かつて守りし者の回廊 - ラビリス wiki

食事は薬草、生業も薬草売りと性格から生活まで根っからの雑草ファミリーのドンに拾われた少女とその家族は、
恩を返すためと健気に薬草畑の番人を担う。

秘密の薬草畑を守るためにと、手にしたのはなんとナイフ１本。
盗人退治と薬草採取の作業が同時に行える優れものである。

しかし彼女が守る秘密の薬草畑の存在を知る者はほとんどいない。
なにせ秘密の薬草畑だ、外部の人間がその存在を知る筈もない。
たまたま通りかかっただけで言いがかりをつけられ今や土の下にいる者もいるかもしれないが。

近隣の住民はその何人もが白昼ナイフを振り回す少女を目撃している。

一体彼女は何を何から守っているのか？　畑にあるのは本当にただの薬草なのか？
という噂話がまことしやかに囁かれる日々。

直に話を聞けば通せないのはラビリス使いだけって話だ。
ラビリス使いと言えば善すぎるヤツと悪すぎるヤツの集まりだろ？
そんな奴らにあの薬草を渡すわけにはいかねぇよなぁ・・・。

彼女にあの薬草で手当をしてもらった時に傷が治った？ そりゃぁお前さんがラビリス使いだからさ。

• 僕は死にましぇーん！ -- syaraku (2010-08-29 20:15:21)