若林源三

登録日:2011/07/24 (日) 02:39:08
更新日:2021/02/11 Thu 17:14:39
所要時間:約 8 分で読めます




概要


若林源三はキャプテン翼の主要登場人物である。
通称はG.S.G.K(グレート・スーパー・ゴールキーパー)、東洋の守護神など

国籍: 日本
生年月日: 12月7日
出身地: 南葛市
身長: 183cm
体重: 77kg
ポジション:GK
利き足: 右
趣味:とりかご、闇討ち、目下の者に酷い侮蔑的な渾名を付ける、ベーゴマ、ボクシング
所属:修哲小サッカー部→南葛SC→ハンブルガーSV→無所属→バイエルン

担当声優は以下の通り。


略歴

ポジションはGK。作中でもトップクラスの実力を持つ。

大空翼の良き親友であり、そしてG.S.G.K(グレート・スーパー・ゴールキーパー)*1と呼ばれる程の実力を持っている。

しかし、作中では決勝や決勝トーナメントまで試合に出られないことが多い。

これは、若林の能力があまりに高過ぎるので、作者がパワーバランス調整のために怪我やその他の理由を後付けするためである。

そのため、森崎有三若島津健が若林登場までの前座として使われることが多い。

WY編では監督の見上が若島津を前座にするとはっきりと明言してしまい、これに若島津は激怒。
一時期若島津が代表を離脱する騒ぎになってしまった。

地元では名士で名が通っている若林家の三男。要は金持ちのボンボンである。

取り巻きを引き連れたり、後述するが西ドイツに留学した後もキャプテンと呼ばれるなど人望はある。

翼と出会った当初は、小学5年生の時点で修哲小のキャプテンとして
無失点で全国優勝を成し遂げていたため、天狗に。小学生だし…。


ただし天狗になっていても決して脳筋キャラではなく
第1話では公共のグラウンドの件で石崎了に頼まれて、若林をシメに来た南葛中学の連中を返り討ちにした。
ペナルティーエリアの外からラグビーボールやハンドボール、
さらには野球のボールを使ってまでゴールを決めさせなかった。

ただしラグビーボールは芯で捕らえるのが難しくコントロールが難しい。
ハンドボールはサッカーと比べ、ゴールの大きさは倍以上だが距離は3倍以上。
特に南葛中野球部のキャプテンなどは、そりゃ如何に野球のボールとはいえ
キーパー正面ど真ん中にストレートを投げたら防がれるわな。

これでは勝つほうが難しく、戦わずして勝つという頭の良さを見せる。
野球部だけは相手がアホだったために救われた

他にも「とりかご」とよばれる、勝ち越した後に攻めると見せかけてパス回しをして
時間を稼ぐセコ…頭脳的な戦術*2で勝ち星を重ねて、全国で無失点優勝をするなど頭は働く。
ゲームではこの技無しではとても勝てない為、よく使われる。決して若林を笑うことはできない。

南葛小との対抗戦で翼&岬太郎との戦いや格下と見下していた石崎に「とりかご」を破られてから
性根を入れ換えて、今のような漢気のある性格となった。

小学6年生の全国大会では、怪我をして決勝しか出られなかったものの
堅実なセーブをし、見事全国大会2連覇を成し遂げた。

その後、ドイツ留学へと旅立ち、ハンブルクに入団する。
しかしキャプテン翼マガジン第2巻によると、ドイツに留学し入団した当時、日本とのあまりのレベルの差を見せつけられてしまい、
「自分ならある程度ならやれるだろう」
という自信を完璧に打ち砕かれてしまったとの事らしい。

更にチームメイトから人種差別を受け、リンチされたこともあったが、若林は1人1人闇討ちをして借りを返していた。
若林さんパネェっす。

決して落ちぶれる事無くがむしゃらに練習を重ね、常に結果を出し、実力を周りに示す事で世界レベルのGKになれたとの事。

天才GKなどと言われているが、実際には凄まじいまでの努力家なのである。


そして3年後の世界Jr.ユース大会において、日本代表チームに対してわざと悪役に徹してチームメイトの奮起を促していた。
その際、自分が大会に出たい気持ちも我慢して、若島津にGKの座を譲り最後まで嫌われ役に徹しようとした。
若林さんまじ漢。

