ブリ

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ブリ - (2014/06/05 (木) 21:30:52) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/12/11(日) 13:51:28
更新日:2024/03/06 Wed 00:56:26
所要時間:約 5 分で読めます




ブリとは、スズキ目アジ科に属する回遊魚である。
漢字表記は「鰤」。

日本においては、重要な食用魚である。




名前の由来は、非常に脂が乗っているので、アブラを略した「ブラ」と呼ばれていたのが鈍って「ブリ」になったと言われている。
身がプリプリしているからと言う説もある。

出世魚と呼ばれる、成長段階で名称が変わる魚であり、地方によって異なるが、成長に従い、
モジャコ(稚魚)→ワカシ(35cm未満)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)となっていく(例は関東のもの)
よく売られている「ハマチ」などもブリの若魚の名前の一つ(養殖ブリ=ハマチと呼ばれることも)である。

特に、12月頃の時期のものは寒ブリと呼ばれ、最高に脂がのるようになる。
正月の楽しみにしている人もいるのではなかろうか?

その時期は、魚屋にも積極的に並ぶようになる。是非、魚屋で丸ごと買って、正月の間楽しもう。

天然と養殖の差が顕著に出る魚であり、

天然:自然界のままで育っている為身が引き締まっていて比較的あっさり

養殖:こちらは肥え太らせる育て方をしている為脂が乗っていてこってり

となる。

魚の養殖と言えばハマチ、というくらい養殖されていたが、養殖技術が未発達な時代は
淀みやすい湾岸のいけすの中にギュウギュウに押し込まれ、
ばらまくエサは底にたまって海は汚れ
それによって発生する病気を防ぐために薬や抗生物質をまくといった具合。
天然ものとの格差が非常に大きく、「病気の時にハマチを食べたらハマチの食べてた抗生物質のおかげで治った」という笑えない話があったほどである。

今は、養殖技術も上がった。
沖合で養殖し、海を汚さないように気を付けているため水はいつもきれいで、薬もほとんどいらない。
餌も研究されて味も格段に向上し、旬を外した天然ブリ<養殖ハマチと言われるようになった。
養殖業者の苦心に感謝である。


■主な料理

刺身
脂ののったブリの身は、生でもプリっプリのジュワッジュワ!
醤油ワサビでいただきたい。
ハラミをお寿司にしたら…ジュルリ。
軽く炙ったり、熱湯をくぐらせしゃぶしゃぶにしても素敵。


◆ブリ大根
面取した大根を、ブリの身と炊く。
薄口、濃口、どちらもいけるが、最高のブリならば、薄口でいきたい。
中落ちやアラでもいける。
ブリがプリプリで、大根がブリの脂を吸い…。

そこに、吟醸酒をぐい…。

至福の一時でry

冷めた後の煮凝りも美味。


照り焼き
ブリは照り焼きに限る!派も多い筈。お年取りに食べる地域もある位だし。
また照り焼きか…。等とぼやく彼氏は封印してしまいましょう。
砂糖醤油のタレで、ブリの身をこんがり焼き、香ばしいその身を一つつまんで、すかさずビールを流し込む…。

至福のry


◆塩焼き
ブリの身を純粋に味わうならこれ。特に、脂の乗ったカマの部分は最高である。

よく動かす故に柔らかく、かつ脂の乗った身を、箸でつまみ…。

そこに、すかさず焼酎のお湯割りを流し込む…

至福ry


  ハムッ ハフハフ
   。  /\__
゚ 。0 /。 u \__
゚。\ヽ/u⌒ヽ゛ u 。/
 ・。 /゚(●) u⌒ヽ|@
0ー(。u r(_)(●)|/
/⌒ヽ//トェェェ、)゚u。/。・
\  ̄ ̄ミ)-// -< \
ハ ̄‾厂/ ̄ ̄n /\゚
フ / \_(ミ  ̄ ̄ )
ッ /  / F| ̄| ̄ ̄
!!/  / |。| |
_\_L_|。|_|___
_丶二フ(≡≡≡)| ̄|
\<ZZZZ\\_/ |_|
  ̄ ̄ ̄   ̄   ̄

至福の時である






しぐれて しぐれて 氷見の海
雪降る 雪降る 氷見の海


ぶんぶんブリぷるんぷるんブリ


氷見の海は ブリの海だよ
(寒ブリのうたより)





追記、修正は、ブリが好きすぎて、一緒に回遊した経験がある方お願いします。


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