カイ=キスク

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カイ=キスク - (2018/03/26 (月) 11:13:38) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/01/17(日) 22:32:55
更新日:2024/03/13 Wed 11:09:03
所要時間:約 6 分で読めます




「いい試合にしましょう」


ギルティギアシリーズの登場キャラクター

カイ=キスク(KY=KISKE)
CV.草尾毅

【プロフィール】
身長:178cm
体重:58kg
アイタイプ:青緑
好きなもの:みんなの笑顔→(Xrdで追加)ディズィー、シン
嫌いなもの:ソル→(Xrd)自らの弱い心
趣味:ティーカップコレクション
所属:聖騎士団(GG開始以前)→国際警察機構(GGシリーズ)→イリュリア連王国連王(GG2以降)

【概要】
ソルのライバルであり、このゲームの準主人公的存在。

性格は極めて真面目であり、正義と平和の為に努力は惜しまない。公人としては理想的な人物で人望も厚い。
そういった姿勢はアウトローな連中が多いGGでは「偽善」と言われる事も多々あるが、カイ自身はそれに流される事は無い。
一方で誠実であると同時に融通の効かない性格でもあり、自由奔放に生きるソルとは何かと衝突が多い。
規則や秩序を乱すものには嫌悪感を露わにし、道徳に反する者には容赦の無い一面も持つ。

聖戦(ギアと人類の戦争)では16歳にして人類の主力である聖騎士団の団長を勤め、聖戦集結後は警察機構に所属し長官職に就いている。
団長の就任時期は不明(少なくともソル入団時は団長ではないため、2173年~2175年の間となる)。

対ギア兵器「封雷剣」を持つが、なければ無いで戦える実力はある(現に封雷剣を失ったギルティギア2では大剣を使っている)。
Xrdにおいても封雷剣ではなく、封雷剣に似た細身の長剣「Magnoria Eclair II(マグノリア・エクレール・ツー)」を使用している。

法力は気以外のすべての属性を使えるが、扱いが難しい雷を使う事にロマンを感じているらしく、ゲームでは雷を使う。
逆に扱いやすく開放的な炎は「美しくない」と嫌う節があり、特にソルの炎は「度を超えて野蛮で醜い」と述べている。

イケメンで文武両道、模範的な性格のエリートと完璧超人だが、自分の正義について悩む一面も見られていた。
しかし、守るべきものを見つけたことにより、自らの正義の道を歩み出す。
後にカイからプロポーズし、ディズィーと結婚する。

優秀さゆえか終戦管理局によってロボカイというそっくりさんが作られた。

ギルティギア2ではイリュリア連王国という国で初代国王である連王の座に付いている。
また木陰の君のことディズィーとの間にシンと言う息子を授かっている。
連王の座に就いたのは、国際警察機構長官という社会的に重要な役職に関わらず、妻のディズィーがGEARであることを理由に脅されたから。
脅したのは国連元老院という謎の怪しいジジイ集団。
このため王であるために関わらず、実質的に中間管理職であり、相当ストレスが溜まっている。
(しかしもちろん、ただ従うだけではなく元老院に隠れて動いていたのだが)

時が流れても根本的な性格は変わっておらず、情に脆く時に熱くなると青臭い理由で行動するなど一国の王としてどうなの?と思う者も少なくないが
こうした人間臭さは同時に多くの国民に多大な支持を受ける一因にもなっている。
また、かつて真面目さ故に「視野が狭い」と言われてきた欠点は克服しており、より多くの立場から物事を考えられるようになった。

因みに、木陰の君は「あのおっぱいだろ」と言われていたものの、作中で明言されずじまい。作った人もノーコメント。
だったのだが、スロットやら記念本やらで、遂にディズィーと明言された。
この設定のせいでカイが嫌いな人が増えたとか増えないとか。

初期デザインではおじいちゃんになる予定だったが、イケメンに戻された。
ソルとはある程度和解しているはずだが嫌いなもの欄は相変わらず。ソルェ…

2から1年後のXrd -SIGN- ではやっと嫌いなもの欄からソルが消え、自らの弱い心を戒めるようになった。
また大切なもの欄にはおなじみのみんなの笑顔以外に妻子が追加されている。
また伸びた髪をポニテにイメチェンしたが、歳の割に全く違和感がない。さすが美形。
ちなみに一定条件で戦闘中に結った髪が解けてGG2の頃のようにロングになるが、ラウンドを跨いでもロングのまま。

