抹殺の指名者(遊戯王OCG)

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&font(#6495ED){登録日}:2022/05/26 Thu 11:34:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(red){&bold(){全てのカードを抹殺する!これが究極のメタゲームだ!}}} #center(){&s(){ただしデッキに入ってないカードは除く}} &bold(){《抹殺の指名者》}とは、『[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]』に存在するカードの1枚。 *【効果】 #blockquote(){&bold(){速攻魔法}(&bold(){[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]}) このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):カード名を1つ宣言して発動できる。 宣言したカード1枚をデッキから除外する。 ターン終了時まで、この効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。} *【概要】 [[Vジャンプ]]の付属カードで突如登場した速攻魔法。 自分のデッキからカードを除外する効果と、そのターン除外したカードの効果を使えなくするという効果を持つ。 一見「余り強く無いんじゃ……?」と思われがちだが、現在の遊戯王には&bold(){どのデッキにも入っている汎用カードが非常に多い為}、全くの捨て札になることは早々ない。 また速攻魔法というのも使い勝手が良く、 -相手がこちらのサーチに《[[灰流うらら>灰流うらら(遊戯王OCG)]]》を打ってきた際、自分の《灰流うらら》を除外し防ぐ -大量展開に対し《[[原始生命態ニビル>原始生命態ニビル(遊戯王OCG)]]》や《[[増殖するG]]》を発動してきた際にチェーンすることでそれを封じる -《[[サンダー・ボルト>サンダー・ボルト(遊戯王OCG)]]》《[[ハーピィの羽根帚]]》《[[ライトニング・ストーム>ライトニング・ストーム(遊戯王OCG)]]》と言ったパワーカードによる奇襲を防ぐ と、様々なメジャーカードへのカウンターとして運用することが可能である。 そしてこのカードが一番猛威を振るうのは&bold(){[[ミラーマッチ>ミラーマッチ(遊戯王OCG)]]}。相手のカードをほぼ全て無効化できる究極の妨害札となりえるのだ。 ただしあくまで「メインデッキ」に入っているカードしか対応できない為、EXデッキのモンスター効果はこのカードでは防ぐことができない事には注意したい。 同じ指名者である《[[墓穴の指名者>墓穴の指名者(遊戯王OCG)]]》とは相互互換の関係であり、向こうが「敵の墓地にあるモンスター」こちらが「自分のデッキにあるカード」をそれぞれ除外し、同名カードを封じるという似通った効果を持つ。 双方とも利点、欠点があるので、自分のデッキや好みと相談して使い分けると良いだろう。 以上の事から「1枚のカードから展開できる」「少ない手札で1ターンキルができるor1ターン耐えきれば制圧が完成する」というデッキでは大活躍するカードと言える。 ちなみに「除外版《[[おろかな埋葬>おろかな埋葬(遊戯王OCG)]]》」として使用する手も無くはないが、このカードで除外したカードは除外ゾーンで発動する効果も使えないので別の回収手段は必需と言える。 例外として【[[メタファイズ>メタファイズ(遊戯王OCG)]]】カードは除外された「次のターン」に効果が発動するため[[無効化]]の影響を受けず、汎用メタ兼テーマサポートとして使用可能。 【[[ふわんだりぃず>ふわんだりぃず(遊戯王OCG)]]】も下級モンスターの共通効果である除外ゾーンからの回収は毎ターン発動できるため、使いどころを無くしたり伏せていたカードを苦し紛れに発動せざるを得なかったりする時にあえてすとりー辺りを除外すると面白い動きが可能である。 *【欠点】 -同名カードが&bold(){自分のデッキ}に無いと無効化が使えない このカードの最大の弱点がこれ。 「誰もがデッキに入れるカード」である《灰流うらら》《増殖するG》《墓穴の指名者》に対してメタを張れるが、&bold(){そうじゃないカードに関しては基本素通しとなる}。 あくまで汎用カードのみを防ぐと考えたとしても、防ぎたいカードをデッキに入れてたのに全て手札や墓地に来てたりして結局肝心の時に防げないと言った現象もあり得る。 