登録日:2010/12/01 Wed 22:40:23
更新日:2024/10/17 Thu 21:14:10
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『スーパーロボット大戦』シリーズ最新作、遂に登場!
名だたるスーパーロボット達と世界を救う…へへッ、ナイスな展開じゃないか!
見せてやるよ、正義の力を!!うぅぅおおおおぉぉぉぉぉッ!!!!
CMナレーションは
浩一が担当。作風も相まって、本作は要所でまさに
「ナイスな展開」が多い。
【概要】
基本的なシステムは『K』を踏襲している。
今作では
強化パーツが廃止されており、特に移動力の増強や地形適応の強化など改造でカバーできない部分を強化パーツで補うことができなくなっている。
つまり単体ではエヴァや
ボスボロットはどう頑張っても飛べないし、超電磁兄弟はトロいまま。
ではどうするのかと言うところで、今回大幅に変えられたパートナーバトルシステムの出番である。
前作ではせいぜい撤退するボス敵を殺るくらいしか使い道がなかったが、今作では
パートナーを組むことで、その機体に設定されているボーナスが付加される。
ステータスの増強や地形適応の強化、
バリアや分身が付加されたりする。
特に
火消しのスラスターモジュールの汎用性は大きく話題を呼んだ。
前作ではちまちま1体ずつ攻撃していたが(おかげで援護防御うぜえ)
今作では個別に攻撃したり、片方に集中したりできるようになり、パートナーでもパートナーに対抗しやすくなった。
今作ではMAP上でも自由に編成できるようになったため、
戦闘では鈍足同士で組みたいけど、移動する時はバルキリーに運んでもらいたいということも可能になった。
などの変更点があり、アタックコンボシステムが若干弱体化したこともあって前作よりパートナーを組んで戦うメリットが増えている。
戦闘アニメに関してはいつも通り安定の出来。
参戦済み作品は基本的には旧作の流用だが、カットインが増えているものも多い。
ちなみに倒した敵が撤退したりイベントでトドメを刺す場合、倒してもトドメ演出は発生しない。
そのため、実質トドメ演出はザコ専用に。
ボス戦で
必殺技を使用した場合の演出に地味にイライラする(これに関しては、後年『
UX』で改善された)。
評価的には痒いところに届かない惜しいところがあるものの、全体的には良作の域と言われる。
改造の仕様や、無消費武器がなくなったりで単騎無双は難しい。
雑魚も全体的に強めで難易度はシリーズとしては高め。
【参戦作品(★は新規参戦)】
メインはマクロス、
ラインバレル、種運命。
サブでイクサーやダンクーガノヴァやヱヴァ。
ガイキングが
ライキング&
バルキング参入後+カイキンク、ゴーダンナーがミラ
復活後、ジーグがマッハドリル習得イベントと途中から。
ガイキングは前作の反省からか共通ルートで最終決戦になる。
カイザー、ボルテスV、WEWは原作終了後。
コンVはキャンベル星人が
登場しないため、実質
いるだけ参戦。
種は機体だけだが、隠しで
デュエルと
バスターが使えたりと、前作よりは参戦している。
今作のシナリオライターは総勢7人という大所帯で形成され、その内の一人である岸本みゆきは『
ルミナスアーク3 アイズ』『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』を手がけたこともあり話題になった。
後に彼は『UX』のメインシナリオライターを任されることになる。
ヱヴァは当時公開されていた『
序』と『
破』が参戦。原作再現が
第8の使徒戦で終わってしまうため尻切れトンボ感が強い。これには
真希波さんも苦笑い。
原作が未完だったとは言え、あの熱いシーンが無いのは少し寂しい。だが、ラインバレル最終ステージでの
クロスオーバー展開は無茶苦茶熱い。
……と、当時は言われていたが、『Q』公開後の今となってはここで終わらせたのは英断だったとも言える。
ボルテスVは「ボアザン星から帰還する際にトラブルが発生して60年後の
