シズヤ

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シズヤ - (2020/10/01 (木) 22:36:08) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/11/29(月) 03:44:32
更新日:2023/01/11 Wed 21:42:46
所要時間:約 5 分で読めます




パワプロクンポケットシリーズの登場キャラクター。
初登場はパワポケ11彼女候補でもある。


<表サクセスでの活躍>

11:新球団ナマーズ編】
魔人の好感度を35以下に下げると出現。
なんとかして呪いを解除する方法はないかと悩んでいた主人公の前にとある壷が。
思い切って壺の蓋を開けると中からシズヤが現れる。
彼女は魔人と同じく、願いを叶える存在。
そうと知った主人公は彼女と契約を結ぶが、魔人とは天と地と言ってもいいほど力の差があり、あっけなくあしらわれる。
魔人を倒せないことがわかったため、かわりに術で主人公を助けてくれる。
その後も魔人の呪いをなんとかするために協力していくことになる。

和服を着ていて、古風なしゃべり方をする。
姿はわかりやすくいうとかぐや姫。名前や格好から元ネタかも。

ちなみに魔人と同じような存在のため、契約者である主人公以外は見えない。
そのため彼女と仲良くなり、イチャイチャしても端からは独り言を言いまくり、終始ニヤニヤしているかなり挙動不審な男にしか見えない。

性格は健気。かなり健気。そしていい子。だがまだ未熟なためかドジっ娘。
「〜なのだ」といった古風なしゃべり方をするため、気の強い子かと思うだろう。
だが、そんなことは全くない!
契約しているからではあるが、心から呪いをなんとかしようと思い、頑張ってくれる。
術が失敗しても、涙を浮かべながら謝ってくれるので全然いらいらしない。
そして魔人がちょっかいを仕掛けてくると、能力の差にもかかわらず飛び出して突っかかっていく。
もちろんあっけなくやられてしまうがそこもまた可愛い!





以下、エンディングに関するネタバレ


















彼女は魔人の存在、古い壷、主人公の想いによって生まれた。
つまり主人公の「魔人がかわいい女の子だったらいいのになぁ」という妄想から生まれたのである。
そのため同じような出自の彼女はシズヤの姿を認識することが可能。


シズヤと主人公が契約する時、主人公は魔人と既に契約していた。その為主人公からの契約による力の供給が不完全となり、シズヤ自身も不完全な存在になってしまった。(元々のスペックでも魔人には勝てないが)
壷から出てくるのにも力を使うので、力のないシズヤは月に2回しか出てこれない。
3年目は1回。

彼女は願いを叶える存在であるため、叶えるのに失敗すると死んでしまい、成功したら次の契約に向かうため、契約者は見えなくなってしまう。

彼女のルートの最終目標は、彼女となったシズヤとこれからもずっと一緒にいれるようにすることである。
彼女と順当にデートを重ねていけば魔人封印イベントが発生する。
そしてクリア直前で魔人との封印対決ミニゲーム。これに勝つと魔人が協力し、人間になれるように術を使う。
術を使うのはシズヤ本人のため、シズヤの術レベルが上がっているかが鍵となる。
ここでED分岐。


  • GOODエンディング
好感度90以上今までの選択肢を間違えず、術レベルを上げておくと高確率でGOODエンディングとなる。つまりランダム。
術に成功し人間になり、その後も幸せに暮らしていく。
アルバムでは結婚式を挙げ、ウェディングドレスを着ているシズヤを見ることが出来る。
個人的には流れる音楽も相まって、おそらく11のアルバムで最も、歴代のアルバムでもかなりのハッピーエンド。
  • BADエンディング
GOODエンディングの条件を満たさない、又は満たしても低確率でこちらに。
術に失敗して、主人公の前から見えなくなってしまう。
しかし主人公の前に一瞬だけ姿を見せる。
主人公から見えこそしないが、主人公は近くにいることはわかっているので、一緒に暮らしている。
他のキャラのBADエンディングに比べたら比較的鬱度は低め。

エンディングがGOODでもBADでも、その場では消えてしまう。どちらか判明するのはその後なので、消えてもリセットしないように。


  • 彼女としての能力
手に入る超特殊能力は投手は『鉄腕』、野手は『闘気』。
ランダムではあるが特殊能力をとるチャンスが多く、デートも基本的には良いデートが多い。悪い特殊能力もあまり付かないのも魅力。
更に超特殊能力もエンディングに関係なく好感度90以上で手に入るので、エンディングにこだわらないならばかなり育成向きな彼女である。
しかしエンディングにこだわりつつ育成としたら、難易度はかなりあがる。
彼女のGOODエンディングに行く為には魔人の好感度を上げたり下げたりしなければいけない。
これを育成しながらやるのは結構難しいので、何度か攻略して手順に慣れてからの方がいい。
余談だが、封印ミニゲームの前に魔人の好感度を50以下?にして、10月4週に電話をするとイベント発生。
このイベントを起こすと、封印イベントの難易度が下がる。というより、下げないと最高難易度であるパワフル固定になる。
固定なのでリセットをしても難易度が下がらない。
しかもこのイベントは日本シリーズの直後に起きる。なので

