夜狩り人-宵闇伝奇譚TRPG-
合わせ鏡の幽霊屋敷
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yogaribitotrpg
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これは『夜狩り人TRPG』の遊び方などを簡単に確認するための、短時間、少人数向けのシナリオです。
本格的にこのゲームを遊ぶ前のテストプレイ等にご利用下さい。
本格的にこのゲームを遊ぶ前のテストプレイ等にご利用下さい。
またこのシナリオは、ゲームマスターがおらずともプレイ可能です。
ゲームマスターがいない場合、全てのプレイヤーでシナリオを読んだ上で記述に沿ってプレイを行って下さい。
ゲームマスターがいない場合、全てのプレイヤーでシナリオを読んだ上で記述に沿ってプレイを行って下さい。
●『合わせ鏡の幽霊屋敷』
- 制作:凪ノ香
○シナリオ概要
キャラクターたちは突然、大量の鏡の置かれた不気味な洋館で目を覚まします。
その記憶は曖昧な状態となっており、自分が何者なのかも思い出せないありさまです。
その記憶は曖昧な状態となっており、自分が何者なのかも思い出せないありさまです。
しかし恐ろしい気配の渦巻く迷路のような屋敷を探索するうちに、記憶が蘇ってきます。
『合わせ鏡の幽霊屋敷』として知られる、この不気味な洋館を訪れた経緯。
そこに潜む怪異に奪われた記憶と力。
『合わせ鏡の幽霊屋敷』として知られる、この不気味な洋館を訪れた経緯。
そこに潜む怪異に奪われた記憶と力。
キャラクターたちは怪異を打倒し、屋敷から脱出しなければなりません。
◯今回予告
その屋敷の主人は、悪霊が自分を祟り呪っているのだと恐れた。
その屋敷の主人は、鏡があれば呪いから逃れられると信じた。
その屋敷の主人は、鏡があれば呪いから逃れられると信じた。
屋敷はひたすらに増改築を繰り返された。
鏡。隠し通路。鏡。秘密の部屋。鏡。どこにも辿り着けない階段。鏡。
意味のない扉。鏡。鏡。秘密のレバー。鏡。鏡。鏡。鏡。もっと鏡を――――
鏡。隠し通路。鏡。秘密の部屋。鏡。どこにも辿り着けない階段。鏡。
意味のない扉。鏡。鏡。秘密のレバー。鏡。鏡。鏡。鏡。もっと鏡を――――
目を覚ました時、きみたちはそんな屋敷の中にいた。
そして、恐ろしい事実に気づく。
そして、恐ろしい事実に気づく。
「……私は誰だ?」
夜狩り人-宵闇伝奇譚TRPG-
『合わせ鏡の幽霊屋敷』
『合わせ鏡の幽霊屋敷』
―――――そして、夜を狩れ。
◯ハンドアウト
- 全PC共通
推奨サンプルPC:選択自由
コネ:選択自由
――――チカチカと灯りが点滅する。
きみは古ぼけた鏡が壁中に飾られた、異様な部屋で目覚めた。
そして、恐ろしい事実に気づく。
コネ:選択自由
――――チカチカと灯りが点滅する。
きみは古ぼけた鏡が壁中に飾られた、異様な部屋で目覚めた。
そして、恐ろしい事実に気づく。
「……私は誰だ?」
(※なぜキャラクターが幽霊屋敷を訪れることになったのか。
また他のキャラクターたちとの面識の有無などを、他のプレイヤーとも相談してあらかじめ設定しておきましょう。
また他のキャラクターたちとの面識の有無などを、他のプレイヤーとも相談してあらかじめ設定しておきましょう。
しかし目覚めた段階では、キャラクターはそれらの記憶をハッキリと思い出すことはできません。
記憶を喪失した状態ではどのように振る舞うのか。また記憶を取り戻したらそれがどう変化するのかを考えておきましょう)
記憶を喪失した状態ではどのように振る舞うのか。また記憶を取り戻したらそれがどう変化するのかを考えておきましょう)
◯オープニングフェイズ
オープニングフェイズ:喪われた記憶
シーンプレイヤー:全員
(※このシナリオでは個別のシーンを希望しない限り、基本的にすべてのフェイズにすべてのPCが登場するものとします)
(※このシナリオでは個別のシーンを希望しない限り、基本的にすべてのフェイズにすべてのPCが登場するものとします)
- 描写
――――チカチカと灯りが点滅する。
きみたちは古ぼけた鏡が壁中に飾られた、扉ひとつない異様な部屋で目覚めた。
そして、恐ろしい事実に気づくことになる。
きみたちは古ぼけた鏡が壁中に飾られた、扉ひとつない異様な部屋で目覚めた。
そして、恐ろしい事実に気づくことになる。
自分自身が何者か。どうしてここにいるのか。
それを思い出すことができないのだ。
名前くらいはぼんやりと思い出せるが、それも確かなものかは分からない。
それを思い出すことができないのだ。
名前くらいはぼんやりと思い出せるが、それも確かなものかは分からない。
いったいなぜ? どうしてこんなことになったのだろう?
