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サボ(ONE PIECE) - (2025/03/10 (月) 16:59:35) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2014/09/25 Thu 00:04:14
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&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます
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『[[ONE PIECE]]』の登場人物。
CV:[[竹内順子]](少年期)
[[ポートガス・D・エース]]の親友だった少年。出身はゴア王国。
元々は壁に囲まれ安全なゴア王国[[貴族]]の出。しかし壁の中の貴族の世界という閉鎖的な環境でサボの両親は、立身出世に生きることしか価値を見出せない存在となっていた。
結果、毎日毎日続く王族と結婚するための勉強や習い事の日々、地位や財産を守ることにしか興味がない両親にすべてを決められる人生に嫌気がさし、
高町(貴族や王族の住む区域)から家出してゴア王国の外壁の外にあるゴミ山「グレイ・ターミナル」で暮らしていた。
エースと共に自由を求めて海賊になることを目指し、街で盗みを働いたりしながら海賊船を買うための金を集めていたある時、
エースが暮らすコルボ山のダダンのアジトに、[[モンキー・D・ルフィ]]がその祖父[[モンキー・D・ガープ]]によって放り込まれてくる。
山賊が嫌いなルフィはエースに付きまとい、ワニやら大蛇やら超でかい虎やら熊やらが生息するコルボ山を命からがらくぐり抜けて、エースとサボの海賊貯金を見つけてしまう。
丁度その時、エースはブルージャム海賊団から金を奪い、追われる身になっていた。
ルフィはその海賊団に捕まり、当時から下手くそだった嘘を見破られ、拷問を受けてしまうが、
エースを裏切れば自分は一人になってしまうと決して口を割らず、あわや拷問死というところでエースとサボによって助けられた。
こうして友達になった三人は、共に海賊になるために特訓に明け暮れ、三人で盃を交わした。
三兄弟では一番温厚な性格で、当初は短気で少々暴力的なエースをなだめることが多かった。
また、泣き虫で弱かったルフィに対しても甘いところがあった。
#center(){&font(#ffb74c){「海賊になる時同じ船の仲間にはなれねぇかもしれねぇけど&br() &br()おれたち三人の絆は“兄弟”として繋ぐ!! &br() &br()どこで何をやろうと この絆は切れねェ……!! &br() &br()これでおれ達は今日から兄弟だ!!」}}
しかし、それからしばらくして高町に[[食い逃げ]]に忍び込んだ際に父親に見つかり、強制的に連れ戻されてしまう。
そして高町に戻されたサボは、貴族達がグレイ・ターミナルをそこに住む人間ごと焼き払おうとしている事を知る。
サボはその事を知らせて回ったが、&bold(){高町の貴族達は全員それを知りながら普通に暮らしていた}。
その考えのおぞましさに恐怖したサボはエースとルフィにそれを伝えようとするが、兵士達に妨害され失敗してしまう。
そしてサボは偶然通りかかった男にその事実と自分の心中を語った。
#center(){&font(#0000ff){「…この町はゴミ山よりもイヤな臭いがする…!!! 人間の腐ったイヤな臭いがする!!! &br() &br()……ここにいても……!! おれは自由になれない…!!! &br() &br()おれは…貴族に生まれて恥ずかしい!!!」}}
この言葉を聞いた男、後の[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]総司令官[[モンキー・D・ドラゴン]]は「こんな子供にここまで言わせるのか」と怒りに震え、この言葉を決して忘れないと誓い、ゴミ山から多くの人々を助け出した。
しかしそれでも多くの死者が出た様子。
この事件を機にゴア王国にいることに耐えられなくなったサボは海賊として出航。
が、その矢先に[[天竜人>世界貴族(ONE PIECE)]]の船に出会し、目の前を横切ったというただそれだけの理由(※)で砲撃を受け、
エースとルフィが見ている前で沈められてしまった。
(※もっとも海賊旗を掲げていたので撃たれても仕方がなかったが。)
そして二人の元にはサボが出航前に出していた手紙が届く。
&font(#0000ff){誰よりも自由な海賊になってまた兄弟3人どこかで会おう}
&font(#0000ff){広くて自由な海のどこかでいつか必ず!!}
&font(#0000ff){────それからエース おれとお前はどっちが兄貴かな}
&font(#0000ff){長男二人 弟一人 変だけどこの絆はおれの宝だ}
&font(#0000ff){ルフィの奴はまだまだ弱くて泣き虫だけど}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){おれ達の弟だ よろしく頼む}}}
そしてエースとルフィの二人は、思いのままに、誰よりも自由に生きようと誓った。
余談だが、この三兄弟は血のつながりはないものの本当の兄弟にして見てみるとエースとサボは同い年なので「双子の長男エース・次男サボ」となり、
ルフィは三男の末っ子となるのではないだろうか。
追記・修正お願いします。
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#include(テンプレ3)
#center(){&bold(){&font(#0000ff){エースの“メラメラの実”は、おれが貰う!!}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){あいつの意志は おれ達が継いでいくんだ!!!}}}
#center(){
&bold(){革命軍}
&bold(){参謀総長}