「よっしゃあ、日本シリーズ勝った!!」
「よ〜し、シズヤイベントもおきた。まえもって普通はクリア出来るようになったしかったるで〜」
「ちょっ、これパワフr(ry」
リセット後再び日本シリーズから
「……………………………」

なんてことはよくあることなので、このイベントは出来ればおこしておきたい。



14:燃えろ!魔球リーグ編】
シリーズ完結となる14にもまさかの再登場。11のシズヤとは知識は共有しているが、精神的には別の個体。
彼女候補の1人である天月紗矢香のルートで登場し、世界の異変を解決するため奮闘する主人公と紗矢香に助言をくれたり不思議な力で手助けしてくれたりする。

作中では紗矢香の家の近所の主婦として認識されており、それに合わせていかにも主婦っぽい格好に。おばさんくさくなったとか言った奴表出ろ
こちらの個体は紗矢香の願い・主人公の魔球・「過去に願いを叶える存在であった者」(=11のシズヤ?)を触媒としてこの世界に具現化したようだ。
紗矢香の願いが元で生まれたためか劇中での行動・暗躍は全てが紗矢香の願いを叶えるためであり、やはりこちらでも健気。


裏サクセスでの活躍>
元々人外なためかスターシステムを利用している裏サクセスの中でも、表サクセスと殆どキャラクターが変わらない者の1人。違うのは格好ぐらい。
11での頼りなさはどこへやら、裏サクセス世界でも屈指の実力者として登場している。
仲間にはなってくれないが主人公のことがお気に入りなようで、わけあって戦うことはあるが基本的には味方側のキャラ。
彼女が絡むイベント・クエストの大半はプラスイベントが多く、稼ぎとして利用できるのでありがたい存在。
シズヤさんマジ有能
え、有能すぎてなんか便利なご都合キャラになってるって?パワポケではよくあることだから気にするな


12裏:秘密結社編】
主にイーベルのイベントで出てくる。
魔女っ子の格好をした魔族。魔族なので本来は「銀の盾」に所属している主人公の敵なのだが何かと主人公を助けてくれる。
膨大な魔力を持っていて、空間魔法が得意。

試練と称して何度も戦うことになるが、かなりの強敵。トラウマとなった存在。
2回行動で毒属性の魔法を中心に攻撃してくるのだが、こちらの全員の毒耐性を下げるポイズンミストが厄介。
ポイズンミスト+魔力増幅からのパラライズタッチやヴァイパーバイトはえげつない火力を誇る上にマヒ・毒の追加効果まであるので対策して挑みたい。負けてもゲームオーバーにはならないのが救い。
初めの頃はまだゴリ押しが効くが、本気を出すとなんと4人に増える。時間と空間の位相を少しずらすことによって分身を可能にしているらしい。そんなめちゃくちゃな…
言わずもがな、1ターンのうちに受けるダメージがヤバいことに。このため「ラスボスより強いのでは?」と言われることもしばしば。プレイヤーを絶望の淵へと立たせた魔女である。

その正体は、主人公が子供の時に見様見真似で召喚した精霊に近いもの。
召喚したはいいが、主人公に維持する力がなかったため、異界にとばされる。
異界をさまよっていたが、自分が持つ微かな記憶を頼りに辿り着いた。
主人公に協力していたのは、自分の召喚主と魂が似ていたからだったが、本人とわかってからはより協力してくれるようになる。


13裏:海洋冒険編
今度はレン関連のイベントで登場し、レンと主人公の謎の石版&古代文明の遺跡調査に同行してくる。

東方の国出身ということであってかアラビアンというかオリエンタルな衣装を着ており髪も下ろしているため、今までと少し違った印象を受けるかも?
自らが立ち上げた新興商船団「静かなる夜」の団長を務めており、新興とはいえかなり強大な力を保持している。また、財力や軍事力とは別に大航海時代の世界観ガン無視で不思議な術を有している。

実は太古に存在した古代文明人の末裔であり、純血の末裔は彼女が最後の一人。
「謎の石版」はかつて古代文明が存在した大陸を復活させるための鍵であり、一族の掟に従って大陸を復活させるため主人公達の遺跡調査に同行していた。
ところが調査中にレンが石版に残っていた残留思念に体を乗っ取られる事態が発生。責任を感じて主人公とともにレンの救出に尽力してくれるが、レンを解放する代わりに自分が残留思念に憑依されてしまう。
今度はシズヤを救出するため、主人公とレンは彼女と戦うことに。