- 解説
PCたちは記憶を失っており、そのため自らに宿る力を十分に行使することができない状態です。
武器を持っているキャラクターがいても、なぜ自分が武器を持っているのか分かりません。
武術を身につけたキャラクターも体と意識がチグハグで、まったく本調子とは言えません。
ミドルフェイズ2になるまではPCたちは戦闘能力を持たず、購入判定も行えません。
武器を持っているキャラクターがいても、なぜ自分が武器を持っているのか分かりません。
武術を身につけたキャラクターも体と意識がチグハグで、まったく本調子とは言えません。
ミドルフェイズ2になるまではPCたちは戦闘能力を持たず、購入判定も行えません。
- 結末
PCたちが互いを認識し、いくらか言葉を交わしたあたりで突然、ガタン! と大きな音が鳴る。
見れば古ぼけた鏡が一つ壁から落ち、そこにはポッカリと、真っ暗な通路が怪物の口のように開いていた――――
見れば古ぼけた鏡が一つ壁から落ち、そこにはポッカリと、真っ暗な通路が怪物の口のように開いていた――――
◯ミドルフェイズ
ミドルフェイズ1:謎の幽霊屋敷
シーンプレイヤー:全員
- 描写
スワイプパターンやパスワードを思い出せず、ロックを解除できないスマートフォンでも灯りくらいにはなる。
キミたちは頼りないバックライトを頼りに、暗い通路を進んでいく。
キミたちは頼りないバックライトを頼りに、暗い通路を進んでいく。
古ぼけた人形。剥がれかけた何かのまじない札。湿った腐りかけのしめ縄。
どこにも辿り着かない行き止まりの螺旋階段。開いても壁だけがある扉。
そしてたくさんの古ぼけた鏡。鏡。鏡――――。
無数の鏡のなかで、無数のキミたちが同じように不安げな表情を浮かべている。
どこにも辿り着かない行き止まりの螺旋階段。開いても壁だけがある扉。
そしてたくさんの古ぼけた鏡。鏡。鏡――――。
無数の鏡のなかで、無数のキミたちが同じように不安げな表情を浮かべている。
窓も、出口も、見当たらない。
ひたすらに壁と鏡と、異形の建築だけが続いている。
ひたすらに壁と鏡と、異形の建築だけが続いている。
――――異様な光景を見ていると、なぜか記憶が想起される。
- 解説
各自が【技】か【心】を用いて情報判定を行います。
以下の情報を「思い出す」ことができます。
以下の情報を「思い出す」ことができます。
各種コネの使用は可能な限り認めて構いません。
PCがこの噂を調べた際に協力してもらったものを、いま思い出したのだとしましょう。
PCがこの噂を調べた際に協力してもらったものを、いま思い出したのだとしましょう。
達成値1:カガミ屋敷
某県の山あい深くの広大な私有地に存在する、巨大でいびつな洋館です。
かつて四六時中工事を繰り返し、無作為に増改築鏡された迷宮のような屋敷で、大量の鏡が置かれているのが特徴です。
某県の山あい深くの広大な私有地に存在する、巨大でいびつな洋館です。
かつて四六時中工事を繰り返し、無作為に増改築鏡された迷宮のような屋敷で、大量の鏡が置かれているのが特徴です。
完全な違法建築であり老朽化も進んでいるため危険ですが、屋敷の主人であった富豪は既に行方不明。
現在の土地や屋敷の所有者は極めて曖昧な状態です。
所有に名乗りをあげる者もおらず、撤去解体の費用は膨大なものとなるため自治体も及び腰で、長年放置されています。
現在の土地や屋敷の所有者は極めて曖昧な状態です。
所有に名乗りをあげる者もおらず、撤去解体の費用は膨大なものとなるため自治体も及び腰で、長年放置されています。
時折、肝試しや廃墟探訪に訪れた人間が行方不明になるという噂もありますが、実態は定かではありません。
達成値2:カガミ屋敷のあるじ
――――怨霊が追いかけてくる。
詐欺じみた事業で無辜の人々を食い物にして大金を得た老富豪K氏は、晩年にこのような妄想に取り憑かれたと囁かれます。
K氏は怨霊から逃れるために山深くに迷宮じみた屋敷を築かせ、そして築かせ続けました。
そしてそこに、古今東西のさまざまな鏡を設置していきました。
