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日向小次郎(キャプテン翼)

登録日:2012/02/11 Sat 15:54:28
更新日:2026/07/21 Tue 03:42:01
所要時間:約 8 分で読めます




概要

日向(ひゅうが)小次郎(こじろう)は『キャプテン翼』に登場するキャラクター。

国籍:日本
生年月日:8月17日
出身地:明和市
身長:180cm
体重:70kg
ポジション:FW
利き足:右
所属:明和FC→東邦学園中等部→同校高等部→ユベントス→レッジアーナ(期限付き移籍)

担当声優は以下の通り。

略歴

交通事故死した父親の代わりに小学生の時には家計を助けるためのバイトをしながら*2サッカーを続けていた苦労人。
サッカーで家族に楽をさせてやる計画を胸に秘めていた家族思いの長男

「ボールを持ったら一直線だ!」などとプレイスタイルは全般に荒く。向かってきた相手DFを吹き飛ばす。
その荒々しさから、小学生時代から「猛虎」という強烈な異名を持っている。

その才能と努力が実り、学費全額免除プラス生活費補助という特待生待遇で東邦学園に入学。
テクモ版ではメキシコ修行を経てセリエAユベントスへ。
原作では高校卒業(WY編終了)後に直接ユベントスに入団。しかしトップチーム定着とはならず3部のレッジアーナに期限付き移籍することになる。


小学校時代から勝利のために、もしくはサッカーは格闘技、と言っては相手選手に思いっきりシュートをぶつけに行く習性があった。※実際には危険行為と見なされます。
東邦学園入学後は北詰監督らの熱心な指導の賜物か真人間に更正しかけたのに、
中学東京予選決勝直後に小学生時代の恩師の吉良監督より

「おまえは東邦にはいり他のことには気をとられずサッカーだけにうちこめるようになった しかしそれが逆におまえからハングリー精神をうばい あの燃えるような闘志の炎を消す結果になったんじゃ」
「今のおまえは牙のぬけおちたおりの中の虎よ!」
「昔のおまえなら三杉の心臓をけやぶってでもゴールをめざしたはずだ!!」(※蹴破るイメージ付き)

などと無茶苦茶なことを焚きつけられ、無断で吉良が待つ沖縄に向かい、再び勝つための闘争本能に開眼してしまった
(まあ片桐さんも日向の成長を酷評していたので、吉良の勝手な言い分というわけではないようだが……)
そして血の滲むような特訓を経て、吉良がちゃんと工面していた本土行きチケットを受け取り爽やかに別れを告げ堂々と帰還した……までは良かったのだが
キャプテンの立場でありながら全国大会直前に何も言わず失踪したことに激怒、特待生から除外するとまで息巻いていた北詰監督には対面早々「この大会おまえは使わん」と切って捨てられてしまい、そのまま決勝まで引っ張られる大事件へと発展することに……
これには日向も相当懲りたはずなのだが、放浪がクセになってしまったのか以降も何かあると肝心な時にいなくなっては各種関係者を青ざめさせる。


タイガーショット、ネオタイガーショット、ライトニングタイガー、ファイナルタイガー、雷獣シュートなど、原作でもゲームでも何度となく新たな必殺シュートを生み出している。
とりわけゴールへの執念に目覚めたときに新必殺技を完成させる傾向がある。
「ミューラー、てめぇのどてっぱらをえぐってやるぜ!」などといった物騒過ぎる物言いが出たらフラグである。

中学生編まではエースナンバーとして10番を背負っていたのだが、翼に10番を譲ったジュニアユース編からは最強のストライカーを目指すという意識のもと、ストライカーのエースナンバーである9番がトレードマークになる。
プロでは立場の都合上、ユベントスでは「1+8」という歪曲表現、レッジアーナでは「虎」の字の中から取った78番を着けている。