&bold(){&sizex(7){サ ボ}}
}
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*【プロフィール】
本名:サボ
異名:炎帝
[[懸賞金>懸賞金(ONE PIECE) ]]:6億200万ベリー→不明(世界会議閉幕後)
[[悪魔の実]]:なし→メラメラの実(&ruby(ロギア){[[自然系>自然系悪魔の実]]})
[[覇気>覇気(ONE PIECE)]]:[[武装色>武装色の覇気(ONE PIECE)]]・[[見聞色>見聞色の覇気(ONE PIECE)]]
所属:[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]・参謀総長(事実上のNo2)
所属船:ヴィント・グランマ号
出身:東の海・ドーン島・ゴア王国
年齢:22歳
誕生日:3月20日
星座:魚座
身長:187cm
[[血液型]]:X型(現実だとA型)
初登場:単行本59巻・第583話・『不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)』
好きな食べ物:[[ラーメン]]
嫌いな食べ物:トリュフ
趣味:一人旅
イメージ動物:鷹
主な上司:[[モンキー・D・ドラゴン]]
主な部下:[[コアラ>コアラ(ONE PIECE)]]・ハック
CV:[[古谷徹]]→[[入野自由]](アニメ1116話から)
*【概要】
過去篇の最後で革命軍に誰かが救出された描写があり、早い段階から生存が予想されていたサボ。
また[[トラファルガー・ロー]]はサボとどことなく似ており、頂上戦争でルフィを助けたことと、ルフィの麦わら帽子を見て何かを感じ取った様子から彼が記憶を失ったサボのような[[ミスリード>ミスリード(手法)]]もあった。
そしてドレスローザ編にてついに再登場。
ルフィの前に姿を現した。
12年経ってすっかり[[イケメン]]になり、顔の左側には大きな火傷の跡がある。
ちなみに身長は187cmでエースより高い。
露出度が高い服装のエースとルフィに対して、上品な服装をしている。
原作では扉絵連載『世界の甲板から』の最終回「[[白ひげ>エドワード・ニューゲート]]とエースの墓」にて、アニメではスペシャル放送『&s(){3D}2Y』にて、エースの墓前にかつて三人で交わした盃と、[[麦わらの一味]]復活の記事を供えていた。
また、アニメ「エピソードオブサボ」では、ルフィのことをイワンコフから聞いたとこをエースの墓に報告していた。
現在は革命軍の参謀総長、No.2を務めており、海軍にも名前が知られている。
ちなみに2年間革命軍に身を寄せていた[[ニコ・ロビン]]はサボとも知り合い。
生きてることルフィに教えてやれよという感じだが、多分サボから秘密にするよう頼まれたか何かしたのだろう。
*【戦闘能力】
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「おれの指は竜の爪!!!嵩取る権力を引き裂くための”爪”!!!」}}}
ドラゴンから教わった「竜爪拳」という拳法を駆使する。
「人差し指と中指」「薬指と小指」を密着させた独特の型「竜の爪」を使い、異常な指の力と「[[武装色の覇気>武装色の覇気(ONE PIECE)]]」によって掴んだものを握り砕く。
&s(){ちなみにこの型、真似すると高確率で指がつるので注意。}
[[自然系悪魔の実]]「メラメラの実」を食べたことで、エースの[[必殺技]]「火拳」も使えるようになっている。
また、背中に身の丈ほどの長さの[[鉄パイプ]]を差しており、戦闘の際にはこれを棒術のように振り回して白兵戦を行う。
これは幼少期の頃から培ってきた戦法で、その時点での戦闘力はエースに匹敵するほど高く、ルフィも加えた三人で大型の野生動物をも仕留めて食材にしていた。
「メラメラの実」の能力者となった事でこの[[鉄パイプ]]に能力を行使する事もできるようになり、叩き付けた個所を発火させたり、[[鉄パイプ]]そのものを燃え上がらせて振り回したりといった戦法も可能となっている。
3兄弟で現在も[[鉄パイプ]]を武器にしているのはサボのみ。
**使用した技
・&b(){竜の鉤爪}
竜の爪で抉るように掴みかかり、驚異の握力をもって握り潰す。
「バズーカの砲身」「刀剣」「人間の頭蓋骨」さえも粉砕することが可能。
・&b(){竜の息吹}
両手の拳を押し当て、対象の核となる箇所を突くことで内部から破壊する。
コロシアムではリングのサボが立つ場所以外を消し飛ばし、全員一気に場外送りにした。
・&b(){火拳}
今は亡きエースが使っていた技を受け継いだもの。
燃え上がる炎の拳を叩き込む。
・&b(){「火炎」“竜王”}
「竜爪拳」と「メラメラの実」の能力を融合させた大技。
「竜の鉤爪」に炎を纏わせ、掴んだものを爆炎とともに吹き飛ばす。
・&b(){王手飛車}
自身の能力で生み出した火を1点に集中し、相手を目掛けて真っ直ぐに高速で走らせて浴びせる。
*【活躍】
ドレスローザには[[ドンキホーテ・ドフラミンゴ]]によって取引されている武器を運び出すための港があり、革命軍は何度か兵士を送り込んでいたが、全員が[[シュガー>シュガー(ONE PIECE)]]によってオモチャに変えられ、ついにサボが出張る事になった。
そして偶然か否か、コロシアムではエースの“メラメラの実”が優勝賞品となっており、ルフィもまたドレスローザを訪れていた。
サボの生存を知ったルフィは感極まって大粒の涙を流す。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「ありがとな!ルフィ 生きててくれて嬉しい!!!」}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「…でもサボ!!おれは目の前でエースを殺されて……!!!」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「──ああ…!!エースは死んだけど…!!お前だけでも…よく生き延びてくれた」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「おれは何もできず2人の兄弟を失う所だった…!!!」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「お前まで死んでたら…!!1人ぼっちになる所だった…!!」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「生きててくれてありがとう…ルフィ!!!」}}}
