世界線(STEINS;GATE)

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&font(#6495ED){登録日}:2015/12/20 (日) 15:20:56 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(5){&bold(){&font(#008cff){ここで交わした かけがえのない}}} &sizex(5){&bold(){&font(#008cff){一つの約束が 闇を照らすように導く}}} &sizex(5){&bold(){&font(#008cff){そんな世界線}}} &sizex(6){&bold(){&font(#0000ff){特別なこの場所}&font(#ff7800){─}&font(#ffb74c){─}&font(#ff7800){─}&font(#ffb74c){─}}} } 世界線とはアインシュタインが相対性理論で提唱した「四次元時空の中である粒子が動く経路」のことであったり、 自称・タイムトラベラー「ジョン・タイター」が使っていたりした用語だが、ここでは[[科学ADVシリーズ>科学アドベンチャーシリーズ]]の一作『[[Steins;Gate]]』での世界線について説明する。 英語表記は「World Line」 &bold(){&font(#ff0000){以下、本編その他の重大なネタバレあり}} **概要 Steins;Gate内の未来で提唱されている理論に登場する用語。元ネタは上述のジョン・タイターの言葉。 過去から未来まで続いており、様々な可能性を重ね合わせの状態で内包して無限に分岐して存在するが、平行世界とは異なり&bold(){別の世界が同時に存在することはない}。 簡単に言えば「1本の糸」。 「[[パラレルワールド]]」との違いは、世界は可能性の数だけ無限個に枝分かれして存在するが、観測する存在は1つしかない。 故に、無限に存在する世界の中で観測される世界は1つだけであり、それが世界の数だけ観測者が存在する「パラレルワールド」との違いである。 例えるなら無数に存在する電飾の内、光っているのは一本だけであり、その電飾を光らせてるのが観測者。 観測者が観測する世界線が唯一のアクティブな世界線であり、それ以外は観測されなかった可能性となる。 そして世界線は[[過去改変]]等によって歴史に因果の矛盾が発生すると解消の為に移動する。 世界線を移動した場合、前の世界線は可能性に戻り、観測者が観測する世界が再構成されることで移動先の世界線がアクティブとなり、観測される世界は常に1つだけとなる。 この再構築にタイムラグはなく、変動した瞬間に過去から未来まで再構築される。 つまり過去を変えれば世界線が変動し、それに伴い未来も変わるので過去改変と未来改変は同義となる。 例えるなら観測者の意識があみだくじの横線移動のように変動先の世界線に移動しているようなもので、過去である出発点が変わると同時に未来である到達点も変わる。 世界線が変わると過去未来が再構築されると同時に記憶も再構築されるため、普通は世界線移動は認識できないし別世界線の記憶継承も不可能。 例外は、後述するリーディング・シュタイナーを持つ者か、物理的[[タイムトラベル]]で世界線を移動したタイムトラベラーのみ。 ただ前者もごくわずかな移動は認識できず、また過去へのタイムトラベラーはその世界線ではなく、 タイムマシンという要因によって僅かに違う世界線へと再構築された過去に出現する。 その世界線の未来の自分もまた、僅かに違う可能性世界線へと旅立つ。 また、近傍の世界線において、ある程度の揺らぎはすべて同じ未来に収束してしまう現象が起こる。 そのため死ぬことが決まっている人間はどんなことをしてもほぼ同じ時期に((同アトラクタフィールド内でも世界線によって数日程度の誤差は発生する))死ぬし、死なないことが決まっている人間はどんな状況でも死なない現象が起こる。 つまり、どんな行動を起こしても定められた結果、そこから逃れることはできない。 作中では銃で撃たれて死ぬ状況を回避したら、駅に行ったとき誤って突き飛ばされて電車に轢かれて死に、 」それを回避してもまた別の条件で死に至り、最終的には全く理由もなく突然死する…と言う因果の逆転に近い現象が発生している。 逆に絶対に死なないパターンは作中で例示されなかったが((α世界線の未来を描いた外伝小説では、SERNのある実証実験で四方から銃を乱射されたにもかかわらず銃弾の軌道にすら影響して岡部達が死ななかった例があり、致命傷すら負わないことが実証されている。逆に致命的ではない攻撃は問題なく当たる。))、 殺そうとしても偶然が折り重なって狙った相手に巡り会えなかったり、巡り会えたとしても殺せる状況ではないため殺せずに終わったり、 手加減したわけでもないのに奇跡的に軽傷で済んだり、組織関係ならば上司によって止められるといった感じだろう。 別に致命傷レベルの怪我を負っても死なないという意味ではなく、重傷と言うシチュエーションを何らかの形で阻止されると言ったものだと思われる。 一応、本編では岡部が何度か死にかけているので完全に重傷というシチュエーションが阻止される[[というわけ]]でもないようだが。 例示こそされなかったものの劇中の岡部はこの絶対に死なないパターンの存在から、何度か強気の行動に出たことがある((ただし、最終章でやったものに関しては途中でβ世界線からシュタインズ・ゲート世界線への移動があったため、一歩間違っていれば岡部は死んでいた可能性があった。)) なお、&bold(){人の死と収束の間に直接の関連性はない。} 「同じ結果に収束する出来事」と「そうでない出来事」があり、その中に人死というイベントが含まれるケースもある、だけなのだ。 生死も揺らぎの範疇にある人物なら、わずかな過去改変で死亡時期がガラリと変わるなんてケースもあるし、 逆に人の死のみならず、人物Aと人物Bが特定時期に出会った、という結果を「収束」している場合もある。 事実これらは2つとも作中で起こっている。 ただ、どの出来事に収束が起きているかはタイムトラベルやタイムリープなどを何度も繰り返し成否を確かめる事でしか把握できないのが難しいところ。 まとめれば現実世界でも提唱されている、コパンハーゲン解釈的な世界観(重ね合わさった無限の可能性は1つの結果に収束していくので世界は1つ)と、 多世界解釈的な世界観(重ね合わさった無限の可能性毎の決定論的な平行世界が無限にある)の良いとこどりと言った感じの物である。 そして世界線において重要な点は“観測”であり、過去改変が行われた場合、観測者が観測してる情報が変化することで、現在、そして未来までもが変化するということである。 **世界線関連用語 &bold(){◆&ruby(アトラクタフィールド){世界線収束範囲}} 世界線ごとに異なる収束が巨視的にほぼ同じになっている世界線のまとまりのこと。 1つのアトラクタフィールド内に数億本の世界線が重ね合わせになっている。 前述の糸で例えれば、その糸の基本振動の幅のこと。この幅はアトラクタフィールド単位での世界線の可能性の限界でもある。 また劇中でのジョン・タイターは糸が寄り集まったロープで例えた。 大きな歴史的事件ごとの可能性によって別々のアトラクタフィールドが存在している。 通常の世界線は常時変動させられるが、アトラクタフィールドレベルで大きく変動させるには世界が大きく変わる瞬間に干渉しないといけない。 普段はアトラクタフィールドレベルでの移動は不可能だが、 -湾岸戦争・ソ連崩壊があった1991年 -2000年問題があった2000年 -人類初のタイムマシンが完成した2010年 などが大分岐ポイントであり、このタイミングであれば世界線の移動が可能。 本編で岡部達が大幅な世界線の移動が可能なのは、後者の二つで時間に干渉しているため。 特に2000年はアトラクタフィールドを含めた全世界線が一度収束する特異な年代となっている。 &bold(){◆世界線収束範囲理論} 世界線と世界線収束範囲の根拠となっている理論。 2020年に提唱され、2034年のタイムマシン完成とともにさらに解明された。 &bold(){◆&ruby(ダイバージェンス){世界線変動率}} 世界線が移って世界が再構成された際の差異を数値として表したもの。 作中に登場するダイバージェンスメーターの数値は基準値が記録された世界線を0.000000%とした相対値に過ぎないが、 世界線収束範囲は約1%ごとの範囲となっている。 0%台のアトラクタフィールドをα、1%台をβと置いており、αであればアトラクタフィールドα、それに属する世界線をα世界線と呼ぶ。 世界線変動率は過去にさかのぼり一般人を殺す=世界線が0.000002%ぐらい変動とされ、 ロト6のDメールの送信(3等外れ、Dメール機能について理解が深まる)で0.000009%変動。 作中変動する理由の多くが過去改変によるものなので若干ややこしいが、 上述したようにあくまで世界線は過去から未来まで網羅しているため、未来の歴史を含めて変動率が変わる。 過去(の記憶)がまるっきり同じでも未来が違えば当然、世界線変動率も異なってくるのである。((例えば、無印[[トゥルーエンド]]のβ世界線とSG世界線は変動率は1.130212%と1.048596%とかなり異なるが、岡部や紅莉栖が記憶している過去はほぼ同じである。もちろんSG世界線には鈴羽のタイムマシンがないので、その分の因果関係は大幅に異なるが、岡部はそれを観測しているわけではない。)) &bold(){◆ダイバージェンスメーター} α世界線の2021年において開発されたタイムトラベル時に世界線変動率を測定して表示する装置。 元の世界線の値を0.000000%、β世界線を約1%と置いている。数値の表示にはニキシー管が用いられている。 世界線変動率0.000000%の[[岡部倫太郎]]が、かつてジョン・タイターがネット上で説明したタイムマシンの原理の記憶を元に開発した。 それ以外のダイバージェンスメーターは上記のダイバージェンスメーターの値を参考に未来の岡部が作ったものである。 一応、作るだけなら岡部以外の人物でも作れるが、後述の通り、作っても岡部以外にはほとんど意味がない。 また作ったのは基本的にα世界線の岡部であるため、β世界線などの別の世界線には基本的には存在しない(基準点が違うため)。 ただし、後述のΩ世界線のようにα世界線のダイバージェンスを基にしたダイバージェンスメーターが存在している世界線も存在する((最初のDメールのような因果関係に影響するもの以外ではアトラクタフィールドが違うと直接の因果関係が消失してしまうことを考慮すると、α世界線の基準を知っている岡部がΩ世界線の未来でもダイバージェンスメーターを作り、何らかの理由で過去へ送ったと考えれば一応辻褄は会うのだが、その場合マイナス表記がない理由が残る謎となる(単に使用には影響ないので直さなかった可能性も当然ある)。))。 SG世界線では『[[Robotics;Notes]] DaSH』にて数年前に岡部がダイバージェンスメーターを開発していたことが判明している。 明言はされていないが、岡部はSG世界線の世界線変動率は把握しているため、そちらを基準に開発したのだと思われる。 劇場版の出来事があったためか、(リーディングシュタイナー持ちの岡部限定のようだが)世界線の揺らぎも表現できる様子。 &bold(){◆&ruby(リーディング・シュタイナー){運命探知の魔眼}} 「魔眼・運命探知」とも。 シュタインズ・ゲート同様に[[ドイツ語]]と英語が混在しているため[[紅莉栖>牧瀬紅莉栖]]からはネーミングを笑われた。 上記の誰の記憶も再構成されない現象とは違い、他の人間の記憶は再構成されたにもかかわらず岡部の記憶だけ元のまま継続していたという現象に対して、 魔眼に宿る力で察知したと言う[[厨二病]]設定で岡部自ら名付けた能力名。 狭義では世界線変動率が変わる際に目眩を伴う現象のこと。 変動前の世界線の記憶を失わずに維持できる反面、再構成された世界線に沿った自分が持っているはずの記憶は得られない欠点を持つ。 また岡部以外の人間がタイムリープし過去の岡部自身に干渉すると、現時点の岡部の主観では瞬間移動したかのような現象に遭遇する。 なお、とある世界線でのその行為の際には瞬間移動現象は起きたものの目眩が発生しなかったため、 他人のタイムリープで変化できるレベルの世界線の移動は岡部のリーディング・シュタイナーは発生しないと思われる。 ダイバージェンスメーターの所持者がこの能力を持たない場合、 メーターの数値が変動しても「ずっと前からこの数値のまま変化していない」と認識してしまうためメーターを使いこなすことができない。 一応劇中描写から見るにタイムトラベラーなら出発前と到着後の差異くらいは確認可能な様子((例えば0.000000%の鈴羽はタイムトラベル後のダイバージェンスが変わっていることを把握している。))。 広義には、別の世界線の記憶が夢やデジャヴとして現れることも含まれる。 これは岡部以外にも全ての人間に起こる可能性があり、Dメールでの改変を岡部以外でも覚えていられる場合がある理由の一つ。 ただ多くの人は他の人の記憶にすり合わせる形で夢や妄想と片づける場合がほとんどなので別の世界線の記憶だと認識できない。 ……もっとも、世界線理論にも触れているオカリンとかならともかく他の人が夢や妄想だと思わない方が普通おかしいが。 一応、[[ギガロマニアックス>ギガロマニアックス(Chaos;HEAD)]]の場合はその能力故か、別方向で認識している可能性もある。 岡部の眩暈と頭痛を伴うリーディングシュタイナーの発動条件は各媒体によって異なるが、概ね 1.世界線変動率がダイバージェンスメーターの数値以内で変化する(メーターの表示で収まらない部分の変動が影響するかはケースバイケース)。 2.過去改変が行われる(未来改変での変動の場合、過去も同時に改変されていなければ発動しない) 3.タイムマシンで未来へ戻る場合は、世界線変動のきっかけとなる時間を過ぎたタイミング などの条件を満たすと発動する。 要約すれば、記憶の改変が必要なほど過去が改変されたときに発動する能力と言える。 なお、劇中での岡部のリーディング・シュタイナーは別の可能性世界線の岡部の記憶を上書きするかのような演出がなされているが、 厳密には記憶を“上書き”するものではなく、(世界による)記憶の“上書きが失敗する”ものである。 そのため岡部以外のリーディング・シュタイナーは別世界線の記憶と同時に今の世界線の記憶も保持しているが、岡部は全く保持できていない。 つまり、時間改変ができる立場にいたため岡部のこれは能力として使われているが、ある種の疾患でもある。 [[劇場版>劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ]]では岡部のリーディング・シュタイナーがこれほど異常なものだからこそ、 シュタインズ・ゲート世界線という特殊な世界線で岡部が消失してしまう要因となってしまう。 また続編であり外伝でもある『[[STEINS;GATE 0>Steins;Gate 0]]』や元となったドラマCD及び小説シリーズにおいては、 程度の差こそあるもののリーディング・シュタイナーと同様の能力を持った人間が多数いることが分かり、物語に大きく関わってくる。 **世界線一覧 ほとんどの世界線で前作『[[Chaos;HEAD>Chaos;HEAD(ゲーム)]]』で起こった「[[ニュージェネレーションの狂気>ニュージェネ(Chaos;HEAD)]]」や「渋谷地震」は&bold(){確定した事実}となっている。 &bold(){○アトラクタフィールドα (α世界線)} 世界線変動率0%台。本編ストーリーは、主にこのアトラクタフィールドにある世界線で展開される。 