ソル=バッドガイ

登録日:2010/01/27 Wed 21:05:14
更新日:2024/03/07 Thu 13:50:15
所要時間:約 23 分で読めます







「ヘヴィだぜ……」


ソル=バッドガイ(SOL BADGUY)は2D対戦格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズに登場するキャラクターの一人。

CV:石渡太輔(初代~AC)、花田光(XXストーリー、ドラマCD)、 中田譲治(2,AC+,Xrd)
本名=フレデリック・バルサラ
身長=182cm
体重=74kg
血液型=不明
アイタイプ=赤茶
趣味=QUEENを聞く事
大切なもの=QUEENのレコード「シアー・ハート・アタック」
嫌いなもの=努力、頑張る事
所属=元聖騎士団


終戦管理局報告書:第9641号
当該個体に関する分析は、遺憾ながら停滞状態にあると言わざるを得ない。
確定事項としては、2172年より聖騎士団所属。後に同騎士団より脱走。賞金稼ぎとして活動する。
不確かな目撃例としては、2099年に、既に現在と同じ外見年齢で確認されており、「GEARプロジェクト」自体との関連も囁かれている。
行動原理は不明だが、ことさらにギアの破壊を求める傾向がうかがえる。
身体能力に関しては、かのジャスティスの破壊者である、と言えば足りるだろう。全てにおいて完全に人間を凌駕し、生物の限界を超えた法力を放出する。
正体不明かつ、制御不能の存在であるが故に、危険度認定は、Sとする。

RiskRating : S

―概要―
流浪の賞金稼ぎ。しかしその正体は生体兵器・ギアの第一号にして最強最悪の存在・ジャスティスより先に作られたギアのプロトタイプである。
ギアによるこれ以上の悲劇を生まぬよう、ギアを狩りつつ、復讐のためギアを生み出した「あの男」を追い続けている。
彼が付けているヘッドギアは制御装置であり、これを外すと強大な力を発揮するが、身体に支障をきたすため普段は装着している必要がある。

彼が装備する「封炎剣」は彼が聖騎士団から抜ける際に拝借した対ギア兵器。炎の法力を引き出し彼の炎をメインにした技を作り出す。
ちなみに封炎剣のデザインはジッポーライター。
2では形状が変化している。Xrdでは外部ユニットを装着した「ジャンクヤードドッグ」となってますますライターっぽくなった。

面倒くさがりで口も悪く一見悪党に見えるが、時おり人情に深い面を見せる。
努力が嫌いという割には、2で修練に励んでいるシーンがあったり。
聖騎士団の長だったクリフに実力を見込まれ騎士団に入るが、その頃からカイ=キスクには一方的にライバル視されるが、本人はあまり気にはしていないかのようにカイを「ボウヤ」呼ばわりする。
しかし、ストーリーモードで彼にアドバイスを言ったり2以降は名前で呼んでいることから、彼に対する評価は上がっていると思われる。

また余談だが前述の通り長い年月を生きているため、実は過去に幼かった頃のクリフをギアから助けていたり
時間跳躍者のアクセルとはさまざまな時代で出会う上、貴重な子供時代の写真を握られている。(ちらつかせた時ちょっぴり怒った)
この写真見てよ、ダンナの子供時代。
黙って置いてけ…!

文句なしの作中最強の一角であり、大体の相手は自身の莫大な法力と不死身の肉体のゴリ押しでどうとにでもなってしまう。故にカイなどと比べると戦闘力はともかく戦闘 技術は 劣っているようであり、強いて言えばそこが弱点。尤も彼が技を必要とするような相手などよっぽどのことがない限りは居ないのだが。
なお筋肉に関してはギア細胞とか関係なく人間時代から科学者とは思えないほどマッチョだった。