しかし準決勝において若島津がナポレオンのキャノンシュートを止めた影響で怪我したこともあり、見上監督に先発を言い渡され動揺する。
が、日向小次郎が若林がわざと嫌われ役に徹していたことをチームメイトに明かし、
チームメイト全員の後押しを受けたことにより、決勝への出場を決心する。
そして決勝において、西ドイツメンバーの弱点を調べ上げた資料を渡して丸裸にし、
堅実でカッコイイ見事なセービング一度帽子を使ってボールを弾き出す珍プレーまでやらかしたがをして、日本代表を優勝に導いた。
実際のサッカーのルールでは反則なんだが…。

ジュニアユース大会後、主人公の翼を差し置いて、15歳でプロ契約を結んだ。
怪我などの事情により決勝あたりまで出場出来ないことが多いが、と思った人は多いはず。
だが当時のハンブルグはすでに主力GKと控えGKが共に怪我で出場不可能になってしまい、急遽GKを獲得する必要があったのである。
他に頼る者が居ない状況なら若林も怪我せず戦い抜いてくれるであろう。

上記のような変遷から、作中で精神的に一番成長したのは、翼でも日向でもなく若林だと思う読者も多い。

日本代表のキーパー・川口能活が若林君に憧れてキーパーを目指した事は有名。アディダスの帽子を被ったり三角飛びをやっていた。
実際、若林のように帽子を被ってGKをした人が多い。
三角飛びは実際のサッカーのルールでは反則なんだが…。

若島津ほど派手なセービングはないが、GKとしての実力はキャプテン翼の中でも1、2の実力を持つと言われており、
実際、かつてはペナルティエリア外からのシュートは絶対に入れさせないほどのディフェンス力を誇っていた。
「自分さえ抜かれなければチームが負ける事はない」という持論を持つ。

なお、このペナルティエリア外のジンクスを初めて破ったのは
西ドイツ代表のシュナイダーの必殺シュート『ファイヤーショット』である。
世界ジュニアユース大会直前まででは若林がこのシュートを止める確率は2分の1。
しかしあくまで練習時においてであり、試合では結局神話は守られた。

ドイツユースのGKとして特別参加したオランダユースとの練習試合では、
ブライアン・クライフォートのシュートを至近距離から受け、右手首に怪我を負う。
ブンデスリーガに戻ってからも無失点記録を作っていたが
FCケルンとの対戦でステファン・レヴィンのシュートを受け、左手首に怪我を負う。
リハビリのため全日本ユースへの参加を見合せていたが、チームが危機のため参加。

その後、世界ユース大会アジア地区予選にて
中国代表の肖俊光の必殺カウンターシュート「反動蹴速迅砲」でまるで森崎のように全く反応もできず棒立ちのままゴールを奪われ伝説崩壊。
ペナルティエリア外どころかコート中央付近からの超ロングシュートで、
「心に大きな穴が空いたよう」
というショックを受ける。
さらに試合中に何度もシュートを防いだために負傷箇所も悪化。
それでも本大会には間に合い、レヴィン、クライフォートに雪辱を果たす。 

決勝戦でブラジル代表真の背番号10偽コインブラナトゥレーザの前に完全敗北。
この時、肖俊光にやられていたことをすっかり忘れていたのか、これが初めてだと思い込んでいた。


ちなみに、2005年の公式の人気投票では、第2位となった。

ブンデスリーガに戻ると怪我も完治し、4試合連続無失点と好調を維持。
しかし、シュナイダー、レヴィン、肖などを擁するバイエルン・ミュンヘンとの試合では2失点。
さらに監督の作戦に無い、GKのオーバーラップを敢行して失敗、
相手に決勝点を与えるキッカケを作ってしまった。

その後、監督の不興を買い、スタメンから外されてしまう。
後にハンブルガーSVを退団し、番外編ではその後バイエルン・ミュンヘンに移籍した事が描かれている。

五輪代表チームに補強メンバーとして合流するが、ナイジェリア五輪代表チームとの親善試合では2失点。
五輪アジア最終予選、アウェイのオーストラリア戦では目に怪我を負い、負傷退場。
作者の手により、弱体化補正がかけられている。

決勝トーナメントのドイツ戦では読者がうんざりするほど神がかり的な守備力で幾度もドイツの攻撃を阻むが、シュナイダーとの接触プレイで重傷を負い病院に運ばれる。
その後、若林に替わってゴールを守るのは森崎。*3彼が守り続けた2点のリードはあっという間にシュナイダーに逆転された。
その後は日本攻撃陣がゴールを量産、森崎も別人のように奮闘して勝利を掴む。
病院に裸踊りの動画を見せに見舞いに来たシュナイダーに、バイエルンへの移籍を承諾する。隣で聞いていたカルツは「ハンブルクの勝ち目が全く無くなる」と悲鳴を上げていた……。


