サボ(ONE PIECE)

登録日:2014/09/25 (木) 00:04:14
更新日:2019/10/04 Fri 21:28:18
所要時間:約 6 分で読めます




ONE PIECE』の登場人物。
CV:竹内順子(少年期)


エースの親友だった少年。出身はゴア王国。

元々は貴族の出だが、毎日毎日続く王族と結婚するための勉強や習い事、地位や財産を守ることにしか興味がない両親にすべてを決められる人生に嫌気がさし、
高町(貴族や王族の住む区域)から家出してゴア王国の外壁の外にあるゴミ山「グレイ・ターミナル」で暮らしていた。

エースと共に自由を求めて海賊になることを目指し、街で盗みを働いたりしながら海賊船を買うための金を集めていたある時、
エースが暮らすコルボ山のダダンのアジトに、ルフィガープによって放り込まれてくる。

山賊が嫌いなルフィはエースに付きまとい、ワニやら大蛇やら超でかい虎やら熊やらが生息するコルボ山を命からがらくぐり抜けて
エースとサボの海賊貯金を見つけてしまう。

丁度その時、エースはブルージャム海賊団から金を奪い、追われる身になっていた。
ルフィはその海賊団に捕まり、当時から下手くそだった嘘を見破られ、拷問を受けてしまうが、
エースを裏切れば自分は一人になってしまうと決して口を割らず、あわや拷問死というところでエースとサボによって助けられた。

こうして友達になった三人は、共に海賊になるために特訓に明け暮れ、三人で盃を交わした。

三兄弟では一番温厚な性格で、当初は短気で少々暴力的なエースをなだめることが多かった。
また、泣き虫で弱かったルフィに対しても甘いところがあった。

「海賊になる時同じ船の仲間にはなれねぇかもしれねぇけど」

「おれたち三人の絆は“兄弟”として繋ぐ!!」

「どこで何をやろうと この絆は切れねェ……!!」

「これでおれ達は今日から兄弟だ!!」


しかし、それからしばらくして高町に食い逃げに忍び込んだ際に父親に見つかり、強制的に連れ戻されてしまう。

そして高町に戻されたサボは、貴族達がグレイ・ターミナルをそこに住む人間ごと焼き払おうとしている事を知る。
サボはその事を知らせて回ったが、高町の貴族達は全員それを知りながら普通に暮らしていた。

その考えのおぞましさに恐怖したサボはエースとルフィにそれを伝えようとするが、兵士達に妨害され失敗してしまう。

そしてサボは偶然通りがかった男にその事実と自分の心中を語った。


「…この町はゴミ山よりもイヤな臭いがする…!!! 人間の腐ったイヤな臭いがする!!!」

「……ここにいても……!! おれは自由になれない…!!!」

「おれは…貴族に生まれて恥ずかしい!!!」


この言葉を聞いた男、後の革命軍総司令官モンキー・D・ドラゴンは「こんな子供にここまで言わせるのか」と怒りに震え、
この言葉を決して忘れないと誓い、ゴミ山から多くの人々を助け出した。
しかしそれでも多くの死者が出た様子。

この事件を機にゴア王国にいることに耐えられなくなったサボは海賊として出航。
が、その矢先に天竜人の船に出会し、目の前を横切ったというただそれだけの理由(※)で砲撃を受け、
エースとルフィが見ている前で沈められてしまった。
(※もっとも海賊旗を掲げていたので撃たれても仕方がなかったが。)

そして二人の元にはサボが出航前に出していた手紙が届く。


誰よりも自由な海賊になってまた兄弟3人どこかで会おう

広くて自由な海のどこかでいつか必ず!!

ーーーそれからエース おれとお前はどっちが兄貴かな

長男二人 弟一人 変だけどこの絆はおれの宝だ

ルフィの奴はまだまだ弱くて泣き虫だけど


おれ達の弟だ よろしく頼む


そしてエースとルフィの二人は、思いのままに、誰よりも自由に生きようと誓った。


余談だが、この三兄弟は血のつながりはないものの本当の兄弟にして見てみるとエースとサボは同い年なので「双子の長男エース・次男サボ」となり、
ルフィは三男の末っ子となるのではないだろうか。

追記・修正お願いします。


































エースの“メラメラの実”は、おれが貰う!!