サボは仲間の危機でコロシアムを離れなければいけなくなったルフィに代わり、「ルーシー」として参戦。
ルフィがかぶっていた兜と[[マント]]とつけひげを纏い、シャツを全開にしルフィが赤犬につけられた腹部の傷跡を模したペイントを塗り出場する。
「竜の息吹」によって一気に片を付けると「メラメラの実」を奪い取り、能力者となった。
&s(){そしてあまりの不味さに恒例のリアクション芸を披露。}
コロシアムを脱出した後はルフィ達を追おうとする海軍を一人で迎え撃ち、中将を瞬殺する実力を見せつけ、大将[[藤虎>藤虎(ONE PIECE)]]と衝突する。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「覚えとけ…ルフィがもしおれに助けを求めたら」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「―――たとえ世界のどこにいてもおれは立場を押して駆けつける!!」}}}
その後、藤虎にやる気がなかったことと、サボ自身も敵が戦意を失っても尚猛攻を続ける程好戦的な性格でなかったことから、互いに手を引き勝負は流れた。
勝手に海軍大将と戦ったことで[[コアラ>コアラ(ONE PIECE)]]に怒られた。
ほっぺたを引っ張られているが、ゴム人間でないにも関わらず頬が伸びている(原作76巻の表紙ではその姿が描写されている)。
……若干いちゃついてる様に見えなくもない。
これ以外にも度々超マイペースな行動をしてコアラやハックに怒られているらしい。ホントにこいつら兄弟はそっくりだな。
コアラもそのうち怒りを通り越して呆れるかもしれない。
でもまぁ、それでもルフィほど鈍感では無い等の”彼よりはまともな部分”もあるよね……多分(汗)。
事態がほぼ終結を見た頃に[[黒ひげ海賊団]]の幹部である[[バージェス>ジーザス・バージェス]]と遭遇。
奇襲攻撃や挑発を受けかかるも読んでおり、そのまま「火拳」でぶっ飛ばした。
サボが、この12年間ルフィ達に会わなかったのもエースの救出に来なかったのも、実は&bold(){記憶喪失}だったからである。
あの日、天竜人に砲撃された日、大やけどに大けがを負ったがなんとかドラゴンに助けられ、手当てを受けた。
しかし、サボは自分の名前も含めた全ての記憶を失くしていた(名前だけは持ち物から判別されたもの)。
ただし、自分の家に帰りたくないことだけは印象として覚えており、その後革命軍で育てられていた。
それから10年後、頂上決戦終了後のエース死亡の新聞記事を読んだのを引き金に記憶が蘇る。
が、それと同時に兄弟エースが死んだことを理解し、ショックのあまりそのまま卒倒した。
それから3日後に目を覚まして落ち着きを取り戻し、エースの能力である「メラメラの実」を手に入れるため、ドラゴンに申し出てドレスローザへの任務に就く。
そして、2年後にルフィの前に現れたのである。
アニメでは革命軍に引き取られてから10年間の期間を断片的ではあるが描写されている。
記憶はないながらも、ルフィやエースと過ごした中で鍛え上げられた基礎運動能力は高いまま維持されていて、それゆえ革命軍の子供の中ではとびぬけており、既にハックの手に余る存在だった((その際、ハックはサボの過去を言い当てている))。
そのため、[[バーソロミュー・くま]]やドラゴンから鍛えられていた((SBSでも、このことについて一部言及している))。
幼少期から使っていた[[鉄パイプ]]は12歳のころ、くまと鍛えていたときに偶然発見したことがきっかけとなっている。
ただ、戦闘における実技訓練以外の部分の座学や雑用はギャグ抜きでサボっており、イナズマやコアラにしょっちゅう怒られていた。
コアラとはこの頃からイチャついていた?様子。
17歳の時点で既に「[[見聞色の覇気>見聞色の覇気(ONE PIECE)]]」はおろか、「武装色の覇気」を使え、幹部の有力候補であった。
また、上記の記憶が戻る直前まである任務に就いていたらしく、そのせいで新聞や手配書などでエースの顔を見ることがなかったものと思われる。
しかし、[[王下七武海]]の就任要請を蹴ったエースの話を仲間としたとき、仲間が苗字を言うと、自然と「エース」と出ており、意識はともかく体はどうやら記憶していたようである。
ちなみに革命軍のトップであるドラゴンもルフィの父親と非常に縁を感じさせるが、サボがあまりにもルフィの話題をしつこく語るためドラゴンは食傷気味であった。
[[黒ひげ海賊団]]との戦闘でバルティゴが壊滅した後は、革命軍の本拠がカマバッカ王国に移ったことで、ドラゴン達と共に先んじてそちらに移動。
天竜人への宣戦布告について話し合っている場面が描かれている。
ルフィが15億の賞金首になったニュースを見てニヤニヤしすぎて&bold(){顔が攣った}らしい。
&bold(){ヴァカなの!?}(byイワさん)
その後、マリージョアに兵士に変装して潜入し、義弟のステリーと再会することとなった(ステリーはまだ気付いていない)。
**消息
しかし、世界会議以降、同じ作戦に参加していたモーリー・カラス・リンドバーグともども消息が途絶。
作戦では海軍大将の[[藤虎>藤虎(ONE PIECE)]]・緑牛との戦闘が発生したとのこと。
同時期に[[モルガンズ>世界経済新聞社(ONE PIECE)]]が発行を強行した世界経済新聞を見たドラゴンは「まずは…事実確認だ……!!!」と珍しく動揺を見せ、[[イワンコフ>エンポリオ・イワンコフ]]は「&bold(){あのサボよ!!?あり得ナッティブル!!!ヴァターシ信じないっ!!!}」と必死に否定していた。