そうすることで怨霊から逃れられるのだと、精神の均衡を欠いたK氏は信じていたのです。
そしてそこに、古今東西のさまざまな鏡を設置していきました。
そうすることで怨霊から逃れられるのだと、精神の均衡を欠いたK氏は信じていたのです。
そうしてある日、K氏は行方不明になりました。
屋敷を捨てて、ふたたび怨霊から逃げ出したのでしょうか。
ついに怨霊に追いつかれてしまったのでしょうか。
鏡のなかに引きずり込まれ、ずっと屋敷をさまよい続けているのだとも言われます。
屋敷を捨てて、ふたたび怨霊から逃げ出したのでしょうか。
ついに怨霊に追いつかれてしまったのでしょうか。
鏡のなかに引きずり込まれ、ずっと屋敷をさまよい続けているのだとも言われます。
- 結末
ふと、何かが動いた気がしてきみたちは視線を向ける。
そこにあったのは鏡だ。きみ自身の顔がこちらを見ている。
そこにあったのは鏡だ。きみ自身の顔がこちらを見ている。
――――そして、きみの顔がニタリと笑った。
ミドルフェイズ2:カガミ屋敷の怪
シーンプレイヤー:全員
- 描写
廊下とも部屋ともつかない空間の中。
たくさんの鏡の中のきみたちの顔がニタリと笑みに歪むと……鏡の向こうから手を伸ばしてくる。
その手は異様なまでに長く、長く伸び、きみたちを捕らえようとする。
現実離れした、奇怪で恐ろしい光景。
たくさんの鏡の中のきみたちの顔がニタリと笑みに歪むと……鏡の向こうから手を伸ばしてくる。
その手は異様なまでに長く、長く伸び、きみたちを捕らえようとする。
現実離れした、奇怪で恐ろしい光景。
その時、きみは思い出した。
この幽霊屋敷にやってきた目的を。
自らに宿る、夜を狩る力を――!
この幽霊屋敷にやってきた目的を。
自らに宿る、夜を狩る力を――!
- 解説
PCは最も得意な能力値で判定を行うよう求めて下さい。
この際、特技を使用しても構いません。
達成値3を出した場合、PCは力と記憶を取り戻して鏡の怪異を退けることができます。
この際、特技を使用しても構いません。
達成値3を出した場合、PCは力と記憶を取り戻して鏡の怪異を退けることができます。
達成値3に届かなかった場合は【魂】の現在値が1点減少し、再度判定に挑戦できます。
この判定に入る前に、GMは必ず特技、【燎】【運】などが使用可能であることをプレイヤーに伝え、使用を確認してください。
この判定に入る前に、GMは必ず特技、【燎】【運】などが使用可能であることをプレイヤーに伝え、使用を確認してください。
- 結末
行使される力が鏡の怪異を打ち払い、無数の鏡が割れ砕ける音ともに、キラキラと破片が舞い落ちる。
だが、更に廊下の奥から無数の青白い手が伸びてくる。
数が多すぎる――――きみたちは一度、その場から撤退することにした。
だが、更に廊下の奥から無数の青白い手が伸びてくる。
数が多すぎる――――きみたちは一度、その場から撤退することにした。
ミドルフェイズ3:ひとときの憩い
シーンプレイヤー:全員
- 描写
退いた先、きみたちは偶然、倉庫のような部屋を発見した。
棚に積まれた缶詰に、壊れた発電機。中身が漏れて既に揮発してしまった燃料缶。
怪しげなまじない道具や薬剤。明らかに違法な刀剣や銃器さえある。
怨霊を恐れた、かつてのカガミ屋敷のあるじが貯蔵したものだろうか。
棚に積まれた缶詰に、壊れた発電機。中身が漏れて既に揮発してしまった燃料缶。
怪しげなまじない道具や薬剤。明らかに違法な刀剣や銃器さえある。
怨霊を恐れた、かつてのカガミ屋敷のあるじが貯蔵したものだろうか。
とにかく安心なのは、この倉庫には鏡が無いということだ。
キミたちはひとまず休息をとり、記憶を整理する。
――――あの鏡の怪異を祓い、この幽霊屋敷から脱出しなければならない。
キミたちはひとまず休息をとり、記憶を整理する。
――――あの鏡の怪異を祓い、この幽霊屋敷から脱出しなければならない。
- 解説
このシーン以降、キャラクターは購入判定を行うことができます。
