日向小次郎(キャプテン翼)

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日向小次郎(キャプテン翼) - (2016/11/06 (日) 05:19:14) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/02/11(土) 15:54:28
更新日:2024/01/06 Sat 15:14:52
所要時間:約 7 分で読めます





日向小次郎は『キャプテン翼』に登場するキャラクター。通称はフィールドの猛虎。

国籍:日本
生年月日:8月17日
出身地:明和市
身長:180cm
体重:70kg
ポジション:FW
利き足:右
所属:明和FC→東邦学園中等部→同校高等部

声優:鈴置洋孝(初代)、檜山修之(J)、松本梨香(2001年版少年期)、子安武人(2001年版青年期)。

 ○概略

日本の誇る牙の折れた虎…もといエースストライカー。交通事故死した父親の代わりに小学生の時には家計を助けるためのバイトをしながらサッカーを続けていた苦労人。猛虎と呼ばれ、「ボールを持ったら一直線だ!」などとプレイスタイルは全般に荒い。向かってきた相手DFを吹き飛ばすなど荒々しさには事欠かない。
サッカーで家族に楽をさせてやる計画を胸に秘めていた家族思いの長男。

その才能と努力が実り、学費全額免除プラス生活費補助という特待生待遇で東邦学園に入学。テクモ版ではメキシコ修行を経てユベントスへ。原作ではそのまま直接ユベントスに入団。


テクモ版ではキャラクターバリエーションの一つとして腕捲りが各国に分布している。主な分類特徴としては、相手キャラを弾き飛ばす強引なドリブルなどの必殺技を使う、ふっとばし系の選手に多い。例:ブラジルのザガロくん、韓国のシャくんなど。


小学校時代から勝利のために、もしくはサッカーは格闘技、と言っては相手選手に思いっきり蹴ったボールをぶつける習性があった。一時は東邦学園・北詰監督らの熱心な指導により、真人間に更正しかけたものの、中学東京予選決勝直後に恩師の吉良監督より「かつてのお前なら三杉の心臓を蹴り破ってでもゴールを目指したはずじゃ!」と焚きつけられ、勝つための闘争本能に開眼。

タイガーショット、ネオタイガーショット、ライトニングタイガー、ファイナルタイガー、雷獣シュートなど、原作・ゲーム問わずに新必殺シュートを完成させていった。とりわけゴールへの執念に目覚めたときに新必殺技を完成させる傾向がある。「ミューラー、てめぇのどてっぱらをこれでつきやぶってやるぜぇぇ!!!」などといった物騒な物言いが出たらフラグである。


中学以後は放浪癖まで加わり、肝心な時にいなくなっては各種関係者を青ざめさせる。ただ、その体力は半端ではない。


原作では海外でのプロ入り後、メディカルチェックで現在までの過度な特訓によるボディバランスの悪さを指摘され、肉体改造に専念することとなった。もっと早い段階で気づくべき監督やら日本代表コーチ陣はなにをしていたのだろうか……

○必殺技

◆タイガーショット…日向の代名詞。吉良に唆されて無断で失踪し、沖縄での荒波に向かってボールを蹴ると言うムチャな特訓で身につけた必殺シュート。通常のシュートの倍のスピードを誇り一直線で飛んでいき、その威力はコンクリートに穴をあけるほど。当然、小学生はみんな真似した。命名は日向ではなく東都スポーツの田島記者。

◆ネオタイガーショット…中学全国大会後のヨーロッパ遠征初戦のハンブルガーSV戦で、若林相手に事実上の完封負けを喫した日向が編み出した新必殺シュート。吉良監督から送られた、通常の3倍の重さというブラックボールを蹴る事により、スピードはさほど向上してないが格段に威力が増しており、至近距離からくらうとまず骨折級のダメージを受け、キャッシングはおろかパンチングも困難らしい。


JY編ではシュナイダーを吹き飛ばした上に片手で10tぐらいある岩石を粉砕するミューラーの左腕をはじいてゴールを奪った。それにしても、日向もわずか数日の特訓でシュート力を格段に向上させるとは、サイヤ人もビックリである。


◆タイガータックル…日向の殺人タックル。その威力は並み居るストライカーたちをはじき飛ばす。

◆ごういんなドリブル…日向の代名詞。相手キャラを弾き飛ばす強引なドリブル。

◆ドライブタイガー…翼と日向の放つ今世紀最大の合体必殺シュート。テクモ版では3回必殺シュートを外すと、8分の1の確率で翼が「俺は諦めないぞ!ゴールを奪えないキーパーなんて(ry」と言うカットインが入り、打てるようになる。ツインシュートのくせにコーナーキックからも打てるという不条理極まるシュートでもある。
しかし原作では、ミューラーに止められている。


◆オーバーヘッドタイガーショット…中学生編の対南葛戦で披露。タケシの足を踏み台にして相手DF陣を飛び越え、オーバーヘッドでタイガーショットを打つ。森崎と翼ごとボールをゴールに押し込んだ。


