日向小次郎(キャプテン翼)

登録日:2012/02/11(土) 15:54:28
更新日:2021/04/03 Sat 11:48:16
所要時間:約 8 分で読めます




概要

日向小次郎は『キャプテン翼』に登場するキャラクター。通称はフィールドの猛虎。

国籍:日本
生年月日:8月17日
出身地:明和市
身長:180cm
体重:70kg
ポジション:FW
利き足:右
所属:明和FC→東邦学園中等部→同校高等部→ユベントス→レッジアーナ(期限付き移籍)

担当声優は以下の通り。

略歴


日本の誇る牙の折れた虎…もといエースストライカー。
交通事故死した父親の代わりに小学生の時には家計を助けるためのバイトをしながら*1サッカーを続けていた苦労人。
猛虎と呼ばれ、「ボールを持ったら一直線だ!」などとプレイスタイルは全般に荒い。向かってきた相手DFを吹き飛ばすなど荒々しさには事欠かない。
サッカーで家族に楽をさせてやる計画を胸に秘めていた家族思いの長男

その才能と努力が実り、学費全額免除プラス生活費補助という特待生待遇で東邦学園に入学。
テクモ版ではメキシコ修行を経てセリエAユベントスへ。
原作ではそのまま直接ユベントスに入団し、後にセリエCレッジアーナに期限付き移籍する。


テクモ版ではキャラクターバリエーションの1つとして腕捲りが各国に分布している。
主な分類特徴としては、相手キャラを弾き飛ばす強引なドリブルなどの必殺技を使う、ふっとばし系の選手に多い。例:ブラジルのザガロくん、韓国のシャくんなど。


小学校時代から勝利のために、もしくはサッカーは格闘技、と言っては相手選手に思いっきり蹴ったボールをぶつける習性があった
実際のサッカーのルールでは反則なんだが…。
一時は東邦学園・北詰監督らの熱心な指導により真人間に更正しかけたのに、
中学東京予選決勝直後に恩師の吉良監督より

「お前は東邦学園にスカウトされて家族の面倒まで見てもらい、サッカーに専念出来る環境を得てからという物、すっかり牙の折れた虎になってしまいおった。」
「かつてのお前なら三杉の心臓を蹴り破ってでもゴールを目指したはずじゃ!」
「このままでは若島津やタケシも、他のチームメイトたちも、やがてお前に付いていかなくなるぞ!」

などと無茶苦茶なことを焚きつけられ(※紙面では蹴破るイメージ付き)、再びサッカーは格闘技勝つための闘争本能に開眼した。してしまった。

タイガーショット、ネオタイガーショット、ライトニングタイガー、ファイナルタイガー、雷獣シュートなど、原作・ゲーム問わずに新必殺シュートを完成させていった。
とりわけゴールへの執念に目覚めたときに新必殺技を完成させる傾向がある。
「ミューラー、てめぇのどてっぱらをえぐってやるぜ!」などといった物騒過ぎる物言いが出たらフラグである。


中学以後は上記の闘争本能が命じるままに独自練習するための放浪癖まで加わり、肝心な時にいなくなっては各種関係者を青ざめさせる。
ただ、その体力は半端ではない。


原作では高校卒業後、兼ねてより誘いのあったユベントス入団後、メディカルチェックで現在までの過度な特訓によるボディバランスの悪さを指摘され、肉体改造に専念することとなった。
もっと早い段階で気づくべき監督やら日本代表コーチ陣は何をしていたのだろうか。
実際にユベントスのフィジカルコーチを務めるマッツも、この件に関して日本代表の関係者たちに対して苦言を呈していた。

必殺技


  • タイガーショット
日向の代名詞。吉良に唆されて無断で失踪し、沖縄での荒波に向かってボールを蹴ると言うムチャな特訓で身につけた必殺シュート。
通常のシュートの倍のスピードを誇り一直線で飛んでいき、その威力はコンクリートに穴を開ける程。
当然、小学生はみんな真似した。命名は日向ではなく東都スポーツの田島記者。
なお名前はタイガーシュートではないので注意。

  • ネオタイガーショット
中学全国大会後のヨーロッパ遠征初戦のハンブルガーSV戦で、若林相手に事実上の完封負けを喫した日向が編み出した新必殺シュート。
吉良監督から送られた、通常の3倍の重さというブラックボールを蹴り続けた事により習得。
スピードはさほど向上してないが格段に威力が増しており(理論は不明)、至近距離からくらうとまず骨折級のダメージを受け、キャッチングはおろかパンチングも困難らしい。

JY編ではシュナイダーを吹き飛ばした上に片手で10tぐらいある岩石を粉砕するミューラーの左腕をはじいてゴールを奪った。
それにしても、日向もわずか数日の特訓でシュート力を格段に向上させるとは、サイヤ人もビックリである。

