登録日:2012/01/23 Mon 19:42:15
更新日:2024/02/25 Sun 20:42:40
所要時間:約 4 分で読めます
リチュア・ノエリア
効果モンスター
星4/
水属性/
魔法使い族/攻1700/守1000
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキの上からカードを5枚めくる事ができる。
めくったカードの中に儀式魔法カードまたは
「リチュア」と名のついたモンスターカードがあった場合、それらのカードを全て墓地へ送る。
残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
効果は召喚成功時にカードを5枚めくり、
その中の儀式魔法またはリチュアのモンスターを墓地へ送り、それ以外はデッキの一番下に戻すというもの。
墓地にある時に効果を発動できるリチュアの儀水鏡やサルベージで回収できるリチュアのモンスターを墓地に送ることができれば理想的である。
最大で5枚のカードを墓地へ送ることができるので、場合によっては一気に5枚もの墓地肥やしができる。
ちなみにこの効果、DTのスピードデュエルではデッキや手札の枚数の都合上、
基本的に1ターン目にこのカードを出さなければ使用できないという仕様である。
その代わり効果を使った場合、なんとデッキ全ての順番を操作できる。
余談だが、DTの3Dグラフィックでは脚がセクシー。
さて、このカードを語る上で欠かせないのがDTストーリー上での暗躍である。
様々なカードのイラストでその様子を垣間見ることができる。
デュエルターミナル マスターガイドでは、それらのイラストの内容も含めて大きくキャラ付けが為されている。
ストーリー上の設定では、リチュアの中心人物。
元々は
氷結界に所属する術師だったが、
トリシューラの封印を巡る意見の対立から氷結界を離反し、新興勢力「リチュア」を興した。
ちなみに解放反対派であり、それに代わる力として悪魔召喚術を行った。
以下、関連カード
(順番はだいたいストーリー順)
幼少期のノエリア。きれいを通り越して純粋なノエリア。
大規模再録パック「TERMINAL WORLD」で登場した絵違い版であり、まだ子供だった頃のノエリアとナタリアが氷結界の一員として「紋章」を与えられた一幕だろう。
目を輝かせてそれに手を伸ばすノエリアと、笑顔で紋章を手に取るナタリア。
まだまだ駆け出しだった頃の照魔師の少女は、後の自分が死ぬまで背負うことになる罪と、苦難に満ちた未来について知る由もなかった。
氷結界時代のノエリア。きれいなノエリアその1。
他の氷結界が居ると相手のアドバンス召喚を封じる効果と手札1枚をコストに氷結界チューナーをリクルート、氷結界モンスターの手札コストの代わりに墓地から除外出来る効果を持つ。
効果からして、トリシューラの代わりにインヴェルズを自身の力で制御して利用しようと考えたのだろう。
倒れ込んだナタリア(この頃は氷結界の浄玻璃)と、その手を握るノエリアの姿。
その背後にはグレズの姿があり、更にはノエリアの周囲に浮かぶインヴェルズの紋章……。
2人が
インヴェルズの召喚儀式に失敗した場面が描かれている。
照魔師の効果からしてナタリアを失ってインヴェルズの降臨を許してしまったのだろう。
このノエリアは他のカードの時とは違う衣装であり、恐らくは氷結界に属していた時の姿と思われる。
余談だが、日本版のこのカードのイラストのノエリアの表情はなぜか
2種類ある。
表情や影の演出からするにこの2種類のイラストが意味するのは……
きれいなノエリアその2。
トリシューラの暴走、全てが凍り付いていく世界……。
その封印を終えた後のイラスト。
リチュアとガスタも昔は協力し合っていた。これを考えた上での猛毒の風はキツいものがある。
きれいなノエリアその3。この時は既に侵喰されてるけど。
邪悪な笑みを浮かべたノエリアが、娘のエミリアを使って肉体と魂を分離させ、一人で2回分の儀式の生け贄として利用する実験を行っている。
一方のエミリアは魔方陣の中で苦しそうな表情を浮かべている。