紅莉栖は生存し、[[まゆり>椎名まゆり]]が2010年8月中旬までに死ぬ((萌郁とミスターブラウンも該当しているが、アトラクタフィールド内での収束かは不明))。 世界線によってはアキバから萌えがなくなったり、[[天王寺綯]]がラウンダーの一員となったり、[[漆原るか]]が女性として産まれたりする。 岡部は2025年に死亡し、紅莉栖も2036年までには死亡。[[橋田至]]は2033年に未完のタイムマシン「[[FG204型>未来ガジェット]]」を遺しSERNに殺されたため、[[鈴羽>阿万音鈴羽]]は父親を知らない。 2034年にSERNがタイムマシンを完成させることで[[ディストピア]]が構築される。 『マジカミ』とのコラボでは変動率0.733277%が登場している。 &bold(){○アトラクタフィールドβ (β世界線)} 世界線変動率1%台。本編開始時の世界線が含まれているアトラクタフィールド。 物語中盤においては岡部が目指すべき世界線とされるが、実際は重大な諸問題が解決しないためにさらなる世界線を目指すことになる。 ドラマCD β『無限遠点のアークライト』・外伝小説『閉時曲線のエピグラフ 』・『[[Steins;Gate 0]]』などは、この世界線でストーリーが展開する。 また『[[変移空間のオクテット>STEINS;GATE 変移空間のオクテット]]』は本編のシュタインズ・ゲートの世界線より少しずれた世界線が舞台だが、原作の林氏いわく「自分の中ではβ世界線」。 紅莉栖はラジ館で死亡。中鉢論文が明るみに出てそれを遠因として2025年ごろに第三次世界大戦が起こる。 岡部は2025年に、2010年の自分宛のDメールでシュタインズ・ゲートの存在を知らせた後に死亡((別の世界線のβオカリンの詳細は不明だが、この所謂「執念オカリン」に鈴羽を通してシュタインズ・ゲートを目指すようには伝えている))。 ダルは死亡することなく完全なタイムマシンを完成させ、鈴羽も父親を知っている。 &bold(){○Χ世界線} 世界線変動率1.049326。『線形拘束のフェノグラム』でのルカ子エンドの世界。 また変動率1.048599である『ROBOTICS;NOTES REVIVAL LEGACY』もこれの可能性がある。 &bold(){○アトラクタフィールドγ (γ世界線)} 世界線変動率2%台。『ドラマCDγ 暗黒次元のハイド』に登場。 2000年問題による大惨事「2000年クラッシュ」が発生し、それ以降の歴史が大きく異なる。 岡部は[[萌郁>桐生萌郁]]とともにラウンダーの一員で、性格や嗜好が異なる(通称:γオカリン)。まゆりは不治の病を罹っている。 α世界線と同様に2034年にはSERNによるディストピアが誕生するが、岡部は2025年に死なず、2036年までに[[300人委員会>300人委員会(科学ADVシリーズ)]]の一員となる。 『スーパーロボット大戦X-Ω』にRobotics;Notesが参戦した際の世界線表記は2.015105((X-Ωのリリース日が元ネタであり、世界観設定自体は完全なスパロボ時空であり本編のγ世界線との関連性はほぼゼロ。一応数値的にはβ世界線とγ世界線の狭間の世界線ともとれなくはないが。))。 &bold(){○アトラクタフィールドδ (δ世界線)} 世界線変動率3%台。主に『比翼恋理のだーりん』の舞台になっているアトラクタフィールド。 紅莉栖もまゆりも死なず、天王寺と萌郁はラウンダーでは無いと ある種シュタインズ・ゲート世界線より平和な世界((ニュージェネレーションの狂気やその再来については不明。Robotics;Notesの事件は起こっていない可能性が高いが))。 未来の詳細は不明だが、鈴羽ルートを参考にすればタイムマシンも基本的には平和的に使われている。 ただし一部の世界線では上記の条件とは当てはまらない状態の世界線となっている。 &bold(){○アトラクタフィールドΩ (Ω世界線)} 世界線変動率マイナス0%台。フェイリスENDの世界線。また『線形拘束のフェノグラム』でのまゆりエンド世界線でもある。 変動率-0.275349では岡部とフェイリス以外のラボメンとの関係はまゆりも含めて希薄で、[[電話レンジ(仮)>未来ガジェット]]も存在しない。 未来の詳細は不明だが、なぜか天王寺家に&bold(){ダイバージェンスメーターがあるため}(鈴羽かは不明だが)1975年に誰かがタイムトラベルしていることになる。 このダイバージェンスメーターはあくまでα世界線のものと仕様が同じなため、マイナス表示ができずバグってしまっていた。 &bold(){◎シュタインズ・ゲート世界線} 変動率1.048596%。アトラクタフィールド同士の狭間にある境界面上。ある意味ではこれ単体でアトラクタフィールドSGともいえる。 シュタインズ・ゲートの世界線は収束の影響を受けることがない((厳密にはタイムマシンがないので未来の観測者がいないため、未来が決まっていない))。本編のトゥルーエンディングの世界線。 β世界線が元となっているため登場人物の記憶はβ準拠だが、タイムマシンが存在しない(※作れないわけではない)はずの世界線なので、厳密には岡部による牧瀬紅莉栖救出劇は本編とは異なっているとされる(が、観測者がいないため詳細は不明)。 また次回作『[[ROBOTICS;NOTES>Robotics;Notes]]』及び『[[CHAOS;CHILD]]』の舞台となる世界線でもある(後者は劇中では明言されていないが、描写的に)。 &bold(){○アトラクタフィールドε (ε世界線)} 世界線変動率4%台。『線形拘束のフェノグラム』で岡部が迷い込む世界。 紅莉栖もまゆりも死なないが、まゆりが行方不明となり、岡部が闇金から300万円もの大金を借りている。 岡部の[[携帯電話]]に全く身に覚えの無いアドレスから、まゆりを誘拐したことを示唆するDメールが送られてくる。 &bold(){○アトラクタフィールドσ (σ世界線)} 世界線変動率17%台。『[[アリス・ギア・アイギス]]』のコラボイベント用に設定された世界線。 同作と地続きの歴史となり、21世紀末に機械生命体ヴァイスの侵攻が起きる。2010~2030年代の詳細は鈴羽とタイムマシンの存在以外は不明。 &bold(){●R世界線} 劇場版で登場した世界線で、シュタインズ・ゲートから0.000001%ずれた場所に存在すると仮定されたもの。 厳密には世界線ではなく、αとβの狭間にある揺らぎの世界線であるシュタインズ・ゲートが不安定なため存在する概念。 いわば別の世界線の記憶が集まったゴミ溜めであり、観測者は一人もいない。 劇場版では別の世界線の記憶を他と違いリーディング・シュタイナーによって完璧に保持してしまっているために脳に負担がかかっており、 シュタインズ・ゲートのゆらぎを感知してしまうことにより、岡部の主観がこの世界線へと拡散されてしまった。 そのため世界がイレギュラー的に岡部に関する記憶を消すことになってしまう。 RとはSteins;GateのReverceであり、「S」と隣り合う「R」。&s(){あと倫太郎} **【余談】 [[ゲーム]]やアニメでは場面となる主観が岡部のものであるため、リーディング・シュタイナーによって描写されていない世界線もある。 ※βからαへ移動する間の、岡部達が紅莉栖と知り合いにならずSERNに拉致されて2036年から鈴羽を過去に送り届けることになる世界やαからβへ移動する間の世界など。 [[Official髭男dism]]の曲『Pretender』には「世界線」という歌詞が登場する。 これは作詞も担当した藤原聡氏がアニメ『STEINS;GATE』の大ファンだったため、そこからインスピレーションを受けたものであるため。 ちなみにCDジャケットのニキシー管もダイバージェンスメーターがモチーフとなっている。 数値は0.52519でまだα世界線。インタビュー的にも歌詞に合わせた意図的な要素もなくはない様子。 「今までのアニヲタ生活をなかったことにしてはいけない。  いくつもの項目を見てきたからこそ、項目を追記したいと思うお前はそこにいる。  