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SCP-4465

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&font(#6495ED){登録日}:2020/05/17 Sun 18:44:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){愛する人がいるのに自ら命を絶つことなんてできるだろうか。}} *初めに SCP-4465の記事へようこそ、SCP財団アニヲタ支部の方々。 最初に申し上げるが、このオブジェクトはさっぱり意味が読み取れない。第一、記事の文字数がわずか&bold(){400字}に満たない上、まともな概要が読み取れないのだ。 本項目では[[ネタバレ]]も含まれるので、それでも良いという人のみ、記事を読み進んで頂きたい。 *概要 SCP-4465とは、シェアード・ワールド「[[SCP Foundation]]」に登録された[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]の一つ。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は「Safe」。 収容プロトコルは、財団の安全ロッカーに置くだけというシンプルなもの。使われなければ安全という意味である。 *説明 SCP-4465は、&bold(){グロック17のピストル}である。 数ある銃器の中でも手頃な値段で購入できる代物であり、見た目は普通の銃である。以上、説明はこれだけである。 ならば、肝心の異常な性質の説明はどうなのかというと、 > >SCP-4465の正確な特性は不明です。 >[[テスト]]は翌月に予定されています。 > 短い。 いや仮に短い記事だとしても&bold(){[[目を離したら絶対首へし折る像>SCP-173]]}や&bold(){[[財団世界に爆誕した某ポケットな電気ネズミモンスター>SCP-4974]]}でもまだきちんとした説明があった。 *発見経緯 > >SCP-4465は手首からの大量失血により自殺したアーノルド・デュバーの遺体と共にアパートで発見されました。 > 肝となる文は次。 > >彼の遺体が発見される3日前、彼の大学のルームメイト、 >彼の母親、そして彼のペットの犬は皆、お互いに10分以内に口蓋から後頭部にかけて同一の銃創を受けていました。 >弾丸はSCP-4465のマガジンのものと一致しました。 > アーノルドの遺体が発見される三日前に、彼の家族とペット、そして友人が揃って10分以内という短い時間の間に、拳銃自殺したかのような傷を負って死亡していたという事実。 ここだけ見たならば、アーノルドが家族や友人を巻き込んで心中したかのように思えるが、それは否定された。 > >アーノルド・デュバーは最も近い犠牲者から、3,000キロメートル離れた場所にいました > 最も近い距離でさえ3000キロメートルという途方もない数字ならば、もう一人(どちらかに犬も付属)は更に離れた場所にいたことが示唆されている。 飛行機や電車、深夜バスといった手段を用いるのならば不可能ではないのかも知れない。だが冷静に考えてみると、これから無理心中しようとする人がそんな回りくどい方法をとるのだろうか。 何らかの手段で被害者の元へたどり着き、殺害した後にまた自宅へ帰った三日後に命を絶ったというのは、余りに面倒なことではないだろうか。 極めつけはアーノルドの自殺した方法である。彼はSCP-4465ではなく、ナイフで手首を切って命を絶った。なぜ他の人のように拳銃自殺しなかったのか。 財団の研究者たちも疑問に思ったことだろう。ならば実験して調べるしかない。以下がその記録である。 *実験記録 > >&bold(){SCP-4465実験記録実験は倫理的懸念のため中止されました}。 > &bold(){は................................?} あの冷酷であっても残酷ではないと謳い文句にしながら、数多くのDクラス職員やエージェント、研究者、時には顔も知らない子供までも使い潰す我らが財団が、&bold(){倫理的懸念}などという理由で実験を中止してしまったのだ。 ........勘の良い人ならば既に気づいているかもしれないが、この記述から、SCP-4465が財団職員だけでなく、社会に生きる我々にも悪影響を及ぼし兼ねない代物であることが読み取れる。 だが残念なことに、本家記事にはこれ以上の記述がない。これではSCP-4465の異常性が読み取れない。 ........ここから先は、SCP-4465に関する残酷な真実を記載しているため、ネタバレバッチコイ!!という方のみ読み進めてもらいたい。 *ネタバレ #center(){&bold(){誰もが誰かと繋がっているから。}} SCP-4465の本当の異常性を知るために、本家ディスカッションに飛んでもらいたい。そこにSCP-4465の筆者、"DarkStuff"氏からの言葉がある。 > >It’s a gun that kills loved ones of the target shot. >(その銃は愛するものを殺します。) > このオブジェクトの真の異常性は、&bold(){撃たれた対象の代わりに愛する者に着弾・殺害する}というもの。 銃弾を発射すると弾はテレポートし、撃たれた人の愛する人に着弾してしまうのである。 恐らくアーノルドは拳銃自殺しようとして、SCP-4465を顔に向けたのだろう。しかしどれだけ撃っても死ねない。そもそも発射されているのに弾が何処かへ消えてしまった。 そうして数日後、彼のもとへ家族や友人の訃報が届いたのだろう。やがて自分が持っている拳銃の"真の意味"、そして自分が取り返しのつかないことをしてしまったと理解したアーノルドが、どのような思いで拳銃ではなくナイフで命を絶ったか................語らずとも理解できよう。 自ら命を絶つ。確かにそれは自然の法則や倫理に反した行為なのだろう。耐えきれない困難や苦痛から逃れるために全てを捨てあの世へ、そうした人々や今まさにそんな思いを抱いている人もいるかもしれない。 だが忘れてはならない。全てを捨てるということは、自らが愛した者たちのことさえも見て見ぬ振りをするということであることを。 残された者たちのことを考えたことがあるか? 彼らの心に、どれだけの傷を残すかということを省みたことはあるか? ある意味では、このオブジェクトはそれに対する一つの答えなのだろう。 &bold(){自殺は自らの命を捨てることだけでなく、その人を愛した人々にも大きな傷を残す}ということを。 そして、それに対するもう一つの答えが本記事のメタタイトルにも表れている。 即ち、 #center(){{&bold(){&sizex(6){SCP-4465}}}} #center(){{&bold(){&sizex(6){&ruby (No Man is an Island){人間は一人では生きていけない}}}}} *Tale-JP「孤独な人間は生きているとは言えない。」 ある日、研究員の一人がSCP-4465を使って暴動を引き起こした。どうやら、とある要注意団体と繋がっていたらしく、他の研究員が質問したところ逃走、複数のオブジェクトを強奪し収容室へ立てこもった。 そこへある男が足を踏み入れた。男は裏切り者にSCP-4465を向けられ、被弾しながらも裏切り者を捕らえることに成功したのだった。 ........全てが終わった後に、[[ルビーの首飾りをかけた男>ブライト博士(SCP Foundation)]]は静かに呟く。 &bold(){「愛する人なんて、とっくに全員死んだよ。」} 愛する人、それは&bold(){人としての死}か、[[それとも>オブジェクト(SCP Foundation)]].....。 追記・修正は自らを愛してくれている人々を想いながら、お願いします。 ---- #right(){ SCP-4465 - No Man is an Island by DarkStuff http://www.scp-wiki.net/scp-4465 http://ja.scp-wiki.net/scp-4465(翻訳) 孤独な人間は生きているとは言えない。 by meshiochislash http://scp-jp.wikidot.com/alove この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,24) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit()- 自殺うんぬん言うけど普通に考えたら安易に殺さず敵を苦しめるための道具だよねこれ -- 名無しさん (2020-05-17 19:56:41) - CC表記が抜けていたので追加しました -- 名無しさん (2020-05-17 19:58:20) - こういう冷酷じゃない財団も好き -- 名無しさん (2020-05-17 20:22:14) - 代理作成ありがとうございます -- Ortar (2020-05-17 21:25:25) - これよりもSCP-4780の方が短いらしい -- 名無しさん (2020-05-17 21:46:54) - 「短さ」を競いだしたら2521という極限に当たるぞ。 -- 名無しさん (2020-05-17 22:01:53) - 登録日が未来になってますよ -- 名無しさん (2020-05-17 22:07:54) - ↑ きっと現実改変が起きてるのだよw........ -- 名無しさん (2020-05-17 22:15:10) - 実験は中止してるけど、これ弾の方に原因があるとは考えなかったのかな -- 名無しさん (2020-05-17 23:01:44) - もちろん考えはしただろう。