◆雷獣シュート…WY編にてお約束の沖縄特訓で開発した新必殺シュート。地面をわざと蹴る事によりキック力に加え反動もつけてシュートの威力が増し、キーパーの手前で何故かホップする。大木をも真っ二つにする破壊力があるがボレーなど浮き玉に対して撃てないなどの致命的すぎる欠陥がある。

見た目の手軽さからか、全国のサッカー少年が真似して足首をいためてないかが一番の気がかりである(トッティがこの技の練習で怪我をしたという逸話もある)。


WY決勝トーナメントでは、スウェーデン代表DF・ブローリンの腹筋に弾かれ、オランダ戦・ブラジル戦では得点シーンが無く、3試合連続無得点と扱いがイマイチ。


◆ワイルドタイガーショット…WY後、ユベントスに入団した日向の新必殺技。ボールの軸を正確に打ち抜く事に主眼をおいたシュート。


雷獣シュートに比べて、足への負担が少なく、打つまでの隙が無いのが特徴。


◆ファイナルタイガー…テクモ版5の日向の最終兵器。シニョーリに対抗するために編み出されたシュート。タイガーショットの究極形でコンクリートの壁を貫通する威力。
三杉曰く「日向のキック力を100%ボールに伝える」
このシュートはシニョーリにスランプに追い込まれた事の反骨心で開発された。


タイガーショットは翼への、ネオタイガーショットはシュナイダーへの、ライトニングタイガーはミューラーへの、雷獣シュートは火野への対抗心。

やはり日向は自分を負かした相手を新必殺シュートでもって打ち破りながら成長するタイプのようだ。


ワイルドタイガーが活躍しないのはライバルがいないなかで誕生したからだろう、多分…


○余談

若島津と共に同人界を席巻し、同人黄金コンビとよばれた。

大空翼のライバルとして設定されたため、翼のモデルである水島武蔵の「武蔵」から連想して「小次郎」と名づけられた。

○血縁者及び関係者

◆赤嶺真紀…ソフトボールに打ち込む少女。WY編で現れた彼女候補だが、日向ファンの腐女子には不評であった。
      彼女のソフトボールの投げ方から雷獣シュートに開眼する。後に渡欧する日向に空港でお守りを渡し、周囲にいた日向ファンの女性に衝撃を与えた。
      ソフトボール日本代表になったらしい。

◆日向母…夫を亡くしたこともあり、働きずくめで身体が弱い。日向が家族のために遊びもせずバイトすることに胸を痛めていた。

◆日向兄弟…あんま出てこない兄弟。

◆松本香…東邦学園スカウト。日向の人生を変えた人。後に会社を立ち上げ、WY後に日向をCM・ビデオ・ゲーム等など様々な媒体で起用。
     さらにユベントスのテストの根回しをするなどこれでもかと日向の世話を焼いた。
     おかげで日向はがっぽり稼ぎ、日本に残す家族に家を買ってあげることができた。
     まさに日向にとって恩人と言える人であり、ユベントス入団記者会見の場では彼女への感謝の言葉を口にした。

◆吉良耕三…日向、若島津、沢田の師匠。酔っぱらいで定職に就いているかわからない、サッカーが上手いという意味では、日本版ロベルト。


◆北詰誠…東邦学園監督。自分にも他人にも厳しい人。失踪した日向に対する処断は、厳しいが監督として正しい。
     日向抜きで全国大会決勝まで勝ち上がり、東邦学園を日向に頼りきらずとも戦えるチームに成長させた。
     キャプテン翼史上、最もまともな監督とも。翼世代が代表に名乗りを挙げた時の監督候補の呼び声が高い。


○名言

◆俺のサッカーはてめえらみてえなあまちゃんなサッカーとは違うんだ!

◆俺のサッカーは、勝つためならどんな事でもするサッカーだ!

◆そうだ! どうしても とめられない相手なら反則をおかしてでも、とめていいんだ!!

◆いつまでも調子にのってんじゃねえ!

◆お前の息の根は俺が止めてやる!!

◆おれは サッカーに おける ストライカーナンバー9番を背に世界一のエース・ストライカーをめざす!!

◆どけ シュナイダー
おれの前にたちふさがるものは すべて ふきとばす!!これが ネオ・タイガーショットだァ!!

◆雷獣シュートが完成したぞぉぉぉぉぉぉ!!!

◆なにィ、翼が雷獣シュートだとぉ!

◆ミューラー、てめぇのどてっぱらをこれでつきやぶってやるぜぇぇ!!!

◆走れイナズマうおおおお!


追記・修正は沖縄で荒波に向かって通常の3倍の重さのブラックボールの軸を正確に打ち抜いてキック力を100%ボールに伝える新シュートを開発してから、お願いします。

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