項目の修正にすべてをささげた俺がいる。  確定した項目を変えずに、内容だけを変えろ。  それが、シュタインズ・ゲートへ到達するための条件だ。健闘を祈る。  エル・プサイ・コングルゥ ―――― 」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 他の作品でこの概念があるのは「ひぐらしのなく頃に」だろうか。平行世界という概念の方が重視されているゲームはクロノクロス・R-TYPEになるのかな。また本家ポケモンシリーズとポケモン各バージョンの微妙な差異もこの世界線という概念が関わっているのかも(特にRSE・及びORAS)。 -- 名無しさん (2015-12-20 18:54:55) - ↑エピソードデルタ的には逆にバージョンの差異はこの世界線理論に近いと思うけど、逆にRSEとORASは平行世界って言った方が正しいと思う。この世界線理論では基本的に別世界線には直接干渉できないし。 -- 名無しさん (2015-12-20 18:58:25) - 平行世界物の欠点である「お前は頑張って世界を平和にしたけど、別の世界では無数の不幸なお前がいるから」と言う後味の悪さに対する解決策。 -- 名無しさん (2015-12-20 22:05:41) - 世界の収束って考えてなくてもSFでは普通に出てる要素なんだよな。雲黒斎で改変されても春日部がそのままだったり親が変わってもセワシが生まれる理屈も一応説明が付くっていう。ドラはバリバリ平行世界ありだから矛盾しちゃうけどね -- 名無しさん (2015-12-20 23:27:32) - 本編でオカリンは死にそうな危機でもなんとか生きてたけど、キリコとコーラサワーが死ぬ世界線は存在するのだろうか…宇宙まるごと滅ぼうが生きてそうだからなあいつら… -- 名無しさん (2015-12-21 11:08:23) - ギャグ補正の炭酸はともかく、キリコは因果律をねじ曲げてでも生き残るからなあ・・・世界線がどうこうで死ぬ存在じゃないだろう -- 名無しさん (2015-12-21 16:05:53) - 死ぬ世界線自体は存在しそうな気がするけどな。 ただしその世界線をアクティブにするためにはキリコを殺す必要があるんだけどな! -- 名無しさん (2015-12-22 06:08:38) - 可能性世界線ではあってもそれをアクティブにできないって感じな気がする。(ギャグ補正や異能生命体) -- 名無しさん (2016-01-05 05:11:22) - やっぱりδは何があったってくらい(ラボメン的には)平和だね。カオヘ、ロボノの事件があったのかはわからないけど少なくともどちらも成功はしてないようだし。 -- 名無しさん (2016-01-05 10:37:39) - そういえばギガロマニアックスも世界線変動を認識できるような描写もあったんだよなぁ。まぁ、単なるリーディング・シュタイナーかもしれないけれど -- 名無しさん (2016-01-05 11:00:12) - 最新話の相棒がこの概念を連想させるエピソードだった。官房長官が死ななかった世界線、カイト君がダークナイトにならなかった世界線もあるのだろうか。 -- 名無しさん (2016-02-25 13:56:36) - ↑官房長官は朱雀武彦で、小野田は官房室長だ -- 名無しさん (2016-03-29 09:18:07) - ギガロマは世界線変動を認識できる+ギガロマは現実化した妄想を現実と区別できる=世界線の概念そのものがリアルブートされた妄想・・・? -- 名無しさん (2017-07-28 20:34:48) - ↑相対性理論もアインシュタインがギガロマ能力で作った可能性が示唆されているからありえなくはないんだよね。相当強力かつ物理学とかの知識がいる所業だけど -- 名無しさん (2017-07-28 20:38:52) - JPホーガンの「未来からのホットライン」も世界線に似たシステムだったな、ただし、あちらでは過去に通信を行って改変を促した世界がその後も残るような言動があったけど -- 名無しさん (2020-05-13 08:13:52) - 変動率100%がもしあるとしたら、どんな世界なんだろうか -- 名無しさん (2020-06-21 00:37:03) - 要はゲームのセーブデータみたいなもんよね。他のループものと違うのは岡部はあくまでも「プレイヤーが操作する主人公」の立場な点。並行世界系のループ者は「プレイヤー」の立場での観測だと思ってる -- 名無しさん (2020-11-11 19:24:49) - なんだかんだ言ってるけど結局パラレルワールドじゃないか -- 名無しさん (2021-12-25 23:06:30) - ↑平行世界として両立しているわけじゃないってだけだよ。 -- 名無しさん (2021-12-25 23:26:31) - ↑2ファンにさえ誤解されがちだけど、実存する世界はあくまで一つでしかないのが明確に違うよ。別の世界線は可能性として存在してるだけであり(資料とかだと可能性世界線と表現されてる)、Dメールなど過去改変で世界がそこに移動した時に、全てが線上に合わせて初めからそこにあるものとして作り変えられ実在状態になる。通常脳内まで記憶改変されるから岡部のリーディングシュタイナー的な特殊事情ではないと変化を実感出来ないのが裏返して観測出来るとなる。 -- 名無しさん (2022-02-16 02:03:39) - 現実世界でのジョン・タイター書き込みはパラレルワールド論なんだよな。シュタゲだと鈴羽がフェイク交えて書いたと言ってるので矛盾はないのだが、混同されがちな一因だろうな -- 名無しさん (2022-03-02 15:24:32) - ぶっちゃけ、パラレルワールド理論が一般化してきたから、過去改変に代わる辻褄合わせだよね -- 名無しさん (2022-07-08 08:39:00) - 岡部が世界線を移動したって言い回しが、正確に言えば岡部含めた世界全体が移動して作り変えられてるんだけど、他の人間達は頭まで改変されてそれが分からない、岡部だけが分かるから岡部が移動したとなってるんだよね。でも岡部以外も書き換えられて消されるが残滓が残ってはいる。それがラストシーン紅莉栖とのやりとりで感動を呼んだり、夢やデジャブというのは別世界線にいた時のそれじゃないかと繋げたのは面白かった -- 名無しさん (2022-07-08 11:19:02) - ↑ってより、パラレルワールド理論だと守れなかった世界が並行して存在しちゃうから、ゲーム的にも物語的にも困るのよ -- 名無しさん (2022-07-08 11:52:35) - 最近は世界線という言葉がシュタゲとか関係なく一般用語として由来を知らない人も使うようになった。わりと真面目な政治記事とかにも出てきてびびる。このあたり「黒歴史」が一般化したのと似た感じ。そして黒歴史と同じで、一般化したことで意味もズレてるんだよな。ほとんどの場合「平行世界」の意味で使ってる。このあたりはすごいもにょる。並行世界ではないという意味でつくられた用語なのに。 -- 名無しさん (2023-11-02 19:49:29) - [ -- 名無しさん (2023-11-02 19:50:19) - 「別の世界線の自分と邂逅する」みたいな言い方が普通にされがちで、んんってなるのよ。 -- 名無しさん (2023-11-02 19:52:46) - 可能性としてはあるけれど電源ON状態の世界は今の一つって事よね。