登録日:2010/03/02 Tue 22:05:33
更新日:2025/04/28 Mon 15:19:28
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出てこいストライク…!でないと…でないと傷が疼くだろうがぁッ!!
目次
基礎データ
機体解説
地球連合軍大西洋連邦が、中立国オーブのモルゲンレーテ社の協力の下、同国が保有する資源衛星ヘリオポリスで秘密裏に建造した試作MS群「GAT-Xシリーズ」の1機。
ヘリオポリスで建造された5機の中でも最初期に作られた『G』であり、事実上連合初の正式なMS。
機体名の「デュエル」とは「決闘」の意。
PS装甲展開時には、
ライトグレーをメインに額・胸・肩・膝などの各部に
ダークブルーと
オレンジのアクセントを加えたカラーリングとなる。
PS装甲展開時の青、赤、白のトリコロールカラー等、カラーリングに
初代ガンダムへのリスペクトを感じる主役機・ストライクに対して、
本機はビームサーベルの装備位置やがっしりとした体形等、デザイン面に初代ガンダムを彷彿とさせる要素が含まれている。
「地球連合軍最初期のMS(ガンダム)」という設定からして、恐らくは偶然ではなく意図的に似せたと推測される。
劇中における呼称は
「デュエル」だが、型番の「X102」付きで呼ばれることもある。
コズミック・イラ(C.E.)世界の他の
ガンダムタイプ同様、本機の正式名称は「デュエル」だが、
ゲーム作品や商品名では「デュエルガンダム」という表記が用いられている。
基礎骨格には人体の動作を再現する事に重きを置いたX100系の汎用フレームを採用。
そもそも地球連合内にMSの開発ノウハウが不足していたために
「他の機体の技術的資本」となるべく開発され、
その結果として、要求性能をバランスよく備えた
汎用機というコンセプトでデュエルは制作された。
これにより、MAへの変形機構や特殊兵装、換装システムなどの何かしらの特殊な機能を備えていたり、
清々しいほどに砲撃戦に特化したりと、尖った性能、あるいは武装構成となっている他の4機と比べ、
本機は装備も平均的で外観もシンプルと良くも悪くも「
汎用機」然としたMSであり、地味な印象を受ける。
しかし、シンプルな分全体のバランスが取れており、他機体の重量級大型火砲すら容易に扱えるほど安定した運用性を実現。
実は他のGATシリーズの4機と比べると、唯一足首に当たる部分にアーマーがない。
身も蓋もない言い方をすれば、洋服でいう他か長ズボンなのに対して、七分丈みたいな状態。
そのため、足のシルエットがかなりスッキリしており、稼働範囲が広い。陸戦時では多少無茶な体勢でも安定して戦闘が行えるというメリットがあるのかもしれない。
また、他の4機同様に低電力高出力ジェネレーターによる小型ビーム兵器やPS装甲を完備しているため、
攻撃・防御性能自体も開発当時としては平均以上であり、バランスの良さもあって追加装備無しでも様々な戦局に対応出来る汎用性を持つ。
さらに、PS装甲で防御力を確保しつつ大型火器や特殊装備を積まない事で、柔軟で安定性に富んだフレームを活かした高い運動性能を獲得。
これらの特徴から「MS同士の白兵戦」に向いた仕様の機体となり、この特性がそのまま機体名の由来にもなっている。
基本武装
- 75ミリ対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
GATシリーズ共通の武装で、両側頭部に2門内蔵される機関砲。所謂頭部バルカン。
名称の由来は「ハリネズミの陣」。
劇中ではほとんど使用されず、接近する
レイダーガンダムに対して牽制射撃した程度。
背面バックパックの側面に2本装備。
本体色と同じライトグレーの筒型のシンプルなグリップで、ビーム刃の色はピンク。
基本的な構造などはストライクなどの物と同じだが若干大型。銃身下部にグレネードを装備可能。
非使用時にはサイドアーマーにマウントされる。
連合のMS用
ビームライフルとしては最初期のタイプにあたるが、前線の兵に人気があり、
後年には再生産されて
ダガー(105ダガー)や
ストライクノワールの装備としても使用された名銃。
ビームライフルの銃身下部に装着されたグレネードランチャー。
装弾数は1発だけだが、その分威力は高い。
対ビームコーティングされた大型の実体盾。
ストライクや
ガンダムアストレイ、及び
M1アストレイと同型の色違い。
基本的に左腕のマニピュレーターや前腕部に保持するが、バックパック下部に水平懸架している場面もある。
デュエルの装備になるはずだった幻の実弾武器。
肩掛け式の大型バズーカで、
ジンの「M68キャットゥス 500mm無反動砲」などに比べて大型だが、
銃身にバッテリーが搭載されており、砲弾を内部で電磁加速させて高速で撃ち出す仕様。
加えて砲弾自体もかなり高威力で、連射も利くため高性能。
ヘリオポリス襲撃直前に
ガンダムアストレイ ゴールドフレームに持ち逃げされ、結局デュエルに装備される事はなかった。
またヘリオポリス崩壊時のごたごたで連合からは設計データが失われてしまったらしく、アクタイオン・インダストリー社はこの装備を再現できなった。
劇中での活躍
◇C.E.71(『SEED』)
ヘリオポリスのモルゲンレーテ工廠で1月20日にロールアウトし、調整が進められていたが、
同月25日に実施されたザフトのクルーゼ隊による襲撃時、工廠から宇宙港への輸送途中にイザークの手で奪取される。