基本的にこの倉庫で得た物品ということにしましょう。
基本的にこの倉庫で得た物品ということにしましょう。
また各自が【技】か【心】を用いて再び情報判定を行います。
以下の情報を「思い出す」ことができます。
以下の情報を「思い出す」ことができます。
誰か一人が達成値2以上を出した時点で、「相手の情報を十分に集めている」ものとします。
(※《矜持と信念》《妖怪処刑人》といった特技の使用条件を満たしているということです)
(※《矜持と信念》《妖怪処刑人》といった特技の使用条件を満たしているということです)
また誰か一人が達成値3以上を出した時点で、脱出の方法に検討がつきます。
(※仮にPCが1~2人で【技】も【心】も低い場合、それぞれの目標達成値を1低下させてください)
(※仮にPCが1~2人で【技】も【心】も低い場合、それぞれの目標達成値を1低下させてください)
達成値2
きみの記憶の靄が晴れ、この屋敷であの怪異に取り込まれる瞬間を思い出すことができる。
それぞれの目的でこの屋敷を訪れたキミたちは、あの鏡の怪異によってこの異界に取り込まれたのだ。
それぞれの目的でこの屋敷を訪れたキミたちは、あの鏡の怪異によってこの異界に取り込まれたのだ。
鏡に映る像のなかに、現実にはない「なにか」があることには気付く鋭さがあったのが、かえって仇となった。
3回目にそれを目視した瞬間、きみたちは抗う余地もなく鏡のなかに取り込まれたのだ。
3回目にそれを目視した瞬間、きみたちは抗う余地もなく鏡のなかに取り込まれたのだ。
怪談や都市伝説に見られる類の、一定の法則を強要してくる類の怪異なのだろう。
この場合は「鏡の中に現実にはないものを三度見たら、鏡の中に取り込まれる」といったところだろうか。
この場合は「鏡の中に現実にはないものを三度見たら、鏡の中に取り込まれる」といったところだろうか。
達成値3
きみの記憶が確かならば、「なにか」が見えたのは、3度とも合わせ鏡の状態にある鏡のみだ。
そしてここは「鏡の中の異界」であるにもかかわらず、文字やドアノブの位置などが左右反転している様子はない。
鏡に映した像が左右逆にならない……鏡像を再度鏡で映した、合わせ鏡の状態だ。
そしてここは「鏡の中の異界」であるにもかかわらず、文字やドアノブの位置などが左右反転している様子はない。
鏡に映した像が左右逆にならない……鏡像を再度鏡で映した、合わせ鏡の状態だ。
つまり、合わせ鏡の無数に連なる映り込みの「どこか」に、あの怪異の巣であるこの異界は存在するのだろう。
ひたすらこの異界を彷徨っていても、あの青白い手に追われて消耗するばかりだ。
あの怪異の本体と再び対峙してこの異界を脱出するには、合わせ鏡のある部屋を探さねばならない。
あの怪異の本体と再び対峙してこの異界を脱出するには、合わせ鏡のある部屋を探さねばならない。
- 結末
PCたちが鏡の怪異と対決し、異界から脱出する方針を固めたところでクライマックスフェイズへ移行する。
情報判定に失敗した場合。
プレイヤーからもう少しキャラクター同士の会話をしたい、購入判定を行いたいなどの希望が出た場合。
GMは随時、ミドルフェイズを追加していきましょう。
プレイヤーからもう少しキャラクター同士の会話をしたい、購入判定を行いたいなどの希望が出た場合。
GMは随時、ミドルフェイズを追加していきましょう。
◯クライマックスフェイズ
クライマックスフェイズ:合わせ鏡に潜むもの
シーンプレイヤー:全員
- 描写
鏡。隠し通路。鏡。秘密の部屋。鏡。どこにも辿り着けない階段。鏡。
意味のない扉。鏡。鏡。秘密のレバー。鏡。鏡。鏡。鏡――――
意味のない扉。鏡。鏡。秘密のレバー。鏡。鏡。鏡。鏡――――
幾つも部屋を探索し、何度かあの青白い手を撃退し。
そしてきみたちは、ひときわ広い部屋にたどり着いた。
チカチカと灯りが点滅する。
巨大な鏡が幾つも向かい合わせに並び、鏡像が無限に連なっている。
そしてきみたちは、ひときわ広い部屋にたどり着いた。
チカチカと灯りが点滅する。
