ストライクノワール(MS)

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ストライクノワール(MS) - (2014/12/08 (月) 15:36:28) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/06/03(日) 22:22:30
更新日:2024/04/06 Sat 10:16:36
所要時間:約 6 分で読めます




消えろ、コーディネイター共…!



型式番号:GAT-X105E+AQM/E-X09S
全高:17.72m
重量:90.51t
動力:内蔵バッテリー
装甲材質:ヴァリアブルフェイズシフト装甲

●武装
  • M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器×2
  • EQS1358 アンカーランチャー×6
  • M8F-SB1 ビームライフルショーティー×2
  • EQS1358T アンカーランチャー
  • MAU-M3E4 2連装リニアガン×2
  • MR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイド×2
  • (175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル)×2



機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』に登場するMSの一機。実質的に主人公機である。


機体改良計画「アクタイオン・プロジェクト」で開発されたストライクE(エンハンスド)に「ノワールストライカー」を取り付け、更なる強化を図った機体。
元々ストライクEが地球連合軍非正規部隊「ファントムペイン」の専用機として開発されたため、本機も同部隊専用である。

近距離担当のブルデュエルと遠距離担当のヴェルデバスターとの同時運用を前提に、I.W.S.P.を中・近距離戦用に最適化したストライカーパックノワールストライカー」を装備。

ストライカー自体にはスラスター類は付いていないにも関わらず巨大翼により揚力を生み出し機体に大気圏内単独飛行能力を付加しており、更にはリニアガンやビームブレイドなどの火器を内蔵している。
ストライカーユニット自体にもフェイズシフト装甲を使用して高い耐弾性能を持たせることで、本体のシールド排除に成功している。同時に電力消費量も増加したがストライクEに内蔵された「パワーエクステンダー」により特に問題にはならない。


元々ストライクE自体の生産数が少ない上にノワールストライカーの生産性が低く、最終的な数は極僅か。スウェン機以外はほぼ全てがエクステンデッド部隊に回された模様である。


●武装
  • トーデスシュレッケン
ダガーLやウィンダムと同型の頭部機関砲。
原型機の「イーゲルシュテルン」よりかなり小口径化されたが、威力の低下は半分程度。
因みにドイツ語で「死の恐怖」の意。

  • アンカーランチャー
左右掌と両脚爪先及び踵部に内蔵された特殊装備。ノワールストライカーの中央部にも内蔵されている。
機体内のワイヤーリールに接続されたアンカーをロケット射出する物で、攻撃・拘束・機体保持や移動手段など多様な運用が可能である。
ワイヤーは単分子繊維の芯線を特殊な高分子ポリマーでコーティングして高い強度としなやかさを両立させたもので、総重量100t程度の負荷では千切れはしない。

  • ビームライフルショーティー
ビームライフルの銃身を極限まで短縮化し拳銃サイズにした物。
フルサイズライフルと同等の威力とそれ以上の連射能力に、高い取り回し性能を持つ。
ただし有効射程距離は約15パーセント低下している。
ライフルの名を冠しているが実態はビームピストル。
もはやライフルではない。

  • 二連装リニアガン
ノワールストライカーに取り付けられた電磁加速砲。
接続アームによりある程度自由に稼働する。
連合のMA「エグザス」の搭載されたモデルを中近距離戦のコンセプトに合わせ、省電力化及び高初速化を施している。

  • フラガラッハ3ビームブレイド
ノワールストライカー両翼に装備された対戦艦刀。
ビームデバイスも内蔵されており高い切断力を誇る。
型式番号からファントムペインのエクステンデッド部隊が奪取したザフトのガイアガンダムの装備を参考に開発した物と思われる。
フラガラッハとは「ケルト神話」に登場する剣の名である。

  • 175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル
デュエル用のライフル。
下部にグレネードを装備している。
連合製のビームライフルの中では最も古いタイプだが、高い信頼性を誇り前線の兵に人気がある名銃。
劇中では2挺を携行したが、実際に使用することはなかった。