また、同じ記事を見たマキノやダダンは「生きているって知ったばかりなのに!」と悲痛な様子を見せている。
さらにステリーは「マリージョアに兄様がいたのか!?」と驚きを見せており、その妻のナントカネットも悲嘆する様子が見られる。
//同じ記事を見た[[ティーチ>マーシャル・D・ティーチ]]は「&bold(){おい野郎ども船出すぞ! 海軍にとられるくらいならおれがもらっちまおう!}」と急いている。能力者狩りを進めている黒ひげ海賊団としては何かの確保の好機と見たようだ。
//↑サボと関係なかったのでCO
いずれにしてもサボに関する何らかのバッドニュースが新聞に掲載されていたことは疑いないが、果たして彼の現状は……
**炎帝サボ
モルガンズが発刊した新聞を読んだ各人物の反応から、多くの読者は作戦が失敗しサボがエースと同様身柄を拘束された、あるいは戦死したと予想していた・・・が実際はマリージョアに潜入していたサボ達は当初の目的であった天竜人への宣戦布告及びバーソロミュー・くまの解放を成功させ、全員逃げ切っていた。
しかし新聞に載っていた話題はそれだけではなく、なんとサボが&bold(){[[アラバスタ王国]]の国王[[ネフェルタリ・コブラ]]を殺害した}ことが報道されていた。
海軍曰く、世界政府を樹立させた最初の20人の血族の1人の末裔の殺害は革命軍にとって大きな意味があったらしく、世界ではこの事件に関連して「8か国革命」と呼ばれる事件が発生。
サボには"炎帝"という異名がつき、同時期に義弟が新たな四皇に就任したことも相まって革命軍総司令官ドラゴンをもしのぐ影響力で世界の英雄とまで称され信仰される存在になるなど、世界情勢が大きく動いている。
だが革命軍の面々の反応から&bold(){コブラ王の殺害は計画に含まれていなかった可能性が高い}。
何より彼らは、[[アラバスタ王国]]が[[麦わらの一味]]によって救われたことを把握している。
他にも&bold(){「チャルロス聖の殺人未遂」「ミョスガルド聖がチャルロス聖の殺人未遂の犯人の逃亡を援助」「アラバスタ王女[[ネフェルタリ・ビビ]]の失踪」}なども語られており、現在これらの事件の詳細は不明。
世間ではサボがすべての事件の糸を引いていたのではと見なされているようだが・・・・・・?
**ワノ国編終幕後
1060話ではルルシア王国に潜伏していることが判明。
ドラゴンにコブラ王を殺していないと言った。
その先の話をしようとしたその時……
&bold(){突如空から16発の光の矢がルルシア王国に降り注ぎ、国は跡形もなく消滅してしまう}。
これによりサボは再び消息が不明となってしまった…。
実はサボはルルシア王国本土で通信をしていたのではなく、白[[電伝虫]]を手に入れていなかった為、ルルシア近海で通信を行っていた。
通信の際には間接通信の合図を送っていたとの事。
モーダ達ルルシア王国の生き残りを連れてカマバッカ王国に帰還する。
そして、命の危険性があるとの事で世界会議にマリージョアで起きた事件の真実をサボはドラゴンとイワンコフだけに話す。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){聖地マリージョアで起きた&br()「&ruby(・・・・){本当の事}」全部話すよ……!!!}}}
#openclose(show=マリージョアでの真相){
表で軍隊長達が暴れている中、サボはくまや奴隷達に付けられている首輪の鍵を探し、城内で工作を行っていた。
その際に[[ジュエリー・ボニー]]と遭遇し、「くまの救出」といった利害の一致から一時手を組み、鍵を発見する。
カラスに鍵を渡してボニーを送り届けようとするが、道中で衛兵達が城内にあるといわれる「幻の部屋」についての話を聞く。
ボニーと別れた後、城の中枢まで潜入し虚の玉座の部屋にまんまと入り込んだサボは、そこでアラバスタ王国国王コブラと[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]の会話を耳にしていたが、その場にいるはずのない「世界の王」である&bold(){[[イム>イム(ONE PIECE)]]}と呼ばれる人物が現れ、状況の異常さに気付く。
コブラが攻撃され殺害されそうなのを見て乱入し、五老星を火拳で攻撃した後、イムに「王手飛車」で攻撃を仕掛けるが、イムは姿を変貌させ攻撃を防がれてしまった。
また、五老星もイム同様異形の姿に変貌し、彼らに包囲されてしまう。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){ハァ…ハァ あわよくばここで全員刺したかったが…… ハァ…ハァ…}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){まさか世界のてっぺんに地獄があるとは}}}
この時、倒れているコブラをバックに立つサボの写真が壁に配置されていた電伝虫によって撮られてしまった。
瀕死のコブラを担ぎ逃げ出すが、コブラからルフィとビビへの伝言として、&bold(){「『&ruby(●●●){我々も}』『“[[D>Dの一族(ONE PIECE)]]”である!!!』と…」}といった伝言を託され、その時にイムから攻撃を喰らってしまいコブラ共々転倒してしまう。
だが、最後の力を振り絞ったコブラがサボを庇ったため、その場から苦渋の思いで逃げ切ることができた。
その後はルルシア王国に帰る船に忍び込み、ルルシアに着くが、待ち構えていたルルシア国民により、国王のセキとコマネ王女が捕えられ国内で革命が起こった。
密航者だったサボは国民から歓迎され、その時にコブラ王殺しの事件に自分が仕立て上げられていることと、自身の世界における扱いなどを知る((サボは真実を話そうとしたが、革命の士気を感じたため言葉を飲み込んだ。))。
それから、革命軍に入隊したいと志望する多数のルルシア国民達を船に乗せて出航し、上記の通信を行った。
その時に、ルルシア上空を覆う&bold(){真っ黒い&ruby(●●){何か}}が雲の上にあったのを目撃した。
マリージョアでの一連の事件がひと段落した後、五老星からは&bold(){「数奇な運命を背負った男」}と称されている。
