猿代草太

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猿代草太 - (2016/04/24 (日) 13:13:37) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/02/04(土) 16:18:05
更新日:2024/02/21 Wed 03:39:59
所要時間:約 7 分で読めます




逆転検事2の2話にて初登場となる、2話における容疑者キャラ。
気弱そうな風貌の青年。何故か前髪を上で二つにくくっている。
かなり臆病かつビビりな性格で、「ムリムリ」が口癖。
特に御剣怜侍にはビビりっぱなしで、初対面の頃は美雲を通さないとマトモに会話も出来なかった。
本人によれば職業はサラリーマン。

服装はどピンクのパーカーに膝までたくし上げたジーンズ、後何故かパーカーの下に特撮ヒーローオニャンコポンのTシャツを着ている。
ついでに言うと靴もどピンク

名前の由来は「猿が代わりに操作する」らしい。
彼のモーションは、ミザル、キカザル、イワザルになっている。


以下ネタバレ注意。






実は逆転裁判2に出てきたタチミ・サーカスの猛獣使い見習いで、
刑務所の慰問ショーのために刑務所に出入りしていて、内藤の遺体の側に転がっていたチェスボードに猿代の指紋が付いていたという理由で一柳弓彦にしょっ引かれた。
ちなみにそのチェスボードには小さいナイフくらいなら入れられそうな隙間があり、中には携帯用の小さなノミが入っていた。
御剣は脱獄用に内藤が用意したものと考えている。

内藤馬乃介とは幼なじみ。
サーカス団員としてはまだ下っ端で、ミリカが上司。
力仕事や雑用は彼の仕事で、毎日散々コキ使われている。
ショーにも出演しているが、悪役。

本人曰く「サーカス団員だって立派なサラリーマンです!」

操るのはサルのルーサー……なのだが、見た感じ猿回しというよりは猿回され。
そして、御剣や美雲と同じように親がおらず、この事は猿代が御剣に心を開くきっかけになった。
内藤馬乃介にもちゃんとした親がいなかったらしく、猿代にとっても内藤にとってもたった一人の幼なじみだった。
彼を助け出した事がきっかけで、御剣は検事と弁護士の狭間で悩む事になる。



以下さらにネタバレ注意。

















一連の事件の真の黒幕。


御剣に犯人であることを見抜かれ正体を表す。弱気な性格から一変、鋭い眼光で御剣を追い詰める。
ここで彼の異議ありボイスを聞けるがやたらいい声
イケメンなのだが高笑いと肩すくめの表情は完全に顔芸。
テーマBGMは「ゲームをアヤツルモノ」
人心掌握とコントロールに非常に長けており狡猾。
SS-5号事件の黒幕たちを操って窮地に追いやった。
判決操作の為詩紋を誘拐したのも彼。
チェスボードに隠されていたノミも美和マリーと内藤を陥れるために彼が忍ばせた物だった。

IS-7号事件で凍死寸前の目に遭いショックで記憶をなくした猿代はIS-7号事件の被害者である氷堂を父と思い込んでおり、
内藤の父が自分の父を殺したと思い違いをし、内藤の事も恨んでいた。
この時鳳院坊了賢に命を救われ、了賢を慕っている。

真実は逆で、氷堂は内藤の父であり猿代は加害者である風見豊の息子。遺品も内藤に返却されていた。
その事を御剣から告げられた猿代は錯乱、自分が全ての事件の黒幕であることを告白するが、決定的な証拠がない事を御剣に食ってかかる。
しかし猿代が王大統領を殺害する際に使用したライオンのバルーンのカゴ部分にシシユリの花粉が付着しており、
王大統領の胸元にも同じ花の花粉がベッタリ付着していたことからこれが決定的な証拠となり、御用となった。
最後はタチミ・サーカスの動物達にフルボッコにされている。
ちなみにシシユリの花言葉は「親子の絆」


王帝君大統領の殺害を虎狼死家左々右エ門に依頼していたが、
王大統領が偽物ということを知りながら依頼していたという事実が虎狼死家の怒りを買い動物達にフルボッコにされた後殺されかける。
……が、すんでの所で了賢に救われ、了賢と共に刑務所へ行くことになった。
大統領が偽物である事を殺し屋に言わなかった理由は不明。
虎狼死家の怒りを買ったのも「偽物である事を黙っていた」行為その物であり、その意図については一切触れられていない。
ちなみに今回はたまたま「大統領が偽物」という情報が無くても問題が無いケースだったため一見理不尽に見えるが、
本来「標的についての重要な情報を隠される」という事は「その情報の欠落によって殺しのリスクが上がる」という事でもあり、虎狼死家自身も「殺し屋にとって最も危険」と表現している。



恐ろしいけれど、哀しい。
矛盾をはらんだ彼の存在が、御剣が「検事として人を助ける」道を選択するきっかけになった。



つ、追記・修正なんてムリムリ!!

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