技術解析が行われた後、イザークの搭乗機としてクルーゼ隊の戦力に組み込まれ、アークエンジェル(以下「AA」)を幾度となく襲撃。
ガモフ組の中でも率先してキラのストライクと相手取り、互角の勝負を繰り広げた。
しかし、初めて
SEEDを発現させたキラに機体の脇腹部分をビームサーベルとアーマーシュナイダーの合わせ技で破壊され、
装甲を貫通する形で内部機構も破損し、その際にイザークも顔面を負傷。
これにより、戦闘力不足が(あくまでストライク相手にだが)明白となったデュエルは、
修理と同時に後述の強化兵装
「アサルトシュラウド」を追加され、以降はこれが基本装備となる。
低軌道会戦では大気圏ギリギリでAAを追撃に掛かり、負傷の件もありストライクを執拗につけ狙う。
アサルトシュラウド初お披露目だったが、反撃の際に割って入った避難民シャトルを脱走兵と誤認し撃墜。
そしてストライクを深追いし過ぎてバスターと共に母艦に戻れなくなり自力で降下、バルトフェルド隊に拾われるという何とも苦い結果となった。
その後は大気圏内で活動するが、キラがぶっつけ本番でOSを調整・対応させたストライクと異なり、
デュエルは接地圧の調整をしていなかったために砂漠の流砂に足を取られて満足に動けず、以降はグゥルで飛行しながらAAを追撃。
AA追撃時は空戦能力のなさからグゥルを失うと戦線離脱を繰り返していたが、
ニコルの仇討ちの時は片足を破壊されながらも返しでライフルを失わせ、一矢報いる事に成功する。
ザラ隊解散後はザフト最大規模の作戦「オペレーション・スピットブレイク」に参加等、各地を転戦。
量産機と同じ扱いで運用されたが、僚機が多数撃墜される中でも本機が撃墜されることはなかった。
その「スピットブレイク」では、イザークが補給のために一時帰艦していたところ、クルーゼにアークエンジェルの存在を知らされ、
元々は連合本部に攻め入るつもりだったが、アークエンジェルへの攻撃に向かう。
アークエンジェルの護衛をしていたムウの
スカイグラスパーとの戦いでは「バスターとは違うんだよ!」と啖呵を切って優位に進めるが、
友軍機がアークエンジェルのブリッジを潰そうとしたその時、天空より
フリーダムが舞い降りて友軍機を撃退。
そのままフリーダムがアークエンジェルの護衛に入ったのを見て「敵」と認識したイザークは、
フリーダムのパイロットの、連合軍本部に仕掛けられたサイクロプスの存在を暴露しての両軍に向けた停戦・撤退勧告をブラフと判断し、攻撃を仕掛けるが、
機体の性能差もあってあっさりいなされ、サーベルで斬り掛かったところ、それを避けたフリーダムから逆に斬り掛かられ、
回避不可能と悟ったイザークはコクピットに迫る光刃に悲鳴を上げたが、寸前でキラが撃墜を思いとどまってサーベルを下げたことで脚部を切断されるに留まり、
再度の撤退勧告と共に近くを飛んでいた友軍機目掛けて蹴り飛ばされ、友軍機が脚を失ったデュエルをナイスキャッチしてくれたことで一命を取り留めた。
最終決戦「第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦」では、ビームが直撃しかけたストライクルージュを庇うという形で、
当時の最新鋭GATシリーズの
フォビドゥンと戦闘に入ったデュエルが、
フォビドゥンのフレスベルグが直撃したと思わせて、寸前にアサルトシュラウドを
パージして爆発させ、
その爆炎を目くらましにフォビドゥンに肉薄し、ビームサーベル二刀流で撃破する。
その後、連合の核攻撃隊の母艦
ドゥーリットルに迫り、艦橋へグレネードを直撃させ撃沈させたが、
直後、
プロヴィデンスに中破させられ、満足に身動きが取れないところをレイダーに狙われたバスターの援護に入り、
バスターから強引に借りた超高インパルス長狙撃ライフルで撃ち抜いて撃墜。
こうしてイザークとデュエルは、熾烈な戦場の中で生き残り多くの敵機を撃墜したばかりか、
基本的に3機同時に相手取っていたキラ・アスランと違って事実上のタイマン状態であったとはいえ、
戦争終盤に投入された3機の後期GATシリーズのうち、2機を撃墜するという大金星を挙げた。
なお、『スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙』ではレイダーはバスターに撃墜される展開に変更されているため、
TV版と比べて事実上デュエルの勝ち星が一つ減る結果になっている。
ちなみに最初期の『G』5機の中で、5体満足の稼働状態で終戦を迎えたのはこの機体のみ。
フォビドゥンとの戦闘でシールドとアサルトシュラウド、レイダーとの戦闘で
ビームライフルを喪失し左肩部を損傷したが、
中破したバスターをAAに輸送した際に補給を受け、ストライク用の
ビームライフルとシールドで再出撃している。
最初期の機体でありながら最後まで戦い抜けたのは、この機体のポテンシャルの為せる技か、はたまたパイロットを務めたイザークの技量故か。
また、序盤ではランチャーストライクのアグニでライフルもろとも右腕を、次戦で脇腹、
ストライクとの決戦では右脚、アラスカでは
フリーダムガンダムのサーベルでASを含む両膝下と、
結構な頻度でボディを破壊されているが、どちらも短期間で完全修復されている。
元々は他国の技術で作られている上、
ブラックボックス化されていたというPS装甲まできちんと修復できる辺り、
ザフト及びプラントの技術の高さは計り知れない。
「大人の事情」とか言っちゃだめだぞ!