ユベントス入団後、メディカルチェックで専門家に「サッカー選手の体とは思えない」「こんなバランスの悪い選手は初めて」「セリエAを戦うことは絶対にムリだ」とまで言わしめるほどの(現在までの過度な特訓のせいであろう)右脚に偏重したボディバランスの悪さを指摘され、肉体改造に専念することとなった。
い、今更そんなマジレスされても……。
もっと早い段階で気づくべきコーチ陣は何をしていたのだろうか。
実際に作中でも「今まで日本でどんなことをしてきたのか…まったく話にならん」と、この診断を下したフィジカルコーチのマッツに言いたい放題されてるが(なお日向は周りの人間を悪く言われたことに怒った)。

他のFWに負傷があったためスタメンデビューを飾るも、パルマのDFトラムに技という技を完封されて「エース殺し」と称したボール越しの踏みつけという悪質行為もあってボロボロになり前半途中で交代という屈辱的な結果に終わる。
ただしトラムは相当な実力者とされており*3初陣としては相手が悪く、その右脚の破壊力と力の差を見せつけられても最後まで折れなかったメンタルはチーム内外、トラム本人にも認められている。

直後にセリエC1(3部リーグ)のレッジアーナからの期限付き移籍のオファーが届き、力不足を痛感した日向はそれを承諾。
3部となるとさすがに今の日向でも朝飯前であり、立派にエースストライカーを務めながらバランス矯正のトレーニングを積み、最終節では同じように期限付き移籍した葵新伍を擁するアルベーゼと昇格を賭けて戦い勝利、2部昇格へと導く。
ただ肝心のトレーニング内容が右脚以外を鎖で縛り付けた「俺のバランス矯正ギプス」を着用して生活という本当に専門家のサポートを受けられてるのか心配になる内容であり、見開きで「ブリーフ一丁に全身鎖」という傍から見たら変態でしかない姿を晒して読者の爆笑を誘う。
ライジングサン時点では去就は決まっていないが、NEXT DREAMではシーズン終了後にユベントスへ呼び戻されている。

必殺技

  • タイガーショット
日向の代名詞。沖縄で台風が迫る荒波に向かってボールを蹴ると言うムチャな特訓で身につけたキック力で放つシュート。
つまりは沖縄特訓以降の日向が全力でシュートを放てば、それがタイガーショット……ということのはず。
反町が左脚で放ったシュートの倍近いスピードで一直線で飛んでいき、その威力はコンクリートに穴を開ける程。南葛DF陣や森崎は一切反応できなかったが、翼には一直線の軌道を読まれドライブシュートで打ち返されている。
当然、小学生はみんな真似した。ちなみに命名は日向本人ではなく東都スポーツの田島記者。
なお名前はタイガーシュートではないので注意。

  • ネオタイガーショット
中学全国大会後のヨーロッパ遠征初戦のハンブルグ(ハンブルガーSV)戦で若林相手に事実上の完封負けを喫したのをきっかけに編み出した新必殺シュート。
吉良監督から送られた、通常の3倍の重さというブラックボールを蹴り続けた事により向上したキック力で放つシュート。
つまりはブラックボール特訓以降の日向が全力でシュートすれば、それがネオタイガーショット……ということのはず。
スピードはさほど向上してないが格段に威力が増しており(理屈は謎)、至近距離からくらうとまず骨折級のダメージを受け、キャッチングはおろかパンチングも困難らしい。

JY編ではワンハンドキャッチしようとしたヘルナンデスの右腕を骨折させ、シュナイダーを吹き飛ばした上に片手で10tぐらいある岩石を粉砕するミューラーの左腕をはじいてゴールを奪った。
それにしても、日向もわずか数日の特訓でシュート力を格段に向上させるとは、サイヤ人もビックリである。

