登録日:2012/02/10(金) 19:08:18
更新日:2023/11/18 Sat 17:58:18
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スピリットモンスター
星4/水属性/魔法使い族
攻1600/守800
このカードは特殊召喚できない。
召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
このカードが召喚・リバースした時、自分フィールド上にこのカード以外の「リチュア」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、このターンのエンドフェイズ時までフィールド上の罠カードの効果を無効にする。
リチュア・エミリアとはDT第12弾『エクシーズ始動!!』で登場したカードである。
効果はさながら条件付きで『トラップ・スタン』を内蔵しているようなもの。
場に他のリチュアが存在すれば、スピリットである特徴を生かして毎ターン相手の罠カードを封殺できる。
だが、リチュアは召喚時に強力な効果を発揮するリチュア・ビーストや、セットしておきたい
エリアル等が存在するため、エミリアに召喚権を割いている暇があまり無い。
更にその効果発動のための条件もいささか面倒で、全体的に場持ちの悪いリチュアで常にエミリア以外のモンスターを維持しなければならない。
更に肝心の効果の方も単純に『トラップ・スタン』や『王宮のお触れ』を使えば良い。
(ただし、伏せ除去が蔓延している環境では、エミリアも十分な差別化は可能。)
上手く型にはまった時の拘束力は中々のものだろうが、やはりリチュアのデッキでは優先度は低いようだ。
……さて、本題に移ろう。
このカードは確かにリチュアでの優先度は低い。
だが、一部の決闘者の間では非常に高い優先度を誇る。
理由?もちろん
からに決まっているだろう!
リチュアの魔法使い一族はやはり紳士達のニーズを着実に突いてきている……。
ロリ巨乳だったエリアルに対し、エミリアはなんと貧乳。
DTで召喚した時も、
投げキッスを披露してくれたり、攻撃の際に顔がアップになるなど、やたらとCGが優遇されており、一部の決闘者達はDTの前で
満足してしまったとか。
【関連カード】
イビリチュア・ガストクラーケ
別名エミリア最終局面仕様。
エミリアの肉体を生け贄とした儀式術で生まれた怪物で、儀式召喚成功時に相手の手札を2枚までピーピング、その内1枚をデッキに戻すという強力な効果を持っている。
連続儀式によって1ターン目から大きく優位に立つ事も可能。
儀水鏡の幻影術
手札から1ターンだけ儀式モンスターを特殊召喚できる罠。
召喚権を損なう事無くリチュアを手札から出せるので、エミリアとは相性が良い。
……だが、このカードのイラスト、エミリアが
ノエリアの儀式術で苦しめられている様子が描かれている。
おい、ノエリア後で屋上に来い。
娘さんを僕n(儀式の生け贄にされました)
儀水鏡の反魂術
フィールド上の水属性をデッキに戻し、水属性を2枚サルベージする罠。
リチュアの主要モンスターのサルベージは基本的にサルベージで事足りるため、デッキに戻すコストや罠である事を活用しなければ採用は難しい。
…だが、そんな事はどうでもいい。
問題はやはりイラストである。
正気を取り戻したノエリアが、死んだエミリアの蘇生を試みている。
更にエミリアの隣で、「俺がエミリアの○○だ!」とでも言わんばかりにその手を握るアバンスの姿…。
どうやらKONMAIは本格的に紳士を儀式の生け贄にしたいらしい。
ちなみに米版ではイラストが変更され、エミリアの表情が穏やかになった。
さすがに子供がリョナに目覚めるのはマズいと米KONAMIが判断したのだろう。
エミリア(の魂)がエクシーズした姿。
詳細な情報は該当項目で。
この項目において重要なのは、エミリアがエクシーズしたという事実である。
……で、そのエクシーズした相方は。
『ガスタの神官 ムスト』……。
ダンディなおじさんでした。
(「デュエルターミナル マスターガイド」による確定である。)
魔力障壁
反魂術による蘇生に成功した様で、アバンスと共に母ノエリアの最期を見届けている。