大戦後は連合に返還され、イラスト集『RGB』によると、その後バスターと共に博物館に展示されたとの事。
だったのだが……
装備変更形態
◆デュエルガンダム アサルトシュラウド(AS)
基礎データ(AS)
重量:103.47t
追加武装:
115ミリ・
レールガン「
シヴァ」
220ミリ径5連装ミサイルポッド
機体解説(AS)
強奪後、ザフトが独自に用意した追加装甲
「アサルトシュラウド」を装着した形態。
『SEED』本編では1クール目終了間際にこの形態となって以降は標準装備扱いとなり、
最終回手前までこの姿だった。
ちなみに「アサルト」は強襲、「シュラウド」は屍を包む衣を意味する。
恐らく装備直前の戦闘で機体とイザークが大きなダメージを受けた事に由来すると思われる。
頭部以外の胴体と四肢とほぼ全身に纏う形で装備する為装備重量は40tを超え、
機体重量が100t超と
ザウートなどの重MSをも上回るほどになってしまっている。
ただし、AS自体に内蔵する形で各部にスラスターも増設されている為、宇宙空間での機動性はむしろ上昇している。
シグーやジンの装備を基にしたザフト製の兵装であるためにPS装甲はなく、
機体(表面)の耐久性の向上というよりは内蔵した武装ポッドによる攻撃選択の多様化といった感も強い。
ちなみに、このアサルトシュラウドによってフレームが剥き出しだった足首部分は覆われ、直接の被弾は防げるようになったが、やはり柔軟性が若干失われている。
しかし、登場後すぐに舞台が地上に移っていたこともあり、あまり本領を発揮できていない。
砂漠をこけそうになりながらガニ股で歩くその姿は中々シュール。
ザラ隊結成後は重量の都合、またデュエルを含む初期GAT-Xシリーズは大気圏内での単独飛行が不可能なことからグゥルと共に運用され、宇宙に戻ってからようやく本領を発揮した。
上記の通り、ASは任意で
パージする事も可能で、最終決戦でのフォビドゥン戦ではこの仕様を活かして止めを刺している。
連合もストライクの戦闘データを見てこの装備に目を付けたらしく、
量産機「
ロングダガー」及び「デュエルダガー」の追加装甲「フォルテストラ」の参考にした。
なお、AS自体は「ジンやシグー用の追加装備を流用した物」という設定だったが、
本編後設定が公開された
ジンアサルトやシグーアサルトとは、追加装甲を纏う点以外では
外観・武装共にほとんど共通点が見られない。
どういうことなの……
武装(アサルトシュラウド側に装備されている武器のみ)
アサルトシュラウド右肩部装甲上部に設置された
レールガン。
破壊力は
ビームライフルと同程度と平凡だが、それ以上に速射性、構えなしで発射できるなど取り回しに優れる。
接続箇所に可動軸が設けらているため肩自体の可動と合わせて射界はかなり広く、取り外して手持ち武器としても使用可能。
ザフト製のはずだが、なぜか名称は連合に則したものとなっている。
アサルトシュラウド左肩部装甲内に格納された5連装ミサイルポッド。
総弾数は不明だが、アニメ劇中では数回一斉射できる程度に撃っている様子や、一部
ゲームでは弾数として2回一斉射できる仕様になっていたりする。
◆デュエルガンダム 大気圏用装備
漫画『
機動戦士ガンダムSEED Re:』において、グゥルに代わる新型フライトユニット「ジェグス」を
装備した姿。
ジェグスは現場のパイロットと整備士が主導となって開発を進めていた物で、
ディンの翼から頭部エアロシェルまでを丸々バックパックにしたような形状をしている。
装備する事でMSに空戦能力を与えるだけでなく武装も施されており、そのレイアウトはさしずめザフト版
I.W.S.P.といったところ。
I.W.S.P.における
レールガンの位置がビーム砲となり、単装砲が
レールガン、
対艦刀が
シグーディープアームズと同様のレーザー重斬刀という構成になっている。
作中では試作品をイザークが受領したが、開発チームとしてはジンやディンの装備として普及される事を希望している。
◆デュエルブリッツガンダム
核動力に換装されているとはいえ、よくもまぁこんな古い機体を取っておいたものだ
型番:ZGMF-1027M
全高:17.5m
重量:71.08t
装甲材質:ヴァリアブルフェイズシフト装甲
動力源:核エンジン
劇場作品『
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にて、まさかの改修機が登場。
設計・建造時より劇的に進歩した技術を以て再建造したわけではなく、正真正銘
第一次連合・プラント大戦をイザークと駆け抜けた機体の改修機である。
わずか1年前に新造された機体ですら「旧式」と呼ばれる程技術進歩が早い(あくまで「最新鋭のエース用機と比べて」だが)C.E.世界において、
本機は既に製造から5年が経過している上、MS同士の戦闘が本格化する前に設計開発されたものということもあり、
本来なら先の通り
一線を退いて博物館入りし、眠りについていても然るべき機体であるが、如何なる経緯か秘密裏に、しかもかなり大規模な改修がなされて実戦投入された。
その最たるものは動力源。
新型のバッテリーなどではなく、まさかまさかの
核エンジンに換装されている。
完全に
ユニウス条約違反なのだが、そもそも条約自体が既に連合が
第2次連合・プラント大戦で破った為に形骸化しており、
今回に関しては現プラント最高評議会議長ワルター・ド・ラメントの承認の下、ライトニングバスターガンダム共々クーデターに対する
超法規的措置として投入された。
操作系もザクウォーリアの物に変更され、本機を手放して久しいイザークもすんなり操作できる仕様となっている。
装甲にはVPS装甲を採用しており、防御面でも強化が施された。
外見は
「ブルデュエルのフォルテストラ風にスマートに洗練したアサルトシュラウド」を装備した格好だが、
レールガン「シヴァ」が取り払われ、両肩に形状変更されたポッドが装備。右肩に
ビームライフル、左肩にビームサーベルと連装ミサイルランチャーが内蔵されている。