未来に飛ばされ、更に異世界に転移した」という凄まじいストーリーがプロローグから展開される。
外部協力者としてS.M.Sに所属することになるが、その馴染みっぷりが半端ない。
(
小説版『マクロスF』の著者・小太刀右京が「S.M.Sにボルテスチームが所属していることを前提に原稿を書きそうになり、慌てて修正した」とブログ内で暴露している)
オリジナルは薄い。
主人公はそこそこ絡むし
某アトリーム人みたくウザくないが、敵組織の存在感がかなり薄く、敵幹部が顔見せするのが中盤もかなり後。
ラスボスに至っては最終話手前でようやく顔見せするほどの空気である。
キャラクターデザイン担当は今作からChiyokoに変更された。
種運命では「
シンと
キラ、
ミネルバと
AAが共闘」、マクロスでは「
アルトたちがトリーズナーオズマと一緒に脱走」など
一部、原作では対立したキャラが共闘する展開になっている。
【オリジナルキャラクター】
主人公。15歳の中学3年生。
かつて世界で起こった巨神戦争で両親を亡くし、グライフ博士が後見人となった。
わりとごく普通のヒーローに憧れる少年。
あんまりにも普通過ぎて地味とか言われるが、やるときはやるタイプ。
グライフ博士が造った有機アンドロイド。
家政婦用のAIが搭載されており、それをハルノのように戦闘用に換装する暇もなく戦いに参加することになったため、
当初は
森次などに足手まとい扱いされて艦を降ろされかかった。
しかし、その「戦闘用でないAIで戦闘の経験を積んできた」経緯故に必殺技の開発に至る。
性格は
天然。「問題ありません!」が口癖。微妙に揺れる。
必殺技を使う時は髪の毛が水色からピンクに変化するが、膨大な演算処理をこなす過負荷による生体パーツの変質現象らしい。
ちなみにアンドロイドだがちゃんと精神コマンドはあるし使える。
グライフ博士の孫で一鷹にとっては兄のような存在。
クールだが突っ走りやすい性格。実はジジコン。
「なん…だと……」を言ってしまった。
加えて最後の最後の一番大事な場面で「
やったか?」までかました人。
プレイヤーからの評価はポンコツもしくは残念。ニーサン。
下記の主人公機2機の開発にも関わっておりパイロットとしての腕も優秀なのだが、
戦闘中ハルノに「
敵機の対応は任せる」「
なるほどな、プラヴァーグレネードか」などと宣っているため
戦闘行動はハルノに丸投げしていて自分は大したことしてない疑惑が拭えない。
後の作品に
そっくりさんが出てきた。
元はアリスと同じく家政婦用アンドロイドだが、こちらはAIが戦闘用に改造されている。
揺れる。
戦闘用のAIにしてしまったため家政婦としてはポンコツになっている。
第一声は
「おはようございました」
「
よく来たな。迎撃する」(来客に対して)
一鷹の保護者。
気さくだが、頑固な一面もある。
近所ではごく普通の発明じいさんだが、地下で隠れて超技術ロボを作る
ロマンあふれる人物。
ゲーム中での役目は
ピーチ姫。
実は何気に
歴代オリジナルキャラ中一、二を争う天才。下手すると科学者としてはトップ。
作中では種のセカンドシリーズのモビルスーツや
デスティニープランに必要な解析技術は「あちら側」の技術供与があって初めて完成したもので、
実際「あちら側」だけバルキリーのような超高機動兵器やフォールド関連の次元操作技術が存在するなど技術レベルが隔たっているが、
そんな「あちら側」が技術の粋を尽くしても開発に行き詰った兵器がこの人の技術を盗用するだけであっさり完成したほど。
OGシリーズや旧シリーズで例えるなら
グランゾン並の兵器を個人の技術だけで趣味で作る人と言っても過言ではない。
グライフ博士をさらった組織が投入した兵器に乗るパイロット。
見た目どおりハルノのデータを流用して作られたアンドロイド。名前もハルノのナンバーに1を足しただけ。
アリスやハルノのような唯一無二のワンオフ機ではなく複数製造されているor代替ボディが用意されているようで、
シナリオ中明らかに自爆して爆散したはずが次のマップでしれっとまた出てくる。
