般若(るろうに剣心)

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般若(るろうに剣心) - (2014/09/19 (金) 14:09:02) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/10/02(金) 23:38:17
更新日:2023/12/18 Mon 21:15:19
所要時間:約 4 分で読めます





キエエエェェェェーーーーーーーーーーーー!!


るろうに剣心に登場する架空の人物。

CV:野島昭生(PS維新激闘編のみ鈴置洋孝)

四乃森蒼紫が率いる御庭番衆の一人で密偵方の拳法家。
常に被っている般若面が特徴。
「伸腕の術」という両腕の横縞の入れ墨で相手に目の錯覚を引き起こし、腕が伸びたように見せる巧みな術の持ち主。
1855年6月生まれ、年齢は数え24歳(満23歳)。


高荷恵が幽閉されてる洋館の中へ向かう剣心達の前に一番手として現れ、その「伸腕の術」で剣心を翻弄する。
しかし、その術を見極めた剣心に頭部を一討ち入れられ、被っていた般若面を砕かれ、素顔をさらしてしまう。
その素顔は、弥彦が思わず化け物と言ってしまうほどの醜悪だった。

本人曰わく、「いかなる顔にも変装出来るよう、自分で唇を焼き、耳を落とし、鼻を削いで頬骨を砕いた」という。

そして、腕に隠し持っていた鈎爪で剣心を倒そうとするも敗れ、気絶する。

その後、目覚めた時に銃声を聞きつけ、左之助と式尉と共に、
観柳が剣心と蒼紫と弥彦に向かって放っている回転式機関砲(ガトリングガン)の銃声のするホールへと駆けつけ、



あの逆刃刀を拾って観柳に斬り込むのにお前なら何秒で足りる?

剣心「・・・15・・いや10秒あれば」

恵の居場所を指し示す般若

別にあの女のコトを考えてなかった訳ではないさ。
ただ私にとっては蒼紫様の方が大事だっただけのコト。
後は頼んだぞ、緋村抜刀斎!


自ら剣心が逆刃刀を拾いに行く時間稼ぎの囮となり、ガトリングガンの直撃を受け絶命する。
亡骸は蒼紫が同じく、ガトリングガンによって命を落とした他の三人と共に首だけを取り、何処かの山中へと埋葬された。
惜しい男を亡くした…。




余談だが、彼の生まれた村は非常に貧しく、そういう村では食い扶持を減らす為に親が我が子を殺す「子返し」という風習があるらしい。
彼もその「子返し」を受けたが、かろうじて生き長らえた。
しかし、その後は行く宛も無く、ただ生き延びるために殺し・奪うという、狐狼の毎日を送っていた。
そんな彼を蒼紫が見出し、御庭番衆に加えたという(因みに彼に拳法を教えたのも蒼紫である)。

そして、その蒼紫を人一倍尊敬している巻町操に拳法を教えなおかつ、身の回りの面倒を見ていたのが般若であった。
そのため操は親しみを込め『般若くん』と呼んでいる。
そんな操が鎌足の攻撃を受け気絶しかけた時、幻として現れ蒼紫が彼女達のもとへ帰ってくることを伝えた。



……様



操様

抜刀斎が約束を守りました

蒼紫様が帰って来ますよ…





作者によると、初期設定での般若の醜悪な顔は生まれつきだったらしく、左右の目の形が違うのはその名残だという。

キャラクターのモデルとなった人物は新撰組監察・山崎烝。

素顔がお披露目された時、読者からは少なからず美形キャラを期待する声があったらしくそれに対して『イケメンなら顔隠す意味ねーだろ』と反発。
後に登場する覆面キャラ・外印の素顔も案の定…そして、またクレームが。
これを受け作者も考え方は一応改めた模様。
しかし、般若というキャラクターの悲劇性・魅力はあの素顔あってのものだと思うが…


こんな彼だがきちんと「般若」というテーマソングがある。荒々しいながらも悲しい曲なので是非聞いて欲しい。



再筆は『般若』の言葉が示す女性的なイメージから中性的な身体つきで描かれている。


余談だが操の技に『般若直伝・怪鳥(けちょう)蹴り』というものがある。


 ヘ○ヘ
  |∧
  /

↑こんなの

そして、般若くんに拳法を教えたのはご存知の通り蒼紫様である。ということはこの技、元を辿ると


ま さ か



キエー






プロフィール
1855年6月生まれ 双子座 A型 身長166cm 55kg

1855年生まれ=雪代縁と同い年=明治11年・23歳(しかも縁の方が一ヶ月上)
蒼紫様より3歳程年下
つまり幕末、操の面倒をみていたあの頃はまだ10代(般若くんと呼ばれて当たり前。となると顔を自ら崩したのは…)
さらに蒼紫の元に残った御庭番衆四人の中で最年少


ナンダッテー



般若くんにお目覚めコールして欲しい方、追記・修正お願いします。

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