ギアに改造される以前の名前はフレデリック=バルサラ
この名前の元ネタはQUEENのボーカル、フレディ=マーキュリー。バッドガイもフレディの愛称である。

ちなみにGG~GG2までの彼のBGM名「KEEP YOURSELF ALIVE」もQUEENの楽曲「炎のロックンロール」の原題と同名。サントラでは著作権対策かX~XX版はKEEP YOURSELF ALIVE II、GG2版はKEEP YOURSELF ALIVE IIIと改題の上でアレンジされている)
法力を専攻する優秀な科学者であり、自身のギア制御装置や封炎剣(「アウトレイジ」という兵器の一部である)は彼自身が作り出したものである。
ぶっきらぼうな性格はギアに改造される以前からのものだが、そんな彼を信頼し、深い絆で結ばれていた科学者仲間が二人いた。
それが後に”あの男”と呼ばれる男性、そして後に”ジャスティス”となった女性・アリアである。

2では諸事情によりシンと子連れで旅をしているため、親父臭い。
面倒くさがりでいろいろ乱雑なのは相変わらずだが、さすがに自分のサバイバル特化な教育*1によってシンがアホの子になってしまったことは反省している。

初期の頃は無口な面が強調されていたが、友人と呼べる関係性のキャラクターが増えた近年ではかなり饒舌になっており、ジョークを混じえながら理屈っぽく喋ることが増えている……と言うよりはこちらが素の性格に近いのだろう。
学生時代は小説で泣いたり満点とって小さいガッツポーズしてたりあの男と一緒に研究中のエネルギーにバルムンク級みたいな厨二ネームつけてはしゃいでたりしてたようなやつだし……

また、意外にも結構な趣味人であり、GGSTでは完全な趣味でアウトレイジの後継機を作ったりしている

―各シリーズにおける簡単なストーリー―
●GG
2180年、第二次聖騎士団選考武道大会の開催が発表された。
聖騎士団から逃走し一匹狼の賞金稼ぎに戻ったソルは、その背後にジャスティスの気配を察して大会に参加する。

●GGX
第二次聖騎士団選考武道大会にて、ソルが封印から復活したジャスティスを倒したことにより、各地に点在するギアは活動を停止した。
しかし、それから一年経たないうちに、ジャスティスが死んでもなお活動を停止することのないギアの情報がもたらされる。
その真意を確かめる度の果てに辿り着いた「悪魔の棲む地」で、ソルは生まれながらにギアの力を持つ少女と出会う。

●GGXX
「悪魔の棲む地」でのディズィーとの戦闘に勝利したソルは、なぜかトドメを刺すことなくその場を後にする。
それから数週間後、再び”あの男”を探す旅の中で配下のイノを追いかけて遂に再会を果たす。

●GG2
XXから約一年後、カイからの要請で息子のシンを預けるように頼まれる。当のソルは子供を預けることに関して不快感を示したが、政治的に身動きの取れないカイの立場を察してシンを引き取る。
そして初代GGから6年後、シンと共に行動をする最中、イリュリア連王国でシンの母でありカイの妻である木陰の君が封印されると言う事態に直面。この事態を引き起こしたヴァレンタインを追うことになる。

●GGXrd
○アーケードモード
ヴァレンタインとの戦い…後に「バプテスマ13」と呼ばれる事件後、ソルはシンと共に再び旅に出ていた。
ある日カイから連絡を受け、突如日本跡地に出現したラムレザル=ヴァレンタインと名乗る者が全世界に向けて全人類抹殺を宣言したことを知る。
多額の報酬(「100万W$、キャッシュでな」)を条件にラムレザル討伐の依頼を受けたソル達は途中でカイと合流し、ラムレザルが待つ日本跡地へと向かう。

○ストーリーモード(序盤のあらすじのみ)
ラムレザルを倒すことに成功したものの、ソルは彼女の自爆の道連れにされてしまう。
だが、ラムレザルの妹にあたるもう一人のヴァレンタイン、エルフェルト=ヴァレンタインがラムレザルを制止したことによって窮地を脱する。
その後はカイたちと共に、突如バビロンに出現した謎の巨大物体「ゆりかご」の正体を突き止めるべく奔走することとなる。

