&font(#6495ED){登録日}:2011/11/13(日) 13:03:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「ラッチを探して!」とは、[[世界樹の迷宮]]に登場するクエストの名前である。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){守銭奴}}}宿屋の糸目の青年アレイからの依頼であり、内容を説明すると 「樹海の散歩の途中、自分の飼っている森[[ネズミ]]のラッチが逃げてしまった」 というものである。 しっぽに[[リボン]]を着けているという目印や、依頼開始の時にチーズを渡される為、[[世界樹の迷宮]]の中でも、楽勝なクエストとして有名である。 追記・修正お願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) &bold(){&font(#ff0000){…なわけがない}} [[ネズミ]]の逃げ出した先が第一階層ならば、そういうクエストになっていただろう。 しかし、ネズミのラッチは&bold(){地下に深く深く潜る習性がある}為、そんなヌルいクエストにはなろうはずがないのである。 どこまで潜ったのかについてのヒントについては&font(#ff0000){一切ない}ので、地下1階から探す冒険者もいたことだろう。 どこまで潜ったかというと… #center(){&bold(){地下26階である}} #center(){&bold(){&font(#ff0000){地下26階である}}} よりにもよって、地獄の第六階層&bold(){&font(#ff0000){真朱ノ窟}}(まそうのいわむろ)である。 &bold(){どんだけタフなんだ…ラッチ…} 第六階層と言えば、[[ゲーム]]クリア後でやっと行けるようになる裏[[ダンジョン]]である。 26階は第六階層の入り口なのであるが、大概のプレイヤーが&bold(){このゲームをドロップアウトする階}と形容できる程の過酷な環境である。 さて、第六階層の厄介さを説明した所で、クエストの説明に戻るとする。 [[ネズミ]]のラッチの好物である、[[チーズ]]を置くことで、匂いにつられてラッチをおびき出すという内容である。 指定された場所に立つと右上にアイコンが出て、[[チーズ]]を置くことができる。 #center(){&bold(){し か し}} 間違った場所にチーズを置くと、&font(#ff0000){フランソワマウスというモンスターを呼び出すことになってしまう}為、気をつけよう。 再び言っておくと、ラッチの場所のヒントは&font(#ff0000){一切無い}。 無事に正しい場所に[[チーズ]]を置ければ、ラッチを捕まえることができ、クエスト完了となる。 第六階層にまで潜って、クエストを達成したのだから、報酬もさぞ良いものと期待するのが、人間の性である。 その報酬はなんと… &font(#808080){5enである} え、良く聞こえなかったって? では、もう一度言おう #center(){&bold(){5enである。}} え?桁が違うって? ところがどっこい #center(){&bold(){&font(#ff0000){5enなのである}}} このように、&font(#ff0000,b){ぶっちぎりで割に合わない}クエストであることが、多くのプレイヤーのトラウマとなっており、結果的に後の冒険者に語り継がれることになったのだ… 因みに、クエストを達成する際の酒場のお姉さんの反応をうかがうと &font(#800080){「お疲れさまでした、みんな。} &font(#800080){あら、かわいい。リボンが似合ってるわね。それで、この子一体どこにいたの?} &font(#800080){地下26階!?こんな小さなネズミがよく無事だったわね?} &font(#800080){でも、まぁ、助かってよかったわ。じゃあ、この子は依頼主に引き渡しておくわね。」} という風に、&bold(){&font(#ff0000){一切報酬について疑問を持っていないのである。}} &font(#008000){(こ、このクエストの報酬に、5enだって?そんなことが本当にあるのか…?)} ここで、この[[ゲーム]]での5enの安さについて語るとしよう。 樹海で手に入れられるアイテムで最安値のアイテム「小さな花」の売値 #center(){8en} 商店最安値の武器「ワンド」の値段 #center(){90en} 商店最安値の防具「リーフサンダル」の値段 #center(){80en} クエスト開始時点の推定レベル70×5人の宿賃 #center(){840en} このクエストで得た経験 #center(){priceless} というように何も買えないような、はした金を冒険者に寄越したのである。 &font(#008000){(アーモロードにはありましたよ…小さな花とは比べものにならないほど安く売れる「凝固した溶岩」がね…)}〜売値1en 母親を治して欲しいとクエストを出した少年でさえ、50enと掛け替えのない温もりを頂けたというのに、あんちくしょうは&font(#ff0000){5enと例えようのない怒り}を寄越しやがったのである。 #center(){推奨BGM「&bold(){&font(#ff0000){鉄華 恍惚}}」} &bold(){&font(#ff0000){臓物のようにおぞましい真朱ノ窟}}の中で、&bold(){鉄で出来た蟹}や、&color(orange){オレンジ色のカメ}や、&color(gold){金色の骨竜}や、&color(orange){頭が刃で出来た魚}、さらには&color(Gray){白血球}にまで追い回された苦労の代償が5enでなのである! メデューサツリーは…アイツはいいや…. 