だから移動してもそこから繋がるんじゃなくてまんま1本の線から別の線に渡るって事、だから並行や異世界ではなく世界「線」って表現になってる…って事で合ってる、よね? -- 名無しさん (2023-11-24 09:34:58) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2015/12/20 (日) 15:20:56 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(5){&bold(){&font(#008cff){ここで交わした かけがえのない}}} &sizex(5){&bold(){&font(#008cff){一つの約束が 闇を照らすように導く}}} &sizex(5){&bold(){&font(#008cff){そんな世界線}}} &sizex(6){&bold(){&font(#0000ff){特別なこの場所}&font(#ff7800){─}&font(#ffb74c){─}&font(#ff7800){─}&font(#ffb74c){─}}} } 世界線とはアインシュタインが相対性理論で提唱した「四次元時空の中である粒子が動く経路」のことであったり、 自称・タイムトラベラー「ジョン・タイター」が使っていたりした用語だが、ここでは[[科学ADVシリーズ>科学アドベンチャーシリーズ]]の一作『[[Steins;Gate]]』での世界線について説明する。 英語表記は「World Line」 &bold(){&font(#ff0000){以下、本編その他の重大なネタバレあり}} **概要 Steins;Gate内の未来で提唱されている理論に登場する用語。元ネタは上述のジョン・タイターの言葉。 過去から未来まで続いており、様々な可能性を重ね合わせの状態で内包して無限に分岐して存在するが、平行世界とは異なり&bold(){別の世界が同時に存在することはない}。 簡単に言えば「1本の糸」。 「[[パラレルワールド]]」との違いは、世界は可能性の数だけ無限個に枝分かれして存在するが、観測する存在は1つしかない。 故に、無限に存在する世界の中で観測される世界は1つだけであり、それが世界の数だけ観測者が存在する「パラレルワールド」との違いである。 例えるなら無数に存在する電飾の内、光っているのは一本だけであり、その電飾を光らせてるのが観測者。 観測者が観測する世界線が唯一のアクティブな世界線であり、それ以外は観測されなかった可能性となる。 そして世界線は[[過去改変]]等によって歴史に因果の矛盾が発生すると解消の為に移動する。 世界線を移動した場合、前の世界線は可能性に戻り、観測者が観測する世界が再構成されることで移動先の世界線がアクティブとなり、観測される世界は常に1つだけとなる。 この再構築にタイムラグはなく、変動した瞬間に過去から未来まで再構築される。 つまり過去を変えれば世界線が変動し、それに伴い未来も変わるので過去改変と未来改変は同義となる。 例えるなら観測者の意識があみだくじの横線移動のように変動先の世界線に移動しているようなもので、過去である出発点が変わると同時に未来である到達点も変わる。 世界線が変わると過去未来が再構築されると同時に記憶も再構築されるため、普通は世界線移動は認識できないし別世界線の記憶継承も不可能。 例外は、後述するリーディング・シュタイナーを持つ者か、物理的[[タイムトラベル]]で世界線を移動したタイムトラベラーのみ。 ただ前者もごくわずかな移動は認識できず、また過去へのタイムトラベラーはその世界線ではなく、 タイムマシンという要因によって僅かに違う世界線へと再構築された過去に出現する。 その世界線の未来の自分もまた、僅かに違う可能性世界線へと旅立つ。 また、近傍の世界線において、ある程度の揺らぎはすべて同じ未来に収束してしまう現象が起こる。 そのため死ぬことが決まっている人間はどんなことをしてもほぼ同じ時期に((同アトラクタフィールド内でも世界線によって数日程度の誤差は発生する))死ぬし、死なないことが決まっている人間はどんな状況でも死なない現象が起こる。 つまり、どんな行動を起こしても定められた結果、そこから逃れることはできない。 作中では銃で撃たれて死ぬ状況を回避したら、駅に行ったとき誤って突き飛ばされて電車に轢かれて死に、 」それを回避してもまた別の条件で死に至り、最終的には全く理由もなく突然死する…と言う因果の逆転に近い現象が発生している。 逆に絶対に死なないパターンは作中で例示されなかったが((α世界線の未来を描いた外伝小説では、SERNのある実証実験で四方から銃を乱射されたにもかかわらず銃弾の軌道にすら影響して岡部達が死ななかった例があり、致命傷すら負わないことが実証されている。逆に致命的ではない攻撃は問題なく当たる。))、 殺そうとしても偶然が折り重なって狙った相手に巡り会えなかったり、巡り会えたとしても殺せる状況ではないため殺せずに終わったり、 手加減したわけでもないのに奇跡的に軽傷で済んだり、組織関係ならば上司によって止められるといった感じだろう。 別に致命傷レベルの怪我を負っても死なないという意味ではなく、重傷と言うシチュエーションを何らかの形で阻止されると言ったものだと思われる。 一応、本編では岡部が何度か死にかけているので完全に重傷というシチュエーションが阻止される[[というわけ]]でもないようだが。 例示こそされなかったものの劇中の岡部はこの絶対に死なないパターンの存在から、何度か強気の行動に出たことがある((ただし、最終章でやったものに関しては途中でβ世界線からシュタインズ・ゲート世界線への移動があったため、一歩間違っていれば岡部は死んでいた可能性があった。)) なお、&bold(){人の死と収束の間に直接の関連性はない。} 「同じ結果に収束する出来事」と「そうでない出来事」があり、その中に人死というイベントが含まれるケースもある、だけなのだ。 生死も揺らぎの範疇にある人物なら、わずかな過去改変で死亡時期がガラリと変わるなんてケースもあるし、 逆に人の死のみならず、人物Aと人物Bが特定時期に出会った、という結果を「収束」している場合もある。 事実これらは2つとも作中で起こっている。 ただ、どの出来事に収束が起きているかはタイムトラベルやタイムリープなどを何度も繰り返し成否を確かめる事でしか把握できないのが難しいところ。 まとめれば現実世界でも提唱されている、コパンハーゲン解釈的な世界観(重ね合わさった無限の可能性は1つの結果に収束していくので世界は1つ)と、 多世界解釈的な世界観(重ね合わさった無限の可能性毎の決定論的な平行世界が無限にある)の良いとこどりと言った感じの物である。 そして世界線において重要な点は“観測”であり、過去改変が行われた場合、観測者が観測してる情報が変化することで、現在、そして未来までもが変化するということである。 **世界線関連用語 &bold(){◆&ruby(アトラクタフィールド){世界線収束範囲}} 世界線ごとに異なる収束が巨視的にほぼ同じになっている世界線のまとまりのこと。 1つのアトラクタフィールド内に数億本の世界線が重ね合わせになっている。 前述の糸で例えれば、その糸の基本振動の幅のこと。この幅はアトラクタフィールド単位での世界線の可能性の限界でもある。 また劇中でのジョン・タイターは糸が寄り集まったロープで例えた。 大きな歴史的事件ごとの可能性によって別々のアトラクタフィールドが存在している。 通常の世界線は常時変動させられるが、アトラクタフィールドレベルで大きく変動させるには世界が大きく変わる瞬間に干渉しないといけない。 普段はアトラクタフィールドレベルでの移動は不可能だが、 -湾岸戦争・ソ連崩壊があった1991年 -2000年問題があった2000年 -人類初のタイムマシンが完成した2010年 などが大分岐ポイントであり、このタイミングであれば世界線の移動が可能。 本編で岡部達が大幅な世界線の移動が可能なのは、後者の二つで時間に干渉しているため。 特に2000年はアトラクタフィールドを含めた全世界線が一度収束する特異な年代となっている。 &bold(){◆世界線収束範囲理論} 世界線と世界線収束範囲の根拠となっている理論。 2020年に提唱され、2034年のタイムマシン完成とともにさらに解明された。 &bold(){◆&ruby(ダイバージェンス){世界線変動率}} 世界線が移って世界が再構成された際の差異を数値として表したもの。 