}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){──ほんじゃ…追記・修正にゃ手ェ焼くだろうが…&br()&br()よろしく頼むよ!!}}}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,90)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
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『[[ONE PIECE]]』の登場人物。
CV:[[竹内順子]](少年期)
[[ポートガス・D・エース]]の親友だった少年。出身はゴア王国。
元々は壁に囲まれ安全なゴア王国[[貴族]]の出。しかし壁の中の貴族の世界という閉鎖的な環境でサボの両親は、立身出世に生きることしか価値を見出せない存在となっていた。
結果、毎日毎日続く王族と結婚するための勉強や習い事の日々、地位や財産を守ることにしか興味がない両親にすべてを決められる人生に嫌気がさし、
高町(貴族や王族の住む区域)から家出してゴア王国の外壁の外にあるゴミ山「グレイ・ターミナル」で暮らしていた。
エースと共に自由を求めて海賊になることを目指し、街で盗みを働いたりしながら海賊船を買うための金を集めていたある時、
エースが暮らすコルボ山のダダンのアジトに、[[モンキー・D・ルフィ]]がその祖父[[モンキー・D・ガープ]]によって放り込まれてくる。
山賊が嫌いなルフィはエースに付きまとい、ワニやら大蛇やら超でかい虎やら熊やらが生息するコルボ山を命からがらくぐり抜けて、エースとサボの海賊貯金を見つけてしまう。
丁度その時、エースはブルージャム海賊団から金を奪い、追われる身になっていた。
ルフィはその海賊団に捕まり、当時から下手くそだった嘘を見破られ、拷問を受けてしまうが、
エースを裏切れば自分は一人になってしまうと決して口を割らず、あわや拷問死というところでエースとサボによって助けられた。
こうして友達になった三人は、共に海賊になるために特訓に明け暮れ、三人で盃を交わした。
三兄弟では一番温厚な性格で、当初は短気で少々暴力的なエースをなだめることが多かった。
また、泣き虫で弱かったルフィに対しても甘いところがあった。
#center(){&font(#ffb74c){「海賊になる時同じ船の仲間にはなれねぇかもしれねぇけど&br() &br()おれたち三人の絆は“兄弟”として繋ぐ!! &br() &br()どこで何をやろうと この絆は切れねェ……!! &br() &br()これでおれ達は今日から兄弟だ!!」}}
しかし、それからしばらくして高町に[[食い逃げ]]に忍び込んだ際に父親に見つかり、強制的に連れ戻されてしまう。
そして高町に戻されたサボは、貴族達がグレイ・ターミナルをそこに住む人間ごと焼き払おうとしている事を知る。
サボはその事を知らせて回ったが、&bold(){高町の貴族達は全員それを知りながら普通に暮らしていた}。
その考えのおぞましさに恐怖したサボはエースとルフィにそれを伝えようとするが、兵士達に妨害され失敗してしまう。
そしてサボは偶然通りかかった男にその事実と自分の心中を語った。
#center(){&font(#0000ff){「…この町はゴミ山よりもイヤな臭いがする…!!! 人間の腐ったイヤな臭いがする!!! &br() &br()……ここにいても……!! おれは自由になれない…!!! &br() &br()おれは…貴族に生まれて恥ずかしい!!!」}}
この言葉を聞いた男、後の[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]総司令官[[モンキー・D・ドラゴン]]は「こんな子供にここまで言わせるのか」と怒りに震え、この言葉を決して忘れないと誓い、ゴミ山から多くの人々を助け出した。
しかしそれでも多くの死者が出た様子。
この事件を機にゴア王国にいることに耐えられなくなったサボは海賊として出航。
が、その矢先に[[天竜人>世界貴族(ONE PIECE)]]の船に出会し、目の前を横切ったというただそれだけの理由(※)で砲撃を受け、
エースとルフィが見ている前で沈められてしまった。
(※もっとも海賊旗を掲げていたので撃たれても仕方がなかったが。)
そして二人の元にはサボが出航前に出していた手紙が届く。
&font(#0000ff){誰よりも自由な海賊になってまた兄弟3人どこかで会おう}
&font(#0000ff){広くて自由な海のどこかでいつか必ず!!}
&font(#0000ff){────それからエース おれとお前はどっちが兄貴かな}
&font(#0000ff){長男二人 弟一人 変だけどこの絆はおれの宝だ}
&font(#0000ff){ルフィの奴はまだまだ弱くて泣き虫だけど}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){おれ達の弟だ よろしく頼む}}}
そしてエースとルフィの二人は、思いのままに、誰よりも自由に生きようと誓った。
余談だが、この三兄弟は血のつながりはないものの本当の兄弟にして見てみるとエースとサボは同い年なので「双子の長男エース・次男サボ」となり、
ルフィは三男の末っ子となるのではないだろうか。
追記・修正お願いします。
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#include(テンプレ3)
#center(){&bold(){&font(#0000ff){エースの“メラメラの実”は、おれが貰う!!}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){あいつの意志は おれ達が継いでいくんだ!!!}}}
#center(){
&bold(){革命軍}
&bold(){参謀総長}
&bold(){&sizex(7){サ ボ}}
}
