基本情報
略歴
レーション編との違い
デルタ編は性格を数値化したものが多く存在したが、能力における「成長」の概念と違い、そのときの状況によっていくらでも左右される上に、そもそも人間の心情、本心まで理解できるわけがないと、
レーションはこれらの数値を廃止した。
また、デルタは、軍務において知略を発揮した将の場合は、実際は内政を担当しなかったとしても、「もし行っていればこれくらいの成果を出していただろう」という「期待値」を出していたが、
レーションは徹底的に「実績」のみにこだわった。
同様の理由で、一度も艦隊を指揮したことのない内陸の将軍に、陸軍指揮の実績から「水軍指揮」を査定していたデルタと違い、彼は「統率」という項目で統一させた。
デルタ編に収録されていない将軍
デルタの時代は、まだ存在が確認されておらず、それ以後に新たに発見された史書、文献によってはじめて名前が登場した将軍、あるいは存在は確認されていたが、当時は「将軍」として扱われていなかった人物については、当然ながら
レーション編にしか記載されていない。
これは、
蜉蝣時代全てのことに言えることだが、大寒波によって国土を捨てている為、他の時代に比べると、国が正式に残した史書といった資料が圧倒的に乏しい。
アルディアの残した書物に頼ることになるが、風の
精霊を駆使していたとはいえ、基本的には、彼女がそのとき滞在していた国を中心にまとめるのが精一杯である。
その為、空白の時間帯、名前しか判明していない戦い、存在は確認できるが、詳細が不明な将軍が多々存在する。
これらは、移民の時に共に流出した文献、将軍の手記などの発見により、後世突然発見されることがある。
今後も、新たな資料の登場により、存在しか知られていなかった戦いの詳細、更にそこで活躍したいまはまだ名前も知られていない新たな英雄たちの登場が期待されている。
最終更新:2024年08月21日 01:33