なおXrd -SIGN- のストーリーモードで体にギア細胞が混じっているという事が明らかになった。
「最近はすぐに髪が伸びるようになった」と語っているため、ポニテにしたのはそのためだと思われる。

名前の由来はヘヴィメタルバンドHelloweenのメンバー「カイ・ハンセン」と「マイケル・キスク」から。
必殺技もヘヴィメタルバンドの曲名やアルバム名から取った物が多い。

テーマ曲はシリーズ通して『Holy Orders(Be Just or Be Dead)』。
2では豪華なバイオリンアレンジになった。

BLAZBLUEジン=キサラギのカラーリングにカイを意識したカラーが存在する。(ついでにロボカイも)

【ゲーム中の性能】

飛び道具、対空、突進と一通り技が揃っている初心者向けキャラクター。数値的な攻撃力・防御力は至って普通。本当にフツー普通って言うなぁ!
戦闘スタイルは相手の出方をうかがって攻撃パターンを変える対応、牽制型が主流。

上述の通り、対応型キャラという性質上攻め側が圧倒的に有利なギルティギアのゲーム性に合わず、多くのシリーズでランクの中堅下位~下位くらいをさまよっていたキャラで、毎回プレイヤー性能で頑張るキャラだったのだか、スラッシュではぶっちぎりの単独一強といわれていた。さすがにまずいとおもわれたのか最新版ACではマイルド調整に。

長所は長いリーチからの牽制、固め。起き攻めやコンボが簡単に出来るなど
短所はコンボの威力が低い、崩しの能力がやや低め、全体的に技の出を潰されやすいなどが挙げられる。

画面端まで届く飛び道具を持つ数少ないキャラであり、一部のキャラ(かつ初心者かCPUが相手)ならそれだけでほぼ封殺できる。

家庭版限定のEXキャラでは技がソルをリスペクトしたような近接系の技に変わる。

Xrdでは空中に「グラインダー」という輪を設置する技がいくつか追加されている。
この輪にスタンエッジ系をくぐらせると、画面端まで届く巨大な雷剣「デュランダルコール」が飛び出す。

ギルティギア2では高いマスター戦能力と、少々高価だが全体的に高性能なシンとコンパチの兵士を持つ上位キャラ。
極めて多様なコンボ派生による手数と固め&崩し&行動狩り手段を持ち、
さらに安心のヴェイパーやアーマー付きのスマッシュ攻撃で切り返しやゴリ押し手段もバッチリ。

特に↓X(格ゲー時で言うとこの6P)の通称「肘」は、隙が少なく発生も速くガークラ値も高く、ガードさせれば滅茶苦茶な硬直を発生させカイ側ガン有利、ヒットすればヒット確認超余裕という何この技?リーチが非常に短いのが唯一の弱点。
この技の使い方1つでカイの強さが大きく変動するといっても過言ではない。

【必殺技】
  • スタンエッジ(236+SorHS)
いわゆる波動拳。無印はS版、HS版の撃ち分けができたが、Xから#RELOADまではS版のみだった。SLASHからはS版、HS版の撃ち分けが可能に。
空中でも撃てたり汎用性が高いカイを象徴するような技。射出のスキをフォースロマンキャンセルで消せる優秀っぷり。
困ったらスタン。やること無かったらスタン。

家庭版のシリーズにはGOLDキャラという性能を超強化したキャラバリエーションが存在するが、ゴールドカイのスタンエッジは3ヒットするため、これだけで相手の体力を7割近く奪う鬼畜技。
(基礎攻撃力上昇+3ヒット+「雷撃の威力が通常版の1.5倍になる」という特性のため)

SLASHではカイ自体が全体的に強性能だったのだが、中でもこのスタンエッジS版が特にぶっ壊れていた。
その性能たるや、何と密着で通常ガードさせて3フレームも有利になるというもの。もちろん出も早い。
格ゲーのことを少し分かっている人なら、これがどれだけヤバい性能かはすぐわかるだろう。
案の定、相手を画面端に追い込んでスタンエッジS版を連打するだけで、回避困難な攻めになってしまう。

  • スタンエッジ・チャージアタック(236+D(X~RELOADとXrdはHS))
通常のスタンエッジよりも巨大で弾速の遅いスタンエッジを撃ち出す。
無印の時はスタンエッジをチャージすることで放つ技だったが、X以降は別技として分けられるようになった。
地上スタンエッジHSの追加に伴い、SLASHでコマンドが変更。空中可。
3ヒットする、弾速が遅いという特性から相手の起き上がりに重ねて、起き攻めを仕掛けるのがカイの定跡。
フォースロマキャンに対応しており、成功すれば射出と同時に行動可能になるので重なりながら敵に接近することもできる。FRCの直後にジャンプすることで、射出高度を変化させるテクニックが存在する。 
ACでは一定距離飛んだら消えるようになってしまった。