読み方が不明なため、ユーザーからはハルイチだのホリィだのと呼ばれる。
人格は持っているが、用途のためかハルノよりもさらに無機質寄り。
さらに戦闘行動に関する部分以外の人格を最初から搭載していないパイロット用アンドロイドの同型機「HL」も存在する。
こちらは代替ボディで復活どころかそもそも同時に複数でてくる。
ラスボス。
最終話手前まで虎視眈々と水面下で
世界征服を狙っており、水面下で各所の技術を集めていた。
彼の組織は水面下で全世界に及ぶ影響力を持つ。
ラスボスなプレジデントであり、実際「あちら側」では統一意志セントラルの侵略を食い止め停戦交渉をまとめ上げて
「人類の英雄」と呼ばれても遜色ないほどの傑物だったはずなのだが、
こちら側では空気な上にやることなすこと小者くさく、最終戦ではカガリに正面から論破されてしまった。
ニーサンに続いて「なん…だと…?」した人
ナノマシン処理を受けて老化を抑えているらしく、外見は30代のいいお兄さんだが実年齢は50歳を大きく超える爺さん。
【オリジナルメカ】
グライフ博士が開発していたスーパーロボットタイプの
ロボット。
見た目どおりのスーパーロボットで格闘戦やエネルギー兵器を得意とする。
左腕に装備したエネルギー吸収機構「ラプラスウォール」により、
ビーム兵器などを吸収してエネルギーに変換する能力を持つ。
特に大抵のモビルスーツ相手なら無敵に近い。
ちなみに、エネルギー容量に上限こそあれど、
エネルギー吸収能力自体のキャパはすさまじいレベル。
実際、
ビーム属性「など」となっている通り、ビーム兵器そのもの以外にも非実弾兵器ならば殆ど吸い取れてしまうので、極端な例を挙げれば、第6の使徒の加粒子砲、ドボルザークの「デスファイヤー」、果ては核ミサイルやコンクェストボムの「自爆」やイクサー2の「イクサー2フルパワー」、ネオスゴールドの「突撃」などのような近接攻撃に対しても効果を発揮する。すげぇ。
ストーリーでは成り行きで乗らざるを得なくなったような感じで話が進んでいるが、一鷹とアリスが乗ること自体は開発段階から想定されていた模様。
特にアリスは乗らないとラッシュバードが起動しないプロテクトキーに設定されているため、アリスとそのパートナー以外は乗っても操縦できない。
なお、技が
ゼオライマーっぽい。それに加えて鳥の名前を冠するのに飛べない事も合わせて、ファンからの通称は
冥王ペンギン
。
所で、二人の呼吸を一つにしなきゃいけない必殺技のエネルギーの色を、何で右を緑、左を紫にしたのだろうか。その二色の前振り、皆無なんですが。
弱点は飛行不能で移動力も低く、移動後攻撃の射程も短いこと。ただし前者は一鷹が加速を持ち、5段階・10段階改造で移動力が増加するので次第に解消されていく。後者も必殺技の追加によって解消される。
また、近年のバンプレストオリジナル機体では珍しく、2つの武装追加以外に機体のパワーアップが存在しない。逆に言えば最初から武装以外は
後継機並に強いので、主力として強化して良し。
40m級だがMサイズ。55mのコンバトラーがLサイズなのでギリギリMに収まった感だが、スーパー系なのでLの方が良かったかもしれない。
『L』の主人公機なのにLじゃない
同じく博士が開発していたスーパーロボット。
一応スーパーロボット扱いだが、リアルロボットに近い能力を持ち、主に高機動による銃撃戦が得意。
大型のウイングは亜空間からのエネルギーを受けて推進力に変える事ができ、これによりほぼ無限の航続距離を誇る。
というか何の脈絡もなく地上から月に移動していたりするので物理的なワープ機能もあると思われる。
また亜空間のエネルギーを利用した光学ステルス機能「イマジナリィロード」も持つ。
敵機の目の前で消えても見つからなくなるというインチキそのものの超絶ステルスで、潜入も離脱も自由自在。
実際のゲーム上の性能は、リアルよりの性能のためバランスも良く、回避率も高い。イマジナリィロードによりエネルギーの心配はほぼなく、継戦能力の高さは兄弟機同様。