RONCではSシュートとして上位の必殺シュートが必要、かつJY編準拠という設定の都合上オリジナルの必殺シュートが付けられたキャラが多いのだが、日向はネオタイガーがあるのでそのままSシュートに採用されている。
また、RONCでは翼もブラックボールを使って「ネオドライブシュート」を生み出すことになった。
ここからわかるように無印の範囲内で必殺シュートの上位版まで編み出したキャラは日向くらい。翼もドライブシュートのバリエーションはあるが。

  • タイガーダイビングヘッド
ブラックボールによって鍛えられた足腰が生み出す、ダッシュ力・スピード・ジャンプ力の三要素を備えた突進から繰り出されるダイビングヘッド。
原作ではJY編のアルゼンチン戦でのみ一度使われた。
テクモ版では5でのみ使用可能(なお、文字数制限の都合上「タイガーダイビンヘッド」と表記されている)。
確かに身体能力で必殺シュートを強化したのだからダイビングヘッドも強くなるというのは道理だが、似たような事例はあまり見られない。

  • 猛虎タックル(テクモ版では「タイガータックル」)
日向の殺人タックル。その威力は並み居るストライカーたちをはじき飛ばす。

  • ごういんなドリブル
日向の代名詞。相手をかわそうとせず力で弾き飛ばす強引なドリブル。
作中では日向に限らずパワー自慢タイプの選手は似たようなことをする場面が多い。
原作では主に「直線的なドリブル」といった表現をされているのだが、テクモ版で生み出されたこの表現のインパクトは大きく、専らそっちで浸透している。後年のゲームでは原作準拠のネーミングになりつつある。
なお現実では相手に突っ込んでいって弾き飛ばすような行為は攻撃側のファウルのリスクが高い(絶対とは言えない)が、テクモ版ではなぜか守備側だけファウル判定がある。

  • オーバーヘッドタイガーショット
中学生編の対南葛戦で披露。
タケシの足を踏み台にして相手DF陣を飛び越え、オーバーヘッドでタイガーショットを打つ。森崎と翼ごとボールをゴールに押し込んだ。
テクモ版では3から追加、ゲーム内名称は「タイガーオーバーヘッド」。
日向の弱点だった低いボールを補ってくれる技として登場(ただしガッツ消費が激しい割に、威力はあまりアテにならない)。
なぜオーバーヘッドなのに低いボール用なのかはゲームの都合だったのか謎で、5ではタイガーダイビングヘッドで穴が埋まったからなのか高いボールに直された。

  • ドライブタイガーツインシュート
翼と日向の放つ今世紀最大の合体必殺シュート。なのだがミューラーに呆気なく止められてしまう今世紀最大のかませシュートでもある。
テクモ版では3回必殺シュートを外すと、1/8の確率で翼が「おれはあきらめないぞ!ゴールをうばえないキーパーなんて(略)」と言うカットインが入り、打てるようになる。
ツインシュートのくせにコーナーキックからも打てるという不条理極まるシュートでもある。

  • 東邦ツインシュート
JY編の西ドイツ戦で使用した、タケシとのツインシュート。
日向とタケシでキック力が違いすぎるため必然的にカーブがかかり、シュートと思いきやパスになって意表を突くという壮大なフェイントであり、ミューラーからゴールを奪う連携攻撃の一手目を担った。
ゲームではイベント以外でそこまで再現するわけにもいかないため普通にシュートとして使われる。テクモ版では5のみで意外に採用が遅い。

  • 雷獣シュート
WY編にてお約束の沖縄特訓で開発した新必殺シュート。沖縄で出会ったソフトボール選手・赤嶺真紀のライズボールから発想を得た。
全力で蹴るだけだったそれまでの必殺シュートとは異なり、地面をわざと蹴る事により反動の分シュートの威力が増し、更にキーパーの手前で何故かホップする
大木をも真っ二つにする破壊力があるが、地面を使うためボレーなど浮き玉に対して撃てないという欠陥がある。そのため自殺点の借りを返そうと次藤が背中を差し出そうとしたこともある。
カタログスペックから考えると、ホップ軌道は応用が効きにくいし、コントロール性も悪そうである。