  • 猛虎タックル(テクモ版では「タイガータックル」)
日向の殺人タックル。その威力は並み居るストライカーたちをはじき飛ばす。

  • ごういんなドリブル
日向の代名詞。相手キャラを弾き飛ばす強引なドリブル。 ゲーム版では弾き飛んだ相手がファウルを取られたりもする。
原作ではボール経由で吹き飛ばしているから…ということにしておこう。

  • ドライブタイガーツインシュート
翼と日向の放つ今世紀最大の合体必殺シュート。
テクモ版では3回必殺シュートを外すと、1/8の確率で翼が「俺は諦めないぞ!ゴールを奪えないキーパーなんて(ry)」と言うカットインが入り、打てるようになる。
ツインシュートのくせにコーナーキックからも打てるという不条理極まるシュートでもある。
しかし原作ではミューラーに止められている。

  • オーバーヘッドタイガーショット
中学生編の対南葛戦で披露。
タケシの足を踏み台にして相手DF陣を飛び越え、オーバーヘッドでタイガーショットを打つ。森崎と翼ごとボールをゴールに押し込んだ。

  • 雷獣シュート
WY編にてお約束の沖縄特訓で開発した新必殺シュート。
地面をわざと蹴る事により反動の分シュートの威力が増し、更にキーパーの手前で何故かホップする
大木をも真っ二つにする破壊力があるが、ボレーなど浮き玉に対して撃てない致命的すぎる欠陥がある。
見るからにコントロールの精度が悪くなる・カーブもかけづらいというのも恐らくある。

見た目の手軽さからか、全国のサッカー少年が真似して足首を痛めてないかが一番の気がかりである(トッティがこの技の練習で怪我をしたという逸話もある)。
実際に日向も足への負担を考慮しプロ入り後は封印している。
WY決勝トーナメントではスウェーデン代表DF・ブローリンの腹筋に弾かれ、オランダ戦ではダイジェストのみの描写ながら無得点、さらにブラジル戦では徹底的に雷獣シュートを研究し尽くしたサリナスにドヤ顔でキャッチされるなど、3試合連続無得点と扱いがイマイチ。
後にガルバンやタイガーボランに真似された。

なおタイガーショット系列と違いこのシュートのみ雷獣シュートである。

  • ワイルドタイガーショット
WY後、ユベントスに入団した日向が、封印した雷獣シュートの代わりに編み出した新必殺技。
ボールの芯を正確に打ち抜く事に主眼をおいたシュート。
雷獣シュートに比べて威力は劣るものの、足への負担が少なく、打つまでの隙も無いのが特徴。

  • ライトニングタイガー
テクモ版3の新必殺技。ミューラーにネオタイガーショットを止められたため、一時チームから脱走して開発した。
「ミューラー!てめえのどてっぱらをえぐってやるぜ!」と明確な攻撃意図を持って繰り出される。
それ以外では「走れイナズマ!!うおォォォォォッ!」の台詞。

  • ドラゴンタイガー
テクモ版4の新必殺技。なんか「ドラゴンシュートとタイガーショットによるツインシュート」みたいな名前だが日向の単独技。
ブラジルを完封した強豪GKシューマッハに向けて、特に恨みは無いが「シューマッハ!えじきになれ!」と叩き込んでいる。

この技にプロ生命を賭ける覚悟だったが、なぜか5では消えている。
さらにライトニングタイガーも忘れてゲーム開始時はネオタイガーショットにまで戻っており、チーム内でも一時低迷。
その状態の日向を見た三杉は「代表入りは無理だな」と冷たく酷評している。
後に回復してライトニングタイガー復活、ファイナルタイガー開発へと向かうが、ドラゴンタイガーは戻ってこなかった。

  • ファイナルタイガー
テクモ版5の日向の最終兵器。シニョーリに対抗するために編み出されたシュート。タイガーショットの究極形。
三杉曰く「日向のキック力を100%ボールに伝える」
このシュートは日向をさんざんおちょくった悪ガキ・シニョーリにスランプに追い込まれた事の反骨心で開発された。
案の定シニョーリにぶち込んで吹っ飛ばした上に、GKゲルティスも吹き飛ばし、毎度のごとくゴールネットを貫通、ついにはコンクリートの壁を貫通した。殺す気か。
なお、喰らったシニョーリとゲルティスは怪我をした様子も無い。石崎並の生命力である。


タイガーショットは翼への、ネオタイガーショットはシュナイダーへの、ライトニングタイガーはミューラーへの、ファイナルタイガーはシニョーリへの、雷獣シュートは火野への対抗心。
やはり日向は自分を負かした相手を新必殺シュートでもって打ち破りながら成長するタイプのようだ。
ドラゴンタイガーはルートによっては翼に負けたことへの対抗心だが、別のルートでは特に開発された理由は語られない。プレイヤーの知らないところでまた何かあったのだろうか。そして原因となった相手はまた吹き飛ばされ
ワイルドタイガーが活躍しないのはライバルがいない中で誕生したからだろう、多分…