またマッチ戦においてはこのカードの存在を見越して、《ライトニング・ストーム》の代わりに《[[ハーピィの羽根帚]]》や《サンダー・ボルト》、《灰流うらら》の代わりに《[[幽鬼うさぎ>幽鬼うさぎ(遊戯王OCG)]]》、[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]の代わりに《[[倶利伽羅天童>倶利伽羅天童(遊戯王)]]》と言った実用的ではあるが優先順位の劣るカードを敢えて入れて素通しを狙ってくる事もある。 //&s(){《幽鬼うさぎ》は[[某炭酸>スプライト(遊戯王OCG)]]のせいで採用率増えてるけどな!} 逆にデッキ調整やサイド入れ替えなどで「発動したは良いが該当カードをデッキから抜いていた!」という自体も多く、当たり前だがその場合でも適当なカードを除外しなければならない。 また、無効にしたいカードをデッキに入れていたとしても《[[強欲で貪欲な壺>強欲で貪欲な壺(遊戯王OCG)]]》などの自分のデッキを削るカードを採用していた場合はそれらのカードでデッキから飛ばしてしまう事があり相性が悪い。 これは「無効にしたいカードの投入枚数を増やす」「デッキを削るカードを採用しない」「割り切って運用する」、どれにしてもそこまで大きな問題ではない。 また、汎用カードをそもそも「入れる枠がない・入れる必要がない・入れる気がない」ような&bold(){ファンデッキ・地雷デッキ・ネタデッキが相手だとほぼ腐る}。 ガチの対戦環境では起こり難いことだが、シングル戦が主体の[[遊戯王マスターデュエル]]では地雷デッキに遭遇する確率は格段に高くなることは留意すべし。 逆に&bold(){そういったデッキを使う側も、このカードを使うことができない}。 つまりこのカードは、&bold(){自分も相手も主流デッキで殴り合いミラーマッチも多発しやすいガチガチなプレイ環境を前提としたパワーカード}なのである。 -EXモンスターは止める事が出来ない 上記で少し述べたが、このカードで除外できるのはメインデッキのカードのみであり、EXの強力モンスターはどうしようもない。 それを出す素材カードをうまく指名できればいいのだが。 -発動ターンのみ無効化 無効化できる時間も短く、相手にターンを回すor自分にターンが帰ってきた場合は無効化期間も終了する。 ただし、これは無効化時間が長すぎないという利点として見る事もできる。 例えば《墓穴の指名者》では自分が《灰流うらら》を持っている状況で自分のターンに《灰流うらら》を無効化してしまうと相手ターンで使えなくなってしまうが、《抹殺の指名者》の場合は相手のを無効にしつつ自分のは使えるという状況が作れる。 -自分のカードも使用できなくなる。 無効化の範囲は自分にも及ぶため、場合によっては自分の手札を腐らせる可能性がある。 例えば《灰流うらら》とこのカードを手札に持っている状態で、相手の《灰流うらら》を無効化してしまうと手札が一枚腐ることとなってしまう。 -対策したいカードを持っている必要がある。 効果の特性上、自分もメタ先のカードを持っている必要があり、高額なカードや貴重なカードを対策したい場合は、メタ先の入手難易度の面で問題がある。 実際に発動するかはともかく、入手が困難な《万物創世龍》や《結束と絆の魔導師》《誇りと魂の龍》などの対策には向かないだろう。 汎用カードに限ってみても、再録されていないカードは高額になりがちなので、小中学生やライトユーザーには厳しい物がある。 //このカードは効果の特性上「どんなデッキにも入りうる汎用カード」が主なターゲットになる。 //そしてその「どんなデッキにも入りうる汎用カード」はレアリティに関係なくシングルガイする際の値段が高騰しやすい欠点も抱えているほか、 //これでメタりたいカードの多くが2枚以上積むのがほぼデフォとなっており、金銭的に優しくない事情も絡んでいる。 とはいえ主な弱点は正直それくらい。しかしせいぜい「少し手が届かない」レベルのものであり、効果自体が強力なのには変わりない。 よほどの事が無い限り汎用[[手札誘発>手札誘発(遊戯王OCG)]]を完全に阻害できる事が弱い筈がなく、今日もどこかで「お前を殺す」と指名している事だろう。 *【余談】 写っているイラストは、金髪の麗しき騎士が怒りの表情で剣を向けているというもの。 一見女性に見えるが[[ゲーム]]などの扱いからどうやら男性のようだ。 彼は古参デュエリストには懐かしい《抹殺の使徒》という魔法カードにも描かれており、そちらは笑顔となっている。 その《抹殺の使徒》の効果はこちら #blockquote(){通常魔法 (1):フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その裏側表示モンスターを破壊し除外する。 除外したモンスターがリバースモンスターだった場合、 さらにお互いはお互いのデッキを確認し、 その中から自分は除外したモンスターの同名モンスターを全て除外する。} このカードが出たのは2003年4月の事であり、当時は[[リバースモンスター>リバースモンスター(遊戯王OCG)]]が大流行りであった。 