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*【プロフィール】
本名:サボ
異名:炎帝
[[懸賞金>懸賞金(ONE PIECE) ]]:6億200万ベリー→不明(世界会議閉幕後)
[[悪魔の実]]:なし→メラメラの実(&ruby(ロギア){[[自然系>自然系悪魔の実]]})
[[覇気>覇気(ONE PIECE)]]:[[武装色>武装色の覇気(ONE PIECE)]]・[[見聞色>見聞色の覇気(ONE PIECE)]]
所属:[[革命軍>革命軍(ONE PIECE)]]・参謀総長(事実上のNo2)
所属船:ヴィント・グランマ号
出身:東の海・ドーン島・ゴア王国
年齢:22歳
誕生日:3月20日
星座:魚座
身長:187cm
[[血液型]]:X型(現実だとA型)
初登場:単行本59巻・第583話・『不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)』
好きな食べ物:[[ラーメン]]
嫌いな食べ物:トリュフ
趣味:一人旅
イメージ動物:鷹
主な上司:[[モンキー・D・ドラゴン]]
主な部下:[[コアラ>コアラ(ONE PIECE)]]・ハック
CV:[[古谷徹]]→[[入野自由]](アニメ1116話から)
*【概要】
過去篇の最後で革命軍に誰かが救出された描写があり、早い段階から生存が予想されていたサボ。
また[[トラファルガー・ロー]]はサボとどことなく似ており、頂上戦争でルフィを助けたことと、ルフィの麦わら帽子を見て何かを感じ取った様子から彼が記憶を失ったサボのような[[ミスリード>ミスリード(手法)]]もあった。
そしてドレスローザ編にてついに再登場。
ルフィの前に姿を現した。
12年経ってすっかり[[イケメン]]になり、顔の左側には大きな火傷の跡がある。
ちなみに身長は187cmでエースより高い。
露出度が高い服装のエースとルフィに対して、上品な服装をしている。
原作では扉絵連載『世界の甲板から』の最終回「[[白ひげ>エドワード・ニューゲート]]とエースの墓」にて、アニメではスペシャル放送『&s(){3D}2Y』にて、エースの墓前にかつて三人で交わした盃と、[[麦わらの一味]]復活の記事を供えていた。
また、アニメ「エピソードオブサボ」では、ルフィのことをイワンコフから聞いたとこをエースの墓に報告していた。
現在は革命軍の参謀総長、No.2を務めており、海軍にも名前が知られている。
ちなみに2年間革命軍に身を寄せていた[[ニコ・ロビン]]はサボとも知り合い。
生きてることルフィに教えてやれよという感じだが、多分サボから秘密にするよう頼まれたか何かしたのだろう。
*【戦闘能力】
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「おれの指は竜の爪!!!嵩取る権力を引き裂くための”爪”!!!」}}}
ドラゴンから教わった「竜爪拳」という拳法を駆使する。
「人差し指と中指」「薬指と小指」を密着させた独特の型「竜の爪」を使い、異常な指の力と「[[武装色の覇気>武装色の覇気(ONE PIECE)]]」によって掴んだものを握り砕く。
&s(){ちなみにこの型、真似すると高確率で指がつるので注意。}
[[自然系悪魔の実]]「メラメラの実」を食べたことで、エースの[[必殺技]]「火拳」も使えるようになっている。
また、背中に身の丈ほどの長さの[[鉄パイプ]]を差しており、戦闘の際にはこれを棒術のように振り回して白兵戦を行う。
これは幼少期の頃から培ってきた戦法で、その時点での戦闘力はエースに匹敵するほど高く、ルフィも加えた三人で大型の野生動物をも仕留めて食材にしていた。
「メラメラの実」の能力者となった事でこの[[鉄パイプ]]に能力を行使する事もできるようになり、叩き付けた個所を発火させたり、[[鉄パイプ]]そのものを燃え上がらせて振り回したりといった戦法も可能となっている。
3兄弟で現在も[[鉄パイプ]]を武器にしているのはサボのみ。
**使用した技
・&b(){竜の鉤爪}
竜の爪で抉るように掴みかかり、驚異の握力をもって握り潰す。
「バズーカの砲身」「刀剣」「人間の頭蓋骨」さえも粉砕することが可能。
・&b(){竜の息吹}
両手の拳を押し当て、対象の核となる箇所を突くことで内部から破壊する。
コロシアムではリングのサボが立つ場所以外を消し飛ばし、全員一気に場外送りにした。
・&b(){火拳}
今は亡きエースが使っていた技を受け継いだもの。
燃え上がる炎の拳を叩き込む。
・&b(){「火炎」“竜王”}
「竜爪拳」と「メラメラの実」の能力を融合させた大技。
「竜の鉤爪」に炎を纏わせ、掴んだものを爆炎とともに吹き飛ばす。
・&b(){王手飛車}
自身の能力で生み出した火を1点に集中し、相手を目掛けて真っ直ぐに高速で走らせて浴びせる。
*【活躍】
ドレスローザには[[ドンキホーテ・ドフラミンゴ]]によって取引されている武器を運び出すための港があり、革命軍は何度か兵士を送り込んでいたが、全員が[[シュガー>シュガー(ONE PIECE)]]によってオモチャに変えられ、ついにサボが出張る事になった。
そして偶然か否か、コロシアムではエースの“メラメラの実”が優勝賞品となっており、ルフィもまたドレスローザを訪れていた。
サボの生存を知ったルフィは感極まって大粒の涙を流す。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「ありがとな!ルフィ 生きててくれて嬉しい!!!」}}}
#center(){&bold(){&font(#ff0000){「…でもサボ!!おれは目の前でエースを殺されて……!!!」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「──ああ…!!エースは死んだけど…!!お前だけでも…よく生き延びてくれた」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「おれは何もできず2人の兄弟を失う所だった…!!!」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「お前まで死んでたら…!!1人ぼっちになる所だった…!!」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「生きててくれてありがとう…ルフィ!!!」}}}