あいつの意志は おれ達が継いでいくんだ!!!






革命軍
参謀総長

サ ボ



【プロフィール】

懸賞金:6億200万ベリー
悪魔の実:なし→メラメラの実(自然(ロギア)系)
所属:革命軍
出身:ゴア王国
年齢:22歳
誕生日:3月20日
身長:187cm
CV:古谷徹

【概要】

過去篇の最後で革命軍に誰かが救出された描写があり、早い段階から生存が予想されていたサボ。
またトラファルガー・ローはサボとどことなく似ており、ルフィの麦わら帽子を見て何かを感じ取った様子から彼が記憶を失ったサボのようなミスリードもあった。

そしてドレスローザ編にてついに再登場。ルフィの前に姿を現した。
12年経ってすっかりイケメンになり、顔の左側には大きな火傷の跡がある。
ちなみに身長は187cmでエースより高い。

原作では扉絵連載『世界の甲板から』の最終回「白ひげとエースの墓」にて、アニメではスペシャル放送『3D2Y』にてエースの墓前にかつて三人で交わした盃と、
ルフィ復活の記事を供えていた。

現在は革命軍の参謀総長、No.2を務めており、海軍にも名前が知られている。

ちなみに2年間革命軍に身を寄せていたロビンはサボとも知り合い。
生きてることルフィに教えてやれよという感じだが、多分サボから秘密にするよう頼まれたか何かしたのだろう。


【戦闘能力】


「おれの指は竜の爪!!!嵩取る権力を引き裂くための”爪”!!!」

ドラゴンから教わった「竜爪拳」という拳法を駆使する。
人差し指と中指、薬指と小指を密着させた豚の手独特の型「竜の爪」を使い、異常な指の力によって掴んだものを握り砕く。
ちなみにこの型、真似すると高確率で指がつるので注意。リアルで豚の手をマスターしてればどうってことないが
メラメラの実を食べたことで、エースの必殺技「火拳」も使えるようになっている。

また、背中に身の丈ほどの長さの鉄パイプを差しており、戦闘の際にはこれを棒術のように振り回して白兵戦を行う。
これは幼少期の頃から培ってきた戦法で、その時点での戦闘力はエースに匹敵するほど高く、ルフィも加えた三人で大型の野生動物をも仕留めて食材にしていた。
メラメラの実の能力者となった事でこの鉄パイプに能力を行使する事もできるようになり、叩き付けた個所を発火させたり、鉄パイプそのものを燃え上がらせて振り回したりといった戦法も可能となっている。

○使用した技

  • 竜の鉤爪
竜の爪で抉るように掴みかかり、驚異の握力をもって握り潰す。
バズーカの砲身や刀剣、人間の頭蓋骨さえも粉砕することが可能。

  • 竜の息吹
両手の拳を押し当て、対象の核となる箇所を突くことで内部から破壊する。
コロシアムではリングのサボが立つ場所以外を消し飛ばし、全員一気に場外送りにした。

  • 火拳
今は亡きエースが使っていた技を受け継いだもの。
燃え上がる炎の拳を叩き込む。

  • 「火炎」“竜王”
竜爪拳とメラメラの実の能力を融合させた大技。
「竜の鉤爪」に炎を纏わせ、掴んだものを爆炎とともに吹き飛ばす。


【活躍】

ドレスローザにはドンキホーテ・ドフラミンゴによって取引されている武器を運び出すための港があり、
革命軍は何度か兵士を送り込んでいたが、全員がシュガーによってオモチャに変えられ、ついにサボが出張る事になった。

そして偶然か否か、コロシアムではエースの“メラメラの実”が優勝賞品となっており、ルフィもまたドレスローザを訪れていた。
サボの生存を知ったルフィは感極まって大粒の涙を流す。


「ありがとな!ルフィ 生きててくれて嬉しい!!!」

「…でもサボ!!おれは目の前でエースを殺されて……!!!」

「──ああ…!!エースは死んだけど…!!お前だけでも…よく生き延びてくれた」

「おれは何もできず2人の兄弟を失う所だった…!!!」

「お前まで死んでたら…!!1人ぼっちになる所だった…!!」

「生きててくれてありがとう…ルフィ!!!」


サボは仲間の危機でコロシアムを出なければいけなくなったルフィに代わり、「ルーシー」として参戦。
「竜の息吹」によって一気に方を付けるとメラメラの実を奪い取り、能力者となった。そしてあまりの不味さにリアクション芸を披露。