●GGST(序盤のみ)
慈悲なき啓示の思想を止めたソルはジャック・オーと共に賞金稼ぎとしての日々を送っていた。
そんなある日の事、カイから連絡を受けてイリュリアへと向かう。
ソルの物語、そして因縁の完結が、始まる―――。


―ゲーム中の性能―
飛び道具、無敵技、突進技にコマンド投げといった技を持ち、カイに並んで初心者向けの万能キャラとなっている。
比較すると、走・攻・防三拍子ど真ん中平均値なカイをテムジンとするなら
こちらは機動力をやや犠牲にした代わりに高火力かつ高耐久と、ドルカスのポジションと言ったところか。

キャラランク的には毎回中~上位。ただしAC無印ではリーチの短さや他キャラのアッパー調整が大きい事から下位に甘んじている。
高火力のラッシュやぶっぱを含めた防御、切り返し性能の良さの一方で、リーチの短さや牽制の乏しさをいかに補うかがポイント。
ギルティの持ち味である天地構わずガンガン相手を攻めまくるスタイルを貫けるキャラである。

シリーズによるが、ループコンボもあったりする(青リロのDループなど)

前述の通りに剣を持っているが、殴る蹴るなどの剣が全く関係無い攻撃がメイン。果ては「 剣を持った方の手で殴る 」などトンファーキックめいた戦法と化している。
…まぁ、封炎剣は攻撃に使うより法力を引き出すのがメインであるためなんだが。
そんなこと言ってたら最新作のGGSTでは剣で斬ってる技が3~5ぐらい(2S、6S、JS。刺してるような技も含めれば一応6HSとJHSも該当)しかなくなった。それもう剣使う意味なくない……?

EXモードではカイっぽい動きをする技を使うようになる。
GOLDカラーのソルは常時ドラゴンインストール、テンションゲージ100%固定、体力ゲージ常時回復という鬼畜性能に切り替わる。

ISUKAにはGG BOOSTモードのボスとして常時ドライン状態のソルが出現する。(通称暴走ソル)
GOLDカラーと違い、こちらは時間経過でドライン終了時と同じ気絶モーションが入るようになっている。
バランス調整か、プレイヤー時は装甲がチップ並に低くなっているのもあり、4人対戦してると気絶モーション中にあっさり負けてしまう事も…。

2での性能面はマスター(操作キャラ)超特化。下級兵の性能が低いので、ソル自身が走り回ってカバーするのが主体となる。
マスター自体の性能はあらゆる面で全キャラ中トップ。相手が何も出来ずに死んでも「まあソルだし……」で済ませられてしまうレベル。
特に 全方位攻撃+数秒間アーマー付与+十数秒ダメージ半減 の超高性能スキル『クリムゾンジャケット』(通称:栗鮭)のおかげで、同じく高性能マスターのカイにも大きく差をつけている。


―技一覧―
◎必殺技
▼ガンフレイム(236+P EX版は236+SorHS 2ではY)
封炎剣を地面に当て、地を這う炎を出す。
無印はS・HS版とあり画面端まで飛んだが、X以降は移動距離は画面半分ほど。
ヒットすると相手を低く浮かせる。判定の大きさと持続が特徴の「置いておく」タイプ。起き攻め、牽制向け。FRCにも対応。
EX版は初代同様にS・HS版とあり画面端まで飛び、空中でも使用可。
2では無印同様の長射程の飛び道具となっている。
ドライン中は相手を吹っ飛ばす火柱を1発放つ。

▼ガンフレイムフェイント(214+P)
ガンフレイムの動作のみを見せ、相手を牽制する技。ゲージも溜まる。
ACからしれっと近接攻撃判定が発生するようになり、玄人がロマキャンから空中コンボに繋ぐとか繋がないとか。
「ガーン…かかったか?」