作中に登場するダイバージェンスメーターの数値は基準値が記録された世界線を0.000000%とした相対値に過ぎないが、 世界線収束範囲は約1%ごとの範囲となっている。 0%台のアトラクタフィールドをα、1%台をβと置いており、αであればアトラクタフィールドα、それに属する世界線をα世界線と呼ぶ。 世界線変動率は過去にさかのぼり一般人を殺す=世界線が0.000002%ぐらい変動とされ、 ロト6のDメールの送信(3等外れ、Dメール機能について理解が深まる)で0.000009%変動。 作中変動する理由の多くが過去改変によるものなので若干ややこしいが、 上述したようにあくまで世界線は過去から未来まで網羅しているため、未来の歴史を含めて変動率が変わる。 過去(の記憶)がまるっきり同じでも未来が違えば当然、世界線変動率も異なってくるのである。((例えば、無印[[トゥルーエンド]]のβ世界線とSG世界線は変動率は1.130212%と1.048596%とかなり異なるが、岡部や紅莉栖が記憶している過去はほぼ同じである。もちろんSG世界線には鈴羽のタイムマシンがないので、その分の因果関係は大幅に異なるが、岡部はそれを観測しているわけではない。)) &bold(){◆ダイバージェンスメーター} α世界線の2021年において開発されたタイムトラベル時に世界線変動率を測定して表示する装置。 元の世界線の値を0.000000%、β世界線を約1%と置いている。数値の表示にはニキシー管が用いられている。 世界線変動率0.000000%の[[岡部倫太郎]]が、かつてジョン・タイターがネット上で説明したタイムマシンの原理の記憶を元に開発した。 それ以外のダイバージェンスメーターは上記のダイバージェンスメーターの値を参考に未来の岡部が作ったものである。 一応、作るだけなら岡部以外の人物でも作れるが、後述の通り、作っても岡部以外にはほとんど意味がない。 また作ったのは基本的にα世界線の岡部であるため、β世界線などの別の世界線には基本的には存在しない(基準点が違うため)。 ただし、後述のΩ世界線のようにα世界線のダイバージェンスを基にしたダイバージェンスメーターが存在している世界線も存在する((最初のDメールのような因果関係に影響するもの以外ではアトラクタフィールドが違うと直接の因果関係が消失してしまうことを考慮すると、α世界線の基準を知っている岡部がΩ世界線の未来でもダイバージェンスメーターを作り、何らかの理由で過去へ送ったと考えれば一応辻褄は会うのだが、その場合マイナス表記がない理由が残る謎となる(単に使用には影響ないので直さなかった可能性も当然ある)。))。 SG世界線では『[[Robotics;Notes]] DaSH』にて数年前に岡部がダイバージェンスメーターを開発していたことが判明している。 明言はされていないが、岡部はSG世界線の世界線変動率は把握しているため、そちらを基準に開発したのだと思われる。 劇場版の出来事があったためか、(リーディングシュタイナー持ちの岡部限定のようだが)世界線の揺らぎも表現できる様子。 &bold(){◆&ruby(リーディング・シュタイナー){運命探知の魔眼}} 「魔眼・運命探知」とも。 シュタインズ・ゲート同様に[[ドイツ語]]と英語が混在しているため[[紅莉栖>牧瀬紅莉栖]]からはネーミングを笑われた。 上記の誰の記憶も再構成されない現象とは違い、他の人間の記憶は再構成されたにもかかわらず岡部の記憶だけ元のまま継続していたという現象に対して、 魔眼に宿る力で察知したと言う[[厨二病]]設定で岡部自ら名付けた能力名。 狭義では世界線変動率が変わる際に目眩を伴う現象のこと。 変動前の世界線の記憶を失わずに維持できる反面、再構成された世界線に沿った自分が持っているはずの記憶は得られない欠点を持つ。 また岡部以外の人間がタイムリープし過去の岡部自身に干渉すると、現時点の岡部の主観では瞬間移動したかのような現象に遭遇する。 なお、とある世界線でのその行為の際には瞬間移動現象は起きたものの目眩が発生しなかったため、 他人のタイムリープで変化できるレベルの世界線の移動は岡部のリーディング・シュタイナーは発生しないと思われる。 ダイバージェンスメーターの所持者がこの能力を持たない場合、 メーターの数値が変動しても「ずっと前からこの数値のまま変化していない」と認識してしまうためメーターを使いこなすことができない。 一応劇中描写から見るにタイムトラベラーなら出発前と到着後の差異くらいは確認可能な様子((例えば0.000000%の鈴羽はタイムトラベル後のダイバージェンスが変わっていることを把握している。))。 広義には、別の世界線の記憶が夢やデジャヴとして現れることも含まれる。 これは岡部以外にも全ての人間に起こる可能性があり、Dメールでの改変を岡部以外でも覚えていられる場合がある理由の一つ。 ただ多くの人は他の人の記憶にすり合わせる形で夢や妄想と片づける場合がほとんどなので別の世界線の記憶だと認識できない。 ……もっとも、世界線理論にも触れているオカリンとかならともかく他の人が夢や妄想だと思わない方が普通おかしいが。 一応、[[ギガロマニアックス>ギガロマニアックス(Chaos;HEAD)]]の場合はその能力故か、別方向で認識している可能性もある。 岡部の眩暈と頭痛を伴うリーディングシュタイナーの発動条件は各媒体によって異なるが、概ね 1.世界線変動率がダイバージェンスメーターの数値以内で変化する(メーターの表示で収まらない部分の変動が影響するかはケースバイケース)。 2.過去改変が行われる(未来改変での変動の場合、過去も同時に改変されていなければ発動しない) 3.タイムマシンで未来へ戻る場合は、世界線変動のきっかけとなる時間を過ぎたタイミング などの条件を満たすと発動する。 要約すれば、記憶の改変が必要なほど過去が改変されたときに発動する能力と言える。 なお、劇中での岡部のリーディング・シュタイナーは別の可能性世界線の岡部の記憶を上書きするかのような演出がなされているが、 厳密には記憶を“上書き”するものではなく、(世界による)記憶の“上書きが失敗する”ものである。 そのため岡部以外のリーディング・シュタイナーは別世界線の記憶と同時に今の世界線の記憶も保持しているが、岡部は全く保持できていない。 つまり、時間改変ができる立場にいたため岡部のこれは能力として使われているが、ある種の疾患でもある。 [[劇場版>劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ]]では岡部のリーディング・シュタイナーがこれほど異常なものだからこそ、 シュタインズ・ゲート世界線という特殊な世界線で岡部が消失してしまう要因となってしまう。 また続編であり外伝でもある『[[STEINS;GATE 0>Steins;Gate 0]]』や元となったドラマCD及び小説シリーズにおいては、 程度の差こそあるもののリーディング・シュタイナーと同様の能力を持った人間が多数いることが分かり、物語に大きく関わってくる。 **世界線一覧 ほとんどの世界線で前作『[[Chaos;HEAD>Chaos;HEAD(ゲーム)]]』で起こった「[[ニュージェネレーションの狂気>ニュージェネ(Chaos;HEAD)]]」や「渋谷地震」は&bold(){確定した事実}となっている。 &bold(){○アトラクタフィールドα (α世界線)} 世界線変動率0%台。本編ストーリーは、主にこのアトラクタフィールドにある世界線で展開される。 紅莉栖は生存し、[[まゆり>椎名まゆり]]が2010年8月中旬までに死ぬ((萌郁とミスターブラウンも該当しているが、アトラクタフィールド内での収束かは不明))。 世界線によってはアキバから萌えがなくなったり、[[天王寺綯]]がラウンダーの一員となったり、[[漆原るか]]が女性として産まれたりする。 岡部は2025年に死亡し、紅莉栖も2036年までには死亡。