崑崙十二仙(藤崎竜版封神演義)

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崑崙十二仙(藤崎竜版封神演義) - (2016/09/26 (月) 04:37:35) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/06/08(火) 01:57:58
更新日:2024/04/21 Sun 19:03:30
所要時間:約 5 分で読めます




覚悟を決めろ聞仲!!!

この崑崙十ニ仙がお相手する!!!

封神演義に登場する組織。
本項目では藤崎版封神演義について解説する。

崑崙山側に所属する元始天尊の直系の弟子から選ばれた十二人のエリート仙人。
一人一人が専門分野を持ったエキスパート集団。
道士の指導、仙人の監督、元始天尊の補佐が主な仕事。

もう一つの仙人界である金鰲島の幹部金鰲十天君とは対になる存在。


○メンバー

「フッ、ハイテクにやられるなら本望・・・」

太乙真人(たいいつしんじん)

CV:阪口大助

専門分野は宝貝の開発と研究。
その知識と技術を全てつぎ込んだ最高傑作が宝貝人間のナタク。親バカ。
自他共に認める科学オタク(マニアではない)。
目立ちたがり屋なのでよく高い所に登るが、高所恐怖症なので降りられなくなる。頻繁にカメラ目線をする。

使用宝貝:九竜神火罩
仙人界最硬の宝貝。
主な使用方法はナタクの捕獲と攻撃から避難。
仙界伝弐ではまさかのPT参加。技の一発目が引き篭もり…一応ナタクと合体技があるよ。修理だけどなw

「太公望・・・・・・楊戩をたのむ・・・・」

  • 玉鼎真人(ぎょくていしんじん)

CV:檜山修之

楊ゼンの師匠で十二仙の中でもトップクラスの実力を持つ。理知的で落ち着いた性格だが時々真顔で生真面目にボケる。
楊ゼンが認める数少ない人物の中の1人で、金鰲島との人質交換で崑崙に預けられた楊ゼンの面倒を長年見てきた。
そのため楊ゼンにとっては父親のような存在。
居合いの達人で宝貝「斬仙剣」を使い、十天君の一人である孫天君を気付く間もなく瞬殺した。
仙界大戦では敵中で孤立した楊ゼンを救出するため太公望たちと金鰲島の内部に侵入。
太公望との連携で孫天君を封神するも、一人ずつ確実に殺す作戦に変更した王天君に太公望たちと分断される。
楊ゼンと共に紅水陣に閉じ込められた玉鼎真人は、酸の雨から楊ゼンをかばって封神された。

使用宝貝:斬仙剣
音速の居合を繰り出す刀。
仙界伝弐ではPT参加。全体単体攻撃を初期から使え使いやすい。

「キミ・どうだい!?私のとこでスポーツマンシップを学ぶつもりはないかっ!!?」

  • 清虚道徳真君(せいきょどうとくしんくん)

CV:菊池仁

専門分野はスポーツで口癖もスポーツ。
黄天化の師匠で天化からはコーチと呼ばれている。
性格は熱血体育会系。趣味は筋トレ。仙人界の松岡修造。
弟子の死亡フラグを語った事がある。

使用宝貝:莫邪の宝剣II
柄の両側から光の刃を出すダブルセイバー型だがダース・モールとは無関係。
仙界伝弐ではPT参加。進めていくと攻撃回復合体技とバランス良くなる。

「さよなら、望ちゃん」

  • 普賢真人(ふげんしんじん)

CV:緒方恵美

専門分野は物理学。
ナタクの兄・木タクの師匠。
太公望の同期で幼馴染の親友。太公望のことを「望ちゃん」と呼ぶ。チームどどめ色。
頭の上に天使の輪を持ち、見た目通りの平和主義者。
基本、話し合いで解決する事をモットーとしているが、相手が聞き入れなかった場合はその穏やかさが嘘の様に冷徹になる。

使用宝貝:太極符印
元素・重力の操作、攻撃パターンの記憶、味方宝貝とのリンク等が可能な多機能。
仙界伝弐ではPTに参加するが技のコンプがしにくい。太公望がいればBクイックが使える。太公望がいれば…

  • 広成子(こうせいし)

殷郊の師匠。
暑苦しいミリタリーマニア。一人称は小官。

使用宝貝:番天印
ロックオンした敵を必ず死傷させる強力な宝貝。
普段は巨大なシャチハタだが、戦闘時は腕と融合して特殊な形に変化する。
仙界伝弐ではニート組。しかし弟子の殷郊は優遇されている