▼バンディットリヴォルヴァー(236+K EX版は214+K 2はロックオン中6+Y)
前方に向かって回し蹴りを放つ。空中可(空中のみFRC可)。硬直が短いので色んなとこに使える。
EX版は短いダッシュから跳び上がって踵落とし、中段判定。微ダッシュから中・下段の択を迫ることも出来る。
X時代はK長押しで飛び上がってから中段判定の踵落としを繰り出す。崩しの選択肢にもなるが隙が大きくガードされると反確。EXだと6HITの炎と超強化されてた。
おまけにX時代はガードされてもソル側が有利という代物であり、切り返しに乏しいヴェノムやテスタメントなんかは画面端でこの技で固められるだけできつかった。
ドライン中は炎を纏った回し蹴りを放つ。初段部分が多段ヒットになる上にエフェクトが派手で少し画面が見づらくなる。
STではガードされると2発目が出なくなり、ソル側が不利になった……が、連携には有用(というかグランドヴァイパーが削除された)なので中央ではヒット後にこれで蹴っ飛ばして追い詰めるソルを比較的見かけるように。
バージョンアップで2発目は任意で出せるようになり、コンボの自由度が広まった他、1段目をガードさせて5Pを追加攻撃で返り討ちに出来たり。

『2』では脅威のガークラ値を持ち、固めにも使える便利技。

▼バンディットブリンガー(236+K長押し STは214+K)
XXから登場。
前方に飛び上がりながら地上に向かい炎を纏った拳を叩きつける。
(ACでは)通常ヒットならスライドダウン、カウンターならバウンドとなり、いずれも追撃コンボが可能。キャラ限でバンディットブリンガー*nでループも出来る。非常に難しいが。
中段判定だが、発生が遅いので崩しで出そうとしても6Pで潰されたりスラッシュバックやブリッツシールドで捌かれやすい。
逆に言えばこれを見せたら相手がどうくるか読みやすいということ。FRCによるフェイントが生きる。
以前はドライン中に使用できなかったが、Xrdでは使えるようになった。ノーマルヒットでスライドダウンを誘発。
FRC対応
STではライオットスタンプが削除され、リヴォルヴァーとは別コマンドになった。空中ではボタン長押しで遅らせるようになり、どっちかというとXrdの砕けろと似たような使用感になる。

▼ライオットスタンプ(214+K)
一旦壁まで移動し、そこから画面を横断する物理法則真っ青な蹴りを出す。中段技で発生は早く、カウンターヒットすれば追撃のチャンスだが、6Pでよく潰される。
発生直後に空中判定に移行するため、食らい逃げに使える。
Xrdではヒット時さらに数発踏みつけてから吹ッ飛ばして壁バウンドさせるようになった。
この踏み付けモーションはヒット・ガード問わず発生する。なお、この踏み付けモーション後は空中判定で行動可能になるので、技後さらに空中ダッシュや空中版の技を使用可能。
また、ロマキャンがいつでも発動可能になったことで「相手に届く寸前にロマキャンしてブレーキ」なんてことも可能。
FRC対応
STではこのコマンドがブリンガーになったので削除された。

▼ヴォルカニックヴァイパー(623+SorHS 2ではロックオン中2+Y)
みんな大好き昇竜拳。もちろん空中可。斜めに炎の拳をかざしジャーンプ!
本人曰く俺の剣は「居合」だ、(剣を突き立てた)地面を鞘に見立てている。発想の転換って奴だな。との事。どこがだよ
これは本物の居合使いであるジョニーにも皮肉られている上に攻略本からも大きく的を外しているとバッサリ切り捨てられている。
発生が無敵でよくリバサぶっぱに使われる。HSはSより発生が早く高く上昇する。ダメージは高くなるがガードされると涙目。Xrdでも外した場合はロマキャン不可なのでフォローが出来ない。
追加入力(214+K)でダウンも奪える。
無敵時間、発生速度、威力、判定、確定ダウンを兼ね備え、対空、リバサ、割込み、コンボ(始動/締め)と使い道も広いシリーズ通して(あるいは格ゲー界全体で見ても)高性能な昇龍。ある意味ソルの象徴。
無印ではチャージをすることでパワーアップ可能な技となっている。
『2』ではアーマー技に。追加入力も「叩き落し」ではなくライダーキックを放つ「砕けろ」に変化。
ドライン中のHS版はヒット数が超増加し、威力もアップする。ただし、ステージのかなり上まで飛んでいくのでガード・空振り時には反確。
STでも健在だが叩き落しが削除。代わりにHS版にクリーンヒットが追加された。
密着かつ高度を合わせると2段目のダメージが倍増し、受け身不能効果が付与。クリーンヒットするとヒットストップが激しくなるので分かりやすい。
2段目の持続の始め、クリーンヒット部分だけ攻撃判定が異様に狭い仕様の模様。
因みに空中版ではよく見ると魔法陣を足元に出現させ、それを踏み台にして放っている。