壁の岩肌はあんなにも赤いのに、所々青かったり、緑だったりして、頭の中がぐちゃぐちゃで、長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い童貞…道程の先にやっと抜け道を見つけて、ワープホールを見つけたら ふりだしに戻ったりして、もう身も心もボドボドなのに、報酬が、報酬が報酬が報酬が!!! たったの!5enだなんて!!! あんなに!苦労して!追い回くぁwせdrftgyふじこlp;@:「!!! 記事の建て主が憤死してしまったので、ここからはその後の顛末について記述する。 2013年に発売されたリメイク版『[[新・世界樹の迷宮>新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女]]』では、第5階層のB25F到達で発生するクエストとなり 以前ほどの苦しみを味わう事はなくなった。''エキスパートは別として。'' 当然、ここでもハズレを引くと例のフランソワマウスと戦闘になるのだが、なんと・・・ ''ハズレを引いた回数に応じてフランソワマウスの頭数も増える'' という鬼畜なテコ入れが行われてしまった。 これが難易度ピクニックやスタンダードならいざ知らず、ステータス補正の強烈なエキスパートでは ''冗談抜きで第6階層に等しい地獄を味わうハメになる。'' しかもハズレポイントは合計5箇所もあり、[[貧乏くじを引く]]ほど死の恐怖が増大する。 幸いにも通常攻撃オンリーなので、[[パラディン>パラディン(世界樹の迷宮)]]にパリングを覚えさせていれば大分マシになる。 それでも死ぬときは死ぬが・・・ 『[[世界樹の迷宮X]]』の舞台マギニアには、エトリア出身の冒険者も集っており、 彼らによるとエトリアの宿屋には5enで依頼を出せる特権があるのだとか・・・ 新版のエキスパートでフランソワマウス×5を乗り切った方に追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 別に50enのクエストもあったし、良いじゃんって思ってしまったり -- 名無しさん (2013-12-01 20:40:41) - ↑どっこい、初代での50enクエストではそれに加えて優秀な防具が追加報酬として入手出来る。つまりこのクエストはやはり割に合わないのである。 -- 名無しさん (2014-01-24 01:28:31) - クリアした後に手元に余ったチーズが残るのも妙に腹が立つw -- 名無しさん (2014-11-18 19:10:23) - 世界樹では、事前に報酬の提示はされないのか……(汗 -- 名無しさん (2015-12-20 13:06:21) - ↑いや、ちゃんと表示される。だが、事前情報無しなら依頼の文面の簡単さから報酬はこんなものと考える。実際は項目通りの内容なわけだが……。 -- 名無しさん (2015-12-20 13:18:19) - こんなにもDSを投げたくなったクエストがあっただろうか -- 名無しさん (2019-05-27 06:57:04) - いちおう、提示された報酬が格安の場合はそのクエストで戦う敵がいい装備になるドロップを落としたり、依頼者や酒場の亭主が独断で報酬を追加してくれたりすることもあるのだが、このクエストはマジで5enポッキリなのが項目まで立てられる理由なのです。この格安報酬というのがある意味ただ働きより腹立たしい印象を残す。 -- 名無しさん (2020-02-02 18:47:00) - 初代は未プレイだからテキトー言うのだが、一応は依頼自体はペットの捜索でしかないのだろうし、依頼主側に落ち度は少ないのでは(それでも5enはケタが少ない気がすると思うが・・・)。まあこれが依頼主に直接返したりする場面があるなら話は変わるけども。しかし、酒場に来た際に出来事を話してるのに、報酬の疑問がないのは不思議。冗談だと思われたのか、それとも本当に5enで依頼を出せる特権があるのか・・・ -- 名無しさん (2020-02-16 19:09:29) - この報酬相場はエトリアから遠く浮遊都市マギニアにまで広がり「冒険者は5enで雇ってパシリさせられるから大儲けできるよね」というようなビジネスアイデアをいたいけな少女がのたまうまでに有名になったようだ -- 名無しさん (2020-02-16 20:11:06) - 第一層が目的だとしても安すぎるし可哀想な子供でも一生のお願いとばかりにもっと出してくれると言うのにこいつは…。他作品だと相応の報酬じゃないと酒場への依頼の時点でお断りするみたいな話もあったような気がするんだけどな -- 名無しさん (2020-06-04 09:03:38) - クリア後に、依頼人を「殺してでも(みぐるみ)奪い取る」 依頼人「な、なにをするおまえらー」ってできればよかったのに…… -- 名無しさん (2020-06-04 13:14:46) - 途中の怒り狂いっぷりが草。分かるけど -- 名無しさん (2020-06-04 14:22:26) - ちなみに件の50enクエストを受ける時に「提示された報酬があまりにも安い場合は断っている」旨が聞ける。なのでこの報酬額が許されている理由が本当にわからない -- 名無しさん (2024-05-31 01:34:28) - この依頼者が小さな子供とかだったらなけなしの小遣いでなんとかお願いしてるという事で(逃げ先には目をつむるとして)納得できるんだが、糸目だからなぁ… -- 名無しさん (2024-05-31 06:52:38) #comment #areaedit(end) }