  • 赤精子(せきせいし)

殷洪の師匠。
刃物マニアの皮肉屋。
浪人の如く着流し着用、広成子とは喧嘩友達のような間柄。
宝貝を『パーペー』と発音する。

使用宝貝:陰陽鏡
複数の鏡から光を発射する。
仙界伝弐ではニート組。しかも弟子の殷洪も兄に宝具をパクられて不参加

  • 霊宝大法師(れいほうだいほうし)

クソジジイ系その1。

使用宝貝:落魂鐘
鐘型宝貝。鳴らして使用するようだが効果は不明。
仙界伝弐ではニート組。サウンドテスト担当

  • 懼留孫(くりゅうそん)

土行孫の師匠。
クソジジイ系その2。

使用宝貝:梱仙縄
頭から複数の縄を出す。
仙界伝弐ではニート組。弟子もPTには入らない

「待たんかいボケェ!!!「気にしないで」ちゅーのは「気にしてくれ」っちゅー意味じゃろがっ!!!」

  • 道行天尊(どうこうてんそん)

韋護の師匠。
赤ん坊のような外見と言葉遣いだが、短気で、怒ると凶暴な言葉遣いになる。
太乙真人と共に仙界大戦後も最後まで生き残る。
蝉玉に気に入られており、よく抱っこされているが、本人的には不本意な模様。

使用宝貝:万能包丁
包丁型。大量に投げつけて攻撃する。
仙界伝弐では万能包丁を手にまさかのPT参加。大半の攻撃は黄巾力士が行う

  • 文殊広法天尊(もんじゅこうほうてんそん)

金タクの師匠。
眼鏡で全身黒ずくめ、家庭内害虫のような触角が生えている。
ていうか、どう見てもGです。ありがとうございました。

使用宝貝:瑠璃瓶
バズーカ型。弾頭に死ネの文字が…
仙界伝弐ではニート組。パーソナルデータに応じた残光石の光を用意してくれる。

  • 黄竜真人(こうりゅうしんじん)

筋骨隆々で色黒ハンサム。
接近戦が得意らしいが、戦闘シーンがない為詳細不明。

使用宝貝:名称不明
巨大なナイフ。
仙界伝弐ではニート組。仲間になったメンバーのステータスを見せてくれる。

  • 慈航道人(じこうどうじん)

接近戦が得意らしいが詳細不明。

使用宝貝:不明
右腕に炎を纏う。
仙界伝弐ではニート組。模擬戦の相手を用意してくれる。決して彼が相手になるわけではない


○元十二仙


だが忘れるな道士たちよ
私はお前たちの正義の心も背負い戦おうとしている事を
私の名は燃燈道人
かつて崑崙十二仙を束ねたもの

  • 燃燈道人(ねんとうどうじん)

CV:うえだゆうじ

数百年前まで十二仙を束ねていた優秀な仙人。
竜吉公主の異母弟にして彼女を凌ぐ崑崙最強の仙人。シスコン
本編の500年前に元始天尊と大喧嘩をし、三日三晩の激闘に敗れて地上に落下する。
以降は生死・消息不明。




ネタバレ注意











仙界大戦における戦闘で太乙と道行を除く十仙が封神される。

玉鼎は王天君の宝具「紅水陣」から楊ゼンを庇い封神。
残る9仙は圧倒的な真の力を見せた聞仲の前に破れ去った。
心中覚悟で特攻した彼等の戦いは作品中でも名勝負の中に挙げられる。


因みに燃燈道人はあらかじめ元始天尊と示し合わせて戦った為死亡しておらず、一人裏舞台で神界の創造に取りかかっていた。
そして女禍との最終決戦に参加した。

一部の十二仙はワンダースワンにて発売された仙界伝シリーズで仲間にしたり、より関わる事が可能だった。

そちらでは活躍の少なかった本編では見られなかった彼等の戦いや変わった一面を見る事が出来る。


○余談


原作では、例外あれど1対1で十天君を封神できるレベルのチート集団で死者数0。
どうでもよい余談だが普賢・文殊は同名の菩薩になる前の姿で、同じく慈航道人は観世音菩薩の前の姿と解釈されている。

ちなみに燃燈が李靖の師匠になる。藤崎版で万が一そんな事になったら李靖が燃えカスになってしまう可能性大。



追記・修正は聞仲を倒してからお願いします。

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