闇の植物(ギルドマ)

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闇の植物(ギルドマ) - (2023/02/24 (金) 05:46:07) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2020/02/10 Mon 10:14:49
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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#center(){&bold(){&color(purple){「種よ 憎しみを吸って発芽せよ」}}}


アタゴオル外伝『ギルドマ』に登場する敵勢力。
遠い昔にヨネザアド大陸を支配していたと伝えられる植物群。頂点である植物女王ピレアを始め知性を持ち自立行動が可能な者もおり、総じて不死身に近い生命力を持つ。



*【作中での活躍】
物語開始時点では女王ピレアはギルドマジャングルの何処かに封印されており、ピレアの封印を解くために行動を起こした噴動留が、封印の所在を突き止めようと、
ギルドマジャングルの全ての植物と繋がった神聖樹「ザザミル」に寄生しつつ、ギルドマの住人から時間感覚を奪う異変を引き起こしていた。

神聖樹が傷付けばギルドマの全ての植物が枯れると耳にした[[ヒデヨシ>ヒデヨシ(アタゴオル)]]が面白がって神聖樹を銃撃したことで、堪らず姿を現しヒデヨシを喰らおうとするが、ギルバルスに倒され植物研究所に引き渡される。
その際、復活を危惧し念の為に根を切り落されているが驚異的な生命力で切断部を繋ぎ合わせて再生、
神聖樹からあたりを付けた悪香沼に向かい沼から漂う悪臭に躊躇するも、泳ぎに来ていたヒデヨシと再会し黄金で雇い封印の捜索に向かわせる。


光で出来た箱のような封印を発見したヒデヨシが好奇心から周囲の制止を振り切り箱を開けたことでピレアが解き放たれた。

当初は自身を解放したヒデヨシに感謝し紅マグロを与える約束を交わしたピレアだが、ヒデヨシの浅ましさに呆れて約束を反故、
更に自身を捕まえ見世物にするとヒデヨシが宣言したことにブチギレ、逃げようとする者が全員去るまでは猶予を与えようとしていた計画を始動。
ジャングル一帯を支配下に置き住人を植物化させたのだった。


*【主な個体】
・&bold(){噴動留}
花びらのない花の萼に目鼻が付いたような外観の闇の植物。自律行動可能。
生き物から個体ごとに固有な時間感覚を奪い取る力を持つ。
目玉の塊のような外殻を纏い、ピレアの封印を解くために暗躍していた。

・&bold(){ミヤコノミヤ}
ピレアの宮殿となる闇の植物。発芽には強い熱を持つ生き物を苗床とする必要となる。

・&bold(){毛座}
タコの頭部のような形状の闇の植物。自律行動可能。
口から吐き出す針は猫1000匹は余裕で殺せる猛毒だが、ヒデヨシには少し痺れる程度にしか効かなかった。

・&bold(){草猫}
ピレアの発布した胞子を吸った猫たち。
首周りに花びらが、胴体から葉が生えた。

#center(){&bold(){森はすでに私の「規律」に包まれている}}
#center(){&bold(){さあて…森の民の強さを見せていただこうか}}

一度はピレア自ら解放したが、数日後には多くの者が自ら「規律」に入ることを求め草猫に戻った。

・&bold(){眠団}
ヒデヨシとギルバルスを始末するためにピレア直々に蘇らせた爬虫類のような植物。自律行動可能。
刺さった者の生命力を体から抜き出し行動を封じる針を吐き出す。抜け出した生命力は管のような形状で体から生え、折れると即死する。

しかし、ギルバルスは生命力が抜けても普通に動き、
ヒデヨシは無数に生えた上に折れないほど固く、更にギルバルスが刺激したことで行動が可能となり、針が消えるまでの間、星の生命力と直結し無差別に溶岩を吹き出せるようになった。

・&bold(){海馬}
肉食獣のような植物。自律行動可能。
ピレアの側近のような立ち位置で、抜き出されたギルバルスの生き肝を捕らえるが……。

・&bold(){爆願草}
香りを嗅いだものが望む幻覚を見せる植物。
ヒデヨシを足止めするためにピレアが発芽させた。

・&bold(){ピレア・イノチュダ}
闇の植物の頂点に立つ植物女王。顔の周囲から花びらが生えた人型の姿をしている。封印から解放され、かつてのように大陸を支配しようと行動する。
歯向かった者は容赦なく殺害するが、歯向かわず逃げようとするものには猶予を与えるなど慈悲もある。もっとも最終的な目的を考えると遅かれ早かれといったところだろうが。

闇の植物の頂点に立つだけはあり、様々な能力を持ち、配下となる闇の植物を自在に発芽させる・吸ったものを植物化させる花粉の発布・生き物から生き肝を抜き出す・鋭利な光の棘を周囲に展開するなどの力を見せている。

最大の特徴は闇の植物の中でも群を抜いた生命力であり、全身を細切れにされても結合し復活する様を見せている。
ただし、老いには勝てず洗脳された草猫などから生き肝を抜き出し食すことで若さを維持している。


その真の目的は完全な秩序であり、力の源は憎しみ。
憎々しいほどに無様な現存の生物を滅ぼし、自らが星そのものとなることで秩序に包まれた世界を作ろうとしていた。

不死身の再生力の根源は、根が星の生命力そのものと繋がっているためで星が滅びない限り決して滅びることはない。


唯一の天敵は対の存在である光の植物の王子・輝彦宮であり、輝彦宮が自らを犠牲にし光の封印となることで眠らせることは可能。

ヒデヨシを父とした今代の輝彦宮は小さな姿で発芽し、警戒しつつも惨めで矮小な存在と見下し勝利を確信し、封印をかけた戦いでも圧倒……。

#center(){&bold(){&color(purple){ヒデヨシを父にした瞬間 お主は負けたのだ}}}

#center(){&bold(){&color(purple){さらばだ輝彦宮}}}
#center(){&bold(){&color(purple){余の憎しみに潰れよ}}}

#center(){&bold(){&color(orange){オレの親父は最高だぜ}}}


憎しみの光で輝彦宮を圧倒し握りつぶそうとするが、輝彦宮の力の本質を見誤っており、輝彦宮が放った輝きに包まれ封印された。

ピレアの胸に到達し、その凄まじい憎しみを消し去った[[輝きの本質>笑顔]]は…。


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