巨大な鏡が幾つも向かい合わせに並び、鏡像が無限に連なっている。
――――ここにヤツがいる。
きみたちの直感がそう告げた瞬間、鏡のなかのきみたちが再びニタリと笑った。
きみたちの直感がそう告げた瞬間、鏡のなかのきみたちが再びニタリと笑った。
- 解説
合わせ鏡の中から現れた怪異との戦闘シーンとなります。
それぞれのPCと同じデータを有するボスが、PCたちと同数いるものとします。
ただしボスは【燎】と【運】の数値をもたず、また覚醒することができません。
それぞれのPCと同じデータを有するボスが、PCたちと同数いるものとします。
ただしボスは【燎】と【運】の数値をもたず、また覚醒することができません。
GMはこのボスはPCのデータそのものですが、魂の炎や幸運、すなわち【燎】【運】を持たないことを強調しましょう。
これはプレイヤーに【燎】や【運】といったリソースの存在を強調し、使用を促すためです。
プレイヤーのそれぞれの最初の手番ごとに【燎】や【運】の使用を確認するのも良いでしょう。
これはプレイヤーに【燎】や【運】といったリソースの存在を強調し、使用を促すためです。
プレイヤーのそれぞれの最初の手番ごとに【燎】や【運】の使用を確認するのも良いでしょう。
※プレイヤーのみなさんへ
このシナリオは初心者向けのテストプレイを主眼としたシナリオです。
GMがいる場合、PLは自分のPCのデータを使用したボスの動かし方などGMによく協力しましょう。
もしもGMも初心者なのであれば、なおさらのことです。
またGMなしで遊ぶ場合、各PLは自分のPCデータを使用したボスを動かし、別のPCを攻撃すると良いでしょう。
このシナリオは初心者向けのテストプレイを主眼としたシナリオです。
GMがいる場合、PLは自分のPCのデータを使用したボスの動かし方などGMによく協力しましょう。
もしもGMも初心者なのであれば、なおさらのことです。
またGMなしで遊ぶ場合、各PLは自分のPCデータを使用したボスを動かし、別のPCを攻撃すると良いでしょう。
- 結末
すべての鏡像を打ち倒すと、鏡像たちはゆらりと起き上がり、覚醒の気配をみせる。
――――まさか。
そんな疑念が脳裏をよぎった次の瞬間、しかし鏡像たちはその力に耐えきれず、無数の鏡の破片となって砕け散った。
いかに鏡の怪異といえど、限界を超えたキミたちの力は真似をするに余りあるものだったようだ。
いかに鏡の怪異といえど、限界を超えたキミたちの力は真似をするに余りあるものだったようだ。
苦悶めいた怪音とともに異界全体が鳴動する。
合わせ鏡のひとつから、光が見える――――きみたちはその光へと飛び込んだ。
合わせ鏡のひとつから、光が見える――――きみたちはその光へと飛び込んだ。
◯エンディングフェイズ
- 描写
気づけばPCたちは古く巨大な洋館の入口に佇んでいた。
時刻は朝。
のぼる朝日も、吹き渡る爽やかな風も、草木のにおいも、どうやら現世のもののようだ。
時刻は朝。
のぼる朝日も、吹き渡る爽やかな風も、草木のにおいも、どうやら現世のもののようだ。
- 解説
目的を果たしたPCたちが日常へと帰る風景を描写して終了とします。
なおエンディングが簡素なのは、このシナリオが遊び方の確認のため短時間で行うことを想定したものであるためです。
もし全員の時間に余裕があるならば、無事に日常に戻ったPCたちの様子などを個別に描写するのも良いでしょう。
なおエンディングが簡素なのは、このシナリオが遊び方の確認のため短時間で行うことを想定したものであるためです。
もし全員の時間に余裕があるならば、無事に日常に戻ったPCたちの様子などを個別に描写するのも良いでしょう。
このシナリオの「・シナリオの目的を達成した」際に得られる経験点は5点です。
エンディングを終えたら経験点を配布し、アフタープレイに入ってください。
本シナリオはこれにて終了となります。
エンディングを終えたら経験点を配布し、アフタープレイに入ってください。
本シナリオはこれにて終了となります。