GOLDカイのスタンチャージは画面から消えるまで相手に連続HITというこれまた鬼っぷり。

  • ヴェイパースラスト(623+SorHS)
頭上を切り払いながら真上に飛び上がる対空技。カイの技の中では発生が早い。空中コンボの〆にも使える。
横移動距離が短く、上方を大きく切り払うため、状況によってはめくりにも対応可能。
お決まりの弱点としてヴォルカニックヴァイパーと違い攻撃判定に穴があり、低姿勢の技でスカされてしまう。そのため起き上がりの切り返し択としてはやや弱い。
具体的な例を言うとソルの足払いや、ファウストの2Kの3段目など。
青リロの地上HS版はダウン復帰不能時間が長く、画面端でループコンボが可能。
EXは2段技になり低姿勢にも当たるように。ただし派生技まで当てないとダウン復帰される。ヴォルカニックヴァイパー。

  • ライジングジャベリン/斬り払い(ヴェイパースラスト中にSorHS/214+K)
ACで追加された派生技。壁バウンドを誘発し非常に受身不能時間が長い。これを絡めたジャベリンループはそこそこの火力と確定でダウンが取れるため、狙える場面では確実に狙っていきたい。
AC+RでS版が追加。こちらは壁張り付きを誘発し、画面端でもループが可能になったが判定がHS版より狭い。
家庭用XPlusからEXは派生技として斬り払いが追加。よほど高空でない限りダウンを奪えるが上下の攻撃範囲が狭くスカりやすい。

  • スタンディッパー(236+K)
スライディングから足元切り払いに繋ぐ突進技。30パー!
下段技なので不意を突くのにも使え、スタンエッジのような飛び道具を避けることも可能。
またスライディングをガードされたところでフォースロマキャン→ダッシュ→投げ(→フォースロマキャン→空中コンボ)という選択肢もある。…というかガードされた状態で二段目まで出し切ると反確。
シリーズを重ねるにつれスライディングの速度がどんどん遅くなり、繋がる状況が少なくなっている…。

  • ニードルスパイク(236+K)
薙ぎ払いを行った後にとび蹴りを放つ技。空中ではとび蹴り部分のみ。
無印の技だったが、Xでは削除されXX以降はEX専用技になっている。

  • グリードセバー(214+K/236+K押しっぱなし)
グリードセイバーではない。こらそこ蛍光灯とかいうな。
小さく飛び上がりながら封雷剣を振り下ろす技。ヒット後は空中で追撃が可能。
中段のため、屈ガードしている敵に不意打ちするのに有効。距離によってはめくりも狙える。ガトリングから連ガにならない上、やたら派手なエフェクトのため、崩しの択としてはやや弱め。
EXはニードルスパイクからの派生技。バンディットブリンガー。
+RでFB版が追加されたが正直性能はよろしくない。

  • クレシェントスラッシュ(214+K)
宙返りから剣を掬うように切り上げる中段技。X初出でXXからEX専用技に。セバーよりは見切りにくいが割とどっこいどっこい。
家庭用XPlusのEX版のみ空中で発動可能で、こちらは高速中段として機能する。これがアーケード版にもあれば・・・

  • グランドヴェイパースラスト(214+S→214+K)
高速で滑り込みからの下段薙ぎ払い→ヴェイパースラストへ連携する技。斬り払いへ派生可能。グランドヴァイパー。
密着で出すと裏回ってめくりになるテクがある。FRC対応だが猶予は1F

  • エレガントに斬る(密着して623+P)
相手の胸倉を掴み、横薙ぎで浮かせるコマンド投げ。ぶっきら。
追撃も可能なので崩しの弱いカイにとって何とも嬉しい技。投げの常として暴れ・ジャンプ・バクステには弱いがガンガン狙っていきたい。

  • ライトニングスフィア~チャージドライブ(地上スタンエッジ・チャージアタック中に214+D~46+D)
目の前に雷球を発生させるフォースブレイク技。基本的にコンボの繋ぎだが発生がかなり早いのでチャージスタンを見て突っ込んできた相手への暴れ潰しとしても有効。
更に派生のチャージドライブは渾身の突きを放つ。単発高ダメージだが硬直が長すぎるので基本トドメ用。
AC+Rでコマンドが4+D~64+Dに簡略化。引き寄せ効果が追加され地上コンボにも有用になった他、チャージドライブに壁張り付効果が追加と強化された。