[[橋田至]]は2033年に未完のタイムマシン「[[FG204型>未来ガジェット]]」を遺しSERNに殺されたため、[[鈴羽>阿万音鈴羽]]は父親を知らない。 2034年にSERNがタイムマシンを完成させることで[[ディストピア]]が構築される。 『マジカミ』とのコラボでは変動率0.733277%が登場している。 &bold(){○アトラクタフィールドβ (β世界線)} 世界線変動率1%台。本編開始時の世界線が含まれているアトラクタフィールド。 物語中盤においては岡部が目指すべき世界線とされるが、実際は重大な諸問題が解決しないためにさらなる世界線を目指すことになる。 ドラマCD β『無限遠点のアークライト』・外伝小説『閉時曲線のエピグラフ 』・『[[Steins;Gate 0]]』などは、この世界線でストーリーが展開する。 また『[[変移空間のオクテット>STEINS;GATE 変移空間のオクテット]]』は本編のシュタインズ・ゲートの世界線より少しずれた世界線が舞台だが、原作の林氏いわく「自分の中ではβ世界線」。 紅莉栖はラジ館で死亡。中鉢論文が明るみに出てそれを遠因として2025年ごろに第三次世界大戦が起こる。 岡部は2025年に、2010年の自分宛のDメールでシュタインズ・ゲートの存在を知らせた後に死亡((別の世界線のβオカリンの詳細は不明だが、この所謂「執念オカリン」に鈴羽を通してシュタインズ・ゲートを目指すようには伝えている))。 ダルは死亡することなく完全なタイムマシンを完成させ、鈴羽も父親を知っている。 &bold(){○Χ世界線} 世界線変動率1.049326。『線形拘束のフェノグラム』でのルカ子エンドの世界。 また変動率1.048599である『ROBOTICS;NOTES REVIVAL LEGACY』もこれの可能性がある。 &bold(){○アトラクタフィールドγ (γ世界線)} 世界線変動率2%台。『ドラマCDγ 暗黒次元のハイド』に登場。 2000年問題による大惨事「2000年クラッシュ」が発生し、それ以降の歴史が大きく異なる。 岡部は[[萌郁>桐生萌郁]]とともにラウンダーの一員で、性格や嗜好が異なる(通称:γオカリン)。まゆりは不治の病を罹っている。 α世界線と同様に2034年にはSERNによるディストピアが誕生するが、岡部は2025年に死なず、2036年までに[[300人委員会>300人委員会(科学ADVシリーズ)]]の一員となる。 『スーパーロボット大戦X-Ω』にRobotics;Notesが参戦した際の世界線表記は2.015105((X-Ωのリリース日が元ネタであり、世界観設定自体は完全なスパロボ時空であり本編のγ世界線との関連性はほぼゼロ。一応数値的にはβ世界線とγ世界線の狭間の世界線ともとれなくはないが。))。 &bold(){○アトラクタフィールドδ (δ世界線)} 世界線変動率3%台。主に『比翼恋理のだーりん』の舞台になっているアトラクタフィールド。 紅莉栖もまゆりも死なず、天王寺と萌郁はラウンダーでは無いと ある種シュタインズ・ゲート世界線より平和な世界((ニュージェネレーションの狂気やその再来については不明。Robotics;Notesの事件は起こっていない可能性が高いが))。 未来の詳細は不明だが、鈴羽ルートを参考にすればタイムマシンも基本的には平和的に使われている。 ただし一部の世界線では上記の条件とは当てはまらない状態の世界線となっている。 &bold(){○アトラクタフィールドΩ (Ω世界線)} 世界線変動率マイナス0%台。フェイリスENDの世界線。また『線形拘束のフェノグラム』でのまゆりエンド世界線でもある。 変動率-0.275349では岡部とフェイリス以外のラボメンとの関係はまゆりも含めて希薄で、[[電話レンジ(仮)>未来ガジェット]]も存在しない。 未来の詳細は不明だが、なぜか天王寺家に&bold(){ダイバージェンスメーターがあるため}(鈴羽かは不明だが)1975年に誰かがタイムトラベルしていることになる。 このダイバージェンスメーターはあくまでα世界線のものと仕様が同じなため、マイナス表示ができずバグってしまっていた。 &bold(){◎シュタインズ・ゲート世界線} 変動率1.048596%。アトラクタフィールド同士の狭間にある境界面上。ある意味ではこれ単体でアトラクタフィールドSGともいえる。 シュタインズ・ゲートの世界線は収束の影響を受けることがない((厳密にはタイムマシンがないので未来の観測者がいないため、未来が決まっていない))。本編のトゥルーエンディングの世界線。 β世界線が元となっているため登場人物の記憶はβ準拠だが、タイムマシンが存在しない(※作れないわけではない)はずの世界線なので、厳密には岡部による牧瀬紅莉栖救出劇は本編とは異なっているとされる(が、観測者がいないため詳細は不明)。 また次回作『[[ROBOTICS;NOTES>Robotics;Notes]]』及び『[[CHAOS;CHILD]]』の舞台となる世界線でもある(後者は劇中では明言されていないが、描写的に)。 &bold(){○アトラクタフィールドε (ε世界線)} 世界線変動率4%台。『線形拘束のフェノグラム』で岡部が迷い込む世界。 紅莉栖もまゆりも死なないが、まゆりが行方不明となり、岡部が闇金から300万円もの大金を借りている。 岡部の[[携帯電話]]に全く身に覚えの無いアドレスから、まゆりを誘拐したことを示唆するDメールが送られてくる。 &bold(){○アトラクタフィールドσ (σ世界線)} 世界線変動率17%台。『[[アリス・ギア・アイギス]]』のコラボイベント用に設定された世界線。 同作と地続きの歴史となり、21世紀末に機械生命体ヴァイスの侵攻が起きる。2010~2030年代の詳細は鈴羽とタイムマシンの存在以外は不明。 &bold(){●R世界線} 劇場版で登場した世界線で、シュタインズ・ゲートから0.000001%ずれた場所に存在すると仮定されたもの。 厳密には世界線ではなく、αとβの狭間にある揺らぎの世界線であるシュタインズ・ゲートが不安定なため存在する概念。 いわば別の世界線の記憶が集まったゴミ溜めであり、観測者は一人もいない。 劇場版では別の世界線の記憶を他と違いリーディング・シュタイナーによって完璧に保持してしまっているために脳に負担がかかっており、 シュタインズ・ゲートのゆらぎを感知してしまうことにより、岡部の主観がこの世界線へと拡散されてしまった。 そのため世界がイレギュラー的に岡部に関する記憶を消すことになってしまう。 RとはSteins;GateのReverceであり、「S」と隣り合う「R」。&s(){あと倫太郎} **【余談】 [[ゲーム]]やアニメでは場面となる主観が岡部のものであるため、リーディング・シュタイナーによって描写されていない世界線もある。 ※βからαへ移動する間の、岡部達が紅莉栖と知り合いにならずSERNに拉致されて2036年から鈴羽を過去に送り届けることになる世界やαからβへ移動する間の世界など。 [[Official髭男dism]]の曲『Pretender』には「世界線」という歌詞が登場する。 これは作詞も担当した藤原聡氏がアニメ『STEINS;GATE』の大ファンだったため、そこからインスピレーションを受けたものであるため。 ちなみにCDジャケットのニキシー管もダイバージェンスメーターがモチーフとなっている。 数値は0.52519でまだα世界線。インタビュー的にも歌詞に合わせた意図的な要素もなくはない様子。 「今までのアニヲタ生活をなかったことにしてはいけない。  いくつもの項目を見てきたからこそ、項目を追記したいと思うお前はそこにいる。  項目の修正にすべてをささげた俺がいる。  確定した項目を変えずに、内容だけを変えろ。  それが、シュタインズ・ゲートへ到達するための条件だ。健闘を祈る。  