実は日向以前にロベルトもこのシュートを編み出しており、スカイウイングシュートと名付けられ翼やサンターナにも伝授されており(「翼は教わったうえで習得を一旦諦めたのを、日向は独力で習得してみせた」という表現にはなっているが)、後のシリーズではガルバンやタイガーボランといった中堅どころにまで真似されてしまう。
そして、アジア~本大会予選までは大暴れしていたのだが、WY決勝トーナメントではスウェーデン代表DF・ブローリンの腹筋に弾かれ、オランダ戦はカットされたが描写から無得点なのは確定、さらにブラジル戦ではロベルトやサンターナのスカイウイングシュートで徹底的に雷獣シュートを研究し尽くしたサリナスにドヤ顔でキャッチされるなど、3試合全て不発(というか日向自身が無得点)。
……と、鳴り物入りの登場だったのに使い勝手が悪く、独自性がなかったことが後で判明し、大舞台では輝けなかった不遇の技。
一応、雷獣パスにスカイウイングツインシュートを重ねる「閃光雷獣シュート」を生み出してアシストで1点奪う役割は与えられたが……

見た目の手軽さのため、全国のサッカー少年が真似して足首を痛めてないかが一番の気がかりである(トッティがこの技の練習で怪我をしたという逸話もある)。
実際作中でも足の負担が大きいとハッキリ言われており、日向もプロ入り後は足への負担を考慮し封印する方針となった。と言いつつどうしてもという時は使用しているが。
雷獣などという伝承生物にクラスチェンジしたりせず、猛虎を貫くべき運命なのかもしれない。

なおタイガーショット系列と違いこのシュートのみ雷獣シュートである。

  • ワイルドタイガーショット
ユベントスに入団した日向が、封印した雷獣シュートの代わりに編み出した新必殺技。
ボールの芯を正確に打ち抜く事に主眼をおいたシュート。
雷獣シュートに比べて威力は劣るものの、足への負担が少なく、打つまでの隙も無いのが特徴。

  • ライトニングタイガー
テクモ版3の新必殺技。ミューラーにネオタイガーショットを止められたため、一時チームから脱走して開発した。
どこでどんな特訓をしてきたかは一切語られていないが、ブラックボール特訓以上のキック力を身に着けたことが推測される。
放つ際には背後に稲妻のエフェクトが発生し、「走れイナズマ!!うおォォォォォッ!」という掛け声と共に放たれる。
「ミューラー!てめえのどてっぱらをえぐってやるぜ!」と明確な攻撃意図を持って繰り出される。
初出は上記の雷獣シュートよりも先であるため、作者がこのシュートを参考にしたと評判である。

  • ドラゴンタイガー
テクモ版4の新必殺技。なんか「ドラゴンシュートとタイガーショットによるツインシュート」みたいな名前だが日向の単独技。
放つ際には背後に龍が現れ、虎はなぜか初披露時のみ現れる。
龍の動きを意識したのか、小刻みに蛇行しブレ球で飛んでいく。
ブラジルを完封した強豪GKシューマッハに向けて、特に恨みは無いが「シューマッハ!えじきになれ!」と叩き込んでいる。

日向曰く「この技にプロ生命を賭ける」覚悟だったが、なぜか5では消えている。
さらにライトニングタイガーも忘れてゲーム開始時はネオタイガーショットにまで戻っており、チーム内でも一時低迷。
その状態の日向を見た三杉は「代表入りは無理だな」と冷たく酷評している。
後に回復してライトニングタイガー復活、ファイナルタイガー開発へと向かうが、ドラゴンタイガーは戻ってこなかった。
まあ、さすがに龍になろうとするのは迷走すぎたのかもしれない……雷獣にも繋がる教訓である。