コロシアムを脱出した後はルフィ達を追おうとする海軍を一人で迎え撃ち、中将を瞬殺する実力を見せつけ、大将藤虎と衝突する。


「覚えとけ…ルフィがもしおれに助けを求めたら」

「ーーーたとえ世界のどこにいてもおれは立場を押して駆けつける!!」


その後、藤虎にやる気がなかったこともあって勝負は流れ、勝手に海軍大将と戦ったことでコアラに怒られた。
……若干いちゃついてる様に見えなくもない。
これ以外にも度々超マイペースな行動をしてコアラやハックに怒られているらしい。ホントにこいつら兄弟はそっくりだな。
コアラもそのうち怒りを通り越して呆れるかもしれない。
でもまぁ、それでもルフィほど鈍感では無い等の”彼よりはまともな部分”もあるよね・・。多分(汗)。


事態がほぼ終結を見た頃に黒ひげ海賊団の幹部であるバージェスと遭遇。奇襲攻撃や挑発を受けかかるも読んでおり、そのまま「火拳」でぶっ飛ばした。




サボが、この12年間ルフィ達に会わなかったのもエースの救出に来なかったのも、実は記憶喪失だったからである。
あの日、天竜人に砲撃された日、大やけどに大けがを負ったがなんとかドラゴンに助けられ、手当てを受けた。
しかし、サボは自分の名前だけを残して記憶喪失になっていた。ただし、自分の家に帰りたくないことだけは印象として覚えており、その後革命軍で育てられていた。

それから10年後、頂上決戦終了後の新聞記事を読んだのを引き金に記憶が蘇る。
が、それと同時に記事の内容からエースが死んだことを理解し、ショックのあまりそのまま卒倒した。
それから3日後に目を覚まして落ち着きを取り戻し、エースの能力であるメラメラの実を手に入れるため、ドラゴンに申し出てドレスローザへの任務に就く。
そして、2年後にルフィの前に現れたのである。

アニメでは革命軍に引き取られてから10年間の期間を断片的ではあるが描写されている。
記憶はないながらも、ルフィやエースと過ごした中で鍛え上げられた基礎運動能力は高いまま維持されていて、
それゆえ革命軍の子供の中ではとびぬけており、既にハックの手に余る存在だった*1
そのため、バーソロミュー・くまやドラゴンから鍛えられていた*2
幼少期から使っていた鉄パイプは12歳のころ、くまと鍛えていたときに偶然発見したことがきっかけとなっている。
ただ、戦闘における実技訓練以外の部分の座学や雑用はギャグ抜きでサボっており、イナズマやコアラにボコボコにされていた。

17歳の時点で既に見聞色の覇気はおろか、武装色の覇気を使え、幹部の有力候補であった。
また、上記の記憶が戻る直前まである任務に就いていたらしく、そのせいで新聞や手配書などでエースの顔を見ることがなかったものと思われる。
しかし、王下七武海の就任要請をけったエースの話を仲間としたとき、仲間が苗字を言うと、
自然と「エース」と出ており、意識はともかく体はどうやら記憶していたようである。


ちなみに革命軍のトップであるドラゴンもルフィの父親と非常に縁を感じさせるが、サボがあまりにもルフィの話題をしつこく語るためドラゴンは食傷気味であった。


黒ひげ海賊団との戦闘でバルティゴが壊滅した後は、革命軍の本拠がカマバッカ王国に移ったことで、ドラゴン達と共に先んじてそちらに移動。
天竜人への宣戦布告について話し合っている場面が描かれている。
ルフィが15億の賞金首になったニュースを見てニヤニヤしすぎて顔が攣ったらしい。ヴァカなの!?(byイワさん)

その後、マリージョアに兵士に変装して潜入し、義弟のステリーと再会することとなった(ステリーはまだ気付いていない)。



──ほんじゃ…追記・修正にゃ手ェ焼くだろうが…

よろしく頼むよ!!

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