シェリル・ノーム

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シェリル・ノーム - (2020/02/15 (土) 18:58:17) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/06/08(月) 22:56:33
更新日:2023/10/19 Thu 09:59:11
所要時間:約 7 分で読めます




あたしの歌を聴けぇぇ!!


マクロスF(フロンティア)の登場キャラクターで、二人のヒロインの内の一人。
担当声優は遠藤綾。歌パートは歌手のMay'nが担当している。


11月23日生まれの17歳で、ギャラクシー船団の歌姫。
マネージャーはグレイス・オコナー。

リリースする楽曲は銀河チャートで常に上位に位置し、「この銀河で暮らしていてシェリルの歌を聞かない日はない」と言われる程。
その美声と美貌で絶大な人気を誇る歌手であり、銀河の妖精と称される。

しかし、性格に関してはプライドが高く女王様気質であり、「妖精」とはほど遠い。
ギャラクシー船団では整形やインプラントといったものが当たり前のように行われているが、その類を受けておらず、それも売りの一つらしい。

現在の自分の立場は努力によるものだという絶対の自信を持っており、そのことがプライドの高さの原因となっていると考えられる。

口癖は、「あたしはシェリル(よ)!」「こんなサービス、滅多にしないんだから」等。



【代表曲】
  • Welcome To My FanClub's Night!
  • What' bout my star?
  • 射手座☆午後九時Don't be late
  • インフィニティ
  • ダイアモンドクレバス
  • 妖精
  • ノーザンクロス

マクロスアルティメットフロンティアにて、ランカと共にチュートリアルの進行役を務める事が判明した。
サポートキャラとしても登場、能力は「銀河の妖精」、自機および友軍の攻撃力を1.5倍にし、HPを回復させる。
攻撃力=士気上昇、HP=気力充填と考えれば妥当なところか。
歌で人々を勇気づけてきた彼女に相応しい能力ではないだろうか。






以下ネタバレ

















幼少時はスラムで過ごしており、そこでグレイスに拾われる。

フロンティア船団来訪ツアーでフロンティアに訪れ、そのライブ中に早乙女アルトと知り合う。
以後、何かにつけてアルトを奴隷扱いしながらも、自分を特別扱いしない彼に対し好意を抱く。

また、ランカ・リーとはイヤリングを求めてアルトを探している途中に知り合う。
その時シェリルは変装しており、ランカは気づかなかったが、後にアルトと再会する直前に正体を暴露して驚かせた。

バジュラ襲来の際に、避難した壕の中でアルトに生乳を見られ、
彼に平手打ちをお仕置きとして与えるが、救出後にアルトへ「(生乳を見た)記憶を一晩なら(オカズに)使う事を許してあげる」とご褒美を与える事も忘れない。
コレが代表的な飴と鞭と言う作戦である。

自身を慕い、夢を追い続けるランカに対しては好感を持っており、ランカがミス・マクロス出場を決意するきっかけを与えた。

その後イヤリングの件で再びアルトの元へ訪れ、デートをする。別れ際にアルトの頬にキスをするが、恥ずかしかったのか赤面している。

ツアー後にはギャラクシーに戻る予定だったが、ギャラクシーが消滅してしまったため、
フロンティアに残り、アルトのいる美星学園航宙科パイロットコースに編入する。

映画「BIRD HUMAN -鳥の人-」の撮影現場でアルトにキスをするも、ランカに見られる。
それがきっかけでランカはマオの代役をする決意を固めた。

アルトの誕生日プレゼントに本物の空を見せたいと思い、ガリア4への遠征に帯同を要請する。
だが、到着後間もなく、体調不良が原因で倒れてしまう。
慰問ライブは代わりにランカが務め、見事代役を果たす。
しかし、グレイスの策によりガリア4は消滅。
消滅の余波を避けるためにバジュラ母艦のワープに便乗して難を逃れた。

フロンティアにバジュラが襲撃した際に、そのバジュラ母艦と共に戦場に現れる。
ミシェルが気絶していたために、彼に代わって操縦捍を握るがあっさり機体は撃破。
本人達はヒーローよろしく現れたアルトに救出された。