  • ファイナルタイガー
テクモ版5の日向の最終兵器。シニョーリに対抗するために編み出されたシュート。タイガーショットの究極形。
三杉曰く「今までのタイガーからフォームの無駄を無くし、日向の驚くべきキック力を100%活かして打つ最強の弾丸シュート」。
このシュートは日向をさんざんおちょくった悪ガキ・シニョーリにスランプに追い込まれた事の反骨心で開発された。
案の定シニョーリにぶち込んで吹っ飛ばした上に、GKゲルティスも吹き飛ばし、毎度のごとくゴールネットを貫通、ついにはコンクリートの壁を貫通した。殺す気か。
なお、喰らったシニョーリは直後に「ちくしょう」と悔しがるだけで、ゲルティス共々怪我をした様子も無い。石崎並の生命力である。
しかし、なぜかおまけステージでは再びファイナルタイガーどころかライトニングタイガーも使えなくなっており、ネオタイガーショットで戦わなければならない。
ファイナルタイガーが使えればジウマール相手にも対抗できるのに...

タイガーショットは翼への、ネオタイガーショットはシュナイダーへの、ライトニングタイガーはミューラーへの、ファイナルタイガーはシニョーリへの、雷獣シュートは火野への対抗心。
やはり日向は自分を負かした相手を新必殺シュートでもって打ち破りながら成長するタイプのようだ。
ドラゴンタイガーはルートによっては翼に負けたことへの対抗心だが、別のルートでは特に開発された理由は語られない。プレイヤーの知らないところでまた何かあったのだろうか。そして原因となった相手はまた吹き飛ばされ
ワイルドタイガーが活躍しないのはライバルがいない中で誕生したからだろう、多分…


余談

◆当時は若島津と共に同人界を席巻し、同人黄金コンビとよばれた。

◆翼のライバルとして設定されたため、翼のモデルである水島武蔵の「武蔵」から連想して「小次郎」と名づけられた。

◆テクモ版では容量の都合だろうがキャラクターバリエーションの1つとして腕捲りが各国に分布している。
主な分類特徴としては、日向同様に相手キャラを弾き飛ばす強引なドリブルなどの必殺技を使う、ふっとばし系の選手に多い。例:ブラジルのザガロくん、韓国のシャくんなど。


血縁者及び関係者

言わずと知れた終生のライバルだが、格付けとしてはハッキリ言って翼の方が上と言わざるを得ないのも事実。
小学生編では岬と若林(1戦目は不在)をも擁した南葛と互角に渡り合っていたが、中学生編では上記のように関係者から成長の無さを酷評され、最後は己を磨き上げ最高の状態で決勝に挑んだのに、対照的に満身創痍でピッチに立っている翼にすら苦戦を強いられ*4、これには日向も打ちのめされ、戦いの中で苦悩することに。
この戦いで翼への執着を昇華し、以降は概ね翼のことを心から認めるようになり、ストライカーとして己を高めるという目標にシフトしていく。
翼とは対照的な境遇と信念で生きてきた日向が、翼との戦いを通じて感銘を受けて変わっていく要素は若林や岬などには無い部分であり、キャプ翼の物語の中で重要な要素だろう。

転校の最中に出会った一人で、「小次郎」と名前で呼び捨てにされるのが印象的。日向もそのことに文句とかはないようなので、他の皆も案外そう呼んでみるべきなのかもしれない……。
そんなおいしい要素もあるものの、作中ではそんなに関係性には踏み込まれない。小学生編では敵、JY編以降になるともう南葛組の方が親しい仲だし、ライバル的な立場だった高校時代はWY編の前日談として流されており……と描くタイミングがいまいち無かったのもあるかもしれないが。

  • 赤嶺真紀
ソフトボールに打ち込む少女。WY編でついに現れた彼女候補だが、日向ファンの腐女子には不評であった。
だが日向のウブ&ツンデレぶりが発揮されるため、陽一先生が挟みたがる恋愛描写の中では見応えがある。
彼女のソフトボールの投げ方から雷獣シュートに開眼する。後に渡欧する日向に空港でお守りを渡し、周囲にいた日向ファンの女性に衝撃を与えた。
なお、そこらの一般ソフト少女ではなく後にソフトボール日本代表に選ばれるなどガチな実力者である。