そして
「ブリッツ」の名が示す通り、かつて共に居並んだ僚機・ブリッツの武装を彷彿とさせる追加装備がなされている。
具体的には、右前腕部に『超高速運動体貫徹弾「ランサーダートII」』を2本、『ピアサーロック「グレイプニールII」』を左前腕に装着。
さらに
ミーティアとのドッキング運用も可能となっており、機体性能は無論戦術・戦略面でも大幅な強化が果たされている。
ちなみにブリッツの最大の特徴である
ミラージュコロイドは本機には搭載されていないが、
そもそも大本のデュエルからしてブリッツのような電撃戦・ステルス運用には向いていないので、仮に搭載されても
宝の持ち腐れになった可能性は高い。
また、技術革新によって重量が旧アサルトシュラウド装備時よりも30t程軽くなっている。
- 75ミリ対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
改修前と同一だと思われるが、劇中未使用。
- 57ミリ高エネルギービームライフル/175㎜グレネードランチャー
デュエルの主武装で、外見は改修前と変化はない。
劇中ではミーティアを切り離した際に本機に向かって射出されるが、イザークが受け取らなかったため未使用に終わった。
アサルトシュラウド右肩部装甲上部に格納されたビーム砲。
未使用時は後ろ向きに肩に格納されており、使用時は前方へ展開される。取り外して小型のビームライフルとしても使用可能。
ビーム兵器のはずだが、エフェクトが実弾を示す黄色の光条となっていた……が、これは作画ミスだったようで特別版、及び映像ソフトにて緑色に修正された。
アサルトシュラウド左肩部装甲上部に格納されたビームサーベル。
外見は本体バックパックに装備されているものと同じで、使用時には右肩のビーム砲と同じようにグリップが前方に展開する。
劇中未使用。
- AIM-627G 自立誘導中距離空対空ミサイルトーレンス
アサルトシュラウド左肩部装甲上部に格納されたミサイルポッド。
ただし、搭載数が旧アサルトシュラウドの5連装から2連装に減らされている。
左肩上部の溝にサーベルと縦に並べて格納されており、このため原型機とは違い両肩のオレンジの三角形のパーツはミサイルポッドのハッチではなく、
ハッチのヒンジのようになっている部分がビーム砲とビームサーベルとして展開するようになっている。
- XM61 超高速運動体貫通弾 「ランサーダートII」
右前腕部に装着された貫通力が高い杭状のロケット推進弾。
ブリッツのものの発展型だが、本数が3本から2本に減らされている。
左前腕部に装着された有線ロケットアンカー。
こちらもブリッツのものの発展型で、前部の鋭い3本のクロー、後部の推進装置も踏襲している。
劇中未使用。
既にデスティニーやストライクフリーダムすら「旧式」と見なされる、『FREEDOM』の舞台となったC.E.75において、もはやロートル機扱いされるであろうデュエルが、
大規模改装を受け容れた上でその性能も現行機レベルに上昇しているという時点で、如何にX100系の基礎設計と拡張性が優れていたかがうかがえよう。
劇中では
ファウンデーション王国の蜂起に追随して発生したプラントのクーデター鎮圧のため、ラクスの意図の下ボアズ要塞跡地に保管されていた本機へ搭乗。
同様に改修・保管されていたバスターを駆るディアッカと共に出撃し、ミーティア装備で反乱勢力の迎撃にあたった。
その後キラ達が別途進めていた作戦が成功し、プラント本国内でのクーデターも逮捕・拘束されたため、
イザークはクーデター派の首魁・ハリ・ジャガンナート中佐へ投降を呼びかけるが聞き入れられず、やむを得ず武力による鎮圧を続行。
最終的にジャガンナートが乗る艦のブリッジにランサーダートを叩き込んで蹶起を終結へと導いた。
その後も敵旗艦・グルヴェイグに突撃するミレニアムを援護するなど、乗り手共々相変わらず要所要所で見事な活躍をしてのけた。
だからこそ、こんな事はもう止めねばならんのだ..!
なお、本機の改修はイザークの母であるエザリアやニコルの父であるユーリなどが中心となり、
廃棄予定だったデュエルを入手した上で試験目的で行われたことが、小説版及びHGCEの説明書で明かされた。
このため実戦投入は想定されておらず、改修後ボアズ要塞跡地に保管されたのも
「そのまま埃を被って忘れられてもいい」という考えによるものだった。
それを踏まえると、本機にかつての僚機であり、戦場で散っていった『ブリッツ』の名が冠されているのも、
「二度と戦争で子供たちの命が奪われるようなことがないように」という、ある種の祈りがこもっているのでは、とも考えられる。
結果的に本機はそのまま捨て置かれる事無く再び戦火へと赴く事になったのだが、
「敵を倒す」ためでなく「また戦火が広がる事のないように」という目的の為に使われた事を考えると、いささか感慨深いものがある。
バリエーション機
◆デュエルガンダム(再製造機)
アクタイオン・インダストリー社が地球連合軍と共同で発動した「アクタイオン・プロジェクト」の一環として再建造されたデュエル。
イザーク機と同型だが、性能試験を繰り返した後、後述のブルデュエルへと改装された。
『
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』に登場するMS。ブルはイタリア語で「青」。
上記の再製造機を改装した機体で、ファントムペインに配備された。
見た目は
キットを流用したのでアサルトシュラウドに似ているが、総合火力と防御の強化ではなく、近接火力と機動力の強化が主眼になっている。
最期がSEEDシリーズでは他に類を見ないほど悲惨な事で有名。
詳細は個別項目を参照。
◆レーゲンデュエル
基礎データ(レーゲン)
型式番号:LR-GAT-X102
所属:ライブラリアン
全高:18.16m
重量:64.19t
装甲材質:フェイズシフト装甲
動力源:バッテリー
武装:
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2
175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギー
ビームライフル
115mmレールライフル「ルドラ」
ビームサーベル×2
対ビームシールド
バズーカストライカー(350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」)
特殊装備:ストライカーコネクタ
機体解説(レーゲン)
機体自体は
ストライカーパックシステムを無理矢理追加して汎用性が上がったデュエル……程度でいいかもしれない。
他が凄まじかったせいか普通に見えるが、
レールガンが手持ち式になったり、サーベルが膝に付いていたり、いわゆる
Ζ顔になったりと、所々微妙に改造が施されている。
バズーカストライカーは……可もなく不可もなくと言うべきか。
ランチャーストライカーをベースにした可動アームにゲイボルグを接続したストライカーで、アグニに換装する事もできる。
携行武装が増えるのはいいが、ストライカーを使ってバズーカ一本増えただけでは正直微妙な感は拭えなかったりする。
とはいえ、レーゲンのコンセプトは「状況に応じて装備を変えて戦う」事を突き詰めた機体であり、
目標に接近しながら遠距離ではバズーカ、中距離に入るとストライカーごと
パージして両手のライフルを連射、
さらに近付くとそれも捨て、身軽な状態でビームサーベルとバルカンによる近接戦闘……という運用を目的としている。
ストライカーパックは最初から破棄する事が前提で、隠蔽の必要がある場合爆破処置する事も考えると、コスト的にこれくらいで丁度いいのだろう。
デュエルの関連機体がザフトの運用データを基にした機体だらけの中で、この機体はそれとは別の形で強化されている(
シヴァを基にした
レールガン「ルドラ」もあるが)。
もし、デュエルが最初のプランのまま連合で運用されていればアクタイオン・プロジェクトもこの機体のような強化プランになっていたのかもしれない。
パイロットがカイトなので、TV初期のような噛ませ犬状態にはならないだろう。
……とか思っていたら
前シリーズの主役機であるターンデルタを大破させるという快挙(?)を遂げている。
しかしその後は特に出番は無かった。
ライブラリアン崩壊後はそのままカイトのコレクションに加わったようで、例の白十字がバッチリマーキングされた他、
ゴールドフレームによるヘリオポリス脱出を再現する際にゲイボルグを提供している。
関連機体
◆前期GAT-Xシリーズ
ヘリオポリスにて、デュエルと同時期に開発されたMSで、
ストライク、
バスター、
ブリッツ、
イージスの4機。
前期GAT-Xシリーズで最初に完成したデュエルをもとに、各々のコンセプトに特化して開発されたため、
携行型小型ビーム兵器やPS装甲など、基本的な技術はデュエルのものがベースとなっている。
また、ストライクとバスターはデュエルと同じ汎用型のX100系フレームを採用しているため、外観もそれなりに似通っている。
上記5機のデータを盗用して開発された、オーブ製MS「アストレイシリーズ」の
試作機。
ビームライフル、ビームサーベル、頭部バルカンと、基本的な武装しか装備されていない点(とそのレイアウト)や、
機動力を重視したコンセプトなどがデュエルと似ており、デュエルがこちらの設計においてもベースとなった可能性が高い。
ただ、機動力重視のコンセプトについては「
ブラックボックス化されていたPS装甲の解析・再現ができなかった」という切実な事情があり、
仮にPS装甲が再現できていたなら、ここまで思い切った機動力重視の設計にはならなかったと思われる。
ちなみに、完成状態で建造された3機のうち、「ゴールドフレーム」という通称が付けられたP01は、
本来はデュエル用のレールバズーカ(リニアキャノン)として開発された「ゲイボルグ」を持ち出し、使用していた。
『
機動戦士ガンダムSEED MSV』などに登場する機体で、ダガー系の上位機種とその仕様変更機。
系統的にはストライク系だが、機体コンセプトやカラーリングはデュエルの要素を引き継いでいるため、ポジション的にはデュエルの
量産機といったところ。
上記の通りASを参考にした「フォルテストラ」を装備する。
ジンやシグーにザフトが開発した追加装甲装備「アサルトシュラウド」を装着した状態。
上記の通りこの装備がデュエル用ASの開発に繋がった模様。
立体化
1/144コレクションシリーズは、定価500円という安さ故に色々と色分けや可動域は悪いという欠点がある。
しかし、後年にウェポンセットが出るまでグレネード付き
ビームライフルが安値で手に入る手段として有用だったので、一部ではそれなりの需要があった。
HG GUNDAM SEEDではパッケージ絵がアサルトシュラウド形態だが、発売当初にはまだ登場しておらず
ネタバレ同然の扱いだった。
ガンプラが進化し続けている2020年代の今となっては見劣りする部分はあれど、SEED系初期キットにしてはそこまで出来は悪くなく、パーツを分離すればデュエル単体も再現が可能。
干渉部分が少ないのもあって可動域もそこそこによろしく、色分けも良好。
アサルトシュラウド形態は、本体付属のシールの大部分がこちらに割かれているのもあって細かな色分けはさすがにできていない他、
装着すると腰の可動ができなくなってしまう事や、前腕部の黒い追加装甲も再現されていない事が欠点。
5連装ミサイルポッドは形だけで開閉できないが、
レールガンの可動はそれなりに良い。
よくSEED系キットの短所として挙げられる大きい肩や頭部などの造形が一転して長所になっており、素組でもかなりスタイルがいいという良キット。
HDリマスター版放映記念にマーキングシールがリニューアルされたものが発売。現在ではそちらの方が手に入りやすい。
2012年2月にMGで発売され、素体・AS装備状態共に完成度は非常に高い。オマケとしてゲイボルグも付属する。