その為彼はそのメタカードとして大活躍していたのだ。初出のレアリティも字レアとそこそこ手に入りやすかった。 しかし環境の高速化が進むにつれリバースモンスターの採用数が減ってきた為、彼も懐かしいだけのカードになっていた。 だが、リバースモンスターの多い【[[シャドール]]】の流行時にはサイドデッキへの採用率が上がる等、計り知れないポテンシャルは秘めている。 そんな彼がリメイクで再び環境カードに戻ってくるとはだれが予想しただろうか。 &s(){こういった経緯のデザイン故に&bold(){有名カードと名前が被っているので良い略称が無い}という《墓穴の指名者》と同じ難点を持っている。} マスターデュエルでは《抹殺の指名者》に発動ムービーがあり、イラストに書かれた戦士が剣を振りかざすという演出が入る。 罠カード発動!「追記・修正」! しまった!私のデッキには「追記・修正」のカードがない…!これでは修正をせざるを得ないではないか! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 今でこそ手に入り易くなったけど出た当初は予約が殺到し過ぎて開店次点で売り切れがザラ、ワンチャン祈りながらスーパーや商店を転々としまくったなぁ -- 名無しさん (2022-05-26 12:00:12) - 確か応募者全員サービスで羽根箒の20thシクとかあったなぁ。そりゃ売り切れるわ -- 名無しさん (2022-05-26 12:07:33) - 男だったのか……言われてみれば目や顎からわかる -- 名無しさん (2022-05-26 16:02:57) - 汎用札よりミラーマッチが地獄なカード 抗戦宣言やめろ -- 名無しさん (2022-05-26 16:31:27) - なんとなく車田正美感ある画風なんだよな、使徒も指名者も -- 名無しさん (2022-05-26 19:26:33) - MDで演出あるのは描いてないのか -- 名無しさん (2022-05-26 19:40:46) - 汎用手札誘発だけじゃなくて墓穴や泡影、極端な場合はライストとかも無効化狙えて、無効効果は1Tだけ。墓穴より先攻有利を推し進める側だと思うからさっさとMDでも制限に行ってほしい。 -- 名無しさん (2022-05-26 20:34:09) - こいつのカード名のせいで一時期遊戯王公式ツイッターが凍結されてた。ツイッター社が如何に無能かってのがわかる -- 名無しさん (2022-05-26 23:09:49) - 発動したターンしか効果持続しないからうららや墓穴なら相手ターンに使わせると自分のターン動きやすくなるんだけどこれは撃たれるだけほんとに損。とはいっても温存されても損という引き得撃ち得カードだったし無効にしたいカード散らし入れする運用が難しくなる制限は妥当。 -- 名無しさん (2022-05-26 23:35:14) - (マスターで)複数積む場合はコリドーの餌にしたり星遺物へ至る鍵で間接サーチに利用すると面白そうね -- 名無しさん (2022-05-27 05:56:59) - Vジャンプにこんな超汎用カードを付属したから、あの月は近所に全く見当たらなかったな。付録カードが優秀すぎると弊害があるもんだ -- 名無しさん (2022-05-27 15:09:06) - 除外肥やし的に使うならメタファイズだろうな -- 名無しさん (2022-05-27 17:19:50) - 撲滅の指名者はいつか出るのか -- 名無しさん (2022-05-27 22:22:55) - 制限になると相手の抹殺に対して自分が抹殺チェーン発動してデッキの抹殺除外、っていう戦法ができなくなるとか -- 名無しさん (2022-05-28 03:09:45) - ↑なるほど。つまり禁止が妥当ってことだな。 -- 名無しさん (2022-05-29 10:36:06) - 墓穴の指名者2枚は我慢するからこっち禁止してくれ。なんで許されてるのかわからん -- 名無しさん (2025-01-21 16:00:25) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/05/26 Thu 11:34:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(red){&bold(){全てのカードを抹殺する!これが究極のメタゲームだ!}}} #center(){&s(){ただしデッキに入ってないカードは除く}} &bold(){《抹殺の指名者》}とは、『[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]』に存在するカードの1枚。 *【効果】 #blockquote(){&bold(){速攻魔法}(&bold(){[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]}) このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):カード名を1つ宣言して発動できる。 宣言したカード1枚をデッキから除外する。 ターン終了時まで、この効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。} *【概要】 [[Vジャンプ]]の付属カードで突如登場した速攻魔法。 自分のデッキからカードを除外する効果と、そのターン除外したカードの効果を使えなくするという効果を持つ。 一見「余り強く無いんじゃ……?」と思われがちだが、現在の遊戯王には&bold(){どのデッキにも入っている汎用カードが非常に多い為}、全くの捨て札になることは早々ない。 また速攻魔法というのも使い勝手が良く、 -相手がこちらのサーチに《[[灰流うらら>灰流うらら(遊戯王OCG)]]》を打ってきた際、自分の《灰流うらら》を除外し防ぐ -大量展開に対し《[[原始生命態ニビル>原始生命態ニビル(遊戯王OCG)]]》や《[[増殖するG]]》を発動してきた際にチェーンすることでそれを封じる -《[[サンダー・ボルト>サンダー・ボルト(遊戯王OCG)]]》《[[ハーピィの羽根帚]]》《[[ライトニング・ストーム>ライトニング・ストーム(遊戯王OCG)]]》と言ったパワーカードによる奇襲を防ぐ と、様々なメジャーカードへのカウンターとして運用することが可能である。 そしてこのカードが一番猛威を振るうのは&bold(){[[ミラーマッチ>ミラーマッチ(遊戯王OCG)]]}。相手のカードをほぼ全て無効化できる究極の妨害札となりえるのだ。 ただしあくまで「メインデッキ」に入っているカードしか対応できない為、EXデッキのモンスター効果はこのカードでは防ぐことができない事には注意したい。 同じ指名者である《[[墓穴の指名者>墓穴の指名者(遊戯王OCG)]]》とは相互互換の関係であり、向こうが「敵の墓地にあるモンスター」こちらが「自分のデッキにあるカード」をそれぞれ除外し、同名カードを封じるという似通った効果を持つ。 双方とも利点、欠点があるので、自分のデッキや好みと相談して使い分けると良いだろう。 以上の事から「1枚のカードから展開できる」「少ない手札で1ターンキルができるor1ターン耐えきれば制圧が完成する」というデッキでは大活躍するカードと言える。 ちなみに「除外版《[[おろかな埋葬>おろかな埋葬(遊戯王OCG)]]》」として使用する手も無くはないが、このカードで除外したカードは除外ゾーンで発動する効果も使えないので別の回収手段は必需と言える。 例外として【[[メタファイズ>メタファイズ(遊戯王OCG)]]】カードは除外された「次のターン」に効果が発動するため[[無効化]]の影響を受けず、汎用メタ兼テーマサポートとして使用可能。 【[[ふわんだりぃず>ふわんだりぃず(遊戯王OCG)]]】も下級モンスターの共通効果である除外ゾーンからの回収は毎ターン発動できるため、使いどころを無くしたり伏せていたカードを苦し紛れに発動せざるを得なかったりする時にあえてすとりー辺りを除外すると面白い動きが可能である。 *【欠点】 -同名カードが&bold(){自分のデッキ}に無いと無効化が使えない このカードの最大の弱点がこれ。 「誰もがデッキに入れるカード」である《灰流うらら》《増殖するG》《墓穴の指名者》に対してメタを張れるが、&bold(){そうじゃないカードに関しては基本素通しとなる}。 あくまで汎用カードのみを防ぐと考えたとしても、防ぎたいカードをデッキに入れてたのに全て手札や墓地に来てたりして結局肝心の時に防げないと言った現象もあり得る。 またマッチ戦においてはこのカードの存在を見越して、《ライトニング・ストーム》の代わりに《[[ハーピィの羽根帚]]》や《サンダー・ボルト》、《灰流うらら》の代わりに《[[幽鬼うさぎ>幽鬼うさぎ(遊戯王OCG)]]》、[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]の代わりに《[[倶利伽羅天童>倶利伽羅天童(遊戯王)]]》と言った実用的ではあるが優先順位の劣るカードを敢えて入れて素通しを狙ってくる事もある。 //&s(){《幽鬼うさぎ》は[[某炭酸>スプライト(遊戯王OCG)]]のせいで採用率増えてるけどな!} 逆にデッキ調整やサイド入れ替えなどで「発動したは良いが該当カードをデッキから抜いていた!」という自体も多く、当たり前だがその場合でも適当なカードを除外しなければならない。 また、無効にしたいカードをデッキに入れていたとしても《[[強欲で貪欲な壺>強欲で貪欲な壺(遊戯王OCG)]]》などの自分のデッキを削るカードを採用していた場合はそれらのカードでデッキから飛ばしてしまう事があり相性が悪い。 