バイアラス

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バイアラス - (2011/11/27 (日) 14:46:19) の編集履歴(バックアップ)



基本情報


略歴

ロードレア国の将軍。元々は、ラディア隊に所属する一兵卒だったが、レザベリアスの戦い(692)前哨戦でゼノスの攻撃からラディアを救い、一千の兵をまるで自分の手足の様に扱い、敵を翻弄させる。
ラディアは、兵卒だったバイアラスを自分の副将として抜擢、その采配は風の如しと褒め称えた。レザベリアスの戦い本戦では、ゼノスと戦い、その武勇を内外に示し、その後レイディックの東征(692)では副官から一人の将軍として昇格、指揮官となる。

しかし、師と仰ぎ、憧れ、尊敬していたラディアが、ロッド国によって殺害されると、その仇討ちの戦いがはじまる。バイアラスも志願して遠征軍に合流。エスデリアの戦い(696)で、アレスと共に縦横無尽に働いた。
その後、レイディックの死によって勃発したロードレアの内乱においても、ヴェリアアレスの信頼を得て、内乱鎮圧に動いた。
これらの功績から、ヴェリアの新政権では南伐総司令官に就任する。

ベルザフィリス国との本格的な戦いがはじまると、ディースの戦い(701)でヴィルガスデイロードラゴベザスを一手に引き受けて一歩も退かずに互角に戦う。
ヴェリアの大遠征(703~705)にも主力部隊を率いて参戦。序盤は圧勝だったが、徐々に兵の披露を感じ、アレスリディと共に帰国を進言するが、聞き入られず遠征は失敗に終わる。

その後、遠征の失敗から堕落していくヴェリアの元ではラディアの仇は討てないと悟ったバイアラスは、一族を引き連れてベルザフィリス国へ投降。後に言う「一月の別離酒」である。

707年、ベルザフィリス国の北伐が実行され、バイアラスにとって念願のロッド国遠征がはじまる。
初戦でアリガルの仇ミルナスを討ち取るが、ロッド国は早々と降伏。仇と追い続けたギザイアリヴァイルシアを同列としておかなければならなくなる。
これに憤慨したバイアラスは、城の廊下ですれ違った時に私闘を仕掛ける寸前にまでなったこともあるが、この頃バイアラス直属隠密となっていたリディに仲裁された。

ヴァイグの戦いルディックの陣といった、戦乱を終わらせる最後の戦いにも活躍するが、亡命当時に世話になったルーディアが暗殺され、そこから端を発した「国崩れの乱」では、レニィラと共にガイヴェルド失脚を謀るが事前に発覚して処刑される。
バイアラスの妻もこの時連座処刑されるが、彼女が奴隷から将軍の正妻となったことで有名なシルである。

関連項目