このデュエルの基本フレームを基に、残りの『G』もMG化された(バスター、ブリッツ、イージスの3機。ストライクも本キットをベースとしたVer.RMが発売された)。
ブルデュエルはHG GUNDAM SEED、BB戦士。レーゲンデュエルは1/100のみで発売された。
前者はやや寸詰まりしているような印象で、後者は色分けやパーツ分割などの精度が低く評価が悪い。
デュエルブリッツはHGCEで発売が決定。
両肩武装コンテナの展開ギミックを搭載し、ランサーダートの射出やグレイプニールの発射も再現可能。
そして劇中で披露しなかった
アサルトシュラウド装甲のパージギミックが存在し、パージするとそこには見知った姿の
デュエルガンダムが完全な姿で写っていたのである。
当然ながら完全新規造形なので、事実上のデュエルガンダムVer.2.0に等しい
プラモデルとなっている。
何とご丁寧に劇中で使用していないグレネード付き
ビームライフルとビームサーベル二本まで付いてくるので、無印終盤の再現まで出来るオトクっぷり。
流石にシールドは付かなかったが
実際のところファンサービスとしてのプラモオリジナルギミックなのか、実際に原作でも見た目が一切変わっていないのかは現時点では明らかではない。
故にこのギミックが判明したことで「そこまでしてデュエルを改修する必要あったの…?」というツッコミも出てきてはいる
ちなみにランナーを見るとデュエルガンダム本体には「デュエルガンダム」、デュエルブリッツ部分には「デュエルブリッツガンダム」と表記されており、ファンの間では「もしかしたらアサルトシュラウドが後に販売されるのでは?」と噂されている。
◇ROBOT魂
ストライクやバスターに続いて発売。
TV版の装備は一通り揃っており、ASも付属し着脱可能。
ボディのメリハリが強いシリーズである事に加え、AS装着時のバランスもあって細身になっており、特に腹部周りがかなり細い。
そのため、素の状態だとバランスの問題で若干頭部が大きく感じられるかもしれない。
付属物ではライフルのグレネードは着脱不可である一方、ASの
シヴァは上下可動、ミサイルポッドも蓋の開閉などは可能。
後年には「ver. A.N.I.M.E.シリーズ」でも一般発売。
シリーズのコンセプトの違いもあってボディのメリハリはそれほど激しくなく、設定画や劇中のイメージに近いがっしりした造形になっている。
こちらはASは付属しないが、代わりにゲイボルグが付属し、装備可能。
また、劇中再現用としてアーマーシュナイダー付き手首&エフェクトパーツが付属しており、キラの初SEED発現戦で受けた腹部へのアーマーシュナイダー攻撃シーンを再現できる。
◇機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.
デュエル(コスト420)とアサルトシュラウド装備(コスト450)の2種類。
デュエルはライフルストライクのマイナーチェンジといったところ。
ビームサーベルとグレネードランチャーがあるのが強み。
アサルトシュラウドは鈍足だが、優秀なチャージショットを持つ万能機。
特格→チャージショットは基本コンボだが、生の方が560と組める上、ステップの反応も良いため、「ASは矯正ギプス」とまで言われる事がある。
イージスに引き続きコスト1000で参戦。
前作とあまり変わらないが、ネクストダッシュで隙を消せるようになった。
また、今作ではなんと装甲
パージアタックが使える。
アサルトシュラウドを
キャストオフした瞬間に射撃防御判定が発生し、敵のビームなどを防ぎつつ懐に潜り込んで攻撃できるなんとも原作再現な技である。
強力だが、出撃1回につき1回限り。
この技を使って
ストライクフリーダムガンダム(ボス仕様)のハイマットフルバーストを無効化しつつ接近し、そのままカウンターで止めを刺した猛者もいる。
パージ後はバルカンやらグレネードが撃てるようになり、さらにブースト量も増加しフワフワの性能がいい為生存率が大きく上昇する。
中間アップデートで1000コスト帯で参戦。
今作ではアサルトシュラウド形態固定で、ガンダムVSガンダムシリーズでは存在した
パージアタックが無い。
アシストのバスターは呼出と照射コマンドが個別で用意されているが、呼出は時間が長い代わりに性能は微妙で使いにくく、照射は使い勝手が良いが弾数とリロード制限が厳しい。
覚醒技はレイダーを屠ったバスターとの連携攻撃。この時だけ素状態になるが、モーション終了後はアサルトシュラウドに戻る。
通常射撃や格闘類は上記作品類からのモチーフや配置となっているが、残念性能なのは否めないだろう。
◇機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST
全体的な修正として1000コストは1500コストに昇格し、相応の修正を受けた。
アサルトシュラウド形態はダメージ補正に20%が付いて同コスト帯では硬い部類になった他、アシストのバスターが呼出中は何発でも照射攻撃が可能になるなど前作の情けなさを払拭する修正が入る。
さらに
パージアタックがNEXTから復活し、素状態での立ち回りも可能となった。
素状態では原作さながらのポーズを取るサブ射撃のグレネードや、逆に原作では使用していないゲイボルグを使用可能。
もちろん、こちらでもバスターは呼び出せる。
余談ではあるが、同じクルーゼ隊のニコルが搭乗するブリッツが2000コストで参戦しており、
一部プレイヤーからは「何故終戦まで生き残ったこいつが1500なのに撃墜されたあちらは2000なんだ?」と疑問視されている。
出撃直後からバスター呼出が使用できるようになった他、両形態のサブ射撃が弾数増加などアッパー調整が入る。
しかし全体的な環境の変化や1500コスト帯の不遇により、あまり恵まれているとはいえない。
今作からはディアッカが搭乗するバスターが参戦。
戦役最後に大破したとはいえ、長い期間や様々な陣営を渡りぬいていたというのに、何故かこちらも1500コストだった。