前作でも強かったが、今作も強敵。というか極悪。
敵キャラクターで唯一の反射スキル持ちであり、必殺技なんかで大ダメージを与えると手痛いしっぺ返しが飛んでくる。
そして攻撃技は「不思議な力」オンリーなのだが、これが高威力の全体攻撃な上に恐怖+転倒という凶悪な状態異常2点セットのオマケ付きで非常にタチが悪い。(今作の戦闘システム上どちらかの状態異常をパーティ全員がもらってしまうとほぼ詰む)
きちんと状態異常耐性のついた防具を装備しておかないと為す術もなく敗北すること請け合い。この攻撃で何度もハメられて、涙を呑んだプレイヤーも多い事だろう。
あんまりにも初見殺しなためか負けてもリトライ可能でリトライする度にシズヤが弱体化する。それでも運が悪いと状態異常によるハメで「ずっと俺のターン!」されてなぶり殺しにされるが。
その分ノーコンティニューで倒すとクエストクリアの報酬がおいしくなる。ただし初回は戦闘前にHP・SP・TSを削られるのでかなり厳しい戦いを強いられてしまう。

勝利すれば石版の残留思念を追い出し、シズヤを救出することができる。
古代文明人の正体は(裏サクセスおなじみのこいつと同じく)別の世界から転移してきた人々であり、石版の残留思念は別世界のシズヤのもの。
つまりシズヤがシズヤに乗り移っていたというなんだかよくわからない状態に。
事件の一件以降、古代文明の遺跡がある島を船団根拠地として買い取り、それを主人公らに開放して冒険させたりしてくれる。
航海中、偶然を装って援助を渡しに来てくれたりすることも。シズヤさんマジ太っ腹

ちなみに別のクエストで不思議な力ではなくマスケット銃による攻撃を行う彼女と戦うこともできる。
貫通2回攻撃が少し厄介だがこちらはさほど苦戦しないだろう。
そして条件を満たすと、あるクエストでまた増える。今回は3人に分身する。当然「不思議な力」バージョン。ここまで来ると恐ろしく手強くなり今作で最も難易度が高くなる。幸いなことに強さはパーティーの平均レベルに合わせてくるので、どうしても勝てないときは主人公以外のキャラは全員低いレベルにするべし。3人に勝てるわけないだろ!
これにも勝つと今度は彼女の操る戦列艦を相手にした最強レベルの海戦に挑めるようになり・・・

ここまでくるともはや事実上の裏ボスと言っても過言ではない。

この上記の点から今作もプレイヤーを絶望の淵へと立たせた。

パワポケ&プレイヤー「なんか前作の秘密結社編と比べて一気に強くなってね?」


14裏:札侍編】
キュウコク地方の巫女たちの巫女長として登場する。久しぶりに11表での髪型に戻っており、髪飾りと巫女服がやたら似合う。
キュウコク地方は巫女たちが治めているためキュウコクの支配者でもある。
とは言っても政には疎いらしく、大きなことを信託で決めてからは実行を桜華に任せている。

結界を張ったり神の声を神託として聞けたり時空を渡れたりとやっぱりトンデモ能力を保持している。
この神託というのは別の世界の自分と話せる能力らしく、神託に従って主人公の力量を見定める為にわざわざキュウコクを占領したとのこと。キュウコクの人にとってはいい迷惑である。

もちろんのことながら野球札で勝負することに。何気にデッキが3種類あり優遇されている。(他のキャラは基本的に1種類か2種類)
今回はカードゲームなので理不尽な強さでもないが、強敵なのは相変わらず。
初回のデッキ構成は、四球系カードで塁を埋めて「満塁ホームラン」や「走者一掃のホームラン」で大量得点を狙う戦法。
攻撃札が投手・捕手に偏っているので投手・捕手の守備札を積んでおけばそれほど苦戦はしないだろう。
新デッキでは、初戦と打って変わって内野(特に1,3塁)に攻撃が集まっているのに注意したい。
本気になると使用してくる改デッキは、サポート札の数だけ攻撃力・守備力がアップする札を枢軸にしたサポート札ガン積み型。そのサポート札もサーチ・サルベージ・ドロー補助と抜かりがない。
攻撃力が8に上がった「王道楽土」は一部のカードでしか止められず、それをサポート札で回収して場にバカスカ出してくるのでたまったものではない。
「凡人の意地」や「スパイダーキャッチ」を積んでおくといいかもしれない。

キュウコクを全て解放して札勝負に勝った後は、他の地方の有権者と同様に主人公らの強力な支援者となる。
主人公が元の世界へ帰った後も彼の元へ渡り札侍の世界へ連れて行っているようで、アルバムでは彼女らと楽しそうに花見をする主人公の姿が描かれている。


追記・修正はシズヤ×3を倒してからお願いします。

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