フロンティアへ帰還後入院するが、ランカがアイドル歌手として成功を収めており、
歌手としての自身の立場に危機感を覚えるも、仕事の出来ない現状にやきもきする。

入院中にテレビで見た映像にランカと共にグレイスが映っていたことに驚き、
グレイスにそのことを問い詰めると、完治したはずのV型感染症が治っていない事を告げられる。
ミシェルクランがその事実を知った際、アルトには告げないよう求めた。

歌に対する希望を失い、雨の中路頭に迷っていたところ、倒れてしまい、偶然通り掛かった早乙女矢三郎に拾われ、早乙女家に滞在するようになる。

美星学園でランカのライブが行われた際に、アルトに励まされて、彼と抱き合っていた所をランカに見られる。
バジュラの大群に襲われ、絶望した人々の中で歌を歌い、「あなた(ランカ)が希望の歌姫なら、私は絶望の中で歌ってみせる」と気持ちを新たにした。

危機が去った後、音楽活動を再開すると、政府の調査によって、自身の歌に微弱なフォールド波を発生させる力があることが判明する。
これは、V型感染症特有の現象であり、シェリルはバジュラの母星へ向かっていなくなってしまったランカの代わりに政府の切り札を務めることを決意する。


そして最後の戦いへ…。


ちなみに、マクロスゼロに登場したマオ・ノームの孫娘であのイヤリングは、マオ・ノームからシェリルの母に送られた物だった。

蛇足だが、本編22話でアルトと【ヤッちゃった】と推測できる場面がある。
備考としては、アルト役の中村悠一がオフィシャルファンブックのキャストインタビューで、
「ARの時にはそうとわかる絵だったんですね」「アルトって流れでそういう事するのと女性キャストに何故か僕が責められた」と語っている。
小説版では確定している。

「俺、変じゃなかったか?」
「比較対象なんかあるわけないんだから、わかるわけないでしょ!バカバカバカ!」

つまりは処女(ry

どうでもいい事かも知れないが、アルトとシェリルが【ヤッちゃった】場所はアルトの亡き母の庵である……

他にもアルトに携帯バイブでの振動プレイを経験させられたり、作詞に夢中になっている時にお尻を視姦されたりとセクハラを受けている。
美人系のキャラだけあって作画が悪いときは一番の被害者である。


ライブ開始時にこの項目の冒頭にある台詞を叫ぶことからも分かるように、自他共に認めるFIRE BOMBERのファンでありフォロワーでもある。
スラム時代から自分を支え、立ち上がる力を与えてくれたのは彼らのサウンドだった。

小説版で早乙女矢三郎から熱気バサラと出会った話を聴かされた時は若干嫉妬していたりする。


スーパーロボット大戦シリーズにおいて
スーパーロボット大戦L』において、マクロスF初参戦と同時に初登場。
作品によって人間関係はまちまちであるが、ダンクーガノヴァのエイーダ、ガンダムSEED DESTINYのラクスやミーア、フェイ・イェンHDといった他作品の歌姫キャラと関わることが多い。
また『第2次スーパーロボット大戦Z破界篇』では天元突破グレンラガンのカミナと全力で張り合った結果、周囲からは「似た者同士」と評されており、
(決め台詞も「あたしを誰だと思ってるの?」と「俺を誰だと思ってやがる!」で似ている)
しかも同作のカミナはOVA世界最後の日版流竜馬とも初対面で似た者同士いがみ合っていた為、シェリル、カミナ、竜馬は同族扱いされている。
続く『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』では、憧れのFIRE BOMBERと初共演。バサラとは互いに我が強い性格ゆえに尊敬しながらもよく喧嘩している。

スーパーロボット大戦UX』では(システムの都合による風評被害レベルの話とはいえ)オベリスクが某忍者のテーマ曲として定着することに。
スーパーロボット大戦BX』では、劇場版の原作終了後であるため当初は昏睡状態であるものの、最終的には復活する。


こんな追記・修正、滅多にしないんだからね!

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