エル・プサイ・コングルゥ ―――― 」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 他の作品でこの概念があるのは「ひぐらしのなく頃に」だろうか。平行世界という概念の方が重視されているゲームはクロノクロス・R-TYPEになるのかな。また本家ポケモンシリーズとポケモン各バージョンの微妙な差異もこの世界線という概念が関わっているのかも(特にRSE・及びORAS)。 -- 名無しさん (2015-12-20 18:54:55) - ↑エピソードデルタ的には逆にバージョンの差異はこの世界線理論に近いと思うけど、逆にRSEとORASは平行世界って言った方が正しいと思う。この世界線理論では基本的に別世界線には直接干渉できないし。 -- 名無しさん (2015-12-20 18:58:25) - 平行世界物の欠点である「お前は頑張って世界を平和にしたけど、別の世界では無数の不幸なお前がいるから」と言う後味の悪さに対する解決策。 -- 名無しさん (2015-12-20 22:05:41) - 世界の収束って考えてなくてもSFでは普通に出てる要素なんだよな。雲黒斎で改変されても春日部がそのままだったり親が変わってもセワシが生まれる理屈も一応説明が付くっていう。ドラはバリバリ平行世界ありだから矛盾しちゃうけどね -- 名無しさん (2015-12-20 23:27:32) - 本編でオカリンは死にそうな危機でもなんとか生きてたけど、キリコとコーラサワーが死ぬ世界線は存在するのだろうか…宇宙まるごと滅ぼうが生きてそうだからなあいつら… -- 名無しさん (2015-12-21 11:08:23) - ギャグ補正の炭酸はともかく、キリコは因果律をねじ曲げてでも生き残るからなあ・・・世界線がどうこうで死ぬ存在じゃないだろう -- 名無しさん (2015-12-21 16:05:53) - 死ぬ世界線自体は存在しそうな気がするけどな。 ただしその世界線をアクティブにするためにはキリコを殺す必要があるんだけどな! -- 名無しさん (2015-12-22 06:08:38) - 可能性世界線ではあってもそれをアクティブにできないって感じな気がする。(ギャグ補正や異能生命体) -- 名無しさん (2016-01-05 05:11:22) - やっぱりδは何があったってくらい(ラボメン的には)平和だね。カオヘ、ロボノの事件があったのかはわからないけど少なくともどちらも成功はしてないようだし。 -- 名無しさん (2016-01-05 10:37:39) - そういえばギガロマニアックスも世界線変動を認識できるような描写もあったんだよなぁ。まぁ、単なるリーディング・シュタイナーかもしれないけれど -- 名無しさん (2016-01-05 11:00:12) - 最新話の相棒がこの概念を連想させるエピソードだった。官房長官が死ななかった世界線、カイト君がダークナイトにならなかった世界線もあるのだろうか。 -- 名無しさん (2016-02-25 13:56:36) - ↑官房長官は朱雀武彦で、小野田は官房室長だ -- 名無しさん (2016-03-29 09:18:07) - ギガロマは世界線変動を認識できる+ギガロマは現実化した妄想を現実と区別できる=世界線の概念そのものがリアルブートされた妄想・・・? -- 名無しさん (2017-07-28 20:34:48) - ↑相対性理論もアインシュタインがギガロマ能力で作った可能性が示唆されているからありえなくはないんだよね。相当強力かつ物理学とかの知識がいる所業だけど -- 名無しさん (2017-07-28 20:38:52) - JPホーガンの「未来からのホットライン」も世界線に似たシステムだったな、ただし、あちらでは過去に通信を行って改変を促した世界がその後も残るような言動があったけど -- 名無しさん (2020-05-13 08:13:52) - 変動率100%がもしあるとしたら、どんな世界なんだろうか -- 名無しさん (2020-06-21 00:37:03) - 要はゲームのセーブデータみたいなもんよね。他のループものと違うのは岡部はあくまでも「プレイヤーが操作する主人公」の立場な点。並行世界系のループ者は「プレイヤー」の立場での観測だと思ってる -- 名無しさん (2020-11-11 19:24:49) - なんだかんだ言ってるけど結局パラレルワールドじゃないか -- 名無しさん (2021-12-25 23:06:30) - ↑平行世界として両立しているわけじゃないってだけだよ。 -- 名無しさん (2021-12-25 23:26:31) - ↑2ファンにさえ誤解されがちだけど、実存する世界はあくまで一つでしかないのが明確に違うよ。別の世界線は可能性として存在してるだけであり(資料とかだと可能性世界線と表現されてる)、Dメールなど過去改変で世界がそこに移動した時に、全てが線上に合わせて初めからそこにあるものとして作り変えられ実在状態になる。通常脳内まで記憶改変されるから岡部のリーディングシュタイナー的な特殊事情ではないと変化を実感出来ないのが裏返して観測出来るとなる。 -- 名無しさん (2022-02-16 02:03:39) - 現実世界でのジョン・タイター書き込みはパラレルワールド論なんだよな。シュタゲだと鈴羽がフェイク交えて書いたと言ってるので矛盾はないのだが、混同されがちな一因だろうな -- 名無しさん (2022-03-02 15:24:32) - ぶっちゃけ、パラレルワールド理論が一般化してきたから、過去改変に代わる辻褄合わせだよね -- 名無しさん (2022-07-08 08:39:00) - 岡部が世界線を移動したって言い回しが、正確に言えば岡部含めた世界全体が移動して作り変えられてるんだけど、他の人間達は頭まで改変されてそれが分からない、岡部だけが分かるから岡部が移動したとなってるんだよね。でも岡部以外も書き換えられて消されるが残滓が残ってはいる。それがラストシーン紅莉栖とのやりとりで感動を呼んだり、夢やデジャブというのは別世界線にいた時のそれじゃないかと繋げたのは面白かった -- 名無しさん (2022-07-08 11:19:02) - ↑ってより、パラレルワールド理論だと守れなかった世界が並行して存在しちゃうから、ゲーム的にも物語的にも困るのよ -- 名無しさん (2022-07-08 11:52:35) - 最近は世界線という言葉がシュタゲとか関係なく一般用語として由来を知らない人も使うようになった。わりと真面目な政治記事とかにも出てきてびびる。このあたり「黒歴史」が一般化したのと似た感じ。そして黒歴史と同じで、一般化したことで意味もズレてるんだよな。ほとんどの場合「平行世界」の意味で使ってる。このあたりはすごいもにょる。並行世界ではないという意味でつくられた用語なのに。 -- 名無しさん (2023-11-02 19:49:29) - [ -- 名無しさん (2023-11-02 19:50:19) - 「別の世界線の自分と邂逅する」みたいな言い方が普通にされがちで、んんってなるのよ。 -- 名無しさん (2023-11-02 19:52:46) - 可能性としてはあるけれど電源ON状態の世界は今の一つって事よね。だから移動してもそこから繋がるんじゃなくてまんま1本の線から別の線に渡るって事、だから並行や異世界ではなく世界「線」って表現になってる…って事で合ってる、よね? -- 名無しさん (2023-11-24 09:34:58) - ↑4 そもそも使われてる世界線って結局は元ネタがタイターだから平行世界の意味で間違ってないけどね。パラレルじゃないのはシュタゲの設定の話だし。明らかに使われるようになったのはシュタゲの影響だからわからんでもないけどね。 -- 名無しさん (2025-05-15 19:36:28) #comment #areaedit(end) }

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