サボは仲間の危機でコロシアムを離れなければいけなくなったルフィに代わり、「ルーシー」として参戦。
ルフィがかぶっていた兜と[[マント]]とつけひげを纏い、シャツを全開にしルフィが赤犬につけられた腹部の傷跡を模したペイントを塗り出場する。
「竜の息吹」によって一気に片を付けると「メラメラの実」を奪い取り、能力者となった。
&s(){そしてあまりの不味さに恒例のリアクション芸を披露。}
コロシアムを脱出した後はルフィ達を追おうとする海軍を一人で迎え撃ち、中将を瞬殺する実力を見せつけ、大将[[藤虎>藤虎(ONE PIECE)]]と衝突する。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「覚えとけ…ルフィがもしおれに助けを求めたら」}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){「―――たとえ世界のどこにいてもおれは立場を押して駆けつける!!」}}}
その後、藤虎にやる気がなかったことと、サボ自身も敵が戦意を失っても尚猛攻を続ける程好戦的な性格でなかったことから、互いに手を引き勝負は流れた。
勝手に海軍大将と戦ったことで[[コアラ>コアラ(ONE PIECE)]]に怒られた。
ほっぺたを引っ張られているが、ゴム人間でないにも関わらず頬が伸びている(原作76巻の表紙ではその姿が描写されている)。
……若干いちゃついてる様に見えなくもない。
これ以外にも度々超マイペースな行動をしてコアラやハックに怒られているらしい。ホントにこいつら兄弟はそっくりだな。
コアラもそのうち怒りを通り越して呆れるかもしれない。
でもまぁ、それでもルフィほど鈍感では無い等の”彼よりはまともな部分”もあるよね……多分(汗)。
事態がほぼ終結を見た頃に[[黒ひげ海賊団]]の幹部である[[バージェス>ジーザス・バージェス]]と遭遇。
奇襲攻撃や挑発を受けかかるも読んでおり、そのまま「火拳」でぶっ飛ばした。
サボが、この12年間ルフィ達に会わなかったのもエースの救出に来なかったのも、実は&bold(){記憶喪失}だったからである。
あの日、天竜人に砲撃された日、大やけどに大けがを負ったがなんとかドラゴンに助けられ、手当てを受けた。
しかし、サボは自分の名前も含めた全ての記憶を失くしていた(名前だけは持ち物から判別されたもの)。
ただし、自分の家に帰りたくないことだけは印象として覚えており、その後革命軍で育てられていた。
それから10年後、頂上決戦終了後のエース死亡の新聞記事を読んだのを引き金に記憶が蘇る。
が、それと同時に兄弟エースが死んだことを理解し、ショックのあまりそのまま卒倒した。
それから3日後に目を覚まして落ち着きを取り戻し、エースの能力である「メラメラの実」を手に入れるため、ドラゴンに申し出てドレスローザへの任務に就く。
そして、2年後にルフィの前に現れたのである。
アニメでは革命軍に引き取られてから10年間の期間を断片的ではあるが描写されている。
記憶はないながらも、ルフィやエースと過ごした中で鍛え上げられた基礎運動能力は高いまま維持されていて、それゆえ革命軍の子供の中ではとびぬけており、既にハックの手に余る存在だった((その際、ハックはサボの過去を言い当てている))。
そのため、[[バーソロミュー・くま]]やドラゴンから鍛えられていた((SBSでも、このことについて一部言及している))。
幼少期から使っていた[[鉄パイプ]]は12歳のころ、くまと鍛えていたときに偶然発見したことがきっかけとなっている。
ただ、戦闘における実技訓練以外の部分の座学や雑用はギャグ抜きでサボっており、イナズマやコアラにしょっちゅう怒られていた。
コアラとはこの頃からイチャついていた?様子。
17歳の時点で既に「[[見聞色の覇気>見聞色の覇気(ONE PIECE)]]」はおろか、「武装色の覇気」を使え、幹部の有力候補であった。
また、上記の記憶が戻る直前まである任務に就いていたらしく、そのせいで新聞や手配書などでエースの顔を見ることがなかったものと思われる。
しかし、[[王下七武海]]の就任要請を蹴ったエースの話を仲間としたとき、仲間が苗字を言うと、自然と「エース」と出ており、意識はともかく体はどうやら記憶していたようである。
ちなみに革命軍のトップであるドラゴンもルフィの父親と非常に縁を感じさせるが、サボがあまりにもルフィの話題をしつこく語るためドラゴンは食傷気味であった。
[[黒ひげ海賊団]]との戦闘でバルティゴが壊滅した後は、革命軍の本拠がカマバッカ王国に移ったことで、ドラゴン達と共に先んじてそちらに移動。
天竜人への宣戦布告について話し合っている場面が描かれている。
ルフィが15億の賞金首になったニュースを見てニヤニヤしすぎて&bold(){顔が攣った}らしい。
&bold(){ヴァカなの!?}(byイワさん)
その後、マリージョアに兵士に変装して潜入し、義弟のステリーと再会することとなった(ステリーはまだ気付いていない)。
**消息
しかし、世界会議以降、同じ作戦に参加していたモーリー・カラス・リンドバーグともども消息が途絶。
作戦では海軍大将の[[藤虎>藤虎(ONE PIECE)]]・緑牛との戦闘が発生したとのこと。
同時期に[[モルガンズ>世界経済新聞社(ONE PIECE)]]が発行を強行した世界経済新聞を見たドラゴンは「まずは…事実確認だ……!!!」と珍しく動揺を見せ、[[イワンコフ>エンポリオ・イワンコフ]]は「&bold(){あのサボよ!!?あり得ナッティブル!!!ヴァターシ信じないっ!!!}」と必死に否定していた。
また、同じ記事を見たマキノやダダンは「生きているって知ったばかりなのに!」と悲痛な様子を見せている。
さらにステリーは「マリージョアに兄様がいたのか!?」と驚きを見せており、その妻のナントカネットも悲嘆する様子が見られる。