▼グランドヴァイパー(214+S)
地面を這うように突進し、跳び上がってヴォルカニックヴァイパーに繋ぐ技。ただしこの技から叩き落しには派生できない。(代わりに素の受身不能時間が長い)
突進部分は下段かつ低姿勢なのでカイのスタンエッジ等一部の攻撃を潜りながら攻撃できる。また、レバガチャ+ボタン連打で突進部分のヒット数と移動距離が増える特性を持つ。
一方で一度飛んでしまうと着地するまで完全に無防備になるという致命的な弱点を抱えており、ヴォルカをスカした場合、カイなどの一部キャラの一撃必殺が確定してしまう。
ここまでの低姿勢で移動する技を持つのはソルくらいなので他キャラではできないような避け方ができることもあるが、無闇にぶっぱなすのはやめよう。
ACでは、低姿勢の突進から最後に相手を空中にブチ上げる技に変更(跳ばない)。一定以上のヒット数を出してから最後のブチ上げがヒットするとクリーンヒットとなり相手はダウン復帰不能になるので追撃できる。
確実にヒットさせないと隙が大きいため、やはりガードされた場合はRC必須。
Xrdでまた/以前のモーションに戻った。
STではこちらも削除された。

▼ぶっきらぼうに投げる(623+K)
近接した相手を引っ掴み、後方に叩きつける。バウンドするので幸CHを絡めたコンボやDループに繋げられる。
端へ追い込んだ時に使用した場合は投げ後にダッシュで反対側へ回るのを忘れずに。
補正はキツいがコンボ始動に便利なメイン崩し。
STではそのまま地面に叩きつけるのでバウンドが削除されたがかなりまとまったダメージが入るようになった。アップデートで叩きつけた直後にロマキャンすれば敵が浮くようになったので以前のような追撃が出来るように。
βではポチョムキンバスター並みの火力を誇っていたが流石に今は抑えめ。
ウメハラがぁ!捕まえてぇ!!

▼力任せになぎ払う(4or6+Y)
『2』のみ登場した技。文字通り左右どちらかをなぎ払う。
ソルの技の中では攻撃範囲が広く、また複数の敵にヒットさせればテンションゲージ回収も可能とそこそこ便利な技。
ヒット時は相手が浮くため、追撃からコンボに移行する事も可能。

▼砕けろ(空中で214+K 2では空中でY)
初出は2。簡単に言うとライダーキック。見た目が『ブレイブルー』のラグナのベリアルエッジっぽくもある。急降下時のキックと着地時の爆風で2段の攻撃判定がある。
2ではヴォルカニックヴァイパーからキャンセルして繰り出せた。
Xrdでは降下角度が垂直に少し近くなった。跳び込むと見せかけてブレーキを掛ける(着地のスキはロマキャンでフォロー)…なんて使い方も可能。
判定自体はPやKで軽く潰されるほど弱い。また爆風とソル本体の間に軽い隙間があるため、キャラによってはガード時爆風が当たらないことも。
ドライン中は爆風が大型化し威力と判定が強化、多段ヒットになる。ガード時7F有利という脅威の硬直差に加え、エフェクトが大きくキャラを覆い隠すため視覚効果が強い。
ドライン中に端でこれを何度も当てるコンボ「砕けろループ」も開発された。
STではやっぱりこれも削除された(コマンド自体は上のブリンガーに当てられた)が、ストーリーでそれらしいキックをぶっ放している。