  • 母親
夫を亡くしたこともあり、働きずくめで身体が弱い。日向が家族のために遊びもせずバイトすることに胸を痛めていた。
WY編では無理が祟って一時危篤状態に。結果的には回復したものの多額の入院費を工面するために、日向が危うく海外挑戦の夢を断念し日本へ留まるところであった。

  • 日向尊、直子、勝
一応名前はあるのだがあんま出てこない弟妹。

  • 松本香
東邦学園スカウト。後に会社を立ち上げ、WY後に日向をCM・ビデオ・ゲーム等など様々な媒体で起用。
さらにユベントスのテストの根回しをするなど、小学生編での登場以来、全編通して日向をサポートし続けてきた。放浪癖を発症しても
おかげで日向は才能を腐らせることなくサッカーに打ち込めて、自身のアイドル活動によってがっぽり稼ぎ、イタリア行きの前に家族のために家を買ってあげることができた。
日向にとってはまさしく恩人と言う他ない人であり、ユベントス入団記者会見の場では彼女への感謝の言葉を口にした。
ちなみに彼女自身も日向のお陰で多額の利益を上げることが出来たらしいのでWIN-WINの関係でもある。

  • 吉良耕三
日向、若島津、タケシら明和FC組の師匠。日向にとってのロベルトと言えないではない存在*5。こっちはずっと酔っ払いだが。
指導方針も前時代的なところはあるが長所を伸ばすという意味では決しておかしいものではなく、現在の日向があるのは彼のおかげなのは間違いない。
最も能力に秀でている日向偏重の育成・起用が目立つが、その日向を生かすためにタケシとの連携を学ばせたりもしている。
沖縄の件は印象深いやらかしではあるが、干されているのを知ってようやく事の重大さに気がついたのか北詰監督に「ワシのせいだから小次郎を許してくれ」という旨の手紙を送り、さらに決勝当日には現地へ駆けつけ北詰に土下座嘆願*6と、無法者に見えるが責任感も一応ある。
何が何でもすぐに結果を出したいという場合には優れているが、長期的視野やチーム全体の底上げなどの総合力で判断する場合には疑問符がつく。そんな人。

  • 北詰誠
東邦学園監督。自分にも他人にも厳しい人。公式大会期間中に断りもなく失踪した日向に対する処断は、厳しいが監督として正しい。
日向抜きで全国大会決勝まで勝ち上がり、結果的には東邦学園を日向に頼りきらずとも戦えるチームに成長させた。
その中で日向のチームメイトへの影響力も認め始めていたが、日向の暴挙を赦すことは指導者としての信念に反することから撤回する気はなかった。
だが決勝直前、日向に「決闘状」で呼び出されると日向がプライドを捨てて土下座、さらにチーム一同の嘆願を受け、若島津らと本気で勝負して勝ったら認めるという形で折れる。
そして同時に、信念を曲げて日向を起用したことへのケジメとして、この決勝を最後に、学園関係者や日向を含めた部員たちの慰留を押し切り東邦学園中等部サッカー部監督を辞任。日向には「これからは主将としての責任を果たすように」と厳命した*7
キャプテン翼史上、最もまともな監督とも。他の指導者陣と違って以降のキャリアは明らかにされていないが(日向の試合を観に現れたりはしている)、翼世代が代表に名乗りを挙げた時の監督候補の呼び声が高い。

  • マッツァンティーニ
日向の恩人その2。ユベントスのフィジカルコーチ。通称マッツ。
日向のボディバランスを酷評した張本人のため第一印象は悪かったものの、何かと気にかけてくれており、もがく日向を真摯にサポートする。
レッジアーナへ旅立つ際に「向こうでゴールを決めた数だけ好物のピザを宅配で奢る」と約束し、ゴールを量産しながら律儀に約束を守ったため、食いすぎでちょっと太ってしまった。