この実験でエミリアの肉体はイビリチュア・ガストクラーケに、魂はイビリチュア・メロウガイストに変貌する。
物凄い形相をしたノエリアの姿が描かれている。髪は乱れ、目は青く光っている。
儀式召喚の最中なのだろうか。
かつてない戦術を可能とするレベル6の儀式モンスター。
儀式によって変化したノエリアがヴァイロン・テトラを取り込んだ姿。
テトラはノエリアを介してインヴェルズに侵喰されている。
倒れこんだノエリアの上にインヴェルズの思念が漂っている。
ディシグマを倒された事で行き場をなくしたインヴェルズの思念が、瀕死状態のノエリアの体内へと舞い戻るシーン。
これによってノエリアは復活する。
着衣が乱れ、倒れこんでる姿が何だかエロい。
尚、効果はリチュアには一切関係なく、ヴェルズを意識したものとなっている。
レベル4の儀式モンスター。
インヴェルズに侵喰されてしまったノエリアの姿。
姿だけでなく攻守のステータスにもヴェルズ・インヴェルズの影響が見られる。
今までリチュアの儀式モンスターは水族ばかりだったが、このカードは悪魔族である。
DTではこのカードをスキャンすると隠しデッキ【禁断の降魔鏡儀式】が登場する。
プシュケローネとセイクリッドの軍勢が戦っている様子が描かれている。
この時、セイクリッド・ポルクスの兄カストルが死んでしまいヴェルズ化してしまったが、ノエリアは正気を取り戻した。
その名の通りセイクリッドのサポートカードなのにイラストでのプシュケローネの存在感がパネェ。
ノエリアが魔方陣を形成しており、その中にアバンスと力尽きたエミリアがいる。
ノエリアは髪が解けた状態であり、エミリアはイビリチュア・ガストクラーケの時の服装をしている。
これまでの行いを悔いたノエリアが、自身の魂を生け贄にしてエミリアの魂と肉体の完全蘇生を試みているシーン。
上記の反魂術の直後の場面。
子供達を護るために、残りの命と引き換えにジールギガスを倒した。
なにげに使用しているのがリチュアではなく氷結界のシンボル。
長年を経てようやく還るべき場所へ還ることになった
クリスタ。
その先にはノエリア、ナタリア、
パールさんが出迎えている。
手前にはアバンス本人濃厚の大魔道士と娘ともその子孫とも言われる舞姫がクリスタさんを
見送っており、ラズリーだけは双子のラピスを背負ったクリスタさんを止めようとしている。
こうして
2つの創星神による戦いは
光の中へ完結した。
ところで、氷結界時代の服装が氷結界の風水師と似ているような気がするが、
ノエリアがトリシューラ解放反対だったのに対しあちらはトリシューラ解放派なので、特に関係は無いだろう。
追記・修正は禁断の儀式術に手を出してからお願いします。
- トリシュを使わないで良い方法を探すのは良いが、魔轟神が倒されかけてる段階でインヴェルズ復活させようという発想がオカシイ -- 名無しさん (2013-11-30 10:38:43)
- 被害者ではあるし、贖罪もしたし、彼女がアバンス&エミリアという希望を残しはしたんだけどだからと言って赦されるわけではないね。結局インヴェルズを使うという発想に至った時点でアレだし -- 名無しさん (2014-02-19 09:40:44)
- なんとなくだが、このおばさんのストーリー見てると、とあるの麦野を連想してしまう -- 名無しさん (2014-05-06 20:14:51)
- ↑2元は善人だけに正気に戻った時は地獄よりもやばい苦しみを受けた思うぜ…… -- 名無しさん (2014-07-17 20:43:45)
- ぶっちゃけると端末世界最大の加害者にして被害者とも言えるよな、この人 -- 名無しさん (2014-08-30 02:13:19)
- ↑2 顔芸が似てるだけで、むしろ対極じゃないか?麦野は利己心が前提だけど、この人は曲がりなりにも、救済を願った訳だし。 -- 名無しさん (2015-02-06 12:46:41)
- 最後にアバンスとエミリアを守れたのは唯一の救いだよな -- 名無しさん (2015-03-23 04:06:25)
- 絵違いの紋章にてロリ時代のナタリアが登場 -- 名無しさん (2023-11-27 21:14:18)
最終更新:2024年02月25日 20:42