▼サイドワインダー(空中で236+HS)
通称幸。初出は/。空中で相手に拳をブチ当てる技。クリーンヒットすると相手がダウン復帰不能のまま壁バウンドするので追撃できる。
ACではクリーンヒットを決めるごとにこの技の攻撃力が上がっていくので、これをループさせる通称幸ループ、サイクリがソルの主力となる。
割と色んな状況から狙える上に鬼のように減る。
バグと不具合で色々と問題になった初期版の家庭用ACではクリーンヒット判定が二重に出るという恐ろしいバグがあり、サイクリを決めるだけで相手の体力がみるみるうちに減っていく事態に。当然AC+で修正された。
/のEX版はヴォルカニックヴァイパーからの派生に変更された。
残念ながらクリーンヒットと共にXrdで削除されてしまった。

▼ファフニール(41236+HS)
前方に向かいストレートを見舞う。通常技からのキャンセル発動は出来ないが、ノーマルヒットでも壁バウンドを誘発する。
GGACでフォースブレイク版と入れ替わる形で削除されたが、GGAC+Rで「キャンセル発動が可能」になって復活した。
Xrdではまたキャンセル発動不可に戻った。
その代わりか、空中ガード不能・ガードされても微有利・ガード時のR.I.S.C.レベル増加量が非常に多い…と超強化されている。
Xrdのドライン中は多段ヒットになっている。
FRC対応
STでもキャンセル不能だが代わりにガードブレイクを引き起こすようになり、削りダメージが大きい。

▼フレイムディッパー(236+K)
EX版のみ使用可能。
速度を落としたグランドヴァイパーの突進部分で接近し、足払いを繰り出す。
突進にも攻撃判定があり、足払いと同じ下段判定なので、使用感はカイのスタンディッパーに似ている。コマンドも同じだしね。
FRC対応

▼ナイトレイドヴォルテックス(214+S)
グランドヴァイパーの進化形としてSTで入れ替わった新技。低姿勢で地面を滑走し、剣の柄で突きあげる。ボタン長押しで滑走距離を伸ばせる。
通常技からのキャンセル不能でガードされたら反確とリスクは高いが当たったら5K→6S→リヴォルバーと言ったコンボが可能。
またカウンターヒット時の6S(→ガンフレイム)から繋げられ、タイミングがかなり難しいが遠Sからも繋げられる。
滑走中は喰らい判定も低くなるので一部の攻撃をかいくぐってぶん殴ることが可能。狙ってやるにはリスクの方が大きいが。
あんまりにも技名が長すぎるので「ヴォルテックス」としか叫ばない。
ちなみにβテスト時は「グランドヴァイパー・ナイトレイドヴォルテックス」というさらに長すぎる名前で、当然プレイヤーからネタにされまくった。


◎フォースブレイク
▼ファフニール(41236+D)
GGACで通常版と入れ替わりに実装された。
通常版との違いは「当たり方によってはクリーンヒットが発生する」「追加入力(46+D)でタイランレイブが発動可能」の2点。
クリーンヒットすると壁バウンドを誘発。無論追撃できる。ただクリーンヒットする場面がそう多くない。
派生タイランもクリーンヒット失敗の時くらいしか役には立たない。

▼サイドワインダー(空中で236+D)
通常版との違いは「当たれば必ずクリーンヒットする」点。
通常ならカス当たりのタイミングだろうと、相手が地上立ち状態だろうとお構いなし。
だが、ダメージは通常版と変わらないくせにガードバランスの減少量が通常版よりも多いので、通常ではクリーンヒットが決まらない状況でのみ使用したい。