攻撃力では劣るものの、悠が「魂」を持つためダメージでは上。弱点は移動後攻撃の威力が貧弱なことだが、これはヒット&アウェイでいくらか解消されるので是非とも習得させよう。
ラッシュバードと同じく40m級だがMサイズ。リアル系な性能なのでこちらはこれで良かった。
一鷹「なにか足りないような気がするんだけどな…」
アリス「OGで合体するのであれば全く問題ありません!!」
【オススメ機体・パイロット】
主人公機。
使いやすい近接武器、射程があるのに格闘武器で使いやすい初期必殺など序盤の移動力以外に難点の見当たらないオールラウンダー。
何より非実体攻撃吸収バリア「ラプラスウォール」のお陰で実弾兵器メインの敵以外に無類の防御力を発揮する。
主人公ゆえに最序盤からずっといるので、パイロットの一鷹くんをみっちり鍛えておくと周回プレイの際も非常に便利。
パイロットは普通なので(一般中学生なので当然)、鍛えなくても機体性能で何とかなるが、無双するなら鍛える必要がある。
火消しのスラスターモジュールさん。
空を飛び移動力が高く、長射程高威力のメガキャノンが強力。
パイロットのゼクスがヒット&アウェイをデフォルトで所持しているのも強い。
強化イベントがある訳では無く、後半で参戦するトップエースの機体に比べると終盤は見劣りしてしまうが、それでも戦えない程ではない。
この機体の強みは最序盤からずっといるので費やした資金に見合う働きをしてくれやすい事、
宇宙適応Sを持つので終盤でも使えるほど改造しておけば適応S付与としても使えるという事。
SEED主役機3機のうち、部隊入りするのがコイツだけかなり早め。
SEED主役機勢の例に漏れず機体ボーナスに宇宙Sがあるので宇宙が苦手なユニットとPUを組んでも良いが、
何より高威力コンボ武器アロンダイトの存在により、シングル運用でも後半のめんどくさい雑魚筆頭のレギュラスαをアタックコンボでバラバラにできる強みがある。
本作の冥王様。
自機中心・敵味方識別機能付きMAP兵器のドラグーンシステムが鬼のように強い。
加速と覚醒を持ち、地上Sのボーナスを持つシンジ君のエヴァ初号機と組めばかゆい所に手が届く戦略兵器と化す。
ストフリと違ってEN消費式なので頑張れば補給無しで2連発もできる。
MAP兵器一辺倒かと思いきや通常武装版のドラグーンに加え突撃ビーム機動砲がドラグーン並みに強いので大気圏内でも問題なく戦える。
飛び抜けて強いという訳では無いが、強制出撃・操作不能NPC・2回行動で特攻・撃墜即敗北というシナリオが存在する。
NPC仕様のステータスになったりする訳でもなく味方の時のままの改造状況で出撃するため、使わないからと言って無改造のままだと詰む可能性がある。
空も宇宙も適応S、サイズSなのでものすごく避ける。
反応弾、MDE弾と高威力の武器追加もあり、パイロットにサイズ差補正無視さえ習得させれば突っ込んでよし援護してよしの万能機体になる。
なおアルト機・ミシェル機・オズマ機・ルカ機の4機があるがそれぞれ微妙に性能が異なる。
最優先は移動力が最も高く合体攻撃も持つアルト機、時点で移動力と射程が長く乗り換えもあるミシェル機。
逆にオズマ機は宇宙だと一人だけアーマードパックを使う関係か移動力が6しかなくなるため、どうしても改造する機体を絞らなければならないなら優先度は低いか。
それでもそこらのロボットより遥かに強いんだけど…。
バトロイド形態?そんな子は知りませんね
ラインバレル勢の敵組織「加藤機関」の隊長機の一つ。
正式加入は遅めだが、コイツが持つ独自武装「クビキリ」が強力無比で、射程は1しか無いが、コンボ対応・攻撃力6000オーバー・バリア貫通・装甲値ダウンL3と盛りに盛った最終兵器。
デスティニーガンダムと同じくシングルユニット運用でレギュラスαをバラバラにしても良し、ボスユニットへ一斉攻撃を仕掛ける直前に装甲を削るのも良し。
パイロットは特別強い訳では無いので前線で無双するにはある程度テコ入れが必要だが、それをする価値のある唯一無二の機体。
割と序盤に加入しずっと戦ってくれるスーパーロボット。