格闘CSで任意換装が可能となった。
アサルトシュラウド形態はやや下方修正を受け、素状態はやや上方修正を受けている。
前作に引き続いて環境に適応している性能とは言い難いが、覚醒の仕様変更等で活躍のチャンスはやや増えた。
エクストラ枠ではあるがイージスが2000コストで参戦し、これで遂にザラ隊が全員参戦する運びとなった。
2vs2
ゲームなので揃い踏みする事は不可能だが、イージスと本機のアシストで残り2人を呼び出せば、即席ではあるが部隊を再現できる。
アサルトシュラウド形態は格闘が突きのみとなり弱体化したが、代わりに射撃CSやサブ射撃などにSAが付くようになった。
素状態ではサブ射撃がEXVSMB時代の原作再現ポーズに変更。誘導切りも付いているが、発射までの時間が間延びした結果となった。また下格闘がカウンターになった。
元々被ダメージ20%減の効果を持つAS形態にSAが付いたため、基本的な立ち回りはこちらが主軸になるだろう。
しかし、格闘面で劣る部分が多いので素状態と使い分けするタイミングを前作以上に考えなくてはならない。
2022年8月のアップデートで、同期のバスターとブリッツが変形コマンドでグゥルに搭乗できるようになったのだが、本機は何故か蚊帳の外に置かれてしまった。
『GジェネSEED』から参戦。
通常状態は一貫してSEED系ガンダムタイプの中では最弱の部類。
ただ開発元としては優秀で、初期GATシリーズのバスターやストライクへの派生など起点となる部分も多い。
一方のアサルトシュラウド形態は、アビリティにフルアーマーがあり防御補正が付くケースや、HPが0になると通常状態へ移行する脱出が付いている時もある。
HPなどの基礎ステータスで上回る分、武装の消費ENについていけなくなると補給で苦慮するので注意したい。
開発ではブルデュエル、設計ではバスターと合わせると
V2アサルトバスターガンダムになるのが通例。
V2ABの設計はいかにもネタっぽいが、C.E.製MSでも初期の機体2つから、U.C.最後期のMSを設計出来てしまうため、キャピタルさえあれば最強争いに名を連ねるようなMSを早期に手に入れられてしまう。
まぁそのキャピタル集めが大変なのだが。
『CROSSRAYS』ではアサルトシュラウドがそのどちらも取り上げられてしまった。
バルカンやグレネードの代わりに
レールガンやミサイルポッドが付いているので、ダメージの底上げはできているが、前述のEN消費率の高さがネックとなる。
設計先のV2アサルトバスターも消えてしまっているので、特にこだわりが無ければブルデュエルへの橋頭保として扱うのが良いだろう。
『第3次α』から参戦。
基本的にはアサルトシュラウド装備状態が事実上の通常形態となっており、初参戦の『第3次α』では最初からAS装備状態。
一応イザークから「強奪後すぐに追加装甲を付けた」ことが語られている。大人の事情
『J』や『W』では通常状態も登場し、AS装備後は撃墜するとASを
パージして再出撃してくる。
ちなみに、設定上はASにはPS装甲が付いていないのだが、
ゲーム上はどちらの状態でもPS装甲持ち扱いとなっている。
特記すべきは『L』で、こちらは『DESTINY』が参戦しているため、イザークも当然専用ザクやグフに搭乗しているのだが、
条件を満たしていると、イザークとディアッカが自軍入りする際にかつての愛機であるデュエルとバスターを持ち込んでくる展開に。
「こんな旧式で大丈夫か(意訳)」とツッコまれるが、イザーク曰くOS等は最新式にアップデートされているとか。
原作(『SEED』)では最終盤まで敵勢力だった影響で、参戦する場合は遅めの自軍参入になりがちな上、
その原作でも最終盤ではやや型落ち扱いされていた影響か、自軍入りしてからの性能は基本的に微妙。
ただ、改造はストライクやフリーダムのものを引き継ぐため、こちらを改造していれば改造費は抑えられる。
『DESTINY』名義でのサプライズ参戦となった『L』でも、各種ボーナスと機体性能がチグハグな影響で、
イザークとデュエルのコンビに思い入れでもなければ、専用グフに乗せた方がいいレベルで微妙。
稼働当初からまず素デュエルが参戦。
性能としてパッとしないものが多いが、カード化されているものは多く、特殊レアリティで描き下ろし枠のアーセナルレアで収録されたものもあった。
専用戦術技では劇中使用しなかったゲイボルグで攻撃するものがある。
稼働から約一年後のLINXTAGE01ではようやくアサルトシュラウドと傷ありのイザークが参戦。
同弾で収録された高レアリティのものは、戦術技を発動するとアサルトシュラウドを
パージして攻撃力が上昇する代わりにメイン武器しか使えなくなる状態のデュエルになる専用戦術技を所持している。
「出て来い
Wiki篭り!でないと、でないと更新が出来ないだろうがあぁぁー!!」
- G5機で連携を取るならこいつは状況に応じて他の機体のフォローに回る形になったんだろうか。ストライクもパック換装は出撃前にしか出来ない以上、戦闘中は普通の特化型MSと変わらないわけだし。 -- 名無しさん (2022-01-12 20:28:06)
- まあセカンドステージみたいな地形対応型はいないし基本はこいつが前衛固定でストライクとイージス、ブリッツが近中距離で立ち回りバスターが中遠距離で、くらいの簡単なイメージだったんじゃない? -- 名無しさん (2022-01-12 20:59:04)
- 「やけに主役顔のこいつとバスターは初代で言うガンタンクとガンキャノンのポジション的な予定でデザインされたんじゃないか
ヘリオポリス学生勢ちょっと余ってる感あるし」って説が当時あったのを思い出した -- 名無しさん (2022-08-15 10:41:01)
- 片桐センセの準備稿ではアサルトシュラウドの原型になったであろうアーマードタイプの他にスラスタータイプなんてのもあったし、もしかすると当初はアーマー換装による全領域対応型としてデザインされてたんだろうか -- 名無しさん (2022-08-15 11:23:43)