ゲーム版では必殺セービングが無いせいで若島津より使えなかったり、
逆に通常技が必殺セービング並の威力だったりと毀誉褒貶の激しいキーパーとなっている。
II、IIIでは頼り無いが、IV、Vでは「ペナルティエリア外からのシュートは一部を除いて100%止める」という超絶強化を受ける事に。


関係者


  • 見上辰夫
若林家に雇われているサッカーコーチ。
元日本代表GK。
若林の特訓に、高校生のシュートを至近距離から2本同時に打たせてパンチングさせるという荒業を行わせる。
修哲対南葛の対抗戦で点を取られてヘタレて帰ろうとする若林を殴り、一喝、若林を更生させる。
その後、西ドイツにサッカーコーチの研修に行くのだが、その際、若林に一緒に来ないかと誘い、若林がこれを承諾して、キャプ翼ワールドが大きく変わることになる。
全日本Jr.ユース代表監督、全日本ユース代表監督を歴任。
選手の選び方に癖があり、MFの選手を多めに選んだり、コンバートを多用したり、顔の良い子を起用したりしている。

  • ハンス・クライマン
ハンブルクのGKコーチ。WYに登場。全日本ユースチームに参加する。
若林からの信頼も厚い。

当該項目にて。

  • ヘルマン・カルツ
口にくわえた楊枝がトレードマークになるハンブルガーSVでの同僚。
国際戦では敵になる。
若林、カルツ、シュナイダーの3人は少年時代を共に過ごした親友の間柄。
普段はよく言えば流す、悪く言えば手抜きプレーをするが、ここ一番では本気を出す選手。
パス、ドリブルに長けて、シュートもループシュートを放つなど曲者ぶりが目立つ。
口調も飄々としているが、本心は義理人情に厚い。


必殺技


  • 心眼(テレパシー)セービング
劇場版アニメで登場。
『ヨーロッパ大決戦』ではシュナイダーのバナナシュートに、『危うし! 全日本Jr』ではシュナイダーのミラージュボールに対抗する為に、目を瞑り「心眼」でセービングしている。

  • 三角飛び
原作のジュニアユース編でのドイツ戦で使用。
ゴールポストを蹴る事で反対側に飛ぶ技で、若林はゴールバーも蹴っている。

名言集


『お前等この試合50点が目標だ! いいな!』

『お前等、とりかご好きか?』

『くそっ!! 若林源三をなめるなァ!!』

『たて翼! たちあがるんだ翼!! おまえは このまま おわるつもりなのか みんなで勝ちぬいてきたこの努力をムダにするのか!! 南葛のサッカーは おまえのサッカーはこんなものだったのか!! こたえろ翼!』

『サッカーがだめなら こんどは腕ずくか!! タイマン勝負なら いつでも相手になってやるぜ!!』

『サッカーは格闘技のはずだぜ日向小次郎!』

『あぶなくゴールをプレゼントするところだったぜ』

『お前こそ日本のスーパーがんばりゴールキーパーだ!』

『ナイス判断だー、若島津ー』


日本人プロ・トップクラスの実力派であるが、何故か浮いた話のない人。


追記、修正は、ペナルティエリア外からのシュートが通用しない方がお願いします。


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最終更新:2021年02月11日 17:14

*1 スーパー・グレート・ゴールキーパーという場合もあり

*2 現実のサッカーでも使用される、立派な戦術の1つ。この漫画ではとりかごを始め、反則覚悟で相手を止めに行ったりと言った、普通の少年漫画なら「それは卑怯だ」と忌避される作戦を敵味方とも勝つためなら普通に遂行する。またオフサイドトラップなどの高等技術を小学生のうちから使う選手が出るなど、子供向け漫画にもかかわらず大人・プロの戦術を活用しているのである。とは言え、一応小学生の時はチームメイトに「お前ら、とりかご好きか?(勝つために今までやってきたけど、俺も本当は好きじゃ無かったんだよ)」と語り、堂々と勝負を挑む姿勢を選んでいる。

*3 若島津はその前にFWとして出場するも、タイガーボランの反則タックルにより負傷し交代していた。