ガイキングの状態でも一線を張れるだけの能力はあるが、何よりキングダリウスとの対決を迎えてガイキング・ザ・グレートへの合体が解禁されると全地形Sで最弱武器でも5桁ダメージが出かねないくらいの超火力、戦艦並みの耐久力という「荒神」の名に恥じない化け物と化す。
合体相手のライキング・バルキングも十分一軍クラスの性能を持つが、それらをパーツ扱いしてもお釣りがくるほどの超性能。
マジンガーZの強化として乗り換えになる。
上記のガイキング・ザ・グレートと比べると若干劣るが合体ユニットではないので当然か。
単体で出撃できるユニットとしては最強クラス。
パイロットの甲児が高レベルの底力持ちなのでマジで硬い。
いわゆる生身ユニット。サイズSSでめっちゃ避ける。
他のスパロボの生身ユニットと違い人造人間なので、生身のまま空も飛ぶし宇宙にも出る。しかも適応A。
小サイズの宿命としてサイズ差補正無視をパイロットに習得させないと火力が弱いが、習得してしまえば無双。
ロボにもちゃんと乗れるが乗るとちょっと火力が上がる以外はサイズがMになって避けにくくなる上空も飛べなくなる。
サブパイロットが出現するので精神コマンドを使う時だけ合体するくらいか。
なおイクサー2・3も同様だが、2は加入が遅い上にサブパイロットがおらず、3はそもそも全体的に1よりちょっとずつ弱い。精神コマンドもパッとしない。
新劇場版設定での参戦なので、従来の何したらいいかよくわからない武装ではなく、ガトリング砲を携えた遠距離特化機体で分かりやすい。
第六の使徒を撃破した後は陽電子砲も追加されさらに火力が高まる。
本体が砲撃ユニットとして一線級に強い上、前述の通りレジェンドガンダムのサポート適正がすさまじく高い。
なお弐号機は近~中距離特化で十分使えるが初号機ほど万人にオススメできるレベルではない。
零号機は忘れていいです。
なお弱い機体でも、果てしなく周回を繰り返せばパイロットの能力値を理論上無限に伸ばす事ができるので、
何をどうしても絶対に使えないというユニットは無い。
【備考】
イクサー1or3がイクサーロボに乗っている状態で
ゲームオーバーになると、サブパイロットの渚が消えてしまう
バグがある。
このバグが発生すると引継ぎプレイで次の周回で再度イクサーを仲間にするまで二度と復活しない上、
セーブせずにソフトリセットしてもバグったままという恐ろしいバグ。
唯一の回避方法は
セーブせずに本体の電源ごと落として再起動すること。
再動を覚える渚の消失はかなりの痛手なのでぜひとも回避したい…が、イクサー自身はどちらかと言えばロボに乗ってない方が強いので、開き直って次の周回待ちでもなんとかならなくもない。
また
眼鏡の生存条件が特定の話での撃墜数であるが、撃墜数が
カンストすると増やせなくなるため以後は必ず眼鏡割れが固定になる仕様上の問題もある。
難易度が高いと感じる方は
MAP兵器を利用した無限資金稼ぎ(レジェンドが適任だがいなければアカツキでも良い)のできるステージがある。
そこまで到達できれば全滅プレイはまず不要。
今作は種運命の大幅改変により大きな話題を呼んだ。
スペシャルサンクスに福田監督の名前があるが、その意味は不明。
+
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以下、SEED系のネタバレ |
- シンとキラの初対面時、シンの「いくら花を植えても人は吹き飛ばす」という言葉にキラが「いつまでも花が咲いていられる世界を作らなくてはならない」と答える。
このやり取りは後にUXの中断メッセージにも引き継がれた。
- ステラがファントムペインの手に渡ること自体は起こるが、それもシンが勝手な行動をとってステラをネオに渡したのではなく、ステラが収容されていた基地がファントムペインに襲撃されて奪還されるという非のないもの。
- ステラが乗るデストロイガンダムへの対応でシンとキラが一触即発になりかけたもののの、途中でシンがステラを助けようとしている事に気付いたキラがサポートに回り、
