーメランもガード性能があり、こちらの攻撃を打ち消してしまうため注意。
HPが50%以下になるとブーメランを2回連続で投げてくるようになり、順次列を合わせて来るため2連続で回避する必要がある。
V3では最初からブーメランを2回投げるパターンが混ざり、さらにブーメランを斜めに飛ばすパターンが追加される。
これは
エアホッケー系のようにエリアの端で反射する軌道を描き、クイックマンから見て偶数マス前が安置。
V2以降がHP50%以下になると使用。
クイックブーメランを投げた後に突進し、額のブーメランで
ワイドソードのような斬撃を繰り出してくる。
こちらには
ソード性能があるため、
シラハドリが有効。
【ロックマンエグゼ トランスミッション】
ワクチンを騙った
ゼロウイルスによって暴走し、銀行のコンピュータをジャックして銀行の中に居た
メイルら客や行員を閉じ込めてしまう。
解除に駆けつけたロックマンに撃破されるがデリートはされてはおらず、ダイスケと思われる人物からの命令で
プラグアウトした。
ちなみに『トランスミッション』の時系列は『1』と『2』の間なのだが、発売されたのは『2』の方が先。
『2』での対面時のやり取りはどう見ても初対面のものであるため、若干違和感が出てしまう
(一応クイックマン側は、「ゼロウイルスによって暴走していたため、ロックマンの事を覚えていなかった」とすると説明がつく)。
『2』と同じく動いていない状態で攻撃を加えても無効化されてしまうが、行動がワンパターンなためあちら比べると楽に感じる。
むしろ
ステージの方が難しい…。
登場ムービーが格好良く、なかなかに人気がある。
最終更新:2025年01月10日 23:15