- 前から思ってたけど()を全角にしてるとリンク貼るときに紛らわしいから半角のままにしてほしいんだけど -- 名無しさん (2024-01-11 18:01:34)
- 報告にあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2024-01-13 20:38:58)
- ブリッツデュエルもライトニングバスターも種で使ってた機体を改修したものなんだよな。登場して活躍したのは嬉しかったが新規の機体じゃなく改修した機体をイザーク達が用意してたのはどんな経緯があったのか? -- 名無しさん (2024-02-01 10:37:11)
- 実はアクタイオン・プロジェクトで再生産した機体の予備パーツも利用されている…という可能性はあるんだろうか -- 名無しさん (2024-02-02 21:39:07)
- ブリッツだけじゃなくてブルデュエルのデータも反映されてそうなデザイン -- 名無しさん (2024-02-02 22:05:16)
- アニメで見てみたかったなぁ、デュエルモード… -- 名無しさん (2024-02-02 22:09:11)
- ザフト所属じゃない(という扱い)から核搭載は条約違反ではない扱いな音では -- 名無しさん (2024-02-03 22:15:51)
- クーデター旗艦を鎮めるポーズは、かつてヤキンで連合のドゥーリットル大佐の艦を沈めたグレネード撃ちのオマージュなんだよなぁ……連合の凶行からザフトを守ったデュエルが、今度はザフトの凶行を止める演出 -- 名無しさん (2024-02-22 00:26:09)
- ほとんどデュエルという名の何かくらいのもはや見た目しか残ってねえっていう改修具合だからなあ。その見た目が一番重要なのは言うまでもない。 -- 名無しさん (2024-02-29 20:05:23)
- 戦後返還されていたってのは公式設定か微妙なRGBにしか記述されて無かった設定なのかな? -- 名無しさん (2024-03-05 07:16:00)
- デュエルブリッツ発売決定とな。これはライトニングバスターも発売するかも -- 名無しさん (2024-03-22 12:17:42)
- ↑同時に発表された -- 名無しさん (2024-03-22 12:37:17)
- デュエルブリッツは実質デュエルガンダム・ブリッツシュラウドとも言える仕様だった訳か…これはデュエルのバリエーションが増えるフラグだな(リハク並感) -- 名無しさん (2024-03-22 19:55:10)
- プレバンでいいからデュエルブリッツ版デュエルに着せるアサルトシュラウドも欲しいところ -- 名無しさん (2024-03-22 20:20:36)
- 小説版に元ザラ派のユーリ・アマルフィとエザリア・ジュールが、放棄されたデュエルとバスターを試験用に改修した機体と書かれてたな -- 名無しさん (2024-03-28 08:20:43)
- 実質プロトタイプガンダムな古すぎる機体を試験用にする意味って何…?しかも単騎で動かせる核動力にしてるとか、自爆テロでも起こさせたいの? -- 名無しさん (2024-03-31 16:28:52)
- 劇中であまりそういう描写はなかったけど、足首の特徴を追記。何度も見返したけどこいつだけアーマーない。 -- 名無しさん (2024-04-20 01:48:41)
- ↑あくまで片桐画稿での想定だから今の設定に反映されてるかは分からんけど、「デュエルは可動の自由度を重視してスカートアーマーなしで作られたが、被弾率の高いそこが丸裸だと駆動に深刻な影響が出やすいのが分かったから後の機体はスカートアーマー装備」ってことらしい。足首については言及されてなかったけど、1号機のデュエルだけは無いってことは、多分同じ理由かな -- 名無しさん (2024-04-20 09:32:33)
- ↑メタい話、アサルトシュラウドもそういうことなのかもね。「まぁこういう後付けをすればいいか」って出来るし。 -- 名無しさん (2024-04-20 09:38:32)
- 準備稿の想定だと「両肩と手首の装甲(青い部分)を変形させて、PS装甲のショルダースパイクとメリケンサックでブン殴る」とかいう漢らし過ぎる機体だったのホントびっくりした。というかあの特徴的な肩装甲そういう用途だったのね… -- 名無しさん (2024-06-03 19:16:24)
- HGCEデュエルブリッツは昔のデュエルのASとブルデュエルのフォルテストラも装着可能だと良いな -- 名無しさん (2024-06-06 08:48:43)
- ↑それを可能にするとプロポーションが旧HG SEEDのものと同じになるのでよろしくない(HGCEはHG SEEDに比べて微妙に背が伸びてる) -- 名無しさん (2024-06-22 07:01:25)
- 連合に返還設定ってどこにあるんだと思ってたがRGBの奴見る限り拝啓で始まってRGB内でもそうであるって設定じゃなさそうだし 大英帝国の血がって言ってるのって他国に返還しないで飾ることでいろいろ言われてる大英博物館を指しているって事じゃ -- 名無しさん (2024-07-20 06:45:58)
- 核エンジンに換装されてエネルギー消費の激しい武器が使用できるようになり、イザークはスラザク、グフイグの接近戦型に搭乗していたから、ビームソード・アックスの様な武器を装備してもよかったと思うけど。 -- 名無しさん (2024-10-10 22:40:40)
- ログ化を提案します -- 名無しさん (2024-10-11 13:05:36)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-10-18 09:47:31
最終更新:2025年04月28日 15:19