余談


若島津と共に同人界を席巻し、同人黄金コンビとよばれた。

大空翼のライバルとして設定されたため、翼のモデルである水島武蔵の「武蔵」から連想して「小次郎」と名づけられた。

血縁者及び関係者


  • 赤嶺真紀
ソフトボールに打ち込む少女。WY編で現れた彼女候補だが、日向ファンの腐女子には不評であった。
彼女のソフトボールの投げ方から雷獣シュートに開眼する。後に渡欧する日向に空港でお守りを渡し、周囲にいた日向ファンの女性に衝撃を与えた。
後にソフトボール日本代表に控え選手として選抜され、日向の恋人にもなっている。

  • 日向母
夫を亡くしたこともあり、働きずくめで身体が弱い。日向が家族のために遊びもせずバイトすることに胸を痛めていた。
WY編では無理が祟って一時危篤状態に。結果的には回復したものの多額の入院費を工面するために、日向が浦和レッズと契約寸前まで行ってしまう所だった。

  • 日向兄弟
あんま出てこない兄弟。

  • 松本香
東邦学園スカウト。日向の人生を変えた人。後に会社を立ち上げ、WY後に日向をCM・ビデオ・ゲーム等など様々な媒体で起用。
さらにユベントスのテストの根回しをするなどこれでもかと日向の世話を焼いた。
放浪癖が発症しても面倒を見続けた辺りかなりの苦労人。
おかげで日向は才能を腐らせることはなく、自身のアイドル活動によってがっぽり稼ぎ、日本に残す家族に家を買ってあげることができた。
まさに日向にとって恩人と言える人であり、ユベントス入団記者会見の場では彼女への感謝の言葉を口にした。
とはいえ彼女自身も、日向のお陰で多額の利益を上げることが出来たらしいのだが。結局の所は互いにWIN-WINの関係でもある。

  • 吉良耕三
日向、若島津、沢田の師匠。常に酔っぱらいで定職に就いているかわからない、サッカーが上手いという意味では、日本版ロベルト。
指導方針なども長所を伸ばすという意味では決しておかしいものではなく、日向がエースストライカーになれたのは彼のおかげと言っても過言ではない。
最も能力に秀でている日向偏重の育成・起用が目立つが、その日向を生かすために沢田との連携を学ばせたりもしている。
何が何でもすぐに結果を出したいという場合には優れているが、長期的視野やチーム全体の底上げなどの総合力で判断する場合には疑問符がつく。そんな人。

  • 北詰誠
東邦学園監督。自分にも他人にも厳しい人。失踪した日向に対する処断は、厳しいが監督として正しい。
日向抜きで全国大会決勝まで勝ち上がり、東邦学園を日向に頼りきらずとも戦えるチームに成長させた。
キャプテン翼史上、最もまともな監督とも。翼世代が代表に名乗りを挙げた時の監督候補の呼び声が高い。

  • ユリアーノ・ゴッツァ
日向の恩人その2。セリエCレッジアーナでのチームメイト。
公私において何かと日向の世話を焼き、自分が経営しているレストランで毎日日向に無償でご馳走を用意してくれている。
日向も「ゴッツァさんがいてくれなかったら、俺はセリエCのシーズンをここまで戦って来れなかった」と感謝の言葉を口にしている。


名言


◆俺のサッカーはてめえらみてえなあまちゃんなサッカーとは違うんだ!

◆俺のサッカーは、勝つためならどんな事でもするサッカーだ!

◆そうだ! どうしても とめられない相手なら反則をおかしてでも、とめていいんだ!!

◆いつまでも調子にのってんじゃねえ!

◆お前の息の根は俺が止めてやる!!

◆おれは サッカーに おける ストライカーナンバー9番を背に世界一のエース・ストライカーをめざす!!

◆どけ シュナイダー
おれの前にたちふさがるものは すべて ふきとばす!!これが ネオ・タイガーショットだァ!!

◆雷獣シュートが完成したぞぉぉぉぉぉぉ!!!

◆なにィ、翼が雷獣シュートだとぉ!

◆ミューラー、てめぇのどてっぱらをえぐってやるぜ!

◆走れイナズマ!!うおォォォォォッ!


追記・修正は沖縄で荒波に向かって通常の3倍の重さのブラックボールの軸を正確に打ち抜いてキック力を100%ボールに伝える新シュートを開発してから、お願いします。

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最終更新:2021年04月03日 11:48

*1 ただし日本の労働基準法では中学卒業まで労働してはいけない事になっている為、日向も雇い主も罪に問われる立派な犯罪である。