なお、フォースブレイクはXrdですべて削除されてしまった。


◎覚醒必殺技
▼タイランレイヴ(632146+HS 2ではX+A)
無印ではタイランレイだったが、以降はバリエーション含めタイランレイで統一されている。
無印では直接、『X』では炎を纏ったストレート(『XX』以降のファフニール)の後に前方に巨大な炎の塊を発射する多段技。
『XX』以降の「ver.β」は目の前の相手にアッパーをかまし、次いで炎の拳をぶつける。コンボの〆に使ってもいいが、ロマキャン用にゲージを温存し使わない方が無難と思われる。出始め無敵で暗転後発生1Fと性能自体は非常に高いが。

バースト読んでぇ、まだ入るぅっ!

EX版のみ使用可能な「ver.α」は飛び上がった後に炎を纏って前方へ高速で突進する単発技。
突進速度が非常に速く、5HSの先端からも繋がる。

『2』のタイランは「β」をベースとした超火力技。まともに食らえば即死する。ゲージは100%要るが。
2段目を確実に当てる連携「ガークラタイラン」も存在する。

Xrdではドライン中に強化版が発動可能。
2段目で画面端まで届く多段ヒットのビームをブチかます、生当てはもちろん削りダメージも凄まじいことになっている。
特にヘルファイア状態の生当てはダメージがヤバい。家庭用のトレーニングで相手をチップにして、RISCレベルMAX・自分ヘルファイア状態・強制モータルカウンターに設定し、ドラインを発動して6HSからこれを当てると体力MAXからチップが即死する
STで2段目の持続始めにダメージが倍増するクリーンヒット判定が追加された。クリーンヒット判定部分は非常に狭く、ほぼ密着で無いと成立しない。

▼ドラゴンインストール(214214+S Xrd以降は214214+HS 2では購入スキル)
通称ドライン、DI。ソルが一定時間強化され、スピードアップするほか、特定の技が超強化される。
ただしダウンすると解除されるうえ一定時間テンションゲージが上昇しなくなる。さらに/以降は効果が切れるとテンションゲージが空になる上にテンションバランスが最低値になるオマケ付き。効果が切れた直後にバクステすると一発でネガティブペナルティを喰らってしまう。
強化時間が切れた際も一瞬ピヨるので正直使いづらい。
『2』では覚醒必殺ではなく、リスクの少ない自己強化スキルに変化。2での立ち回りの主力技。
専用リソースの溜まり具合によって効果が変化するほか、封炎剣の見た目も変化。さらに100%消費時はギアの姿が見られるようになる。
Xrdでも、2の100%時のようにソルの姿が変わるようになった。効果時間中にマッチポイントを取ると勝利ポーズが専用のものになるほか、一部の技を食らったときの演出も変わる。
空中でも発動可能になり、端に追い込んでいればコンボに組み込むことも可能。さらに自分がヘルファイア状態だと効果時間がさらに延びる。
さらにBGMもそのラウンド中は本来の対戦BGMから専用BGMRide the Fire!に変わる。

レディオオオオオオオウ!!!
*2

土日はここまでだ!」(空耳、正しくは「寄り道は~」)

STではまさかの削除+カイの技として移動。ソルは別の技が当てられるようになった。

▼P.B.B.(ドライン中に空中で623+K)
Xrdからの新技でドライン中のみ使用可能。
空中を高速で突進し、相手と接触したらそのまま相手を引ッ掴んで爆破する投げ技。投げだけどのけぞり中の相手も掴める。
ヒット時に間合いが離れるので、ドライン終了直前に決まれば安全にドラインを解除できる。

▼ドラゴンインストールセカンド(214214214214+P+HS)
ドラゴンインストールの時間無制限バージョン。……ただしテンションゲージ100使用、発動に時間がかかる、さらには発動後は一撃準備中よりも早く体力減少など色々ロマン。
対人戦で使う人は間違いなく変態。