●劇中の活躍
スウェンが搭乗し、ミューディーのブルデュエルとシャムスのヴェルデバスターと共にザフトの襲撃を受けたキルギスプラントの防衛や、火星から来たマーシャンの追撃など高い戦果を挙げている。
ボナパルトの護衛任務でミューディーが戦死した際には、彼女の命を奪った三機のケルベロスバクゥハウンドを瞬時に切り刻み敵を討っている。


DSSDのトロヤステーション襲撃に母艦「ナナバルク」と共に投入され、抵抗するシビリアンアストレイを多数撃墜したが、目標であるスターゲイザーが起動。
交戦の末、ヴォワチュール・リュミエールで手足を切り裂かれ、スターゲイザーと共に金星付近まで吹き飛ばれ機能停止に陥った。

最後はスターゲイザーに全エネルギーを移し、機体は宇宙空間に投棄された。


『C.E.73 Δ ASTRAY』に登場した際にはVLによる圧倒的機動力を誇るデルタアストレイと互角に渡り合って見せた。
二度目の戦いでは実体剣でノワールストライカーを破壊されてしまうが味方のダガーからIWSPを奪いストライクE+I.W.S.P.となってデルタを撃墜した。


「ガンダムEXA」にも登場。
レオスが乗って劾と戦ったが、あっさり敗北した。


●ゲームでの活躍
  • Gジェネシリーズ
ストライク系列から割と簡単に出来る。「空を飛べる」「実体・ビーム武器の両方がある」「PS装甲」など使い勝手はなかなか。
特にフラガラッハとビームライフルショーティーはどちらも高火力。

  • VSシリーズ
零距離ピストル連射等の技やダッシュ時ピストル回転と非常にかっこいい。だが特射の回転撃ち等、ピストル関連の調整が難しいのか、評価が一定しない。

◆連ザ2
解禁機体として登場。中コストながらマルチロックが可能で、特射のピストル連射は恐ろしいまでの回避性能と、グリホとの相性の良さによる圧倒的な弾幕の強さに「マワール」なる侮名を与えられる程の強機体。

◆EXVSFB
ストライクより高いコスト2500で復活。誘導の強い「マワール」に加えアンカーを使った「高速移動」が追加され回避性能はコスト帯随一。
ヴェルデバスターによる「照射ビーム」や「アンカー射出」など新たな攻撃も追加されたが、全体的にダメージは低め。
ダメージを取るというより場を引っ掻き回す機体。簡単に言えば高コストのグフ・カスタムのイメージ。
勝利ポーズはピストルでかっこよく決める。

覚醒技は斬りつけ→敵機をアンカーで上空へ→ブレイド投擲→串刺し爆発という超スタイリッシュ技。これで勝利すると勝利ポーズも二刀流構えになる。

ロケテ・強機体→初期稼働・産廃→アプデ・良機体と、性能や評価がコロコロ変わっている。


  • スパロボ
Kで登場。しかしよりにもよってコーディネイター至上主義の作品においてスウェン専用機として出たため、SEED系では相対的に火力低めになる(スウェンは魂あるけど)。
専用機云々を取っ払ったところで、種死主役3機にはとても火力で敵わないとは言え、インパルスよりは火力がある。スタゲと同等だけど。
あと連ザよろしくショーティーをクルクルしたり、リニアガンのトドメ演出ではデュエル用ライフルを出してプチフルバーストしたりと演出面ではかなり凝っている。


●プラモデル
HG・MGで発売中。
どちらも出来が良く、特にMGはデュエル用のライフルが二丁付いてきたり、両手両足のアンカー装備が展開可能といった太っ腹ぶりである。
さらにMGはウィングに装着したフラガラッハが広げられるため、翼のように展開することができる。
またMGの各種ストライカーユニットも問題なく装備できる。



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