しかし、その推測が正しいか検証したらどうなると思う? -- 名無しさん (2020-05-17 23:09:35) - それなら火薬を極限まで少なくした弾使ったりとか、って言っても作者がこうですって言っちゃってるし議論は意味無かったね -- 名無しさん (2020-05-17 23:28:15) - SCP-485(死のボールペン)に出てくる「生存中の人間は全部で39人しか知らない孤独なDクラス職員」使おうぜ! -- 名無しさん (2020-05-18 04:46:59) - 上にもあるけど思いっきり拷問用の道具だよねこれ -- 名無しさん (2020-05-18 09:06:18) - 一般社会に影響を出すのは財団としてはよろしくないからなぁ… -- 名無しさん (2020-05-18 09:55:38) - 「愛するもの」の基準がまったく分からないからなぁ…。実験しないのも納得 -- 名無しさん (2020-05-18 20:42:58) - 状況証拠からその異常性はある程度推測できる。現状このSCiPが原因と考えられる異常は新たに起こっていない。実験を行った場合Dクラス職員以外の財団に関係のない人物が死ぬ可能性がある。財団の理念は確保収容保護であり、異常性の解明は必ずしも行われなければならないわけでもない。有能で聡明な財団がよく表現されてて好きだなあ -- 名無しさん (2020-09-08 21:57:35) - 「撃った者の」ではなく「撃たれた者の」愛する人に当たるのか。撃った者のなら自業自得で抑止力になるが -- 名無しさん (2020-10-23 12:28:03) - Taleを紹介するときはライセンスに追記してくださいね(今回は私が追記しときました) -- 名無しさん (2020-11-19 22:27:50) - 概要を短くしたかったのかと思うが削りすぎじゃね?いつもなら「一般的なグロック17自動拳銃であり、製造工程を調査した限りでは異常性は見つかりませんでした」くらい書きそうなもんだけど -- 名無しさん (2021-02-10 18:50:45) - ↑本家のディスカッションに書いてあるけど「草案を作ってから1時間以内に作成する(翻訳ソフトを使ってなのでもしかしたら違う意味かも)」「SCP-2521のような方法以外での最も文字数の少ない報告書にする」という意図で作っているらしいから、それでいいんだよ。 -- 名無しさん (2021-02-10 19:22:55) - 感情を操作する類のオブジェクトと組み合わせたらお手軽暗殺ツールが出来そうですね…… -- 名無しさん (2021-02-10 19:38:20) - シンプル故にエグい -- 名無しさん (2021-10-27 17:59:18) - 自殺するほど追い詰められてる人に対して「残された人の痛み考えろ~」って説教するのズレてるんだよな、なんでその人が追い込まれたのかという原因などの方が重要なので -- 名無しさん (2021-12-14 17:18:49) - ↑その意見も一理あるけど、「ただし自殺するほど追い詰められている人がどうして追い込まれたのかという原因の方が重要である。」なんて、この項目に書く必要ある? -- 名無しさん (2024-03-09 20:25:41) - 「それほどNじゃない」やこれのような簡潔な文中にドラマを想起させるSCPは上手いなと思う。「売ります、赤ん坊の靴、未使用」みたいだ -- 名無しさん (2024-10-20 01:40:21) #comment #areaedit(end) }
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彼らの心に、どれだけの傷を残すかということを省みたことはあるか? ある意味では、このオブジェクトはそれに対する一つの答えなのだろう。 &bold(){自殺は自らの命を捨てることだけでなく、その人を愛した人々にも大きな傷を残す}ということを。 そして、それに対するもう一つの答えが本記事のメタタイトルにも表れている。 即ち、 #center(){{&bold(){&sizex(6){SCP-4465}}}} #center(){{&bold(){&sizex(6){&ruby (No Man is an Island){人間は一人では生きていけない}}}}} *Tale-JP「孤独な人間は生きているとは言えない。」 ある日、研究員の一人がSCP-4465を使って暴動を引き起こした。どうやら、とある要注意団体と繋がっていたらしく、他の研究員が質問したところ逃走、複数のオブジェクトを強奪し収容室へ立てこもった。 そこへある男が足を踏み入れた。男は裏切り者にSCP-4465を向けられ、被弾しながらも裏切り者を捕らえることに成功したのだった。 ........全てが終わった後に、[[ルビーの首飾りをかけた男>ブライト博士(SCP Foundation)]]は静かに呟く。 &bold(){「愛する人なんて、とっくに全員死んだよ。」} 愛する人、それは&bold(){人としての死}か、[[それとも>オブジェクト(SCP Foundation)]].....。 追記・修正は自らを愛してくれている人々を想いながら、お願いします。 ---- #right(){ SCP-4465 - No Man is an Island by DarkStuff http://www.scp-wiki.net/scp-4465 http://ja.scp-wiki.net/scp-4465(翻訳) 孤独な人間は生きているとは言えない。 by meshiochislash http://scp-jp.wikidot.com/alove この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit()- 自殺うんぬん言うけど普通に考えたら安易に殺さず敵を苦しめるための道具だよねこれ -- 名無しさん (2020-05-17 19:56:41) - CC表記が抜けていたので追加しました -- 名無しさん (2020-05-17 19:58:20) - こういう冷酷じゃない財団も好き -- 名無しさん (2020-05-17 20:22:14) - 代理作成ありがとうございます -- Ortar (2020-05-17 21:25:25) - これよりもSCP-4780の方が短いらしい -- 名無しさん (2020-05-17 21:46:54) - 「短さ」を競いだしたら2521という極限に当たるぞ。 -- 名無しさん (2020-05-17 22:01:53) - 登録日が未来になってますよ -- 名無しさん (2020-05-17 22:07:54) - ↑ きっと現実改変が起きてるのだよw........ -- 名無しさん (2020-05-17 22:15:10) - 実験は中止してるけど、これ弾の方に原因があるとは考えなかったのかな -- 名無しさん (2020-05-17 23:01:44) - もちろん考えはしただろう。しかし、その推測が正しいか検証したらどうなると思う? -- 名無しさん (2020-05-17 23:09:35) - それなら火薬を極限まで少なくした弾使ったりとか、って言っても作者がこうですって言っちゃってるし議論は意味無かったね -- 名無しさん (2020-05-17 23:28:15) - SCP-485(死のボールペン)に出てくる「生存中の人間は全部で39人しか知らない孤独なDクラス職員」使おうぜ! -- 名無しさん (2020-05-18 04:46:59) - 上にもあるけど思いっきり拷問用の道具だよねこれ -- 名無しさん (2020-05-18 09:06:18) - 一般社会に影響を出すのは財団としてはよろしくないからなぁ… -- 名無しさん (2020-05-18 09:55:38) - 「愛するもの」の基準がまったく分からないからなぁ…。実験しないのも納得 -- 名無しさん (2020-05-18 20:42:58) - 状況証拠からその異常性はある程度推測できる。現状このSCiPが原因と考えられる異常は新たに起こっていない。実験を行った場合Dクラス職員以外の財団に関係のない人物が死ぬ可能性がある。財団の理念は確保収容保護であり、異常性の解明は必ずしも行われなければならないわけでもない。有能で聡明な財団がよく表現されてて好きだなあ -- 名無しさん (2020-09-08 21:57:35) - 「撃った者の」ではなく「撃たれた者の」愛する人に当たるのか。撃った者のなら自業自得で抑止力になるが -- 名無しさん (2020-10-23 12:28:03) - Taleを紹介するときはライセンスに追記してくださいね(今回は私が追記しときました) -- 名無しさん (2020-11-19 22:27:50) - 概要を短くしたかったのかと思うが削りすぎじゃね?いつもなら「一般的なグロック17自動拳銃であり、製造工程を調査した限りでは異常性は見つかりませんでした」くらい書きそうなもんだけど -- 名無しさん (2021-02-10 18:50:45) - ↑本家のディスカッションに書いてあるけど「草案を作ってから1時間以内に作成する(翻訳ソフトを使ってなのでもしかしたら違う意味かも)」「SCP-2521のような方法以外での最も文字数の少ない報告書にする」という意図で作っているらしいから、それでいいんだよ。 -- 名無しさん (2021-02-10 19:22:55) - 感情を操作する類のオブジェクトと組み合わせたらお手軽暗殺ツールが出来そうですね…… -- 名無しさん (2021-02-10 19:38:20) - シンプル故にエグい -- 名無しさん (2021-10-27 17:59:18) - 自殺するほど追い詰められてる人に対して「残された人の痛み考えろ~」って説教するのズレてるんだよな、なんでその人が追い込まれたのかという原因などの方が重要なので -- 名無しさん (2021-12-14 17:18:49) - ↑その意見も一理あるけど、「ただし自殺するほど追い詰められている人がどうして追い込まれたのかという原因の方が重要である。」なんて、この項目に書く必要ある? 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