その甲斐もあってか、ステラが無条件で生存する(パイロットとしてはフラグ成立で正式参戦)。このためシンのキラへの感情は原作と真反対で、「ステラを助けてくれた尊敬する恩人」というレベルのリスペクト。
- AAが武力介入をしないことからハイネがデフォルトで死亡しない(声無し参戦故か)。条件満したステラが戦線復帰するまで、グフ・イグナイテッドからガイアに乗り換え可能でパイロットして活躍可能。
- エンジェルダウン作戦自体は行われるも、ステラ救出でキラに恩があることからシンが乗り気にならない。第三勢力の横やりが入った際は最速で共闘に走っている。
- また、エンジェルダウン作戦はデュランダル議長の指示だが、議長はそもそも地球の外敵への対抗戦力の必要性からアークエンジェルを排除しようとしていない。レイから偽装撃沈だったという報告を受けてもなおアークエンジェルを見逃す判断をしている。
- オーブ戦で撃墜されかけたキラをシンが助け、檄を飛ばす。フリーダムとジャスティスの定番合体攻撃「コンビネーションアサルト」は本作のストフリと∞ジャスティスでも使えるが、キラとアスランの2人でも手間取る敵にシンが身を挺して突撃して隙を作り、そこを2人の波状攻撃で仕留めるという事実上の3人による合体攻撃の流れを皮切りに使用可能になる。
- ミネルバとAAとの関係も原作と違って険悪ではなく、アスランは脱走ではなくFAITHの独自行動権を使った合意の上で移動。
- アスランが合意の上でAAに移動したために原作の脱走騒ぎは起こらず、シンたちがアスラン・メイリンを撃墜することも当然無くなる。
それによってシンとルナマリアが共依存関係になることもなく、戦友(親友)以上恋人未満の健全な関係性に。
- ステラを生存させるとルナマリアの嫉妬が爆発する『Z』とは違い、自軍に合流したステラとルナマリアが普通に仲良くなる。シンと三人で生き残ることを誓い合う微笑ましいシーンも。
- スティングが死に際に正気に戻り、ステラと再会。ステラの幸せを願いながら戦死する。
- タリアはデスティニープランに反発し、FAITHの独自行動権を使ってザフトを離脱し、AAと共闘してメサイアに挑む。
- レイはデスティニープランを巡るメサイア攻防戦の際にLOTUSを出奔し一度議長の元へ戻り、メサイア轟沈間際もデュランダルと共に死ぬつもりでいたが、再加入フラグを満たしているとデュランダルに後を託されて自身の意志でLOTUSに戻ってくる。そのフラグ立ても、キラ・アスラン・シンの3者と言葉を交わし、「自分は何者なのか」という迷いをシンに断ち切られたことで自分の人生にも答えが出ている。ゲーム的にも事前のフラグ立ては一切必要無く、当該マップでちょっと手順を踏むだけでいいので非常に楽。
- デュランダル議長は事実上の難民状態であったフロンティア船団の人々を惜しみなく保護・支援した事からマクロス勢からは非常に印象が良い他、原作通りの悪辣な行為もあるにはあるが全てが人類の未来を見据えた大義のためにやむを得ない行動だった…とLOTUS勢にも一定の理解を示される人物で、デスティニープランを巡って決定的に対立してもなお説得を試みられるなど、非常に人望が厚い人物となっている。
- デスティニープランは社会システムの効率化のためではなく、「地球の外敵に対抗できる部隊を作る(ための人材の発掘)」という明確な目的のためのものとされている。その中の具体例「ゼントラ化可能な者の発見」は完全に遺伝子のみの問題であり、「遺伝子だけで人の一生が決まるのか」と言われていた問題にある程度答えが出ており、プランそのものも嫌悪感を招きにくいものになっている。
- デュランダル議長はメサイア攻防戦にでメサイアと共に死亡したと思われていたが、月面上のビッグゴールドの基地前で部隊壊滅の危機に陥った所にメサイアを引きずって現れ、メサイアごと基地に向けて落下させてLOTUSの危機を救って散るという劇的な最期を見せる。
等々、これでもかとばかり別物に生まれ変わっている。
本作発売から14年後に公開された 劇場版と比較してみると、新たな発見が得られるのかもしれない。
|
追記・修正問題ありません!
