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ヴァーナー=ジンアンドイット

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ヴァーナー=ジンアンドイット

概要

情報同盟の研究者
性別:男
年齢:
名前:ヴァーナー=ジンアンドイット
性格:

解説

AIに関する事柄の研究者。
幼少期自動操縦の車で機械の故障による事故で家族が死亡。このことを不審に思ったアランは自身でハッキングを行い、事故が故意に引き起こされた家族を間引くための事件であったことを知る。それと同時にハッキングが発覚し情報同盟に引き抜かれる
 自身の事故に関しては「仕方がないこと」として捉えている。だからこそ正しく情報は利用されるべきだと考えている。
 ナンバーズ計画における最重要研究者の一人。担当は電脳化における諸問題。計画に対しては実現することはないと判断している一方で情報の集計地、保存する地点としては支持してる。
 性格は非常にシニカル。常に斜に構えた思考をしている。人の情動や愛は理解しつつ、人は必ず誰かを裏切ると割り切っている。
 幼少期に家族を失い、その後研究所に預けられたので社会経験が非常に浅い。何か迷うとぐるぐると同じ場所を回る癖があり、それを理由に周囲からは変人扱いを受けていた。事件後悪夢に悩まされており、カフェインを中毒と呼んでいいレベルで摂取している。
 好きな食べ物はハニートーストとバニラアイス
 嫌いな食べ物はミートソースなどの赤色の食べ物
 趣味はコーヒーの収集

フレーム問題と電脳というバックアップ

 「生物的」思考と「非生物的」思考の違いとは柔軟性である。
 脳のリバースエンジニアリングは既に実用範囲にあるが、そのコストは莫大である。電脳化されたデータの稼働には強力なエネルギーが必要となり、フレームから外れた多数の問題を、同時に発生した多数の思考のアポリアを遮断するためには演算装置が必要となる。
 電脳における大きな問題は、人間の『思考』が発見する『違和感』と呼ばれる問題をどう処理するかである。常に多数の観測を行い常に空回りを続けているシナプスとニューロンの類似品は、人間が行う『無意識の思考停止』を不可能としている。そのため全ての試算を終えなければ次へと移れない。この問題については添付資料を確認願いたい。
 この問題の解決策として現在取られているものは『エリートによるバグ取り』である。常に考えすぎるAIに対して適度に休息を与え、問題を単純化して再度出題する。いわばエリートは電脳AIたちにとって先生役と言えよう。
 現状、参照された人間由来の多数のフレームを抱えた電脳たちは「直感」や「ヒューリーステュック」を可能としている一方、非常に不安定である。本来機械の強みであるビッグデータへの早急な参照を行うのであれば莫大な時間を無駄にするであろう。一つ一つの問題点を取り出し思考し続ける電脳は有能である一方で時間に対して愚鈍である。
 「生物的」柔軟な思考が電脳には可能な一方で「非生物的」思考にはそもそも与えられていないフレーム、命令に反応しないというメリットがある。与えられたことしかできない問題はあるが常に問題を膨らませて思考を続ける「電脳」とは違い非常に素早い判断を下すことに成功している。
 現状、エリートにより「電脳」は活用されている。逆に言えばエリートでなければ活用できないほど「電脳」は融通が効かない。
 この問題が浮き彫りになったのはナンバーズ計画における試作機、パケット004である。複数の電脳を用いた本機体はエリートへ非常に大きな負担をかけることとなった。常に学習し、使える思考パターンを増やした結果、抱える「フレーム」が増加し破綻を迎えたのが本機体である。

 パケット004のエリートは既にその高い技術を評価され次の機体を与えられたが、これはエリートの技術が本機体に必要不可欠であったことを示している。上層部はパケット004を「失敗はしたものの修正可能な成功例」と捉えているが、これには違を唱えたい。後継機のウェブ004はあからさまにエリートに頼りすぎている。これは本来の目的を見失っていると言えよう。

万が一でも、ウェブ004を動かせる天才が見つからないことを願う。


文責 ヴァーナー=ジンアンドイット

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