  • スタンレイズ(空中で214+D)
空中Dより一回り大きい2ヒットの雷球を設置するフォースブレイク技。。
これだけ聞くと大したことはないように聞こえるが、実はこの技の使い方ひとつでカイの強さ(と勝敗)は決まると言っても過言ではない重要な技。
発生保証あり、持続長め(約4カウント弱)、空中通常ガード不可、着地硬直0と高性能。壁や起き攻めの拘束、コンボの中継(!)まで幅広い用途を誇る。
もっとぶっ壊れた技が多いFB技の中でも「最良」の称号で呼ばれていると何とか。

  • ライトニングストライク(222+HS/D)
ACで追加されたダウン追い討ち専用技。
ヒット後の状況はあまり有利ではない、外すと硬直が長いなど決して性能は良くないが、コンボダメージの低めなカイにとっては何気に重要な技。
EXはFB技で、いつでも出せる・相手をサーチして攻撃・硬直無しと超性能。

  • ホーリーブランド(←or→+Y)
2で登場した新技。左右どちらかに小さくステップし、剣を突き立て雷撃を巻き起こす。
見た目がカッコよく性能も便利な人気者。一時期壊れ性能だったが修正された。

  • スプリットシエル(236+D)
Xrdで追加。掌底で殴りながらグラインダーを設置する。

  • デュランダルコール
JD・ダスト・スプリットシエルで設置したグラインダーに各種スタンエッジ・セイクリッドエッジを通過させると技が強化される。
地上・空中スタンは細身の雷剣に変化し、一瞬で画面端まで届く。カウンターヒットでダウンするので迂闊な牽制・飛び道具に合わせよう。
チャージスタンは画面6割程度のリーチの雷槍に変化し、6ヒットするように。起き攻めの拘束力が段違いに上がるので、なるべく足払いやコンボの締めにシエルを決めて重ねたい所。
セイクリッドエッジは長大な雷剣に変化し、1ヒット高ダメージ+壁張り付き誘発。カイらしからぬ火力が出せるので壁コンのお供に。

【覚醒必殺技】
  • ライド・ザ・ライトニング(632146+HS)
雷を纏って相手に体当たりする突進技。EXでは雷の塊をぶつける飛び道具。どちらも長い無敵時間を持つ。
当て方によっては追撃も可能。通常・EX共に空中で発動したほうが隙が小さい。
「2」では威力の高い1ヒット技になり、殲滅力が高く重用されている。通称轢き逃げ。

  • セイクリッドエッジ(236236+P/632146+P)
剣の形をした雷を前方に飛ばす技。足払いから繋がる。硬直が短い。EXは少し停滞した後猛スピードで飛んでいく。
5ヒットする都合上、相手の飛び道具を消すのに使えなくもない。

  • 技名不明(214214+K)
EXかつ金カラー時のみ使える覚醒必殺技で、軌道の低いグリードセバーを放つ。高ダメージ+高バウンドで追撃も可。
AC+Rロケテ当時のFBセバーは威力以外ほとんどコレと同じ性能だったとか・・・

一撃必殺技
  • ツヴァイ・ヴォルテージ
無印の一撃必殺。殺界発生後に発動。
相手を十字に斬りつけた後に、巨大な雷の十字架を発生させる

  • ライジングフォース(236236+HS)
雷を纏った素早い突きを繰り出す。準備時間と発生が他キャラの一撃必殺技に比べ早い。
青リロではたまにグランドヴァイパーをスカったソルが着地の瞬間ウォアーってたりしたが、ACでは血液ゲージ0になったA.B.Aがダウン起きに喰らったりする。

「健やかに心育む時、四海はその涙…奮い立て…!」

Xrdでは新しく追加された3HSのモーションで攻撃、ヒットすると↑の詠唱の後、相手を突き抜く演出に変更された。
なお、この詠唱はショートカット版であり、フルバージョンはGG2のスキル「ディバインゲイズ」を使用すると聞ける。
フルバージョンはここでは割愛。






  • 6P
肘打ち。通常技だけど必殺技以上に重要。
他キャラの6Pと比べ、極めて対空性能が高い。特に青リロ・スラッシュでは強過ぎてACで弱体化を食らった程。
通称:団長'sグレートエルボー、縮めてD.G.Eとも。海外の実況でも使われました。







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