これは「無効にしたいカードの投入枚数を増やす」「デッキを削るカードを採用しない」「割り切って運用する」、どれにしてもそこまで大きな問題ではない。 また、汎用カードをそもそも「入れる枠がない・入れる必要がない・入れる気がない」ような&bold(){ファンデッキ・地雷デッキ・ネタデッキが相手だとほぼ腐る}。 ガチの対戦環境では起こり難いことだが、シングル戦が主体の[[遊戯王マスターデュエル]]では地雷デッキに遭遇する確率は格段に高くなることは留意すべし。 逆に&bold(){そういったデッキを使う側も、このカードを使うことができない}。 つまりこのカードは、&bold(){自分も相手も主流デッキで殴り合いミラーマッチも多発しやすいガチガチなプレイ環境を前提としたパワーカード}なのである。 -EXモンスターは止める事が出来ない 上記で少し述べたが、このカードで除外できるのはメインデッキのカードのみであり、EXの強力モンスターはどうしようもない。 それを出す素材カードをうまく指名できればいいのだが。 -発動ターンのみ無効化 無効化できる時間も短く、相手にターンを回すor自分にターンが帰ってきた場合は無効化期間も終了する。 ただし、これは無効化時間が長すぎないという利点として見る事もできる。 例えば《墓穴の指名者》では自分が《灰流うらら》を持っている状況で自分のターンに《灰流うらら》を無効化してしまうと相手ターンで使えなくなってしまうが、《抹殺の指名者》の場合は相手のを無効にしつつ自分のは使えるという状況が作れる。 -自分のカードも使用できなくなる。 無効化の範囲は自分にも及ぶため、場合によっては自分の手札を腐らせる可能性がある。 例えば《灰流うらら》とこのカードを手札に持っている状態で、相手の《灰流うらら》を無効化してしまうと手札が一枚腐ることとなってしまう。 -対策したいカードを持っている必要がある。 効果の特性上、自分もメタ先のカードを持っている必要があり、高額なカードや貴重なカードを対策したい場合は、メタ先の入手難易度の面で問題がある。 実際に発動するかはともかく、入手が困難な《万物創世龍》や《結束と絆の魔導師》《誇りと魂の龍》などの対策には向かないだろう。 汎用カードに限ってみても、再録されていないカードは高額になりがちなので、小中学生やライトユーザーには厳しい物がある。 //このカードは効果の特性上「どんなデッキにも入りうる汎用カード」が主なターゲットになる。 //そしてその「どんなデッキにも入りうる汎用カード」はレアリティに関係なくシングルガイする際の値段が高騰しやすい欠点も抱えているほか、 //これでメタりたいカードの多くが2枚以上積むのがほぼデフォとなっており、金銭的に優しくない事情も絡んでいる。 とはいえ主な弱点は正直それくらい。しかしせいぜい「少し手が届かない」レベルのものであり、効果自体が強力なのには変わりない。 よほどの事が無い限り汎用[[手札誘発>手札誘発(遊戯王OCG)]]を完全に阻害できる事が弱い筈がなく、今日もどこかで「お前を殺す」と指名している事だろう。 *【余談】 写っているイラストは、金髪の麗しき騎士が怒りの表情で剣を向けているというもの。 一見女性に見えるがゲームなどの扱いからどうやら男性のようだ。 彼は古参デュエリストには懐かしい《抹殺の使徒》という魔法カードにも描かれており、そちらは笑顔となっている。 その《抹殺の使徒》の効果はこちら #blockquote(){通常魔法 (1):フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その裏側表示モンスターを破壊し除外する。 除外したモンスターがリバースモンスターだった場合、 さらにお互いはお互いのデッキを確認し、 その中から自分は除外したモンスターの同名モンスターを全て除外する。} このカードが出たのは2003年4月の事であり、当時は[[リバースモンスター>リバースモンスター(遊戯王OCG)]]が大流行りであった。 その為彼はそのメタカードとして大活躍していたのだ。初出のレアリティも字レアとそこそこ手に入りやすかった。 しかし環境の高速化が進むにつれリバースモンスターの採用数が減ってきた為、彼も懐かしいだけのカードになっていた。 だが、リバースモンスターの多い【[[シャドール]]】の流行時にはサイドデッキへの採用率が上がる等、計り知れないポテンシャルは秘めている。 そんな彼がリメイクで再び環境カードに戻ってくるとはだれが予想しただろうか。 &s(){こういった経緯のデザイン故に&bold(){有名カードと名前が被っているので良い略称が無い}という《墓穴の指名者》と同じ難点を持っている。} マスターデュエルでは《抹殺の指名者》に発動ムービーがあり、イラストに書かれた戦士が剣を振りかざすという演出が入る。 罠カード発動!「追記・修正」! 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