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ブリ

登録日:2011/12/11 Sun 13:51:28
更新日:2026/08/01 Sat 16:31:19
所要時間:約 4 分で読めます




ブリとは、アジ目アジ科に属する回遊魚である。


■概要

漢字表記は「鰤」。

日本においては、重要な食用魚である。

名前の由来は、非常に脂が乗っているので、アブラを略した「ブラ」と呼ばれていたのが鈍って「ブリ」になったと言われている。
身がプリプリしているからと言う説もある。

出世魚と呼ばれる、成長段階で名称が変わる魚であり、地方によって異なるが、成長に従い、
モジャコ(稚魚)→ワカシ(35cm未満)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)となっていく(例は関東のもの)。
よく売られている「ハマチ」などもブリの若魚の名前の一つ(養殖ブリ=ハマチと呼ばれることも)である。

特に、12月頃の時期のものは寒ブリと呼ばれ、最高に脂がのるようになる。
正月の楽しみにしている人もいるのではなかろうか?
その時期は、魚屋にも積極的に並ぶようになる。
是非、魚屋で丸ごと買って、正月の間楽しもう。

魚屋で買ってもいいが、勿論海に行って釣って来てもいい。
ブリは所謂「青物」に分類される回遊魚で、食いついた時のパワーのある引きを楽しむことが出来るので現在でも非常に人気の高い釣り(対象魚)でもある。
生き餌としてアジサバ、イカ等を使った泳がせ釣りや、太めの糸を用いたサビキ釣りの仕掛けに食いついたアジやイワシを取り込まずに底付近まで落とし込んで放置しかかるのを待つ(文字通りの)落とし込み釣り、メタルジグを用いるジギング釣りやタイラバ(早い話ルアーフィッシング)で釣ることが多い。
ブリ等の青物狙いの船に乗ってもいいが、回遊魚なので陸の近くにもやってくることがある為、堤防や港等でも上手くいけば釣ることも可能。
釣りなので上手くいかず釣れない時もあるが、大物であるブリがかかり釣れた時の感動や興奮はひとしお。
船釣りで一人2万円くらいかかるものの、(ブリが釣れるという保証は無いが)落とし込み釣りならば初心者でも挑戦しやすく、電動リールを含めてレンタルしてくれる船は多いので興味がある人は是非挑戦して天然のブリをゲットしてみてほしい。※仕掛けや重りは自分で用意しないといけない船がほとんどなので事前に船長に聞いておこう。


◆天然と養殖の相違

天然と養殖の差が顕著に出る魚であり、
天然 自然界のままで育っている為、身が引き締まっていて比較的あっさり
養殖 肥え太らせる育て方をしている為、脂が乗っていてこってり
となる。

魚の養殖と言えばハマチ、というくらい養殖されていたが、養殖技術が未発達な時代は、
淀みやすい湾岸のいけすの中にギュウギュウに押し込まれ、
ばらまくエサは底にたまっては汚れ、
それによって発生する病気を防ぐために薬や抗生物質をまくといった具合。
天然ものとの格差が非常に大きく、「病気の時にハマチを食べたらハマチの食べてた抗生物質のおかげで治った」という笑えない話があったほどである。

とはいえ今は養殖技術も上がった。
海流があって淀みにくい沖合で養殖し、海を汚さないように気を付けているため水はいつもきれいで、薬もほとんどいらない。
餌も研究されて味も格段に向上し、きちんと養殖したものなら旬を外した天然物よりも味はいいと言われている。
流石に旬の天然物には及ばないと言われるが、旬の天然物はどうしても高価になり、年中手に入る養殖のメリットは大きい。

また、柑橘類を与えることで臭みを抑えるなど野心的な養殖方法で育てられたブランド物も出現している。
(ハーブ鯖などと同類である)

養殖ハマチを天然物の代用品ではなく立派な食材の一つに格上げさせるに至った養殖業者の苦心に感謝である。

■主な料理

刺身

脂ののったブリの身は、生でもプリっプリのジュワッジュワ!
醤油ワサビでいただきたい。
ハラミをお寿司にしたら…ジュルリ。
軽く炙ったり、熱湯をくぐらせしゃぶしゃぶにしても素敵。

◆ブリ大根

面取し下茹でした大根を、ブリの身と炊く。
薄口、濃口、どちらもいけるが、最高のブリならば、薄口でいきたい。
中落ちやアラでもいける。
ブリがプリプリで、大根がブリの脂を吸い…。

そこに、吟醸酒をぐい…。

至福の一時でry

冷めた後の煮凝りも美味。

雑煮

福岡県博多、高知県室戸、長野県松本、岡山県南部といった地域では雑煮にブリを入れる。
縁起を担いで出世魚を入れる、という理由が主。海無し県である長野県ではブリの塩漬けが希少な魚介類だったのでハレの日のご馳走として入れていた名残とのこと。

◆照り焼き

ブリは照り焼きに限る!派も多い筈。お年取りに食べる地域もある位だし。
また照り焼きか…。等とぼやく彼氏は封印してしまいましょう。
砂糖醤油のタレで、ブリの身をこんがり焼き、香ばしいその身を一つつまんで、すかさずビールを流し込む…。

至福のry

◆塩焼き

ブリの身を純粋に味わうならこれ。特に、脂の乗ったカマの部分は最高である。

よく動かす故に柔らかく、かつ脂の乗った身を、箸でつまみ…。

そこに、すかさず焼酎のお湯割りを流し込む…

至福の時である



追記、修正は、ブリが好きすぎて、一緒に回遊した経験がある方お願いします。

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最終更新:2026年08月01日 16:31