//同じ記事を見た[[ティーチ>マーシャル・D・ティーチ]]は「&bold(){おい野郎ども船出すぞ! 海軍にとられるくらいならおれがもらっちまおう!}」と急いている。能力者狩りを進めている黒ひげ海賊団としては何かの確保の好機と見たようだ。
//↑サボと関係なかったのでCO
いずれにしてもサボに関する何らかのバッドニュースが新聞に掲載されていたことは疑いないが、果たして彼の現状は……
**炎帝サボ
モルガンズが発刊した新聞を読んだ各人物の反応から、多くの読者は作戦が失敗しサボがエースと同様身柄を拘束された、あるいは戦死したと予想していた・・・が実際はマリージョアに潜入していたサボ達は当初の目的であった天竜人への宣戦布告及びバーソロミュー・くまの解放を成功させ、全員逃げ切っていた。
しかし新聞に載っていた話題はそれだけではなく、なんとサボが&bold(){[[アラバスタ王国]]の国王[[ネフェルタリ・コブラ]]を殺害した}ことが報道されていた。
海軍曰く、世界政府を樹立させた最初の20人の血族の1人の末裔の殺害は革命軍にとって大きな意味があったらしく、世界ではこの事件に関連して「8か国革命」と呼ばれる事件が発生。
サボには"炎帝"という異名がつき、同時期に義弟が新たな四皇に就任したことも相まって革命軍総司令官ドラゴンをもしのぐ影響力で世界の英雄とまで称され信仰される存在になるなど、世界情勢が大きく動いている。
だが革命軍の面々の反応から&bold(){コブラ王の殺害は計画に含まれていなかった可能性が高い}。
何より彼らは、[[アラバスタ王国]]が[[麦わらの一味]]によって救われたことを把握している。
他にも&bold(){「チャルロス聖の殺人未遂」「ミョスガルド聖がチャルロス聖の殺人未遂の犯人の逃亡を援助」「アラバスタ王女[[ネフェルタリ・ビビ]]の失踪」}なども語られており、現在これらの事件の詳細は不明。
世間ではサボがすべての事件の糸を引いていたのではと見なされているようだが・・・・・・?
**ワノ国編終幕後
1060話ではルルシア王国に潜伏していることが判明。
ドラゴンにコブラ王を殺していないと言った。
その先の話をしようとしたその時……
&bold(){突如空から16発の光の矢がルルシア王国に降り注ぎ、国は跡形もなく消滅してしまう}。
これによりサボは再び消息が不明となってしまった…。
実はサボはルルシア王国本土で通信をしていたのではなく、白[[電伝虫]]を手に入れていなかった為、ルルシア近海で通信を行っていた。
通信の際には間接通信の合図を送っていたとの事。
モーダ達ルルシア王国の生き残りを連れてカマバッカ王国に帰還する。
そして、命の危険性があるとの事で世界会議にマリージョアで起きた事件の真実をサボはドラゴンとイワンコフだけに話す。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){聖地マリージョアで起きた&br()「&ruby(・・・・){本当の事}」全部話すよ……!!!}}}
#openclose(show=マリージョアでの真相){
表で軍隊長達が暴れている中、サボはくまや奴隷達に付けられている首輪の鍵を探し、城内で工作を行っていた。
その際に[[ジュエリー・ボニー]]と遭遇し、「くまの救出」といった利害の一致から一時手を組み、鍵を発見する。
カラスに鍵を渡してボニーを送り届けようとするが、道中で衛兵達が城内にあるといわれる「幻の部屋」についての話を聞く。
ボニーと別れた後、城の中枢まで潜入し虚の玉座の部屋にまんまと入り込んだサボは、そこでアラバスタ王国国王コブラと[[五老星>五老星(ONE PIECE)]]の会話を耳にしていたが、その場にいるはずのない「世界の王」である&bold(){[[イム>イム(ONE PIECE)]]}と呼ばれる人物が現れ、状況の異常さに気付く。
コブラが攻撃され殺害されそうなのを見て乱入し、五老星を火拳で攻撃した後、イムに「王手飛車」で攻撃を仕掛けるが、イムは姿を変貌させ攻撃を防がれてしまった。
また、五老星もイム同様異形の姿に変貌し、彼らに包囲されてしまう。
#center(){&bold(){&font(#0000ff){ハァ…ハァ あわよくばここで全員刺したかったが…… ハァ…ハァ…}}}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){まさか世界のてっぺんに地獄があるとは}}}
この時、倒れているコブラをバックに立つサボの写真が壁に配置されていた電伝虫によって撮られてしまった。
瀕死のコブラを担ぎ逃げ出すが、コブラからルフィとビビへの伝言として、&bold(){「『&ruby(●●●){我々も}』『“[[D>Dの一族(ONE PIECE)]]”である!!!』と…」}といった伝言を託され、その時にイムから攻撃を喰らってしまいコブラ共々転倒してしまう。
だが、最後の力を振り絞ったコブラがサボを庇ったため、その場から苦渋の思いで逃げ切ることができた。
その後はルルシア王国に帰る船に忍び込み、ルルシアに着くが、待ち構えていたルルシア国民により、国王のセキとコマネ王女が捕えられ国内で革命が起こった。
密航者だったサボは国民から歓迎され、その時にコブラ王殺しの事件に自分が仕立て上げられていることと、自身の世界における扱いなどを知る((サボは真実を話そうとしたが、革命の士気を感じたため言葉を飲み込んだ。))。
それから、革命軍に入隊したいと志望する多数のルルシア国民達を船に乗せて出航し、上記の通信を行った。
その時に、ルルシア上空を覆う&bold(){真っ黒い&ruby(●●){何か}}が雲の上にあったのを目撃した。
マリージョアでの一連の事件がひと段落した後、五老星からは&bold(){「数奇な運命を背負った男」}と称されている。
}
#center(){&bold(){&font(#0000ff){──ほんじゃ…追記・修正にゃ手ェ焼くだろうが…&br()&br()よろしく頼むよ!!}}}
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