  • ユリアーノ・ゴッツァ
日向の恩人その3。レッジアーナでのチームメイトで、セリエAでのプレー経験もある地元出身のベテラン。
公私において何かと日向の世話を焼き、自分が経営しているレストランで毎日日向に無償でご馳走を用意してくれている。
日向も「ゴッツァさんがいてくれなかったら、俺はセリエCのシーズンをここまで戦って来れなかった」と感謝の言葉を口にしている。

  • シュバイル・タイガーボラン
ドイツ五輪代表のMF。日向と同じく「虎」の異名を持ち、日向への対抗心からカルツのアドバイスを受け雷獣シュートまで習得した。
日本代表との試合では幾度となく日向とぶつかり合い、日向と互角に渡り合うなど相当な実力者。
試合後に「同じ虎の異名を持つ者同士、激しくやり合えて楽しかった」と日向と親交を深め、互いにユニフォームを交換している。
ちなみに名前の由来はドイツ代表の「バスティアン・シュヴァインシュタイガー」だと思われるが、そちらは意味としては「Schwein-Steiger」に区切るのでtigerではない。


名言

◆だまれ!! そんなにケガがこわいのならサッカーなどやめちまえ!!

◆おれのサッカーはおまえらのあそびのサッカーとはちがうんだ!!

◆そうだ! どうしてもとめられない相手なら反則をおかしてでもとめていいんだ!!

◆いつまでも調子にのってるんじゃねえ!!

◆命令 命令 命令 アンタはこの世で一番えらいのか! アンタのいうことはすべて正しいのか!!

◆安心しろ おまえの息の根はおれがとめてやる

◆はやくブラジルへいっちまえ
おまえが日本にいて おれの目の前でウロチョロしやがるから おれはおまえを おまえだけをめざしてしまうんだ

◆おれは サッカーにおける ストライカーナンバー9番を背に世界一のエース・ストライカーをめざす!!

◆どけ シュナイダー
おれの前にたちふさがるものは すべて ふきとばす!!これが ネオ・タイガーショットだァ!!

◆ネオ・タイガーショットをしのぐ新・必殺シュートが… トラを超える おれの 雷獣シュートが完成したぞォ!!

◆なにィ これは…翼が雷獣シュートだと

◆ミューラー、てめぇのどてっぱらをえぐってやるぜ!

◆走れイナズマ!!うおォォォォォッ!



追記・修正は沖縄で荒波に向かって通常の3倍の重さのブラックボールの軸を正確に打ち抜いてキック力を100%ボールに伝える新シュートを開発してから、お願いします。

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最終更新:2026年07月21日 03:42

*1 声優が初代準拠のゲームであるため、氏がよく務めている「鈴置氏の代役」として起用されたと思われる。

*2 ありがちな設定ではあるが、日本の労働基準法では中学卒業まで労働してはいけない事になっている為、日向も雇い主も罪に問われる立派な犯罪である。

*3 元ネタはリリアン・テュラムで、当時の世界最高峰と言えるDFの一人。

*4 チーム単位で見ても、エリート校かつ離脱者もいないため上積みされた東邦学園に対し、南葛中は岬と若林が(ついでに浦辺たちも)居なくなって明らかに弱体化している。

*5 実際作中で対比される場面もあるし、現役ブラジル代表だったロベルトには及ばないにせよ彼も「かつて海外からのプロ入りオファーを断った幻の日本人第1号プロ選手」という触れ込みを持っている

*6 もっとも、直前に日向との和解は済んでいたが。

*7 日向の方も一連の騒動のケジメとして退部するつもりだったが、特待生である彼にとって、それは退学と経済的援助の打ち切りを意味した。監督辞任はそれを庇う側面もあった