- J並に戦艦での鉄壁+必中特攻が強い 一番微妙なのはダンナー系かな? -- 名無しさん (2013-08-19 21:11:59)
- おそらく、最強はラインバレル。そして俺たちが見たかったSEEDがここにある -- 名無しさん (2013-09-27 06:43:00)
- 後々のスパロボのSEEDはWやLのに近いストーリーの後だと思ってる。 -- 名無しさん (2014-03-05 20:00:16)
- Gガンナーがいつの間にかトップになってた。何故だ -- 名無しさん (2014-03-05 20:04:00)
- 蟹戦車のおっさん達の戦闘会話が可愛くてもうね 終盤は全然使って無かったけど -- 名無しさん (2014-03-07 18:30:32)
- 参戦作品を改めて見てみると、ダンクーガ→ノヴァ、種→種死、エヴァ→ヱヴァ、マジンガー→マジンカイザー(OVA)、ジーグ→神ジーグ、ガイキング→ガイキングLOD、マクロス→マクロスFとαシリーズの参戦作品郡のリメイクor続編がかなり多く出てることに気付いた -- 名無しさん (2014-03-29 22:41:04)
- 議長の特攻は軽く涙が出そうになった…… -- 名無しさん (2014-08-04 10:53:23)
- 体勢立て直しの佳作って印象。不満な点もあるにはあるが、そこはかとなく贔屓したくなる作品 -- 名無しさん (2014-09-23 21:40:43)
- 39話のツインバルキリーマニューバ初披露が凄く良かった。合体攻撃イベント最後まで見終わると、BGM「ライオン」がきっちり一周するようになってるんだよな。 -- 名無しさん (2014-11-29 03:10:06)
- SEEDの改変に感動した。ハイネが死なず序盤からずっと活躍することや、デュエルとバスターが使えるのも何気にいい。スーパー系はストーリーが終盤に差し掛かっているのばかりだけど、前作Kでやらなかったエピソードを補完しているのがうれしい。そのために中盤で敵勢力との決戦が続くのはきつかったが・・・。戦力が整っていない時点で戦う超擬態獣やファイナルドボルザークはラスボスよりはるかに強い。 -- 名無しさん (2014-12-24 23:26:07)
- ムーン・デュエラーズの舞台が月らしいので、同じ最終決戦が月だったLも参戦してもいいと思うんだけど、PVやパッケージを見る限りしなさそうだな・・・。 -- 名無しさん (2016-01-22 15:52:42)
- ↑そもそもKすら来そうに無いし、来たところでルド何とかさんはバルマーの使いっ走りで終わりそうだし……テスラ研の面々やエリック・ワンとグライフ博士の絡みや特機組大集結とか見てみたいけどさ -- 名無しさん (2016-02-10 20:40:00)
- そう言えばEDクレジットに福田の名前あったよな?種死関連でシナリオ協力したんかな? -- 名無しさん (2016-04-26 19:22:37)
- キラが「あの機体のパイロットを助けたいんだろ!」ってシンに発破を掛けるシーンが本当に熱かった!これだよ・・・・こんなSEEDが見たかったんだよ! -- 名無しさん (2017-04-05 15:19:17)
- 同人でいいから、小太刀さんの『ボルテスチームが入ったS.M.S』の話、読んでみたいなw -- 名無しさん (2017-09-26 13:43:54)
- デスティニープランが異星人から地球を守るためのプランだったのが良い -- 名無しさん (2022-05-06 20:10:50)
- 個人的には、エヴァ新劇の代わりに、真ゲッターロボ対ネオゲッターロボを入れて欲しかった。 -- 名無しさん (2022-05-06 20:29:27)
- 話は軽めなんだが、それだけに体感的にさくっとプレイしやすい。なんだかんだで結構周回した作品 -- 名無しさん (2022-06-22 22:15:21)
- 一鷹もトーヤみたいにOG出たらイチタカ・ナグモになるんだろうな…(兄さんはまんまカタカナになりそう) -- 名無しさん (2023-02-21 20:40:19)
最終更新:2024年10月17日 21:14