▼サーベイジファング(236236+P)
EX版のみ使用可能。
前方に巨大な火柱を撃ち出す。エフェクトはナパームデスに似ている…っつーかまんま。
聖ソルのLv3サーベイジもこのエフェクトである。
サバイバルLv999のGOLDソルの使用するガンフレイムもエフェクトがこれ。
悪男「今のはサーベイジファングじゃねぇ…ガンフレイムだ。

▼ぶっきらぼうに殴る(214214+S)
こちらもEX版のみ使用可能。
1段目のアッパーで相手をロック、2段目でストレートをぶちかまして相手を吹ッ飛ばす。
「タイランからエフェクト消しただけじゃねーか」とは言ってはいけない。

▼サーベイジフレイム(236236+P)
ISUKAの暴走ソルのみ使用可能。
簡単に言ってしまえば強化版サーベイジファング。
放った炎が前進して相手に多段ヒットする。この技を連射しているだけでCPUはほぼ完封できる。
FRC対応

▼ドラグーンリヴォルヴァー(632146+HS)
こちらも暴走ソルのみ使用可能。
跳び上がってから斜め下に炎を放つ。
放った炎は地面に当たるとドライン版ガンフレイムが地を這って相手に向かっていく。

▼ヘヴィモブセメタリー(214214+HS)
STでカイに譲ったドラインの代わりの新技。一瞬だけドラゴンインストールしながら前方に突進し、ヒットすれば相手を掴み上げて地面に叩きつけて火柱を巻き起こすド派手な技。
最初の一撃は投げ判定なのでガード不能。尚且つすっごい伸びる上に突進中は全身ガードポイント+投げ無敵だが、技見てからジャンプ余裕でしたってぐらい前隙が大きく、上級者はバクステロマキャンで反撃を叩き込んでくる。
因みに何故STのソルが一瞬しかドライン使えないかというと、Xrdの時点で少しでも長く使ってしまうと 世界規模で異変が発生してしまう *3と言われたかららしい。
もう一つの理由としてはSTのストーリーで起こったある出来事から、と思われる
発動時の額に紋章が現れ出ているが、やや見にくい。じっくり見たいなら先生にアフロにしてもらったほうが見やすい。

◎一撃必殺技
▼オールガンズブレイジング
無印の一撃必殺。殺界発生後に発動。
相手の後ろへ疾走後、後ろの方から次々と火柱が上がり、最後は相手を巨大な火柱に包み込む。


▼ナパームデス(一撃必殺準備後236236+HS)
炎を纏った飛び膝蹴りをかます。当たり前だが対人戦では使えない。
「50%くらいか!?」
ちなみにこの一撃必殺技、空中投げで簡単に潰される。昇竜系の無敵技でも潰せる。タイミングをミスったらデストロ~イだけど。
「ナパーム……デッ」
「失礼!!」
さらに致命的な欠陥として、判定の位置が高く一部キャラの気絶モーションに当たらない

この技でも、ソルは本来の実力の50%しか出していない。

▼ブランディングブリーチ
ケリをつけるぜ…!

Xrdでの一撃必殺。始動モーションはファフニールで、ヒットすると演出に移行。
ジャンクヤードドッグを展開・フル稼働させ、渾身のボディブローで相手を爆発させる。
一応無敵はあるが、決着条件を満たした時の連続技に使うのが無難。ヘルファイア状態の相手にぶっきらRC準備から確定する。ゲージは100必要だけど

このまま始末をつけるぜ…!

ドラゴンインストール中は演出・勝利ポーズが若干変化する。



「本気で追記・修正してくれ、ソル!」
「ちっ……しゃあねぇな」

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最終更新:2024年03月07日 13:50

*1 シンが幼少期の頃には躾の度を越えた虐待も同然の扱いを受けさせていた。

*2 このシャウトは正しくは「Ready or not!」と叫んでいる。ソル風に言うなら「覚悟はできてンのか?」的な意味。

*3 実際にXrdRのストーリーでは一瞬しかドラゴンインストールを使えていない